JPS6129909B2 - - Google Patents
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- JPS6129909B2 JPS6129909B2 JP5253479A JP5253479A JPS6129909B2 JP S6129909 B2 JPS6129909 B2 JP S6129909B2 JP 5253479 A JP5253479 A JP 5253479A JP 5253479 A JP5253479 A JP 5253479A JP S6129909 B2 JPS6129909 B2 JP S6129909B2
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F11/00—Compounds of calcium, strontium, or barium
- C01F11/46—Sulfates
- C01F11/466—Conversion of one form of calcium sulfate to another
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B14/00—Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B14/02—Granular materials, e.g. microballoons
- C04B14/36—Inorganic materials not provided for in groups C04B14/022 and C04B14/04 - C04B14/34
- C04B14/365—Gypsum
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Ceramic Engineering (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軽量のセツコウ成形体に関する。
従来、セツコウを原料とする軽量成形体は、多
量の水を使用する方法、軽量充填剤を用いる方
法、発泡法、繊維状セツコウを用いる方法などに
よつて製造されていた。しかしながら、これらの
方法を適用して得られるセツコウ成形体は十分な
強度を有するものではなかつた。 本出願人は先に、実質的に繊維状セツコウで形
成された球状セツコウを用いて軽量成形体を得る
方法を提案している。しかし、この球状セツコウ
は軽量ではあつても、かさ密度に限界があるた
め、該球状セツコウを用いて密度が0.3g/cm3以
下で、しかも十分な強度を有する成形体を得るこ
とができなかつた。 本発明の目的は、特定の製法によつて得られる
非常に軽量な球状セツコウを使用することによ
り、上記の諸欠点を解消した軽量セツコウ成形体
を提供することにある。 本発明の軽量セツコウ成形体は原料セツコウ
を、半水セツコウまたは微粉状無機物からなる種
晶の存在下に気泡を存在させた水性溶媒中で加熱
下、撹拌することによつて得られる実質的に繊維
状セツコウより形成された球状セツコウに水およ
び/または結合剤を配合して成形、硬化せしめる
ことによつて得られる。 まずはじめに、本発明の軽量セツコウ成形体を
製造するために用いる球状セツコウについて説明
する。該球状セツコウは、二水セツコウ、半水セ
ツコウ、可溶性無水セツコウおよびこれらの混合
物を原料セツコウとして用いて、この原料セツコ
ウを半水セツコウまたは微粉状無機物からなる種
晶の存在下に気泡を存在させた水溶性溶媒中で加
熱下、撹拌することにつて得られる。 原料セツコウとしては任意の起源のものを使用
でき、たとえば天然セツコウ、化学セツコウ、排
煙脱硫処理に際し副生するセツコウ等を用いるこ
とができる。 また水性溶媒としては、水またはこの水に酸、
水溶性有機物のいずれか一方あるいは両者を含有
せしめた水溶液をあげることができ、ここで使用
する酸は有機酸、無機酸のいずれでもよい。たと
えば有機酸としては酢酸、酒石酸、ギ酸、リンゴ
酸等が好ましく、無機酸としては塩酸、硫酸、硝
酸、ホウ酸等が好適である。また、酸水溶液の濃
度については特に制限はないが、通常は有機酸の
場合0.05〜80重量%、好ましくは0.2〜40重量%
とし、無機酸の場合0.01〜50重量%、好ましくは
は0.05〜20重量%とする。一方、水溶性有機物と
しては、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、グリセリン等が好適に使用でき、水溶液中
における濃度は一般に0.02〜40重量%、好ましく
は0.1〜20重量%である。 原料セツコウは上記水性溶媒に対して室温下で
全量を加えて混合したのち所定温度まで加熱して
もよく、あるいは予め水性溶媒を所定温度に加熱
しておき、しかる後に原料セツコウを添加、混合
してもよい。さらに、上記原料セツコウに、半水
セツコウまたは微粉状無機物からなる種晶を添加
してよりよい球状セツコウを製造する。なお、上
記水性溶媒に対して混合すべき原料セツコウの量
は特に制限はないが、一般的には溶媒の重量に基
いて0.5〜50重量%、好ましくは2〜30重量%の
範囲で選定し、スラリー状に調製する。 このようにして調製したスラリーを100〜180
℃、好ましくは105〜140℃の温度に加熱して撹拌
しながら水熱反応を行なわしめる。この水熱反応
は、通常加圧下に行なわれることになり、前記範
囲外の温度では軽量の球状セツコウを得ることが
困難であり、しかも反応時間が長くなる。水熱反
応は、水性溶媒中に気泡を存在させた状態で行な
わしめるが、この際の気泡は、たとえば空気や窒
素ガスなどを水性溶媒に導入したり、空気連行剤
もしくは発泡剤を添加せしめることによつて反応
系に存在させることができる。前者の場合には素
焼板などを用いて行なうことができ、後者の場合
における空気連行剤もしくは発泡剤として、たと
えばサポニン、石けん、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ、ポリオキシエチレンアルキル硫酸ナ
トリウム等を用いることができ、またアルコール
類などの助剤を併用することもできる。なお、必
要に応じて反応系にポリビニルアルコール、メチ
ルセルロースなどの増粘剤を加えることもでき
る。 反応時間に関しては、実質的に繊維状セツコウ
より形成された球状セツコウが得られるまでとす
ることが必要であるが、通常は1分〜90分でよ
く、好ましくは3〜60分とすればよい。この反応
時間は反応温度の影響を受けるが、加圧下で行な
うことにより常圧下で行なう場合よりも著しく短
縮することができる。また、球状セツコウを得る
ためには撹拌することが必要であり、その手段と
して通常は撹拌羽根を用いるが、同様な効果が得
られる他の方法を任意に利用することができる。 球状セツコウは、最初に生成した短繊維状セツ
コウが撹拌効果によりからみ合つて球状体を形成
することにより得られるものと考えられるが、水
性溶媒中に気泡を存在させているため、球状セツ
コウの生成過程において繊維状セツコウがからみ
合う際に多数の気泡が取り込まれ、球状セツコウ
が形成された後、この気泡が除かれて空隙を生じ
るため、非常に軽量の球状セツコウが得られるも
のと推定される。 水熱反応終了後、通常は反応混合物の熱時固液
分離を行ない、液状物は反応溶媒として再使用す
る。含溶媒率(溶媒/固形分×100)が40%以下
の固形物は乾燥して半水の球状セツコウを得る。
乾燥処理は50〜120℃の温度で1〜3時間加熱す
ることにより行なう。得られる半水球状セツコウ
は可溶性であり、水の存在下で二水の球状セツコ
ウに変換させることのできる。また、この半水球
状セツコウを安定させるため、200℃程度で加熱
処理を行ない可溶性型無水セツコウとし、さら
に500〜800℃の加熱処理により型無水セツコウ
とすることができる。セツコウの安定化は、この
ような加熱処理によるほか有機重合体等による処
理によつて行なうことも可能である。さらに、水
熱反応終了後の球状セツコウのスラリーはそのま
ま素材として各種用途に利用することもできる。 このようにして得られる球状セツコウは直径が
0.01〜10mm、通常は0.05〜1mm、かさ密度0.01〜
0.1g/cm3という非常に軽量で均質なものであ
る。 本発明に係る軽量セツコウ成形体は、上記した
特定の製法によつて得られる軽量球状セツコウに
水および/または結合剤を配合して成形、硬化せ
しめることによつて製造することができる。 球状セツコウに加える水の量は水和硬化の場
合、半水セツコウまたは無水セツコウが二水セツ
コウに変換するために必要な理論水和量以上とす
べきであり、水を加えた混合物を圧縮、押出、流
し込み、抄造、吹付等の成形法によつて成形し、
水和硬化せしめる。なお、水和硬化せしめるに際
し、結合剤を加えることによつてセツコウの結合
を強固にし、一層強度を向上させることができ
る。また、結合剤を用いれば、水和硬化を必ずし
も必要としないで成形体を得ることができること
は勿論である。この目的に適う結合剤としてポリ
ビニルアルコール、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル
アミド、ポリアクリル酸、ポリエチレンオキシド
などの水溶性有機重合体、酢酸ビニルエマルジヨ
ン、アクリル樹脂エマルジヨンなどの水分散性有
機重合体、アクリル酸エステル、カルボキシメチ
ルセルロースなどの有機系結合剤やシリカゾル、
アルミナゾルなどの水分散系コロイド形成性無機
化合物、水ガラス、けい酸ソーダなどの水溶性無
機化合物、燐酸アルミニウム、燐酸マグネシウム
などの無機系結合剤、セメント、セツコウなどの
水硬性材料等を併用することができる。これら結
合剤は球状セツコウ100重量部あたり0.01〜100重
量部、好ましくは0.1〜20重量部の割合で用い
る。なお、球状セツコウとして型無水セツコウ
を使用し、結合剤を用いた場合は、水と共に硬化
促進剤を使用する必要がある。ここで用いる硬化
促進剤としては硫酸マグネシウム、塩化カルシウ
ム、硫酸銅、硫酸アルミニウムなどがある。 さらに所望により、ガラス繊維、アスベスト、
ロツクウール、型無水セツコウ繊維などの無機
系繊維、合成繊維、パルプ、木粉などの有機系材
料等の補強材料を球状セツコウ100重量部あたり
0.01〜100重量部、好ましくは0.1〜20重量部の割
合で加えたり、パーライト、シラスバルーン、バ
ーミキユライトなどの軽量骨材、硫酸マグネシウ
ム、塩化カルシウム、硫酸カリウムなどの硬化促
進剤、ゼラチンなどの硬化遅延剤等を適宜選択し
て添加することができる。 上記の如く、球状セツコウに水および/または
結合剤ならびに必要な他の添加剤を加えてスラリ
ーとしたのち、各種の成形方法により成形して、
硬化せしめることによつて目的とする成形体を得
る。硬化後、遊離水分は乾燥等の手段により除去
する。 本発明の成形体は密度が0.5g/cm2以下、特に
0.3g/cm3以下という非常に軽量であることが大
きな特色である。しかも、軽量であるにも拘らず
機械的強度が高く、かつ熱伝導率が小さく良好な
保温性、断熱性を有し、吸音特性の良好である。
また、成形体の製造という立場から判断すると、
球状セツコウを素としているため、繊維状のもの
と比較して結晶破損がきわめて少なく、作業性の
向上を図ることができるという特色を有してい
る。 本発明の軽量セツコウ成形体は保温材、断熱
材、吸音材、天井材、芯材等として有効に使用で
き、とりわけ軽量であることを要求される分野に
おいて有利に用いられる。 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 製造例 1 3容のステンレス製オートクレープに0.5重
量%の酢酸水溶液2を仕込み、100r.p.m.で撹
拌しながら140℃に昇温し、この温度で二水セツ
コウ80gと種晶としてβ−半水セツコウ4gを投
入し、135℃で20分間反応させた。なお、この際
にオートクレープ下部より焼結板を介して30c.c./
分の速度で溶媒中に空気を導入した。 次いで反応物を熱時ろ過し、さらにメタノール
で洗浄して反応生成物を得た。この生成物を60℃
で3時間乾燥処理を行ない、半水軽量球状セツコ
ウを得た。このセツコウは径が100〜300μ、かさ
密度が0.07g/cm3であつた。 この半水球状セツコウをさらに800℃で2時間
加熱して無水球状セツコウを得た。 製造例 2 製造例1において用いた酢酸水溶液に代え、水
2を用い、かつ撹拌機の回転数を200r.p.m.と
し、常温において原料の二水セツコウ200gおよ
び種晶のβ−半水セツコウ10gを投入し、次いで
140℃に昇温して20分間反応させたほかは、製造
例1と同様の操作をして無水球状セツコウを得
た。 参考例 1 上記製造例1において空気の導入を行なわなか
つたこと以外は同様にして半水球状セツコウを得
た。このセツコウの径は100〜300μであり、かさ
密度は0.14g/cm3であつた。 参考例 2 3容のステンレス製オートクレープに水2
を仕込み、100r.p.m.で撹拌しながら140℃に昇温
し、この温度で種晶は用いず、原料の二水セツコ
ウ80gを投入し、135℃で2時間反応を行なつ
た。 次いで反応物を熱時ろ過し、さらにメタノール
で洗浄して反応生成物を得た。この生成物を60℃
で3時間乾燥処理を行ない、半水繊維状セツコウ
を得た。このセツコウの径は0.5〜2μであり、
長さは100〜500μ、かさ密度は0.09g/cm3であつ
た。 実施例 1〜9 前記製造例1で得られた球状セツコウを用いて
表−1に示したスラリー配合物を調製し、このス
ラリー配合物を抄造面100mm×100mmで40メツシユ
の金網をもつ抄造型枠に流し込み、抄造圧縮成型
し100mm×100mm×20mmの成形体を得た。 脱型した後、成形体を60℃の熱風乾燥機で乾燥
した。このようにして得られた成形体の物性につ
いての測定値を表−1に示す。 実施例 10 前記製造例2で得られた無水球状セツコウを用
いて表−1に示したスラリー配合物を調製し、以
下実施例1〜9と同様にして成形体を得た。この
ものの物性を表−1に示す。 比較例 1〜2 前記参考例1で得られた半水球状セツコウを用
いて表−1に示したスラリー配合物を調製し、以
下実施例1〜9と同様にして成形体を得た。この
ものの物性を表−1に示す。 比較例 1〜2 前記参考例1で得られた半水球状セツコウを用
いて表−1に示したスラリー配合物を調製し、以
下実施例1〜9と同様にして成形体を得た。この
ものの物性を表−1に示す。 比較例 3 前記参考例2で得られた半水繊維状セツコウを
用いて表−1に示したスラリー配合物を調製し、
以下実施例1〜9と同様にして成形体を得た。こ
のものの物性を表−1に示す。 【表】
量の水を使用する方法、軽量充填剤を用いる方
法、発泡法、繊維状セツコウを用いる方法などに
よつて製造されていた。しかしながら、これらの
方法を適用して得られるセツコウ成形体は十分な
強度を有するものではなかつた。 本出願人は先に、実質的に繊維状セツコウで形
成された球状セツコウを用いて軽量成形体を得る
方法を提案している。しかし、この球状セツコウ
は軽量ではあつても、かさ密度に限界があるた
め、該球状セツコウを用いて密度が0.3g/cm3以
下で、しかも十分な強度を有する成形体を得るこ
とができなかつた。 本発明の目的は、特定の製法によつて得られる
非常に軽量な球状セツコウを使用することによ
り、上記の諸欠点を解消した軽量セツコウ成形体
を提供することにある。 本発明の軽量セツコウ成形体は原料セツコウ
を、半水セツコウまたは微粉状無機物からなる種
晶の存在下に気泡を存在させた水性溶媒中で加熱
下、撹拌することによつて得られる実質的に繊維
状セツコウより形成された球状セツコウに水およ
び/または結合剤を配合して成形、硬化せしめる
ことによつて得られる。 まずはじめに、本発明の軽量セツコウ成形体を
製造するために用いる球状セツコウについて説明
する。該球状セツコウは、二水セツコウ、半水セ
ツコウ、可溶性無水セツコウおよびこれらの混合
物を原料セツコウとして用いて、この原料セツコ
ウを半水セツコウまたは微粉状無機物からなる種
晶の存在下に気泡を存在させた水溶性溶媒中で加
熱下、撹拌することにつて得られる。 原料セツコウとしては任意の起源のものを使用
でき、たとえば天然セツコウ、化学セツコウ、排
煙脱硫処理に際し副生するセツコウ等を用いるこ
とができる。 また水性溶媒としては、水またはこの水に酸、
水溶性有機物のいずれか一方あるいは両者を含有
せしめた水溶液をあげることができ、ここで使用
する酸は有機酸、無機酸のいずれでもよい。たと
えば有機酸としては酢酸、酒石酸、ギ酸、リンゴ
酸等が好ましく、無機酸としては塩酸、硫酸、硝
酸、ホウ酸等が好適である。また、酸水溶液の濃
度については特に制限はないが、通常は有機酸の
場合0.05〜80重量%、好ましくは0.2〜40重量%
とし、無機酸の場合0.01〜50重量%、好ましくは
は0.05〜20重量%とする。一方、水溶性有機物と
しては、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、グリセリン等が好適に使用でき、水溶液中
における濃度は一般に0.02〜40重量%、好ましく
は0.1〜20重量%である。 原料セツコウは上記水性溶媒に対して室温下で
全量を加えて混合したのち所定温度まで加熱して
もよく、あるいは予め水性溶媒を所定温度に加熱
しておき、しかる後に原料セツコウを添加、混合
してもよい。さらに、上記原料セツコウに、半水
セツコウまたは微粉状無機物からなる種晶を添加
してよりよい球状セツコウを製造する。なお、上
記水性溶媒に対して混合すべき原料セツコウの量
は特に制限はないが、一般的には溶媒の重量に基
いて0.5〜50重量%、好ましくは2〜30重量%の
範囲で選定し、スラリー状に調製する。 このようにして調製したスラリーを100〜180
℃、好ましくは105〜140℃の温度に加熱して撹拌
しながら水熱反応を行なわしめる。この水熱反応
は、通常加圧下に行なわれることになり、前記範
囲外の温度では軽量の球状セツコウを得ることが
困難であり、しかも反応時間が長くなる。水熱反
応は、水性溶媒中に気泡を存在させた状態で行な
わしめるが、この際の気泡は、たとえば空気や窒
素ガスなどを水性溶媒に導入したり、空気連行剤
もしくは発泡剤を添加せしめることによつて反応
系に存在させることができる。前者の場合には素
焼板などを用いて行なうことができ、後者の場合
における空気連行剤もしくは発泡剤として、たと
えばサポニン、石けん、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ、ポリオキシエチレンアルキル硫酸ナ
トリウム等を用いることができ、またアルコール
類などの助剤を併用することもできる。なお、必
要に応じて反応系にポリビニルアルコール、メチ
ルセルロースなどの増粘剤を加えることもでき
る。 反応時間に関しては、実質的に繊維状セツコウ
より形成された球状セツコウが得られるまでとす
ることが必要であるが、通常は1分〜90分でよ
く、好ましくは3〜60分とすればよい。この反応
時間は反応温度の影響を受けるが、加圧下で行な
うことにより常圧下で行なう場合よりも著しく短
縮することができる。また、球状セツコウを得る
ためには撹拌することが必要であり、その手段と
して通常は撹拌羽根を用いるが、同様な効果が得
られる他の方法を任意に利用することができる。 球状セツコウは、最初に生成した短繊維状セツ
コウが撹拌効果によりからみ合つて球状体を形成
することにより得られるものと考えられるが、水
性溶媒中に気泡を存在させているため、球状セツ
コウの生成過程において繊維状セツコウがからみ
合う際に多数の気泡が取り込まれ、球状セツコウ
が形成された後、この気泡が除かれて空隙を生じ
るため、非常に軽量の球状セツコウが得られるも
のと推定される。 水熱反応終了後、通常は反応混合物の熱時固液
分離を行ない、液状物は反応溶媒として再使用す
る。含溶媒率(溶媒/固形分×100)が40%以下
の固形物は乾燥して半水の球状セツコウを得る。
乾燥処理は50〜120℃の温度で1〜3時間加熱す
ることにより行なう。得られる半水球状セツコウ
は可溶性であり、水の存在下で二水の球状セツコ
ウに変換させることのできる。また、この半水球
状セツコウを安定させるため、200℃程度で加熱
処理を行ない可溶性型無水セツコウとし、さら
に500〜800℃の加熱処理により型無水セツコウ
とすることができる。セツコウの安定化は、この
ような加熱処理によるほか有機重合体等による処
理によつて行なうことも可能である。さらに、水
熱反応終了後の球状セツコウのスラリーはそのま
ま素材として各種用途に利用することもできる。 このようにして得られる球状セツコウは直径が
0.01〜10mm、通常は0.05〜1mm、かさ密度0.01〜
0.1g/cm3という非常に軽量で均質なものであ
る。 本発明に係る軽量セツコウ成形体は、上記した
特定の製法によつて得られる軽量球状セツコウに
水および/または結合剤を配合して成形、硬化せ
しめることによつて製造することができる。 球状セツコウに加える水の量は水和硬化の場
合、半水セツコウまたは無水セツコウが二水セツ
コウに変換するために必要な理論水和量以上とす
べきであり、水を加えた混合物を圧縮、押出、流
し込み、抄造、吹付等の成形法によつて成形し、
水和硬化せしめる。なお、水和硬化せしめるに際
し、結合剤を加えることによつてセツコウの結合
を強固にし、一層強度を向上させることができ
る。また、結合剤を用いれば、水和硬化を必ずし
も必要としないで成形体を得ることができること
は勿論である。この目的に適う結合剤としてポリ
ビニルアルコール、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル
アミド、ポリアクリル酸、ポリエチレンオキシド
などの水溶性有機重合体、酢酸ビニルエマルジヨ
ン、アクリル樹脂エマルジヨンなどの水分散性有
機重合体、アクリル酸エステル、カルボキシメチ
ルセルロースなどの有機系結合剤やシリカゾル、
アルミナゾルなどの水分散系コロイド形成性無機
化合物、水ガラス、けい酸ソーダなどの水溶性無
機化合物、燐酸アルミニウム、燐酸マグネシウム
などの無機系結合剤、セメント、セツコウなどの
水硬性材料等を併用することができる。これら結
合剤は球状セツコウ100重量部あたり0.01〜100重
量部、好ましくは0.1〜20重量部の割合で用い
る。なお、球状セツコウとして型無水セツコウ
を使用し、結合剤を用いた場合は、水と共に硬化
促進剤を使用する必要がある。ここで用いる硬化
促進剤としては硫酸マグネシウム、塩化カルシウ
ム、硫酸銅、硫酸アルミニウムなどがある。 さらに所望により、ガラス繊維、アスベスト、
ロツクウール、型無水セツコウ繊維などの無機
系繊維、合成繊維、パルプ、木粉などの有機系材
料等の補強材料を球状セツコウ100重量部あたり
0.01〜100重量部、好ましくは0.1〜20重量部の割
合で加えたり、パーライト、シラスバルーン、バ
ーミキユライトなどの軽量骨材、硫酸マグネシウ
ム、塩化カルシウム、硫酸カリウムなどの硬化促
進剤、ゼラチンなどの硬化遅延剤等を適宜選択し
て添加することができる。 上記の如く、球状セツコウに水および/または
結合剤ならびに必要な他の添加剤を加えてスラリ
ーとしたのち、各種の成形方法により成形して、
硬化せしめることによつて目的とする成形体を得
る。硬化後、遊離水分は乾燥等の手段により除去
する。 本発明の成形体は密度が0.5g/cm2以下、特に
0.3g/cm3以下という非常に軽量であることが大
きな特色である。しかも、軽量であるにも拘らず
機械的強度が高く、かつ熱伝導率が小さく良好な
保温性、断熱性を有し、吸音特性の良好である。
また、成形体の製造という立場から判断すると、
球状セツコウを素としているため、繊維状のもの
と比較して結晶破損がきわめて少なく、作業性の
向上を図ることができるという特色を有してい
る。 本発明の軽量セツコウ成形体は保温材、断熱
材、吸音材、天井材、芯材等として有効に使用で
き、とりわけ軽量であることを要求される分野に
おいて有利に用いられる。 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 製造例 1 3容のステンレス製オートクレープに0.5重
量%の酢酸水溶液2を仕込み、100r.p.m.で撹
拌しながら140℃に昇温し、この温度で二水セツ
コウ80gと種晶としてβ−半水セツコウ4gを投
入し、135℃で20分間反応させた。なお、この際
にオートクレープ下部より焼結板を介して30c.c./
分の速度で溶媒中に空気を導入した。 次いで反応物を熱時ろ過し、さらにメタノール
で洗浄して反応生成物を得た。この生成物を60℃
で3時間乾燥処理を行ない、半水軽量球状セツコ
ウを得た。このセツコウは径が100〜300μ、かさ
密度が0.07g/cm3であつた。 この半水球状セツコウをさらに800℃で2時間
加熱して無水球状セツコウを得た。 製造例 2 製造例1において用いた酢酸水溶液に代え、水
2を用い、かつ撹拌機の回転数を200r.p.m.と
し、常温において原料の二水セツコウ200gおよ
び種晶のβ−半水セツコウ10gを投入し、次いで
140℃に昇温して20分間反応させたほかは、製造
例1と同様の操作をして無水球状セツコウを得
た。 参考例 1 上記製造例1において空気の導入を行なわなか
つたこと以外は同様にして半水球状セツコウを得
た。このセツコウの径は100〜300μであり、かさ
密度は0.14g/cm3であつた。 参考例 2 3容のステンレス製オートクレープに水2
を仕込み、100r.p.m.で撹拌しながら140℃に昇温
し、この温度で種晶は用いず、原料の二水セツコ
ウ80gを投入し、135℃で2時間反応を行なつ
た。 次いで反応物を熱時ろ過し、さらにメタノール
で洗浄して反応生成物を得た。この生成物を60℃
で3時間乾燥処理を行ない、半水繊維状セツコウ
を得た。このセツコウの径は0.5〜2μであり、
長さは100〜500μ、かさ密度は0.09g/cm3であつ
た。 実施例 1〜9 前記製造例1で得られた球状セツコウを用いて
表−1に示したスラリー配合物を調製し、このス
ラリー配合物を抄造面100mm×100mmで40メツシユ
の金網をもつ抄造型枠に流し込み、抄造圧縮成型
し100mm×100mm×20mmの成形体を得た。 脱型した後、成形体を60℃の熱風乾燥機で乾燥
した。このようにして得られた成形体の物性につ
いての測定値を表−1に示す。 実施例 10 前記製造例2で得られた無水球状セツコウを用
いて表−1に示したスラリー配合物を調製し、以
下実施例1〜9と同様にして成形体を得た。この
ものの物性を表−1に示す。 比較例 1〜2 前記参考例1で得られた半水球状セツコウを用
いて表−1に示したスラリー配合物を調製し、以
下実施例1〜9と同様にして成形体を得た。この
ものの物性を表−1に示す。 比較例 1〜2 前記参考例1で得られた半水球状セツコウを用
いて表−1に示したスラリー配合物を調製し、以
下実施例1〜9と同様にして成形体を得た。この
ものの物性を表−1に示す。 比較例 3 前記参考例2で得られた半水繊維状セツコウを
用いて表−1に示したスラリー配合物を調製し、
以下実施例1〜9と同様にして成形体を得た。こ
のものの物性を表−1に示す。 【表】
Claims (1)
- 1 原料セツコウを、半水セツコウまたは微粉状
無機物からなる種晶の存在下に気泡を存在させた
水性溶媒中で加熱下、撹拌することによつて得ら
れる実質的に繊維状セツコウより形成された球状
セツコウに水および/または結合剤を配合して成
形、硬化せしめてなる軽量セツコウ成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5253479A JPS55144464A (en) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | Lightweight gypsum formed body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5253479A JPS55144464A (en) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | Lightweight gypsum formed body |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55144464A JPS55144464A (en) | 1980-11-11 |
| JPS6129909B2 true JPS6129909B2 (ja) | 1986-07-10 |
Family
ID=12917423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5253479A Granted JPS55144464A (en) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | Lightweight gypsum formed body |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55144464A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007302483A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Yoshino Gypsum Co Ltd | Ii型無水石膏中空球状粒子、ii型無水石膏中空球状粒子製造方法および多孔質軽量石膏硬化体 |
-
1979
- 1979-05-01 JP JP5253479A patent/JPS55144464A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55144464A (en) | 1980-11-11 |
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