JPS5930059B2 - 牛初乳粉末の製造法 - Google Patents
牛初乳粉末の製造法Info
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- JPS5930059B2 JPS5930059B2 JP53068777A JP6877778A JPS5930059B2 JP S5930059 B2 JPS5930059 B2 JP S5930059B2 JP 53068777 A JP53068777 A JP 53068777A JP 6877778 A JP6877778 A JP 6877778A JP S5930059 B2 JPS5930059 B2 JP S5930059B2
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- raw paddy
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Fodder In General (AREA)
- Dairy Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、牛初乳に大量に含まれている免疫グロブリン
等の感染防御物質の加熱殺菌処理による失活を少なくし
た牛初乳粉末の製造法に関する。
等の感染防御物質の加熱殺菌処理による失活を少なくし
た牛初乳粉末の製造法に関する。
本発明の目的は、大量かつ安価に牛初乳粉末を提供し、
牛初乳を乳児または家畜の下痢症の治療、予防にまたは
飼料の1成分として有効に利用することにある。
牛初乳を乳児または家畜の下痢症の治療、予防にまたは
飼料の1成分として有効に利用することにある。
従来家畜の下痢症等の治療には、抗生物質あるいはその
他の薬剤が使用されているが、これらの薬剤は牛乳、肉
、卵等へ移行し、人間が摂取するためには不都合があっ
た。
他の薬剤が使用されているが、これらの薬剤は牛乳、肉
、卵等へ移行し、人間が摂取するためには不都合があっ
た。
一方中初乳に高濃度で含有されているγ−グロブリン等
の免疫物質が家畜、特に仔牛の下痢症の予防または治療
に有効であることは知られている( P−L−Ingr
anら: Journal of Pathology
and Bacteriology、 72巻、56
1〜568頁、1956年及びH,W−Sm1th:
Journal of Pa−thology and
Bacteriology、84巻、147〜168
頁、1962年)。
の免疫物質が家畜、特に仔牛の下痢症の予防または治療
に有効であることは知られている( P−L−Ingr
anら: Journal of Pathology
and Bacteriology、 72巻、56
1〜568頁、1956年及びH,W−Sm1th:
Journal of Pa−thology and
Bacteriology、84巻、147〜168
頁、1962年)。
また難治性下痢症の乳児に牛初乳の凍結乾燥物を投与す
ることにより、治療効果が認められたとの知見も発表さ
れている( L −B 、 Fernandezら:
American Journal ofClinic
al Nutrition、 26巻、383〜384
頁、1973年)。
ることにより、治療効果が認められたとの知見も発表さ
れている( L −B 、 Fernandezら:
American Journal ofClinic
al Nutrition、 26巻、383〜384
頁、1973年)。
分娩後5日間に搾乳された牛乳は、厚生省令(昭和26
年厚生省令第52号)により乳あるいは乳製品の原料と
して使用できないことから、従来主として仔牛に与える
かまたは廃棄するかのいずれかの処分がなされ、有効な
利用方法はなかった。
年厚生省令第52号)により乳あるいは乳製品の原料と
して使用できないことから、従来主として仔牛に与える
かまたは廃棄するかのいずれかの処分がなされ、有効な
利用方法はなかった。
牛初乳は濃厚な黄色を呈し、異臭及び苦味を有し、粘性
が高く、酸性反応を示す。
が高く、酸性反応を示す。
そして牛初乳は常乳(分娩後6日以後に搾乳された牛乳
)に比較して、固形分含量が高く、乳糖及び脂肪含量が
少なく、蛋白質(特にグロブリン)、灰分及びビタミン
類(特にビタミンA)の含量が高い。
)に比較して、固形分含量が高く、乳糖及び脂肪含量が
少なく、蛋白質(特にグロブリン)、灰分及びビタミン
類(特にビタミンA)の含量が高い。
従って常乳と異なり牛初乳の加工処理は極めて困難であ
り、例えば63℃、30分の低温殺菌によっても凝固し
易いので、牛初乳の加熱殺菌処理は、従来性なわれてお
らず、まして牛初乳を噴霧乾燥法により粉末化する方法
は従来知られていない。
り、例えば63℃、30分の低温殺菌によっても凝固し
易いので、牛初乳の加熱殺菌処理は、従来性なわれてお
らず、まして牛初乳を噴霧乾燥法により粉末化する方法
は従来知られていない。
かすかに凍結乾燥法により牛初乳を実験室的に粉末化す
る試みがなされている(小林博史ら:埼玉県立畜産試験
所年報、昭和51年度年報、61〜81頁、1977年
)。
る試みがなされている(小林博史ら:埼玉県立畜産試験
所年報、昭和51年度年報、61〜81頁、1977年
)。
以上のように生籾乳粉末を工業的に大量かつ安価に製造
し、これを利用する試みは従来存在しない。
し、これを利用する試みは従来存在しない。
本発明者らは、生籾乳中に含まれている感染防御物質の
失活を可及的に少なくし、生籾乳の凝固を生じさせず、
殺菌、乾燥する方法について研究を行ない、生籾乳を殺
菌する温度と時間とによって決定される滴定酸度以下に
、生籾乳の滴定酸度を調整することにより、従来不可能
とされていた生籾乳の殺菌、乾燥を実施できることを見
出し、本発明を完成した。
失活を可及的に少なくし、生籾乳の凝固を生じさせず、
殺菌、乾燥する方法について研究を行ない、生籾乳を殺
菌する温度と時間とによって決定される滴定酸度以下に
、生籾乳の滴定酸度を調整することにより、従来不可能
とされていた生籾乳の殺菌、乾燥を実施できることを見
出し、本発明を完成した。
本発明の方法は、分娩後72時間以内に搾乳された生籾
乳に、一価のアルカリ剤を加え、滴定酸度(乳酸酸度)
を殺菌温度と殺菌時間とから式%式%() (ただし、上式においてAは乳酸酸度で表わされる0、
2から0.6%(重量)の範囲の滴定酸度、Lは分で表
わされる加熱時間、Tは55℃から75℃の範囲の加熱
殺菌温度)により決定される数値以下に調整し、前記の
加熱殺菌温度で前記の加熱殺菌時間保持して殺菌し、乾
燥することを特徴とする活性な感染防御物質を含有する
生籾乳粉末の■“製造法である。
乳に、一価のアルカリ剤を加え、滴定酸度(乳酸酸度)
を殺菌温度と殺菌時間とから式%式%() (ただし、上式においてAは乳酸酸度で表わされる0、
2から0.6%(重量)の範囲の滴定酸度、Lは分で表
わされる加熱時間、Tは55℃から75℃の範囲の加熱
殺菌温度)により決定される数値以下に調整し、前記の
加熱殺菌温度で前記の加熱殺菌時間保持して殺菌し、乾
燥することを特徴とする活性な感染防御物質を含有する
生籾乳粉末の■“製造法である。
次に本発明の方法について詳述する。
本発明の方法において使用する生籾乳は、分娩後72時
間以内に搾乳されたものであり、感染防御物質であるr
−グロブリン等を多量に含有し、乳酸酸度で表わされる
滴定酸度(以下滴定酸度と記載する)が通常0.6%(
重量。
間以内に搾乳されたものであり、感染防御物質であるr
−グロブリン等を多量に含有し、乳酸酸度で表わされる
滴定酸度(以下滴定酸度と記載する)が通常0.6%(
重量。
以下同じ)以下である。搾乳後の取扱いが悪く、滴定酸
度が0.6係を超える生籾乳は、本発明の方法に使用で
きない。
度が0.6係を超える生籾乳は、本発明の方法に使用で
きない。
生籾乳は、常乳と同様に搾乳され、処理場に搬入される
。
。
この搬入された生籾乳を、搾乳と同様渥過布でE過し、
塵埃を除去し、貯蔵タンクに入れ、攪拌しながら約4℃
に冷却する。
塵埃を除去し、貯蔵タンクに入れ、攪拌しながら約4℃
に冷却する。
そしてその一部を採取し、常法(厚生省環境衛生局監修
、[食品衛生検査指針■食品別J、266頁、日本食品
衛生協会発行、昭和53年3月)により滴定酸度を測定
する。
、[食品衛生検査指針■食品別J、266頁、日本食品
衛生協会発行、昭和53年3月)により滴定酸度を測定
する。
次いで55〜75℃の殺菌温度及び15秒〜60分間の
殺菌時間の範囲から、任意に選択される殺菌温度及び時
間から前記式(I)により求められる滴定酸度の数値以
下になるよう、生籾乳に一価のアルカリ剤を添加し、滴
定酸度を調整する。
殺菌時間の範囲から、任意に選択される殺菌温度及び時
間から前記式(I)により求められる滴定酸度の数値以
下になるよう、生籾乳に一価のアルカリ剤を添加し、滴
定酸度を調整する。
殺菌温度と殺菌時間による調整すべき滴定酸度を例示す
れば第1表のとおりである。
れば第1表のとおりである。
本発明の方法において加熱時間及び加熱温度をそれぞれ
15秒〜60分及び55〜75℃と限定したのは、55
℃未満の温度では例え60分以上加熱しても充分な殺菌
効果が得られないこと、75℃を超える温度では、例え
短時間の加熱であっても感染防御物質の変性が著しくな
ること、60分以上加熱することは製造工程上望ましく
ないことのためである。
15秒〜60分及び55〜75℃と限定したのは、55
℃未満の温度では例え60分以上加熱しても充分な殺菌
効果が得られないこと、75℃を超える温度では、例え
短時間の加熱であっても感染防御物質の変性が著しくな
ること、60分以上加熱することは製造工程上望ましく
ないことのためである。
また本発明の方法においては感染防御物質を失活せずに
生籾乳を殺菌するために加熱するのであるから、例えば
55℃15秒あるいは75℃60分のような加熱条件の
選択はあり得ない。
生籾乳を殺菌するために加熱するのであるから、例えば
55℃15秒あるいは75℃60分のような加熱条件の
選択はあり得ない。
望ましい殺菌条件は63℃30分あるいは70℃1分で
ある。
ある。
また、生籾乳の滴定酸度を0.2〜0.6係としたのは
、0.6係を超える滴定酸度の生籾乳では沈殿を生じ易
いために望ましくなく、また0、2係未満の生籾乳では
加熱によ、る凝固が生じにくいためである。
、0.6係を超える滴定酸度の生籾乳では沈殿を生じ易
いために望ましくなく、また0、2係未満の生籾乳では
加熱によ、る凝固が生じにくいためである。
添加する一価のアルカリ剤の種類は特に限定されるもの
ではないが、水酸化ナトリウムが最も望ましい。
ではないが、水酸化ナトリウムが最も望ましい。
カルシウム、マグネシウム等を含有する二価のアルカリ
剤は、加熱時における生籾乳の凝固を促進するので、本
発明の方法においては使用できない。
剤は、加熱時における生籾乳の凝固を促進するので、本
発明の方法においては使用できない。
一価のアルカリ剤は、粉末または水溶液で生籾乳に添加
される。
される。
添加量は、生籾乳の滴定酸度と調整されるべき生籾乳の
滴定酸度との差及び処理する生籾乳量から容易に算出さ
れる。
滴定酸度との差及び処理する生籾乳量から容易に算出さ
れる。
例えば滴定酸度0,6係の生籾乳500Kgを63℃3
0分間加熱殺菌するものとすれば、式(1)から調整さ
れるべき滴定酸度は −0,2X 1.48 (log 30) −0,02
X63+ 1.9=0.34(%)となる。
0分間加熱殺菌するものとすれば、式(1)から調整さ
れるべき滴定酸度は −0,2X 1.48 (log 30) −0,02
X63+ 1.9=0.34(%)となる。
そしてこれら2つの滴定酸度の差0.26係を中和する
に必要な一価のアルカリ剤、例えば水酸化ナトリウムの
量は 0.00116X500000=577.8.9となる
。
に必要な一価のアルカリ剤、例えば水酸化ナトリウムの
量は 0.00116X500000=577.8.9となる
。
従って577.8 、!9の水酸化ナトリウム粉末を生
籾乳に添加する。
籾乳に添加する。
式(I)で求められる数値に生籾乳の滴定酸度を調整す
れば、所望の加熱殺菌処理を実施できるが、式(1)で
求められる数値よりも若干少ない数値に滴定酸度を調整
しておくのが望ましい。
れば、所望の加熱殺菌処理を実施できるが、式(1)で
求められる数値よりも若干少ない数値に滴定酸度を調整
しておくのが望ましい。
滴定酸度を所定の数値に調整された生籾乳は、予め選択
された(式(I)の計算に用いた数値)殺菌温度で殺菌
時間加熱され、次いで常法により乾燥される。
された(式(I)の計算に用いた数値)殺菌温度で殺菌
時間加熱され、次いで常法により乾燥される。
乾燥は、噴霧または凍結乾燥法により行なわれるが、乾
燥費を安くする点からは噴霧乾燥が望ましい。
燥費を安くする点からは噴霧乾燥が望ましい。
噴霧乾燥は、感染防御物質の失活を防止するために可及
的に低温度で行なうのが望ましく、例えば熱風温度15
0℃、排風温度70℃の条件で責務乾燥することができ
る。
的に低温度で行なうのが望ましく、例えば熱風温度15
0℃、排風温度70℃の条件で責務乾燥することができ
る。
また凍結乾燥は、常法により行なわれる。
本発明の方法においては、固形分含量及び粘度の高い生
籾乳を使用するので、常乳の噴霧乾燥のような濃縮工程
を必ずしも必要としないが、濃縮する場合には感染防御
物質を失活させないために低温度で行なうのが望ましい
。
籾乳を使用するので、常乳の噴霧乾燥のような濃縮工程
を必ずしも必要としないが、濃縮する場合には感染防御
物質を失活させないために低温度で行なうのが望ましい
。
以上のようにして活性な感染防御物質を含有する生籾乳
粉末が得られる。
粉末が得られる。
この粉末は、飼料の1成分として他の成分とともに使用
することもでき、また治療のためにはそのまま適量を投
与してもよい。
することもでき、また治療のためにはそのまま適量を投
与してもよい。
本発明の方法による効果は次のとおりである。
酸度の高い生籾乳は熱安定性が悪いため、加熱殺菌処理
を実施することが困難であったが、本発明の方法によっ
て容易に行ない得る。
を実施することが困難であったが、本発明の方法によっ
て容易に行ない得る。
そのため、不定期に泌乳されかつ少量の生籾乳を広範囲
な地域から集乳することが可能となり、また集乳するま
での生籾乳の保管条件も緩和される。
な地域から集乳することが可能となり、また集乳するま
での生籾乳の保管条件も緩和される。
さらに室温下において生籾乳を液体の状態で長期間安定
に保存することは極めて困難であるが、本発明の方法で
粉末とすることにより、長期間保存することが容易とな
る。
に保存することは極めて困難であるが、本発明の方法で
粉末とすることにより、長期間保存することが容易とな
る。
また、本発明の方法によって得た生籾乳粉末から有効成
分のみを分離・抽出することが可能となる、などの利点
がある。
分のみを分離・抽出することが可能となる、などの利点
がある。
更に生籾乳を粉末にして長期間保存できるので従来はと
んど利用されていなかった生籾乳を極めて有効に利用す
ることができる。
んど利用されていなかった生籾乳を極めて有効に利用す
ることができる。
次に試験例を示して本発明の方法を更に詳述する。
〔試験1〕
滴定酸度と加熱温度・時間との関係を次のようにして試
験した。
験した。
滴定酸度0.6係の生籾乳(分娩後24時間以内に搾乳
されたもの)に1規定水酸化ナトリウム水溶液を加え、
第2表に示す滴定酸度に調整し、55℃から5℃毎に7
5℃までの温度で加熱し、生籾乳が凝固するまでの時間
を測定した。
されたもの)に1規定水酸化ナトリウム水溶液を加え、
第2表に示す滴定酸度に調整し、55℃から5℃毎に7
5℃までの温度で加熱し、生籾乳が凝固するまでの時間
を測定した。
凝固の判定は、次のようにして行なった。加熱後の生籾
乳を肉眼で観察し、明らかに凝固ないしゲル化した場合
、及び容器を傾斜した時に流動性が著しく損われた場合
を凝固したものと判定した。
乳を肉眼で観察し、明らかに凝固ないしゲル化した場合
、及び容器を傾斜した時に流動性が著しく損われた場合
を凝固したものと判定した。
その結果は第2表に示すとおりであった。((1)単位
:分。
:分。
「−」は120分間以上加熱しても凝固しなかったこと
を示す。
を示す。
「0」は加熱後数秒間で凝固したこ
とを示す。
第2表において測定された凝固時間と滴定酸度との関係
を75℃及び55℃の加熱温度について示したのが第1
図である(第1図には他の加熱温度におけるそれらの関
係を省略している)。
を75℃及び55℃の加熱温度について示したのが第1
図である(第1図には他の加熱温度におけるそれらの関
係を省略している)。
第1図において縦軸に等間隔で滴定酸度(A)を目盛り
、横軸に加熱時間(1)の対数を目盛り、各滴定酸度に
おける加熱凝固時間を示した。
、横軸に加熱時間(1)の対数を目盛り、各滴定酸度に
おける加熱凝固時間を示した。
各温度における滴定酸度と加熱時間とは実験的数値のい
ずれは若干あるにしてもほぼ直線となる。
ずれは若干あるにしてもほぼ直線となる。
例えば55℃の場合、滴定酸度が0.6及び0.5係の
とき、加熱時間が9.9分(はぼ10分)及び30゜3
分(はぼ30分)であるから、この2点を通る直線はと
なる。
とき、加熱時間が9.9分(はぼ10分)及び30゜3
分(はぼ30分)であるから、この2点を通る直線はと
なる。
同様にして各温度における滴定酸度(A)と加熱時間<
1)との関係を式で表わせば 75℃のとき A−=0.2 leg t+0.4
・・・・・・御70℃のとき A−−0,2log t
+0.5 −・−= (IV)65℃のとき A−−0
,21ogt+0.6 ”・・(V)60°Cのとき
A−−0,2log t +0.7 −−= (Vl
)となる。
1)との関係を式で表わせば 75℃のとき A−=0.2 leg t+0.4
・・・・・・御70℃のとき A−−0,2log t
+0.5 −・−= (IV)65℃のとき A−−0
,21ogt+0.6 ”・・(V)60°Cのとき
A−−0,2log t +0.7 −−= (Vl
)となる。
そして前記5つの式の定数項0.4..0.5゜0.6
、0.7及び0.8は加熱温度とほぼ直線の関係にあ
り、定数項をB、加熱温度をTとすれば、Bは と表わされる。
、0.7及び0.8は加熱温度とほぼ直線の関係にあ
り、定数項をB、加熱温度をTとすれば、Bは と表わされる。
従って式(If)〜■をまとめると滴定酸度(A)は、
加熱時間(1)と加熱温度(T)の関数として次式によ
り表わされる。
加熱時間(1)と加熱温度(T)の関数として次式によ
り表わされる。
A=−0,21ogt−0,02T+1.9 −(I)
そしてその他の加熱温度についても式(I)が成立する
ものと考えられるので、本発明の方法においては55〜
75℃の範囲の加熱温度及び15秒−60分の範囲の加
熱時間から任意に選択される温度及び時間により決定さ
れる滴定酸度を第1図に示されるCDEFGの範囲内に
調整する。
そしてその他の加熱温度についても式(I)が成立する
ものと考えられるので、本発明の方法においては55〜
75℃の範囲の加熱温度及び15秒−60分の範囲の加
熱時間から任意に選択される温度及び時間により決定さ
れる滴定酸度を第1図に示されるCDEFGの範囲内に
調整する。
次に滴定酸度の調整による生籾乳の加熱凝固防止につい
て試験例を記載する。
て試験例を記載する。
〔試験2〕
分娩後48時間以内に搾乳された滴定酸度0.58係の
生籾乳を用い、滴定酸度を調整せずに63℃70°C及
び75℃に加熱し、凝固するまでの時間分を試験1と同
様の方法で測定した(対照)。
生籾乳を用い、滴定酸度を調整せずに63℃70°C及
び75℃に加熱し、凝固するまでの時間分を試験1と同
様の方法で測定した(対照)。
同一の生籾乳を用い、前記試験1で得られた式(I)に
より63℃30分、70℃10分、及び75℃18秒の
加熱に適当した滴定酸度即ち0.34 、0.30及び
0.50%にそれぞれ水酸化ナトリウムを加えて調整し
た試料を63°G、70℃及び75℃の温度で凝固する
まで加熱し、その時間を試験1と同様の方法で測定した
。
より63℃30分、70℃10分、及び75℃18秒の
加熱に適当した滴定酸度即ち0.34 、0.30及び
0.50%にそれぞれ水酸化ナトリウムを加えて調整し
た試料を63°G、70℃及び75℃の温度で凝固する
まで加熱し、その時間を試験1と同様の方法で測定した
。
そして同一加熱温度における試料の凝固するまでの時間
分を、対照のそれで除し、凝固時間延長倍数を求めた。
分を、対照のそれで除し、凝固時間延長倍数を求めた。
その結果を第3表に示す。
第3表から明らかなように生籾乳の滴定酸度を加熱温度
及び時間によって決定される特定の値に調整することに
より凝固時間が著しく延長される。
及び時間によって決定される特定の値に調整することに
より凝固時間が著しく延長される。
次に本発明の方法により製造された生籾乳粉末の感染防
御物質の活性について記載する。
御物質の活性について記載する。
〔試験3〕
分娩後48時間以内に搾乳された滴定酸度0.52係の
生籾乳を用いたこと、1規定水酸化ナトリウム水溶液を
加えて滴定酸度を0.32及び0.291に調整し、6
3℃30分間及び70℃1分間加熱殺菌したことを除き
実施例1と同様の方法により2種類の生籾乳粉末(試料
/161及び2)を製造した。
生籾乳を用いたこと、1規定水酸化ナトリウム水溶液を
加えて滴定酸度を0.32及び0.291に調整し、6
3℃30分間及び70℃1分間加熱殺菌したことを除き
実施例1と同様の方法により2種類の生籾乳粉末(試料
/161及び2)を製造した。
また生籾乳を加熱殺菌せずそのまま常法により凍結乾燥
し、生籾乳粉末(対照)を製造した。
し、生籾乳粉末(対照)を製造した。
そしてこれら3種の粉末及び処理前の生籾乳についてI
gA (免疫グロブリンA)含量を次の方法により測
定した。
gA (免疫グロブリンA)含量を次の方法により測
定した。
そして処理前の生籾乳のIgA含量に対する各粉末のI
gA含量の百分率を算出し、IgA残存率を求め、試験
した。
gA含量の百分率を算出し、IgA残存率を求め、試験
した。
なお、各試料中のIgA含量はIgA測定用キット(M
ilesLaboratories社製)を用い、S
ingle RadialIrnmunodiffus
ion法(G、Manciniら:Immunoche
m 1stry、 2巻、235〜254頁、1965
年)Kより測定を行なった。
ilesLaboratories社製)を用い、S
ingle RadialIrnmunodiffus
ion法(G、Manciniら:Immunoche
m 1stry、 2巻、235〜254頁、1965
年)Kより測定を行なった。
その結果を第4表に示す。
酸度調整を行なわなかった酸度0.52係の生籾乳は6
3℃30分間及び70°C1分間の加熱殺菌処理のいず
れにおいても凝固し、水に不溶性となったためIgA含
量の測定も不可能であった。
3℃30分間及び70°C1分間の加熱殺菌処理のいず
れにおいても凝固し、水に不溶性となったためIgA含
量の測定も不可能であった。
すなわち水溶性のIgAは皆無に近かった。
これに対して本発明の方法により得た/V、、1及び/
162の試料におけるIgA残存率は、未殺菌の生籾乳
を直ちに凍結乾燥して得た対照に比較して劣るものの、
高い値を示した。
162の試料におけるIgA残存率は、未殺菌の生籾乳
を直ちに凍結乾燥して得た対照に比較して劣るものの、
高い値を示した。
実施例 1
(63℃、30分加熱殺菌の例)
分娩後72時間以内に搾乳された滴定酸度0.45係の
生籾乳30に7を用いた。
生籾乳30に7を用いた。
この実施例では63℃で30分間加熱殺菌するので調整
すべき生籾乳の滴定酸度の上限は −0,2X1.48(1og30)−0D2X63+1
9=0.341である。
すべき生籾乳の滴定酸度の上限は −0,2X1.48(1og30)−0D2X63+1
9=0.341である。
そして0.45%の滴定酸度を有する生籾乳30に4を
0.34%の滴定酸度に調整するために必要な水酸化ナ
トリウムの量は132gである。
0.34%の滴定酸度に調整するために必要な水酸化ナ
トリウムの量は132gである。
前記生籾乳を攪拌しながら水酸化ナトリウム粉末204
.?を徐々に加え、滴定酸度を0.28係に調整した。
.?を徐々に加え、滴定酸度を0.28係に調整した。
次いで攪拌機付ステンレス製殺菌機を用いて63℃で3
0分間保持して加熱殺菌し、アトマイザ−CD−63を
装着したアンノ・イド口・ラボラトリ−・スプレードラ
イヤー(アンノ・イド口社製)を用いて、熱風入口温度
190°C1排風温度80℃、処理量31/時の条件で
噴霧乾燥し、生籾乳粉末約4.5Kyを得た。
0分間保持して加熱殺菌し、アトマイザ−CD−63を
装着したアンノ・イド口・ラボラトリ−・スプレードラ
イヤー(アンノ・イド口社製)を用いて、熱風入口温度
190°C1排風温度80℃、処理量31/時の条件で
噴霧乾燥し、生籾乳粉末約4.5Kyを得た。
この粉末のIgA残存率を試験3と同様の方法で測定し
たところ97.0%であり、感染防御物質の失活は極め
て少なかった。
たところ97.0%であり、感染防御物質の失活は極め
て少なかった。
実施例 2
(70℃、1分間加熱殺菌の例)
分娩後72時間以内に搾乳された滴定酸度0.52係の
生籾乳5に9を用いた。
生籾乳5に9を用いた。
この実施例では70℃1分間加熱殺菌するので調整すべ
き生籾乳の滴定酸度の上限は 一〇、2XO(log 1 ’r −0,02X70+
1.9=0.50%である。
き生籾乳の滴定酸度の上限は 一〇、2XO(log 1 ’r −0,02X70+
1.9=0.50%である。
そして0.52%の滴定酸度を有する生籾乳5Kyを0
.50%の滴定酸度に調整するために必要な水酸化カリ
ウムの量は0.62gである。
.50%の滴定酸度に調整するために必要な水酸化カリ
ウムの量は0.62gである。
前記生籾乳を攪拌しながら水酸化カリウム粉末1.0g
を500?7Zlの水に溶解した溶液を徐々に加え、滴
定酸度を0.49 %に調整した。
を500?7Zlの水に溶解した溶液を徐々に加え、滴
定酸度を0.49 %に調整した。
次いで攪拌機付ステンレス製殺菌機を用いて70°Cで
1分間保持して加熱殺菌し、凍結乾燥機(共和真空技術
社製、RL−50KW型)で常法により凍結乾燥し、生
籾乳粉末約0.9 K9を得た。
1分間保持して加熱殺菌し、凍結乾燥機(共和真空技術
社製、RL−50KW型)で常法により凍結乾燥し、生
籾乳粉末約0.9 K9を得た。
この粉末のIgA残存率を試験3と同様の方法で測定し
たところ87.3 %であり、感染防御物質の失活は極
めて少なかった。
たところ87.3 %であり、感染防御物質の失活は極
めて少なかった。
実施例 3
(55℃、60分間加熱殺菌の例)
分娩後72時間以内に搾乳された滴定酸度0151係の
生籾乳10〜を用いた。
生籾乳10〜を用いた。
この実施例では55℃で60分間加熱殺菌するので調整
すべき生籾乳の滴定酸度の上限は 一〇、2X1.78 (1og60) −0,02X5
5+1.9=0.44%である。
すべき生籾乳の滴定酸度の上限は 一〇、2X1.78 (1og60) −0,02X5
5+1.9=0.44%である。
そして0.51%の滴定酸度を有する生籾乳xoKt2
を0.44係の滴定酸度に調整するために必要な水酸化
ナトリウムの量は3.1gである。
を0.44係の滴定酸度に調整するために必要な水酸化
ナトリウムの量は3.1gである。
前記生籾乳を攪拌しながら水酸化ナトリウム粉末4.9
9を約200 mlの水に溶解した溶液を徐除に加え、
滴定酸度を0.40%に調整した。
9を約200 mlの水に溶解した溶液を徐除に加え、
滴定酸度を0.40%に調整した。
次いで攪拌機付ステンレス製殺菌機を用いて55℃で6
0分間保持して加熱殺菌し、実施例1と同じ噴霧乾燥機
を用いて熱風入口温度190℃、排風温度70℃、処理
量3117時の条件で噴霧乾燥し、生籾乳粉末約i、6
Kgを得た。
0分間保持して加熱殺菌し、実施例1と同じ噴霧乾燥機
を用いて熱風入口温度190℃、排風温度70℃、処理
量3117時の条件で噴霧乾燥し、生籾乳粉末約i、6
Kgを得た。
この粉末のIgA残存率を試験3と同様の方法で測定し
たところ92,5チであり、感染防御物質の失活は極め
て少なかった。
たところ92,5チであり、感染防御物質の失活は極め
て少なかった。
第1図は加熱温度による加熱時間と滴定酸度との関係を
示す。
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 分娩後72時間以内に搾乳された牛初乳に、一価の
アリカリ剤を加え、滴定酸度(乳酸酸度)を殺菌温度と
殺菌時間とから式 %式% (ただし、上式においてAは乳酸酸度で表わされる0、
2から0.6%(重量)の範囲の滴定酸度、Lは分で表
わされる加熱殺菌時間、Tは55℃から75°Cの範囲
の加熱殺菌温度)により決定される数値以下に調整し、
前記の加熱殺菌温度で前記の加熱殺菌時間保持して殺菌
し、乾燥することを特徴とする活性な感染防御物質を含
有する牛初乳粉末の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53068777A JPS5930059B2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 牛初乳粉末の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53068777A JPS5930059B2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 牛初乳粉末の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54160664A JPS54160664A (en) | 1979-12-19 |
| JPS5930059B2 true JPS5930059B2 (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=13383494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53068777A Expired JPS5930059B2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 牛初乳粉末の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930059B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58193637A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-11 | 日本農産工業株式会社 | 子牛の飼育方法 |
-
1978
- 1978-06-09 JP JP53068777A patent/JPS5930059B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54160664A (en) | 1979-12-19 |
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