JPS587621B2 - N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造法 - Google Patents
N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造法Info
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- JPS587621B2 JPS587621B2 JP13090577A JP13090577A JPS587621B2 JP S587621 B2 JPS587621 B2 JP S587621B2 JP 13090577 A JP13090577 A JP 13090577A JP 13090577 A JP13090577 A JP 13090577A JP S587621 B2 JPS587621 B2 JP S587621B2
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- Japan
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- hydroxyphenyl
- maleimide
- maleimides
- sulfur
- water
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式(■)
C式中、R′はH,CH8,C2Ha,F,CI,Br
,■を、nは1〜5の整数を示す。
,■を、nは1〜5の整数を示す。
)で表わされるN一(ヒドロキシフエニル)マレイミド
類の製造方法に関するものである。
類の製造方法に関するものである。
さらに詳しくは、一般式(1)
(式中、Rは、c1〜C7のアルキル基およびフエニル
基を、R′はH,CH3,C2H5,F,CI,Br,
■を、nは1〜5の整数を示す。
基を、R′はH,CH3,C2H5,F,CI,Br,
■を、nは1〜5の整数を示す。
)で表わされるN−(ヒドロキシフェニル)マレイミド
エステル化合物を、O〜150℃の温度条件下,イオウ
またはリンのオキシ酸を用いて加水分解することを特徴
とする、一般式(■) (式中、R′はH,CH3,C2H5,F,CI,Br
,■を、nは1〜5の整数を示す。
エステル化合物を、O〜150℃の温度条件下,イオウ
またはリンのオキシ酸を用いて加水分解することを特徴
とする、一般式(■) (式中、R′はH,CH3,C2H5,F,CI,Br
,■を、nは1〜5の整数を示す。
)で表わされるN−(ヒドロキシフエニル)マレイミド
類の製造方法に関するものである。
類の製造方法に関するものである。
本発明の方法で得られるN−(ヒドロキシフェニル)マ
レイミド類は二重結合を有するイミドであり、かつ同様
に有する水酸基の高い反応性を活用した反応素材として
、機能性に富んだ優れた樹脂の中間原料をはじめ、ホモ
ポリマー、スチレンまたはP−ビニルフェノールなどの
不飽和化合物との重合物、エポキシ樹脂との反応により
得られる耐熱性、寸法安定性などの優れた特性をもつ熱
硬化性樹脂、ポリアミンービスマレイミド系プレポリマ
ー、エポキシ変性ビスマレイミド系樹脂またはフェノー
ル樹脂などの改質剤、感光性樹脂、含浸ワニス、塗料、
銅張積層品、架橋剤、加硫剤,あるいは著しい接着能を
発揮する接着剤など広範囲な用途を有する産業上極めて
有用な化合物である。
レイミド類は二重結合を有するイミドであり、かつ同様
に有する水酸基の高い反応性を活用した反応素材として
、機能性に富んだ優れた樹脂の中間原料をはじめ、ホモ
ポリマー、スチレンまたはP−ビニルフェノールなどの
不飽和化合物との重合物、エポキシ樹脂との反応により
得られる耐熱性、寸法安定性などの優れた特性をもつ熱
硬化性樹脂、ポリアミンービスマレイミド系プレポリマ
ー、エポキシ変性ビスマレイミド系樹脂またはフェノー
ル樹脂などの改質剤、感光性樹脂、含浸ワニス、塗料、
銅張積層品、架橋剤、加硫剤,あるいは著しい接着能を
発揮する接着剤など広範囲な用途を有する産業上極めて
有用な化合物である。
一般に、各種マレイミドの製造にはトリエチルアミン、
酢酸ナトリウムなどを触媒、無水酢酸を脱水剤として、
アミン化合物に無水マレイン酸を作用させる方法が公知
である。
酢酸ナトリウムなどを触媒、無水酢酸を脱水剤として、
アミン化合物に無水マレイン酸を作用させる方法が公知
である。
しかし、この製造法を水酸基を有する核置換アミン化合
物に適用すれば、水酸基の高い反応性のため、まず水酸
基がエステル化され、ついで環化縮合反応が進行するタ
メ目的トスるN−(ヒドロキシフエニノレ)マレイミド
類は得られない。
物に適用すれば、水酸基の高い反応性のため、まず水酸
基がエステル化され、ついで環化縮合反応が進行するタ
メ目的トスるN−(ヒドロキシフエニノレ)マレイミド
類は得られない。
さらに、イミド化反応に有効な触媒、たとえば、N−ジ
メチルベンジルアミン、インキノリン、トリエチレンジ
アミン、ビリジン、N−メチルモルホリンなどの塩基、
ならびに有効な脱水剤、たとえば、無水プロピオン酸、
無水酪酸、無水安息香酸などの酸無水物を用いた場合で
も、まず水酸基がエステル化され、ついで環化縮合反応
が起こるか、あるいはほとんど反応が進行せf、N−(
ヒドロキシフエニル)マレイミド類の製造には全く効果
を示さない。
メチルベンジルアミン、インキノリン、トリエチレンジ
アミン、ビリジン、N−メチルモルホリンなどの塩基、
ならびに有効な脱水剤、たとえば、無水プロピオン酸、
無水酪酸、無水安息香酸などの酸無水物を用いた場合で
も、まず水酸基がエステル化され、ついで環化縮合反応
が起こるか、あるいはほとんど反応が進行せf、N−(
ヒドロキシフエニル)マレイミド類の製造には全く効果
を示さない。
したがって、N−(ヒドロキシフエニル)マレイミド類
の製造は、上記の方法で得られた水酸基がエステル化さ
れたマレイミドのアルコールによるエステル交換反応た
とえば、ベルギー特許613801に開示されたN−(
4−アセトキシフエニル)マレイミドのメチルアルコー
ルトノエステル交換反応]こよりN−(4−ヒドロキシ
フエニル)マレイミドを得る工程が採用されてきた。
の製造は、上記の方法で得られた水酸基がエステル化さ
れたマレイミドのアルコールによるエステル交換反応た
とえば、ベルギー特許613801に開示されたN−(
4−アセトキシフエニル)マレイミドのメチルアルコー
ルトノエステル交換反応]こよりN−(4−ヒドロキシ
フエニル)マレイミドを得る工程が採用されてきた。
しかし、この合成法は、14時間もの長いエステル交換
反応を必要とし、詳細な追試の結果からでは、21時間
のメタノールによるエステル交換反応でN−(4−ヒド
ロキシフエニル)マレイミドの収率は、38%と低く、
かつメタノールを多量に使用する必要があり、経済性に
欠け、工業的に極めて不利な方法である。
反応を必要とし、詳細な追試の結果からでは、21時間
のメタノールによるエステル交換反応でN−(4−ヒド
ロキシフエニル)マレイミドの収率は、38%と低く、
かつメタノールを多量に使用する必要があり、経済性に
欠け、工業的に極めて不利な方法である。
本発明者らは、これら従来法の欠点を克服するようなN
−(ヒドロキシフエニル)マレイミド類の製造法につい
て鋭意検討を重ねた結果、N−(ヒト宅キシフエニル)
マレイミドエステル化合物を、0〜150℃の比較的温
和な温度条件下、イオウまたはリンのオキシ酸を用いて
加水分解すれば短時間でN−(ヒドロキシフエニル)マ
レイミド類が高純度かつ高収率で得られることを見出し
本発明を完成するに至った。
−(ヒドロキシフエニル)マレイミド類の製造法につい
て鋭意検討を重ねた結果、N−(ヒト宅キシフエニル)
マレイミドエステル化合物を、0〜150℃の比較的温
和な温度条件下、イオウまたはリンのオキシ酸を用いて
加水分解すれば短時間でN−(ヒドロキシフエニル)マ
レイミド類が高純度かつ高収率で得られることを見出し
本発明を完成するに至った。
本発明の方法で用いられるN−(ヒドロキシフエニル)
マレイミドエステル化合物は、一般式(I)(式中、R
およびR′は、前記と同一の意味を示す)で表わされる
化合物であり、適当なN一(ヒドロキシフエニル)マレ
イミドエステル化合物トして、N一(4−アセトキシフ
エニル)マレイミド、N−(2−アセトキシフエニル)
マレイミド、N−(4−ペンゾイルオキシフエニル)マ
レイミド、N−(4−−jチリルオキシフエニル)マレ
イ−ミド、N一(4−プロピオニルオキシフエニル)マ
レイミド、N一(4−アセトキシー2,6−ジブロムフ
エニル)マレイミド,N−(4−アセトキシー3,6−
ジメチルフエニル)マレイミド、N−(3.5−シアセ
トキシフエニル)マレイミドなどである。
マレイミドエステル化合物は、一般式(I)(式中、R
およびR′は、前記と同一の意味を示す)で表わされる
化合物であり、適当なN一(ヒドロキシフエニル)マレ
イミドエステル化合物トして、N一(4−アセトキシフ
エニル)マレイミド、N−(2−アセトキシフエニル)
マレイミド、N−(4−ペンゾイルオキシフエニル)マ
レイミド、N−(4−−jチリルオキシフエニル)マレ
イ−ミド、N一(4−プロピオニルオキシフエニル)マ
レイミド、N一(4−アセトキシー2,6−ジブロムフ
エニル)マレイミド,N−(4−アセトキシー3,6−
ジメチルフエニル)マレイミド、N−(3.5−シアセ
トキシフエニル)マレイミドなどである。
本発明の方法で製造される目的化合物は、N一(ヒドロ
キシフエニル)マレイミドエステル化合物を加水分解す
ることによって得られる一般式(■)(式中、R′は、
前記と同一の意味を示す)で表わされるN−(ヒドロキ
シフエニル)マレイミド類である。
キシフエニル)マレイミドエステル化合物を加水分解す
ることによって得られる一般式(■)(式中、R′は、
前記と同一の意味を示す)で表わされるN−(ヒドロキ
シフエニル)マレイミド類である。
本発明の方法は、具体的にはN−(ヒドロキシフエニル
)マレイミドエステル化合物を、0〜150℃の比較的
温和な温度条件下、イオウまたはリンのオキシ酸に溶解
せしめ、ついでこの溶液を水中へ徐々に注入することに
より加水分解を行なわせ、水溶液中に析出したN一(ヒ
ドロキシフエニル)マレイミド類の結晶を公知の方法に
て分離取得する製造法である。
)マレイミドエステル化合物を、0〜150℃の比較的
温和な温度条件下、イオウまたはリンのオキシ酸に溶解
せしめ、ついでこの溶液を水中へ徐々に注入することに
より加水分解を行なわせ、水溶液中に析出したN一(ヒ
ドロキシフエニル)マレイミド類の結晶を公知の方法に
て分離取得する製造法である。
このように、本発明の方法は、N−(ヒドロキシフエニ
ル)マレイミドエステル化合物のイオウまたはリンのオ
キシ酸溶液を水中へ注入すると同時に加水分解を行なわ
せるところに特徴を有する。
ル)マレイミドエステル化合物のイオウまたはリンのオ
キシ酸溶液を水中へ注入すると同時に加水分解を行なわ
せるところに特徴を有する。
本発明の製造法によれば、N−(ヒドロキシフエニル)
マレイミド類はN−(ヒドロキシフエニル)マレイミド
エステル化合物のエステル化された水酸基を触媒を使用
し、かつ長時間を要してエステル交換反応により水酸基
に戻す従来法に比較し、ただイオウまたはリンのオキシ
酸に溶解後、ただちに氷水または冷水中に注入する極め
て簡易な単位操作により生成取得することができる。
マレイミド類はN−(ヒドロキシフエニル)マレイミド
エステル化合物のエステル化された水酸基を触媒を使用
し、かつ長時間を要してエステル交換反応により水酸基
に戻す従来法に比較し、ただイオウまたはリンのオキシ
酸に溶解後、ただちに氷水または冷水中に注入する極め
て簡易な単位操作により生成取得することができる。
しカモ、得ラレたN−(ヒドロキシフエニル)マレイミ
ド類の収率は高く、水溶液中に析出したN一(ヒドロキ
シフエニル)マレイミド類は、遠心分離などの公知の操
作により容易に分離精製することができる。
ド類の収率は高く、水溶液中に析出したN一(ヒドロキ
シフエニル)マレイミド類は、遠心分離などの公知の操
作により容易に分離精製することができる。
したがって、本発明は、工業上極めて経済的なN一(ヒ
ドロキシフエニル)マレイミド類の製造法である。
ドロキシフエニル)マレイミド類の製造法である。
本発明の方法で用いられるイオウまたはリンのオキシ酸
は、硫酸、チオ硫酸、亜硫酸、正リン酸、正亜リン酸ま
たはピロリン酸などである。
は、硫酸、チオ硫酸、亜硫酸、正リン酸、正亜リン酸ま
たはピロリン酸などである。
通常、これらの化合物は単独で使用されるが、2種以上
混合して使用してもよい。
混合して使用してもよい。
本発明の方法では、イオウまたはリンのオキシ酸が、溶
剤の役割を果たすので、とくに、反応溶剤を必要としな
い。
剤の役割を果たすので、とくに、反応溶剤を必要としな
い。
しかし、N−(ヒドロキシフエニル)マレイミドエステ
ル化合物の溶解度を向上させる目的で、これらに不活性
なジメチルホルムアミド・ジメチルアセトアミド・ジメ
チルスルホキシドまたはN−メチル−2−ピロリドンな
どを反応溶剤として使用してもよい。
ル化合物の溶解度を向上させる目的で、これらに不活性
なジメチルホルムアミド・ジメチルアセトアミド・ジメ
チルスルホキシドまたはN−メチル−2−ピロリドンな
どを反応溶剤として使用してもよい。
本発明の方法で用いられるN一(ヒドロキシフエニル)
マレイミドエステル化合物の量は、とくに制約されない
がイオウまたはリンのオキシ酸、あるいは、イオウまた
はリンのオキシ酸と反応溶剤を使用するとき(以後反応
溶剤溶液と略記する]は、それらの溶液に対じ操作温度
における飽和溶解度の範囲内で、好ましくは、N一(ヒ
ドロキシフエニル)マレイミドエステル化合物の溶液安
定性および溶解に要する時間を考えると飽和溶解度の8
0〜90係の範囲である。
マレイミドエステル化合物の量は、とくに制約されない
がイオウまたはリンのオキシ酸、あるいは、イオウまた
はリンのオキシ酸と反応溶剤を使用するとき(以後反応
溶剤溶液と略記する]は、それらの溶液に対じ操作温度
における飽和溶解度の範囲内で、好ましくは、N一(ヒ
ドロキシフエニル)マレイミドエステル化合物の溶液安
定性および溶解に要する時間を考えると飽和溶解度の8
0〜90係の範囲である。
本発明の方法を実施するには、N−(ヒドロキシフエニ
ル)マレイミドエろテル化合物のイオウまたはリンのオ
キシ酸、あるいは反応溶剤溶液への溶解温度は、0〜1
50℃の範囲であり、好ましくは、20〜80℃である
。
ル)マレイミドエろテル化合物のイオウまたはリンのオ
キシ酸、あるいは反応溶剤溶液への溶解温度は、0〜1
50℃の範囲であり、好ましくは、20〜80℃である
。
0℃以下では、N一(ヒドロキシフエニル)マレイミド
エステル化合物のイオウまたはリンのオキシ酸あるいは
反応溶剤溶液への溶解度が小さく経済的でない。
エステル化合物のイオウまたはリンのオキシ酸あるいは
反応溶剤溶液への溶解度が小さく経済的でない。
一方、150℃以上では、N−(ヒドロキシフエニル)
マレイミドエステル化合物は、イオウまたはリンのオキ
シ酸と副反応をして、目的化合物の収率を低下させ、か
つ溶液を水中へ注入し目的化合物を析出せしめる際、こ
の溶液の冷却および大きな希釈熱により水の温度を著る
しく上昇させる時には水を沸騰させ、同時に水溶液中で
各種の副反応を誘き起して、目的とするN−(ヒドロキ
シフエニル)マレイミド類の収率は、著るしく低下し、
かつ副生成物から目的生成物の分離精製操作が極めて煩
雑となる。
マレイミドエステル化合物は、イオウまたはリンのオキ
シ酸と副反応をして、目的化合物の収率を低下させ、か
つ溶液を水中へ注入し目的化合物を析出せしめる際、こ
の溶液の冷却および大きな希釈熱により水の温度を著る
しく上昇させる時には水を沸騰させ、同時に水溶液中で
各種の副反応を誘き起して、目的とするN−(ヒドロキ
シフエニル)マレイミド類の収率は、著るしく低下し、
かつ副生成物から目的生成物の分離精製操作が極めて煩
雑となる。
N−(ヒドロキシフエニル)マレイミドエステル化合物
のイオウまたはリンのオキシ酸あるいは反応溶剤溶液へ
の溶解時間はエステル化合物の種類、使用量、溶解温度
および攪拌速度により左右されるが各温度における飽和
溶解度の80〜90チまで溶解するには30分〜5時間
で十分である。
のイオウまたはリンのオキシ酸あるいは反応溶剤溶液へ
の溶解時間はエステル化合物の種類、使用量、溶解温度
および攪拌速度により左右されるが各温度における飽和
溶解度の80〜90チまで溶解するには30分〜5時間
で十分である。
N一(ヒトo4シフエニル)マレイミドエステル化合物
の溶液を注入する水およびその量は、とくに、制約され
ないが希釈熱の発生による水溶液の温度上昇を抑制する
ために水の温度は0〜30℃の範囲で使用するのが望ま
しい、またこの操作は、水の外、氷水または氷のみを使
用することも可能である。
の溶液を注入する水およびその量は、とくに、制約され
ないが希釈熱の発生による水溶液の温度上昇を抑制する
ために水の温度は0〜30℃の範囲で使用するのが望ま
しい、またこの操作は、水の外、氷水または氷のみを使
用することも可能である。
また、N−(ヒドロキシフエニル)マレイミド類の中に
け、若干水に可溶性の化合物があり、これらの化合物の
場合は水中での結晶の析出効率を向上させる目的で塩析
効果を有する公知の化合物、たとえば、塩化ナトリウム
、硫酸ナトリウム、塩化カルシウムなどを溶解した冷水
を用いるか、または水に溶解したN一(ヒドロキシフエ
ニル)マレイミト類を、エーテル、ベンゼン、トルエン
、キシレンなどの抽出溶剤にて回収することも可能であ
る。
け、若干水に可溶性の化合物があり、これらの化合物の
場合は水中での結晶の析出効率を向上させる目的で塩析
効果を有する公知の化合物、たとえば、塩化ナトリウム
、硫酸ナトリウム、塩化カルシウムなどを溶解した冷水
を用いるか、または水に溶解したN一(ヒドロキシフエ
ニル)マレイミト類を、エーテル、ベンゼン、トルエン
、キシレンなどの抽出溶剤にて回収することも可能であ
る。
本発明の方法は、従来のN−(ヒドロキシフエニル)マ
レイミドエステル化合物の長時間および煩雑な工程を有
するエステル交換反応法にくらべ、該化合物をイオウま
たはリンのオキシ酸などに溶解後ただちに冷水中に注入
して目的化合物を析出せしめ、分離乾燥する工程で十分
であり、極めて簡略化された製造法といえる。
レイミドエステル化合物の長時間および煩雑な工程を有
するエステル交換反応法にくらべ、該化合物をイオウま
たはリンのオキシ酸などに溶解後ただちに冷水中に注入
して目的化合物を析出せしめ、分離乾燥する工程で十分
であり、極めて簡略化された製造法といえる。
本発明の方法によれば、高収率かつ高純度でN−(ヒド
ロキシフエニル)マレイミド類を製造することができる
ので、工業上極めて有用な製造法である。
ロキシフエニル)マレイミド類を製造することができる
ので、工業上極めて有用な製造法である。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例l
N−(4−アセトキシフエニル)マレイミド50g(0
.216モル)を温度50℃にて硫酸ioogに十分攪
拌を行なって溶解せしめる、完全に溶解するまで45分
を要した。
.216モル)を温度50℃にて硫酸ioogに十分攪
拌を行なって溶解せしめる、完全に溶解するまで45分
を要した。
つぎにこれを氷200ml,水100mlからなる氷水
中へ徐々に注入LN−(4−ヒドロキシフエニル)マレ
イミドの結晶を析出せしめた。
中へ徐々に注入LN−(4−ヒドロキシフエニル)マレ
イミドの結晶を析出せしめた。
つぎに結晶を戸別して乾喚したところ25.8g(0.
136モル)のN−(4−ヒドロキシフエニル)マレイ
ミドを得た。
136モル)のN−(4−ヒドロキシフエニル)マレイ
ミドを得た。
生成物の元素分析結果は、つぎのように理論値明らかに
アセトキシ基はほとんど水酸基に置換されていることが
判る。
アセトキシ基はほとんど水酸基に置換されていることが
判る。
収率は63.0%であった。実施例2
N−(4−フロピオニルフエニル)マレイミト49.O
g(0.200モル)を温度60℃にて正リン酸100
gに溶解せしめる。
g(0.200モル)を温度60℃にて正リン酸100
gに溶解せしめる。
完全に溶解するまで60分を要した、つぎにこの溶液を
O℃の氷水中ヘ徐々に注入し、N−(4−ヒドロキシフ
エニル)マレイミドを析出せしめ、戸別し乾燥したとこ
ろ22.7g(0.120モル)の黄橙色結晶を得た。
O℃の氷水中ヘ徐々に注入し、N−(4−ヒドロキシフ
エニル)マレイミドを析出せしめ、戸別し乾燥したとこ
ろ22.7g(0.120モル)の黄橙色結晶を得た。
この結晶の融点は188〜189℃であり、赤外線吸収
スペクトルから水酸基の存在を確認し、N−(4−ヒド
ロキシフエニル)マレイミドであることが判明した。
スペクトルから水酸基の存在を確認し、N−(4−ヒド
ロキシフエニル)マレイミドであることが判明した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(1) (式中、Rは、Cl〜C7のアルキル基およびフエニル
基を、R′はH,CH3,C2H5,F,CI,Br,
■を、nは1〜5の整数を示す。 )で表わされるN−(ヒドロキシフエニル)マレイミド
エステル化合物を、O〜150℃の温度条件下、イオウ
またはリンのオキシ酸を用いて加水分解することを特徴
とする、一般式(1) (式中、R′は、HtCHs,C2Hs,F,CI,B
r,■を、nは1〜5の整数を示す。 )で表わされるN−(ヒドロキシフエニル)マレイミド
類の製造流
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13090577A JPS587621B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造法 |
| US05/956,971 US4231934A (en) | 1977-11-02 | 1978-11-02 | Process for the production of N-(hydroxyphenyl) maleimides |
| US06/088,825 US4289699A (en) | 1977-11-02 | 1979-10-26 | Process for the production of N-(hydroxyphenyl) maleimides |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13090577A JPS587621B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5466670A JPS5466670A (en) | 1979-05-29 |
| JPS587621B2 true JPS587621B2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=15045458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13090577A Expired JPS587621B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587621B2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-02 JP JP13090577A patent/JPS587621B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5466670A (en) | 1979-05-29 |
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