JPS5843677Y2 - 密閉形電動圧縮機 - Google Patents
密閉形電動圧縮機Info
- Publication number
- JPS5843677Y2 JPS5843677Y2 JP1979046969U JP4696979U JPS5843677Y2 JP S5843677 Y2 JPS5843677 Y2 JP S5843677Y2 JP 1979046969 U JP1979046969 U JP 1979046969U JP 4696979 U JP4696979 U JP 4696979U JP S5843677 Y2 JPS5843677 Y2 JP S5843677Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- crankshaft
- rotor
- electric compressor
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compressor (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は密閉形電動圧縮機の鋼管製クランクシャフトに
関するものである。
関するものである。
〔従来技術1
以下、従来の密閉形電動圧縮機について第1図、第2図
により説明する。
により説明する。
第1図は、スコッチョーク式密閉形電動圧縮機の縦断面
図、第2図は第1図におけるX部拡大図である。
図、第2図は第1図におけるX部拡大図である。
第1図において、1は鋼管製クランクシャフト、2はフ
レーム、3は回転子、4はピストン、5はスライダ、6
はスライドカンであり、スライダ5、スライドカン6の
作用により鋼管製クランクシャフト1の回転運動は、ピ
ストン4の往復運動になる。
レーム、3は回転子、4はピストン、5はスライダ、6
はスライドカンであり、スライダ5、スライドカン6の
作用により鋼管製クランクシャフト1の回転運動は、ピ
ストン4の往復運動になる。
鋼管製クランクシャフト1は、フレーム2により支持さ
れ、支持部分が軸受部2aとなっている。
れ、支持部分が軸受部2aとなっている。
また、軸受部2aの下端部には、回転子3が焼嵌めによ
0、鋼管製クランクシャフト1に取付けられている。
0、鋼管製クランクシャフト1に取付けられている。
一般に、密閉形電動圧縮機の主要部品であるクランクシ
ャフトは、その加工に手間を要するため、高価な部品と
なっている。
ャフトは、その加工に手間を要するため、高価な部品と
なっている。
したがって、クランクシャフトをいかに安く作るかは、
圧縮機の価格を安くするうえで非常に重要である。
圧縮機の価格を安くするうえで非常に重要である。
そこで、クランクシャフトの製作方法については、これ
まで種種検討されてきたが、大別して次の3つに分けら
れる。
まで種種検討されてきたが、大別して次の3つに分けら
れる。
(1)鋼管を塑性加工後、仕上げ機械加工する、(2)
鍛造品を荒引き後、仕上機械加工する。
鍛造品を荒引き後、仕上機械加工する。
(3)鋳造品を荒引き後、仕上機械加工する。
この中でも最も安価にできる製作方法は、(1)の鋼管
を塑性加工後、仕上げ機械加工する方法である。
を塑性加工後、仕上げ機械加工する方法である。
この理由は、素材を製作する塑性加工工程力拍動化、タ
クトの短縮化ができること、鋼管をそのまま塑性加工す
るので端材が出す材料取りが100係となること、塑性
加工により、機械加工前の寸法精度が上げられるので機
械加工が仕上げ加工だけで済むため、加工設備の簡素化
と加工時間短縮化ができることなどによるもので、鋼管
製クランクシャフトは、このように加工工程、材料取り
において理想的な形となっている。
クトの短縮化ができること、鋼管をそのまま塑性加工す
るので端材が出す材料取りが100係となること、塑性
加工により、機械加工前の寸法精度が上げられるので機
械加工が仕上げ加工だけで済むため、加工設備の簡素化
と加工時間短縮化ができることなどによるもので、鋼管
製クランクシャフトは、このように加工工程、材料取り
において理想的な形となっている。
しかし、鋼管製クランクシャフトは、前記した如くの利
点があるが、鋼管を素材としているために、回転子を焼
嵌めした場合、回転子の強度の方が強いために、鋼管製
クランクシャフトの焼嵌め部およびその付近が変形し、
その変形が軸受部内にも及ぶという欠点がある。
点があるが、鋼管を素材としているために、回転子を焼
嵌めした場合、回転子の強度の方が強いために、鋼管製
クランクシャフトの焼嵌め部およびその付近が変形し、
その変形が軸受部内にも及ぶという欠点がある。
したがって上記した第1図、第2図の構造のように、鋼
管製クランクシャフト1は、中空構造のため、鋼管製ク
ランクシャフト1の回転子3が焼嵌めされる部分の強度
が、回転子3よりも弱い。
管製クランクシャフト1は、中空構造のため、鋼管製ク
ランクシャフト1の回転子3が焼嵌めされる部分の強度
が、回転子3よりも弱い。
そのために、第2図に示すように径が細くなる方向に鋼
管製クランクシャフトが変形する。
管製クランクシャフトが変形する。
この変形が、軸受部2a内となるために軸受部2aの役
目が半減してしまう。
目が半減してしまう。
この変形を防止する手段としては、鋼管の肉厚をかなり
厚くしたり、強靭な特殊材料にしたり、熱処理を行うよ
うにする手段などがあるが、このようにした場合、塑性
加工性が劣る、加工タクトが上がる、材料費が上がるな
ど鋼管製クランクシャフトにする良い面が喰われてしま
う。
厚くしたり、強靭な特殊材料にしたり、熱処理を行うよ
うにする手段などがあるが、このようにした場合、塑性
加工性が劣る、加工タクトが上がる、材料費が上がるな
ど鋼管製クランクシャフトにする良い面が喰われてしま
う。
したがって、変形を許容できるようにしなければ、鋼管
製クランクシャフト化めメリットは出ない。
製クランクシャフト化めメリットは出ない。
変形を許容する手段としては、第2図における変形長さ
Bに相当する長さだけ、軸受部2aを長くすれば良いこ
とになるが、軸受部長さは、圧縮機の高さを決定する要
素なので、軸受部長さを長くすると、それだけ圧縮機の
高さが高くなってしまうという問題がある。
Bに相当する長さだけ、軸受部2aを長くすれば良いこ
とになるが、軸受部長さは、圧縮機の高さを決定する要
素なので、軸受部長さを長くすると、それだけ圧縮機の
高さが高くなってしまうという問題がある。
なお、生産性のある肉厚2間の炭素鋼管(焼入れなし)
での変形量は第2図における8寸法で約10mmA寸法
で約20μとなっており、かなり変形量は太きい。
での変形量は第2図における8寸法で約10mmA寸法
で約20μとなっており、かなり変形量は太きい。
以上の如く、鋼管製クランクシャフトは、製作上から見
た場合は、理想的なものであるが、回転子を焼嵌めした
場合の変形を対策しようとすると、そのソリッドが半減
してしまうという欠点がある。
た場合は、理想的なものであるが、回転子を焼嵌めした
場合の変形を対策しようとすると、そのソリッドが半減
してしまうという欠点がある。
本考案は、この欠点を改善するためになされたもので、
鋼管製クランクシャフトに特殊な材料を使用したり、焼
入れしたり、肉厚増加を行なったりしなくともすむよう
にするとともに、圧縮機の高さも、高くしなくともすむ
ようにしたものである。
鋼管製クランクシャフトに特殊な材料を使用したり、焼
入れしたり、肉厚増加を行なったりしなくともすむよう
にするとともに、圧縮機の高さも、高くしなくともすむ
ようにしたものである。
すなわち、鋼管製クランクシャフトと回転子の焼嵌部の
軸受側に、少なく共、いずれか一方に、凹部を形成する
ようにし、この凹部で、鋼管製クランクシャフトの変形
を吸収するようにし、軸受部まで変形が及ばないように
したものである。
軸受側に、少なく共、いずれか一方に、凹部を形成する
ようにし、この凹部で、鋼管製クランクシャフトの変形
を吸収するようにし、軸受部まで変形が及ばないように
したものである。
以下、本考案の一実施例を第3図、第4図、第5図によ
り説明する。
り説明する。
第3図、第4図、第5図は本考案を実施した第1図のX
部拡大図に相当する部分をそれぞれ示すもので、第3図
は鋼管製クランクシャフトの外周に凹部を、第4図は回
転子内面に凹部を、第5図は、回転子内面にテーパ状の
凹部を設けたところを示す。
部拡大図に相当する部分をそれぞれ示すもので、第3図
は鋼管製クランクシャフトの外周に凹部を、第4図は回
転子内面に凹部を、第5図は、回転子内面にテーパ状の
凹部を設けたところを示す。
まず第3図により説明すると、鋼管製クランクシャフト
8の回転子9との軸受部Ia側の焼嵌め部には、凹部8
aが全周にわたって一点鎖線の如く設けられている。
8の回転子9との軸受部Ia側の焼嵌め部には、凹部8
aが全周にわたって一点鎖線の如く設けられている。
この凹部8aの大きさは、鋼管製クランクシャフト8に
回転子9を焼嵌めした場合の変形量と同等以上の大きさ
で、C寸法は第2図に示す8寸法に相当する変形部の長
さと同等以上に0寸法は第2図に示すA寸法に相当する
径方向の変形量と同等以上にそれぞれなっている。
回転子9を焼嵌めした場合の変形量と同等以上の大きさ
で、C寸法は第2図に示す8寸法に相当する変形部の長
さと同等以上に0寸法は第2図に示すA寸法に相当する
径方向の変形量と同等以上にそれぞれなっている。
したかって、鋼管製クランクシャフト8に回転子9が焼
嵌めされた状態においては、凹部8aの大きさは、前記
した如くなっているので、鋼管製クランクシャフト8の
変形は実線の如くなり、この凹部8aで吸収されるので
、軸受部7aまで変形が及ぶようなことはない。
嵌めされた状態においては、凹部8aの大きさは、前記
した如くなっているので、鋼管製クランクシャフト8の
変形は実線の如くなり、この凹部8aで吸収されるので
、軸受部7aまで変形が及ぶようなことはない。
この凹部については、回転子側、鋼管クランクシャフト
側、どちらに設けても良いが、第4図に示す如く、回転
子10側に設けた場合は、内径の異なる2種類のコアを
積層して回転子10を製作しなければならないため、非
常に手間がかかることになる。
側、どちらに設けても良いが、第4図に示す如く、回転
子10側に設けた場合は、内径の異なる2種類のコアを
積層して回転子10を製作しなければならないため、非
常に手間がかかることになる。
また、この凹部10aを切削加工により行うとした場合
は、加工工程が2工程となってしまうことと、回転子1
0を形成上でいるケイ素鋼板の切削性が悪いことから、
切削に時間がかかりすぎるという難点がある。
は、加工工程が2工程となってしまうことと、回転子1
0を形成上でいるケイ素鋼板の切削性が悪いことから、
切削に時間がかかりすぎるという難点がある。
したがって回転子側に凹部を設ける場合は、第5図に示
す如く、鋼管製クランクシャフト11の変形量が吸収で
きる程度のテーパ状の凹部12aを回転子12に設ける
ようにして、切削量を必要最小限にした方が良い。
す如く、鋼管製クランクシャフト11の変形量が吸収で
きる程度のテーパ状の凹部12aを回転子12に設ける
ようにして、切削量を必要最小限にした方が良い。
一方、第3図の如く、鋼管製クランクシャフト8に凹部
8aを設けた場合は、この凹部8aの深さDは約20μ
程度なので、外径の研削仕上げ加工と同時研削力ロ王が
出来るというメリットがあるので、加工工数のアップと
はならない。
8aを設けた場合は、この凹部8aの深さDは約20μ
程度なので、外径の研削仕上げ加工と同時研削力ロ王が
出来るというメリットがあるので、加工工数のアップと
はならない。
したがって、鋼管製クランクシャフト側に凹部を設ける
ことがもつとも理想的である。
ことがもつとも理想的である。
また、凹部を設けても凹部の深さは20μ程度なので、
鋼管製クランクシャフトの強度が、これによって阻害さ
れるようなことはない。
鋼管製クランクシャフトの強度が、これによって阻害さ
れるようなことはない。
し考案の効果〕
以上、述べたように本考案は、鋼管製クランクシャフト
、回転子のいずれかに凹部を設け、焼嵌めによる鋼管製
クランクシャフトの変形を、この凹部で吸収するように
したので、軸受部の長さを長くしたり、鋼管製クランク
シャフトの材料を特殊のものにしたりする必要がなく、
鋼管製クランクシャフトのメリットを最大限に発揮でき
るようになり、効果大なるものである。
、回転子のいずれかに凹部を設け、焼嵌めによる鋼管製
クランクシャフトの変形を、この凹部で吸収するように
したので、軸受部の長さを長くしたり、鋼管製クランク
シャフトの材料を特殊のものにしたりする必要がなく、
鋼管製クランクシャフトのメリットを最大限に発揮でき
るようになり、効果大なるものである。
第1図は、従来のスコッチョーク式密閉形電動圧縮機の
縦断面図、第2図は第1図におけるX部拡大図、第3図
、第4図、第5図は、本考案を実施した第1図における
X部に相当する部分の拡大図をそれぞれ示す図である。 1・・・・・・鋼管製クランクシャフト、2・・・・・
・フレーム、2a・・・・・・軸受部、3・・・・・・
回転子、4・・・・・・ピストン、5・・・・・・スラ
イダ、6・・・・・・スライドカン、7・・・・・・フ
レーム、7a・・・・・・軸受部、8・・・・・・鋼管
製クランクシャフト、8a・・・・・・凹部、9・・・
・・・回転子、10・・・・・・回転子、10a・・・
・・・凹部、11・・・・・・鋼管製クランクシャフト
、12・・・・・・回転子、12a・・・・・・テーパ
状の凹部。
縦断面図、第2図は第1図におけるX部拡大図、第3図
、第4図、第5図は、本考案を実施した第1図における
X部に相当する部分の拡大図をそれぞれ示す図である。 1・・・・・・鋼管製クランクシャフト、2・・・・・
・フレーム、2a・・・・・・軸受部、3・・・・・・
回転子、4・・・・・・ピストン、5・・・・・・スラ
イダ、6・・・・・・スライドカン、7・・・・・・フ
レーム、7a・・・・・・軸受部、8・・・・・・鋼管
製クランクシャフト、8a・・・・・・凹部、9・・・
・・・回転子、10・・・・・・回転子、10a・・・
・・・凹部、11・・・・・・鋼管製クランクシャフト
、12・・・・・・回転子、12a・・・・・・テーパ
状の凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 軸受にて鋼管製クランクシャフトを支持し、回転子
をこの軸受端部まで、鋼管製クランクシャフトに焼嵌め
する密閉形電動圧縮機において、鋼管製クランクシャフ
トと回転子の焼嵌め部の少なくとも、いずれか一方に、
その軸受側に全周にわたって凹部を形成したことを特徴
とする密閉形電動圧縮機。 2 鋼管製クランクシャフト側に凹部を形成してなる実
用新案登録請求の範囲第1項記載の密閉形電動圧縮機。 3 回転子側内面にテーパ状の凹部を形成してなる実用
新案登録請求の範囲第1項記載の密閉形電動圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979046969U JPS5843677Y2 (ja) | 1979-04-11 | 1979-04-11 | 密閉形電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979046969U JPS5843677Y2 (ja) | 1979-04-11 | 1979-04-11 | 密閉形電動圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55146883U JPS55146883U (ja) | 1980-10-22 |
| JPS5843677Y2 true JPS5843677Y2 (ja) | 1983-10-03 |
Family
ID=28928051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979046969U Expired JPS5843677Y2 (ja) | 1979-04-11 | 1979-04-11 | 密閉形電動圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5843677Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5495045B2 (ja) * | 2010-05-12 | 2014-05-21 | 株式会社デンソー | 回転電機の回転子 |
| JP5945683B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2016-07-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 密閉型圧縮機およびこれを備えた冷凍装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51139406U (ja) * | 1975-05-01 | 1976-11-10 |
-
1979
- 1979-04-11 JP JP1979046969U patent/JPS5843677Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55146883U (ja) | 1980-10-22 |
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