JPS5848381Y2 - 押込捲縮装置の押込みロ−ラ - Google Patents
押込捲縮装置の押込みロ−ラInfo
- Publication number
- JPS5848381Y2 JPS5848381Y2 JP1979007361U JP736179U JPS5848381Y2 JP S5848381 Y2 JPS5848381 Y2 JP S5848381Y2 JP 1979007361 U JP1979007361 U JP 1979007361U JP 736179 U JP736179 U JP 736179U JP S5848381 Y2 JPS5848381 Y2 JP S5848381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push
- tire
- roller
- crimping device
- titanium carbide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は繊維に座屈捲縮を付与する押込捲縮装置の繊維
押込みローラに関するものである。
押込みローラに関するものである。
一般に押込捲縮装置は第1図に図示する如く繊維1を把
持し、送給する一対の押込みローラ2と、該押込みロー
ラ2により送給された繊維1の座屈捲縮を付与する捲縮
ボックス5とによって構成されており、このうち押込ロ
ーラ2は通常、シャフト3に金属製タイヤ4を焼嵌し、
固定したものが多く使用されている。
持し、送給する一対の押込みローラ2と、該押込みロー
ラ2により送給された繊維1の座屈捲縮を付与する捲縮
ボックス5とによって構成されており、このうち押込ロ
ーラ2は通常、シャフト3に金属製タイヤ4を焼嵌し、
固定したものが多く使用されている。
この押込ローラ2は捲縮を付与する繊維が油剤を含んで
いる関係上、その性能として耐蝕性、耐摩耗性等が要求
され、従って、従来、タイヤの材質としてステンレス、
鋼や合金工具鋼が用いられて来た。
いる関係上、その性能として耐蝕性、耐摩耗性等が要求
され、従って、従来、タイヤの材質としてステンレス、
鋼や合金工具鋼が用いられて来た。
しかし、近年における処理速度の高速化の傾向と共に押
込みローラの送給速度も次第に高速化さえ、上述の如き
ステンレス鋼や合金工具鋼のタイヤでは耐蝕性、耐摩耗
性共に充分と云えなくなり、頻繁に交換を必要とする事
態を現出し工程の不安定さを始め、これによる捲縮性能
の低下、生産効率の阻害を招来している実情である。
込みローラの送給速度も次第に高速化さえ、上述の如き
ステンレス鋼や合金工具鋼のタイヤでは耐蝕性、耐摩耗
性共に充分と云えなくなり、頻繁に交換を必要とする事
態を現出し工程の不安定さを始め、これによる捲縮性能
の低下、生産効率の阻害を招来している実情である。
そのため、かかる実状を打開すべく、本出願人らはさき
に押込みローラのタイヤをその熱膨張係数かつシャフト
の熱膨張係数の50%以下である材質で構成することを
提案すると、同時に具体的例として超硬合金ならびに硬
度がHRA(ロックウエール硬度A)83.5〜91で
ある材質の使用を提案した。
に押込みローラのタイヤをその熱膨張係数かつシャフト
の熱膨張係数の50%以下である材質で構成することを
提案すると、同時に具体的例として超硬合金ならびに硬
度がHRA(ロックウエール硬度A)83.5〜91で
ある材質の使用を提案した。
ところが、これら超硬合金等は硬度向上により耐摩耗性
において従来のステンレス鋼や合金工具鋼に対し極めて
優れている特長にあるにしても、一方、その反面、製作
コストの面で難点であり、必らずしも実際的であるとい
うには至っていない。
において従来のステンレス鋼や合金工具鋼に対し極めて
優れている特長にあるにしても、一方、その反面、製作
コストの面で難点であり、必らずしも実際的であるとい
うには至っていない。
本考案は、かかる観点に立脚し、製作コストの低減と、
更に硬度アップによる寿命の延長を目的として工夫した
ものであり、近時に、特に注目を浴びて来た炭化チタン
のコーティング技術に着目し、比較的低廉な高速度鋼を
以て押込みローラのタイヤ材質とすると共に、その表面
に炭化チタンコーティングによる被膜を施して硬度の倍
加を図った構成をその特徴とするものである。
更に硬度アップによる寿命の延長を目的として工夫した
ものであり、近時に、特に注目を浴びて来た炭化チタン
のコーティング技術に着目し、比較的低廉な高速度鋼を
以て押込みローラのタイヤ材質とすると共に、その表面
に炭化チタンコーティングによる被膜を施して硬度の倍
加を図った構成をその特徴とするものである。
以下、更にその具体的な態様について添付図面に示す実
施例にもとづいて説明すれば、第2図乃至第4図は本考
案押込みローラの各側であり、第2図においてシャフト
3の大径部に支持されて高速度鋼からなるタイヤ4が焼
嵌めされて固定されており、その表面には炭化チタン(
Tic)のコーティング被膜6が施されている。
施例にもとづいて説明すれば、第2図乃至第4図は本考
案押込みローラの各側であり、第2図においてシャフト
3の大径部に支持されて高速度鋼からなるタイヤ4が焼
嵌めされて固定されており、その表面には炭化チタン(
Tic)のコーティング被膜6が施されている。
この炭化チタン(Tic)コーティング被膜6は通常、
シャフト3への焼嵌めに先立って行なうことが好ましく
、かつその形成手段としては公知の反応性イオンブレー
ティング法によって形成することが均一かつ強固な被膜
形成の面より好適である。
シャフト3への焼嵌めに先立って行なうことが好ましく
、かつその形成手段としては公知の反応性イオンブレー
ティング法によって形成することが均一かつ強固な被膜
形成の面より好適である。
しかし勿論、かかる手段のみに限定されるものでないこ
とは云うまでもない。
とは云うまでもない。
炭化チタンコーティングはその材料とする高速度鋼の硬
度を大幅にアップし超硬合金に比し遜色のない、むしろ
それ以上の硬度とする作用を有し、比較的安価に人手し
得る高速度鋼を用いてその性能を押込みローラの要求性
能に近づけることが出来ることは極めて有望である。
度を大幅にアップし超硬合金に比し遜色のない、むしろ
それ以上の硬度とする作用を有し、比較的安価に人手し
得る高速度鋼を用いてその性能を押込みローラの要求性
能に近づけることが出来ることは極めて有望である。
なお、コーティング被膜の厚み等については適宜、被加
工繊維の種類、捲縮ボックス5の容量等を勘案して選択
する。
工繊維の種類、捲縮ボックス5の容量等を勘案して選択
する。
第3図は前記第2図の構造に対し、シャフトと同材質の
ナツト15を螺入してタイヤ14の軸方向の動きを止め
る構成を付加した押込みローラの例であり、この押込み
ローラもタイヤ14は高速度鋼で形成され、その表面に
炭化チタン(Tic)コーティング被膜16が施されて
いる。
ナツト15を螺入してタイヤ14の軸方向の動きを止め
る構成を付加した押込みローラの例であり、この押込み
ローラもタイヤ14は高速度鋼で形成され、その表面に
炭化チタン(Tic)コーティング被膜16が施されて
いる。
かかる構成の押込みローラはその加熱時の挙動が前記第
2図の場合に比較しタイヤ14とシャフト13との間の
ズレが起らず、従ってタイヤとシャフトの温度差をより
大きくすることができ、押込みローラを高速化した場合
にタイヤとシャフト間の温度差が大きくなってもタイヤ
がずれることがなくなるという利点を有している。
2図の場合に比較しタイヤ14とシャフト13との間の
ズレが起らず、従ってタイヤとシャフトの温度差をより
大きくすることができ、押込みローラを高速化した場合
にタイヤとシャフト間の温度差が大きくなってもタイヤ
がずれることがなくなるという利点を有している。
又、第4図は第3図の変形実施例であり、前記第3図に
おけるナツト15の代りにスリーブ17を介してナツト
18によりタイヤの軸方向のずれを防止せしめた構成か
らなっており、幅狭のタイヤ取付けに特に好適なもので
ある。
おけるナツト15の代りにスリーブ17を介してナツト
18によりタイヤの軸方向のずれを防止せしめた構成か
らなっており、幅狭のタイヤ取付けに特に好適なもので
ある。
この場合においても、そのタイヤ14は高速度鋼を材質
として製作され、その表面には炭化チタン(Tic)の
コーティング被膜16が施され、硬度のアップ化が図ら
れている。
として製作され、その表面には炭化チタン(Tic)の
コーティング被膜16が施され、硬度のアップ化が図ら
れている。
そして更に前記スリーブ17の先端をテーパ状としてタ
イヤ14のテーパ面とでタイヤ14を軸方向に容易に位
置決めできるようになっている。
イヤ14のテーパ面とでタイヤ14を軸方向に容易に位
置決めできるようになっている。
勿論、このテーパ面による位置決め可能構成とせず、通
常のスリーブ構造とすることも何ら差支えない。
常のスリーブ構造とすることも何ら差支えない。
かくして斜上の如き各側の押込みローラは第2図におけ
る捲縮ボックス5の前端に配置され、ニッパ部の側方間
隙を兼ねるガイド板等によって規制されて繊維、例えば
繊維束、合成繊維糸条を捲縮ボックス5内へ送り込み、
座屈による捲筋を繊維に付与する。
る捲縮ボックス5の前端に配置され、ニッパ部の側方間
隙を兼ねるガイド板等によって規制されて繊維、例えば
繊維束、合成繊維糸条を捲縮ボックス5内へ送り込み、
座屈による捲筋を繊維に付与する。
なおこの捲縮は捲縮ボックス5の開閉自在な圧力蓋板に
よって付与される圧力と捲縮ボックス5内に充填された
繊維との相乗作用によって送り込まれてくる繊維に背圧
が与えられることにより進入繊維に自由な方向の座屈現
象が生じて発生する。
よって付与される圧力と捲縮ボックス5内に充填された
繊維との相乗作用によって送り込まれてくる繊維に背圧
が与えられることにより進入繊維に自由な方向の座屈現
象が生じて発生する。
このとき押込みローラの表面は炭化チタンのコーティン
グにより硬度が更にアップし、従って耐摩耗性が頗る向
上し、寿命の延長と共に取替回数を大幅に低減させる。
グにより硬度が更にアップし、従って耐摩耗性が頗る向
上し、寿命の延長と共に取替回数を大幅に低減させる。
以上の如く本考案押込みローラによれば金属表面に炭化
チタンのコーティングを施すことにより従来の材料に比
較し、更に一層、硬度アップを図ることが可能となり、
これによって捲縮装置の押え板等の硬度を高めることが
できて全般的に耐摩耗性がより向上し、押え板、押込み
ローラの交換周期を著しく延長させることができると共
に押込みローラ、押え板の寿命の延長により安定した捲
縮加工が出来、製品の品質を良好ならしめる利点があり
、しかも前記の如き硬度向上仕上げの結果、タイヤの材
質として極めて一般的な高速度鋼の使用が可能となり、
従来のタイヤ材料に比較し大幅に製作コストの低減を図
り略り位の製作コストとすることができる経済的有利性
を有し、高速化傾向の著しい押込捲縮装置の押込みロー
ラとして誠に実際的かつ合理的なローラである。
チタンのコーティングを施すことにより従来の材料に比
較し、更に一層、硬度アップを図ることが可能となり、
これによって捲縮装置の押え板等の硬度を高めることが
できて全般的に耐摩耗性がより向上し、押え板、押込み
ローラの交換周期を著しく延長させることができると共
に押込みローラ、押え板の寿命の延長により安定した捲
縮加工が出来、製品の品質を良好ならしめる利点があり
、しかも前記の如き硬度向上仕上げの結果、タイヤの材
質として極めて一般的な高速度鋼の使用が可能となり、
従来のタイヤ材料に比較し大幅に製作コストの低減を図
り略り位の製作コストとすることができる経済的有利性
を有し、高速化傾向の著しい押込捲縮装置の押込みロー
ラとして誠に実際的かつ合理的なローラである。
第1図は従来の押込捲縮装置の態様を示す側断面概要図
、第2図乃至第4図は各種押込みローラの態様を示す断
面正面図である。 2.12・・・・・・押込みローラ、3.13・・・・
・・シャフト、4゜14・・・・・・タイヤ、5・・・
・・・捲縮ボックス、6,16・・・・・・炭化チタン
コーテイング膜層。
、第2図乃至第4図は各種押込みローラの態様を示す断
面正面図である。 2.12・・・・・・押込みローラ、3.13・・・・
・・シャフト、4゜14・・・・・・タイヤ、5・・・
・・・捲縮ボックス、6,16・・・・・・炭化チタン
コーテイング膜層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■、シャフトにタイヤを焼嵌した構成からなる繊維に座
屈捲縮を付与するための押込みローラにおいて、前記タ
イヤの材質を高速度鋼となし、かつその表面に炭化チタ
ンコーティングによる被膜を施したことを特徴とする押
込捲縮装置の押込みローフ。 2、炭化チタンが反応性インオアレーティング法によっ
て高速度鋼表面にコーティングされる実用新案登録請求
の範囲第1項記載の押込捲縮装置の押込みローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979007361U JPS5848381Y2 (ja) | 1979-01-22 | 1979-01-22 | 押込捲縮装置の押込みロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979007361U JPS5848381Y2 (ja) | 1979-01-22 | 1979-01-22 | 押込捲縮装置の押込みロ−ラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55106682U JPS55106682U (ja) | 1980-07-25 |
| JPS5848381Y2 true JPS5848381Y2 (ja) | 1983-11-04 |
Family
ID=28815039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979007361U Expired JPS5848381Y2 (ja) | 1979-01-22 | 1979-01-22 | 押込捲縮装置の押込みロ−ラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848381Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51139212U (ja) * | 1975-04-23 | 1976-11-10 |
-
1979
- 1979-01-22 JP JP1979007361U patent/JPS5848381Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55106682U (ja) | 1980-07-25 |
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