JPS5927986B2 - 浮上形ヘツド - Google Patents
浮上形ヘツドInfo
- Publication number
- JPS5927986B2 JPS5927986B2 JP758080A JP758080A JPS5927986B2 JP S5927986 B2 JPS5927986 B2 JP S5927986B2 JP 758080 A JP758080 A JP 758080A JP 758080 A JP758080 A JP 758080A JP S5927986 B2 JPS5927986 B2 JP S5927986B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- gap
- recording
- floating
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/187—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
- G11B5/1871—Shaping or contouring of the transducing or guiding surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、テープまたはフロッピディスク等の可撓磁気
記録媒体に対して、記録再生用ヘッドを微小且つ一定の
すきまで位置付ける媒体浮上形ヘッドに関するものであ
る。
記録媒体に対して、記録再生用ヘッドを微小且つ一定の
すきまで位置付ける媒体浮上形ヘッドに関するものであ
る。
さらに直接的には、回転ヘッド形磁気テープ記録装置に
おいて、サブミクロンのすきまで高信頼に走査できるテ
ープ浮上形ヘッドに関するものである。従来、この種の
テープ浮上形ヘッドには、第1図に示すように、ヘッド
ブロック1の磁気テープに対向する対向面を球面または
擬似球面に形成し、この球面または擬似球面の頂点近傍
に記録再生ギャップ2を形成し、且つその記録再生ギャ
ップ2の両側に球面のテープに対するヘッドの相対的進
行方向(以下、ヘッド進行方向ということもある。
おいて、サブミクロンのすきまで高信頼に走査できるテ
ープ浮上形ヘッドに関するものである。従来、この種の
テープ浮上形ヘッドには、第1図に示すように、ヘッド
ブロック1の磁気テープに対向する対向面を球面または
擬似球面に形成し、この球面または擬似球面の頂点近傍
に記録再生ギャップ2を形成し、且つその記録再生ギャ
ップ2の両側に球面のテープに対するヘッドの相対的進
行方向(以下、ヘッド進行方向ということもある。
)における前端から後端にかけて前記対向面に中央ラン
ド部3とサイドランド部6とが形成されるように2本の
溝4、4を設けたものがあつた。この溝付球面一、ツド
においては、2本の溝で挾まれた中央ランド部3の幅を
250〜300μmとすると、中央ランド部の頂点から
1〜1.5mmヘッド進行方向における後端に0.1〜
0.15μmの最小すきまが生じ、また頂点近傍の広い
領域に亘つて0.3〜0.5μmの均一なすきまが形成
される。したがつてこの均一すきま領域に記録再生ギャ
ップ2を設けることにより、トラック幅250〜300
pm)浮上すきま0.3〜0.5μmのテープ浮上形ヘ
ッドを実現することが可能であつた。しかしこの形式の
ヘッドでは浮上面のヘッド進行方向における前後部に局
部的に最小すきまが生じ、また中央ランド部3の幅を2
00μm以下にすると、最小すきま位置ではテープとヘ
ツドとが接触するようになるため、狭トラツク化、微小
すきま化には適していなかつた。即ちトラツク幅200
μm以下の狭トラツクヘツドは、磁気コアを中央ランド
部内に埋込む形式とならざるを得ないため加工コストが
増大する。一方高い信頼性を維持しつつ記録再生ギヤツ
プ部分のすきまを微小化するには、記録再生ギャツプを
最小すきま位置に設けることが望ましい。しかし最小す
きま領域は狭く、且つ走査条件のばらつきによりその位
置が移動するため、記録再生ギヤツプを最小すきま位置
に設けることができなかつた。これに対して球面頂点か
らヘツド進行方向における後端までの距離を1mm程度
に短くし、最小すきまを強制的に中央ランド部のヘツド
進行方向における後端に生じさせ、ここに中央ランド幅
より小さいトラツク幅の記録再生ギャツプを形成させる
第2図に示す形式の溝付球面ヘツドが特願昭53−83
470号に開示されている。
ド部3とサイドランド部6とが形成されるように2本の
溝4、4を設けたものがあつた。この溝付球面一、ツド
においては、2本の溝で挾まれた中央ランド部3の幅を
250〜300μmとすると、中央ランド部の頂点から
1〜1.5mmヘッド進行方向における後端に0.1〜
0.15μmの最小すきまが生じ、また頂点近傍の広い
領域に亘つて0.3〜0.5μmの均一なすきまが形成
される。したがつてこの均一すきま領域に記録再生ギャ
ップ2を設けることにより、トラック幅250〜300
pm)浮上すきま0.3〜0.5μmのテープ浮上形ヘ
ッドを実現することが可能であつた。しかしこの形式の
ヘッドでは浮上面のヘッド進行方向における前後部に局
部的に最小すきまが生じ、また中央ランド部3の幅を2
00μm以下にすると、最小すきま位置ではテープとヘ
ツドとが接触するようになるため、狭トラツク化、微小
すきま化には適していなかつた。即ちトラツク幅200
μm以下の狭トラツクヘツドは、磁気コアを中央ランド
部内に埋込む形式とならざるを得ないため加工コストが
増大する。一方高い信頼性を維持しつつ記録再生ギヤツ
プ部分のすきまを微小化するには、記録再生ギャツプを
最小すきま位置に設けることが望ましい。しかし最小す
きま領域は狭く、且つ走査条件のばらつきによりその位
置が移動するため、記録再生ギヤツプを最小すきま位置
に設けることができなかつた。これに対して球面頂点か
らヘツド進行方向における後端までの距離を1mm程度
に短くし、最小すきまを強制的に中央ランド部のヘツド
進行方向における後端に生じさせ、ここに中央ランド幅
より小さいトラツク幅の記録再生ギャツプを形成させる
第2図に示す形式の溝付球面ヘツドが特願昭53−83
470号に開示されている。
なお、第2図において第1図に示す構成要素と同一の要
素には同一符号を付してある。またこの第2図において
符号7は巻線コア、8は巻線、9はヘツドプロツク浮上
面の頂点である。この形式のヘツドでは、第3図にテー
プ浮上すきまの等すきま曲線11を示すように、中央ラ
ンド部3のヘツド進行方向における後端に最小すきまが
生ずる。したがつて、この形式のヘツドは第1図のヘツ
ド形式にくらべて最小すきま位置に記録再生ギャツプ2
を一致させることができ、また狭いトラツク幅の記録再
生ギヤツプが比較的容易に形成できるという特長を有す
る。しかしテープ張力、ヘツドのテープへの押込量、ヘ
ツド形状および設定位置等の走査条件の変動に対する動
作余裕度は必ずしも大きくなく、その信頼性になお問題
があつた。そしてその原因は中央ランド部3に発生する
テープ浮上圧力が小さいため、0.5μm以下の浮上す
きま領域が球面頂点からヘツド進行方向における前方に
亘り不必要に長くなることおよび記録再生ギャップ部分
のテープ浮上すきまが0.1μm以下に小さくなりすぎ
ることにあつた。また球面頂点と記録再生ギャツプ部分
との距離が1mm前後と短いので、ヘツドの進行方向に
おける後端部でテープが急激に変形し、ヘツドとテープ
とが接触しやすいことにもよつていた。そして中央ラン
ド面のテープ浮上圧力を高めるため、中央ランド部3の
幅を大きくすると、ランド面中央のすきまが大きくなり
、ランド部の浮上すきまが幅方向にそつて不均一になる
という問題が生じていた。またこのヘツドにおいては、
浮上特性に影響を与えずにトラツク幅を任意の幅に設定
することができないという欠点があつた。本発明は上記
の事情に鑑みてなされたもので、上記従来のヘツドの欠
点を除去した浮上形ヘツドを提供することを目的とする
ものであり、可撓性記録媒体との対向面が球面ないし擬
似球面をなす媒体浮上形ヘツドにおいて、前記対向面の
可撓性記録媒体に対するヘツドの相対的進行方向におけ
る後端部に記録再生ギャツプを形成し、且つこの対向面
の可撓性記録媒体に対するヘツドの相対的進行方向にお
ける後縁から同進行方向にそつて前方に伸び、その先端
が対向面内で閉じた2本の溝を部分的に形成し、前記対
向面の可撓性記録媒体に対するヘツドの相対的進行方向
における後端部に、前記記録再生ギャツプが形成されて
いる部分の両側において所望のトラツク幅だけ離間し、
且つ対向面の可撓性記録媒体に対するヘツドの相対的進
行方向における後方に向つて深くなるように傾斜した2
本の傾斜溝を形成したことを特徴とするものである。
素には同一符号を付してある。またこの第2図において
符号7は巻線コア、8は巻線、9はヘツドプロツク浮上
面の頂点である。この形式のヘツドでは、第3図にテー
プ浮上すきまの等すきま曲線11を示すように、中央ラ
ンド部3のヘツド進行方向における後端に最小すきまが
生ずる。したがつて、この形式のヘツドは第1図のヘツ
ド形式にくらべて最小すきま位置に記録再生ギャツプ2
を一致させることができ、また狭いトラツク幅の記録再
生ギヤツプが比較的容易に形成できるという特長を有す
る。しかしテープ張力、ヘツドのテープへの押込量、ヘ
ツド形状および設定位置等の走査条件の変動に対する動
作余裕度は必ずしも大きくなく、その信頼性になお問題
があつた。そしてその原因は中央ランド部3に発生する
テープ浮上圧力が小さいため、0.5μm以下の浮上す
きま領域が球面頂点からヘツド進行方向における前方に
亘り不必要に長くなることおよび記録再生ギャップ部分
のテープ浮上すきまが0.1μm以下に小さくなりすぎ
ることにあつた。また球面頂点と記録再生ギャツプ部分
との距離が1mm前後と短いので、ヘツドの進行方向に
おける後端部でテープが急激に変形し、ヘツドとテープ
とが接触しやすいことにもよつていた。そして中央ラン
ド面のテープ浮上圧力を高めるため、中央ランド部3の
幅を大きくすると、ランド面中央のすきまが大きくなり
、ランド部の浮上すきまが幅方向にそつて不均一になる
という問題が生じていた。またこのヘツドにおいては、
浮上特性に影響を与えずにトラツク幅を任意の幅に設定
することができないという欠点があつた。本発明は上記
の事情に鑑みてなされたもので、上記従来のヘツドの欠
点を除去した浮上形ヘツドを提供することを目的とする
ものであり、可撓性記録媒体との対向面が球面ないし擬
似球面をなす媒体浮上形ヘツドにおいて、前記対向面の
可撓性記録媒体に対するヘツドの相対的進行方向におけ
る後端部に記録再生ギャツプを形成し、且つこの対向面
の可撓性記録媒体に対するヘツドの相対的進行方向にお
ける後縁から同進行方向にそつて前方に伸び、その先端
が対向面内で閉じた2本の溝を部分的に形成し、前記対
向面の可撓性記録媒体に対するヘツドの相対的進行方向
における後端部に、前記記録再生ギャツプが形成されて
いる部分の両側において所望のトラツク幅だけ離間し、
且つ対向面の可撓性記録媒体に対するヘツドの相対的進
行方向における後方に向つて深くなるように傾斜した2
本の傾斜溝を形成したことを特徴とするものである。
以下、図面について詳細に説明する。
第4図は本発明の実施例であつて、この図において符号
1はヘツドプロツク、2はヘツドプロツク1の磁気テー
プ(可撓性記録媒体)に対する対向面のヘツド進行方向
における後端部に形成された記録再生ギャツプ、3は中
央ランド部、4aは上記対向面のヘツド進行方向におけ
る後縁から同進行方向に沿つて前方に述び、その先端が
対向面内で閉じた浮上すきまを制御する部分溝、6はサ
イドランド部、7は巻線コア、8は巻線、9はヘツドプ
ロツク浮上面の頂点、10は前記記録再生ギヤツプ2が
形成されている部分の両側において所望のトラツク幅だ
け離間し、且つ対向面のヘツド進行方向における後方に
向つて深くなるように傾斜した2本の傾斜溝であつて、
対向面のヘツド進行方向の後端部に設けられた記録再生
ギヤツプ2のトラツク幅を形成するための傾斜溝である
。
1はヘツドプロツク、2はヘツドプロツク1の磁気テー
プ(可撓性記録媒体)に対する対向面のヘツド進行方向
における後端部に形成された記録再生ギャツプ、3は中
央ランド部、4aは上記対向面のヘツド進行方向におけ
る後縁から同進行方向に沿つて前方に述び、その先端が
対向面内で閉じた浮上すきまを制御する部分溝、6はサ
イドランド部、7は巻線コア、8は巻線、9はヘツドプ
ロツク浮上面の頂点、10は前記記録再生ギヤツプ2が
形成されている部分の両側において所望のトラツク幅だ
け離間し、且つ対向面のヘツド進行方向における後方に
向つて深くなるように傾斜した2本の傾斜溝であつて、
対向面のヘツド進行方向の後端部に設けられた記録再生
ギヤツプ2のトラツク幅を形成するための傾斜溝である
。
なお、以下の説明で、前端、後端、後縁、前方、後方の
語句は、前述した第1図ないし第3図の説明と同じく磁
気テープに対するヘツドの相対的進行方向における前端
、後端、後縁、前方、後方の意味である。ヘツドプロツ
ク1の磁気テープに対する対向面は、この対向面を磁気
テープ面に数十μm程度押し込んで走査することにより
磁気テープと対向面との間に空気軸受の原理により浮上
圧力が生ずるよう、曲率半径15〜25mmの球面ない
し擬似球面となつている。
語句は、前述した第1図ないし第3図の説明と同じく磁
気テープに対するヘツドの相対的進行方向における前端
、後端、後縁、前方、後方の意味である。ヘツドプロツ
ク1の磁気テープに対する対向面は、この対向面を磁気
テープ面に数十μm程度押し込んで走査することにより
磁気テープと対向面との間に空気軸受の原理により浮上
圧力が生ずるよう、曲率半径15〜25mmの球面ない
し擬似球面となつている。
浮上面は2本の部分溝4aで中央ランド部3とサイドラ
ンド部6に分割されているが、浮上面前方では連続して
おり、これは従来とは異なる本発明の特徴である。浮上
面後端に開放したこのような部分溝4aは、ヘツドプロ
ツク1の後端を持ち上げるように傾斜させ、溝研削ホイ
ールを水平に移動させることによつて容易に形成するこ
とができる。2本の部分溝4aの長さは1〜3.5mu
程度、溝幅は数十μmから百数十μm程度、溝深さは浮
上面後端で200〜300μm程度が適当である。
ンド部6に分割されているが、浮上面前方では連続して
おり、これは従来とは異なる本発明の特徴である。浮上
面後端に開放したこのような部分溝4aは、ヘツドプロ
ツク1の後端を持ち上げるように傾斜させ、溝研削ホイ
ールを水平に移動させることによつて容易に形成するこ
とができる。2本の部分溝4aの長さは1〜3.5mu
程度、溝幅は数十μmから百数十μm程度、溝深さは浮
上面後端で200〜300μm程度が適当である。
また中央ランド部3の幅は200〜400!Tm程度が
適当で、これらの諸元の最適値はへツド走査諸条件、磁
気テープの物理定数に依存する。中央ランド部3の後端
の記録再生ギヤツプ2の形成には既に周知の各種の方法
を用いることができる。
適当で、これらの諸元の最適値はへツド走査諸条件、磁
気テープの物理定数に依存する。中央ランド部3の後端
の記録再生ギヤツプ2の形成には既に周知の各種の方法
を用いることができる。
第4図の実施例では、ギャツプ部および巻線部を加工し
た2つの磁気コアプロツクをガラス接着することにより
記録再生ギャツプを形成し、浮上面を球面加工した後、
研削加工により巻線コアおよびトラツク幅形成を行う実
施例を示している。特に浮上面に対して30う前後傾斜
した溝を加工することによりトラツク幅を高精度に形成
する方法は新規なもので、第5図に第4図の記録再生ギ
ヤツプ部分の上面の、また第6図に傾斜溝10にそつて
の断面の詳細を示す。傾斜溝10の浮上面におけるギャ
ツプからの長さlおよび幅bは、記録再生ギヤツプ近傍
の浮上圧力の低下を防ぐため小さい方がよく、いずれも
100μm以下が望ましい。
た2つの磁気コアプロツクをガラス接着することにより
記録再生ギャツプを形成し、浮上面を球面加工した後、
研削加工により巻線コアおよびトラツク幅形成を行う実
施例を示している。特に浮上面に対して30う前後傾斜
した溝を加工することによりトラツク幅を高精度に形成
する方法は新規なもので、第5図に第4図の記録再生ギ
ヤツプ部分の上面の、また第6図に傾斜溝10にそつて
の断面の詳細を示す。傾斜溝10の浮上面におけるギャ
ツプからの長さlおよび幅bは、記録再生ギヤツプ近傍
の浮上圧力の低下を防ぐため小さい方がよく、いずれも
100μm以下が望ましい。
一方電磁変換特性の観点から、傾斜溝10の縁形状は記
録再生ギヤツプ部分で直線的で、且つその前方では、溝
縁の擬似ギャツプ効果によるクロストークを抑制するた
め、なめらかな円弧状となつていることが望ましい。そ
こで例えば厚さ80μmの研削ホイールで、傾斜角30
例でl−100ttmとなるよう溝加工すれば、ギヤツ
プ前方20μmまで平行溝が形成され、その前方では長
径80μmの半楕円形の溝縁が形成される。記録再生ギ
ャツプ部分の溝深さは50μm以上で、溝先端の浮上面
と溝壁との角度は1500と大きいので、これらの位置
での擬似ギヤツプ効果は著しく低減されている。以上の
ように構成された浮上形ヘツドを回転走査ヘツドとして
用いると、浮上面には第7図に示すような等すきま分布
が得られる。
録再生ギヤツプ部分で直線的で、且つその前方では、溝
縁の擬似ギャツプ効果によるクロストークを抑制するた
め、なめらかな円弧状となつていることが望ましい。そ
こで例えば厚さ80μmの研削ホイールで、傾斜角30
例でl−100ttmとなるよう溝加工すれば、ギヤツ
プ前方20μmまで平行溝が形成され、その前方では長
径80μmの半楕円形の溝縁が形成される。記録再生ギ
ャツプ部分の溝深さは50μm以上で、溝先端の浮上面
と溝壁との角度は1500と大きいので、これらの位置
での擬似ギヤツプ効果は著しく低減されている。以上の
ように構成された浮上形ヘツドを回転走査ヘツドとして
用いると、浮上面には第7図に示すような等すきま分布
が得られる。
即ち浮上すきまた浮上面の前方の溝のない領域では溝の
ない球面と同様に数μm以上となり、溝の先端付近から
後方にかけて単調に減少し、記録再生ギヤツプ位置で最
小値をとる。第7図と第3図と比較すれば分るように、
浮上面前方領域の浮上すきまが増大し、サブミクロンの
微小すきま領域は浮上面後方領域に制限されている。ま
た浮上面には長く狭まいすきま領域が形成されるため、
中央ランド部3後方には高い浮上圧力が発生する。した
がつてヘツドのテープへの押込量を大きくでき、また記
録再生ギャツプ2近傍の空気膜剛性も高まるために、記
録再生ギャツプ2位置の浮上すきまがヘツド走査諸条件
の変動の影響を受けない安全な浮上形ヘツドが実現でき
る。部分溝4aの後端からの長さを長くすると、第7図
の浮上すきま分布は次第に第3図のそれに近づく。そし
て同時に浮上面に発生する圧力も低下するため、記録再
生ギヤツプ部分のすきまも0.1μm以下となる。一方
溝4aの長さを短くすると、第7図の等すきま線11の
間隔は小さくなり、中央ランド部3後端のすきまは急激
に減少するようになる。これは記録再生ギャツプ部2の
テープが急激な変形を受けていることを意味し、巻線コ
ア7の浮上面にテープが接触する可能性が増大する。こ
のため部分溝4aの長さは上述のように1〜3,51L
m程度が適当である。本発明の浮上形ヘツドの他の利点
は浮上面頂点9からの記録再生ギヤツプ2位置までの距
離を第2図に示す従来のヘツドにくらべ1.5〜2.5
韮程度に大きくすることができることである。これは浮
上面前方のテープが持ち上げられるため、最小すきま位
置が後方へ移動するためで、これによつて浮上形ヘッド
の設定、調整時などに記録再生ギャツプ部分を損傷させ
る確率を著しく減することができる。本発明のさらに他
の利点は、最小すきまの大きさを、部分溝4aの長さと
幅および中央ランド部3の幅を適当に選ぶことにより、
0.05〜0.5μmの範囲の所望の値に決めることが
できることである。
ない球面と同様に数μm以上となり、溝の先端付近から
後方にかけて単調に減少し、記録再生ギヤツプ位置で最
小値をとる。第7図と第3図と比較すれば分るように、
浮上面前方領域の浮上すきまが増大し、サブミクロンの
微小すきま領域は浮上面後方領域に制限されている。ま
た浮上面には長く狭まいすきま領域が形成されるため、
中央ランド部3後方には高い浮上圧力が発生する。した
がつてヘツドのテープへの押込量を大きくでき、また記
録再生ギャツプ2近傍の空気膜剛性も高まるために、記
録再生ギャツプ2位置の浮上すきまがヘツド走査諸条件
の変動の影響を受けない安全な浮上形ヘツドが実現でき
る。部分溝4aの後端からの長さを長くすると、第7図
の浮上すきま分布は次第に第3図のそれに近づく。そし
て同時に浮上面に発生する圧力も低下するため、記録再
生ギヤツプ部分のすきまも0.1μm以下となる。一方
溝4aの長さを短くすると、第7図の等すきま線11の
間隔は小さくなり、中央ランド部3後端のすきまは急激
に減少するようになる。これは記録再生ギャツプ部2の
テープが急激な変形を受けていることを意味し、巻線コ
ア7の浮上面にテープが接触する可能性が増大する。こ
のため部分溝4aの長さは上述のように1〜3,51L
m程度が適当である。本発明の浮上形ヘツドの他の利点
は浮上面頂点9からの記録再生ギヤツプ2位置までの距
離を第2図に示す従来のヘツドにくらべ1.5〜2.5
韮程度に大きくすることができることである。これは浮
上面前方のテープが持ち上げられるため、最小すきま位
置が後方へ移動するためで、これによつて浮上形ヘッド
の設定、調整時などに記録再生ギャツプ部分を損傷させ
る確率を著しく減することができる。本発明のさらに他
の利点は、最小すきまの大きさを、部分溝4aの長さと
幅および中央ランド部3の幅を適当に選ぶことにより、
0.05〜0.5μmの範囲の所望の値に決めることが
できることである。
一般に部分溝4aの長さを小さく、溝輻を小さく、中央
ランド部3の幅を大きくすれば、頂点9から記録再生ギ
ヤツプ2の距離を大きくでき、同時に最小すきまの値も
増大する。ただし溝幅と中央ランド幅とは独立に変化さ
せ得ず、記録再生ギャツプ近傍のランド幅方向の浮上す
きまを均一にするため中央ランド幅を大きくするに従い
溝幅を小さくする必要がある。幅走査回転ヘツド機構に
おいて、ヘツド走査半径35mm、ヘツド曲率半径20
m7!Lの場合の実験によれば、記録再生ギャツプ部の
最小すきまを0.15〜0.2μmにするには、ヘツド
走査速度44m/sのときは、中央ランド幅300μm
1部分溝の長さ2.5mm、幅80ttm程度、また浮
上面頂点から記録再生ギヤツプとの距離は1.7鼎程度
が適当であつた。
ランド部3の幅を大きくすれば、頂点9から記録再生ギ
ヤツプ2の距離を大きくでき、同時に最小すきまの値も
増大する。ただし溝幅と中央ランド幅とは独立に変化さ
せ得ず、記録再生ギャツプ近傍のランド幅方向の浮上す
きまを均一にするため中央ランド幅を大きくするに従い
溝幅を小さくする必要がある。幅走査回転ヘツド機構に
おいて、ヘツド走査半径35mm、ヘツド曲率半径20
m7!Lの場合の実験によれば、記録再生ギャツプ部の
最小すきまを0.15〜0.2μmにするには、ヘツド
走査速度44m/sのときは、中央ランド幅300μm
1部分溝の長さ2.5mm、幅80ttm程度、また浮
上面頂点から記録再生ギヤツプとの距離は1.7鼎程度
が適当であつた。
一方ヘツド走査速度55m/sのときは、中央ランド幅
300μm、部分溝の長さ3闘、幅100μm程度、ま
た浮上面頂点と記録再生ギャツプとの距離は2m禮度が
適当であつた。上述したように、本発明においては、そ
の浮上特性が主として部分溝4aによつて決定され、浮
上すきまがヘツド走査条件の変動の影響をうけない。
300μm、部分溝の長さ3闘、幅100μm程度、ま
た浮上面頂点と記録再生ギャツプとの距離は2m禮度が
適当であつた。上述したように、本発明においては、そ
の浮上特性が主として部分溝4aによつて決定され、浮
上すきまがヘツド走査条件の変動の影響をうけない。
そして、本発明においては、記録再生ギヤツプ2のトラ
ツク幅を形成するために傾斜溝10を設けている。この
ように部分溝4aを設けたことに加えて傾斜溝10を設
けたことは、浮上特性に影響を与えないで任意のトラツ
ク幅を設定することができる利点がある。以上説明した
ように本発明の浮上形ヘツドは、ヘツド浮上面に高いテ
ープ浮上圧力を生じさせ、浮上面の可撓性記録媒体に対
す.るヘツドの相対的進行方向における後端が所望の最
小すきまで、同進行方向における前方に向つて緩慢に増
大するくさび状の浮上すきまを形成することができ、且
つ当該浮上面のヘツド進行方向における後端の最小すき
ま位置に狭いトラツク幅の記録再生ギヤツプを容易且つ
高精度に形成可能にしたものであるから、微小すきま、
狭トラツク幅の高密度記録用浮上形ヘツドとして用いる
ことができる。
ツク幅を形成するために傾斜溝10を設けている。この
ように部分溝4aを設けたことに加えて傾斜溝10を設
けたことは、浮上特性に影響を与えないで任意のトラツ
ク幅を設定することができる利点がある。以上説明した
ように本発明の浮上形ヘツドは、ヘツド浮上面に高いテ
ープ浮上圧力を生じさせ、浮上面の可撓性記録媒体に対
す.るヘツドの相対的進行方向における後端が所望の最
小すきまで、同進行方向における前方に向つて緩慢に増
大するくさび状の浮上すきまを形成することができ、且
つ当該浮上面のヘツド進行方向における後端の最小すき
ま位置に狭いトラツク幅の記録再生ギヤツプを容易且つ
高精度に形成可能にしたものであるから、微小すきま、
狭トラツク幅の高密度記録用浮上形ヘツドとして用いる
ことができる。
また、可撓性記録媒体との対向面のヘツド進行方向にお
ける後端部に、記録再生ギャツプが形成されている部分
の両側において所望のトラツク幅だけ離間し、且つ対向
面のヘツド進行方向における後方に向つて深くなるよう
に傾斜した2本の傾斜溝を形成したから、浮上特性に影
響を与えないで任意のトラツク幅を設定することができ
る。なお、本発明の浮上形ヘツドは、幅方向および斜方
向の回転走査ヘツドとしてばかりでなく、可撓磁気デイ
スク用浮上形ヘツドとして利用しても同様な効果を得る
ことができる。
ける後端部に、記録再生ギャツプが形成されている部分
の両側において所望のトラツク幅だけ離間し、且つ対向
面のヘツド進行方向における後方に向つて深くなるよう
に傾斜した2本の傾斜溝を形成したから、浮上特性に影
響を与えないで任意のトラツク幅を設定することができ
る。なお、本発明の浮上形ヘツドは、幅方向および斜方
向の回転走査ヘツドとしてばかりでなく、可撓磁気デイ
スク用浮上形ヘツドとして利用しても同様な効果を得る
ことができる。
第1図は従来の溝付球面ヘツドの外観図、第2図は従来
の他の種類の溝付球面ヘツドの外観図、第3図は第2図
のヘツド浮上面におけるテープ浮上すきまの等すきま線
分布、第4図は本発明の浮上形ヘツドの外観図、第5図
は第4図の記録再生ギヤツプ部の拡大上面図、第6図は
その拡大断面図、第7図は本発明の浮上形ヘツドの浮上
すきまの等すきま線分布である。 1・・・・・・ヘッドブロック、2・・・・・・記録再
生ギャツプ、3・・・・・・中央ランド部、4・・・・
・・溝、4a・・・・・・部分溝、6・・・・・・サイ
ドランド部、7・・・・・・巻線コア、8・・・−・・
巻線、9・・・・・・浮上面頂点、10・・・・・・傾
斜溝、11・・・・・・等すきま線。
の他の種類の溝付球面ヘツドの外観図、第3図は第2図
のヘツド浮上面におけるテープ浮上すきまの等すきま線
分布、第4図は本発明の浮上形ヘツドの外観図、第5図
は第4図の記録再生ギヤツプ部の拡大上面図、第6図は
その拡大断面図、第7図は本発明の浮上形ヘツドの浮上
すきまの等すきま線分布である。 1・・・・・・ヘッドブロック、2・・・・・・記録再
生ギャツプ、3・・・・・・中央ランド部、4・・・・
・・溝、4a・・・・・・部分溝、6・・・・・・サイ
ドランド部、7・・・・・・巻線コア、8・・・−・・
巻線、9・・・・・・浮上面頂点、10・・・・・・傾
斜溝、11・・・・・・等すきま線。
Claims (1)
- 1 可撓性記録媒体との対向面が球面ないし擬似球面を
なす媒体浮上形ヘッドにおいて、前記対向面の可撓性記
録媒体に対するヘッドの相対的進行方向における後端部
に記録再生ギャップを形成し、かつこの対向面の可撓性
記録媒体に対するヘッドの相対的進行方向における後縁
から同進行方向にそつて前方に伸び、その先端が対向面
内で閉じた2本の溝を部分的に形成し、前記対向面の可
撓性記録媒体に対するヘッドの相対的進行方向における
後端部に、前記記録再生ギャップが形成されている部分
の両側において所望のトラック幅だけ離間し、且つ対向
面の可撓性記録媒体に対するヘッドの相対的進行方向に
おける後方に向つて深くなるように傾斜した2本の傾斜
溝を形成したことを特徴とする浮上形ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP758080A JPS5927986B2 (ja) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | 浮上形ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP758080A JPS5927986B2 (ja) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | 浮上形ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56105359A JPS56105359A (en) | 1981-08-21 |
| JPS5927986B2 true JPS5927986B2 (ja) | 1984-07-10 |
Family
ID=11669745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP758080A Expired JPS5927986B2 (ja) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | 浮上形ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927986B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6167091U (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-08 | ||
| JPS63189893U (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-06 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4475135A (en) * | 1981-10-07 | 1984-10-02 | International Business Machines | Magnetic head air bearing slider |
| US4823216A (en) * | 1987-10-23 | 1989-04-18 | Applied Magnetics Corporation | Microminimonolithic magnetic head slider |
| US4972279A (en) * | 1981-10-23 | 1990-11-20 | Applied Magnetics Corporation | Microminimonolithic magnetic head slider |
| JPS58170059U (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-12 | 株式会社日立製作所 | 浮動型磁気ヘツド |
| ATE64026T1 (de) * | 1985-08-22 | 1991-06-15 | Minnesota Mining & Mfg | Aufnahmekopf und tragarm fuer ein speichermedium mit gestreckter oberflaeche. |
| US5081553A (en) * | 1988-03-31 | 1992-01-14 | Applied Magnetics Corporation | Combination of elongated load arm and microminimonolithic head slider |
| US5124865A (en) * | 1988-03-31 | 1992-06-23 | Applied Magnetics Corporation | Microminimonolithic magnetic head slider having vertically extending slots to reduce flux leakage losses |
| JPH0474371A (ja) * | 1990-07-17 | 1992-03-09 | Alps Electric Co Ltd | 浮動式磁気ヘッド |
| JP2772728B2 (ja) * | 1990-07-20 | 1998-07-09 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気ヘッド |
| JPH11120671A (ja) * | 1997-10-13 | 1999-04-30 | Mitsumi Electric Co Ltd | 磁気ヘッド |
-
1980
- 1980-01-25 JP JP758080A patent/JPS5927986B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6167091U (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-08 | ||
| JPS63189893U (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56105359A (en) | 1981-08-21 |
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