JPS5914959B2 - マルチチヤンネルレコ−ド再生系の異常音測定方法及びその測定用レコ−ド - Google Patents
マルチチヤンネルレコ−ド再生系の異常音測定方法及びその測定用レコ−ドInfo
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- JPS5914959B2 JPS5914959B2 JP50117135A JP11713575A JPS5914959B2 JP S5914959 B2 JPS5914959 B2 JP S5914959B2 JP 50117135 A JP50117135 A JP 50117135A JP 11713575 A JP11713575 A JP 11713575A JP S5914959 B2 JPS5914959 B2 JP S5914959B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマルチチャンネルレコード再生系の異常音測定
方法及びその測定用レコードに係り、マルチチャンネル
レコード再生系の信号伝送品質が不良な場合に時として
発生する異常音(異常雑音)の連続的数値管理をなしう
る異常音測定方法及びその測定用レコードを提供するこ
とを目的とする。
方法及びその測定用レコードに係り、マルチチャンネル
レコード再生系の信号伝送品質が不良な場合に時として
発生する異常音(異常雑音)の連続的数値管理をなしう
る異常音測定方法及びその測定用レコードを提供するこ
とを目的とする。
一般にマルチチャンネルの各オーディオ信号を可聴周波
数帯域の直接波信号と所定周波数帯域の被角度変調波信
号とし、これら両信号が多重化されて1本の音溝に切削
録音されてなるマルチチャンネルレコードは、その再生
の際、各種の原因で異常音を発生する場合があることが
知られている。この異常音はある限界を越すと突然発生
するものであり、そこでは不連続であり、限界近くても
特に異常はなく、又限界を大幅に越えても異常音は特に
大きくならないという性質がある。従つて、従来は異常
音の連続的数値管理ができなかつた。一方、ピックアッ
プカートリッジや復調器などのマルチチャンネルレコー
ド再生用機器を生産する場合、これら機器の異常音を発
生する程度(つまり異常音に対する品質)を何らかの方
法で検査しなければならない。そこで、本出願人は先に
特願昭48−56475号にて異常音を測定するための
ピックアップカートリッジの評価測定方法及びその測定
用レコードを提案した。
数帯域の直接波信号と所定周波数帯域の被角度変調波信
号とし、これら両信号が多重化されて1本の音溝に切削
録音されてなるマルチチャンネルレコードは、その再生
の際、各種の原因で異常音を発生する場合があることが
知られている。この異常音はある限界を越すと突然発生
するものであり、そこでは不連続であり、限界近くても
特に異常はなく、又限界を大幅に越えても異常音は特に
大きくならないという性質がある。従つて、従来は異常
音の連続的数値管理ができなかつた。一方、ピックアッ
プカートリッジや復調器などのマルチチャンネルレコー
ド再生用機器を生産する場合、これら機器の異常音を発
生する程度(つまり異常音に対する品質)を何らかの方
法で検査しなければならない。そこで、本出願人は先に
特願昭48−56475号にて異常音を測定するための
ピックアップカートリッジの評価測定方法及びその測定
用レコードを提案した。
この提案方法は、可聴周波数全帯域(例えば20Hz〜
15kHz)の特に高域レベルの大なる白色雑音(ホワ
イトノイズ)と例えば30kH2の無変調キャリアとよ
りなる多重化信号を再生し、上記無変調キャリアの復調
信号の大小を測定するものである。これにより、可聴周
波数帯域高域のホワイトノイズの高調波がキャリアに妨
害を与えることにより発生する異常音の測定を行ないう
る。然るに、異常音発生の原因としては、上記可聴周波
数帯域の高域信号の高調波が被角度変調波信号帯域に飛
び込み妨害を与えるというもののみではなく、ピツクア
ツプの針とびによるキャリア切れ、レコード音溝の摩耗
によるキヤリアレベルの低下、同じく摩耗による溝荒れ
から生じる大量の雑音の作用、変調信号が中音域大振幅
のときに被角度変調波信号が所定周波数偏移よりも大に
なりすぎ検波帯域からはみ出す過変調の場合等々、その
他各種ある。
15kHz)の特に高域レベルの大なる白色雑音(ホワ
イトノイズ)と例えば30kH2の無変調キャリアとよ
りなる多重化信号を再生し、上記無変調キャリアの復調
信号の大小を測定するものである。これにより、可聴周
波数帯域高域のホワイトノイズの高調波がキャリアに妨
害を与えることにより発生する異常音の測定を行ないう
る。然るに、異常音発生の原因としては、上記可聴周波
数帯域の高域信号の高調波が被角度変調波信号帯域に飛
び込み妨害を与えるというもののみではなく、ピツクア
ツプの針とびによるキャリア切れ、レコード音溝の摩耗
によるキヤリアレベルの低下、同じく摩耗による溝荒れ
から生じる大量の雑音の作用、変調信号が中音域大振幅
のときに被角度変調波信号が所定周波数偏移よりも大に
なりすぎ検波帯域からはみ出す過変調の場合等々、その
他各種ある。
従つて、上記提案方法は上記高調波妨害により発生する
異常音の測定には有効であるが、これ以外の上記の原因
による異常音の測定には十分な効果が得られないという
問題点があつた。
異常音の測定には有効であるが、これ以外の上記の原因
による異常音の測定には十分な効果が得られないという
問題点があつた。
このため、従来は異常音の総合的検査は、ある音楽が録
音されているマルチチヤンネルレコードを使つて、その
再生音の良否を聴感にて判定する以外にはなく、極めて
主観的で、感覚的であり、普遍性が全くなく、更にデー
タとしても記録し難いものであつた。
音されているマルチチヤンネルレコードを使つて、その
再生音の良否を聴感にて判定する以外にはなく、極めて
主観的で、感覚的であり、普遍性が全くなく、更にデー
タとしても記録し難いものであつた。
しかも、良く似ていると考えられる他の音楽レコードを
再生すると判定が大幅に変つてしまうことがしばしばあ
つた。本発明は上記諸問題点を解決するものであり、以
下図面と共にその1実施例につき説明する。
再生すると判定が大幅に変つてしまうことがしばしばあ
つた。本発明は上記諸問題点を解決するものであり、以
下図面と共にその1実施例につき説明する。
第1図は本発明方法に用いられる信号の1実施例の周波
数スペクトラムを示す。ところで、前記異常音の原因の
聴感による識別は、その原因の別に拘らず異常音が全て
同じ雑音として知覚されるため、不可能である。このこ
とは言い換えれば、あらゆる原因による異常音を一度に
全部発生せしめ、これを測定したとき初めて聴感(あら
ゆる音楽の場合の)とよく一致する測定方法が得られる
ことになる。また音楽を変えると判定が大幅に変り、合
格品が不合格となつたり、逆に不合格品が合格品となつ
たりする原因を調べた結果、音楽には特別の調波関係、
位相関係が存在し、これが原因であることが明らかとな
つた。
数スペクトラムを示す。ところで、前記異常音の原因の
聴感による識別は、その原因の別に拘らず異常音が全て
同じ雑音として知覚されるため、不可能である。このこ
とは言い換えれば、あらゆる原因による異常音を一度に
全部発生せしめ、これを測定したとき初めて聴感(あら
ゆる音楽の場合の)とよく一致する測定方法が得られる
ことになる。また音楽を変えると判定が大幅に変り、合
格品が不合格となつたり、逆に不合格品が合格品となつ
たりする原因を調べた結果、音楽には特別の調波関係、
位相関係が存在し、これが原因であることが明らかとな
つた。
従つて、音楽によつて判定が変るという上記現象を除去
するためには、特定の位相関係をもたない独立した信号
を測定に用いれば良いことがわかる。これにより、あら
ゆる音楽に対応する測定が可能となる。以上のことをま
とめると、一般性のある測定を可能ならしめる条件とし
て、次のことが必要となる。
するためには、特定の位相関係をもたない独立した信号
を測定に用いれば良いことがわかる。これにより、あら
ゆる音楽に対応する測定が可能となる。以上のことをま
とめると、一般性のある測定を可能ならしめる条件とし
て、次のことが必要となる。
1高調波の出易い高域信号を含むこと、2変調波(周波
数偏移)の大きくなる中域信号を含むこと、3音楽全般
を代表するレベル分布であること、4中音域以上の可聴
周波数帯域の全スペクトラムを含むこと、5調波関係が
ないこと、6特定の位相関係をもたないこと、7各チヤ
ンネルが夫夫互いに独立した信号であること、8連続の
数値管理可能であること。
数偏移)の大きくなる中域信号を含むこと、3音楽全般
を代表するレベル分布であること、4中音域以上の可聴
周波数帯域の全スペクトラムを含むこと、5調波関係が
ないこと、6特定の位相関係をもたないこと、7各チヤ
ンネルが夫夫互いに独立した信号であること、8連続の
数値管理可能であること。
一方、発生した異常音の周波数スペクトラムは、全帯域
に殆ど平均に分布していることがわかつた。
に殆ど平均に分布していることがわかつた。
また、その中でも特に聴感上、影響の大なる異常音は数
百Hzを中心として100Hz〜1kHz程度であつた
。すなわち、本発明は次のような点に着目したものであ
る。1異常音発生原因となる中域周波数(例えば大略5
00Hz〜2kHz)以上の信号を用いる。
百Hzを中心として100Hz〜1kHz程度であつた
。すなわち、本発明は次のような点に着目したものであ
る。1異常音発生原因となる中域周波数(例えば大略5
00Hz〜2kHz)以上の信号を用いる。
2中・低域(中域及び低域)周波数帯域を測定用に用い
る。
る。
3中低域周波数(大略200〜600Hz程度)は異常
音発生の原因には殆ど無関係である。
音発生の原因には殆ど無関係である。
4中低域周波数は聴感とは良く一致する。
5中・低域周波数帯域には入力信号が存在しないので、
この帯域に発生する歪を簡単なフイルタで得ることがで
きる。
この帯域に発生する歪を簡単なフイルタで得ることがで
きる。
以上の条件をすべて満たす信号の1例が第1図に示す信
号である。
号である。
すなわち、この信号は周波数帯域が約2kHzから約1
5kHzまでで、音楽と等価な信号となるよう例えば2
kHz以上を6dB/0ctで減衰されたランダムノイ
ズ(例えばホワイトノイズ)である。ここで、音楽と等
価な信号とする重みづけとしては、上記以外に例えばピ
ックノイズにする、ピックノイズの5kHz以上を6d
B/0ctで減衰させる、あるいは2kfIzから3d
B/0ct程度で減衰させる等の方法が考えられるが、
実際のレコード等の録音状態に合わせるのが最も良い。
上記信号を用いて例えば4チャンネルのレコード再生系
の異常音を測定する場合につき説明するに、第2図は本
発明測定用レコードの録音系の1実施例のプロツク系統
図、第3図は本発明測定用レコードの再生系の1実施例
のプロツク系統図を示す。
5kHzまでで、音楽と等価な信号となるよう例えば2
kHz以上を6dB/0ctで減衰されたランダムノイ
ズ(例えばホワイトノイズ)である。ここで、音楽と等
価な信号とする重みづけとしては、上記以外に例えばピ
ックノイズにする、ピックノイズの5kHz以上を6d
B/0ctで減衰させる、あるいは2kfIzから3d
B/0ct程度で減衰させる等の方法が考えられるが、
実際のレコード等の録音状態に合わせるのが最も良い。
上記信号を用いて例えば4チャンネルのレコード再生系
の異常音を測定する場合につき説明するに、第2図は本
発明測定用レコードの録音系の1実施例のプロツク系統
図、第3図は本発明測定用レコードの再生系の1実施例
のプロツク系統図を示す。
第2図において、1はランダムノイズ発振器で、これよ
り例えばピックノイズが出力されるものとする。このピ
ックノイズは抵抗R及びコンデンサCよりなる積分回路
で少なくともその約2kHz以上を6dB/0ctで減
衰された後、帯域フイルタ2に供給され、ここで約2k
Hz〜15kHzの成分を戸波される。これにより、帯
域フイルタ2を通過したピックノイズは、第1図に示す
如き周波数スペクトラムを有することになり、マルチチ
ヤンネルレコード用変調回路3に供給され、ここで通常
のマルチチヤンネルレコード用変調信号にされる。ここ
で、例えば4チヤンネルの場合、第1図に示す信号が更
に3つ用いられる。但し、帯域フイルタ2より上記変調
回路3に供給されるこれら4信号は、夫々互いに特定の
位相関係をもたない独立した信号とされている。上記変
調回路3において、上記4信号(ピックノイズ)のうち
第1及び第2の信号は、例えば和信号と差信号とに演算
された後、差信号のみ角度変調される。
り例えばピックノイズが出力されるものとする。このピ
ックノイズは抵抗R及びコンデンサCよりなる積分回路
で少なくともその約2kHz以上を6dB/0ctで減
衰された後、帯域フイルタ2に供給され、ここで約2k
Hz〜15kHzの成分を戸波される。これにより、帯
域フイルタ2を通過したピックノイズは、第1図に示す
如き周波数スペクトラムを有することになり、マルチチ
ヤンネルレコード用変調回路3に供給され、ここで通常
のマルチチヤンネルレコード用変調信号にされる。ここ
で、例えば4チヤンネルの場合、第1図に示す信号が更
に3つ用いられる。但し、帯域フイルタ2より上記変調
回路3に供給されるこれら4信号は、夫々互いに特定の
位相関係をもたない独立した信号とされている。上記変
調回路3において、上記4信号(ピックノイズ)のうち
第1及び第2の信号は、例えば和信号と差信号とに演算
された後、差信号のみ角度変調される。
しかる後に可聴周波数帯域の直接波信号(ここでは約2
〜15kHz程度の和信号)と、これより高周波数帯域
の被角度変調波信号(ここでは上記差信号で例えば30
kHzの搬送波を角度変調した信号)とが多重化された
後、例えば左チヤンネル用信号としてカツテイングアン
プ4を通してレコード6の音溝の左右の壁の一方の壁に
カツテイング針5により切削録音される。また、上記4
信号のうち第3及び第4の信号は、上記と同様にして多
重化信号とされた後、カツテイングアンプ4を通してレ
コード6の音溝の左右の壁の他方の壁に右チヤンネル用
信号としてカツテイング針5により切削録音される。こ
こで、上記多重化信号はその2kHz以上をRIAA録
音特性に従つて6dB/0ctで上昇されて録音される
が、録音される直接波信号成分が第1図に示す如く、そ
の2kHz以上が6dB/0ctで減衰せしめられてい
る場合には、直接波信号の速度振幅はその全帯域で=定
となる。
〜15kHz程度の和信号)と、これより高周波数帯域
の被角度変調波信号(ここでは上記差信号で例えば30
kHzの搬送波を角度変調した信号)とが多重化された
後、例えば左チヤンネル用信号としてカツテイングアン
プ4を通してレコード6の音溝の左右の壁の一方の壁に
カツテイング針5により切削録音される。また、上記4
信号のうち第3及び第4の信号は、上記と同様にして多
重化信号とされた後、カツテイングアンプ4を通してレ
コード6の音溝の左右の壁の他方の壁に右チヤンネル用
信号としてカツテイング針5により切削録音される。こ
こで、上記多重化信号はその2kHz以上をRIAA録
音特性に従つて6dB/0ctで上昇されて録音される
が、録音される直接波信号成分が第1図に示す如く、そ
の2kHz以上が6dB/0ctで減衰せしめられてい
る場合には、直接波信号の速度振幅はその全帯域で=定
となる。
従つて、直接波信号の速度振幅等に関連して発生する再
生信号中の異常音は、速度振幅を原因として発生する分
については一定となる。第3図において、上記レコード
6を測定すべきピックアツプカートリツジ7にてピツク
アツプ再生することにより得られた再生多重化信号は、
その中の上記被角度変調波信号を復調する復調器と、こ
の復調器の出力と上記直接波信号とを供給される演算回
路等よりなる復調回路8に供給され、ここで復調される
。
生信号中の異常音は、速度振幅を原因として発生する分
については一定となる。第3図において、上記レコード
6を測定すべきピックアツプカートリツジ7にてピツク
アツプ再生することにより得られた再生多重化信号は、
その中の上記被角度変調波信号を復調する復調器と、こ
の復調器の出力と上記直接波信号とを供給される演算回
路等よりなる復調回路8に供給され、ここで復調される
。
このピツクアツプカートリツジ7及び復調回路8よりな
るマルチチヤンネルレコード再生系によつて再生信号中
の異常音レベルは異なる。但し、,この異常音の発生分
布は前述したように全周波数帯域で略―定である。上記
復調回路8より取り出された4つのチヤンネル信号のう
ち測定対象とするチヤンネルの信号は、第4図にで示す
如き約100Hz〜1kHz程度の通過周波数帯域幅を
有する帯域フイルタ9に供給され、ここで同図にIで示
す信号成分を除去される一方、帯域に発生している異常
音のみがF波される。
るマルチチヤンネルレコード再生系によつて再生信号中
の異常音レベルは異なる。但し、,この異常音の発生分
布は前述したように全周波数帯域で略―定である。上記
復調回路8より取り出された4つのチヤンネル信号のう
ち測定対象とするチヤンネルの信号は、第4図にで示す
如き約100Hz〜1kHz程度の通過周波数帯域幅を
有する帯域フイルタ9に供給され、ここで同図にIで示
す信号成分を除去される一方、帯域に発生している異常
音のみがF波される。
この帯域フイルタ9の設計は、約2kHz以下には前述
したように信号が存在しないので比較的容易である。ま
た、異常音の発生分布が略一定であることから、通過周
波数帯域幅を約300〜500Hzと狭くしても後述す
る測定器10の指示値が低くなるだけで相対値は変らな
い。この場合、帯域フイルタ9の設計は極めて容易とな
る。また更に、第4図にで示す如く、帯域フイルタ9の
代りに遮断周波数1kHzあるいは500Hzなどの低
域フイルタのみを使うことも可能である。但し、この場
合は低域成分が多くなり、またハム等が混入することも
あつて、測定器10の指示の読取りがやや不安定となる
。上記帯域フイルタ9より沢波されて取り出された帯域
の異常音成分は、交流電圧計あるいはオシロスコープ等
の測定器10に供給され、ここでそのレベルを測定され
る。ところで、録音、再生されるランダムノイズのレベ
ルは、第5図に曲線で示す如く、ガウス分布に従うこと
が知られている。従つて、第5図にvで示すピツクアツ
ブカートリツジの入力レベルの限界線を越えた斜線部で
異常音を発生し、その量は斜線部の面積に比例する。本
発明では通常の限界線vがガウス分布の標準偏差付近に
なるようにレベルを設定する。これにより、測定対象と
すべきピツクアツプカートリツジの限界線分布の中心よ
り上下10dB程度の範囲で連続数値測定が可能となる
。この範囲は実用上、十分な範囲である。なお、上記実
施例において、原則として第1図に示す如き信号は4つ
必要であるが、片チヤンネルづつ測定する場合は信号は
2つでもよく、更には1つだけでもある程度の効果は得
られる。
したように信号が存在しないので比較的容易である。ま
た、異常音の発生分布が略一定であることから、通過周
波数帯域幅を約300〜500Hzと狭くしても後述す
る測定器10の指示値が低くなるだけで相対値は変らな
い。この場合、帯域フイルタ9の設計は極めて容易とな
る。また更に、第4図にで示す如く、帯域フイルタ9の
代りに遮断周波数1kHzあるいは500Hzなどの低
域フイルタのみを使うことも可能である。但し、この場
合は低域成分が多くなり、またハム等が混入することも
あつて、測定器10の指示の読取りがやや不安定となる
。上記帯域フイルタ9より沢波されて取り出された帯域
の異常音成分は、交流電圧計あるいはオシロスコープ等
の測定器10に供給され、ここでそのレベルを測定され
る。ところで、録音、再生されるランダムノイズのレベ
ルは、第5図に曲線で示す如く、ガウス分布に従うこと
が知られている。従つて、第5図にvで示すピツクアツ
ブカートリツジの入力レベルの限界線を越えた斜線部で
異常音を発生し、その量は斜線部の面積に比例する。本
発明では通常の限界線vがガウス分布の標準偏差付近に
なるようにレベルを設定する。これにより、測定対象と
すべきピツクアツプカートリツジの限界線分布の中心よ
り上下10dB程度の範囲で連続数値測定が可能となる
。この範囲は実用上、十分な範囲である。なお、上記実
施例において、原則として第1図に示す如き信号は4つ
必要であるが、片チヤンネルづつ測定する場合は信号は
2つでもよく、更には1つだけでもある程度の効果は得
られる。
また、信号源として前記発振器1は、片チヤンネル録音
で2台、両チヤンネル同時に録音する場合は4台必要と
なる。しかしながら、テーブレコーダに各チヤンネル毎
に録音し、これを同時再生することにより、発振器1は
1台で済む。またランダムノイズは2つの信号の和をと
つても差をとつてもその性質が変らないので、変調又は
復調の際、録音回路3及び復調回路8に夫々含まれてい
る演算回路の入出力側いずれの信号を用いても同じとな
るため、取扱いが何かと便利である。
で2台、両チヤンネル同時に録音する場合は4台必要と
なる。しかしながら、テーブレコーダに各チヤンネル毎
に録音し、これを同時再生することにより、発振器1は
1台で済む。またランダムノイズは2つの信号の和をと
つても差をとつてもその性質が変らないので、変調又は
復調の際、録音回路3及び復調回路8に夫々含まれてい
る演算回路の入出力側いずれの信号を用いても同じとな
るため、取扱いが何かと便利である。
従つて、測定器10にて測定する信号は、上記実施例で
は復調されたチヤンネル信号として説明したが、これに
限ることはなく、再生被角度変調波差信号を復調した差
信号(演算回路の入力信号の一つ)でもよい。また、レ
コード6には数百Hz(例えば400Hz)で変調した
基準信号の部分を設けておき、これを基準にして比較値
をとると便利である。
は復調されたチヤンネル信号として説明したが、これに
限ることはなく、再生被角度変調波差信号を復調した差
信号(演算回路の入力信号の一つ)でもよい。また、レ
コード6には数百Hz(例えば400Hz)で変調した
基準信号の部分を設けておき、これを基準にして比較値
をとると便利である。
更に、上記実施例では録音、再生される信号の周波数帯
域は、約2kHz〜15kHz程度としたが、中音域か
ら高音域まで(約500Hz〜20kHz程度)の間で
任意に選定しうる。また更に、直接波信号は2つのチヤ
ンネルの和信号、被角度変調波信号は2つのチヤンネル
の差信号で搬送波を変調した信号として説明したが、こ
れに限ることはなくその他様々の変形例が考えられるも
のである。上述の如く、本発明になるマルチチヤンネル
レコード再生系の異常音測定方法及びその測定用レコー
ドは、中音域から高音域までの周波数帯域の略全体に成
分を分布する1又は互いに独立した2以上のランダムノ
イズ又はこれと同等な信号を直接波信号と被角度変調波
信号とした後これら両信号を多重し、この多重化信号が
切削録音されているレコードを測定されるべきマルチチ
ヤンネルレコード再生系にて再生して、上記被角度変調
波信号の復調信号と再生直接波信号とを供給されてマル
チチヤンネル信号を出力する演算回路の入力復調信号又
はその出力信号中の上記ランダムノイズ又はこれと同等
な信号の本来存在しない中・低域の周波数帯域に発生す
る成分を測定するようにし、あらゆる原因による異常音
を一度に発生させるようにしているため、異常音の総合
的検査ができ、従つて似たような音楽を再生しても聴感
によるマルチチヤンネルレコード再生系の評価が変ると
いうようなことがなく、また測定するのは聴感上最も影
響の大なる中・低域の異常音であるため、聴感による評
価と測定結果が良く一致し、測定する周波数帯域には信
号成分が存在していないため、復調信号から測定すべき
異常音成分を沢波する帯域フイルム又は低域フイルタの
設計が容易にでき、又ランダムノイズを用いているので
連続数値測定ができる等の数々の特長を有するものであ
る。
域は、約2kHz〜15kHz程度としたが、中音域か
ら高音域まで(約500Hz〜20kHz程度)の間で
任意に選定しうる。また更に、直接波信号は2つのチヤ
ンネルの和信号、被角度変調波信号は2つのチヤンネル
の差信号で搬送波を変調した信号として説明したが、こ
れに限ることはなくその他様々の変形例が考えられるも
のである。上述の如く、本発明になるマルチチヤンネル
レコード再生系の異常音測定方法及びその測定用レコー
ドは、中音域から高音域までの周波数帯域の略全体に成
分を分布する1又は互いに独立した2以上のランダムノ
イズ又はこれと同等な信号を直接波信号と被角度変調波
信号とした後これら両信号を多重し、この多重化信号が
切削録音されているレコードを測定されるべきマルチチ
ヤンネルレコード再生系にて再生して、上記被角度変調
波信号の復調信号と再生直接波信号とを供給されてマル
チチヤンネル信号を出力する演算回路の入力復調信号又
はその出力信号中の上記ランダムノイズ又はこれと同等
な信号の本来存在しない中・低域の周波数帯域に発生す
る成分を測定するようにし、あらゆる原因による異常音
を一度に発生させるようにしているため、異常音の総合
的検査ができ、従つて似たような音楽を再生しても聴感
によるマルチチヤンネルレコード再生系の評価が変ると
いうようなことがなく、また測定するのは聴感上最も影
響の大なる中・低域の異常音であるため、聴感による評
価と測定結果が良く一致し、測定する周波数帯域には信
号成分が存在していないため、復調信号から測定すべき
異常音成分を沢波する帯域フイルム又は低域フイルタの
設計が容易にでき、又ランダムノイズを用いているので
連続数値測定ができる等の数々の特長を有するものであ
る。
第1図は本発明にて用いられる信号の1実施例の周波数
スペクトラムを示す図、第2図は本発明測定用レコード
の録音系の1実施例のプロツク系統図、第3図は本発明
測定用レコードの再生系の1実施例のプロツク系統図、
第4図は第3図の要部の1例の戸波特性を示す図、第5
図は本発明にて用いられるランダムノイズの電圧と発生
頻度との関係を示す図である。 1・・・・・・ランダムノイズ発振器、2・・・・・・
帯域フイルタ、3・・・・・・マルチチヤンネルレコー
ド用変調回路、6・・・・・・レコード、7・・・・・
・ピツクアツプカートリツジ、8・・・・・・復調回路
、9・・・・・・帯域フイルタ(又は低域フイルタ)、
10・・・・・・測定器。
スペクトラムを示す図、第2図は本発明測定用レコード
の録音系の1実施例のプロツク系統図、第3図は本発明
測定用レコードの再生系の1実施例のプロツク系統図、
第4図は第3図の要部の1例の戸波特性を示す図、第5
図は本発明にて用いられるランダムノイズの電圧と発生
頻度との関係を示す図である。 1・・・・・・ランダムノイズ発振器、2・・・・・・
帯域フイルタ、3・・・・・・マルチチヤンネルレコー
ド用変調回路、6・・・・・・レコード、7・・・・・
・ピツクアツプカートリツジ、8・・・・・・復調回路
、9・・・・・・帯域フイルタ(又は低域フイルタ)、
10・・・・・・測定器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中音域から高音域までの周波数帯域の略全体に成分
を分布する1又は互いに独立した2以上のランダムノイ
ズ又はこれと同等な信号を直接波信号と被角度変調波信
号とした後これら両信号を多重した多重化信号を測定さ
れるべきマルチチャンネルレコード再生系にて再生し、
上記被角度変調波信号の復調信号と再生直接波信号とを
供給されてマルチチャンネル信号を再生出力する演算回
路の上記入力復調信号又はその出力信号中の上記ランダ
ムノイズ又はこれと同等な信号の本来存在しない中・低
域の周波数帯域に発生する成分を測定することを特徴と
するマルチチャンネルレコード再生系の異常音測定方法
。 2 中音域から高音域までの周波数帯域を有する1又は
互いに独立した2以上のランダムノイズ又はこれと同等
な信号を直接波信号と被角度変調波信号とした後これら
両信号を多重化して多重化信号がレコード音溝の左右の
壁の少なくとも一方の壁に切削録音されてなる特許請求
の範囲第1項記載の測定方法に用いるマルチチャンネル
レコード再生系の異常音測定用レコード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50117135A JPS5914959B2 (ja) | 1975-09-30 | 1975-09-30 | マルチチヤンネルレコ−ド再生系の異常音測定方法及びその測定用レコ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50117135A JPS5914959B2 (ja) | 1975-09-30 | 1975-09-30 | マルチチヤンネルレコ−ド再生系の異常音測定方法及びその測定用レコ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5242101A JPS5242101A (en) | 1977-04-01 |
| JPS5914959B2 true JPS5914959B2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=14704306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50117135A Expired JPS5914959B2 (ja) | 1975-09-30 | 1975-09-30 | マルチチヤンネルレコ−ド再生系の異常音測定方法及びその測定用レコ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914959B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5895889U (ja) * | 1981-12-22 | 1983-06-29 | 狭山精密工業株式会社 | 自動麻雀卓に於ける点棒排出機構 |
-
1975
- 1975-09-30 JP JP50117135A patent/JPS5914959B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5242101A (en) | 1977-04-01 |
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