JPS5846463B2 - 無機質建築用材 - Google Patents

無機質建築用材

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Publication number
JPS5846463B2
JPS5846463B2 JP9746478A JP9746478A JPS5846463B2 JP S5846463 B2 JPS5846463 B2 JP S5846463B2 JP 9746478 A JP9746478 A JP 9746478A JP 9746478 A JP9746478 A JP 9746478A JP S5846463 B2 JPS5846463 B2 JP S5846463B2
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JP
Japan
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inorganic
water
water repellent
tsh
added
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JP9746478A
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JPS5527807A (en
Inventor
和夫 瀬戸
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5527807A publication Critical patent/JPS5527807A/ja
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、水硬性スラグ硬化物およびカルシウムアル
ミネートトリサルフェートハイドレートを主成分とする
無機質建築用材に関するもので、経時的な強度劣化の防
止を目的とする。
この発明は、この目的を達成するために、上記の無機硬
化体中に撥水剤を含有させたものである。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
高炉スラグ硬化物のような水硬性スラグ硬化物およびカ
ルシウムアルミネートトリサルフェートハイドレート(
3CaO−A1203e3CaS04nH20、nはお
おむね31〜32の値をとる、以下これをTSHと略す
)を主成分とする無機硬化体は、水硬性スラグ硬化物の
特性とTSHの特性の双方を備えているため、建築用材
料等として有用である。
しかしながら、この無機硬化体を構成するTSHは、T
SHのCaOが空気中の炭酸ガスと下記のように徐々に
反応(炭酸化)するため、分解しその結晶が崩れる。
その結果、無機硬化体の強度が経時的に劣化する。
3CaO−AI 0 ・3CaS0 ・31〜32H2
0+23 4 20 CO→3CaCO+A1□03・nH2O+3 3CaS0 ・2H20+nH2O このような機構で進行する炭酸化には、上記の反応式か
ら明らかなように炭酸ガスと水とが必要であることがわ
かる。
そこで、この発明は、このようなTSHの炭酸化を防止
するため、無機質建築用材となる無機硬化体中に撥水剤
を含有させることにより、無機硬化体中への水の侵入を
阻止するものである。
撥水剤としては、撥水作用を有し、かつ無機硬化体の製
造およびその強度等に悪影響を与えないものであればど
のようなものであってもよい。
例えば、脂肪酸金属塩のエマルジョン、ノニオンまたは
アニオンタイプのアスファルトピッチエマルジョン、ノ
ニオンタイプのパラフィンエマルジョンがあげられ、単
独でまたは併わせで用いられる。
これらの撥水剤のうち、脂肪酸金属塩のエマルジョンに
ついてより詳しく説明すると、脂肪酸金属塩エマルジョ
ンとしては、01□〜C18の脂肪酸ノ金属塩のエマル
ジョン、すなわち金属石けんのエマルジョンが用いられ
る。
このような金属石けんのエマルジョンとしては、ラウリ
ン酸マグネシウムエマルジョン、パルミチン酸カルシウ
ムエマルジョン、ステアリン酸カルシウムエマルジョン
ステアリン酸亜鉛エマルジョン・ステアリン酸アルミニ
ウムエマルジョン、ステアリン酸マグネシウムエマルジ
ョン等がある。
なお、その以外の撥水剤、すなわち、ノニオンまたはア
ニオンタイプのアスファルトピッチエマルジョン、ノニ
オンタイプのパラフィンエマルジョンとしては、通常用
いられるものが用いられる。
つぎに、この発明の無機質建築用材となる無機硬化体の
製法について具体的に説明する。
すなわち、この発明の無機硬化体を製造する第1の方法
としては、高炉スラグカルシウムアルミネートモノサル
フェートハイドレート(3CaO−A1203CaSO
4・nH2O2nはおおむね12の値をとる、以下これ
をMSHと略す)石こう、水等の原料を配合し、さらに
必要に応じて高炉スラグ硬(tel激剤としてNaOH
,KOH,Ca(OH) 2.Na 2CO3゜Mg0
H)のようなアルカリ性化合物を配合し、pH11〜1
4で高炉スラグを水和硬化させるとともに、MSHと石
こうを反応させてTSH化することにより無機硬化体を
製造する際に、撥水剤を原料または配合物に添加して無
機硬化体を製造する方法があげられる。
なお、このように、MSH1石こう、水および高炉スラ
グを配合して無機硬化体を製造する際に、原料または配
合物に撥水剤を添加して無機硬化体を撥水化させるとき
には、硬化体の製造時に系のpHが高くなるため、カチ
オン系の撥水剤を用いると、それが凝固する。
したがって、ノニオンまたはアニオン系の撥水剤を用い
ることが必要である。
また、撥水剤の添加量はその種類によって異なる。
すなわち、撥水剤として、脂肪酸金属塩エマルジョンを
用いるときには、その添加量は、そのエマルジョンが生
成無機硬化体に対して0.2〜5.0重量饅(以下俤と
略す)になるように選ぶことが好ましく、ノニオンまた
はアニオンタイプのアスファルトピッチエマルジョンを
用いるときには、その添加量は、そのエマルジョンが生
成無機硬化体に対して1.O〜10.0%になるように
選ぶことが好ましい。
また、ノニオンタイプのパラフィンエマルジョンを用い
るときには、その添加量は、そのエマルジョンが生成無
機硬化体に対して1.0〜5.0優になるように選ぶこ
とが好ましい。
これらの撥水剤の添加量が上記の範囲を下まわると効果
が小さくなり、逆に上まわってもそれ以上の効果の増大
が期待できない。
したがって、これらの撥水剤の添加量は上記の範囲内に
選ぶことが好ましいのである。
また、撥水剤としてノニオンタイプのパラフィンエマル
ジョンを用いるときには、生成無機硬化体を50℃以上
の温度で熱処理することが好ましい。
このようにすることによりパラフィンが軟化、融解する
ため撥水効果が一層高くなる。
この発明の無機硬化体を製造する第2の方法としては、
MSH1石こう、水等の原料を配合してTSHを製造す
る際に、原料または配合物に撥水剤を添加して撥水性を
もつTSHをつくり、これを粉砕して高炉スラグと混合
し、ついで硬化させて無機硬化体を製造する方法があげ
られる。
この場合にも撥水剤としては、ノニオンまたはアニオン
系のものを用いる必要がある。
この発明の無機硬化体を製造する第3の方法としては、
MSHと石こうと水とからTSHを製造し、このTSH
を撥水剤によって処理し、これをン粉砕して高炉スラグ
と混合し、ついで硬化させて無機硬化体を製造する方法
があげられる。
この発明の無機硬化体を製造する第4の方法としては、
MSHと石こうと水と高炉スラグとから無機硬化体を製
造し、この無機硬化体を撥水剤によって処理する方法が
あげられる。
なお、第2ないし第4の方法において、撥水剤として脂
肪酸金属塩エマルジョン、ノニオンマタはアニオンタイ
プのアスファルトピッチエマルジョン、ノニオンタイプ
のパラフィンエマルジョンを用いるときは、その使用量
を第1の方法と同様の量に選ぶことが好ましい。
以上の方法により製造された無機硬化体は、撥水剤によ
ってTSHの炭酸化が防止されているため、経時的な強
度劣化が阻止されている。
そして、このように無機硬化体中のTSHの炭酸化が防
止されていることにより、従来のように、TSHの炭酸
化によって水に対する溶解度の大きい石こう(CaSO
4・2H20)がTSHから遊離することが防止されて
いる。
そのため、無機硬化体の吸水強度の低下が防止されると
ともに、水に対する溶解性の増大が防心される。
また、この無機硬化体は、比較的軽量で耐衝撃性の大き
なTSHと、硬度および強度の大きな高炉スラグ硬化物
の双方を主成分として含有するため、双方の長所が表わ
れ、建築用材料等として最適になる。
つぎに、実施例について比較例と合わせて説明する。
実施例 1〜5 MSHと石こうをTSH合成の理論重量比((MSH)
/(石こう) =0.6410.36 )になるように
選んで配合し、この配合物に、後記の第1表に示す撥水
剤を生成無機硬化体に対して同表に示す量になるように
添加した。
つぎに、この配合物に水を添加してスラリをつくり、こ
れを養生、硬化させて撥水剤処理したTSHを得た。
つぎに、このTSHを粉砕し、これに、高炉スラグおよ
び高炉スラグ硬化刺激材であるCa(OH)2を配合固
形分全重量に対してそれぞれ0.5 %になるように添
加し、さらに水を添加して混合し、これを型枠中に流し
込んで80℃において8時間養生し、さらに20〜30
℃に週間養生し、ついで脱型したのち40’Cで乾燥し
て無機硬化体を得た。
この硬化体の比重は1.00±0.05であった。
比較例 1 *撥水
剤の添加を中止し、撥水剤処理をしていないTSHを用
いた。
それ以外は実施例1〜5と同様にして比重1.00の無
機硬化体を得た。
以上の実施例および比較例で得られた無機硬化体を24
時間水中に浸漬してその吸水率を測定するとともに、硬
化体を25℃、100φの炭酸ガス雰囲気中に10時間
放置してその炭酸化率、炭酸化による強度低下率および
炭酸化による吸水強度低下率を測定した。
その結果を第1表に示す。実施例 6〜10 MSHと石こうをTSH合成の理論重量比に選び、これ
に水を加えてスラリをつくり、このスラリ中に第2表に
示す撥水剤を生成無機硬化体に対して同表に示す量にな
るように添加した。
つぎに、このスラリに高炉スラグおよびCa(OH)2
を配合固形分全重量に対してそれぞれ0.5俤になるよ
うに添加して混合し、さらに水を加えて混水比(水重量
/固形分重量)を0.70に調節した。
つぎに、これを型枠中に流し込んで80℃において8時
間養生しさらに20〜30℃で1週間養生して高炉スラ
グを水和させるとともにMSHと石こうをTSH化して
硬化させた。
つぎに、これを脱型し40℃で乾燥して無機硬化体を得
た。
比較例 2 撥水剤の添加を中止した。
それ以外は実施例6〜10と同様にして無機硬化体を得
た。
以上の実施例および比較例で得られた無機硬化体を24
時間水中に浸漬してその吸収率を測定するとともに、硬
化体を25℃、100φの炭酸ガス雰囲気中に10時間
放置してその炭酸化率、炭酸化による強度低下率および
炭酸化による吸水強度低下率を測定した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水硬性スラグ硬化物およびカルシウムアルミネート
    トリサルフェートハイドレートを主成分とし、撥水剤を
    含有していることを特徴とする無機質建築用材。
JP9746478A 1978-08-09 1978-08-09 無機質建築用材 Expired JPS5846463B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9746478A JPS5846463B2 (ja) 1978-08-09 1978-08-09 無機質建築用材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9746478A JPS5846463B2 (ja) 1978-08-09 1978-08-09 無機質建築用材

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Publication Number Publication Date
JPS5527807A JPS5527807A (en) 1980-02-28
JPS5846463B2 true JPS5846463B2 (ja) 1983-10-17

Family

ID=14193013

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JP9746478A Expired JPS5846463B2 (ja) 1978-08-09 1978-08-09 無機質建築用材

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