JPS592142Y2 - 加工糸 - Google Patents
加工糸Info
- Publication number
- JPS592142Y2 JPS592142Y2 JP788379U JP788379U JPS592142Y2 JP S592142 Y2 JPS592142 Y2 JP S592142Y2 JP 788379 U JP788379 U JP 788379U JP 788379 U JP788379 U JP 788379U JP S592142 Y2 JPS592142 Y2 JP S592142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- filaments
- fineness
- filament
- processed yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、多数本のフィラメントから構成されたソフト
で嵩高に富み且つ後加工性の良好な加工糸に関する。
で嵩高に富み且つ後加工性の良好な加工糸に関する。
一般にマルチフィラメント糸は、紡績糸に比較して冷た
い感じ又は特有のヌメリ感を有し、このマルチフィラメ
ント糸で編織された布帛は、保温性が小さく、手触り、
外観ともに暖かみに欠けるという欠点を有している。
い感じ又は特有のヌメリ感を有し、このマルチフィラメ
ント糸で編織された布帛は、保温性が小さく、手触り、
外観ともに暖かみに欠けるという欠点を有している。
これらの欠点のあるマルチフィラメント糸に対して、マ
ルチフィラメント糸に噴気流を作用させてループ、コイ
ル又はもつれが糸の長さ方向に沿って不規則に配置した
嵩高糸が良く知られている。
ルチフィラメント糸に噴気流を作用させてループ、コイ
ル又はもつれが糸の長さ方向に沿って不規則に配置した
嵩高糸が良く知られている。
これまでに知られているこの種の嵩高糸で布帛に編織し
た場合といえども、この布帛は嵩高に若干欠けるもので
あった。
た場合といえども、この布帛は嵩高に若干欠けるもので
あった。
従って、布帛の嵩高を高めようとする場合には、かかる
嵩高糸を製造する際にマルチフィラメント糸のオーバフ
ィード率を大きくしたり、又は芯糸と搦糸との複数本の
糸を用いて芯糸に対して搦糸のオーバーフィード率を大
きくするなどして得られたループ、コイル、もつれなど
の大きい嵩高糸が使用された。
嵩高糸を製造する際にマルチフィラメント糸のオーバフ
ィード率を大きくしたり、又は芯糸と搦糸との複数本の
糸を用いて芯糸に対して搦糸のオーバーフィード率を大
きくするなどして得られたループ、コイル、もつれなど
の大きい嵩高糸が使用された。
かかる嵩高糸は、パッケージから解舒される際に絡み合
い、こすれ合い、ひっかかって大きな解舒張力の変動が
生じたり、また高速度で解舒される際に糸切れが生じた
り、さらにまた糸自身が伸ばされてループ塩、編疵が発
生したりして、捲返し、編織などの後工程の操業性を著
しく阻害した。
い、こすれ合い、ひっかかって大きな解舒張力の変動が
生じたり、また高速度で解舒される際に糸切れが生じた
り、さらにまた糸自身が伸ばされてループ塩、編疵が発
生したりして、捲返し、編織などの後工程の操業性を著
しく阻害した。
さらに布帛にした後においても、ループが布帛表面から
突出し、布帛を重ねるとループが絡み合い、もつれてく
っつくといういわゆるベルクロ現象が発生し、消費性能
の面でも劣ったものしか得られなかった。
突出し、布帛を重ねるとループが絡み合い、もつれてく
っつくといういわゆるベルクロ現象が発生し、消費性能
の面でも劣ったものしか得られなかった。
本考案は、従来の嵩高糸の欠点を解決し、嵩高に富み、
後加工の操業性の点でも問題がなく、さらに布帛にした
後でも嵩高を失なわず、またベルクロ現象も殆んど発生
しない加工糸を提供することを目的とする。
後加工の操業性の点でも問題がなく、さらに布帛にした
後でも嵩高を失なわず、またベルクロ現象も殆んど発生
しない加工糸を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため本考案は、次の如き構成を有
する。
する。
すなわち、本考案は、多数本の繊度が1,1デニルを超
えるフイラメンI・が集束されており、集束された前記
多数本のフィラメントのまわりに多数本のフィラメント
がコイル、ループ又はもつれの状態をなしてからみつい
ており、からみついている前記フィラメントは繊度が0
.3〜1.1テ゛ニールである捲縮の無いフィラメント
であり、糸の表面から突出高さ1mm以上のコイル、ル
ープ又はもつれが糸の長さ10m当す100個以上50
00個以下あることを特徴とする加工糸である。
えるフイラメンI・が集束されており、集束された前記
多数本のフィラメントのまわりに多数本のフィラメント
がコイル、ループ又はもつれの状態をなしてからみつい
ており、からみついている前記フィラメントは繊度が0
.3〜1.1テ゛ニールである捲縮の無いフィラメント
であり、糸の表面から突出高さ1mm以上のコイル、ル
ープ又はもつれが糸の長さ10m当す100個以上50
00個以下あることを特徴とする加工糸である。
次に本考案を図にもとづいて説明する。
第1図、第2図は本考案の加工糸の模式図である。
第1図において多数本のフィラメントが加工糸Yの中で
集束されており、集束された多数本のフィラメントのま
わりにフィラメントA、B、C,D。
集束されており、集束された多数本のフィラメントのま
わりにフィラメントA、B、C,D。
E、F、G、Hなどがコイル、ループ又はもつれの状態
をなしてからみついている。
をなしてからみついている。
これらのからみついているフィラメントは繊度が0.3
〜1.1デニルである捲縮の無いフィラメントである。
〜1.1デニルである捲縮の無いフィラメントである。
これらのフィラメントの繊度は、これまでに知られてい
るループなどを有する嵩高糸を構成するフィラメントの
繊度に比較して著しく小さい。
るループなどを有する嵩高糸を構成するフィラメントの
繊度に比較して著しく小さい。
けだし、通常衣料用繊維として供されているフィラメン
トの繊度は2デニ一ル以上であるからである。
トの繊度は2デニ一ル以上であるからである。
ここで繊度を1.1デニール以下に限定したのは、ファ
インデニール特有のソフトな風合を得るためである。
インデニール特有のソフトな風合を得るためである。
また、繊度を0.3デ゛ニ一ル以上に限定したのは、適
度の嵩高を確保し、コスト面で不利にならないようにす
るためである。
度の嵩高を確保し、コスト面で不利にならないようにす
るためである。
繊度が小さすぎるとループが形成されていても嵩高が劣
るのである。
るのである。
また、コイル、ループ又はもつれの状態をなしてからみ
ついているフィラメントは捲縮の無いものである。
ついているフィラメントは捲縮の無いものである。
捲縮の有るフィラメントは、ループの状態になっても糸
軸方向に沿って嵩高になりにくいのである。
軸方向に沿って嵩高になりにくいのである。
もつとも捲縮の無いフィラメントは、ソフトな風合の点
で捲縮の有るフィラメントに劣るものの、本考案におい
てはかかるフィラメントは充分繊度の小さいものなので
、ソフトな風合は充分確保されるのである。
で捲縮の有るフィラメントに劣るものの、本考案におい
てはかかるフィラメントは充分繊度の小さいものなので
、ソフトな風合は充分確保されるのである。
またループ、コイル又はもつれを10m当り100個以
上となすのは、得られる加工糸Yに嵩高、ソフトな風合
及び暖かさなどの特性を与えるためである。
上となすのは、得られる加工糸Yに嵩高、ソフトな風合
及び暖かさなどの特性を与えるためである。
なお、パッケージからの解舒性をより向上させ及び布帛
におけるベルクロ現象をより減少させるためには10m
当り5000個以下にしなければならない。
におけるベルクロ現象をより減少させるためには10m
当り5000個以下にしなければならない。
また、コイル、ループ又はもつれの突出高さを1mm以
上としたのは、ソフトな風合及び暖かさを与えるためで
ある。
上としたのは、ソフトな風合及び暖かさを与えるためで
ある。
ここにループ、コイル又はもつれはF−インデックス器
(敷島株式会社製)を用いて測定した。
(敷島株式会社製)を用いて測定した。
第2図は繊度の異なるフィラメント群の2種から構成さ
れた加工糸Y′を示す。
れた加工糸Y′を示す。
図において芯糸を構成するフィラメントは、1.1デニ
ールを越えるものであり、これは布帛に腰を持たせるた
めである。
ールを越えるものであり、これは布帛に腰を持たせるた
めである。
コイル、ループ又はもつれの状態をなしてからみついて
いるフィラメントJ、に、L、M、Nの繊度は0.3〜
1.1テ゛ニールである。
いるフィラメントJ、に、L、M、Nの繊度は0.3〜
1.1テ゛ニールである。
これは、すでに51べたようにファインデニール特有の
ソフトな風ぞを得るため及び適度の嵩高を確保し、コス
ト面て不利にならないようにするためである。
ソフトな風ぞを得るため及び適度の嵩高を確保し、コス
ト面て不利にならないようにするためである。
次にフィラメントの素材は、特に限定はなく、疋糸を構
成するフィラメント及びからみつくフィラメントの素材
としては、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ア
セテート、プロミックス、レー三ン若しくはポリアクリ
ロニトリル系繊維など又(=これらの混合されたもので
よい。
成するフィラメント及びからみつくフィラメントの素材
としては、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ア
セテート、プロミックス、レー三ン若しくはポリアクリ
ロニトリル系繊維など又(=これらの混合されたもので
よい。
また、光沢、染ぞ性、色相、断面形状、収縮率などの特
性の異なつ六フィラメントをいろいろと組合わせて使用
してもよい。
性の異なつ六フィラメントをいろいろと組合わせて使用
してもよい。
第3図は本考案の加工糸を製造する装置グー例を示す略
側面図である。
側面図である。
第3図において1゜デニールより大なる繊度のフィラメ
ントからな2マルチフイラメント糸Y1は、パッケージ
1から御舒され、ガイド3.第10−ラ4をへて第10
−ラ4と、第10−ラ4より5〜20%表面速度表面−
第20−ラ5との間に設けられた流体ノズル8に供給さ
れる。
ントからな2マルチフイラメント糸Y1は、パッケージ
1から御舒され、ガイド3.第10−ラ4をへて第10
−ラ4と、第10−ラ4より5〜20%表面速度表面−
第20−ラ5との間に設けられた流体ノズル8に供給さ
れる。
他方、繊度が0.3〜1.1デニールのフィラメントか
らなるマルチフィラメント糸Y2はパッケージ2から解
舒されガイド3′、第10−ラ4の表面速度よす10%
以上早い表面速度で回屯する第10−ラ4′をへてマル
チフィラメント青Y1と同時に流体ノズル8に供給され
、芯糸たるスルチフィラメント糸Y1のまわりにマルチ
フィラメント糸Y2を構成する各フィラメントはコイル
ループ又はもつれの状態をなしてからみ合いm個の加工
糸Y′となって、第20−ラ5.ガイド9を−て捲取ド
ラム6によりパッケージ7に巻き取らする。
らなるマルチフィラメント糸Y2はパッケージ2から解
舒されガイド3′、第10−ラ4の表面速度よす10%
以上早い表面速度で回屯する第10−ラ4′をへてマル
チフィラメント青Y1と同時に流体ノズル8に供給され
、芯糸たるスルチフィラメント糸Y1のまわりにマルチ
フィラメント糸Y2を構成する各フィラメントはコイル
ループ又はもつれの状態をなしてからみ合いm個の加工
糸Y′となって、第20−ラ5.ガイド9を−て捲取ド
ラム6によりパッケージ7に巻き取らする。
このように本考案の加工糸は、嵩高に富み、糸り表面か
ら突出したループ等の引っかかり抵抗がl」さく、また
ループ等同志がからみ合っても容易にはずれるという後
工程での操業性も良好であり、またこの加工糸を使用し
た布帛は、嵩高に富み一ルクロ現象も殆んど発生しない
という顕著な効1を奏するのである。
ら突出したループ等の引っかかり抵抗がl」さく、また
ループ等同志がからみ合っても容易にはずれるという後
工程での操業性も良好であり、またこの加工糸を使用し
た布帛は、嵩高に富み一ルクロ現象も殆んど発生しない
という顕著な効1を奏するのである。
図は、本考案に係るもので、第1図は加工糸の模式図、
第2図は加工糸の他側の模式図、第3図は加工糸を製造
する装置の略側面図である。 Y、Y’・・・・・・加工糸、A、B、C,D、E、F
、G・・・・・・フィラメント、J、に、L、M、N・
・・・・・フィラメント、8・・・・・・流体ノズル。
第2図は加工糸の他側の模式図、第3図は加工糸を製造
する装置の略側面図である。 Y、Y’・・・・・・加工糸、A、B、C,D、E、F
、G・・・・・・フィラメント、J、に、L、M、N・
・・・・・フィラメント、8・・・・・・流体ノズル。
Claims (1)
- 多数本の繊度が1.1デニールを超えるフィラメントが
集束されており、集束された前記多数本のフィラメント
のまわりに多数本のフィラメントがコイル、ループ又は
もつれの状態をなしてからみついており、からみついて
いる前記フィラメントは繊度が0.3〜1.1テ゛ニー
ルである捲縮の無いフィラメントであり、糸の表面から
の突出高さ1mm以上のコイル、ループ又はもつれが糸
の長さ10m当り100個以上5000個以下あること
を特徴とする加工糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP788379U JPS592142Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 加工糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP788379U JPS592142Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 加工糸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55106684U JPS55106684U (ja) | 1980-07-25 |
| JPS592142Y2 true JPS592142Y2 (ja) | 1984-01-20 |
Family
ID=28816138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP788379U Expired JPS592142Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 加工糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592142Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-24 JP JP788379U patent/JPS592142Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55106684U (ja) | 1980-07-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0319929A (ja) | オープンエンド紡績の糸 | |
| JPS592142Y2 (ja) | 加工糸 | |
| JP2991606B2 (ja) | 混成糸及びその混成糸の製造方法 | |
| JPS6055614B2 (ja) | 混繊捲縮加工糸およびその製造方法 | |
| JPH0244929B2 (ja) | Reiyonfuiramentokaranarukasadakakakoito | |
| JPS5855260Y2 (ja) | バルキ−加工糸 | |
| JP2795652B2 (ja) | 多層構造加工糸 | |
| JP2950678B2 (ja) | 仮撚複合糸及びその製造方法 | |
| JPS58109645A (ja) | 複合仮撚捲縮または非捲縮加工糸及びその製造法 | |
| JP2017082349A (ja) | タスラン加工糸、詰め綿、及びタスラン加工糸の製造方法 | |
| JPS6038695Y2 (ja) | 嵩高加工糸 | |
| JPS63315632A (ja) | 複合交絡糸 | |
| JP3021616B2 (ja) | ポリエステル複合加工糸の製造方法 | |
| JPH0154448B2 (ja) | ||
| JPS5921970B2 (ja) | ポリエステルケンシユクシノセイゾウホウ | |
| JPH0311263Y2 (ja) | ||
| JPS6249374B2 (ja) | ||
| JPS5858448B2 (ja) | スラブ調嵩高糸の製造方法 | |
| JPS6175834A (ja) | 仮ヨリ複合ル−プヤ−ン及びその製造法 | |
| JPS601414B2 (ja) | 無撚紡績糸 | |
| JPS61108739A (ja) | 複合バルキ−加工糸 | |
| JPS5947741B2 (ja) | 嵩高な糸の製造方法 | |
| JPH04214433A (ja) | ポリエステル特殊混繊糸 | |
| JPS62243842A (ja) | フイラメントミシン糸 | |
| JPS5943573B2 (ja) | ジヨ−ゼツト調編織物 |