JPS5917896Y2 - 高速スパツタ用タ−ゲツト電極 - Google Patents
高速スパツタ用タ−ゲツト電極Info
- Publication number
- JPS5917896Y2 JPS5917896Y2 JP15427279U JP15427279U JPS5917896Y2 JP S5917896 Y2 JPS5917896 Y2 JP S5917896Y2 JP 15427279 U JP15427279 U JP 15427279U JP 15427279 U JP15427279 U JP 15427279U JP S5917896 Y2 JPS5917896 Y2 JP S5917896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- ferromagnetic
- magnetic
- sputtering
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、CO等の強磁性金属およびCr等の非強磁
性金属の2種以上の金属により構成される磁性合金膜を
、高速スパッタにより形成できるようにした高速スパッ
タ用ターゲット電極に関する。
性金属の2種以上の金属により構成される磁性合金膜を
、高速スパッタにより形成できるようにした高速スパッ
タ用ターゲット電極に関する。
従来、薄膜を高速スパッタにより形成する場合に用いら
れるターゲット電極は、第1図に示すように、円筒状の
永久磁石1の外周面および内周面にそれぞれ同等状およ
び円柱状のヨーク2,3を嵌着し、磁力線Mが出入する
両ヨーク2,3の上端面に、ターゲット支持電極板4を
装架し、ターゲット支持電極板4に、形成しようとする
薄膜の成分の金属からなるターゲット5を載置固定した
構成になっている。
れるターゲット電極は、第1図に示すように、円筒状の
永久磁石1の外周面および内周面にそれぞれ同等状およ
び円柱状のヨーク2,3を嵌着し、磁力線Mが出入する
両ヨーク2,3の上端面に、ターゲット支持電極板4を
装架し、ターゲット支持電極板4に、形成しようとする
薄膜の成分の金属からなるターゲット5を載置固定した
構成になっている。
そして、このターゲット電極を用いて薄膜を形成する場
合、基板支持電極板(図示せず)に装着された薄膜形成
用の基板(図示せず)を、ターゲット5に対し所定の間
隔で対向させ、基板支持電極板とターゲット支持電極板
4間に高電圧を印加するとともに、基板とターゲット5
間にアルゴンガスを注入すると、アルゴンガス分子がイ
オン化してターゲット5をイオン衝撃し、ターゲット5
の表面の材料が、微細な粒子となって飛散し、近傍に対
向して設けられた基板に付着し、基板に薄膜が形成され
る。
合、基板支持電極板(図示せず)に装着された薄膜形成
用の基板(図示せず)を、ターゲット5に対し所定の間
隔で対向させ、基板支持電極板とターゲット支持電極板
4間に高電圧を印加するとともに、基板とターゲット5
間にアルゴンガスを注入すると、アルゴンガス分子がイ
オン化してターゲット5をイオン衝撃し、ターゲット5
の表面の材料が、微細な粒子となって飛散し、近傍に対
向して設けられた基板に付着し、基板に薄膜が形成され
る。
また、高速スパッタを行なう場合には、第1図に示すよ
うに、永久磁石1から発生する磁力線Mがターゲット5
の表面上がら洩れることが必要である。
うに、永久磁石1から発生する磁力線Mがターゲット5
の表面上がら洩れることが必要である。
すなわち、ターゲット支持電極板4に対し垂直な電界お
よび電界に直交するターゲット5表面上の磁力線Mによ
る磁界の作用により、ターゲット5の表面の一定空間に
電子を閉じ込め、アルゴンガス分子と電子との衝突する
確率を高め、より多くのアルゴンガスをイオン化し、そ
の結果、スパッタ速度を非常に大にするためである。
よび電界に直交するターゲット5表面上の磁力線Mによ
る磁界の作用により、ターゲット5の表面の一定空間に
電子を閉じ込め、アルゴンガス分子と電子との衝突する
確率を高め、より多くのアルゴンガスをイオン化し、そ
の結果、スパッタ速度を非常に大にするためである。
ところで、スパッタにより形成されるCo−Cr磁性合
金膜が、垂直磁化膜として近年注目されており、特に、
Cr量が16〜18AT%(7)CO−Cr磁性合金膜
が垂直磁化膜として優れているとされている。
金膜が、垂直磁化膜として近年注目されており、特に、
Cr量が16〜18AT%(7)CO−Cr磁性合金膜
が垂直磁化膜として優れているとされている。
なお、垂直磁化膜は、たとえば、プラスチックフィルム
に形成され、磁気テープ、磁気シート、磁気カードとし
て使用される。
に形成され、磁気テープ、磁気シート、磁気カードとし
て使用される。
しかし、前述のようなCo=Cr磁性合金膜を、第1図
のターゲット電極を用いてスパッタにより形成しようと
すれば、Co−Cr磁性合金膜の成分の金属により組成
されるC0−Cr合金からなるターゲット5を用いなけ
れは゛ならないが、第2図に示すようニ、C0−Cr合
金中ノCr含有量が16〜18AT%である場合は、飽
和磁化が400〜450EMU/ccであり、強磁性材
のC0−Cr合金となる。
のターゲット電極を用いてスパッタにより形成しようと
すれば、Co−Cr磁性合金膜の成分の金属により組成
されるC0−Cr合金からなるターゲット5を用いなけ
れは゛ならないが、第2図に示すようニ、C0−Cr合
金中ノCr含有量が16〜18AT%である場合は、飽
和磁化が400〜450EMU/ccであり、強磁性材
のC0−Cr合金となる。
したがって、ターゲット5が強磁性材であれば、永久磁
石1、ヨーク2,3およびターゲット5により、磁気的
に閉回路が構成されるため、磁力線Mがターゲット5内
を通り、ターゲット5の表面上の空間には殆んど磁力線
Mが洩れない。
石1、ヨーク2,3およびターゲット5により、磁気的
に閉回路が構成されるため、磁力線Mがターゲット5内
を通り、ターゲット5の表面上の空間には殆んど磁力線
Mが洩れない。
そのため、第1図のターゲット電極により高速スパッタ
できるのは、ターゲット5が非強磁性材である場合に限
られ、強磁性材のターゲット5では、高速スパッタがで
きなく、磁性合金膜を高速スパッタで形成することがで
きない。
できるのは、ターゲット5が非強磁性材である場合に限
られ、強磁性材のターゲット5では、高速スパッタがで
きなく、磁性合金膜を高速スパッタで形成することがで
きない。
この考案は、前記従来の問題点に留意し、磁性合金膜を
高速スパッタにより形成できる高速スパッタ用ターゲッ
ト電磁を提供するものであり、つぎにこの考案を、その
1実施例を示した第3図および第4図とともに詳細に説
明する。
高速スパッタにより形成できる高速スパッタ用ターゲッ
ト電磁を提供するものであり、つぎにこの考案を、その
1実施例を示した第3図および第4図とともに詳細に説
明する。
第3図において、第1図と同一記号は同一のものを示し
、6,7は2個の強磁性ターゲットであり、ターゲット
支持電極板4の上面に、ヨーク2,3からの磁力線Mが
出入するヨーク2,3の上端面に対向して配設され、形
成しようとする磁性合金膜の強磁性成分の単一金属また
は合金からなり、例えば、Co−Cr磁性合金膜を形成
する場合には、Co単一金属または強磁性Co−Cr合
金からなる。
、6,7は2個の強磁性ターゲットであり、ターゲット
支持電極板4の上面に、ヨーク2,3からの磁力線Mが
出入するヨーク2,3の上端面に対向して配設され、形
成しようとする磁性合金膜の強磁性成分の単一金属また
は合金からなり、例えば、Co−Cr磁性合金膜を形成
する場合には、Co単一金属または強磁性Co−Cr合
金からなる。
8は非強磁性ターゲットであり、ターゲット支持電極板
4の上面に、両弾磁性ターゲット6.7の間に位置して
配設され、形成しようとする磁性合金膜の非強磁性の成
分の金属の非強磁性合金からなり、例えば、Co−Cr
磁性合金膜を形成する場合には、第2図から明らかなよ
うに、Co−Cr合金中のCr量が約25 AT%以上
で飽和磁化が殆んど零となって非強磁性材になるので、
Cr量が−25AT%以上含有する非強磁性Co−Cr
合金からなる。
4の上面に、両弾磁性ターゲット6.7の間に位置して
配設され、形成しようとする磁性合金膜の非強磁性の成
分の金属の非強磁性合金からなり、例えば、Co−Cr
磁性合金膜を形成する場合には、第2図から明らかなよ
うに、Co−Cr合金中のCr量が約25 AT%以上
で飽和磁化が殆んど零となって非強磁性材になるので、
Cr量が−25AT%以上含有する非強磁性Co−Cr
合金からなる。
つぎに、前記実施例の作用について説明する。
両弾磁性ターゲット6.7が、ヨーク2,3の上端面に
対向して配設されて補助ヨークとしての機能を有し、永
久磁石1からの磁力線Mが、ヨーク3゜強磁性ターゲッ
ト7.6およびヨーク2を通り、磁力線Mが非強磁性タ
ーゲット8の表面上の空間に洩れるため、高速スパッタ
が可能であり、各ターゲラ) 6,7.8と該ターゲラ
) 6,7.8のスパッタ量の関係は、第4図に示すよ
うになる。
対向して配設されて補助ヨークとしての機能を有し、永
久磁石1からの磁力線Mが、ヨーク3゜強磁性ターゲッ
ト7.6およびヨーク2を通り、磁力線Mが非強磁性タ
ーゲット8の表面上の空間に洩れるため、高速スパッタ
が可能であり、各ターゲラ) 6,7.8と該ターゲラ
) 6,7.8のスパッタ量の関係は、第4図に示すよ
うになる。
すなわち、第4図の横軸は第3図の各ターゲラ)−6,
7,8と対応しており、非強磁性ターゲット8に対向す
る位置のスパッタ量は、強磁性ターゲット6.7に対向
する位置のスパッタ量より多い。
7,8と対応しており、非強磁性ターゲット8に対向す
る位置のスパッタ量は、強磁性ターゲット6.7に対向
する位置のスパッタ量より多い。
したがって、この点を考慮し、各ターゲット6.7およ
び8の強磁性成分の金属の量を適宜変えることにより、
磁性合金膜の組成を制御できる。
び8の強磁性成分の金属の量を適宜変えることにより、
磁性合金膜の組成を制御できる。
例えば、Cr含有量が16〜18AT%ノCo −Cr
磁性合金膜を形成する場合には、非強磁性ターゲット8
を、Cr含有量が25 AT%以上の適当な値に選定し
たC0−Cr合金により構成し、かつ強磁性ターゲット
6.7を、COの単一金属またはCr含有量が16 A
T%以下の適当な値に選定したCo−Cr合金により構
成すればよい。
磁性合金膜を形成する場合には、非強磁性ターゲット8
を、Cr含有量が25 AT%以上の適当な値に選定し
たC0−Cr合金により構成し、かつ強磁性ターゲット
6.7を、COの単一金属またはCr含有量が16 A
T%以下の適当な値に選定したCo−Cr合金により構
成すればよい。
また、均一な組成のCo−Cr磁性合金膜を得るには、
基板を、各ターゲット6.7および8のスパッタ量に応
じて移動させればよい。
基板を、各ターゲット6.7および8のスパッタ量に応
じて移動させればよい。
因みに、ターゲット6をCo単一金属の円環状のもの(
外径100mm、内径60mm、厚さ5mm)とし、タ
ーゲット7を同じくCo単一金属の円板状のもの(径4
0mm、厚さ5mm)とし、さらにターゲット8をCr
含有量が25 AT%のCo−Cr合金の円環状のもの
(外径60mm、内径40mm、厚さ6mm)として3
つのターゲットを1つの円板状に形成したものを、直径
が3QQ mmの円板状基板の下方で該基板の中心から
lQQmm離れた点に中心が来るように配して、該基板
を回転させながらスパッタを行なうと、該基板上にCr
含有量が18 AT%のCo−Cr磁性合金膜を均一に
得ることができる。
外径100mm、内径60mm、厚さ5mm)とし、タ
ーゲット7を同じくCo単一金属の円板状のもの(径4
0mm、厚さ5mm)とし、さらにターゲット8をCr
含有量が25 AT%のCo−Cr合金の円環状のもの
(外径60mm、内径40mm、厚さ6mm)として3
つのターゲットを1つの円板状に形成したものを、直径
が3QQ mmの円板状基板の下方で該基板の中心から
lQQmm離れた点に中心が来るように配して、該基板
を回転させながらスパッタを行なうと、該基板上にCr
含有量が18 AT%のCo−Cr磁性合金膜を均一に
得ることができる。
以上のように、この考案の高速スパッタ用ターゲット電
極によると、強磁性および非強磁性の2種以上の金属に
より構成される磁性合金膜の強磁性成分の単一金属また
は合金からなる強磁性ターゲットと、磁性合金膜の非強
磁性成分の金属の合金からなる非強磁性ターゲットを備
え、強磁性ターゲットを、磁石のヨークからの磁力線が
出入する2個のヨークの端面に配設するとともに、非強
磁性ターゲットを、各強磁性ターゲットの間に配設する
ことにより、磁性合金膜を高速スパッタにより形成する
ことができ、特に、この考案は、垂直磁化膜として最近
注目されているCo−Cr磁性合金膜の形成に用いて極
めて高い実用的効果を得る。
極によると、強磁性および非強磁性の2種以上の金属に
より構成される磁性合金膜の強磁性成分の単一金属また
は合金からなる強磁性ターゲットと、磁性合金膜の非強
磁性成分の金属の合金からなる非強磁性ターゲットを備
え、強磁性ターゲットを、磁石のヨークからの磁力線が
出入する2個のヨークの端面に配設するとともに、非強
磁性ターゲットを、各強磁性ターゲットの間に配設する
ことにより、磁性合金膜を高速スパッタにより形成する
ことができ、特に、この考案は、垂直磁化膜として最近
注目されているCo−Cr磁性合金膜の形成に用いて極
めて高い実用的効果を得る。
第1図は従来の高速スパッタ用ターゲット電極の断面図
、第2図はCoCr合金中のCr含有量と飽和磁化の関
係図、第3図はこの考案の高速スパッタ用ターゲット電
極の1実施例の断面図、第4図は第3図の各ターゲット
とスパッタ量の関係図である。
、第2図はCoCr合金中のCr含有量と飽和磁化の関
係図、第3図はこの考案の高速スパッタ用ターゲット電
極の1実施例の断面図、第4図は第3図の各ターゲット
とスパッタ量の関係図である。
Claims (1)
- 強磁性および非強磁性の2種以上の金属により構成され
る磁性合金膜の強磁性成分の単一金属または合金からな
る強磁性ターゲットと、前記磁性合金膜の非強磁性成分
の金属の合金からなる非強磁性ターゲットを備え、前記
強磁性ターゲットを、磁石のヨークからの磁力線が出入
する2個のヨークの端面に配設するとともに、前記非強
磁性ターゲットを、前記両弾磁性ターゲットの間に配設
した高速スパッタ用ターゲット電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15427279U JPS5917896Y2 (ja) | 1979-11-06 | 1979-11-06 | 高速スパツタ用タ−ゲツト電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15427279U JPS5917896Y2 (ja) | 1979-11-06 | 1979-11-06 | 高速スパツタ用タ−ゲツト電極 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5674063U JPS5674063U (ja) | 1981-06-17 |
| JPS5917896Y2 true JPS5917896Y2 (ja) | 1984-05-24 |
Family
ID=29667120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15427279U Expired JPS5917896Y2 (ja) | 1979-11-06 | 1979-11-06 | 高速スパツタ用タ−ゲツト電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917896Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-06 JP JP15427279U patent/JPS5917896Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5674063U (ja) | 1981-06-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4441974A (en) | Magnetron sputtering apparatus | |
| JP3655334B2 (ja) | マグネトロンスパッタリング装置 | |
| US3929604A (en) | Method for producing magnetic recording medium | |
| JPS6151410B2 (ja) | ||
| JPS5917896Y2 (ja) | 高速スパツタ用タ−ゲツト電極 | |
| JPH02277772A (ja) | マグネトロンスパッタ装置 | |
| JPS62218562A (ja) | スパツタリング装置 | |
| JPS63143260A (ja) | スパッタリングターゲット | |
| JPS58199862A (ja) | マグネトロン形スパツタ装置 | |
| JP3023270B2 (ja) | マグネトロンスパッタ用磁気回路 | |
| JPH07157874A (ja) | マグネトロンスパッタリング装置 | |
| GB2241710A (en) | Magnetron sputtering of magnetic materials in which magnets are unbalanced | |
| JPH01283372A (ja) | マグネトロンスパッタリング装置 | |
| JPH0641736A (ja) | スパッタリング電極 | |
| JPS6249974B2 (ja) | ||
| JPH0445267A (ja) | スパッタリング装置 | |
| JP2000017435A (ja) | マグネトロンスパッタ方法及び装置 | |
| JPH035643B2 (ja) | ||
| JPS6288314A (ja) | 鉄−銅系磁性薄膜の形成方法 | |
| JPH05247637A (ja) | 強磁性体用スパッタリングターゲット | |
| JPH01104771A (ja) | 平板マグネトロンスパッタ装置 | |
| JPH05128515A (ja) | スパツタ薄膜の製造方法 | |
| JPH0969459A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPS60125933A (ja) | 磁性媒体の製法 | |
| JPH01108375A (ja) | マグネトロンスパッタ装置 |