JPS5920217A - 尿素を安定に含む水性ゼリ−状組成物 - Google Patents

尿素を安定に含む水性ゼリ−状組成物

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JPS5920217A
JPS5920217A JP13074982A JP13074982A JPS5920217A JP S5920217 A JPS5920217 A JP S5920217A JP 13074982 A JP13074982 A JP 13074982A JP 13074982 A JP13074982 A JP 13074982A JP S5920217 A JPS5920217 A JP S5920217A
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urea
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aqueous
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、薬用または化粧用基剤として有用な、安定に
尿素・を配合した水性ゼリー状組成物に関するものであ
る。
尿素は生体内に存在し、蛋白のポリペプチドに変化を与
える結果その可溶性を増大させ、抗菌作用、蛋白融解変
性作用、水利的現象すなわち水分保持能力の先進作用、
また特異な性質として皮膚吸収の先進などの皮膚科的に
重要な薬理作用を有する。さらに高濃度の尿素水溶液が
穏やかな角質軟化作用を示すことも知られている。この
ような特徴のある作用を利用した尿素製剤が、近年皮膚
の保湿剤や角質化の進んだ皮膚の治療剤として用いられ
ている。これらの尿素含有製剤において、一般に尿素濃
度が約10wt%以上の場合には皮膚の保湿剤として、
まだ約10wt%以上の場合には角質化の進んだ皮膚、
例えば尋常性魚鱗解などの角化症の治療剤として用いら
れるのが通例であり1、その場合qZW型エマルジョン
として製剤化されでいる。また、尿素の角質軟化作用を
応用した皮1+’i真菌治4f、〈剤も特開昭52−1
0424号公報に開示され°Cいる。
しかし尿素は、べわめて容易に分解してアンモニアを発
生し、基剤のP Hが上昇してしまう。尿素の分解に)
1Q因するP flの上昇は、皮膚のアルカリ中和能に
障害を与え、皮膚の細菌感染を促進するうえ、さらにア
ンモニア臭の発生により商品価値を著しく低トさせてし
まう。そのため尿素は、なかなか製剤化しにくいという
問題点があった。
とくに尿素の濃度が高くなるとこの傾向は増大する。
従来、尿素の分解を抑制する方法として、中性アミノ酸
を添加する方法(オース) IJア国特許第23762
5号)、乳酸を加える方法(西ドイツ公開性¥[第19
11144号)、塩化アンモニウムなどのアンモニウム
化合物を添加する方法(特公昭46−1i010号)、
脂肪族ジカルボン酸を添加する方法(特開昭52−10
5225号)、アラントインを添加する方法(特開昭5
2−109487号)、ヒドロキシルアミン鉱酸塩全添
加する方法(特開昭55−122753号)など数多く
の方法が開示されている。しかしこれらの方法は、いず
れもその効果は充分とはいえず、尿素を化粧品や外用薬
に応用して最終的に商品化するのは困難であった。
本発明者らは、尿素を化粧品や外用薬に安定に配合する
のに際し、水性ゼリー状に尿素を製剤化することに着目
して研究を進めた、その理由は、尿素をエマルジ言ン形
に製剤化する場合には、高温に加熱することにより尿素
の分解が促進されること、および乳化剤として多量の界
面活性剤を使用しなければならず界面活性剤に起因する
皮膚への悪影響が避けられないからでおる。
本発明者らは、尿素を安定に水性ゼリー状に製剤化する
ことを目的として鋭意検討したところ、特定の尿素分解
抑制剤と水済性高分子を組合わせることにより尿素の分
解が相乗的に抑制されることを見いだし、本発明を完成
させるに至った。
すなわち本発明は、アンモニウム化合物およびカルボキ
シビニルポリ々−を配合し、PH1−5,5〜7.5と
したことを特徴とする尿素を安定に含む水性ゼリー状組
成物に関するものである。
本発明の水性ゼリー状組成物における尿素の配合量は1
〜48wt%である。尿素の配合量が1wtチ未満では
皮膚への湿潤作用が乏しく、また48tvt%を越えた
場合は尿素の飽和濃度に近づくにつれ低温で尿素の結晶
が析出するようになるので好ましくない。尿素の配合量
が1〜10wt%程度の場合は角質軟化作用は弱いため
、保湿作用を有する化粧品の水性ゼリー状基剤として応
用することができる。尿素の配合量が10wt%を越え
る場合は、角質化した皮膚の軟化作用を利用して、外皮
作用−トの基剤とすることができる。
本発明で用いられるアンモニウム化合物は、塩化アンモ
ニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、リン酸
アンモニウム、酢酸アンモニラ人乳酸アンモニウムおよ
びシュウ酸アンモニウムである。アンモニウム化合物の
添加量は、0.5〜5鐵4である。アンモニウム化合物
の添加量が0.5wt%未満の場合は、尿素の分解抑制
剤としての効果がきわめて弱くなり、5帆チを越えて配
合すると水性ゼリー状組成物の耐寒性が低下するため好
ましくない。
本発明組成物で用いられるカルボキシビニルポリマーは
分子量が、1,000,000〜3,000,000程
度のものが好ましく、その配合量は0.5〜5 wt 
%が適当である。カルボキシビニルポリマーの配合量が
0、5 wt To未滴の場合は、ゼリー状を保つこと
が困難であり、とくに高温に保存したときに流動性の高
い液状となり好ましくない。一方配合量がSwtチを越
えると、ゼリー状態が固くなりすぎるため好ましくない
。
本発明組成物において、PHを5,5〜7.5に調整す
るためのPH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムなどのアルカリ金属の水酸化物、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ンなどのアルカノールアミン、リジン、アルギニン、オ
ルニチンなどの塩基性アミノ酸およびアンモニアなどの
塩基性化合物があげられる。PHが5.5未満であると
カルボキシビニルポリマーの増粘効果がでずゼリー状と
ならない。PHが7.5を越えると尿素の分解が促進さ
れ好凍しくない。
本発明組成物は、前記のアンモニウム化合物とカルボキ
シビニルポリマーを併用し、PHを5.5〜7.5と調
整することにより尿素の分解を抑制することを特徴とす
るが、この尿素の分解抑制は各成分の組合せの相乗効果
により達成されるもので・らる。したがって、カルボキ
シビニルポリマーのみ配合しP l(を5.5〜7,5
に調整した場合や、カルボキシビニルポリマーの代りに
他の水溶性高分子とアンモニウム化合物を併用してP 
I(’fr: 5.5〜75に調整した場合などのよう
に本発明の檜成要「トのいずれかを欠いたものは、尿素
の安定性が本発明組成物より劣る。本発明組成物の各成
分はいずれも公知なものであるが、それらの相乗効果に
よる尿素の安定化は従来技術から予知しえないものであ
る。
本発明組成物中の尿素が安定に存在する理由は明らかで
はないが、カルボキシビニルポリマー中のカルボキシル
基とアンモニウム化合物の相互作用により原電が安定化
されるものと思われる。
本発明組成物を製造する方法の一例を示すと、カルボキ
シビニルポリマー、PH調整剤および水を約80℃に加
熱溶解し充分に混合した後、50〜60℃まで冷却し、
尿素とアンモニウム化合物を加え混合すると水性ゼリー
状組成物が得られる。
本発明の水性ゼリー状組成物は、尿素濃度が10wt%
を越えるものはそのままで尋常性魚鱗病やアトピー皮膚
などの角化症の治療剤とすることもできるが、化粧料ま
たは外用薬の基剤として最適である。すガわち、本発明
の水性ゼリー状組成物を基剤として、保湿剤、紫外線吸
収剤、香料、着色料、防腐剤などの常用の化粧料添加剤
や、薬剤を加えて、尿素の湿潤作用や角質軟化作用を利
用した特徴のあるゼリー状の化粧品や外用薬とすること
ができる。とくに本発明組成物全外用薬に応用するには
、塩化ベンザルコニウム、クロトリマゾール、ビロール
ニドリン、トルナフテート、ウンテシレン酸などの抗真
菌剤、塩酸シフ・ンヒドラミンなどの抗ヒスタミン剤、
消炎剤などの薬剤を加えて、皮膚白解症(水虫)治療剤
、角化在治療剤、かゆみ市め、などの皮膚疾患治療薬を
得ることができる。
これらの化粧オ」添加剤や薬剤のうち水に不溶性のもの
を配合する場合は、適尚な溶媒中に必要に応じて界面活
性剤を用いてあらかじめ溶解または分散させたものを配
合すればよい。
さらに本発明の組成物にその他の成分、たとえd゛ゼリ
ー硬さを調整するための粘度調整剤や、P Hをさらに
安定させるためのP H緩衝剤などを加えてもよい。
さらに本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1.2、比較例1〜4 第1表に示したA群の配合物を約80℃に加熱混合した
後50〜60℃まで冷却し、B群の配合物を加えて水性
ゼリー状組成物を得た。ただし比較例1の中和剤を加え
ない組成物は粘度が低く、ゼリ「状とならなかった。こ
うして得た水性ゼリー状組成物を40℃に保存しで、!
i日後、10日後、15日後、30日後のP Hを測定
し、尿素の安定性を調々た。その結果全第1表に示す。
第1表の結果から明らかなように、カルボキシビニルポ
リマーと塩化アンモニウムを併用し、さらにPHを調整
した本発明組成物中の尿素が安定なのに対し、本発明構
成要件のいずれかを欠く比較例はすべて尿素の分解が進
行し、アンモニア臭が発生した。
以1余白 第    1    表 註l) カーポボール941(商品名、グツドリッチ社
製、分子量1.000.(100〜1,500,000
 )を用いた実施例3〜7 第2表に示す組成の配合物を実施例1に準じて処理を行
ない、水性ゼリー組成物を得た。このものを40℃に3
0日間保存した後、PHを測定し尿素の安定性を調べた
。その結果を第2表に示す。
第    2    表 第2表の結果から本発明組成物は尿素が低濃度から高濃
度の範囲で安定であることが明らかである。
実施例7〜10 実施例1の水性ゼリー状組成物の塩化アンモニウムを第
2表に示した他のアンモニウム化合物に代えた以外は実
施例1に県じて水性ゼリー状組成物を慴た1、このもの
を40℃に30日間保存した後、Pllをdlll定し
、尿素の安定性を調べた。その結果を第3表に示す。
第    3    表 第3表の結果から明らかなよりn−本発明の水性ゼリー
状組成物は、40℃に30日間保存しても尿素が分1宵
−jることかなく、ゼリーの粘度も変化しなかった。
参考例1 ハンドゼリーのill製 第4表に示す組成のA群を約80℃に加熱混合し、カル
ボキシビニルポリマーを均一に溶解させ整して冷却した
。こうして得たノ・ンドゼリーは、使用感にすぐれたエ
モリエント効果の高いものであった。
第    4    表 参考例2 角化症治療剤の調製 第5表に示す組成のA群を約80℃に加熱混合し、カル
ボキシビニルポリマーを均一に溶解させた後、約60℃
に温度を下げ尿素を加え、最後にリジンでPI■を調整
して冷却した。こうして得た水性ゼリー状組成物は、尋
常性魚鱗病などの角化症の治療剤として有効であった。
第    5    表 註2) カーボボール940(商品名、ダッドリ、チ社
製、分子量2.000,00 Q〜3,000,000
  )を用いた。
参考例3 皮膚真菌症治療剤の調製 第6表に示す組成のA群を約80℃に加熱混合し、カル
ボキシビニルポリマーを均一に溶解した後、約60℃に
温度を下げB群の配合物を加え、さらにあらかじめ加熱
溶解しておいた0群を少しずつ加えた。最後にDの中和
剤を加えてP Hを調整して冷却した。得られた水性ゼ
リー状組成物は、皮膚真菌症の治療に効果が認められた
。
第    6    表 参考例1〜3の水性ゼリー状組成物に含まれる尿素の安
定性を調べるために、各水性ゼリー状組成物の調製直後
および40℃に30日間保存後のI’Hを測定(測定温
度25℃)した。その結果を第7表に示す、。
第    7    表 参考例1〜3の水性ゼリー状組成物は、いずれもアンモ
ニア臭がなく、PHの上昇も低いことから、尿素の分解
が抑制されていることは明らかである。。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 尿素を1〜48wt%含む水性組成物において、ア
    ンモニウム化合物およびカルボキシビニルポリマーを配
    合し、PHを5.5〜7.5としたこと全特徴とする尿
    素を安定に含む水性ゼリー状組成物。 2、 アンモニウム化合物が0.5〜5 wt % 、
    およびカルボキシビニルポリマーが0.5〜5 wt 
    To配合される特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3、 アンモニウム化合物が、塩化アンモニウム、硫酸
    アンモニウム、硝酸アンモニウム、リン酸アンモニウム
    、r酢f俊アンモニウム、乳酸アンモニウムおよびシュ
    ウ酸アンモニウムから選ばれる特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 4 カルボキシビニールポリマーの分子量が、1.00
     (1,(100〜3.0旧)、000である特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。 5、PHがアルカリ金属の水酸化物、アルカノールアミ
    ン、塩基性アミノ酸およびアンモニアから選ばれる塩基
    によって調整される特許請求の範囲第1項記載の組成物
    。
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