JPS5848023B2 - 耐摩耗性鉄系焼結合金の製造方法 - Google Patents

耐摩耗性鉄系焼結合金の製造方法

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JPS5848023B2
JPS5848023B2 JP51013056A JP1305676A JPS5848023B2 JP S5848023 B2 JPS5848023 B2 JP S5848023B2 JP 51013056 A JP51013056 A JP 51013056A JP 1305676 A JP1305676 A JP 1305676A JP S5848023 B2 JPS5848023 B2 JP S5848023B2
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JP
Japan
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wear
sintered alloy
manufacturing
sintered
based sintered
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JPS5295508A (en
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正晴 宮野
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Riken Corp
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【発明の詳細な説明】 本発明は初期なじみが良好で耐摩耗性の改善された鉄系
焼結合金の製造方法に係る。
摺動部品の耐摩耗性を高めるため潤滑油を摺動面に供給
してやること、或いは該部品の金属材料の硬度を高める
こと、または金属材料組織中に黒鉛の如き潤滑性を有す
る成分を分散させること等が一般に行なわれているが、
高温高速で摺動ずる部品の摺動面においては油膜が切れ
易く、摩耗が大きくなったり、或いは焼着きを生ずるこ
とが屡屡ある。
出願人は先に、このような厳しい条件下で使用される保
油性に富み、摩耗量の少ない焼結合金の製造方広として
シリコン含有量が1〜2%になるように200メッシュ
下のフエロシリコンを原料粉中に混合した圧粉体を、シ
リコンを拡散させずに粒状のまま残留させるように焼結
する耐摩耗性鉄系焼結合金の製造方法を提示した(特願
昭48−89556号(特開昭50−38611号公報
)、発明の名称、耐摩耗性焼結合金並びにその製造方法
以下先願発明という)。本発明は先願発明の製造方法の
改良に係り、初期なじみが一層良好で耐摩耗性が更に改
善された鉄系焼結合金の製造方法を提供することを目的
とし、シリコン含有量が3〜10%になるように原料粉
に配合するほかは上記の方法と同様な方法によって圧粉
体を作り、かつこれを焼結して焼結体を得る方法に係る
次に実施例について説明する。
100メッシュ下の噴霧鉄粉、200メッシュ下のフエ
ロシリコン(Si品位50%)、325メッシュ下の電
解銅粉、10ミクロンの天然黒鉛、同じく10ミクロン
のステアリン酸亜鉛(Zn−stで示す)を用いて次の
二種類の配合割合で原料粉を配合した。
試料A:1、2%C, 3%Si,3%Cu,0.7
5%Zn−st,残部Fe 試料B:1.2%C1 10%Si,7%Cu,067
5%Zn−st1残部Fe それぞれを混合したのち、5t/Ciの圧力で呼び径7
3.Oi4幅2. O ynm,厚さ3.0關の自由形
状用の金型を用いてプレスし、得られた圧粉体を700
℃×20分予備焼結したのち、吸熱型ガス(24%Co
,31%H2、0.30〜0.32%CO2、N2残)
中で1120℃×50分の焼結を行なった。
このようにして得た焼結体を呼び径73.0ii,幅2
. 0 mm,厚さ3. 0 mmのピストンリングに
加工して、ニッサンA−12エンジン、1 1 7 1
cc,最高出力68PS/6,00O r.p.mに
取付けて実機試験を行なった。
比較材としては鋳鉄製ピストンリングにクロムめっきを
ほどこしたものを用いた(試料Cで示す)。
試験条件は次の通りである。
6.00O r.p.m,4/4Load油、水温 :
900C ガソリン : 無鉛ガソリン 試験結果を第1図に示す。
横軸には運転時間、縦軸には外周摩耗量(ミクロン)を
とってあり、曲線A,B,Cは夫々試料A,B,Cの成
績を示している。
なお比較のため前記特願昭4889556に示した1.
05%Si,1.4%C, 3%Cuのピストンリン
グの同様な試験結果(曲線Dで示す)を載せてある。
この図の曲線CおよびDから判るように、先願発明の1
.05%Siになるようにフエ口シリコンを配合したも
のDは運転初期にはクロムめっき材Cに比して摩耗量が
太きいが、運転時間が進むにつれて次第に摩耗量の増加
は減じ、約260〜270時間で両者は同じになり、そ
れ以上運転を続けると逆に1.05%Siの試験片の方
がクロムめっき鋳鉄材よりも摩耗量が少なくなって行き
、初期なじみがよく、一たんなじんでしまえば摩耗速度
が小さくなって優れた耐摩耗性を示すようになるのであ
るが、本発明に係る焼結合金においては曲線AおよびB
で示すようになお一層初期なじみ性が良く、3%Siの
もので約50時間、10%Siのもので約100時間で
クロムめっき材よりも摩耗量が少なくなって、先願発明
に係る焼結合金に比して初期なじみが一層改善されてい
る上に、その後の摩耗量も少なく、耐摩耗性が更に優れ
ていることが判る。
このように本発明の焼結合金が耐摩耗性の点で優れてい
るのは、200メッシュ下のフエロシリコンをS i
含有Mが3〜10%になるように原料粉に配合してあり
、これを用いた圧粉体を本出願人の前記先願発明の方法
と同様に1120℃に加熱焼結してあるので、配合した
フエ口シリコン粒子が焼結中にまわりの地鉄中へ拡散す
ることがなく、該方法によるものと同様に粒状で残留し
ている上に、硬質のフエ口シリコン粒子と基地との面積
比が初期摩耗およびその後の摩耗量を少なくするのに一
層好適な値となっていることに依るものであろうと考え
られる。
このように本発明の焼結合金においては配合したフエ口
シリコン粒子がそのまま残留するように焼結するため焼
結温度は1150℃以下とする。
この温度が高くなると焼結時間を短くしてもSrの拡散
を押えることが困難になり、未拡散のSiの量のばらつ
きが大きくなる。
第2図は葉山式試験機による耐摩耗試験の結果を示して
おり、試料A,Bは前記配合と同じで、試料Eは次の配
合としたものである。
試料E:1.2%C1 12%Si,7%Cu、0.7
5%Z n−s t これらの各配合粉をそれぞれ混合したのち5t/ffl
の圧力で10X10X70mmに成形し、前記同様に焼
結したのち、5X5X301!jl!に加工し、エメリ
ー紙0.2まで研摩して試験に供した。
比較材(試料F)はピストンリング用鋳鉄である。
図によればs i3%含有の試料Aは比較材に比して明
らかに摩耗量が少なく、耐摩耗性に優れているが、Si
lo%の試料Bは比較材に大よそ同等であり、8112
%の試料Eは比較材よりも摩耗量が多くなっている。
この試験結果からSi含有量の上限は10%とするのが
よいと考えられる。
以上説明したように、本発明の焼結合金は200メッシ
ュ以下のフエロシリコンをSi含有量が3〜10%にな
るように原料粉中に混合し、拡散しないように焼結して
あるので、硬質粒子と基地との面積比が改善された結果
苛酷な摺動条件においても初期なじみがよく、その後の
摩耗量が従来品のクロムめっき材に比べてはもとより、
前記先願発明の方法による焼結合金よりも顕著に僅少で
あうで、優れた耐摩耗性を示すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンジン実機試験結果を示すグラフ、第2図は
葉山式摩耗試験機による耐摩耗試験結果を示す棒グラフ
である。 曲線A,B・・・・・・本発明に係る焼結合金の戒績、
曲線C・・・・・・鋳鉄製ピストンリングにクロムめっ
きをほどこしたものの成績、曲線D・・・・・・Si含
有量が1.05%となるようにフエロシリコンを配合し
た試料の成績、曲線E・・・・・・Si含有量が12%
となるようにフエ口シリコンを配合した試料の成績、曲
線F・・・・・・ピストンリング用鋳鉄の戒績。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリコン含有量が3〜10%になるように200メ
    ッシュ以下のフエロシリコンを原料粉に混合、成形した
    のち、還元性雰囲気中で1150℃以下に加熱して焼結
    することを特徴とする初期なじみが良好で、耐摩耗性が
    改善された鉄系焼結合金の製造方法。
JP51013056A 1976-02-09 1976-02-09 耐摩耗性鉄系焼結合金の製造方法 Expired JPS5848023B2 (ja)

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JPS5295508A JPS5295508A (en) 1977-08-11
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