JPS5913580B2 - オイルレス・チエ−ン用ブツシユの製造法 - Google Patents
オイルレス・チエ−ン用ブツシユの製造法Info
- Publication number
- JPS5913580B2 JPS5913580B2 JP15190878A JP15190878A JPS5913580B2 JP S5913580 B2 JPS5913580 B2 JP S5913580B2 JP 15190878 A JP15190878 A JP 15190878A JP 15190878 A JP15190878 A JP 15190878A JP S5913580 B2 JPS5913580 B2 JP S5913580B2
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- Japan
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- manufacturing
- oil
- chain
- push
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、著しくすぐれた耐摩耗性を有するオイルレ
ス・チェーン用プッシュの製造法に関するものである。
ス・チェーン用プッシュの製造法に関するものである。
従来 一般に、チェーン用プッシュは、Fe−1〜5重
量%Ni−0.5〜165重量%ClあるいはFe−1
〜7重量%Cu−0.5〜1.5重量%Cからなる組成
をもった低合金鋼より製造されているが、前記低合金鋼
は十分な耐摩耗性を備えたものでないため、前記低合金
鋼製プッシュを使用したチェーンにおいては、チェーン
に要求される063%/200hr以下の伸び量を満足
させることができないのが現状である。
量%Ni−0.5〜165重量%ClあるいはFe−1
〜7重量%Cu−0.5〜1.5重量%Cからなる組成
をもった低合金鋼より製造されているが、前記低合金鋼
は十分な耐摩耗性を備えたものでないため、前記低合金
鋼製プッシュを使用したチェーンにおいては、チェーン
に要求される063%/200hr以下の伸び量を満足
させることができないのが現状である。
この発明は、上述のような観点に基き、すぐれた耐摩耗
性を有し、しかもチェーンに要求される0.3%/20
0hr以下の伸び量を満足させることができるチェーン
用プッシュの粉末冶金法利用による製造法を提供するも
ので、まず、通常の粉末冶金法により、重量係で、C
二 005〜1.5% 、 Cu■ 1.0〜5.0%、 Ni■ 1.0〜5.0%、 Mo■ 0.1〜1.0%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成をもった多孔質プッシュ素材を製造した後
、その表面部に目潰し加工を施し、この目潰し加工は後
工程で浸油する耐摩耗油の使用時における飛散防止をは
かるためのものであり、ついで、前記目潰し加工のプッ
シュ素材に対して浸炭焼入あるいは浸炭窒化焼入の熱処
理を施し、この熱処理は、上記成分組成との密接な関係
において前記プッシュ素材の強度および硬さの向上をは
かるためのものであり、最終的に、耐摩耗油を浸油する
基本的工程からなり、この結果すぐれた耐摩耗性および
耐衝撃性と、著しく高い疲労強度を有し、しかもオイル
レス・チェーンに使用した場合にすぐれた性能を発揮す
るプッシュが製造されることに特徴を有するものである
。
性を有し、しかもチェーンに要求される0.3%/20
0hr以下の伸び量を満足させることができるチェーン
用プッシュの粉末冶金法利用による製造法を提供するも
ので、まず、通常の粉末冶金法により、重量係で、C
二 005〜1.5% 、 Cu■ 1.0〜5.0%、 Ni■ 1.0〜5.0%、 Mo■ 0.1〜1.0%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成をもった多孔質プッシュ素材を製造した後
、その表面部に目潰し加工を施し、この目潰し加工は後
工程で浸油する耐摩耗油の使用時における飛散防止をは
かるためのものであり、ついで、前記目潰し加工のプッ
シュ素材に対して浸炭焼入あるいは浸炭窒化焼入の熱処
理を施し、この熱処理は、上記成分組成との密接な関係
において前記プッシュ素材の強度および硬さの向上をは
かるためのものであり、最終的に、耐摩耗油を浸油する
基本的工程からなり、この結果すぐれた耐摩耗性および
耐衝撃性と、著しく高い疲労強度を有し、しかもオイル
レス・チェーンに使用した場合にすぐれた性能を発揮す
るプッシュが製造されることに特徴を有するものである
。
つぎに、この発明の方法において、プッシュ素材の成分
組成を上記の通り限定した理由を説明する。
組成を上記の通り限定した理由を説明する。
(a)C
C成分には、Fe素地に固溶して強度を向上させる作用
があるが、その含有量が0.5%未満では所望の強度向
上をはかることができず、一方1.5%を越えて含有さ
せると脆化して衝撃強度が低下するようになることから
、その含有量を0.5〜1.5%と定めた。
があるが、その含有量が0.5%未満では所望の強度向
上をはかることができず、一方1.5%を越えて含有さ
せると脆化して衝撃強度が低下するようになることから
、その含有量を0.5〜1.5%と定めた。
(b) Cu
Cu成分は焼結時にFe中に固溶する一方、冷却時には
析出してFe素地の強化をはかるので、Cuの含有によ
って強度および硬さが向上するようになるが、その含有
量が1.0%未満では所望の強度および硬さを確保する
ことができず、一方5.0%を越えて含有させても強度
改善効果はなく、むしろ強度低下をきたすようになるこ
とから、その含有量を1.0〜5.0%と定めた。
析出してFe素地の強化をはかるので、Cuの含有によ
って強度および硬さが向上するようになるが、その含有
量が1.0%未満では所望の強度および硬さを確保する
ことができず、一方5.0%を越えて含有させても強度
改善効果はなく、むしろ強度低下をきたすようになるこ
とから、その含有量を1.0〜5.0%と定めた。
(c) Ni
Ni成分には、靭性を向上させる作用があるが、その含
有量が1.0%未満では前記作用に所望の効果が得られ
ず、一方5.0%を越えて含有させてもより一層の改善
効果が見られず、かえってコスト高の原因ともなること
から、その含有量を1.0〜5.0%と定めた。
有量が1.0%未満では前記作用に所望の効果が得られ
ず、一方5.0%を越えて含有させてもより一層の改善
効果が見られず、かえってコスト高の原因ともなること
から、その含有量を1.0〜5.0%と定めた。
(d) MO
MO成分には焼入性を改善する作用があるが、その含有
量が0.1%未満では、焼入性に所望の改善効果が得ら
れず、一方1.0%を越えて含有させると、硬さは増す
が脆化するようになって、著しい強度低下をきたすよう
になることから、その含有量を0.1〜1.0%と定め
た。
量が0.1%未満では、焼入性に所望の改善効果が得ら
れず、一方1.0%を越えて含有させると、硬さは増す
が脆化するようになって、著しい強度低下をきたすよう
になることから、その含有量を0.1〜1.0%と定め
た。
つぎに、この発明の方法を実施例により説明す,る。
まず、原刺粉末として、それぞれ市販の粒径100me
sh以下のFe粉末、同150mesh以下のC粉末、
Cu粉末、Ni粉末、およびMO粉末を用意し、これら
原料粉末を第1表に示される .最終成分組成をもつよ
うに配合した後、潤滑剤としてステアリン酸亜鉛二〇.
4重量%を加えてV型ミキサーで15分間混合した。
sh以下のFe粉末、同150mesh以下のC粉末、
Cu粉末、Ni粉末、およびMO粉末を用意し、これら
原料粉末を第1表に示される .最終成分組成をもつよ
うに配合した後、潤滑剤としてステアリン酸亜鉛二〇.
4重量%を加えてV型ミキサーで15分間混合した。
ついで、この混合粉末より密度5.9t/Cr/lをも
った圧粉体を成形した後、温度450℃に加熱して前記
潤滑剤を除去 ・し、引続いて、露点40″Fのアンモ
ニアクラツキングガスの雰囲気中、温度1100℃に加
熱し、30分間保持して焼結することによって多孔質プ
ッシュ素材を製造した。ついで、この結果得られたプッ
シュ素材を、メディアと共にバレルに装入して、その表
面部を目潰し加工した後、通常の浸炭窒化雰囲気中で温
度850℃に加熱し、この温度より油焼入れした。
った圧粉体を成形した後、温度450℃に加熱して前記
潤滑剤を除去 ・し、引続いて、露点40″Fのアンモ
ニアクラツキングガスの雰囲気中、温度1100℃に加
熱し、30分間保持して焼結することによって多孔質プ
ッシュ素材を製造した。ついで、この結果得られたプッ
シュ素材を、メディアと共にバレルに装入して、その表
面部を目潰し加工した後、通常の浸炭窒化雰囲気中で温
度850℃に加熱し、この温度より油焼入れした。
焼入れ後、上記プッシュ素材に付着している油を完全に
除去し、ついで耐摩耗油を浸油することによって外径1
0.1miφ×内径5.2miφ×長さ13.9mmの
寸法をもった本発明プッシュ1〜3、および成分組成範
囲が本発明範囲から外れた比較プッシュ1〜3をそれぞ
れ製造した。つぎに、第1図に部分横断面図で示される
ように、上記本発明プッシュ1〜3および比較プッシュ
1〜3からなるプッシュ1を、それぞれ別個にローラー
リンクプレート2に圧入し、前記プッシュ1にピン3を
挿通した後、このピン3の両端部にピンリンクプレート
4を圧入かしめ装着することによって20個のリンクl
こよって構成された本発明プッシュ1〜3使用のチェー
ン1〜3(以下本発明チェーン一1〜3という)および
同様に比較チェーン1〜3を製造し、この結果得られた
本発明チェーン1〜3および比較チェーン1〜3をそれ
ぞれ直径15iiφおよび直径30m11!φの2個の
スプロケットにかけ渡し、回転数:2000rpm、 負荷:150kg!、 の条件で実用試験を行ない、チェーンの伸び量が0.3
%に至るまでの時間を測定した。
除去し、ついで耐摩耗油を浸油することによって外径1
0.1miφ×内径5.2miφ×長さ13.9mmの
寸法をもった本発明プッシュ1〜3、および成分組成範
囲が本発明範囲から外れた比較プッシュ1〜3をそれぞ
れ製造した。つぎに、第1図に部分横断面図で示される
ように、上記本発明プッシュ1〜3および比較プッシュ
1〜3からなるプッシュ1を、それぞれ別個にローラー
リンクプレート2に圧入し、前記プッシュ1にピン3を
挿通した後、このピン3の両端部にピンリンクプレート
4を圧入かしめ装着することによって20個のリンクl
こよって構成された本発明プッシュ1〜3使用のチェー
ン1〜3(以下本発明チェーン一1〜3という)および
同様に比較チェーン1〜3を製造し、この結果得られた
本発明チェーン1〜3および比較チェーン1〜3をそれ
ぞれ直径15iiφおよび直径30m11!φの2個の
スプロケットにかけ渡し、回転数:2000rpm、 負荷:150kg!、 の条件で実用試験を行ない、チェーンの伸び量が0.3
%に至るまでの時間を測定した。
これは、プッシュ1とピン3との接触部分における摩擦
摩耗がチェーンの伸びとして直接現われるからである。
この測定結果を第2表に示した。第2表に示されるよう
に、本発明プッシュは、いずれもすぐれた耐摩耗性を示
すことから、これをチェーンに組込んだ場合、チェーン
に要求されるO−3%/ 200hr以下の伸び量を十
分満足させるチェーン特性を示すことが明らかである。
摩耗がチェーンの伸びとして直接現われるからである。
この測定結果を第2表に示した。第2表に示されるよう
に、本発明プッシュは、いずれもすぐれた耐摩耗性を示
すことから、これをチェーンに組込んだ場合、チェーン
に要求されるO−3%/ 200hr以下の伸び量を十
分満足させるチェーン特性を示すことが明らかである。
これに対して、比較プッシュは、耐摩耗性に劣ることか
ら、チェーンに組込んだ場合、要求されるチェーン特性
を示さないものであった。上述のように、この発明によ
れば、通常の粉末冶金法を利用することによって、すぐ
れた耐摩耗性を有するプッシュを製造することができ、
しかもこの結果得られたプッシュなオイルレス・チェー
ンに組込むと、著しくすぐれたチェーン特性を示すよう
になるのである。
ら、チェーンに組込んだ場合、要求されるチェーン特性
を示さないものであった。上述のように、この発明によ
れば、通常の粉末冶金法を利用することによって、すぐ
れた耐摩耗性を有するプッシュを製造することができ、
しかもこの結果得られたプッシュなオイルレス・チェー
ンに組込むと、著しくすぐれたチェーン特性を示すよう
になるのである。
第1図は実用試験に使用したチェーンの部分横断面図で
ある。 図面において、1・・・・・・プッシュ、2・・・・・
・ローラーリンクプレート、3・・・・・・ピン、4・
・・・・・ピンリンクプレート。
ある。 図面において、1・・・・・・プッシュ、2・・・・・
・ローラーリンクプレート、3・・・・・・ピン、4・
・・・・・ピンリンクプレート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 まず、通常の粉末冶金法により、 C:0.5〜1.5%、 Cu:1.0〜5.0%、 Ni:1.0〜5.0%、 Mo:0.1〜1.0%、 Feおよび不可避不純物:残り、 (以上重量%)からなる組成をもった多孔質ブッシュ素
材を製造した後、その表面部に目潰し加工を施し、つい
で、上記目潰し加工のブッシュ素材に対して浸炭焼入あ
るいは浸炭窒化焼入の熱処理を施した後、耐摩耗油を浸
油することを特徴とするオイルレス・チェーン用ブッシ
ュの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15190878A JPS5913580B2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 | オイルレス・チエ−ン用ブツシユの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15190878A JPS5913580B2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 | オイルレス・チエ−ン用ブツシユの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5579805A JPS5579805A (en) | 1980-06-16 |
| JPS5913580B2 true JPS5913580B2 (ja) | 1984-03-30 |
Family
ID=15528814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15190878A Expired JPS5913580B2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 | オイルレス・チエ−ン用ブツシユの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913580B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59222502A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-14 | Minoru Nishimura | 着色芳香性金属焼結体の製造方法 |
| EP0579365A3 (en) * | 1992-05-27 | 1994-06-15 | David Peter Yaged | Method of improving wear-resistance characteristics of a porous metal machine part |
| JP4820490B2 (ja) * | 2001-02-19 | 2011-11-24 | 住友電工焼結合金株式会社 | 鉄系焼結合金の製造方法 |
| DE20116978U1 (de) * | 2001-10-16 | 2003-02-27 | Joh. Winklhofer & Söhne GmbH und Co KG, 81369 München | Gelenkkette |
| DE20206947U1 (de) * | 2002-05-02 | 2003-02-06 | Joh. Winklhofer & Söhne GmbH und Co KG, 81369 München | Gelenkkette mit nitriertem Gelenkbolzen |
| CN103008648B (zh) * | 2012-12-28 | 2015-04-15 | 杭州东华链条集团有限公司 | 一种新型免维护链条的制造方法 |
-
1978
- 1978-12-11 JP JP15190878A patent/JPS5913580B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5579805A (en) | 1980-06-16 |
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