JPS5855612B2 - 電気器具の過熱防止器 - Google Patents
電気器具の過熱防止器Info
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- JPS5855612B2 JPS5855612B2 JP9656877A JP9656877A JPS5855612B2 JP S5855612 B2 JPS5855612 B2 JP S5855612B2 JP 9656877 A JP9656877 A JP 9656877A JP 9656877 A JP9656877 A JP 9656877A JP S5855612 B2 JPS5855612 B2 JP S5855612B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気器具の過熱防止器に関する。
変圧器、電気線輪、電動機、電磁石むよび安定器等にお
ける過熱を防止する手段として、本発明者の提案した実
用新案登録第1136581号の過熱保護器がある。
ける過熱を防止する手段として、本発明者の提案した実
用新案登録第1136581号の過熱保護器がある。
この過熱保護器は、2条の引出し線の間に半田合金をか
けわたし接合し、この半田合金を含む引出し線の先端部
を扁平絶縁被覆で包着したもので、かかる過熱保護器に
よれば、円筒のガラスケースやワックス類及びコイルス
プリング類を組合せた温度ヒユーズにくらべ、構造及び
取扱いが簡単となり、また作動も、コイルスプリングの
引張り力で可溶合金を切断したり、ワックス類ノ溶解で
コイルスプリングを伸長させて接点を引離すという機械
的な動作によらず、線輪の温度と電流及び交流磁気によ
る半田合金のバイブレーション動作に基づくので、温度
ヒユーズにくらべ作動が正確確実となった。
けわたし接合し、この半田合金を含む引出し線の先端部
を扁平絶縁被覆で包着したもので、かかる過熱保護器に
よれば、円筒のガラスケースやワックス類及びコイルス
プリング類を組合せた温度ヒユーズにくらべ、構造及び
取扱いが簡単となり、また作動も、コイルスプリングの
引張り力で可溶合金を切断したり、ワックス類ノ溶解で
コイルスプリングを伸長させて接点を引離すという機械
的な動作によらず、線輪の温度と電流及び交流磁気によ
る半田合金のバイブレーション動作に基づくので、温度
ヒユーズにくらべ作動が正確確実となった。
だが、この過熱防止器は、作動因子のひとつである磁気
を外部から求める方式であるため、適用し得る器具が線
輪に限られるという点、および扁平性を確保すべく半和
合金の上側と下側を直接粘着テープ類でサンドインチ状
に挟着している関係から、器具の発生磁気の弱い場合や
磁気の方向がランダムである場合に半田合金のバイブレ
ーション作用が妨げられやすく、また溶断後の半田合金
の飛散空間が小さいため再溶着のおそれがあるという点
に問題があった。
を外部から求める方式であるため、適用し得る器具が線
輪に限られるという点、および扁平性を確保すべく半和
合金の上側と下側を直接粘着テープ類でサンドインチ状
に挟着している関係から、器具の発生磁気の弱い場合や
磁気の方向がランダムである場合に半田合金のバイブレ
ーション作用が妨げられやすく、また溶断後の半田合金
の飛散空間が小さいため再溶着のおそれがあるという点
に問題があった。
本発明は前記過熱保護器を更に改良せんとするもので、
その基本的な目的は、線輪に限らずあらゆる交流電気器
具に適用でき、しかも各々の場合において設定温度で強
力なバイブレーションを生起させ非常に正確確実に回路
を遮断することが可能で電気絶縁性も良好な過熱防止器
を提供することにある。
その基本的な目的は、線輪に限らずあらゆる交流電気器
具に適用でき、しかも各々の場合において設定温度で強
力なバイブレーションを生起させ非常に正確確実に回路
を遮断することが可能で電気絶縁性も良好な過熱防止器
を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、交流電気器具だ
けでなく、更に直流電気器具にむいてもその過熱を確実
に防止できる過熱防止器を提供することにある。
けでなく、更に直流電気器具にむいてもその過熱を確実
に防止できる過熱防止器を提供することにある。
しかして、この目的を達成するため、本発明は単に複数
条の引出し線間に易溶合金からなる感熱素子をかけわた
し接合するだけでなく、前記感熱素子を含む引出し線の
先端部を磁石片に装着し、かつ感熱素子に対応する位置
の磁石片部位に感熱素子を容入し得る開孔を形成し、磁
石片自体で保有する磁気回路により感熱素子に強い磁力
を与えると共に、感熱素子を開孔内である自由空間で大
きく振動させて溶断を図るようになし、また溶断後の半
田合金粒を開孔内自然に落下集合させるようにしたもの
である。
条の引出し線間に易溶合金からなる感熱素子をかけわた
し接合するだけでなく、前記感熱素子を含む引出し線の
先端部を磁石片に装着し、かつ感熱素子に対応する位置
の磁石片部位に感熱素子を容入し得る開孔を形成し、磁
石片自体で保有する磁気回路により感熱素子に強い磁力
を与えると共に、感熱素子を開孔内である自由空間で大
きく振動させて溶断を図るようになし、また溶断後の半
田合金粒を開孔内自然に落下集合させるようにしたもの
である。
更に本発明は、前記磁石片の磁極を、隣接するもの同志
が逆極となった複数組の磁極に構成し、これにより感熱
素子を単に振動させるだけでなく、全長において長さ方
向と交差する方向でかつ互いに逆向きの引張り作用を付
与し、これらにより設定温度で極めて確実に感熱素子を
溶断させ得るようにしたものである。
が逆極となった複数組の磁極に構成し、これにより感熱
素子を単に振動させるだけでなく、全長において長さ方
向と交差する方向でかつ互いに逆向きの引張り作用を付
与し、これらにより設定温度で極めて確実に感熱素子を
溶断させ得るようにしたものである。
以下本発明電気器具の過熱防止器の実施例を添付図面で
示すものについて説明すると、第1図ないし第8図は本
発明の基本的な実施例を示すもので、磁石片1に複数条
の略平行を引出し線2の先端部を装着すると共に、両引
出し線2a 、2bの先端部間に、半田合金又はこれと
同等な易溶合金からなる感熱素子3をブリッジ状にかけ
わたし、これと引出し線2a、2bとの接触点を接合し
、更に前記磁石片1には、感熱素子3に対応する位置に
感熱素子3を容入し得る開孔4を形成し、かつ感熱素子
3を含む磁石片1のまわりに絶縁被覆5を設けたもので
ある。
示すものについて説明すると、第1図ないし第8図は本
発明の基本的な実施例を示すもので、磁石片1に複数条
の略平行を引出し線2の先端部を装着すると共に、両引
出し線2a 、2bの先端部間に、半田合金又はこれと
同等な易溶合金からなる感熱素子3をブリッジ状にかけ
わたし、これと引出し線2a、2bとの接触点を接合し
、更に前記磁石片1には、感熱素子3に対応する位置に
感熱素子3を容入し得る開孔4を形成し、かつ感熱素子
3を含む磁石片1のまわりに絶縁被覆5を設けたもので
ある。
次に第9図と第10図は、複数条の引出し線2を3本以
上用い、スペア−付過熱防止器とした実施例を示すもの
で、第9図の実施例は、磁石片1に3条の引出し線2a
、2b、2cを装着し、それら引出し線2a、2b、2
cの先端部間に感熱素子3をかけわたし接合し、この感
熱素子3に対応する位置の磁石片1に、各々独立するか
又は一連の開孔4を形成したものである。
上用い、スペア−付過熱防止器とした実施例を示すもの
で、第9図の実施例は、磁石片1に3条の引出し線2a
、2b、2cを装着し、それら引出し線2a、2b、2
cの先端部間に感熱素子3をかけわたし接合し、この感
熱素子3に対応する位置の磁石片1に、各々独立するか
又は一連の開孔4を形成したものである。
一方策10図の実施例は、第1図又は第3図における2
条の引出し線2a、2bを2組用い、それらを磁石片1
に並列状に装着し、各組の感熱素子3,3に対応する位
置に、互いに独立するか又は図示の如く連結した開孔4
を形成したものである。
条の引出し線2a、2bを2組用い、それらを磁石片1
に並列状に装着し、各組の感熱素子3,3に対応する位
置に、互いに独立するか又は図示の如く連結した開孔4
を形成したものである。
ここで、第1図ないし第10図における磁石片1として
は、鉄片人工磁化磁石、セラミック(バリウムフェライ
ト)磁石、アルニコ磁石あるいは軟質バリウムフェライ
ト磁石等の金属磁性物質からなる永久磁石、あるいはゴ
ムや合成樹脂のような可塑質絶縁材刺でバリウムフェラ
イト等磁性材利を結合させた可撓性複合永久磁石を用い
得る。
は、鉄片人工磁化磁石、セラミック(バリウムフェライ
ト)磁石、アルニコ磁石あるいは軟質バリウムフェライ
ト磁石等の金属磁性物質からなる永久磁石、あるいはゴ
ムや合成樹脂のような可塑質絶縁材刺でバリウムフェラ
イト等磁性材利を結合させた可撓性複合永久磁石を用い
得る。
ことに後者の磁石片1を用いた場合には、過熱防止対象
の電気器具表面とのなじみがよく、凹凸面があってもこ
れに密着して取付けることが可能となるため、感熱素子
3に対する伝熱効果を非常によいものとすることができ
る。
の電気器具表面とのなじみがよく、凹凸面があってもこ
れに密着して取付けることが可能となるため、感熱素子
3に対する伝熱効果を非常によいものとすることができ
る。
また同時にその適度の軟質性により電気器具の取付面に
傷をつけることがないというメリットがある。
傷をつけることがないというメリットがある。
次に各実施例における開孔4は、その形状は任意であり
、筐た大きさについても、その短辺側の幅は少なくとも
感熱素子3の径の2倍以上あることが好ましいが、長辺
側の幅については、第11図イのように感熱素子3の長
さと同等あるいはそれ以上(引出し線2を横切る大きさ
)にしてもよく、あるいは第11図口のように感熱素子
3の長さより短いものとしてもよい。
、筐た大きさについても、その短辺側の幅は少なくとも
感熱素子3の径の2倍以上あることが好ましいが、長辺
側の幅については、第11図イのように感熱素子3の長
さと同等あるいはそれ以上(引出し線2を横切る大きさ
)にしてもよく、あるいは第11図口のように感熱素子
3の長さより短いものとしてもよい。
しかして、前記第1図と第3図訟よび第9図と第10図
の各実施例における引出し線2と感熱素子3の磁石片1
に対する装着構造も特に限定はない。
の各実施例における引出し線2と感熱素子3の磁石片1
に対する装着構造も特に限定はない。
即ち第1図及び第2図の如く、引出し線2を磁石片1の
上面に添装した構造としてもよく、あるいは第4図ない
し第6図のように、磁石片1の一側から厚さ方向中間部
に沿った切込み又は孔11を設け、この切込み又は孔1
1を介して引出し線2を磁石片1に挿入してもよい。
上面に添装した構造としてもよく、あるいは第4図ない
し第6図のように、磁石片1の一側から厚さ方向中間部
に沿った切込み又は孔11を設け、この切込み又は孔1
1を介して引出し線2を磁石片1に挿入してもよい。
更にこの構造に代え第7図及び第8図のように、薄い2
枚の磁石片1a、1bを用い、それら磁石片1a。
枚の磁石片1a、1bを用い、それら磁石片1a。
1bの間に引出し線2を挟着せしめてもよい。
後2者の場合には図示の如く感熱素子3が開孔4の中間
部に位置されるので好都合である。
部に位置されるので好都合である。
第1図及び第2図の場合には、磁石片1に凹溝を形成し
てこれに引出し線2を装入するか、あるいはローラによ
る転圧等により引出し線2の先端部を開孔4中に適度に
押入れればよい。
てこれに引出し線2を装入するか、あるいはローラによ
る転圧等により引出し線2の先端部を開孔4中に適度に
押入れればよい。
最後に絶縁被覆5は、第1図及び第2図に示すようなモ
ールディング法等による合成樹脂皮膜であってもよいし
、第3図ないし第6図のように表面に粘着剤層の形成さ
れた絶縁紙であってもよぐ、また第7図と第8図のよう
にヒシチューブの如きであってもよく、・更には前記各
絶縁被覆物を組合せ、例えば下層として絶縁紙を貼着し
その上から合成樹脂皮膜をコーティングしたり、ヒシチ
ューブを包着したりしてもよい。
ールディング法等による合成樹脂皮膜であってもよいし
、第3図ないし第6図のように表面に粘着剤層の形成さ
れた絶縁紙であってもよぐ、また第7図と第8図のよう
にヒシチューブの如きであってもよく、・更には前記各
絶縁被覆物を組合せ、例えば下層として絶縁紙を貼着し
その上から合成樹脂皮膜をコーティングしたり、ヒシチ
ューブを包着したりしてもよい。
以上が、本発明の基本的構成であるが、更に本発明は磁
石片1における磁極の配列を、単に第13図の如く2極
にせず、第14図の41口で例示するように、1つの磁
極の隣りに他の磁極が連続して位置した複数組の磁極を
設けることも特徴とする。
石片1における磁極の配列を、単に第13図の如く2極
にせず、第14図の41口で例示するように、1つの磁
極の隣りに他の磁極が連続して位置した複数組の磁極を
設けることも特徴とする。
fLか、いずれの場合も磁石片1は、引出し線2及び感
熱素子3を装着する以前に着磁したものであってもよく
、あるいは引出し線2等を組立て後着磁してもよい。
熱素子3を装着する以前に着磁したものであってもよく
、あるいは引出し線2等を組立て後着磁してもよい。
次に本発明による過熱防止器の作用を説明すると、本発
明過熱防止器Aは、使用にあたり対象とする電気器具B
に装着し、引出し線2により当該電気器具と電気的に直
列に接続しておく。
明過熱防止器Aは、使用にあたり対象とする電気器具B
に装着し、引出し線2により当該電気器具と電気的に直
列に接続しておく。
即ち、対象電気器具Bが線輪の場合には、第12図イの
如く1次巻線8と2次巻線9の層間、あるいは1次巻線
8又は2次巻線90巻線間等任意の位置に装着する。
如く1次巻線8と2次巻線9の層間、あるいは1次巻線
8又は2次巻線90巻線間等任意の位置に装着する。
また対象電気器具Bが例えば電気ストーブ、電気あんか
、電気足温器その他の暖房器具や電気オーブン、電子レ
ンジ等の調理用器具や螢光灯等の照明器具である場合に
は、それらの器具にむける温度の最も高くなる位置例え
ば第12図口の如く部品間や発熱部10とケーシング1
2の隙間や面上に装着ないし挿入させるものであり。
、電気足温器その他の暖房器具や電気オーブン、電子レ
ンジ等の調理用器具や螢光灯等の照明器具である場合に
は、それらの器具にむける温度の最も高くなる位置例え
ば第12図口の如く部品間や発熱部10とケーシング1
2の隙間や面上に装着ないし挿入させるものであり。
これらの場合、全体が絶縁被覆5で包筐れた比較的扁平
状となっているため、装着作業が簡易であると共に、伝
熱面積を充分にとることが可能である。
状となっているため、装着作業が簡易であると共に、伝
熱面積を充分にとることが可能である。
しかして、上記のような状態にあっては、磁石片1から
の磁気が感熱素子3の長さ方向と直角方向から作用して
いるが、電気器具Bが定格の最大上昇温度以下で運転さ
れているときには、感熱素子3は溶解温度に到らず固体
の状態にあるのでバイブレーションは起こさない。
の磁気が感熱素子3の長さ方向と直角方向から作用して
いるが、電気器具Bが定格の最大上昇温度以下で運転さ
れているときには、感熱素子3は溶解温度に到らず固体
の状態にあるのでバイブレーションは起こさない。
だが、その後入出力の異常等何かの故障が生じて電気器
具Bに過大電流が流れ、それにより電気器具Bの温度が
上昇し感熱素子3の設定温度に到ると感熱素子3は溶解
し自由に動き得る状態となる。
具Bに過大電流が流れ、それにより電気器具Bの温度が
上昇し感熱素子3の設定温度に到ると感熱素子3は溶解
し自由に動き得る状態となる。
そして、この状態で感熱素子3は電気器具Bに流れる電
流と磁気により振動を起こし、表面張力で長さ方向中心
部が次第に細くなり最後にこの細くなってゆく中心部が
2つに分離する瞬間スパークにより完全に切断されるが
、この場合感熱素子3の振動因子である磁気は、感熱素
子の取付はベースである体積の大きな磁石片1から生じ
、かつ磁石片1そのものが第13図のように磁気回路を
構成しているので、感熱素子3に強力かつ効率よく磁力
が作用する。
流と磁気により振動を起こし、表面張力で長さ方向中心
部が次第に細くなり最後にこの細くなってゆく中心部が
2つに分離する瞬間スパークにより完全に切断されるが
、この場合感熱素子3の振動因子である磁気は、感熱素
子の取付はベースである体積の大きな磁石片1から生じ
、かつ磁石片1そのものが第13図のように磁気回路を
構成しているので、感熱素子3に強力かつ効率よく磁力
が作用する。
しかもこのとき感熱素子3は開孔4内に位置し、感熱素
子3のまわりに充分な大きさの自由空間が存在するので
、前記強力な磁力により感熱素子3は第15図の如く強
力に振動し、従ってどのような交流電源の電気器具にお
いても、また線輪がリングコアのように漏洩磁気の方向
と強さが1ちまちなものである場合にも、設定温度で非
常に正確確実に回路を遮断でき1作動のバラツキも少な
くできるものである。
子3のまわりに充分な大きさの自由空間が存在するので
、前記強力な磁力により感熱素子3は第15図の如く強
力に振動し、従ってどのような交流電源の電気器具にお
いても、また線輪がリングコアのように漏洩磁気の方向
と強さが1ちまちなものである場合にも、設定温度で非
常に正確確実に回路を遮断でき1作動のバラツキも少な
くできるものである。
しかも1本発明において、磁石片1の磁極を第14図の
ように多極配列とした場合には、前述した磁気と電流に
よる感熱素子3の振動に加え、各組の磁極により感熱素
子3の各部に、長さ方向と直角方向でかつ逆向きの引張
り作用が働くので、この互いに逆方向からの引張りない
し引きちぎり運動の相乗効果でより一層確実かつ精度よ
く感熱素子3を切断することが可能となり、従って交流
電流、直流電流を問わずあらゆる電気器具においてその
過熱を的確に防止することができる。
ように多極配列とした場合には、前述した磁気と電流に
よる感熱素子3の振動に加え、各組の磁極により感熱素
子3の各部に、長さ方向と直角方向でかつ逆向きの引張
り作用が働くので、この互いに逆方向からの引張りない
し引きちぎり運動の相乗効果でより一層確実かつ精度よ
く感熱素子3を切断することが可能となり、従って交流
電流、直流電流を問わずあらゆる電気器具においてその
過熱を的確に防止することができる。
更に前述のようにして感熱素子3は切断されるが、この
とき感熱素子3のまわりに開孔4があるため、飛散感熱
素子粒3′は重力により第16図の如く開孔4内に落下
し自然に集合して固化する。
とき感熱素子3のまわりに開孔4があるため、飛散感熱
素子粒3′は重力により第16図の如く開孔4内に落下
し自然に集合して固化する。
そのため飛散感熱素子粒3′が再び引出し線2にライン
状に溶着するが如き現象が皆無となり、電気絶縁度を非
常によくすることができる。
状に溶着するが如き現象が皆無となり、電気絶縁度を非
常によくすることができる。
なお、第9図と第10図の実施例の場合には、3本以上
の引出し線のうち、任意の2本の引出し線2a、2bを
電気器具Bと直列に接続し、残る1本又は2本の引出し
線2c、2a、2bについては、これを結線せずフリー
にしておく。
の引出し線のうち、任意の2本の引出し線2a、2bを
電気器具Bと直列に接続し、残る1本又は2本の引出し
線2c、2a、2bについては、これを結線せずフリー
にしておく。
かくすれば、結線された引出し線2a、2bの感熱素子
3だけが前述のような挙動で切断され、他の感熱素子3
については電流が流れぬため引出し線にかけわたされた
1ま残る。
3だけが前述のような挙動で切断され、他の感熱素子3
については電流が流れぬため引出し線にかけわたされた
1ま残る。
そして開路後、修復した電気器具Bを使用するときに、
前記のように残った感熱素子3と接合している引出し線
2b 、 2c又は2a、2bを再び電気器具Bと直列
に接続すもので、これにより次回の過熱時に当該感熱素
子3が作動するため、複数回にわたり有効な過熱防止を
図ることができる。
前記のように残った感熱素子3と接合している引出し線
2b 、 2c又は2a、2bを再び電気器具Bと直列
に接続すもので、これにより次回の過熱時に当該感熱素
子3が作動するため、複数回にわたり有効な過熱防止を
図ることができる。
以上のように、本発明の第1発明によるときには、感熱
素子3を、開孔4という自由空間で、引出し線2,2を
流れる電流と電気器具Bからの伝熱と、体積が大きくそ
れ自体に磁気回路をもつ磁石片1からの強力な磁気とに
より効率よく振動させるので、線輪に限られることなく
、あらゆる商用交流電源で用いられる電気器具の過熱を
非常に精度よく確実に防止できる。
素子3を、開孔4という自由空間で、引出し線2,2を
流れる電流と電気器具Bからの伝熱と、体積が大きくそ
れ自体に磁気回路をもつ磁石片1からの強力な磁気とに
より効率よく振動させるので、線輪に限られることなく
、あらゆる商用交流電源で用いられる電気器具の過熱を
非常に精度よく確実に防止できる。
また前記開孔4が同時に溶断後の感熱素子3の収容部と
して機能するため、電気絶縁性に信頼のある過熱防止器
とすることができる。
して機能するため、電気絶縁性に信頼のある過熱防止器
とすることができる。
更に全体として部品数が少なく、磁石片1が感熱素子3
や引出し線2の取付は基板としても機能するので、製作
が容易でバラツキの少ない過熱防止器とすることができ
るものである。
や引出し線2の取付は基板としても機能するので、製作
が容易でバラツキの少ない過熱防止器とすることができ
るものである。
更に本発明の第2発明によるときには、磁石片1に、隣
り合う極同志が異なった複数組の極磁を設けたので、前
述した第1発明による挙動に加え、感熱素子3に複雑な
引きちぎり動作が作用し、従って切断効果をより一層確
実かつ正確にすることができる。
り合う極同志が異なった複数組の極磁を設けたので、前
述した第1発明による挙動に加え、感熱素子3に複雑な
引きちぎり動作が作用し、従って切断効果をより一層確
実かつ正確にすることができる。
そのため対象電気器具が交流電源によるものに限られず
、直流電源を用いた電気器具にも適用することが可能と
なり、それらあらゆる電気器具において、過熱防止の高
い精度と信頼性を確保することができる。
、直流電源を用いた電気器具にも適用することが可能と
なり、それらあらゆる電気器具において、過熱防止の高
い精度と信頼性を確保することができる。
第1図は本発明による過熱防止器の一実施例を示す一部
切欠平面図、第2図は同じく第1図■−■線に沿う断面
図、第3図は本発明の別の実施例を示す一部切欠平面図
、第4図は第3図の背面図、第5図は第3図V−v線に
唱う断面図、第6図は第3図Vl−Vl線に暗う断面図
、第7図は本発明の他の実施例を示す縦断背面図、第8
図は同じく第7図■−■線に暗う断面図、第9図は本発
明の別の実施例を示す一部切欠平面図、第10図は更に
本発明の他の実施例を示す横断面図、第11図イ、口は
夫々本発明における開孔の実施態様を例示する説明図、
第12図イ、口は本発明過熱防止器の使用状態を例示す
る断面図、第13図は本発明における磁石片の磁束分布
状態を示す説明図、第14図イ、口は本発明にむける磁
石片の磁極配列態様を例示する説明図、第15図は本発
明にむける感熱素子の作動状態を示す断面図、第16図
は溶断後の状態を示す断面図である。 図面において、1・・・磁石片、2・・・複数条の引出
し線、3・・・感熱素子、4・・・開孔、5・・・絶縁
被覆を各示す。
切欠平面図、第2図は同じく第1図■−■線に沿う断面
図、第3図は本発明の別の実施例を示す一部切欠平面図
、第4図は第3図の背面図、第5図は第3図V−v線に
唱う断面図、第6図は第3図Vl−Vl線に暗う断面図
、第7図は本発明の他の実施例を示す縦断背面図、第8
図は同じく第7図■−■線に暗う断面図、第9図は本発
明の別の実施例を示す一部切欠平面図、第10図は更に
本発明の他の実施例を示す横断面図、第11図イ、口は
夫々本発明における開孔の実施態様を例示する説明図、
第12図イ、口は本発明過熱防止器の使用状態を例示す
る断面図、第13図は本発明における磁石片の磁束分布
状態を示す説明図、第14図イ、口は本発明にむける磁
石片の磁極配列態様を例示する説明図、第15図は本発
明にむける感熱素子の作動状態を示す断面図、第16図
は溶断後の状態を示す断面図である。 図面において、1・・・磁石片、2・・・複数条の引出
し線、3・・・感熱素子、4・・・開孔、5・・・絶縁
被覆を各示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 易溶合金からなる感熱素子3をかけわたし接合した
複数の引出し線2の先端部を磁石片1に装着し、前記磁
石片1には、感熱素子3に対応する位置に開孔4を形成
し、磁石片1のまわりに絶縁被覆5を設けたことを特徴
とする電気器具の過熱防止器。 2 引出し線2が2本である特許請求の範囲第1項に記
載の電気器具の過熱防止器。 3 引出し線2が3本以上である特許請求の範囲第1項
に記載の電気器具の過熱防止器。 4 磁石片1が、金属磁性物を磁化した永久磁石である
特許請求の範囲第1項に記載の電気器具の過熱防止器。 5 磁石片1が、軟質電気絶縁物と磁性材料を複合させ
た可撓性のある軟質永久磁石である特許請求の範囲第1
項に記載の電気器具の過熱防止器。 6 引出し線2の装着位置が、磁石片1の上面である特
許請求の範囲第1項に記載の電気器具の過熱防止器。 7 引出し線2の装着位置が、磁石片1の厚さ方向中間
部である特許請求の範囲第1項に記載の電気器具の過熱
防止器。 8 開孔4が、感熱素子3の長さと同等もしくはそれ以
上の大きさである特許請求の範囲第1項に記載の電気器
具の過熱防止器。 9 開孔4が、感熱素子3の全長より短い大きさである
特許請求の範囲第1項に記載の電気器具の過熱防止器。 10 易溶合金からなる感熱素子3をかけわたし接合
した複数の引出し線2の先端部を磁石片1に装着し、前
記磁石片1には感熱素子3に対応する位置に開孔4を形
成し、かつ前記磁石片1に、隣接する同志が極の異なっ
た複数組の磁極を配設し、磁石片1の1わりに絶縁被覆
5を設けたことを特徴とする電気器具の過熱防止器。 11 引出し線2が2本である特許請求の範囲第10
項に記載の電気器具の過熱防止器。 12 引出し線2が3本以上である特許請求の範囲第
10項に記載の電気器具の過熱防止器。 13 磁石片1が、金属磁性物を磁化した永久磁石で
ある特許請求の範囲第10項に記載の電気器具の過熱防
止器。 14 磁石片1が、軟質電気絶縁物と磁性材料を複合
させた可撓性のある軟質永久磁石である特許請求の範囲
第10項に記載の電気器具の過熱防止器。 15 引出し線2の装着位置が、磁石片1の上面であ
る特許請求の範囲第10項に記載の電気器具の過熱防止
器。 16 引出し線2の装着位置が、磁石片1の厚さ方向中
間部である特許請求の範囲第10項に記載の電気器具の
過熱防止器。 17 開孔4が、感熱素子3の長さと同等もしくはそれ
以上の大きさである特許請求の範囲第10項に記載の電
気器具の過熱防止器。 18 開孔4が、感熱素子3の全長より短い大きさで
ある特許請求の範囲第10項に記載の電気器具の過熱防
止器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9656877A JPS5855612B2 (ja) | 1977-08-13 | 1977-08-13 | 電気器具の過熱防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9656877A JPS5855612B2 (ja) | 1977-08-13 | 1977-08-13 | 電気器具の過熱防止器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5431548A JPS5431548A (en) | 1979-03-08 |
| JPS5855612B2 true JPS5855612B2 (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=14168607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9656877A Expired JPS5855612B2 (ja) | 1977-08-13 | 1977-08-13 | 電気器具の過熱防止器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855612B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6214136Y2 (ja) * | 1981-04-28 | 1987-04-10 | ||
| JPS6241641U (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-12 | ||
| JPH02288125A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-28 | Uchihashi Estec Co Ltd | 温度ヒューズ |
| JPH07123018B2 (ja) * | 1989-05-01 | 1995-12-25 | 内橋エステック株式会社 | 感温スイッチ |
| JP5023810B2 (ja) * | 2007-05-30 | 2012-09-12 | トヨタ自動車株式会社 | 大電流遮断用ヒューズ |
-
1977
- 1977-08-13 JP JP9656877A patent/JPS5855612B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5431548A (en) | 1979-03-08 |
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