JPS5929551B2 - 難燃性有機質繊維成型体の製法 - Google Patents

難燃性有機質繊維成型体の製法

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JPS5929551B2
JPS5929551B2 JP2979775A JP2979775A JPS5929551B2 JP S5929551 B2 JPS5929551 B2 JP S5929551B2 JP 2979775 A JP2979775 A JP 2979775A JP 2979775 A JP2979775 A JP 2979775A JP S5929551 B2 JPS5929551 B2 JP S5929551B2
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JP
Japan
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organic fiber
molded body
slurry
aqueous
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JP2979775A
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晋吾 徳田
英昭 辻村
篤 小田
庸夫 千
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Osaka Soda Co Ltd
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Osaka Soda Co Ltd
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  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機質繊維を主体とした難燃性の成型体の製法
に関する。
従来、バガス(さとうきびかす)、故紙、米麦等のワラ
屑、木粉、ヤシ殻等の有機質繊維の廃棄物は主として燃
料として使用され、またその有効利用をはかるため、こ
れ等を原料として製造された成型体は保温材、吸音材等
に使用されているが曲げ強度、圧縮強度、表面硬度等の
機械的強度が不足し、吸水性も大きいため外力がかかる
場所での使用は多くの問題点を有していた。
また有機質繊維を主体とした成型体は多孔質であるため
可燃性であるという欠点を有している。
強度の改良のためにはポリ酢酸ビニル等の合成樹脂エマ
ルジョン、尿素樹脂、メラミン樹脂等の合成樹脂溶液を
含浸させることにより、機械的強度を上げると共に、耐
水性を持たせようとする試みもなされているが、燃焼も
しくは有毒な分解ガスの発生という本質的な欠点を有し
ている。
また機械的強度の向上、難燃化のためにコロイド状のシ
リカ、アルミナ等をバインダーとして繊維材料に混合す
れば硬くもろくなり易い。
本発明は以上の問題点を解決するためのものであってバ
ガス、ワラ屑、木粉、ヤシ殻より選ばれる有機質繊維廃
棄物のスラリーを抄造して成型体を製造するに際し、上
記有機質繊維廃棄物100重量部に対して故紙1〜10
0重量部を混合して水性スラリーとなし、該スラリーの
抄造前もしくは抄造後に硬化剤を混合もしくは含浸せし
め、次いでケイ酸塩水溶液を含浸せしめた後熱圧成型す
ることを特徴とする難燃性有機質繊維成型体の製法であ
る。
本発明法の原料として使用されるのはバガス、ワラ屑、
木粉、ヤシ殻等の有機質繊維よりなる粉質物であり、こ
れら単独では抄造が困難であって、これに故紙の適当量
を配合することによって抄造性が一段と向上したものと
なる。
故紙の添加量は、上記粉質物100部(重量部を表わす
以下同じ)に対して1〜100部、好ましくは5〜50
部の割合であり、これを水性スラリーとなして抄造に供
する。
ケイ酸塩水溶液としては通常水ガラスと呼ばれるケイ酸
アルカリ、またはケイ酸アンモニウムが使用される。
その一般式はM2O,XSiO2として表わされ、Mは
リチウム、カリウム、ナトリウムのアルカリ金属、また
は−N (CH20H)4、−N(C2H40H)4、
N(CH3)3C6H5のようなアンモニウム基を示
しX=0.2〜9程度であり、これらの塩または変性塩
を単独または混合して使用する。
一般的にはX=1〜4のケイ酸ナトリウムの水溶液が実
用的である。
本発明の有機質繊維成型体を製造するには上述のような
粗質物と故紙との混合有機質繊維のスラリーにあらかじ
めこれらのケイ酸塩の硬化剤を混合して抄造し乾燥成型
後、ケイ酸塩水溶液を含浸させて硬化反応を行わせる方
法(A法という)、または有機繊維質スラリーを抄造し
乾燥成型後、硬化剤溶液をまず含浸させ、次にケイ酸塩
水溶液を含浸させて硬化反応を行わせる方法が採用され
る(B法という)。
これらの方法は硬化剤とケイ酸塩の混合溶液を同時に添
加する方法に比較して含浸液の粘度の上昇による含浸の
困難性、含浸液のゲル化による再使用不可性が避けられ
る利点がある。
ケイ酸塩水溶液の硬化剤としてはA法においては水に不
溶性ないし難溶性であるリン酸塩、縮合リン酸塩、ヘキ
サフルオロケイ酸塩の他セメント、石こう、水酸化アル
ミニウム、亜鉛末、亜鉛華等がよく有機酸のアミド類、
イミド類も使用可能である。
硬化剤の添加量は、有機質繊維体100部に対し通常0
.1〜150部であり、ポルトランドセメントは50〜
150部添加することにより後に含浸するケイ酸塩の硬
化反応が低温でも速かに起り、また吸湿による有機質繊
維のそりの発生もみられず、また難燃性の付与に効果的
である。
この場合アルミナセメント、スラグセメント等を単独あ
るいは混合して使用してもよい。
他の無機粉末、たとえばカオリン、タルク、クレイ、炭
酸カルシウム等をセメントの代りに多量添加した成型体
は難燃性ではあるが、耐水性、耐湿性がセメントの場合
より劣る傾向がある。
また必要ならば抄造工程で有機質繊維スラリー中に顔料
を有機質繊維100部に対し、0.1〜10部添加して
着色成型体とすることもできる。
B法において使用される硬化剤としてはリン酸アンモニ
ウム、リン酸水素アンモニウムナトリウム、リン酸水素
ニアンモニウム、リン酸水素マグネシウム、ヘキサフル
オロケイ酸亜鉛、ヘキサフルオロケイ酸マグネシウム、
ヘキサフルオロケイ酸アンモニウム、第1リン酸アルミ
ニウム、ホウ酸等の水溶液があげられ他にリン酸水溶液
、水酸化亜鉛、リン酸亜鉛等のアンモニア性もしくはリ
ン酸酸性水溶液等があげられる。
またマレイン酸、フタール酸等の有機酸水溶液等も使用
できる。
このような硬化剤水溶液の含浸量は有機質繊維成型体に
100部に対し固型分で0.1〜50部好ましくは0.
5〜30部程度である。
このような硬化剤水溶液またはケイ酸塩水溶液の浸透性
を助けるため界面活性剤を併用してもよい。
液の粘度は5〜10000 cp になるように調整す
るのが好ましい。
また含浸液(硬化剤液、ケイ酸塩水溶液)の付着量は有
機質繊維成型体に対し固型分で1〜200部、望ましく
は5〜100部が適当であり、成型体が燃焼試験(JI
S−A−1321−1970)の難燃3級の規格に合格
するは60部以上が適当である。
A法により硬化剤を含ませて抄造、成型しケイ酸塩水溶
液を含浸させた有機質繊維成型体、又B法により抄造、
成型し硬化剤溶液、ケイ酸水溶液を含浸させた有機質繊
維成型体はプレス加工する前に通風乾燥機および熱プレ
ス、風乾等にて予備乾燥される。
予備乾燥の程度は通常は水分量がプレス前の成型体重量
の15〜25%が好ましく15%以下であると、プレス
加工時に成型体に亀裂が入り、強度および耐水性が劣っ
た製品になる可能性が強(,25%以上ではプレス熱盤
に成型体が接着し、離型が不可能になる場合がある。
必要ならば離型性の改良のために、テフロンコーティン
グした熱盤あるいは鏡面を使用してもよいし、ポリエス
テルフィルムのごとき離型性あるフィルムを用いてもよ
い。
予備乾燥は常温で行ってもよいが速かに行うためには通
風乾燥機等で80〜120℃程度で行うのが好ましい。
次のプレス加工は100℃以上の高温、通常約140〜
170℃で行われる。
170℃以上では有機質繊維が分解し製品の性能が劣る
場合がある。
必要ならば、硬化後の成型体にシリコン樹脂の水溶液や
合成樹脂のエマルジョンを塗布して撥水性を付与したり
、商品価値を高めるために表面に化粧紙を貼ったり塗料
を塗布することもできる。
また防火性能を向上させるために表面に無機質の発泡性
塗料を塗布したり、不燃紙、不燃板を貼付けることもで
きる。
なお成型体を板状としたとき、その厚さは1〜501n
7ILが普通であるが建材として使用する場合は5〜3
0m71L程度が望ましい。
本発明法による有機質繊維成型体は有機質繊維の使用に
起因する燃焼もしくは有毒ガスの発生という欠点がケイ
酸塩の併用によって改良され、しかもこのバインダーと
なるケイ酸塩の水溶液とその硬化剤が内部に均一に含浸
された状態で硬化反応を起すので耐水性、耐湿性、機械
的強度等の性能が従来品より大巾に改良される。
それ故、従来あまり利用価値のなかった有機質繊維質の
廃棄物の有効利用を図りうるものである。
実施例 1 乾燥重量にてバガス75%(以下重量%を示す)、故紙
25%の水性スラリー(スラリー濃度5%)中に、硬化
剤としてバガスと故紙の合計量100部に対し酸性白土
4部、水酸化アルミニウム4部、リン酸アルミニウム2
部を添加し、100メツシユの5US27ステンレス金
網上に投入して抄造し105°Cの通風乾燥機にて約1
0時間乾燥させ、厚さ約20mmの原板を得た。
次に3号ケイ酸ナトリウム25%水溶液 (Na2O3,I 5in2)に湿潤剤としてナフタレ
ンスルフオン酸ソーダを0.2%添加した含浸液をつく
り、上記原板を2分30秒浸漬後、常温で12時間風乾
した。
風乾後の原板を油加熱のテフロンコーティングした熱盤
を有する尺角の熱プレス機を用いて2kg/aAの加圧
下で160℃、20分硬化させたところ厚さ約12朋の
成型板が得られた。
物性値を表1.2に示す。
実施例 2 乾燥重量にてバガス80%、故紙20%の水性スラリー
(スラリー濃度5%)中に硬化剤として白色ポルトラン
ドセメントをバガスと故紙との合計量と同重量添加後、
100メツシユの 5US27ステンレス金網上に投入して抄造し、80℃
の通風乾燥機にて約16時間乾燥させ厚さ約20朋の原
板を得た。
これを実施例1と同じ含浸液に5秒間浸漬後、105℃
の通風乾燥機にて約1時間乾燥した。
含浸乾燥後の原板の上下にポリエステルフィルムをあて
熱盤温度150℃の熱プレス機にて10kg/iの加圧
下で20分間硬化させ、厚さ約10朋の成形板を得た。
物性値を表1.2に示す。
実施例 3 乾燥重量にてバガス65%、故紙35%の水性スラリー
(スラリー濃度4%)を作製し、100メツシユの5U
S27ステンレス金網上に投入して抄造し105°Cの
通風乾燥機にて約14時間乾燥させ厚さ約20mrIt
の原板を得た。
この原板を第1リン酸アルミニウムの10%溶液に2分
間浸漬後、120°Cの通風乾燥機にて約2時間乾燥さ
せた。
次に、1号ケイ酸ナトリウム25%水溶液(Na2O2
5i02 )と3号ケイ酸ナトリウム20%水溶液との
同量混合液に湿潤剤としてナフタレンスルフオン酸ソー
ダを0.2%添加した含浸液をつくり上記原板を2分3
0秒浸漬した後、105℃の通風乾燥機にて約1時間乾
燥させた。
含浸乾燥後の原板の上下にポリエステルフィルムをあて
熱板温度150°Cの熱プレス機にて10kg/i加圧
下で20分間硬化させ厚さ約101n1nの成形板を得
た。
物性値を表1.2に示す。実施例 4 実施例3と同様の方法で原板を作製した後、ヘキサフル
オロケイ酸亜鉛およびヘキサフルオロケイ酸マグネシウ
ムを各5%含む硬化剤水溶液に5分間浸漬し室温で16
時間風乾した。
風乾後、実施例1と同様のケイ酸ナトリウム含浸液に1
0分間浸漬した後、室温で7時間風乾した。
その後の硬化工程は実施例3と同様であり得られた成型
板の物性値を表1.2に示す。
実施例 5 乾燥重量にて麦ワラ屑60%、故紙40%の水性スラリ
ー(スラリー濃度3%)中に、硬化剤として実施例2と
同様の硬化剤を麦ワラ屑と故紙の合計量100部に対し
70部を添加し実施例2と同様の方法で厚さ約20朋の
原板を得た。
次にケイ酸テトラエタノールアンモニウム20%水溶液
、3号ケイ酸ナトリウム20%水溶液 (Na2O3,I 5t02 )の同量混合液をつくり
、上記原板を30秒間浸漬後、常温で10時間、風乾し
た。
風乾後の原板をテフロンコーティングした熱盤を有する
尺角の熱プレス機を用いて10kg//CIILの加圧
下で150℃、20分硬化させたところ厚さ約10m7
1Lの成型板が得られた。
物性値を表1.2に示す。
実施例 6 乾燥重量で木粉70%、故紙30%の水性スラリー(ス
ラリー濃度3%)を作製し、実施例3と同様の方法で原
板を作製した後、第1リン酸アルミニウム10%溶液に
2分間浸漬後、120℃の通風乾燥機にて約2時間乾燥
させた。
次に3号ケイ酸ナトリウム25%水溶液とケイ酸カリウ
ム25%水溶液との同量混合液に湿潤剤としてナフタレ
ンスルフオン酸ソーダを0.2%添加した含浸液をつく
り上記原板を1分浸漬した後、105℃の通風乾燥機に
て約1時間乾燥させた。
その後の硬化工程は実施例3と同様であり、得られた成
型板の物性値を表1.2に示す。
参考例 1 実施例1と同様の原料を用い同じ成型、硬化方法を行い
含浸工程を省略した。
得られた製品の物性値を表1.2に示す。
参考例 2 実施例1と同様の原料を用い、成型工程において硬化剤
を添加しなかった他は全(同様の工程を行った。
得られた製品の機械的強度は向上し燃焼試験の規格にも
合格したが、耐水性はきわめて悪く、また吸湿後乾燥し
た製品にそりが発生した。
参考例 3 乾燥重量にてバガス75%、故紙25%の水性スラリー
(スラリー濃度5%)を100メツシユの5US27ス
テンレス金網上に投入して抄造し105°Cの通風乾燥
機にて約10時間乾燥させ厚さ約201nmの原板を得
た。
次に3号ケイ酸ナトリウム水溶液100部に対しヘキサ
フルオロケイ酸亜鉛およびヘキサフルオロケイ酸マグネ
シウム各5%を含む硬化剤水溶液100部を混合し、こ
れに上記原板を30秒間浸漬した。
この含浸板を120℃の通風乾燥機にて1時間乾燥後、
実施例1と同じ硬化方法を行った。
得られた製品の物性値は表1.2に示すように耐水性が
実施例に比し大巾に低下している。
すなわち含浸液の粘度が上昇したため、ケイ酸ナトリウ
ムと硬化剤の混合液が共に原板の表面にのみ付着し内部
まで含浸しなかったためであり、またこの含浸液は急速
に粘度が上昇し、ケイ酸ナトリウムと硬化剤の混合後約
5分で使用不能になった。
以下各実施例、参考例で得られた製品につき、強度試験
、耐水性、耐湿性試験、燃焼試験を行った結果を表1.
2に示す。
171−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バガス、ワラ屑、木粉、ヤシ殻より選ばれる有機質
    繊維廃棄物のスラリーを抄造して成型体を製造するに際
    し、上記有機質繊維廃棄物100重量部に対して故紙1
    〜100重量部を混合して水性スラリーとなし、該スラ
    リーの抄造前もしくは抄造後に硬化剤を混合もしくは含
    浸せしめ、次いでケイ酸塩水溶液を含浸せしめた後、熱
    圧成型することを特徴とする難燃性有機質繊維成型体の
    製法。
JP2979775A 1975-03-11 1975-03-11 難燃性有機質繊維成型体の製法 Expired JPS5929551B2 (ja)

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CN106045417B (zh) * 2016-05-27 2018-03-06 绵阳九三科技有限公司 一种含白水泥的防火门芯板及其制备方法

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