JPS5928545B2 - 合成カルシトニンの精製方法 - Google Patents

合成カルシトニンの精製方法

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JPS5928545B2
JPS5928545B2 JP49143080A JP14308074A JPS5928545B2 JP S5928545 B2 JPS5928545 B2 JP S5928545B2 JP 49143080 A JP49143080 A JP 49143080A JP 14308074 A JP14308074 A JP 14308074A JP S5928545 B2 JPS5928545 B2 JP S5928545B2
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calcitonin
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peptide
ion exchanger
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リツテル ベルナ
ブルツガ マツクス
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    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
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Description

【発明の詳細な説明】 ペプチドフラグメントから長鎖状ペプチドを合成する場
合には、分離し難い副生成物を一般にかなりの量で生成
する。
すなわち、これらアミノ酸鎖においては、個個のアミノ
酸基はジアステレオマ−の形で存在することができる〔
例えばSieber氏および共同研究者の論文、Hel
v。
Chim、Acta、、l」、2135〜2150(1
970)に記載の人間のカルシトニンの合成の場合には
、アミノ酸基Leu4、Leu9、Thr6、Phe1
6およびHis20〕。さらに、同論文に記載されてい
るように、いおう含有ペプチドではアルキル化またはN
→Oアシル転移が起り得る。このような副生成物を分離
するために、より大きい保護されたフラグメントの段階
においておよび(または)保護された最終ペプチドの段
階においてそして(または)最終生成物それ自体におい
て、向流分配、電気泳動またはクロマトグラフィのよう
な経費の掛る精製操作が行われる。これが長鎖状ペプチ
ドの工業的規模での製造を妨げるものである。というの
は、吸着剤および(または)溶媒を多量に必要とし、こ
れは再生し難いかまたは再生するにしても経費が掛るか
らである。本発明者は、等電点が約5〜10のpH値の
間(巾辻あp1=約5〜10)にあるカルシトニン型の
ペプチドの非常に簡単な精製方法を発明した。
この方法は、カルシトニンーペプチドの酸付加塩の水溶
液のpH値を等電範囲に調整することによつてカルシト
ニンーペプチドを分子内塩として析出させることに特徴
がある。なお、上記化合物の場合に等電点ははつきり定
義されず、広いpH範囲にわたるので、本明細書では等
電範囲という表現を使つた。これについてはKorth
m氏の電気化学教本(LehrbuchderElek
trochemie)、第336頁(1966年)(V
erlagChemie)を参照されたい。等電範囲と
は(pl士約1pH単位)のPH範囲であると理解され
度い。上記の沈殿処理によつて意外にもペプチドが高い
純度で得られる。
その理由は、前記の副生成物が共沈せず、またO−アシ
ル誘導体の場合にこれがN−アシル誘導体に再び変えら
れるからである。こうして得た生成物の純度は、向流分
配を2回(すなわち、保護された前段階生成物および最
終生成物においてそれぞれ1回行う。これについては例
えばHelv.Chim.Acta、第53巻、第21
35頁(1970年)を参照され度い)行つて精製した
ペプチドの純度より遥かに高い。また、保護された前段
階生成物(すなわち、保護されたドトリアコンタペプチ
ドアミド)を向流分配などによらずに沈殿処理だけで精
製する場合にも、高純度のカルシトニンが得られる。こ
の精製操作による損失は常法の場合よりも少い。また、
こうして得た生成物の生物学的活性は十分に高い。本発
明方法は予想外である。その理由は、ACTHlインシ
ユリンおよびグルカゴンのような他の長鎖状ペプチドを
この方法で精製できないからである。
等電点PI=約5〜10であるカルシトニン型のペプチ
ドとしては、主として人間のカルシトニン(カルシトニ
ンM)およびその誘導体および類似化合物例えばペルキ
ー特許第737890号(事件番号4−6548/1−
6)、第740256号(事件番号4−6577/1−
3)、第757786号(事件番号4−6875/1+
2/E)およびスイス特願第4454/73号(事件番
号4−8704)の明細書に記載されている化合物が挙
げられる。
類似化合物としては、とりわけメチオニン8の代りにα
一低級アルキル一αアミノ酢酸特にその低級アルキル基
が炭素原子2〜4個をもつもの、殊にバリン、さらにノ
ルバリン、ロイシン、イソロイシン、ノルロイシンまた
はα−アミノ酪酸をもつているものである。上記8一位
置の交替用アミノ酸のほかにも存在することのできる他
の交替用アミノ酸として好ましいものはL−リジン11
、L−ロイシン12、L−ロイシ,16、L−0イン>
/19、L−チ。シン22、Lアスパラギン26および
L−トレオニン27である。人間のカルシトニンは等電
範囲が7〜8である。個個のアミノ酸を他のアミノ基で
置き換えた場合の等電範囲の変化は実験によつて、例え
ば電気泳動によつて実測できるしまたは計算することが
できる。これらペプチドの等電点は例えばJ.Gree
nstein氏およびW.winitz氏の著書、アミ
ノ酸の化学(ChemistryOftheAminO
Acids)、第1巻、第482頁(1961年)(ジ
ヨン・ウイリイ・アンド・ソンズ社)に記載の方法によ
つて算出される。本発明方法で原料として使うペプチド
の塩としては、水に可溶性かまたは場合によつては水と
有機のペプチド溶媒例えば低級アルカノール特にメタノ
ール、エタノール、イソプロパノールまたはt−ブタノ
ール、ジメチルホルムアミドまたはジメチルアセトアミ
ドとの混合物に可溶性であるようなすべての酸付加塩が
挙げられる。
このような塩は例えば無機酸特に・・ロゲン化水素酸ま
たは有機酸とりわけ酢酸およびトリフルオル酢酸やジク
ロル酢酸のようなハロゲン化された酢酸、さらにスルホ
ン酸例えばメタンスルホン酸のような低級アルカンスル
ホン酸、ベンゼンスルホン酸またはトルエンスルホン酸
との塩である。主として上記ペプチドをその合成に際し
て得られる塩例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ふつ化水素
酸塩、トリフルオル酢酸塩または酢酸塩の形で使う。所
望ならば、その合成に際して得たペプチド塩を本発明の
精製操作の前に例えばイオン交換体を使つて酢酸塩に変
えることができる。この塩を水または水と有機のペプチ
ド溶媒との混合物に溶かして溶液にする。
そのPH値を測定しそしてこの溶液に塩基を等電範囲に
達するまで注意深く加える。加える塩基としては、例え
ばアンモニア、アルカリの水溶液特にかせいソーダ液ま
たはかせいカリ液、アルカリ金属の炭酸塩または重炭酸
塩例えば炭酸ナトリウムまたは炭酸水素ナトリウム、有
機アミン例えば第1、第2または第3アミン例えば有機
基として低級アルキル基、シクロアルキル基(環構成原
子を好ましくは5または6個もつもの)またはアラルキ
ル基特にフエニル低級アルキル基をもつ相当するアミン
、例えばトリエチルアミン、シクロヘキシルアミン、シ
ンクロヘキシルアミンまたはベンジルアミン、トリメチ
ルベンジルアンモニウムハイドロオキシド、または好ま
しくは塩基性のイオン交換体を使う。イオン交換体とし
ては弱塩基性、中程度に塩基性および強塩基性のものが
適する。このようなイオン交換体は適当な基本化合物の
重合によつてまたは重合体中に塩基性基を導入すること
によつて作られる。なお、市販の製品例えばDEAE−
セルロースやDEAE−セフアデクスのようなセルロー
スに基づくものを使うのが有利である。しかし、種種な
会社から種種な商品名で入手できるポリスチレンに基ず
くイオン交換体、例えば弱塩基性のメルクーイオン交換
体滉、強塩基性のタルクイオン交換体腐または塩基性ド
ウエクスイオン交換体や塩基性アッパーラードの種種な
製品が特に適する。
こうして等電範囲に達すると、ペプチドはゆつくり沈殿
し始める。
数時間、例えば2時間で完全に沈殿する。この時間内に
PH値は約1単位だけ上昇する。例えば、カルシトニン
Mの酢酸塩のPHは約4である。これに弱塩基性イオン
交換体を加えるとそのPHはゆつくり6.0〜6.2に
上昇する。ここで沈殿し始める。さらに2時間後にPH
は約7.5に上昇するが、その後は一定である。こうし
てペプチドが完全に沈殿した後に、これを例えば吸引ろ
別または遠沈によつて分別しそして水で十分に洗う。こ
うして沈殿したペプチドは水に非常に難溶性であるから
、この場合に損失は事実上皆無である。なお、イオン交
換体を加えて沈殿させた場合にはこのイオン交換体から
遊離のペプチドを分離しなければならない。これを例え
ば次のように行うことができる。すなわち、酸を加えて
ペプチドを所望の塩例えば酢酸塩または塩酸塩に変えそ
してこの溶液を例えばろ過または吸引ろ過してイオン交
換体から分離しそして凍結乾燥するのである。しかし、
イオン交換体を使わずに操作した場合には、こうして沈
殿した生成物を所望ならば酸に溶かしそして凍結乾燥し
て所望の塩の形に変えることができる。治療的に有用な
塩の生成に適する酸は例えば無機酸例えば塩酸や臭化水
素酸のようなハロゲン化水素酸、過塩素酸、硝酸、チオ
シアン酸、硫酸またはリン酸、あるいは有機酸例えばぎ
酸、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、乳酸、ピロぶ
どう酸、しゆう酸、マロン酸、こはく酸、マレイン酸、
フマル酸、りんご酸、酒石酸、くえん酸、アスコルビン
酸、ヒドロキシマレイン酸、ジヒドロキシマレイン酸、
安息香酸、フエニル酢酸、4−アミノ安息香酸、4−ヒ
ドロキシ安息香酸、アントラニル酸、けい皮酸、マンデ
ル酸、サリチル酸、4−アミノサリチル酸、2−フエノ
キシ安息香酸、2−アセトキシ安息香酸、メタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、ヒドロキシエタンスルホン酸
、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ナフ
タリンスルホン酸またはスルフアニル酸である。
本発明方法によつて得られたペプチドは、これを医薬用
製剤の形で使うことができる。
これらはペプチドを例えば静脈内、筋肉内、皮下または
鼻腔内投与に適する医薬用の有機または無機担体との混
合物として含むものである。これら担体は当該ペプチド
と反応しない物質例えばゼラチン、寒天、トラガカント
、セルロース例えばアビセル(Avicel、微結晶性
セルロース)およびセルロース誘導体例えばカルボキシ
メチルセルロースまたはメチルセルロースやエチルセル
ロースのようなセルロースエーテル、プロピレングリコ
ールのようなポリアルキレングリコール、水、1価また
は多価アルコール例えばエタノール、イソプロパノール
、グリセリン、ヘキシト、植物油および他の脂肪酸エス
テル例えば落下生油、綿実油、アーモンド油、オリーブ
油、ひまし油、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプ
ロピル、パルミチン酸イソプロピル、セチオールV(C
etiOlv)(液状脂肪アルコールのオレイン酸エス
テル)、ミグリオール(MiglyOl)またはラブラ
フアク(Labrafac)(炭素原子8〜12個をも
つ脂肪酸のトリグリセリド混合物)、ラブラフイルM2
735またはラブラフアクWLl2l9(グリセリンと
ポリオキシエチレン脂肪酸エステルとの混合物)、アル
ラセル(Arlacel)(ゾルビタン脂肪酸エステル
)、ツイーン(Tween)(ポリオキシエチレンゾル
ビタンモノオレイン酸エステル)、ジメチルシリコーン
油のようなシリコーン油または他の公知の医薬用担体で
ある。これら医薬用製剤は凍結乾燥物または溶液、懸濁
体、乳濁体またはスプレーのような液体であることがで
きる(これについては例えばドイツ特許公開第2212
315号を参照され度い)。所望ならば、それらを滅菌
しそして(または)それらに防腐剤、安定剤、湿潤剤ま
たは乳化剤のような助剤を含ませることができる。さら
に、それらに他の治療的に価値ある物質を含ませること
もできる。次に実施例によつて本発明をさらに具体的に
説明する。
薄層クロマトグラフィにおいては次の系を使つた。
系43C:t−アミルアルコール・イソプロパノール・
水(51:21:28)系45:第2ブタノール・3%
のアンモニア水(70:30)系52:n−ブタノール
・氷酢酸・水(75:7.5:21)系52A:n−ブ
タノール・氷酢酸・水(67:10:23)系70:酢
酸エチル・ピリジン・水(40:20:40)の上層系
79:n−ブタノール・ピリジン・水(34:33:3
3)系96:第2ブタノール・氷酢酸・水(67:10
:23)系100:酢酸エチル・ピリジン・氷酢酸・水
(62:21:6:11)系101A:n−ブタノール
・ピリジン・氷酢酸・水(42:24:4:30)系1
02A:酢酸エチル・メチルエチルケトン・ぎ酸・水(
50:30:10:10)系107:酢酸エチル・ピリ
ジン・水(49:24:27)系114:第2ブタノー
ル・メチルエチルケトン・25%のNH3水・水(37
:37:13:13)系121:イソプロパノール・2
5%のNH3水・水(70:10:20)系121A:
イソプロパノール:25%のNH休・水(85:5:1
0)DS:アンテク社の既製シリカゲルプレートSLD
C:メルク社の既製セルロースプレートDA:アロクス
プレート(力マグ社のAl2O3457と石こう3.5
7との混合物のプレートで、厚みは0.3TnTfL)
また、略語は次の意味をもつものとする。
BOc:t−ブチルオキシカルボニル Z:カルボベンゾキシ 0tBu:t−ブチルエステル 0Np:p−ニトロフエニルエステル 0Me:メチルエステル 0Su:ヒドロキシサクシノイミドエステルTBu:t
−ブチルエーテルDMF:ジメチルホルムアミド 例1 純粋なカルシトニンM−アセテート カルシトニンMの粗製トリフルオル酢酸塩(ペルキー特
許第737890号の方法による)50ηを水5m1に
溶かす。
この溶液のPH値は2.5である。これにかきまぜなが
ら15分間でタルク・イオン交換体應(弱塩基性、遊離
塩基型)0.6m1を少しづつ加える。
こうして溶液のPH値は6.2に土昇する。室温でさら
に30分間かきまぜるとPH値は7.5になつて、薄片
状に沈殿し始める。3時間かきまぜた後にこの沈殿とイ
オン交換体とを吸引ろ別して水で洗う。
この洗液はカルシトニンMの副生成物12ワを含む。こ
のろ別物に90%酢酸4ffi1を加えて吸引ろ別する
操作を4回行つてカルシトニンMをイオン交換体から分
離する。
酢酸抽出液を合わせて凍結乾燥すれば、酢酸塩としてカ
ルシトニンM36ηが得られる。この生成物の分析デー
タは次のようである。例2 純粋なカルシトニンM−3塩酸塩 1.粗製のカルシトニンM−トリフルオルアセテ(14
.3ミリモル)を窒素ガス中で85%のトリフルオル酢
酸700m1に溶かす。
この溶液を30℃で2時間放置する。これを、過酸化物
を含まないエーテル61中に十分に氷冷しながらそして
かきまぜながら加える。生成した沈殿をろ別し、エーテ
ルで洗いそして高真空下で乾かす。こうしてカルシトニ
ンMの粗製トリフルオル酢酸塩が無色の粉末として得ら
れる。2.カルシトニンM−分子内塩 前項1で得たカルシトニンMの粗製トリフルオル酢酸塩
43,57を1%の酢酸11に溶かし、ガラスフイルタ
一G4でろ過しそして次のようにアンモニアを加えて沈
殿させる。
すなわち、この溶液を窒素ガス中で室温でかきまぜる。
この際、ガラス電極を使つてPH値を連続的に測定する
。1.25時間後にPHが5になるように約1N(t−
0.97)のアンモニア溶液をゆつくり加える。
さらに約1時間で約1Nのアンモニア溶液を同様に加え
てPHを6に高める。こうしてカルシトニンMの分子内
塩が不溶性粉末として析出し始める。さらに約1時間で
PHが7,6になるまでアンモニア溶液をゆつくり加え
る。さらに3時間かきまぜる。こうしてPHは最早変化
しない。沈殿をろ別し、PH7.6の希アンモニア水で
洗いそして高真空で乾かす。こうして水に不溶性の粉末
18.97が得られる。こうして得た試料の酢酸含有量
はガスクロマトグラフイによると0.3重量%(約0.
17モル%に相当する)である。3.カルシトニンM−
3塩酸塩 カルシトニンM一分子内塩27.37(8.0ミリモル
)をt−ブタノール700m1中に懸濁する。
これに水250mjと0.1Nの塩酸360m1(36
ミリモル)とを加えて数分間かきまぜそしてこの濁つた
溶液をガラスフイルタ一G4でろ過する。フイルタ一残
分をさらに水250m1で溶かしそしてこれを初めのろ
液の中にろ過する。これを凍結乾燥する。大気中で湿気
と平衡にした後にカルシトニンM−3塩酸塩27.07
が得られる。この生成物の分析データは次のようである
。薄層電気泳動においては、セルロースプレート(タル
ク)上でPHl.9、9V/?そして展開時間3.5時
間において陰極方向に4.8cmの移動距離をもつ斑点
が現われる。
次の例3、4および5において使つた原料はドイツ特許
公開第2413106号〔ペルキー特許第812881
号(事件番号4−8704/1+2/+)に対応する〕
明細書に記載の方法によつて作られる。
5.8y(1.41ミリモル)を窒素ガス中でO′cの
85%トリフルオル酢酸70m1に溶かして、29〜3
1℃で2時間かきまぜる。
この溶液を氷冷した過酸化物を含まないエーテル600
m1中に激しくかきまぜ゛ながら注ぎ入れ、析出した沈
殿をろ別しそして高真空下で乾かす。し、ガラスフイル
タ一G4でろ過しそして次のようにして希アンモニア水
を加えて沈殿させる。
すなわち、この溶液を窒素ガス中で室温でかきまぜ、こ
れに約1Nのアンモニア溶液をゆつくり滴加する(T−
0.97)。なお、ガラス電極によつてPHを絶えず測
定する。アンモニア水は、約1.5時間でPHが5にな
るように調節して加える。さらにアンモニアを加えて1
時間でPHを6にする。この時間中に分子内塩が析出し
始める。さらに1時間でPHが7.6になるように希ア
ンモニア水を滴加する。次に3時間かきまぜてからろ過
しそしてPH7.5の水(アンモニアで調整)で十分に
洗う。この残分を高真空下で乾かす。前項2で得た水に
不溶性の分子内塩を水とtブタノールとの1:1の混合
物80m1中に懸濁する。
これに0.1Nの塩酸39.0dを加えて窒素ガス中で
数分間かきまぜそしてろ過する。水とt−ブタノールと
の1:1の混合物(全量120m1)で数回洗いそして
凍結乾燥する。こうして無色の凍結乾燥物を得る。これ
を大気中の湿気と平衡にする。収量は3.13yである
。この生成物の分析値は次のようである。薄層クロマト
グラム セルロースプレート(タルク)上での薄層電気泳動にお
ける移動距離は4.8cTnCpH1,9(ぎ酸・酢酸
緩衝液)、9V/?そして展開時間3.5時間〕である
例4 純粋なThr27− カルシトニンM−アセテート粗製
のThr27− カルシトニンM−アセテート80m9
を水5m1に溶かしそしてこれにかきまぜながらタルク
・イオン交換体滝(弱塩基性、遊離アミン型)1.2m
1を少しずつ加える。
こうして溶液のPHは初めの4.6から6.1に上昇す
る。室温でさらに2時間かきまぜると薄片状沈殿が生成
しそして溶液のPHは7.1に土昇する。このPH値で
さらに30分間かきまぜてから、沈殿とイオン交換体と
を吸引ろ別しそして水で十分に洗う。次にこの湿つた混
合物を90%酢酸15m1と共に60℃に加熱しながら
かきまぜそしてこの酢酸溶液を吸引ろ過して、ペプチド
をイオン交換体から分離する。上記の溶離液を凍結乾燥
すれば純度の非常に高いThr27−カルシトニンM−
アセテート74W1!!が得られる。薄層クロマトグラ
フイにおけるRf値はセルロースプレート上で0.50
(系52)そして酸化アルミニウムプレート上で052
(系101A)である。薄層電気泳動(PH=1.9、
280V、2時間)ではこの生成物は陰極方向に4.4
CTfL移動する。
酢酸含有量4.22%(ガスクロマトグラフによる)、
含水量7.78%(カール・フイツシャ一滴定)、ペプ
チド含有量87.4%(滴定による)、W−スペクトル
λMax−276nm1ε1560(濃度は87.4%
のペプチド含有量に基ずいて5%酢酸中でc−2である
)。
完全加水分解(6Nf)HCl.24時間、110℃)
によるアミノ酸モル比(括弧内は計算値):放置し、過
酸化物を含まないエーテルを使つてペプチドートリフル
オルアセテートを析出させ、これを吸引ろ別し、エーテ
ルで洗い、乾かしそして1%の酢酸に溶かす。
この溶液をタルク・イオン交換体(弱塩基性、アセテー
ト型)のカラムでろ過し、1%の酢酸で溶離しそして溶
離液を凍結乾燥する(116T119)。こうして得た
酢酸塩を精製するために水5m1に溶かし(溶液のPH
は4.2)そしてこれにかきまぜながらタルク・イオン
交換体涜(弱塩基性、塩基型)2.8m1を少しづつ加
える。こうして溶液のPHは徐徐に上昇しそして約6.
7に達すると遊離のペプチドが沈殿し始める。さらに2
時間かきまぜるとPHは7.1になる。この沈殿とイオ
ン交換体とを吸引ろ別し、水で洗いそして60℃に加熱
した90%酢酸を加えてかきませることによりペプチド
をイオン交換体から分離溶解する。これを吸引ろ過し、
90%酢酸で洗いそして凍結乾燥する。こうして純度の
高い酢酸塩としてLeul2−Asn26−Thr27
−カルシトニンMの98ヮが得られる。例6 純粋なカルシトニンM(酢酸塩) 粗製カルシトニンM一酢酸塩110ワを水5m1に溶か
しそしてこれにかきまぜながらタルク・イオン交換体扁
(強塩基性)1.0m1を1時間で少しづつ加える。
こうして溶液のPH値は6.6に上昇して、カルシトニ
ンが沈殿し始める。室温でさらにかきまぜるとこの混合
物のPH値はさらに7.3に上昇して一定になる。それ
らイオン交換体と沈殿したペプチドとを吸引ろ別し、水
で洗いそして熱い90%酢酸を加えてペプチドをイオン
交換体から分離溶解する。
再び吸引ろ過し、90%酢酸で洗いそしてろ液を凍結乾
燥する。こうして高純度のカルシトニンM酢酸塩が得ら
れる。その分析データは例1において得た生成物のデー
タに一致する。以上本発明を詳細に説明したが本発明の
構成の具体例を要約すれば次のようである。
(1)原料としてカルシトニンMの塩を使う前記特許請
求の範囲に記載の方法。
(2)原料として・・ロゲン化水素酸との塩の形にある
粗製ペプチドを使う前項(1)に記載の方法。
(3)原料として塩酸塩の形にある粗製ペプチドを使う
前項(1)に記載の方法。(4)原料としてトリフルオ
ル酢酸塩の形の粗製ペプチドを使う前項(1)に記載の
方法(5)原料として酢酸塩の形にある粗製ペプチドを
使う前項(1)に記載の方法。
(6)アンモニア水を使つて等電範囲のPHに調整する
前項(2)〜(5)のいずれかに記載の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カルシトニンMとThr^2^7−カルシトニンM
    とAsn^2^6・Thr^2^7−カルシトニンMと
    Leu^1^2・Asn^2^6・Thr^2^7−カ
    ルシトニンMとから成る群から選んだ合成ペプチドの酸
    付加塩の水溶液または有機ペプチド溶媒−水性溶液を、
    雰囲気温度下で、塩基または塩基性イオン交換体により
    、pH範囲約6.0〜約8.0に調整し、そして前記合
    成ペプチドを不溶性分子内塩として分離することから成
    る、前記合成ペプチドを等電点沈澱により精製する方法
JP49143080A 1973-12-14 1974-12-14 合成カルシトニンの精製方法 Expired JPS5928545B2 (ja)

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