JPS59279Y2 - 車輛用非常ブレ−キシステム - Google Patents

車輛用非常ブレ−キシステム

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JPS59279Y2
JPS59279Y2 JP5463180U JP5463180U JPS59279Y2 JP S59279 Y2 JPS59279 Y2 JP S59279Y2 JP 5463180 U JP5463180 U JP 5463180U JP 5463180 U JP5463180 U JP 5463180U JP S59279 Y2 JPS59279 Y2 JP S59279Y2
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pressurized air
brake
flow path
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JP5463180U
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紀夫 中島
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キヤタピラ−三菱株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建設機械又は土木機械用に供するホイールロー
ダ等の車輌に装備せられる非常ブレーキシステムに関す
る。
上記の如き車輌は、運転室のプラットホームに並設する
2つのフートブレーキペダルと、フートブレーキの系統
とは異なる駐車ブレーキ操作用のレバー又はボタンとを
計器盤のところに備えている。
2つのフートブレーキは加圧流体源がらの供給路と連通
ずる制御弁を有している。
一般に、前記のフートブレーキペダルのうちの左側のも
のは、ブレーキペダルを踏込むことによってこれに機械
的に結合した制御弁を介して加圧流体をトランスミッシ
ョンを中立化するニュートライザー(中立弁)側へ仕向
させると共に、加圧流体をサービスブレーキシステムへ
送給し該車輌を制動する。
右側のフートブレーキペダルを踏込むと、上記と同様に
制御弁を介してサービスブレーキである前輪・後輪制動
用のブレーキ・マスターシリンダを作動するエアーチャ
ンバへ加圧流体を送給し、該マスターシリンダ中の作動
油を夫々のデ゛イスクブレーキへ仕向せしめて該車輛の
制動を行う。
更に、加圧流体の一部は、上記制御弁を経て駐車ブレー
キ操作用のボタンを備えたエマ−ジエンシーバルブを通
って、内部拡張式ブレーキを機械的に動作せしめるエア
ーシリンダ又はスプリングチャンバに送られる。
このような機構は、一般にエア・オーバ・ハイドロリッ
ク・ブレーキシステムと称される。
このブレーキシステムの特長は、二系統のブレーキと駐
車エマ−ジエンシー機構を備えているので、車輌を緊急
に制動する場合は、エマ−ジエンシーバルブのボタンを
引き上げて、該エマ−ジエンシーバルブにおける加圧空
気の流れを阻止すると同時に該バルブ中の加圧空気を大
気中へ排出することにより、駐車ブレーキのエアーシリ
ンダの圧力を下げて該シリンダのスプリングの付勢力で
内部拡張式ブレーキを作動さサドライブシャフトを止め
て制動力を得ることが出来る点にある。
上述した如く、左側のフートブレーキペダルを踏み込ん
で伝動装置を中立化すると共にサービスブレーキで制動
することにより、車輌を停止せしめることが出来る。
このようなエア・オーバ・ハイドロリック・ブレーキシ
ステムにおいては、エマ−ジエンシーバルブの流路即ち
エアーラインに何等かの故障、例えば配管の亀裂・エア
ー不足等が生じた場合には、エマ−ジエンシーバルブが
自動的に作動するので、車輌の制動力を得ることが出来
る。
しかしながら、サービスブレーキシステムの異常全上記
エマ−ジエンシーバルブへ伝達することは出来ない。
車輌の緊急事態は、オペレーターの全く予期せぬ時に屡
々発生する。
この緊急時にあっては、オペレーターの習性として、先
ずサービスブレーキペダル(右側)を踏み込む。
しかし、この時サービスブレーキシステムの油圧ライン
に何等かの異常が潜在していたとしたら事は重大である
咄嗟の場合、上記のエマ−ジエンシーバルブの操作ボタ
ンを引上げる余裕があるであろうか甚だ疑問である。
また、上記の如き車輌でも一般の道路を走行するケース
がある故に、法令によってサービスブレーキの油圧ライ
ンの異常を報知する警報装置の取付けを義務づけている
しかしながら、この警報装置は、油圧ラインの異常を検
知してそれをランプ又はブザーによってオペレータに報
知することは出来ても、車輌を制動する迄には至らない
他方、サービスブレーキシステムに異常が発生した場合
、警報装置によって報知するだけでなく、油圧ラインの
異常によってライン間に圧力差が生じたことを電気的に
検出し、かかる検出に応じてエマ−ジエンシーバルブを
作動せしめるようにした非常ブレーキシステムも知られ
ている(例えば、特公昭49−25310号)。
この非常ブレーキシステムは、サービスブレーキに作動
油を供給する油圧ラインに差圧検出スイッチを設け、こ
のスイッチがオンした時は、非常ブレーキを非作動状態
に保持している加圧空気切換弁を電磁的に作動させて、
加圧空気供給ラインの圧力を下げることにより非常ブレ
ーキを作動せしめるようになしたものであり、これによ
れば、油圧ラインに故障が生じても、オペレーターがブ
レーキペダルを踏みさえすればブレーキが作動する。
しかしながら、この非常ブレーキシステムは、オペレー
ターがブレーキペダルを踏んでいる時だけ加圧空気切換
弁を作動させる構成であるため、ブレーキペダルに加え
られている踏力がなくなると、ブレーキは之の非作動状
態に戻ってしまう。
これは、車輌が平担地等にあってブレーキを解除しても
特に支障がない場合には、運転操作上便利であるが、建
設又は土工用の車輌の如く、急峻な坂等で非常停止する
ことが多い車輌においては不都合である。
即ち、急峻な坂等で非常停止した場合、ブレーキの解除
は慎重に行わなければならず、これをブレーキペダルの
解放のみに依存することは、オペレーターの操作ミスが
直ちに重大な事故につながることを考えると、甚だ危険
である。
特に、建設又は土工用の車輌においては、作業中頻繁に
発進・停止を繰返すので、一般車輛に比べてオペレータ
の操作ミスやブレーキシステム中に故障が生ずる頻度も
高く、上記の非常ブレーキシステムでは安全性に欠ける
という問題がある。
本考案は上記の通りの事実に鑑みてなきれたものであり
、その主目的は、特に建設土工用の車輛等の安全性を高
めるため、非常ブレーキの解除はブレーキペダルの解放
に加えて更に別の操作をも行うことによって初めて達成
される新規且つ優れた非常ブレーキシステムを提供する
ことである。
本考案によれば、作動流体の送給により車輌の前後輪を
制動するサービスブレーキと、加圧空気の圧力により非
作動状態に保持される駐車ブレーキと、該サービスブレ
ーキに作動流体を送給する作動流体供給路間に加圧差が
生ずると電気信号を発生する検知装置と、該駐車ブレー
キに加圧空気を供給する加圧空気ラインに設けられ、手
動又は電気信号により作動して該加圧空気ラインの圧力
を下げるエマ−ジエンシーバルブとを具備し、該検知装
置からの電気信号により該、エマ−ジエンシーバルブを
作動させ、該加圧空気ラインの圧力を下げて該駐車ブレ
ーキを作動状態にせしめるように構成されている車輌用
非常ブレーキシステムにおいて;該エマ−ジエンシーバ
ルブは、該加圧空気ラインの一部を形成する内部流路と
、該内部流路の出口部分を大気に連通ずる第1のドレイ
ンポートと、該内部流路の入口部分を大気に連通ずる第
2のドレインポートとを有し、更に、該第1のドレイン
ポートに配設され、該電気信号により作動して該第1の
ドレインポートを開放する電磁弁と、該第2のドレイン
ポートに配設され、該第2のドレインポートを閉鎖する
と共に該内部流路を開放する第1の位置と該第2のドレ
インポートを開放すると共に該内部流路を閉鎖する第2
の位置との間を移動し得る手動操作弁と、該手動操作弁
を該第2の位置に弾性的に偏倚せしめるスプリングとを
含んでおり、該手動操作弁は、該第1のドレインポート
が閉鎖されている時に手動で該第2の位置まで移動せし
められると該スプリングの力によって該第2の位置に保
持され、該第1のドレインポートが閉鎖されている時に
該スプリングの力に抗して手動で第1の位置まで移動せ
しめられると該内部流路内の加圧空気の圧力によって該
第1の位置に保持され、更に、該検知装置からの該電気
信号によって該第1のドレインポートが開放されると該
スプリングの作用によって該第2の位置に保持されるこ
とを特徴とする車輌用非常ブレーキシステムが提供され
る。
本考案の車輌用非常ブレーキシステムにおいては、オペ
レータがサービスブレーキペダルを操作した時にサービ
スブレーキの作動流体供給路中に異常が発生していると
、この異常による圧力差が検出されてエマ−ジエンシー
バルブの電磁弁が作動され、これによって内部流路内の
加圧空気の圧力が低下して手動操作弁がスプリングの力
によって第2の位置に戻され、かくして、駐車ブレーキ
が作動され車輌は緊急停止される。
そして、駐車ブレーキ装置が一旦作動されると、電磁弁
が非作動状態に復帰しても、手動操作弁が第2の位置に
保持されている限り、駐車ブレーキ装置は作動状態に維
持され続ける。
従って、オペレーターの不注意等によってブレーキペダ
ルへの踏力がなくなっても、非常ブレーキは解除されず
、非常ブレーキを解除するには、電磁弁の復帰に加えて
、オペレーターが手動操作弁を積極的に手動して第2の
位置から第1の位置へ移動せしめることが必要であり、
それ故に非常ブレーキ解除が不注意に遂行されることが
なく充分な安全性が確保される。
以下、本考案の具体例を添附図面に従って詳述する。
駐車エマ−ジエンシーブレーキシステムの系統図が第1
図に示しである。
、駐車エマ−ジエンシーブレーキとは、駐車ブレーキと
エマ−ジエンシーブレーキとを特定のバルブ機構を介し
て兼用したブレーキシステムを言う。
エアーコンプレッサー1から逆止弁を通る管路を介して
エアーリザーバ2が設けられ、このリザーバ2より加圧
空気ラインを構成する管路3が、車輌のサービスブレー
キAを作動させるためのフートブレーキブEの方へ延び
械的に連係している制御弁4をつのブレーキシステム4
Aに機械的に連係している制御弁4を通して、エマ−ジ
エンシーバルブEの方へ延びている。
図示の例で(↓、もう一つのブレーキペダルに附属する
制御弁は省略しである。
制御弁4は、フートブレーキペダル4Aを踏み込むこと
により、制御弁4から後述の管路9を通ってマスクシリ
ンダ11へ加圧空気を送給するための方向制御弁である
エマ−ジエンシーバルブEに入った加圧空気は、該バル
ブE内に連設されている手動弁5 (手動操作弁を構成
する)とソレノイド弁6 (電磁弁を構成する)を経て
流路又は管路7を通って駐車ブレーキBを制御するエア
ーチャンバ8に送給される。
通常加圧空気は、加圧空気ラインXから制御弁4及びエ
マ−ジエンシーバルブEを経て工アーチャンバ8のバル
ブ(図示しない)を一定の圧力で保持している。
このバルブは、駐車ブレーキBの内拡式ブレーキ部材2
0をリンク22を介して作動させるロッド24を付勢す
るスプリング8′によって支持されているが、バルブを
押圧する空気の圧力より庇い作動圧に設定しであるので
、通常はスプリング8′をロッド24側へ付勢している
従って、エアーチャンバ8へ送給されている加圧空気が
エマ−ジエンシーバルブEを作動せしめた場合、若しく
は加圧空気ラインX上に何等がの異常(例えば配管の損
壊・漏れや、コンプレッサーの故障)によって加圧空気
の圧力が低下したり送給が遮断されたりした場合には、
スプリング8′の反発力により駐車ブレーキBを作動さ
せて車輌を制動せしめることが出来る。
ブレーキペダル4Aを踏み込むと、制御弁4の流路が連
通して加圧空気を管路ないし流路9へ送る。
この流路9は、2つの流路9A、9Bに分岐して、夫々
のマスクシリンダ11 A、 11 Bのエアーチャン
バIOA、IOBに連通している。
従って、ブレーキペダル4Aを踏み込むと、加圧空気は
、エアーチャンバ10 A、10 Bのスプリングに付
属する図示しないピストンに作用する。
マスクシリンダ11 A、 11 Bは、周知の如く前
輪テ゛イスクブレーキ12A′並びに後輪ディスクブレ
ーキ12B′に圧油を供給する流路12A、12Bを有
する。
この油圧ラインないし作動流体供給路Yに差圧異常検知
装置13が設けられている。
この検知装置13はそれ自体市販せられている警報装置
であるので、第2図及び第3図を参照しつつ簡単に説明
すれば次の通りである。
流路12A及び12Bと連通ずる内部流路36.38を
有し、該流路36.3Bには横行する流路44が連通し
である。
この流路44には、図示しない一対のスプリングによっ
てH型の可動接点32がセンターポジションに保持され
ている。
尚、スプリングは管体34に嵌挿された係止部材(図示
しない)に保持されている。
そして、横行流路44の上部領域40・下部領域42に
は、可動接点32が摺動した際に、該接点の左方部又は
右方部に当接する固定接点30A、30Bを形成せしめ
である。
従って、マスターシリンダ11を作動させた際、油圧ラ
インYに高等がの異常、があった場合の作動油の差圧が
該検知装置13の前記した内部流路に現われる。
具体的に説明すると、可動接点32を支持するスプリン
グは、単に該接点を中央のノーマルオープン位置へ保持
するだけであるがら、いづれかのラインに欠陥があると
、当然欠陥側のラインの方の油圧が低下し、可動接点3
2を平均して押圧するスプリングの不勢力がアンバラン
スになり、油圧の低下した側へ可動接点32を摺動させ
、この接点32は固定接点30 A、 30 Bに接触
する。
固定接点30Bはリード線18によってアースし、30
Aはリード線14によって適当なるリレー15に接続し
ている。
市販の差圧異常検知装置では、検知した電気信号を単に
警報ブザーやランプなどに伝達し、それをオペレータに
報知するだけに過ぎない。
本考案では、第1図に示すように、差圧異常検知装置1
3の接点手段が閉じた時に流れる電気信号はリレー15
へ伝達される。
リレー15は、後述するソレノイド弁へ信号を送るリー
ド線16とアース線とを結線した電気回路Zを形成して
おり、リード線16には手動スイッチ76が設けである
リード線16は、第4図に示すエマ−ジエンシーブレー
キEのソレノイド弁6と結線し、該ソレノイド弁6の他
方のリード線17は、電源として使用するバッテリー1
9を経由してアースされている。
ここでツレノイド弁6の説明をするに先立ち、該ソレノ
イド弁を備えたエマ−ジエンシーバルブEについて説明
する。
エマ−ジエンシーバルブEは、第4図に詳しく示されて
いる通り、手動弁5とソレノイド弁6を有し、これらの
手動弁5とソレノイド弁6を連設するための弁体51を
備えている。
この弁体51は、一方の端部に、流路3によって加圧空
気ラインXに接続した入口ポート56を有し、他方の端
部には、流路7によって駐車ブレーキBに接続した排出
ポート61を有しており、該入口ポート56と該排出ポ
ート61を相互連通せしめるための内部流路を備えてい
る。
この内部流路は、連通路55を介して連通ずる第1の内
部流路60Aと第2の内部流路60Bとに区分され、該
第1の流路60Aには、弁体51の上端に挿嵌された手
動レバー50の挿入孔57が連通されている。
手動レバー50は図示しない取付部材によって保持せら
れ、前記挿入孔57に装着する。
手動レバー50の弁ステム53は小径部を有し、この小
径部には、手動レバー50を戻す為のスプリング52が
、連通路55を形成するフランジ58の上面と上記小径
部の上端との間に挿着しである。
弁ステム53の下方端には弁54が固着しである。
この弁54は、連通路55を開閉する際に該連通路55
の下面のフランジ5B、又は弁ステム53の延長方向に
形成しである第2のドレインポート75の上面フランジ
59と当接する。
通常の加圧空気が管路3より入口ポート56・第1流路
60A及び連通路55を経て第2流路の先導流路60B
′よりソレノイド弁6のある流路60Bを通って排出ポ
ート61の方向へ流れる場合には、前記弁54は、第1
の位置即ち第4図にて実線で示すように、第2ドレイン
ポートの上面フランジ59と当接し、第2ドレインポー
ト75を閉鎖している。
この状態にあっては加圧空気は自由に連通路55より第
2流路60Bへ流入し、排出ポート61より駐車ブレー
キBのエアーチャンバ8へ仕向する。
手動レバー50を引上げたり、第2内部流路中の圧力が
低下した場合、正確に言うと、空気圧がスプリングの設
定圧より下がった場合には、弁54は、第2の位置即ち
第4図にて鎖線で示すように、連通路55の下面フラン
ジ58に当接し、該連通路55を遮断するので、加圧空
気単独の力では、該弁54を押し開けることは出来ない
戻りスプリング52は、引き下げである弁54を上方へ
戻すことが出来る程度の設定圧にしであるので、後述す
るソレノイド弁6に附属する弁70によって第1ドレイ
ンポート71が開いた時には、第2内部流路60Bの圧
が低下し、該スプリング52の戻り作用に依って弁54
を上方へ移動させ、排出ポート61と第2のドレインポ
ート75を連通せしめるべく該第2のドレインポート7
5を開放する。
一旦引上げられた手動レバー50は、手動操作により引
下げられない限り、弁54を元の開放位置へ戻すことは
出来ない。
次に第2内部流路60Bは、弁54が移動するに十分な
る広さと、流路60B中の加圧空気が流路6OB’を通
って第2ドレインポート75より排気しうる程度の間隙
を有している。
弁体51の排出ポート61側は、ソレノイド弁6を挿嵌
しうる程度に延在した領域部51′を形成せしめてあり
、該領域部には前記した第2流路60Bが挿通しである
この第2流路60Bの排出ポート側には第1のドレイン
ポート71と該ポート71の開閉を行う弁70の移動可
能な空隙73を形成しである。
この弁70は通常、第1の位置即ち第4図にて実線で示
すように、ポート71の上部フランジ72に当接し、該
ポート71を閉鎖している。
弁体の延在領域部51′にはソレノイド弁6を嵌着する
孔部65を開口せしめである。
孔部65には前記した弁70を支持するロッド68のロ
ッド支持座69を収容し、且つ該支持座69が鉄心66
に吸引せられることが出来うる程度の間隙64を有し、
支持座69は領域部51′より第2流路60Bへ貫通す
る孔体に挿入するロッド6Bと固着せられる。
ソレノイド弁6は、軸心部に弁70の戻り用スプリング
63を収容する円空部67を有する鉄心66と螺溝を形
成したソレノイド外筒62より成る。
鉄心66はリード線16.17と結線せられているから
、励磁した際に鉄心66により支持座69を吸引し、該
支持座69に固定するロッド68を介して弁70を第2
の位置即ち第4図にて鎖線で示す位置まで移動させ、排
出ポート61及び第2の流路60Bから加圧空気を排出
せしめるべく第1のドレインポート71を開放する。
非励磁の際は、戻りスプリング63によって弁70を元
の閉鎖位置へ移動させる。
次に上記ブレーキシステムの作動を説明する。
加圧流体源即ちコンプレッサー1で作られた加圧空気は
、逆止弁を経てエア・リザーバ2に溜められ流路3を通
って空気制御弁4を通り駐車エマ−ジエンシーバルブE
に送給せられる。
該バルブEの弁54は、第4図の鎖線で示すように、該
バルブEの連通路55を閉塞している状態になっている
が、車輌のオペレーターが該バルブの手動レバー50を
押し下げることにより、弁54がフランジ59に押し付
けられて前記連通路55が開き、加圧空気が第1流路6
0Aより第2流路60Bへ流れると、この空気の圧力に
より、手動レバー50がスプリング53に打ち勝って弁
54を上記フランジ59に保持する。
この時、第2流路60Bにあるソレノイド弁6もドレイ
ンポート71を閉塞しているから、加圧空気は排出ポー
ト61より流路1を経て駐車ブレーキBのエアーチャン
バ8へ流れ、該チャンバ8のスプリング8′を押圧して
内拡式ブレーキ20を開放させる。
オペレーターがフートブレーキ4Aを押し下げると、加
圧空気は流路9を通ってサービスブレーキAのエアーチ
ャンバIOA、10Bに作用し、ロッドを介してマスク
シリンダ11A、IIBを働かせる流路12A、12B
に圧油を供給して、テ゛イスクブレーキ12A’、12
B’を係合する。
この時、油圧回路12A、12Bに設けた差圧異常検知
装N13を通過する作動油の油圧は均一であり、該装置
13の接点30は開かれている。
以上は車輌が正常な状態での作動である。
このような状態で車輌走行中上記した油圧回路12A又
は12Bのどちらかが故障している時、オペレーターが
フートブレーキ4Aを押下げて制御弁4より加圧空気を
エアーチャンバ10 A、 10 Bへ送給し、マスク
シリンダ11 A、 11 Bを作動せしめると、回路
12A、12Bに圧力差が生じて差圧検知装置13の可
動接点32を固定接点30 A、 30 Bに接触せし
める(第3図参照)。
バッテリからの電流は、駐車エマ−ジエンシーバルブE
のソレノイド弁6を介してリレー15を通り、該固定接
点を流れて電気回路Zを閉じる。
電気回路Zの閉成によってソレノイド弁6が励磁し、該
ソレノイド弁6に附属するロッド支持座68を吸引して
弁70を第2の位置である上方へ跳上げ、第1のドレイ
ンポート71を開放する。
この時、ソレノイド弁6の流路内にある加圧空気はポー
ト71より排出し、該弁の圧力を下げると流路6OB及
び60B′内の圧力も下がり、手動レバー50の弁54
を第2の位置である上方に移動させ、これによって該流
路60B、60B’内の加圧空気を更にポート70より
排出せしめて連通路55を遮断する。
エマ−ジエンシーバルブEを遮断すると、駐車ブレーキ
Bのエアーチャンバ8に送給せられる空気圧力がなくな
り、スプリング8′の戻り作用によって内拡式ブレーキ
20を緊張せしめて、図示しないドライブシャフトをロ
ックし車輌を制動する。
尚、リード線16には手動スイッチ76を設けであるの
で、該スイッチを解除すればソレノイド弁6は非励磁に
なり手動レバー50を押下げることによって車輌を制動
状態より解除せしめることが出来る。
本考案によれば、サービスブレーキAの油圧ラインの故
障した際に車輌の制動力を得るメリットは極めて大であ
ると共に、従来通り加圧空気ライン上の故障及び駐車時
のエマ−ジエンシーバルブの使用も可能であるから、広
範囲な利用が出来るわけである。
以上詳述した如く、本考案は車輌の安全性を保守するに
極めて好適なものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案の具体例の回路図、第2図は、正常な
油圧回路における差圧異常検知装置の断面図。 第3図は、一方が異常な油圧回路における差圧異常検知
装置の断面図。 第4図は、駐車エマ−ジエンシーバルブの断面図。 1加圧流体源、4制御弁、5手動弁、6ソレノイド弁、
3.7、9は空気流路、20内拡式ブレーキ、15リレ
ー、11マスタシリンダ、12A、12B油圧回路、1
3差圧異常検知装置、14.16.17はリード線、3
0接点、50手動レバー、Aは、サービスブレーキ、B
は、駐車ブレーキ、Eは、エマ−ジエンシーバルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 作動流体の送給により車輌の前後輪を制動するサービス
    ブレーキと、加圧空気の圧力により非作動状態に保持さ
    れる駐車ブレーキと、該サービスブレーキに作動流体を
    送給する作動流体供給路間に圧力差が生ずると電気信号
    を発生する検知装置と、該駐車ブレーキに加圧空気を供
    給する加圧空気ラインに設けられ、手動又は電気信号に
    より作動して該加圧空気ラインの圧力を下げるエマ−ジ
    エンシーバルブとを具備し、該検知装置からの電気信号
    により該エマ−ジエンシーバルブを作動させ、該加圧空
    気ラインの圧力を下げて該駐車ブレーキを作動状態にせ
    しめるように構成されている車輌用非常ブレーキシステ
    ムにおいて:該エマ−ジエンシーバルブは、該加圧空気
    ラインの一部を形成する内部流路と、該内部流路の出口
    部分を大気に連通ずる第1のドレインポートと、該内部
    流路の入口部分を大気に連通ずる第2のドレインポート
    とを有し、更に、該第1のドレインポートに配設され、
    該電気信号により作動して該第1のドレインポートを開
    放する電磁弁と、該第2のドレインポートに配設され、
    該第2のドレインポートを閉鎖すると共に該内部流路を
    開放する第1の位置と該第2のドレインポートを開放す
    ると共に該内部流路を閉鎖する第2の位置との間を移動
    し得る手動操作弁と、該手動操作弁を該第2の位置に弾
    性的に偏倚せしめるスプリングとを含んでおり、 該手動操作弁は、該第1のドレインポートが閉鎖されて
    いる時に手動で該第2の位置まで移動せしめられると該
    スプリングの力によって該第2の位置に保持され、該第
    1のドレインポートが閉鎖されている時に該スプリング
    の力に抗して手動で第1の位置まで移動せしめられると
    該内部流路内の加圧空気の圧力によって該第1の位置に
    保持され、更に、該検知装置からの該電気信号によって
    該第1のドレインポートが開放されると該スプリングの
    作用によって該第2の位置に保持されることを特徴とす
    る車輌用非常ブレーキシステム。
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JPS582158U (ja) * 1981-06-29 1983-01-08 日産デイ−ゼル工業株式会社 スプリングブレ−キ装置のスプリングブレ−キコントロ−ルバルブ

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