JPS588145A - 強撚しぼ織編物用ポリエステルフイラメント糸の製造方法 - Google Patents
強撚しぼ織編物用ポリエステルフイラメント糸の製造方法Info
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- JPS588145A JPS588145A JP10548981A JP10548981A JPS588145A JP S588145 A JPS588145 A JP S588145A JP 10548981 A JP10548981 A JP 10548981A JP 10548981 A JP10548981 A JP 10548981A JP S588145 A JPS588145 A JP S588145A
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- polyester
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリエステルフィラメント糸を使用した強撚し
ぼ織編物用原糸の製造方法に関する。
ぼ織編物用原糸の製造方法に関する。
熱可塑性合成繊維フィラメント糸の強撚しぼ織編物製造
方法の代表的な方法は、該フィラメント糸に糊付けを施
して、次に強撚し1さらに該強撚糸を比較的低温の蒸気
で処理して強撚糸の解ネンモーメントを一時的に固定す
る。
方法の代表的な方法は、該フィラメント糸に糊付けを施
して、次に強撚し1さらに該強撚糸を比較的低温の蒸気
で処理して強撚糸の解ネンモーメントを一時的に固定す
る。
斯くして得た糸を製織製編し、次に該織編布を温湯中に
浸漬して、或いは浸漬した状態で強振してしぼを発現さ
せ、乾燥2幅出しセットして強撚しぼ織編物とする方法
である。
浸漬して、或いは浸漬した状態で強振してしぼを発現さ
せ、乾燥2幅出しセットして強撚しぼ織編物とする方法
である。
しかし、通常のポリエステルフィラメント糸を用いて強
撚しぼ織編物を製造する場合tこは、しぼの発現が不十
分であり、又、しぼの均一性も悪く、絹のような良好な
しぼ織編物は得られていない。この為にポリエステルフ
ィラメント糸を用いて、絹に近いしぼ立ち性としぼ風合
を得る方法について種々の検討が続けられている。
撚しぼ織編物を製造する場合tこは、しぼの発現が不十
分であり、又、しぼの均一性も悪く、絹のような良好な
しぼ織編物は得られていない。この為にポリエステルフ
ィラメント糸を用いて、絹に近いしぼ立ち性としぼ風合
を得る方法について種々の検討が続けられている。
例えば、特公昭51−23619号公報では高密度ポリ
エステルフィラメント糸を強撚しぼ織編物用原糸に用い
る方法が提案されている。
エステルフィラメント糸を強撚しぼ織編物用原糸に用い
る方法が提案されている。
練糸の方法は通常の紡糸、延伸(延伸+熱処理)したポ
リエステルフィラメント糸を約180〜220℃の高温
で一定時間熱処理する方法や、或いは延伸に引き続く熱
処理工程において、通常より高温の約190℃〜220
℃の熱処理をする方法である。
リエステルフィラメント糸を約180〜220℃の高温
で一定時間熱処理する方法や、或いは延伸に引き続く熱
処理工程において、通常より高温の約190℃〜220
℃の熱処理をする方法である。
さらに特開昭54−106647号公報では常法によっ
て紡糸されたポリエステルフィラメントを延伸し、次い
で約160℃〜220℃の高温ローラ上で定□長熱セッ
トするか、又は加熱しながら2〜10%の範囲の伸長を
加えてそれを収縮せしめる繰り返しの伸長−収縮熱処理
するか、或いは0〜10%の制限収縮熱処理をする等の
方法が提案されている。
て紡糸されたポリエステルフィラメントを延伸し、次い
で約160℃〜220℃の高温ローラ上で定□長熱セッ
トするか、又は加熱しながら2〜10%の範囲の伸長を
加えてそれを収縮せしめる繰り返しの伸長−収縮熱処理
するか、或いは0〜10%の制限収縮熱処理をする等の
方法が提案されている。
しかし、これらの方法は確かtこしぼ立ち能力に関する
限り若干改良されているが、前記の延伸後の熱処理工程
、再熱処理工程での強度の高温熱処理が必須となる為に
、糸条の各フィラメント間をこ熱処理斑を生じ、発現す
るしぼにはしぼ斑、ツノ(ヨリによるビリの一部が布帛
表面1こ立つことをいう。)などが生じる。
限り若干改良されているが、前記の延伸後の熱処理工程
、再熱処理工程での強度の高温熱処理が必須となる為に
、糸条の各フィラメント間をこ熱処理斑を生じ、発現す
るしぼにはしぼ斑、ツノ(ヨリによるビリの一部が布帛
表面1こ立つことをいう。)などが生じる。
従って、絹のしぼ織編物の風合には到底およぶものでな
い。
い。
しかも前記の高温熱処理は
■ エネルギー費の増加
■ 油剤の熱板上でのタール化による汚れの増加
■ 油剤の発。煙
■ 糸温度が著しく上昇し、糸掛けなどの操作性低下な
どの操業性等の種々の問題が生じている。
どの操業性等の種々の問題が生じている。
従って、このような方法は、工程数の増加や熱エネルギ
ーの増大によるコストアップを招いた9、それに適した
油剤の選定が極めて困難である等々のため具体的な生産
方式として採用し得ないのである。
ーの増大によるコストアップを招いた9、それに適した
油剤の選定が極めて困難である等々のため具体的な生産
方式として採用し得ないのである。
本発明は、これらの問題点を踏まえ、超高温の熱処理を
加えることなく通常の延伸熱処理工程のみで、しぼ立ち
能力が高く、シかも均一な′しぼが発現できることを可
能ならしめる方法について提案するものである。このた
め、本発明者等はポリエステルフィラメントのしぼ発現
メカニズムについて原糸の内部構造の面から詳細に検討
を加えた結果、本発明會こ到達したものである。
加えることなく通常の延伸熱処理工程のみで、しぼ立ち
能力が高く、シかも均一な′しぼが発現できることを可
能ならしめる方法について提案するものである。このた
め、本発明者等はポリエステルフィラメントのしぼ発現
メカニズムについて原糸の内部構造の面から詳細に検討
を加えた結果、本発明會こ到達したものである。
すなわち本発明の構成は差動走査型熱量計で求めた融解
頂点温度(Tm)と冷却結晶化頂点温度(Tc’)の関
係がTm −Tc’<70℃で、かつオルトクロロフェ
ノール溶媒中25℃で測定した極限粘度〔η〕が0.6
0以上のポリエステルフィラメント未延伸糸を用いて延
伸熱処理を行なった後、該延伸糸を強撚、ヨリ止め熱セ
ットすることを特徴とする強−撚しぼ織編物用ポリエス
テルフィラメント糸の製造方法である。
頂点温度(Tm)と冷却結晶化頂点温度(Tc’)の関
係がTm −Tc’<70℃で、かつオルトクロロフェ
ノール溶媒中25℃で測定した極限粘度〔η〕が0.6
0以上のポリエステルフィラメント未延伸糸を用いて延
伸熱処理を行なった後、該延伸糸を強撚、ヨリ止め熱セ
ットすることを特徴とする強−撚しぼ織編物用ポリエス
テルフィラメント糸の製造方法である。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明者らはしぼ発現メカニズムについて鋭意検討した
結果、しぼ発現力はポリエステル原子の結晶部分の存在
する割合と非晶部分の緻密性の二点が最も支配的である
という結論に達した。この結論は、単に原糸に高度な熱
処理を加えて原糸の結晶構造をより大きく完全性の高い
ものにして、高密度、低沸状にすると・いう従来の考え
方と異なったものである。しかも、前者はポリエステル
重合工程で延伸熱処理工程において後述する結晶化速度
を高める結晶核剤、即ち粒子を添加する方法により、ま
た後者は同様に箋合工程の段階からポリエステルの重合
度を高めておく方法によりしぼ発現時のしぼの均一性、
風合面から極めて効果的であることも判明した。
結果、しぼ発現力はポリエステル原子の結晶部分の存在
する割合と非晶部分の緻密性の二点が最も支配的である
という結論に達した。この結論は、単に原糸に高度な熱
処理を加えて原糸の結晶構造をより大きく完全性の高い
ものにして、高密度、低沸状にすると・いう従来の考え
方と異なったものである。しかも、前者はポリエステル
重合工程で延伸熱処理工程において後述する結晶化速度
を高める結晶核剤、即ち粒子を添加する方法により、ま
た後者は同様に箋合工程の段階からポリエステルの重合
度を高めておく方法によりしぼ発現時のしぼの均一性、
風合面から極めて効果的であることも判明した。
さらに詳細に説明すると一般に延伸時の未熱処理速度は
糸を構成するポリマーの結晶化速度に関係するものと思
われる。そして結晶化速度は当然結晶の核の存在が多い
程、またその核からの結晶成長速度が大きい程結晶化速
度は速くなる。この結晶化速度を比較するための方法と
しては、例えば密度法、X線法等によって結晶化度の時
間的変化を追う方法が一般的であるが本発明者らは後述
する方法で差動走査型熱量計(以下DSCという)によ
抄測定して得た未延伸糸の融解頂点温度(Tm)と、冷
却結晶化頂点温度(Tc’)との差、すなわちTm−T
c’=ΔTの値が結晶化速度と関係し、延伸時の熱処理
速度と実に密接に関係することを見い出した。
糸を構成するポリマーの結晶化速度に関係するものと思
われる。そして結晶化速度は当然結晶の核の存在が多い
程、またその核からの結晶成長速度が大きい程結晶化速
度は速くなる。この結晶化速度を比較するための方法と
しては、例えば密度法、X線法等によって結晶化度の時
間的変化を追う方法が一般的であるが本発明者らは後述
する方法で差動走査型熱量計(以下DSCという)によ
抄測定して得た未延伸糸の融解頂点温度(Tm)と、冷
却結晶化頂点温度(Tc’)との差、すなわちTm−T
c’=ΔTの値が結晶化速度と関係し、延伸時の熱処理
速度と実に密接に関係することを見い出した。
本発明者らはポリエステルを溶融紡糸して得たTm−T
O’=Δ1の値及び極限粘度〔η〕の値を種々組み合せ
た未延伸糸を通常の延伸、熱処理。
O’=Δ1の値及び極限粘度〔η〕の値を種々組み合せ
た未延伸糸を通常の延伸、熱処理。
場合によっては再熱処理を施したところTm −Tc’
< 70℃、好ましくはTm−Tc’<65℃でかつ
極限粘度〔η〕≧0.60.好ましくは極限粘度〔η〕
≧0.64の未延伸糸から製造された延伸糸を強撚用に
用いると均一で良好なしぼ発現をすることを見い出した
。
< 70℃、好ましくはTm−Tc’<65℃でかつ
極限粘度〔η〕≧0.60.好ましくは極限粘度〔η〕
≧0.64の未延伸糸から製造された延伸糸を強撚用に
用いると均一で良好なしぼ発現をすることを見い出した
。
それらの理由は明確ではないが熱処理速度が高められて
いるので、通常の延伸熱処理条件においても結晶割合が
増加する事と極限粘度が高いことにより、非晶部分の緻
密性が向上したためと考えられる。
いるので、通常の延伸熱処理条件においても結晶割合が
増加する事と極限粘度が高いことにより、非晶部分の緻
密性が向上したためと考えられる。
DSOによるTm−Tc’:ΔTの値と熱処理速度との
相関性が良好な理由は明確でないが、DSOによる測定
の場合tこはポリマーに連続的変化を与えた時のポリマ
ーの吸発熱挙動を調べており、その状態が延伸熱処理時
の走行糸に熱を与え、その際糸条に加わる連続的熱変化
によって熱固定を行なうという熱処理状態に類似点があ
るためと思われる。また、DSCによるTm 、 Tc
’の測定は再現性が良好であり、更に測定が迅速、サン
プル量が少ない等のメリットがある。
相関性が良好な理由は明確でないが、DSOによる測定
の場合tこはポリマーに連続的変化を与えた時のポリマ
ーの吸発熱挙動を調べており、その状態が延伸熱処理時
の走行糸に熱を与え、その際糸条に加わる連続的熱変化
によって熱固定を行なうという熱処理状態に類似点があ
るためと思われる。また、DSCによるTm 、 Tc
’の測定は再現性が良好であり、更に測定が迅速、サン
プル量が少ない等のメリットがある。
尚% ’ T m−T c ’≧70℃であったり、極
限粘度〔η〕が0.60未満の場合、通常の延伸熱処理
条件では十分なしぼ発現させるに足る結晶部の存在割合
、非晶部の緻密な構造が形成されな・い為に本発明の目
的を達成しえない。
限粘度〔η〕が0.60未満の場合、通常の延伸熱処理
条件では十分なしぼ発現させるに足る結晶部の存在割合
、非晶部の緻密な構造が形成されな・い為に本発明の目
的を達成しえない。
さらに、ポリエステルチップ段階で本発明範囲内の極限
粘度〔η〕を保っても溶融紡糸時の加水分解等で低粘度
化し未延伸糸段階で本発明の範囲外となるものは含まれ
ない。あくまで延伸に供される前の未延伸糸の極限粘度
〔η〕が0.60以上あることが肝要である。なお、極
限粘度〔η〕は高い程好ましい。
粘度〔η〕を保っても溶融紡糸時の加水分解等で低粘度
化し未延伸糸段階で本発明の範囲外となるものは含まれ
ない。あくまで延伸に供される前の未延伸糸の極限粘度
〔η〕が0.60以上あることが肝要である。なお、極
限粘度〔η〕は高い程好ましい。
本発明で限定する未延伸糸を用いると高度な熱処理を行
なわずとも十分なしぼ立能力を有する。又、しぼ斑、ツ
ノなどのしぼ質の悪さ−もなく好ましいものである。
なわずとも十分なしぼ立能力を有する。又、しぼ斑、ツ
ノなどのしぼ質の悪さ−もなく好ましいものである。
さらに高度な熱処理を必要としないため、原糸の収縮特
性を用途により自由にコントロールすることが可能であ
る。ここで、原糸の収縮率(沸収)が5%より大きく2
0%以下にすると布帛で発現するしぼに深みがでて好ま
しい風合になる。
性を用途により自由にコントロールすることが可能であ
る。ここで、原糸の収縮率(沸収)が5%より大きく2
0%以下にすると布帛で発現するしぼに深みがでて好ま
しい風合になる。
本発明を具体的な実施形態の一例で説明するが本発明1
こ限定されるものではない。例えば■ 結晶化促進のた
めtこ微粒子を含有した高極限粘度ポリエステルチップ
を用いて、常法で紡糸されたTm−Tc’<70℃、好
ましくはTm−Tc’、< 65℃で、かつ極限粘度0
.60以上、好ましくは0.64以上のポリエステルフ
ィラメント未延伸糸を用いる。
こ限定されるものではない。例えば■ 結晶化促進のた
めtこ微粒子を含有した高極限粘度ポリエステルチップ
を用いて、常法で紡糸されたTm−Tc’<70℃、好
ましくはTm−Tc’、< 65℃で、かつ極限粘度0
.60以上、好ましくは0.64以上のポリエステルフ
ィラメント未延伸糸を用いる。
なお、Tm−Tc’≧70℃の未延伸糸では延伸、熱処
理での熱処理速度が十分tこ高められず、本発明の効果
は発揮できない。
理での熱処理速度が十分tこ高められず、本発明の効果
は発揮できない。
又、極限粘度0.60未満ではしぼ発現が不十分である
。
。
ここで、極限粘度0.80以上とするとドライタッチな
風合をも有する布帛を得ることができる。
風合をも有する布帛を得ることができる。
■ 前記の特定された未延伸糸を延伸ピンか、延伸加熱
ロールを用いて延伸しつつ熱板か、加熱ロールで120
〜160℃で熱処理する。なお、熱処理温度があまり低
すぎる場合、熱処理不足となり良好なしぼ発現は期待で
きない。また、あまり高温すぎる場合、熱処理斑を生じ
やすく、シぼ斑となり良好なしぼ発現は期待できない。
ロールを用いて延伸しつつ熱板か、加熱ロールで120
〜160℃で熱処理する。なお、熱処理温度があまり低
すぎる場合、熱処理不足となり良好なしぼ発現は期待で
きない。また、あまり高温すぎる場合、熱処理斑を生じ
やすく、シぼ斑となり良好なしぼ発現は期待できない。
さら1こ、延伸ピンか、延伸加熱ロールを用いる場合、
延伸ピンを用いる方がより良好なしぼが得られる。これ
は延伸時に形成される糸条の内部構造に起因するものと
考える。
延伸ピンを用いる方がより良好なしぼが得られる。これ
は延伸時に形成される糸条の内部構造に起因するものと
考える。
■ 前記延伸によし得た延伸糸を場合によってはさらに
延伸、熱処理に引き続きか、一度巻きとった後に緊張条
件下アンダーフィード率0〜15%、好ましくは2〜1
0%で120〜160℃の熱板か、加熱ロールで熱処理
を施し巻きとる。
延伸、熱処理に引き続きか、一度巻きとった後に緊張条
件下アンダーフィード率0〜15%、好ましくは2〜1
0%で120〜160℃の熱板か、加熱ロールで熱処理
を施し巻きとる。
なお、緊張熱処理は非晶部分の緻密性を向上させ、しぼ
発現を増大させる。
発現を増大させる。
0%以下の場合、糸条の非晶部分の緻密性が不十分で、
かつ結晶サイズの細分化による結晶割合の低下などで良
好なしぼ発現をしないこともある。
かつ結晶サイズの細分化による結晶割合の低下などで良
好なしぼ発現をしないこともある。
又、逆に15%以上の場合、クルミオ毛羽、あるいは糸
切れをも生ずる傾向がある。
切れをも生ずる傾向がある。
一方、熱処理温度が低すぎる場合でも良好なしぼを発現
しないことがある。そして、高温すぎると熱処理斑を生
じやすい。さらに緊張熱処理温度は延伸tこ引き続き施
す熱処理の温度より5℃以ド、好ましくは10℃以上高
目の方が熱処理効果をいっそう発揮し、良好なしぼ発現
を得ることができ、る。
しないことがある。そして、高温すぎると熱処理斑を生
じやすい。さらに緊張熱処理温度は延伸tこ引き続き施
す熱処理の温度より5℃以ド、好ましくは10℃以上高
目の方が熱処理効果をいっそう発揮し、良好なしぼ発現
を得ることができ、る。
本発明で使用するポリエステル未延伸糸を構成するポリ
エステルは、少なくとも70モルチがエチレンテレフタ
レート単位からなるポリエステルであ沙、ポリエチレン
テレフタレートが最も好ましく用いられる。
エステルは、少なくとも70モルチがエチレンテレフタ
レート単位からなるポリエステルであ沙、ポリエチレン
テレフタレートが最も好ましく用いられる。
本発明で規定するTm−Tc’ < 70℃を満足する
結晶化特性を有するポリエステルを有る方法としては、
ポリエステル中に適当量の結晶化促進微粒子を存在させ
ることが最も有利である。
結晶化特性を有するポリエステルを有る方法としては、
ポリエステル中に適当量の結晶化促進微粒子を存在させ
ることが最も有利である。
結晶化促進のための微粒子としては、特にリチウム、カ
ルシウム、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素のうち
、少なくとも一種の元素を含むものを使用するのが有効
である。これら元素単体ではポリエステルとの親和性が
極めて悪いため、アルコラード、または有機あるいは無
機酸塩等の形で添加するのが一般的である。具体的には
、リン酸リチウム、酢酸リチウム、塩化リチウム、硫酸
リチウム、炭酸リチウム、リチウムエチレングリコラー
ト、酢酸カルシウム。
ルシウム、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素のうち
、少なくとも一種の元素を含むものを使用するのが有効
である。これら元素単体ではポリエステルとの親和性が
極めて悪いため、アルコラード、または有機あるいは無
機酸塩等の形で添加するのが一般的である。具体的には
、リン酸リチウム、酢酸リチウム、塩化リチウム、硫酸
リチウム、炭酸リチウム、リチウムエチレングリコラー
ト、酢酸カルシウム。
炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、カルシウムエチラ
ート、カルシウムエチレングリコラート、ケイ酸マグネ
シウム、リン酸マグネシウム。
ート、カルシウムエチレングリコラート、ケイ酸マグネ
シウム、リン酸マグネシウム。
酢酸マグネシウム(タルク類)、マグネシウムエチラー
ト、マグネシウムエチレングリコラート、ケイ酸アルミ
ニウム(カオリナイト)等を主体とするもの、またはこ
れらの混合物が用いられる。
ト、マグネシウムエチレングリコラート、ケイ酸アルミ
ニウム(カオリナイト)等を主体とするもの、またはこ
れらの混合物が用いられる。
該結晶化促進微粒子生成のための化合物の添加量は元素
単体に換算して0.01〜0.50重量%が好ましく、
0.01〜0.20重量%がより好ましい。これら添加
化合物は、ポリエステル製造工程においてその組成、形
状1粒度等が変化しても良い。例えば酢酸リチウムを使
用する場合、重縮合開始初期には酢酸リチウムが系内に
完全に溶解しているが、重縮合が進むにつれて微粒子が
生成する。この際に生成する微粒子は一般には酢酸リチ
ウムそのものではなく、ポリエステル構成成分や着防剤
として使用するリン化合物等の複雑な反応生成物である
。
単体に換算して0.01〜0.50重量%が好ましく、
0.01〜0.20重量%がより好ましい。これら添加
化合物は、ポリエステル製造工程においてその組成、形
状1粒度等が変化しても良い。例えば酢酸リチウムを使
用する場合、重縮合開始初期には酢酸リチウムが系内に
完全に溶解しているが、重縮合が進むにつれて微粒子が
生成する。この際に生成する微粒子は一般には酢酸リチ
ウムそのものではなく、ポリエステル構成成分や着防剤
として使用するリン化合物等の複雑な反応生成物である
。
生成ポリエステル中の微粒子の存在は、溶融ポリエステ
ルから作成したプレパラートを顕微鏡で観察する方法等
によって確認できる。この場合存在微粒子の平均粒径は
1μ以上が好ましいが、5μ以上の粗大粒子はできるだ
け少なくする必要がある。
ルから作成したプレパラートを顕微鏡で観察する方法等
によって確認できる。この場合存在微粒子の平均粒径は
1μ以上が好ましいが、5μ以上の粗大粒子はできるだ
け少なくする必要がある。
本発明は既に述べたようを二強撚しぼ織編物用原糸とし
てDSCにより測定して得た融解頂点温度’rm と冷
却結晶化頂点温度Tc’の関係が特定のものとオルトク
ロロフェノール溶媒中25℃で測定した極限粘度が特定
であるものを組み合せたポリエステルフィラメント未延
伸糸を用いて延伸熱処理、場合によっては再熱処理し、
延伸糸を得たのちに該延伸糸を強撚工程、撚止め熱セッ
トする方法であり、これによって次のような効果が発揮
される。
てDSCにより測定して得た融解頂点温度’rm と冷
却結晶化頂点温度Tc’の関係が特定のものとオルトク
ロロフェノール溶媒中25℃で測定した極限粘度が特定
であるものを組み合せたポリエステルフィラメント未延
伸糸を用いて延伸熱処理、場合によっては再熱処理し、
延伸糸を得たのちに該延伸糸を強撚工程、撚止め熱セッ
トする方法であり、これによって次のような効果が発揮
される。
■ 高結晶性ポリエステルフィラメント未延伸糸に起因
する高結晶化速度効果により延伸熱処理条件を強化しな
くても製造工程でトラブルのない通常条件で十分熱セツ
ト可能であり、該延伸糸は十分でかつ均一なしぼ立ち性
を発現する。
する高結晶化速度効果により延伸熱処理条件を強化しな
くても製造工程でトラブルのない通常条件で十分熱セツ
ト可能であり、該延伸糸は十分でかつ均一なしぼ立ち性
を発現する。
■ さらに、高極限粘度ポリエステルフィラメントに起
因する極めて大きい弾性力は■の効果と相乗して十分で
かつ均一なしぼ立ち性を発現する。
因する極めて大きい弾性力は■の効果と相乗して十分で
かつ均一なしぼ立ち性を発現する。
したがって、極めて大きいしぼ立ち性で、かつしぼ斑、
ツノ等のないしぼ質の良好な強撚しぼ織編物かえられる
。
ツノ等のないしぼ質の良好な強撚しぼ織編物かえられる
。
以下実施例にて本発明を説明する。
本発明でいうDSCによる融解頂点温(Tm)と冷却結
晶化頂点温度(Tc’)は次の方法で測定することがで
きる。
晶化頂点温度(Tc’)は次の方法で測定することがで
きる。
(Tm 、 Tc’の測定方法)
(1) 試料調整
a、溶融紡糸にそのまま供給できるポリエステルチップ
の場合は、チップの状態で試料とする。
の場合は、チップの状態で試料とする。
b、 ポリエステル糸条の場合は、試料先約10gを採
取し、メタノールで十分洗浄シて付着している油分を除
去した後に、150’C、15hr減圧(3顛Hg以下
)下で乾燥・する。次いで該試料を試験管に入れ、該試
験管内の空気をN2ガスで置換(常圧でN2ガスを吹込
み減圧した後、再びN2ガスを常圧まで吹込む。この操
作を3回以上繰返す。)した後、290℃の熱媒浴中で
10分間加熱し、試料糸を溶解せしめる。その後直ちに
水中で急冷して固化させ、かくして得たポリマーを供試
とする。
取し、メタノールで十分洗浄シて付着している油分を除
去した後に、150’C、15hr減圧(3顛Hg以下
)下で乾燥・する。次いで該試料を試験管に入れ、該試
験管内の空気をN2ガスで置換(常圧でN2ガスを吹込
み減圧した後、再びN2ガスを常圧まで吹込む。この操
作を3回以上繰返す。)した後、290℃の熱媒浴中で
10分間加熱し、試料糸を溶解せしめる。その後直ちに
水中で急冷して固化させ、かくして得たポリマーを供試
とする。
(2) 測 定
Perkin−E1mer社製DSCi−IBを用い、
試料ボIJ ff −10■をN2ガスの雰囲気下で常
温から280℃まで、16℃/ m i nの割合で昇
温し溶融し、しかる後急冷する。再び16’C/ m
i nの割合で280℃まで昇温しで行き吸発熱曲線か
ら吸熱部の頂点である融解頂点温度Tm(℃)を求め、
次に280℃から16℃/ m i nの割合で徐冷し
て行き、発熱部の頂点である冷却結晶化頂点温度Tc’
(’C)を読みとる。
試料ボIJ ff −10■をN2ガスの雰囲気下で常
温から280℃まで、16℃/ m i nの割合で昇
温し溶融し、しかる後急冷する。再び16’C/ m
i nの割合で280℃まで昇温しで行き吸発熱曲線か
ら吸熱部の頂点である融解頂点温度Tm(℃)を求め、
次に280℃から16℃/ m i nの割合で徐冷し
て行き、発熱部の頂点である冷却結晶化頂点温度Tc’
(’C)を読みとる。
実施例1
ジメチルテレフタレート100重量部、エチレングリコ
ール65重量部、酢酸カルシウム0.09重量部、三酸
化アンチモン0.03重量部をエステル交換缶tこ入れ
、常温から235℃まで4時間かけて昇温し、理論量の
メタノールが留出したところで酢酸リチウム0.2重量
部、リン酸トリメチル0.15重量部、酸化チタン0.
5重量部を加えた後、反応生成物を重合装置に移し、1
時間かけて235℃から280℃に昇温し、かつ常圧か
らQ、 51m)(gまで徐々に減圧する。
ール65重量部、酢酸カルシウム0.09重量部、三酸
化アンチモン0.03重量部をエステル交換缶tこ入れ
、常温から235℃まで4時間かけて昇温し、理論量の
メタノールが留出したところで酢酸リチウム0.2重量
部、リン酸トリメチル0.15重量部、酸化チタン0.
5重量部を加えた後、反応生成物を重合装置に移し、1
時間かけて235℃から280℃に昇温し、かつ常圧か
らQ、 51m)(gまで徐々に減圧する。
280℃、 0.5 lmHgの条件下で更に2時間重
合を行なった。該重合物は酸化チタン以外にリチウムを
含有する微粒子を含んでいるポリエチレンテレフタレー
トである。次いで孔数36の紡糸口金を通して紡糸温度
290℃において通常の溶融紡糸を行ない1200 m
/minで巻きとり表−1に示す水準1の融解頂点温
度T+n”254℃、冷却結晶化頂点温度Tc’= 2
06℃(Tm−Tc’=48℃)、かつ極限粘度0.6
0 (0−クロロフェノール25℃)の未延伸糸を得た
。
合を行なった。該重合物は酸化チタン以外にリチウムを
含有する微粒子を含んでいるポリエチレンテレフタレー
トである。次いで孔数36の紡糸口金を通して紡糸温度
290℃において通常の溶融紡糸を行ない1200 m
/minで巻きとり表−1に示す水準1の融解頂点温
度T+n”254℃、冷却結晶化頂点温度Tc’= 2
06℃(Tm−Tc’=48℃)、かつ極限粘度0.6
0 (0−クロロフェノール25℃)の未延伸糸を得た
。
また重合仕込み量を調節してポリマーを水準1とほぼ同
様に紡糸を行い表−1に示す水準2゜3の未延伸糸を得
た。
様に紡糸を行い表−1に示す水準2゜3の未延伸糸を得
た。
表−1
さらに水準1,2.3の未延伸糸を延伸加熱ロール温度
82℃で熱板温度140℃にて延伸熱処理をし75D−
!16Fの延伸糸を得た。つづいて該延伸糸tこ245
0 T/Mの強撚を加えた後85℃の飽和蒸気で30分
間ヨリ止めセットを施した。そして練糸をヨコ糸に、5
0−24−セミダル糸をタテ糸ぐこそれぞれヨコ80本
/1nchタテ130本/ 1nchにて平織を製織し
た後100℃の熱水中で30分間浸漬してしぼ立てを行
なった。次いで乾燥、巾出し、セット後しぼを評価した
ところ水準2はしぼ発現力が不足していて好ましくなか
った。水準1は比較的良好なしぼであった。水準5.4
は非常tこ良好なしぼ立ち性であった。特に水準1,3
はしぼ斑について検討したところ斑やツノなど欠煮はな
かった。
82℃で熱板温度140℃にて延伸熱処理をし75D−
!16Fの延伸糸を得た。つづいて該延伸糸tこ245
0 T/Mの強撚を加えた後85℃の飽和蒸気で30分
間ヨリ止めセットを施した。そして練糸をヨコ糸に、5
0−24−セミダル糸をタテ糸ぐこそれぞれヨコ80本
/1nchタテ130本/ 1nchにて平織を製織し
た後100℃の熱水中で30分間浸漬してしぼ立てを行
なった。次いで乾燥、巾出し、セット後しぼを評価した
ところ水準2はしぼ発現力が不足していて好ましくなか
った。水準1は比較的良好なしぼであった。水準5.4
は非常tこ良好なしぼ立ち性であった。特に水準1,3
はしぼ斑について検討したところ斑やツノなど欠煮はな
かった。
比較実施例1
ジメチルテレフタレート100重量部、エチレングリコ
ール65重量部、酢酸マンガン0.03重量部、三酸化
アンチモン0.06重量部をエステル交換反応缶に入れ
、常温から235℃まで4時間かけて昇温し、理論量の
メタノールが留出したところでリン酸0.02重量部と
酸化チタン0.5重量部を加えた後、反応生成物を重合
装置tこ移し、常圧からQ、 5 llHgまで徐々t
こ減圧するとともに、255℃から280℃まで1′時
間かけて昇温し、280℃、Q、 51gIHgの条件
下で更に2時間重合を行なった。
ール65重量部、酢酸マンガン0.03重量部、三酸化
アンチモン0.06重量部をエステル交換反応缶に入れ
、常温から235℃まで4時間かけて昇温し、理論量の
メタノールが留出したところでリン酸0.02重量部と
酸化チタン0.5重量部を加えた後、反応生成物を重合
装置tこ移し、常圧からQ、 5 llHgまで徐々t
こ減圧するとともに、255℃から280℃まで1′時
間かけて昇温し、280℃、Q、 51gIHgの条件
下で更に2時間重合を行なった。
該重合物は酸化チタン以外の微粒子を殆んど含まない極
限粘度〔η] 0.66のポリエチレンテレフタレート
である。
限粘度〔η] 0.66のポリエチレンテレフタレート
である。
次いで孔数36の紡糸口金をとうして紡糸温度290℃
において通常の紡糸を行ない1200m / m i
nで巻きとりD’BOtこよるTm−256、Tc’=
180℃(Tnn−Tc’= 76℃)で極限粘度〔
η〕は0.64の未延伸糸を得た(水準5)。さらに実
施例1と同様な延伸、施撚、ヨリ止めセット、製織、し
ぼ立ち条件で実施例1の水準5としぼ立ち性を比較した
ところ、水準5はしぼ立ち性が著しく悪く好ましくなか
った。
において通常の紡糸を行ない1200m / m i
nで巻きとりD’BOtこよるTm−256、Tc’=
180℃(Tnn−Tc’= 76℃)で極限粘度〔
η〕は0.64の未延伸糸を得た(水準5)。さらに実
施例1と同様な延伸、施撚、ヨリ止めセット、製織、し
ぼ立ち条件で実施例1の水準5としぼ立ち性を比較した
ところ、水準5はしぼ立ち性が著しく悪く好ましくなか
った。
特許出願人 東し株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 差動走査型熱量計で求めた融解頂点温度(Tm)と冷却
結晶化頂点温度(Tσ)の関係がTm−TC’<70℃
で、かつオルトクロロフェノール溶媒中25℃で測定し
た極限粘度〔η〕が0.60以上のポリエステルフィラ
メント未延伸糸を用いて延伸熱処理を行なった後、該延
伸糸を強撚、ヨリ止め熱セットすることを特徴とする強
撚しぼ織編物用ポリエステルフィラメント糸の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10548981A JPS588145A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 強撚しぼ織編物用ポリエステルフイラメント糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10548981A JPS588145A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 強撚しぼ織編物用ポリエステルフイラメント糸の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS588145A true JPS588145A (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=14409002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10548981A Pending JPS588145A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 強撚しぼ織編物用ポリエステルフイラメント糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588145A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4861556A (ja) * | 1971-12-04 | 1973-08-29 | ||
| JPS54106647A (en) * | 1978-02-09 | 1979-08-21 | Teijin Ltd | Production of polyester filament yarn for hard twisted and creped fabric |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP10548981A patent/JPS588145A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4861556A (ja) * | 1971-12-04 | 1973-08-29 | ||
| JPS54106647A (en) * | 1978-02-09 | 1979-08-21 | Teijin Ltd | Production of polyester filament yarn for hard twisted and creped fabric |
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