JPS591782B2 - 鉄・クロム・アルミニウム系電熱合金 - Google Patents

鉄・クロム・アルミニウム系電熱合金

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JPS591782B2
JPS591782B2 JP4923378A JP4923378A JPS591782B2 JP S591782 B2 JPS591782 B2 JP S591782B2 JP 4923378 A JP4923378 A JP 4923378A JP 4923378 A JP4923378 A JP 4923378A JP S591782 B2 JPS591782 B2 JP S591782B2
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chromium
iron
aluminum
alloy
electric heating
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JP4923378A
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方美 小堀
孝平 中野
清二 馬場
賢造 鈴木
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Riken Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は炭素を0.01%以上、窒素を0.02%以
上含有する鉄・クロム・アルミニウム系電熱合金の改良
に係る。
鉄・クロム・アルミニウム系合金は電熱材料としてニッ
ケル・クロム系合金と共に広く実用に供されており、ニ
ッケル・クロム系合金に比べて、高温における耐酸化性
に優れ、寿命が長く、固有電気抵抗値が高い上に、原材
料価格が安価である等の多くの特徴を有している。
鉄・クロム・アルミニウム系電熱合金は一般にAt2.
5〜8%、Cr20〜30%、残部Fe(重量%、以下
同じ)であつて、この範囲のものが使用する高温度で酸
化し難いこと、機械的性質が良く、塑性加工が容易であ
ること、電気比抵抗値が高いこと等の電熱合金の必要条
件を備えており、一般的にはアルミニウムやクロムの含
有量が高い程これらの特性値は高い値を示すようになる
従つて使用温度が高い場合には例えばJIS・C252
O、、FCHWI、FCHRI或いはカンタル(商品名
)合金の如くにアルミニウム4〜8%、クロム20〜3
0%のものが一般に実用されている。然しながら鉄・ク
ロム・アルミニウム系電熱合金の諸特性はアルミニウム
やクロムの含有量だけではなく、含有する微量不純物、
微量添加元素或いは溶解方法、加工熱処理方法等に依存
することが大きいこともまた周知のとおりで、高品質、
高特性の鉄・クロム・アルミニウム系電熱合金の製造に
は高度の技術を要するものとされている。
このうち微量不純物の含有は電熱合金の特性に好ましく
ない影響を与え、なかんづく炭素や窒素が微量含有され
ると電熱合金の機械的性質を著しく害し、伸線加工や曲
げ加工等の塑性加工を困難にする。その上、耐酸化特性
にも悪い影響を及ほす。この微量の炭素や窒素の影響は
後述するよう。に特にクロムやアルミニウムの含有量の
多い場合に顕著に現われてくる。鉄・クロム・アルミニ
ウム系電熱合金において炭素や窒素は合金溶製の際原材
料から混入するし、或いは溶解雰囲気からも溶湯中には
いつて来る。
例えば純度の高い原材料を使用し、溶解や鋳造を大気中
でなく、真空或いはアルゴン雰囲気で行なうことによつ
て炭素や窒素含有量の少ない高クロム、高アルミニウム
含有の鉄・クロム・アルミニウム合金を製造することは
可能であるが、現在業的に入手し得る原材料では混入す
る炭素量を0.01%以下にすることは経済的に難しい
。また溶解鋳造を大気中で行なつたのでは窒素含有量を
0.020/)以下にすることも難しい。しかしながら
前述したように炭素や窒素は鉄・クロム・アルミニウム
合金の機械的性質や耐酸化性或いは寿命に悪影響を及(
よすから、経済的には不利であるが良質の原材料を使用
し、或いは特殊の溶解装置を使用して真空またはアルゴ
ン雰囲気等の中で溶解鋳造することによつて、このよう
な不純物を極力少なくしているので、製造原価が高くな
るのは避けることができない。
本願発明は炭素や窒素を或る程度含有していても電熱材
料としての特性の優れた鉄・クロム・アルミ・ニウム合
金を提供することを目的とし、クロム20〜30%、ア
ルミニウム4〜8%、不純物として炭素0.0196以
上、窒素0.02%以上、合計で0.1%以下、残部実
質的に鉄よりなる鉄・クロム・アルミニウム系合金にニ
オビウム0.1〜0.3(fl)とジルコニウム0.0
5〜0.25%とを含有せしめたことを特徴とする機械
的性質および耐酸化性、寿命値の改善された鉄・クロム
・アルミニウム系電熱用合金に係る。
前述したように現在経済的に入手できる原材料を使い、
大気溶解で溶製する場合、本合金の炭素、窒素含有量を
それぞれ0.01%以下、0.02%以下にすることは
難かしいが、本願発明の合金はこのように炭素および窒
素を含有していても優れた機械的性質および耐酸化性を
示すので、安価が原材料を使用し、而も大気溶解を行な
うことができるようになり、経済的にもきわめて優れた
鉄・クロム・アルミニウム電熱合金である。
この種の高クロム、高アルミニウム含有の鉄・クロム・
アルミニウム電熱合金の炭素、窒素含有量と機械的性質
を調査した結果によれば、炭素と窒素とを合せて0.0
3%以下では伸び、絞り、曲げ回数はいずれも大よそ一
定の値を示すが、これが0.03%を超えると次第にば
らつきが多くなり、機械的性質の異常部が生じているこ
とが示唆され、0.04%以上になると異常値の発生回
数およびばらつきの幅が急に大きくなる。
このような異常部の発生は伸線加工や圧延加を困難にし
、電熱合金としてはきわめて好ましくない。このように
伸び、絞り或いは曲げ回数が小さい値を示すことはニオ
ビウムを微量添加することによつて改善できることは既
に知られているが、本発明者の研究によれば機械性質の
異状部はなくなるものの電熱合金の基本的特性である耐
酸化性或いは寿命値がニオビウムの添加によつて損なわ
れることが判つた。
本発明者は炭素と窒素を合せて0.030/)以上含有
する鉄・クロム・アルミニウム系合金の機械的性質、寿
命値および耐酸化性を改善する方法の研究を続けた結果
、ニオビウムとジルコニウムとを一緒に添加含有せしめ
ることによつてこれら特件の優れた鉄・クロム・アルミ
ニウム系電熱合金を得ることに成功した。
第1表、第2表および第1図には本発明に係るニオビウ
ムとジルコニウムとを一緒に添加したものと、無添加の
ものとの試験結果を示してある。
第1表および第2表によればニオビウムとジルコニウム
とを含有せしめた場合はC含有量、N含有量が多く、(
C+N)%が0.061%或いは0.062%でも機械
的性質に異常値がなく、また1300℃における寿命値
もニオビウム単昧添加の場合の如く無添加のものに比し
て低下するようなことはなく、むしろ無添加のものより
も良い値を示していることが判る。第1図は大気中で1
200℃に加熱した場合、加熱時間と酸化増量との関係
を示している。
試料A,B,C,Dはそれぞれ第1表および第2表の試
料A,B,C,Dと同じ化学組成のものである。ニオビ
ウムとジルコニウムとを含有させた試料BとDの酸化増
量はこれら両元素を添加しない試料A.l!−Cに比し
て半分以下になつており、ニオビウムとジルコニウムと
を一緒に含有させると耐酸化性が著しく改善されること
が判る。ニオビウムの含有量は0.1%よりも少ないと
機械的性質の改善が見られず、0.301)以上になる
と耐酸化性や寿命値に好ましくない影響を及ほすのでそ
の含有量は0.1〜0.3Cf11とする。
またジルコニウムの含有量は0.05%以下では寿命値
を改善する効果が無くなるし、0.25%以止になると
機械的性質を悪くするのでその含有量は0.05〜0.
025%とする。そのほか、本発明においては1200
℃以上1300℃でも使用可能な電熱用合金を対象とす
るので、クロムは20〜30%、アルミニウムは4〜8
(f)とし、大気溶解による製造を可能にするため炭素
は0.01%以上、窒素は0.02%以上、合計で0.
1%以下を不純物として含有し、残部は実質的に鉄より
なるものとする。
以上説明したように本願の電熱合金はニオビウムとジル
コニウムとをそれぞれ0.1〜0.3%および0.05
〜0.25(:fl)含有させてあるので、鉄・クロム
・アルミニウム合金で炭素が0.01%以上、窒素が0
.02%以上ただし合計で0.1(f)以下含まれてい
てもその機械的性質および耐酸化特性或いは寿命値が改
善され、優れた値を示すようになり、従つて従来使用さ
れて来たような低炭、低窒素の原材料でなく、安価な原
材料でも使用することができるようになり、或いは真空
溶解、アルゴン雰囲気溶解でなく大気中溶解が可能にな
るなどその実用上の効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電熱合金と従来品の耐酸化性試験
結果の一例を示すグラフである。 BおよびD・・・・・・本発明に係る試料、AおよびC
・・・・・・NbおよびZrを含まない対比材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 クロム20〜30%、アルミニウム4〜8%、不純
    物として炭素0.01%以上、窒素0.02%以上、合
    計で0.1%以下、残部実質的に鉄よりなる鉄・クロム
    ・アルミニウム系合金にニオビウム0.1〜0.3%と
    ジルコニウム0.05〜0.25%とを含有せしめたこ
    とを特徴とする機械的性質および耐酸化性、寿命値の改
    善された鉄・クロム・アルミニウム系電熱用合金。
JP4923378A 1978-04-27 1978-04-27 鉄・クロム・アルミニウム系電熱合金 Expired JPS591782B2 (ja)

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JPS54141314A JPS54141314A (en) 1979-11-02
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JP2637250B2 (ja) * 1989-11-06 1997-08-06 松下電工株式会社 Fe−Cr−Ni−Al系フェライト合金
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JP7736211B2 (ja) * 2022-10-04 2025-09-09 株式会社プロテリアル 積層造形用Fe-Cr-Al系合金粉末、Fe-Cr-Al系合金部材およびFe-Cr-Al系合金部材の製造方法

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