JPS5910425B2 - 高炭素クロムニッケル耐熱鋼 - Google Patents
高炭素クロムニッケル耐熱鋼Info
- Publication number
- JPS5910425B2 JPS5910425B2 JP12808476A JP12808476A JPS5910425B2 JP S5910425 B2 JPS5910425 B2 JP S5910425B2 JP 12808476 A JP12808476 A JP 12808476A JP 12808476 A JP12808476 A JP 12808476A JP S5910425 B2 JPS5910425 B2 JP S5910425B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- less
- high carbon
- carbon chromium
- chromium nickel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高炭素クロムニッケル鋼、特に熱間加工性が著
しくすぐれた高炭素クロムニッケル耐熱鋼に関するもの
である。
しくすぐれた高炭素クロムニッケル耐熱鋼に関するもの
である。
化学工業用リブオーマチューブ、クランキングチューブ
等には高温強度、特にクリープ破断強度のすぐれたHK
40を叫型例とする高クロム−高ニッケル系耐熱鋳鋼等
が用いられている。
等には高温強度、特にクリープ破断強度のすぐれたHK
40を叫型例とする高クロム−高ニッケル系耐熱鋳鋼等
が用いられている。
これらのチューブは現任遠心鋳造法、溶造法等によりつ
くられている。しかし遠心鋳造法では製品内面に不健全
層がある。製造可能寸法(径、厚み、長さ)に制約があ
る。長尺化する場合に密接箇所が多いなどの欠点があり
、また溶造法では生産性が低い欠点をもっている。これ
らの欠点は鋼塊→分塊圧延→熱間押出し→熱処理工程に
よりチューブを作成することにより改善されるが、高炭
素クロムニッケル耐熱鋼は熱間加工性が著しく悪く、分
塊圧延あるいは熱間押出し工程で鋼塊あるいはチューブ
に割れが生じ、歩留が非常に悪いためこの工程は不利で
あった。
くられている。しかし遠心鋳造法では製品内面に不健全
層がある。製造可能寸法(径、厚み、長さ)に制約があ
る。長尺化する場合に密接箇所が多いなどの欠点があり
、また溶造法では生産性が低い欠点をもっている。これ
らの欠点は鋼塊→分塊圧延→熱間押出し→熱処理工程に
よりチューブを作成することにより改善されるが、高炭
素クロムニッケル耐熱鋼は熱間加工性が著しく悪く、分
塊圧延あるいは熱間押出し工程で鋼塊あるいはチューブ
に割れが生じ、歩留が非常に悪いためこの工程は不利で
あった。
本発明の目的は、高炭素クロムニッケル耐熱鋼チューブ
を分塊圧延→熱間押出し、熱処理工程で歩留よく工業的
に製造することを可能とするため高炭素クロムニッケル
耐熱鋼の熱間加工性を向上させることにあり、そのため
高炭素クロムニッケル耐熱鋼にCa、Mgのうちの一種
または二種を微量添加し、更にSおよびPをそれぞれ0
0015%以下、0001%以下にすることを特徴とす
るものである。すなわち具体的には重量でC■0035
〜100%、Si:5%以下、Mn:15%以下、Cr
:15〜40%、Ni:10〜50%を含み、さらにC
atMgのうち一種または二種を(Ca:00001〜
0003%、Mg:00001〜0009楚の範囲で)
含み、SおよびPをそれぞれ00015%以下、000
1%以下とし残部はFeおよび不可避的不純物とから構
成することによって与えられる。高炭素クロムニッケル
耐熱鋼は従来化学工業装置では鋳造ままで使用されてい
る。
を分塊圧延→熱間押出し、熱処理工程で歩留よく工業的
に製造することを可能とするため高炭素クロムニッケル
耐熱鋼の熱間加工性を向上させることにあり、そのため
高炭素クロムニッケル耐熱鋼にCa、Mgのうちの一種
または二種を微量添加し、更にSおよびPをそれぞれ0
0015%以下、0001%以下にすることを特徴とす
るものである。すなわち具体的には重量でC■0035
〜100%、Si:5%以下、Mn:15%以下、Cr
:15〜40%、Ni:10〜50%を含み、さらにC
atMgのうち一種または二種を(Ca:00001〜
0003%、Mg:00001〜0009楚の範囲で)
含み、SおよびPをそれぞれ00015%以下、000
1%以下とし残部はFeおよび不可避的不純物とから構
成することによって与えられる。高炭素クロムニッケル
耐熱鋼は従来化学工業装置では鋳造ままで使用されてい
る。
その理由は高温でのクリープ強度をあげるため多量の炭
素を含ませてあり、そのため鋳造状態では粒界および粒
内に多くの共晶状炭化物が析出し、熱間加工を行なうと
これら炭化物から割れ発生がおこり熱間加工が著しく困
難となるためである。本発明者は種々検討を進めた結果
、CayMgのうち一種または二種を添加し、さらにS
凹。
素を含ませてあり、そのため鋳造状態では粒界および粒
内に多くの共晶状炭化物が析出し、熱間加工を行なうと
これら炭化物から割れ発生がおこり熱間加工が著しく困
難となるためである。本発明者は種々検討を進めた結果
、CayMgのうち一種または二種を添加し、さらにS
凹。
015%以下、Pを0.01%以下にすることにより熱
間加工時の割れが阻止できることを見出したのである。
間加工時の割れが阻止できることを見出したのである。
Ca,Mgのうち一種または二種を添加し、SおよびP
をそれぞれ0。
をそれぞれ0。
015%以下、0。
01%以下にすることにより熱間加工性が向上する理由
は以下にのべる通りである。
は以下にのべる通りである。
1)Ca,MgがCaS,MgSとなって鋼中Sを介庄
物として固定し、熱間加工の際悪影響をおよぼす固溶S
量を著しく少なくする。
物として固定し、熱間加工の際悪影響をおよぼす固溶S
量を著しく少なくする。
その結果オーステナイト粒界の結合力および炭化物とオ
ーステナイト粒界の結合力および炭化物とオーステナイ
ト粒界の結合力が著しく高められる。この際鋼中に含ま
れる不純物S量は通常のステンレス鋼に含まれる程度で
あればCa,Mgの効果が十分発揮される。2)熱間加
工の際の割れ起点は炭化物中の微細なMnSであるがC
a,Mgの添加によりこれら硫化物の割合が少なくなる
。
ーステナイト粒界の結合力および炭化物とオーステナイ
ト粒界の結合力が著しく高められる。この際鋼中に含ま
れる不純物S量は通常のステンレス鋼に含まれる程度で
あればCa,Mgの効果が十分発揮される。2)熱間加
工の際の割れ起点は炭化物中の微細なMnSであるがC
a,Mgの添加によりこれら硫化物の割合が少なくなる
。
3)粒界Pの減少によりオーステナイト結晶粒界、オー
ステナイト母相と炭化物界面の結合力が著しく高められ
るためである。
ステナイト母相と炭化物界面の結合力が著しく高められ
るためである。
これらの複合作用により熱間加工性は向上する。次に本
発明における化学組成の限定理由について説明する。
発明における化学組成の限定理由について説明する。
Cは鋳鋼の高温強度をあげるために必須のものある。
しかし0.35%より少ないと十分な強度が得られず、
また1。0%をこえると熱問および冷間加工の際の加工
性が悪くなるのでその範囲を0。
また1。0%をこえると熱問および冷間加工の際の加工
性が悪くなるのでその範囲を0。
35〜1。
0%とした。
Siは脱酸剤としてまた高温での耐酸化性を向上させる
ために添加されるが、その量が5楚をこえると加工性、
溶接性が阻害されるので、Siの上限を5%とする。
ために添加されるが、その量が5楚をこえると加工性、
溶接性が阻害されるので、Siの上限を5%とする。
Mnは脱酸および熱間脆性防止のために加えられるが、
オーステナイトを安定にする効果が強く高価なNiの代
替元素として使用することもできる。
オーステナイトを安定にする効果が強く高価なNiの代
替元素として使用することもできる。
しかじなカミらMnが多すぎると耐酸化性は劣化するの
でその量は15%以下とする。Crは耐酸化性を向上さ
せるため15%以上必要であるが、あまり多くなるとシ
グマ脆化が生じやすくなるので、40%以下とした。
でその量は15%以下とする。Crは耐酸化性を向上さ
せるため15%以上必要であるが、あまり多くなるとシ
グマ脆化が生じやすくなるので、40%以下とした。
中でも23〜28%が最も好ましい。Niはオーステナ
イトを安定化させるために10%以上含有される。
イトを安定化させるために10%以上含有される。
またこのNiはシグマ脆化や浸炭、窒化を防止する効果
があるが、多く加えすぎるとその効果はほぼ飽和に達し
、かえって材料費を高めることになるので、10〜50
%とした。このうちで最も好ましいのは18〜35%で
ある。Ca,MgはCab,MgSとなってSを介在物
として鋼中に固定し熱間加工性を向上させろ。Ca添加
量か0。001%未満ではその効果は望められず0.0
3%をこえる添加ではかえって熱間加工性を劣化させる
ので上限を0。
があるが、多く加えすぎるとその効果はほぼ飽和に達し
、かえって材料費を高めることになるので、10〜50
%とした。このうちで最も好ましいのは18〜35%で
ある。Ca,MgはCab,MgSとなってSを介在物
として鋼中に固定し熱間加工性を向上させろ。Ca添加
量か0。001%未満ではその効果は望められず0.0
3%をこえる添加ではかえって熱間加工性を劣化させる
ので上限を0。
03%とした。
Mgは0。001%未満ではその効果は昭められず0。
09%をこえる添加では熱間υ目T性を劣化させるので
上限を0。
上限を0。
09%とした。
P,Sは鋼中に含まれている不純物元素であるが、熱間
加工性を向上させるためには取除く必要のある元素であ
り、P,Sの両者をそれぞれ0。
加工性を向上させるためには取除く必要のある元素であ
り、P,Sの両者をそれぞれ0。
01楚以下0。
015楚以下にしてはじめて熱間加工性が向上する。
SはPと同様鋼中に含まれている不純物元素であるが、
06015%以下ならCa,Mgの添加により熱間加工
性への悪影響は取除かれる。本発明を実施例に基いて説
明する。
06015%以下ならCa,Mgの添加により熱間加工
性への悪影響は取除かれる。本発明を実施例に基いて説
明する。
実施例 l
表1に示す組成の試験片を作成し、グリーブル試験(高
温高速引張試験)および小型プロック試験片(120(
Mm)Xl2O(Mm)Xl9O(Am))を用いた連
続8パス圧延試験により熱間加工性を調べた。
温高速引張試験)および小型プロック試験片(120(
Mm)Xl2O(Mm)Xl9O(Am))を用いた連
続8パス圧延試験により熱間加工性を調べた。
第1図、第2図はグリーブル試1験によりCa,Mgの
熱間加工性におよぼす影響を調べたものである。Cat
Mgのうち一種あるいは二種を添加した本発明′A((
3,H,I,およびJ鋼)は比較鋼である無添加鋼(A
,B,C,.D,EおよびF鋼)にくらべ延性(絞り率
)が著しく向上しているのがわかる。グリーブル試験で
0,H,IおよびJ鋼程度の絞り率であれば経験的に分
塊圧延可能であることがわかっていろ。したがってCa
tMgを添加したものは分塊圧延することが可能である
。一方CatMg無添加のもの(A,B,CツD,Eお
よびF鋼)は分塊圧延i″IIr酩渦度範囲が狭く、実
際上工業的な規模で分塊圧延するとと(刑困難である。
参考図はA,O鋼から切り出した小型プロック%笈の連
続8パス(120朋→20mm)圧延後の圧延材の割れ
の様子を示す写真図である。G鋼にはグリーブル試験か
ら予想されるように割れは全然みられないが、A鋼には
著しい割れがみられた。実施例 2表2に示した組成の
比較鋼K鋼および本発明鋼L鋼を電気炉で溶解して5ト
ンインゴットを作成し分塊圧延を行なった。
熱間加工性におよぼす影響を調べたものである。Cat
Mgのうち一種あるいは二種を添加した本発明′A((
3,H,I,およびJ鋼)は比較鋼である無添加鋼(A
,B,C,.D,EおよびF鋼)にくらべ延性(絞り率
)が著しく向上しているのがわかる。グリーブル試験で
0,H,IおよびJ鋼程度の絞り率であれば経験的に分
塊圧延可能であることがわかっていろ。したがってCa
tMgを添加したものは分塊圧延することが可能である
。一方CatMg無添加のもの(A,B,CツD,Eお
よびF鋼)は分塊圧延i″IIr酩渦度範囲が狭く、実
際上工業的な規模で分塊圧延するとと(刑困難である。
参考図はA,O鋼から切り出した小型プロック%笈の連
続8パス(120朋→20mm)圧延後の圧延材の割れ
の様子を示す写真図である。G鋼にはグリーブル試験か
ら予想されるように割れは全然みられないが、A鋼には
著しい割れがみられた。実施例 2表2に示した組成の
比較鋼K鋼および本発明鋼L鋼を電気炉で溶解して5ト
ンインゴットを作成し分塊圧延を行なった。
K鋼は熱間加工の際、著しい割れが生じたのに対してL
鋼には割れは全然みられず完↑なビレツ}(210φ)
に仕上った。このビレットを熱間押出しにより106φ
×8。8L×Lのチューブにしたがチューブ表面は内、
外面ともに欠陥はみられず美麗であった。
鋼には割れは全然みられず完↑なビレツ}(210φ)
に仕上った。このビレットを熱間押出しにより106φ
×8。8L×Lのチューブにしたがチューブ表面は内、
外面ともに欠陥はみられず美麗であった。
第1図、第2図はグリープル試験(高温高速引張試験)
結果を示す図である。
結果を示す図である。
Claims (1)
- 1 重量でC:0.35〜1.0%、Si:5%以下、
Mn:15%以下、Cr:15〜40%、Ni:10〜
50%を主成分として含み、さらにCa、Mgのうちの
一種または二種を(Ca:0.001〜0.03%、M
g:0.001〜0.09%)含み、SおよびPをそれ
ぞれ0.015%、0.01%以下として残部がFeお
よび不可避的不純物からなることを特徴とする高炭素ク
ロムニッケル耐熱鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12808476A JPS5910425B2 (ja) | 1976-10-25 | 1976-10-25 | 高炭素クロムニッケル耐熱鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12808476A JPS5910425B2 (ja) | 1976-10-25 | 1976-10-25 | 高炭素クロムニッケル耐熱鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5352224A JPS5352224A (en) | 1978-05-12 |
| JPS5910425B2 true JPS5910425B2 (ja) | 1984-03-08 |
Family
ID=14976004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12808476A Expired JPS5910425B2 (ja) | 1976-10-25 | 1976-10-25 | 高炭素クロムニッケル耐熱鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910425B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5770265A (en) * | 1980-10-22 | 1982-04-30 | Daido Steel Co Ltd | Martensitic stainless steel |
| JPS59162256A (ja) * | 1983-03-05 | 1984-09-13 | Aichi Steel Works Ltd | 熱間加工性、高温特性の優れた耐熱鋼 |
-
1976
- 1976-10-25 JP JP12808476A patent/JPS5910425B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5352224A (en) | 1978-05-12 |
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