JPS592443B2 - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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Publication number
JPS592443B2
JPS592443B2 JP17354579A JP17354579A JPS592443B2 JP S592443 B2 JPS592443 B2 JP S592443B2 JP 17354579 A JP17354579 A JP 17354579A JP 17354579 A JP17354579 A JP 17354579A JP S592443 B2 JPS592443 B2 JP S592443B2
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JP
Japan
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parts
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acid
resin
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JP17354579A
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JPS5695916A (en
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登 門馬
晃 景山
功 内ケ崎
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通電時に振動及び熱を発生する放電灯安定器、
小形電源トランスなどの電気機器に充てん使用する樹脂
組成物に関するものであり、密着性及び防振効果のすぐ
れた樹脂組成物を提供するものである。
一般にトランス、チョーク等を内蔵する放電灯用安定器
、小形電源トランスなどの電気機器においては内部のコ
イル、抵抗などの固定、防湿、かつ通電時に発生する熱
の放散、磁歪や磁気力による鉄心の振動及び電磁力によ
るコイルの振動に起因して発生する振動を防止するため
に、電気機器のケース内部に樹脂または樹脂と無機質充
てん剤を含むコンパウンドを充てんしている。
この種のコンパウンドには、(1)ケースとの密着性が
良好で、クラックの発生のないこと、(2)電気絶縁性
が良好なこと、 (3)熱放散性が良好なこと、 (4)弾性に富み、電気振動による騒音を吸収できるこ
と、(5)コンパウンドの充てん作業性が良好なこと、
とくに熱放散性のすぐれた無機質充てん剤を多量に配合
でき、しかも適度な流動性を有し、かつ、常温で硬化し
ても適度な硬化速度を有すること、(6)各種絶縁材料
との相性が良好なことなどの諸特性が要求される。
従来、この種のコンパウンドとしては価格、特性面でバ
ランスのとれている不飽和ポリエステル樹脂に無機質充
てん剤を配合したコンパウンドが用いられている。
しかし、通常の不飽和ポリエステル樹脂は、ケースに注
入し、硬化させると硬化時の収縮によるケースとの密着
性が劣り、安定器の騒音が大きく、またクラックが発生
し易く、耐湿性に欠ける欠点があつた。また、とくに安
定器の騒音については、充てん硬化物が硬いため磁気力
による鉄心の振動を吸収できないので、騒音防止できな
い。
このような現状に鑑み、本発明者らは前述のような樹脂
の欠点を是正すべく鋭意検討した結果、従来の不飽和ポ
リエステル樹脂の特長をそこなうことなく、ケースとの
密着性がすぐれ、柔軟で弾性に富んだすぐれた防振効果
をもち、かつ常温硬化しても十分その特性を発揮できる
樹脂組成物を完成するにいたつた。
すなわち、本発明はシンクロペンタンエニルモノマレエ
ート10〜20当量%、飽和二塩基酸20〜30当量%
、少なくとも一個の二重結合を有する脂肪酸10〜20
当量%および多価アルコール50〜60当量%を反応さ
せて得られる不飽和アルキド40〜80重量%(.A)
と重合性ビニル系単量体20〜60重量%(B)を含有
してなる樹脂組成物に関するものである。
シンクロペンタンエニルモノマレエートは、シンクロペ
ンタジエン、無水マレイン酸及び水またはシンクロペン
タジエン及びマレイン酸を反応させて得られる。
反応温度は150℃以下とされる。反応温度が150℃
を越える場合はシンクロペンタジエンがシクロペンタジ
エンに熱分解され、マレイン酸の二重結合に付加するた
め、ポリエステルの不飽和度が減少し、硬化性、電気特
性に悪影響を及ぼす。シンクロペンタジエン、無水マレ
イン酸及び水はほぼ等モルで反応され、シンクロペンタ
ジエン及びマレイン酸の反応の場合もほぼ等モルで反応
される。
マレイン酸の第一カルボン酸の強い解離性によつて無触
媒下でシンクロペンタジエンとマレイン酸の第一カルボ
キシル基との付加反応が起こり、シンクロペンタンエニ
ルモノマレエートが得られる。
水及び無水マレイン酸を用いる場合には、まずマレイン
酸が生成し上記の反応が起こる。
また、マレイン酸は融点以上では一部フマル酸に転移し
、フマル酸は無触媒中ではシンクロペンタジエンとの付
加反応が起こりにくいために、フマル化を防ぐためには
反応温度を140℃以下で行なうことが望ましい。
本発明においてすぐれた密着性を与えるのは、このシン
クロペンタンエニルモノマレエートの使用によるところ
が大である。シンクロペンタンエニルモノマレエートの
量は、不飽和アルキドに対して10〜20当量%であれ
ば実用可能であり、10〜15当量%が好ましい。10
当量%未満では、硬化性及び密着性が悪くなり、20当
量%を越えると得られるコンパウンドが硬すぎ、柔軟性
を失い防振効果が悪くなる。
本発明における飽和二塩基酸としては無水フタル酸、フ
タル酸、アジピン酸、これらの混合物等が使用でき、そ
の量は硬化性、密着性及び硬さの点から不飽和アルキド
に対して20〜30当量%とされる。20当量%未満で
は得られる硬化物の防振性が十分ではなく、30当量%
を越える場合には、電気絶縁性に劣る。
また、少なくとも一個の二重結合を有する脂肪酸として
は大豆油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、脱水ヒマシ油脂肪酸
、桐油脂肪酸およびこれらの混合物等が用いられる。
大豆油、アマニ油、脱水ヒマシ油、桐油等のモノグリセ
リドおよびこれらの混合物を前記脂肪酸と混合して、用
いてもよい。この脂肪酸の量は、硬化物の防振効果、電
気絶縁性、組成物の硬化性の点から、不飽和アルキドに
対して10〜20当量%とされる。本発明における不飽
和アルキドに用いられる多価アルコールとしては、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、1,6−ヘキサンジオールなどの多価アルコー
ル、これらの混合物等が用いられる。
多価アルコールを不飽和アルキドに対して50〜60当
量%とするのは不飽和アルキドのにごり、低分子量化を
さけるためである。
多価アルコールの量は酸成分に対してO〜30当量%の
範囲で過剰に用いられる。
好ましくは5〜20当量%である〇なお、不飽和アルキ
ド(.A)は通常の不飽和ポリエステル樹脂を合成する
方法と同様に溶融法、溶剤法(キシレン、トルエンなど
)で酸価、粘度を管理することにより得ることができ、
必要に応じて公知の触媒を用いてもよい。
このようにして得られた不飽和アルキド40〜80重量
%をスチレン、ビニルトルエンなどの重合性ビニル系単
量体20〜60重量%に溶解して樹脂組成物を得る。
重合性ビニル系単量体が20重量%未満では不飽和ポリ
エステル樹脂の粘度が高くなり、無機質充てん剤を多量
に配合できなくなるため、放熱性が低下する。
重合性ビニル系単量体が60重量%を越えると不飽和ア
ルキドとの共重合性が低下し、耐クラツク性のすぐれた
樹脂組成物を得ることができない。本発明になる樹脂組
成物には必要に応じて通常使用される量で硬化触媒、硬
化促進剤、重合禁止剤、無機質充てん剤などを加えても
よい。
硬化触媒としては、メチルエチルケトンパーオキサイド
、ベンゾイルパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオ
キサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ジクミルパ
ーオキサイド、ターシヤリーブチルパーオキサイドなど
が適用できる。
硬化促進剤としては、過酸化物をレドツクス反応などで
分解し、活性ラジカルの発生を容易にする作用のある物
質ならよく、例えば、コバルト、マンガン、鉛などのナ
フテン酸塩などの有機金属塩、ジメチルアニリンなどが
ある。硬化方法としては、上述の硬化触媒と硬化促進剤
を併用して常温または加熱硬化の方法が適用される。
重合禁止剤としてはハイドロキノン、p−ベンゾキノン
、ピロガロール、カテコールなどのキノン類などの一般
に使用されているものが用いられる。
無機質充てん剤としては、珪砂、炭酸カルシウム、シリ
カ、水和アルミナ、川砂、寒水石などがあげられ、,さ
らにタルクなどを沈降防止剤として添加してもよい。
これらの無機質充てん剤の粒子径は任意に選べ、粒径の
異なるものの組合せや、異種の充てん剤を組合せてもよ
い。これらの充てん剤の含有水分は電気機器のコイルに
使用されているエナメル銅線の絶縁皮膜を劣化させるの
で、できるだけ少ない方がよく、0.15重量%以下に
管理することが好ましい。コンパウンドの硬化温度は常
温〜120℃の範囲で柔軟性に富んだ密着性、防振効果
のすぐれた硬化物が得られる。
本発明になる樹脂組成物は主として注型用に適している
つぎに本発明を実施例、比較例によつて説明する。
部または%とあるのは重量部または重量%を意味する。
実施例 1 シンクロペンタジエン277部、無水マレイン酸206
部、水41部を窒素ガス気流中で140℃で2時間反応
させ、シンクロペンタンエニルモノマレエートを合成し
、これに無水フタル酸207部、大豆油脂肪酸392部
及びプロピレングリコール266部を添加し、窒素ガス
気流中150〜210℃で常法に従い脱水縮合反応を行
ない、得られた樹脂1000部をハイドロキノン0.0
2%を含むスチレンモノマ540部に溶解し、全体の組
成に対して6%オクテン酸コバルト0.7%、ジメチル
アニリン0.03%を添加した。
得られた組成物を樹脂組成物aとした。実施例 2 シンクロペンタジエン227部とマレイン酸244部を
窒素ガス気流中で140℃で2時間反応させ、シンクロ
ペンタンエニルモノマレエートを合成し、これにジエチ
レングリコール468部、大豆油脂肪酸343部、アマ
ニ油脂肪酸147部、アジピン酸153部、無水フタル
酸155部を加え窒素ガス気流中150〜210℃で常
法に従い脱水縮合反応を行なう。
得られた樹脂1500部をハイドロキノン0.02%を
含むスチレンモノマ910部に溶解し、全体の組成に対
し6%オクテン酸コバルト0.7%、ジメチルアニリン
0.03%を添加した。得られた組成物を樹脂組成物b
とした。実施例 3 実施例1と同じ方法で合成したシンクロペンタンエニル
モノマレエート558部、プロピレングリコール188
部、ジエチレングリコール239部、アジピン酸274
部、無水フタル酸56部、大豆油脂肪酸420部、アマ
ニ油脂肪酸105部を窒素気流中150〜210℃で常
法に従い脱水縮合反応を行ない、得られた樹脂1600
部をハイドロキノン0.02(f)を含むスチレンモノ
マJモV0部に溶解し、全体の組成に対し6%オクテン酸
コバルト0.7Cf1)、ジメチルアニリン0.07%
を添加した。
得られた組成物を樹脂組成物cとした。比較例 1プロ
ピレングリコール609部、ジロピレングリコール40
2部、無水マレイン酸392部、無水フタル酸888部
を窒素ガス気流中、150〜210℃で脱水縮合反応を
行ない得られた樹脂2000部をハイドロキノン0.0
1%を含むスチレンモノマ2000部に溶解し全体の
組成に対し6%オクテン酸コバルト0.5%を添加した
得られた組成物を樹脂組成物dとした。比較例 2 ジシクロペンタジエニルモノマレエ一卜660部、プロ
ピレングリコール9 1.3部、トリメチロールプロパ
ン5 8.3部、大豆油脂肪酸18 2.7部を窒素ガ
ス気流中150〜210℃で脱水縮合反応を行ない、得
られた樹脂800Vをハイドロキノン0.0 2%を含
むスチレンモノマ430部に溶・解し、全体の組成に対
し6%オクテン酸コバルトを0.5%添加した。
得られた組成物を樹脂組成物eとした。以上の実施例1
〜3、比較例1〜2で得た樹脂組成物a−e100重量
部に常温硬化の場合はメチルエチルケトンパーオキサイ
ド、加熱硬化の場合はシクロヘキサノンパーオキサイド
をそれぞれ1重量部添加し、ついでけい砂を主成分とす
る無機質充てん剤(H−122、瓢産業株式会社製商品
名)350部を添加し、均一に混合したコンパウンドを
ラビツトスタ一卜型の40W2灯用螢光灯安定器に注入
し、所定条件で硬化させた。
硬化後、安定器のコンパウンドとケースの密着状態及び
涌音試験を行なつた結果を第1表に示す。器具組込み時
の騒音は、上記の安定器を40W2灯用の器具にセツト
とし、これを厚12薦Iのべニヤ板に取りつけ、点灯し
螢光灯から10−の距離に騒音計のマイクロフオンをセ
ツトし騒音を測定した。コンパウンドの硬さは、シヨア
硬度計で測定した。
本発明になる樹脂組成物は、従来の不飽和ポリエステル
樹脂組成物の欠点とされていたケースとの密着性を改良
し、かつコンパウンドを軟質化し弾性を持たせることに
より防振効果を向上させるので、放電灯安定器、小形電
源トランスなどを低騒音化できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ジシクロペンタジエニルモノマレエート10〜20
    当量%、飽和二塩基酸20〜30当量%、少なくとも一
    個の二重結合を有する脂肪酸10〜20当量%および多
    価アルコール50〜60当量%を反応させて得られる不
    飽和アルキド40〜80重量%(A)と重合性ビニル系
    単量体20〜60重量%(B)を含有してなる樹脂組成
    物。
JP17354579A 1979-12-28 1979-12-28 樹脂組成物 Expired JPS592443B2 (ja)

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JP17354579A JPS592443B2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 樹脂組成物

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JPS5695916A JPS5695916A (en) 1981-08-03
JPS592443B2 true JPS592443B2 (ja) 1984-01-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143651U (ja) * 1985-02-27 1986-09-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143651U (ja) * 1985-02-27 1986-09-04

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JPS5695916A (en) 1981-08-03

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