JPS5910572Y2 - 粘性制動装置を用いたジヤイロ装置 - Google Patents

粘性制動装置を用いたジヤイロ装置

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JPS5910572Y2
JPS5910572Y2 JP1978025263U JP2526378U JPS5910572Y2 JP S5910572 Y2 JPS5910572 Y2 JP S5910572Y2 JP 1978025263 U JP1978025263 U JP 1978025263U JP 2526378 U JP2526378 U JP 2526378U JP S5910572 Y2 JPS5910572 Y2 JP S5910572Y2
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viscous
braking
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修治 中村
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東京航空計器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粘性制動装置を用いたジャイロ装置、さらに詳
しくいえば旋回率指示装置などのジンバル軸の回転方向
の制動に液体制動装置を用いたジャイロ装置に関する。
旋回率指示装置では旋回率の表示のための制動率を1、
ターンコージネータなどでは制動率を1以上のオーバー
ダンピングにする必要がある。
そのためジャイロシンバルの回転制動のために種々の制
動方式が提案され実施されている。
それ等の制動方式の一つとしてシリコンオイル等の液体
を用いた円周制動方式がある。
制動を受けるべき軸またはその軸に固定された管の外周
と受軸の間に適当な粘性をもつ液体を充填して、円周方
向の制動力を得ようとするものである。
第6図を参照してさらに説明する。
この制動方式の制動装置を組み立てるためには、軸A側
のホイールAの外周、または軸受Bの内周、または両方
にあらかじめ制動液を塗布して嵌め合せる。
なおホイルAの外周は適当な制動力を得るために軸の外
径よりも大きくなっている場合が多い。
このような制動装置では塗る厚さのむらや嵌めるときの
心ずれ、あるいは塗る量の多過により、肝心のギャップ
間に気泡部Dが生じたり、下側のように制動液が流れ出
し、他の部分に悪い影響を与えたりするので製造に熟練
と細心の注意が要求される。
またギャップに気泡が生じると希望する制動トルクが得
られず製品の制動力にむらやばらつきが生じるという問
題があった。
本考案の目的は前述した問題を解決し均一な制動力が得
られ、かつ製造が容易である粘性制動装置を有するジャ
イロ装置を提供することにある。
以下図面等を参照して本考案による粘性制動装置を用い
たジャイロ装置である旋回率表示装置をさらに詳しく説
明する。
以下説明は旋回率指示装置の1種であるターンコージネ
ータについて行なうが他の旋回率指示装置にも同様に適
用できるものである。
第1図は本考案による装置の実施例を示す図である。
内部の構造を明らかにするために外部構造等を一部破断
して示してある。
第2図はジンバルとジャイロを構或するホールモータの
関係を示す図である。
第3図はパネル板と指針の関連を説明するための略図で
ある。
第4図は制動装置部分を拡大して示した図である。
第5図は制動装置部分の組立て手順を説明する説明図で
ある。
第1図に示されているようにアルミニウム合金等により
鋳造された本体10にはシンバル受管30が一体的に設
けられている。
ジンバル40にはシンバル軸35が固定されており、ロ
ーラベアリング31. 32により前記受管に回転可能
に支持されている。
シンバル軸35にはさらにダンピングリング33. 3
4が固定されており、これ等のリングの外周面とシンバ
ル受管30との内周間には制動液が充填されており、こ
の実施例では軸まわりのシンバル系の回転に対して制動
率を1以上、つまりオーバダンピングにしてある。
この部分の構造および製造工程については後に詳述する
シンバル軸35の下端に一体に設けられているねじ36
の頭部と、前記ジンバル受管30との間にはヘアスプリ
ング37がかけられている。
なお前記シンバル軸は機軸に平行な垂直平面に存在し機
軸に対して30゜の傾きを保っている。
このシンバルの両先端に設けられている凹溝で、ホール
モータのステータ軸が支持される。
このステータ軸、つまりジャイロのスピン軸は非旋回時
に機軸に直角であり、かつ水平であるように支持される
第2図は、シンバル軸35に垂直な方向から見た図であ
る。
ジンバル40、ステータ軸および後述する放熱板を兼ね
る制御回路支持フレーム62は、ナット58, 59,
60, 61により一体に固定される。
ジャイロロータを構戒するホールモータロー夕50は、
ベアリング56. 57によりステータ軸53に回転可
能に支持されている。
52はステータコアの1つを示している。
このホールモータのステータは4極であり、それぞれの
コアにはコイル54が巻かれている。
この4極のコアーのうちの互いに直交する2極の先端部
にはホール素子55が設けられている。
これ等のコイルおよび素子はステータ軸53に設けられ
ている両端に開く孔を介して接続線70,71により後
述する回転および速度制御回路73に接続されている。
速度制御回路73を形戊するためのプリント板64は、
前記速度制御回路支持フレーム62と、ジンバルに一端
が固定されているサポートフレームに支持されており、
モータのステータのコア52に巻かれているコイル54
への電流供給をスイッチするパワートランジスタQ1は
フレーム62に熱的に結合されておりトランジスタの電
極はプリント板に半田付けされている。
なお図示しない他の3個のトランジスタも同様に設けら
れている。
制御回路に直流電源を接続するための接続線72はケー
スと主フレーム16に固定されているコネクタ12と制
御回路73間にたるみを持って接続し、シンバル40の
回転に制限を加えないようにしてある。
電源が接続されるとホールモー夕のロータ50の内側に
接続されている磁化されている磁石リングが、ホール素
子に磁束をおよぼしこのホール素子のホール電圧により
、コイルに接続されているトランジスタ4個をつぎつぎ
に作動させ回転磁界を形或することによりロータを高速
回転させる。
ジンバル40には伝達ピン42が設けられている。
第3図はパネル板を前方から見た状態を示している。
第3図に示す指標13 aは180゜毎分の左旋回位置
、指標13bは180゜毎分の右旋回位置を示している
この図は左方向に旋回中の各部の位置関係を示している
パネル板13は第1図に示すように本体10の前方に固
定され、さらにその前方に表面ガラス14がガラス押え
リング15により本体に固定されている。
航空機の形状をした指針17は指針軸18に固定され、
この指針軸18は軸受19, 20により本体10の中
心に設けられた孔を貫通し回転可能に設けられている。
軸18の他端には指針ホイル21が固定されており、こ
のホイル21にホークばね22が固定されている。
このホークばね22の先端は2又になっており前述した
ジンバル40に固定されているピン42に結合されてい
る。
第3図に示されているように、航空機が左旋回をすると
、ロータ50のスピン軸SAは図示のように傾むく、こ
の傾むきすなわちジンバル40の回転は伝達ピン42を
介してホークばね22を介して指針17に伝達される。
第3図に示す状態を、1分間持続すれば例えば旋回開始
前の進行方向から左方向に180゜の方向転換をするこ
とができる。
次に第4図、第5図を参照しながら粘性制動装置部分に
ついてさらに詳細に説明する。
第4図は制動装置部分を拡大して示した図である。
ジンバル40に固定されている軸35には、第1のリン
グ34が圧入固定される。
この第1のリングは軸方向の端面に円周状の溝34 a
が設けられている。
同様にジンバル軸35に圧入固定される第2のリングは
前記円周状の溝34 aに挿入される円周状の突起33
aが設けられている。
これ等第1および第2のリングが固定されているジンバ
ル軸はローラベアリング31.32によりジンバル軸受
であるジンバル受管30に、各リングと受管30の内周
に均一な空隙が生じるように回転可能に支持される。
ねじ36は前述したヘアスプリング37の一端の受軸を
兼ねるとともに、ベアリング31,第1のリング33、
第2のリング34、ベアリング32の軸方向の移動を制
限している。
第2のリング33と第1のリング34の外周には制動液
Cが充填されており、これにより回転方向の制動力を生
せしめる。
第1のリング34に設けられている外周の溝34b、お
よび第2のリング33の外周に設けられている溝33
bは、制動液Cの流出を阻止するための溝で゛ある。
なおベアリング31とリング33の突き当て面間にスプ
リングワツシャを挿入するようにしても良い。
次に第5図を参照して制動部分の組立ての順序を説明す
る。
まず第1のリング34を第5図イに示すように立てて、
制動液Cを注射器などで適当量円周溝に注入する。
この液剤としてシリコンオイル20万センチストークス
(cSt)の運動粘性係数を有するものを使用した。
相当な粘性を有するものであるから図示のように充填し
たのちに第1のリング34を傾むけてもすぐに流れ出す
ことはなく、その状態をしばらく維持することができる
次にジンバル受管30にローラベアリング34を挿入し
たのちに第1のリング34を圧入固定する。
次に第2のリング33を軸に徐々に挿入する(第5図口
)。
第2のリングを押入こむと制動液Cは第5図八に示すよ
うに次第に押し出され第1および第2のノングの表面と
受管30との間に満たされる。
第4図に示すようにさらに他のベアリング31を挿入し
、ねじ36で締め付けることにより、制動部分の組立て
を終了する。
制動液Cの量が少し多くても溝33b,34bにより流
出は阻止される。
なおこの実施例では溝33b,34bを第1および第2
のリングの外周に設けたが、第4図に仮想線で示すよう
にジンバル受管側に設けても良い。
以上の説明から明らかなように本考案によるジャイロ装
置の組立ては従来のそれに比較して著しく容易となる。
また制動液が容易に均一に充填されるのでジャイロ装置
の粘性制動を確実に行なうことができ、均一な制動力を
常に与えることができるなどの秀れた特徴が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置の実施例を示す図、第2図は
ジンバルとジャイロを構或するホールモータの関係を示
す図、第3図はパネル板と指針等の関連を説明するため
の略図、第4図は制動装置部分を拡大して示した図、第
5図は制動装置部分の組立て手順を説明するための説明
図、第6図は従来の粘性制動装置の問題を説明するため
の説明図で゛ある。 10・・・計器本体、11・・・ケース、12・・・コ
ネクタ、13・・・パネル板、14・・・表面ガラス、
15・・・ガラス押え、16・・・フレーム、17・・
・ポインタ(指針)、18・・・ポインタ軸、19.
20・・・軸受、21・・・ポインタホイル、22・・
・ホークばね、30・・・ジンバル受管、31. 32
・・・シンバルベアノング、33, 34・・・ダンパ
管、35・・・ジンバル軸、36・・・ねじ、37・・
・ヘアスプリング、40・・・ジンバル、41・・・腕
、42・・・伝達ピン、50・・・ロータ、51・・・
永久磁石、52・・・ステータコア、53・・・ステー
タ軸、54・・・ステータコイル、55・・・ホール素
子、56, 57・・・ポールベアノング、58, 5
9, 60, 61・・・ナット、62・・・放熱フレ
ーム、63・・・支持フレーム、64・・・プリント板
、70, 71・・・制御接続線、72・・・電源線、
73・・・回路ブロック。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ジンバル軸を回転可能に支持しかつジンバル軸と
    その軸を受ける軸受間に回転方向の制動を施す形式のジ
    ャイロ装置において、ジンバル軸と、軸受と、前記シン
    バル軸外周に固定される軸方向端面に円周溝を有する第
    1リングと、前記シンバル軸外周に固定される前記円周
    溝に対応しその溝の体積よりも小さい体積の円周突起を
    有する第2リングと、前記第1および第2のリングが円
    周溝と円周突起が対応させられて固定されたシンバル軸
    を前記第1および第2のリングの外周と前記軸受の内周
    間に均一な空間ができるように軸受内に支持するローラ
    ベアリングと、前記第1および第2のリングの外周と軸
    受内周間に充填されている制動液とから構威した粘性制
    動装置を用いたジャイロ装置。
  2. (2)前記第lのリングの円周溝に定量の粘性制動液を
    充填し前記シンバル軸に固定し、前記軸受内に挿入し、
    ついで第2のリングを挿入固定することにより第2のリ
    ングの円周突起か゛前記粘性制動液を押し出して第1お
    よび第2のリングの外周と軸受内周間に制動液が充填さ
    れるようにした第1項記載の粘性制動装置を用いたジャ
    イロ装置。
  3. (3)前記第1および第2のリングは互いに結合される
    端面と異なる端面側の外周に粘性制動液のあふれ出しを
    阻止するための溝が設けられている第1項記載の粘性制
    動装置を用いたジャイロ装置。
  4. (4)前記軸受の内周面にすくなくとも2条の粘性制動
    液あふれ出しを阻止するための溝が設けられている第1
    項記載の粘性制動装置を用いたジャイロ装置。
JP1978025263U 1978-02-28 1978-02-28 粘性制動装置を用いたジヤイロ装置 Expired JPS5910572Y2 (ja)

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JP1978025263U JPS5910572Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 粘性制動装置を用いたジヤイロ装置
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JPS54127990U JPS54127990U (ja) 1979-09-06
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