JPS5930165B2 - イオン交換基含有フルオロ重合体の製法 - Google Patents
イオン交換基含有フルオロ重合体の製法Info
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- JPS5930165B2 JPS5930165B2 JP51117244A JP11724476A JPS5930165B2 JP S5930165 B2 JPS5930165 B2 JP S5930165B2 JP 51117244 A JP51117244 A JP 51117244A JP 11724476 A JP11724476 A JP 11724476A JP S5930165 B2 JPS5930165 B2 JP S5930165B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、イオン交換基含有フルオロ重合体の製法に関
し、更に詳しく言えば、電解質水溶液の電解におけるイ
オン交換膜隔膜として有効に使用しうるカルボン酸型陽
イオン交換基含有のフルオ口重合体の無溶媒あるいは有
機溶媒中共重合反応による製法に関するものである。
し、更に詳しく言えば、電解質水溶液の電解におけるイ
オン交換膜隔膜として有効に使用しうるカルボン酸型陽
イオン交換基含有のフルオ口重合体の無溶媒あるいは有
機溶媒中共重合反応による製法に関するものである。
電解槽の陰極と陽極との間を隔膜で区画し、通常、陽極
室に例えば塩化ナトリウム水溶液を供給して電解するこ
とにより、陰極室に水酸化ナトリウムを製造する隔膜電
解方法は公知である。
室に例えば塩化ナトリウム水溶液を供給して電解するこ
とにより、陰極室に水酸化ナトリウムを製造する隔膜電
解方法は公知である。
最近、従来のアスベスト隔膜の代りに、実質上電解液を
透過しなく、アルかリ金属イオンのみを選択的に透過す
る陽イオン交換樹脂膜を隔膜として使用することが提案
されている。なかでも、耐アルカリ性、耐塩素性を有す
る含フツ素樹脂陽イオン交換膜は優れたものとして提案
されている。例えば、カルボン酸基やスルホン酸基をイ
オン交換基として有するフツ素樹脂陽イオン交換膜が知
られている。特開昭48−37395号公報、特開昭5
0−120492号公報などを参照。而して、カルボン
酸型フツ素樹脂陽イオン交換膜は、塩化アルカリ水溶液
の隔膜電解方法において、高純度の水酸化アルカリを与
えるばかりでなく、高い電流効率、高い電流密度での操
業を可能にし、更に陰極室に水酸化アルカリを高濃度で
与えうるものであることが見出されている。
透過しなく、アルかリ金属イオンのみを選択的に透過す
る陽イオン交換樹脂膜を隔膜として使用することが提案
されている。なかでも、耐アルカリ性、耐塩素性を有す
る含フツ素樹脂陽イオン交換膜は優れたものとして提案
されている。例えば、カルボン酸基やスルホン酸基をイ
オン交換基として有するフツ素樹脂陽イオン交換膜が知
られている。特開昭48−37395号公報、特開昭5
0−120492号公報などを参照。而して、カルボン
酸型フツ素樹脂陽イオン交換膜は、塩化アルカリ水溶液
の隔膜電解方法において、高純度の水酸化アルカリを与
えるばかりでなく、高い電流効率、高い電流密度での操
業を可能にし、更に陰極室に水酸化アルカリを高濃度で
与えうるものであることが見出されている。
例えば、生成水酸化ナトリウムの濃度が40%以上の場
合であつても、その電流効率を90%以上に保持できる
という優秀な性能が認められるのである。しかしながら
、従来、かkるカルボン酸型陽イオン交換基含有のフル
オロ重合体を円滑有利に製造し得る手段については提案
がない。本発明者の研究によれば、前記の如き高電解性
能を達成するためには、イオン交換基含有フルオ口重合
体のイオン交換容量を0.5〜4ミリ当量/グラム乾燥
樹脂、好ましくは0.8〜3ミリ当量/グラム乾燥樹脂
、特に1,0〜2.2ミリ当量/グラム乾燥樹脂の範囲
で可及的に高くし、且つ重合体の分子量を可及的に高く
するのが重要であるということが見出されている。
合であつても、その電流効率を90%以上に保持できる
という優秀な性能が認められるのである。しかしながら
、従来、かkるカルボン酸型陽イオン交換基含有のフル
オロ重合体を円滑有利に製造し得る手段については提案
がない。本発明者の研究によれば、前記の如き高電解性
能を達成するためには、イオン交換基含有フルオ口重合
体のイオン交換容量を0.5〜4ミリ当量/グラム乾燥
樹脂、好ましくは0.8〜3ミリ当量/グラム乾燥樹脂
、特に1,0〜2.2ミリ当量/グラム乾燥樹脂の範囲
で可及的に高くし、且つ重合体の分子量を可及的に高く
するのが重要であるということが見出されている。
また、単にイオン交換容量を高くした場合には、重合体
の分子量が低下する傾向が認められ、膜にした場合の機
械的強度(例えば、破断強度、破断伸度など)が低くな
る。本発明者は、前記知見に基いて、カルボン酸型陽イ
オン交換基含有のフルオロ重合体の製造手段について、
特に高イオン交換容量にしても高分子量重合体を与えう
る円滑有利な重合手段を提供するべく種々の研究、検討
を重ねた。その結果、四弗化エチレンの如き弗素化オレ
フィン化合物とカルボン酸型官能性単量体とを、不活性
有機洛媒を使用しあるいほ使用せずに、パーオキシ化合
物の如き重合開始源の作用の下に、特定条件下に共重合
せしめることにより、前記目的が達成されることを見出
したものである。即ち、カルボン酸型官能性単量体1モ
ル当り不活性有機溶媒0〜10モルの割合で、且つ共重
合反応圧力を6kg/d以上にして実施することにより
、高イオン交換容量及び高分子量を有する共重合体が円
滑有利に製造される。しかも、共重合反応速度の点でも
良好であり、弗素化オレフイン化合物と官能性単量体の
使用割合の選定により、下記に定義するTQが150℃
以上でイオン交換容量が0.5〜4ミリ当量/グラム乾
燥樹脂のフルオロ重合体が得られる。特に、不活性有機
溶媒を使用しない所謂バルク重合方式によれば、かkる
本発明の効果がより有利に達成されるものである。かく
して、本発明は、前記の如き新規知見に基いて完成され
たものであり、弗素化したエチレン系不飽和単量体とカ
ルボン酸基もしくはカルボン酸基に転換しうる官能基を
含有する重合能ある官能性単量体とを、重合開始源の作
用により共重合せしめ、前記官能性単量体含有量1〜5
0モル%の共重合体を生成せしめることからなるイオン
交換基含有フルオロ重合体の製法において、前記官能性
単量体1モル当り不活性有機溶媒0〜10モルの割合で
、共重合反応圧力6kg/Cd以上にて前記共重合反応
を行なわしめ、下記に定義するTQが150℃以上でイ
オン交換容量が0.5〜4ミリ当量/グラム乾燥樹脂の
共重合体を生成せしめることを特徴とするイオン交換基
含有フルオロ重合体の製法を提供するものである。
の分子量が低下する傾向が認められ、膜にした場合の機
械的強度(例えば、破断強度、破断伸度など)が低くな
る。本発明者は、前記知見に基いて、カルボン酸型陽イ
オン交換基含有のフルオロ重合体の製造手段について、
特に高イオン交換容量にしても高分子量重合体を与えう
る円滑有利な重合手段を提供するべく種々の研究、検討
を重ねた。その結果、四弗化エチレンの如き弗素化オレ
フィン化合物とカルボン酸型官能性単量体とを、不活性
有機洛媒を使用しあるいほ使用せずに、パーオキシ化合
物の如き重合開始源の作用の下に、特定条件下に共重合
せしめることにより、前記目的が達成されることを見出
したものである。即ち、カルボン酸型官能性単量体1モ
ル当り不活性有機溶媒0〜10モルの割合で、且つ共重
合反応圧力を6kg/d以上にして実施することにより
、高イオン交換容量及び高分子量を有する共重合体が円
滑有利に製造される。しかも、共重合反応速度の点でも
良好であり、弗素化オレフイン化合物と官能性単量体の
使用割合の選定により、下記に定義するTQが150℃
以上でイオン交換容量が0.5〜4ミリ当量/グラム乾
燥樹脂のフルオロ重合体が得られる。特に、不活性有機
溶媒を使用しない所謂バルク重合方式によれば、かkる
本発明の効果がより有利に達成されるものである。かく
して、本発明は、前記の如き新規知見に基いて完成され
たものであり、弗素化したエチレン系不飽和単量体とカ
ルボン酸基もしくはカルボン酸基に転換しうる官能基を
含有する重合能ある官能性単量体とを、重合開始源の作
用により共重合せしめ、前記官能性単量体含有量1〜5
0モル%の共重合体を生成せしめることからなるイオン
交換基含有フルオロ重合体の製法において、前記官能性
単量体1モル当り不活性有機溶媒0〜10モルの割合で
、共重合反応圧力6kg/Cd以上にて前記共重合反応
を行なわしめ、下記に定義するTQが150℃以上でイ
オン交換容量が0.5〜4ミリ当量/グラム乾燥樹脂の
共重合体を生成せしめることを特徴とするイオン交換基
含有フルオロ重合体の製法を提供するものである。
本明細書中において「TQ」なる言葉ぱ次のように定義
されるものである。
されるものである。
即ち、共重合体の分子量に関係する容量流速100md
/秒を示す温度などがあげられる。次に、弗素化したエ
チレン系不飽和単量体()としては、四弗化エチレン、
三弗化塩化エチレン、六弗化プロピレン、三弗化エチレ
ン、弗化ビニリデン、弗化ビニルなどが例示され、好適
には一般式CF2=CZZ′(ここで、Z,.lはフツ
素原子、塩素原子、水素原子、又は−CF3である)で
表わ哀がTQと定義される。
/秒を示す温度などがあげられる。次に、弗素化したエ
チレン系不飽和単量体()としては、四弗化エチレン、
三弗化塩化エチレン、六弗化プロピレン、三弗化エチレ
ン、弗化ビニリデン、弗化ビニルなどが例示され、好適
には一般式CF2=CZZ′(ここで、Z,.lはフツ
素原子、塩素原子、水素原子、又は−CF3である)で
表わ哀がTQと定義される。
こXにおいて容量流速は、共重合体を30k9/d加圧
下、一定温度の径17111L、長さ2m77!のオリ
フィスから熔融流出せしめ、流出する共重合体量をW!
d/秒の単位で示したものである。本発明においては、
官能性単量体としてカルボン酸基もしくはカルボン酸基
に転換し得る官能基を含有する重合能ある単量体を使用
することが重要である。
下、一定温度の径17111L、長さ2m77!のオリ
フィスから熔融流出せしめ、流出する共重合体量をW!
d/秒の単位で示したものである。本発明においては、
官能性単量体としてカルボン酸基もしくはカルボン酸基
に転換し得る官能基を含有する重合能ある単量体を使用
することが重要である。
かXるカルボン酸型官能性単量体()は、生成重合体の
耐塩素性、耐酸化性などを考慮して、通常はフルオロビ
ニル化合物であることが望ましく、好適なものでしては
、=般式(こXで、lは0〜3、mはO〜1、nはO〜
12の整数であり、Xはフツ素原子又は−CF3であり
、Y.Y′はフツ素原子又は炭素数1〜10のパーフル
オロアルキル基である。
耐塩素性、耐酸化性などを考慮して、通常はフルオロビ
ニル化合物であることが望ましく、好適なものでしては
、=般式(こXで、lは0〜3、mはO〜1、nはO〜
12の整数であり、Xはフツ素原子又は−CF3であり
、Y.Y′はフツ素原子又は炭素数1〜10のパーフル
オロアルキル基である。
またAは、 乏−CNl−COFl−COOHl−
COORl、一COOM又は−COONR2R3であり
、R1は炭素数1〜10のアルキル基、R2、R3は水
素原子又はR1であり、Mはアルカリ金属又は第四級ア
ンモニウム基である)で表わされるフルオロビニル化合
物が例示される。性能上及び入手性の点から、Xはフツ
素原子、Yは−CF3、Y′はフツ素原子、lはO〜1
、mはO〜1、nは0〜8であり、またAは、共重合反
応性などから−COF、−COORlが好ましく、R1
は炭素数1〜5の低級アルキル基が好ましい。
COORl、一COOM又は−COONR2R3であり
、R1は炭素数1〜10のアルキル基、R2、R3は水
素原子又はR1であり、Mはアルカリ金属又は第四級ア
ンモニウム基である)で表わされるフルオロビニル化合
物が例示される。性能上及び入手性の点から、Xはフツ
素原子、Yは−CF3、Y′はフツ素原子、lはO〜1
、mはO〜1、nは0〜8であり、またAは、共重合反
応性などから−COF、−COORlが好ましく、R1
は炭素数1〜5の低級アルキル基が好ましい。
かXるフルオロビニル化合物の好ましい代表例としては
、般式CH2=CR4R5(こ匁で、R4、R,は水素
原子、炭素数1〜8のアルキル基又は芳香核を示す)で
表わされるオレフイン化合物()、CF2=CFORf
(Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基を示
す)の如きフルオロビニルエiテル、CF2=CF−C
F=CF2、CF2=CFO(CF2)1〜40CF=
CF2の如きジビニルモノマー、更にはスルホン酸型官
能基など他の官能性単量体などの一種又は二種以上を併
用することもできる。
、般式CH2=CR4R5(こ匁で、R4、R,は水素
原子、炭素数1〜8のアルキル基又は芳香核を示す)で
表わされるオレフイン化合物()、CF2=CFORf
(Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基を示
す)の如きフルオロビニルエiテル、CF2=CF−C
F=CF2、CF2=CFO(CF2)1〜40CF=
CF2の如きジビニルモノマー、更にはスルホン酸型官
能基など他の官能性単量体などの一種又は二種以上を併
用することもできる。
オレフイン化合物()の好ましい代表例としては、エチ
レン、プロピレン、ブテン−1、イソブチレン、スチレ
ン、α−メチルスチレン、ベンゼン−1、ヘキセン一1
、ヘプテン一1・3−メチル−ブテン−1・4−メチル
ーペンテン一1などがあげられ、なかでも製造上及び生
成共重合体の性能上などから、エチレン、プロピレン、
イソブチレンなどの使用が特に好ましい。また、例えば
ジビニルモノマーの併用により、得られる共重合体を架
橋し、膜にした場合の機械的強度を改善せしめることが
可能である。本発明のイオン交換基含有フルオロ重合体
において、前記の官能性単量体(1)、フツ素化オレフ
イン化合物()、更には前記オレフィン化合物()その
他の成分の組成割合は、電解槽用イオン交換膜とした場
合の全ての性能に関係するので重要である。
レン、プロピレン、ブテン−1、イソブチレン、スチレ
ン、α−メチルスチレン、ベンゼン−1、ヘキセン一1
、ヘプテン一1・3−メチル−ブテン−1・4−メチル
ーペンテン一1などがあげられ、なかでも製造上及び生
成共重合体の性能上などから、エチレン、プロピレン、
イソブチレンなどの使用が特に好ましい。また、例えば
ジビニルモノマーの併用により、得られる共重合体を架
橋し、膜にした場合の機械的強度を改善せしめることが
可能である。本発明のイオン交換基含有フルオロ重合体
において、前記の官能性単量体(1)、フツ素化オレフ
イン化合物()、更には前記オレフィン化合物()その
他の成分の組成割合は、電解槽用イオン交換膜とした場
合の全ての性能に関係するので重要である。
まず、官能性単量体(1)の存在量は、イオン交換容量
と直接関係するが、共重合体中1〜50モル%、好まし
くは3〜35モル%、特に5〜30モル%が好適である
。該単量体(1)の存在量が大きすぎると、イオン交換
膜とした場合の機械的強度を損ない、更には含水量の増
大によるイオン交換性能の低下をきたすし、また余りに
少ない存在量ではイオン交換機能を示さないので好まし
くない。而して、本発明の共重合体中における前記(1
)の化合物の残りは、前記()と更には()その他の化
合物が占めることになるが、()のオレフイン化合物の
存在量は、イオン交換膜としての電気的、機械的性質及
び耐塩素性などに大きく関係するので重要である。
と直接関係するが、共重合体中1〜50モル%、好まし
くは3〜35モル%、特に5〜30モル%が好適である
。該単量体(1)の存在量が大きすぎると、イオン交換
膜とした場合の機械的強度を損ない、更には含水量の増
大によるイオン交換性能の低下をきたすし、また余りに
少ない存在量ではイオン交換機能を示さないので好まし
くない。而して、本発明の共重合体中における前記(1
)の化合物の残りは、前記()と更には()その他の化
合物が占めることになるが、()のオレフイン化合物の
存在量は、イオン交換膜としての電気的、機械的性質及
び耐塩素性などに大きく関係するので重要である。
従つて、オレフイン化合物()を併用する場合には、オ
レフイン化合物()/フツ素化オレフイン化合物()の
モル比が、好ましくは5/95〜70/30、特には1
0/90〜60/40にするのが好適である。また、フ
ルオロビニルエiテルやジビニルエーテルなどを併用す
る場合にも、共重合体中30モル%以下、好ましくは2
〜20モル%程度の使用割合とするのが好適である。本
発明では、イオン交換容量は、0.5〜4ミリ当量/グ
ラム乾燥樹脂という広い範囲から選択されるが、特徴的
なことは、イオン交換容量を大きくしても、生成共重合
体の分子量を高くでき、従つて共重合体の機械的性質や
耐久性は低下することがないのである。
レフイン化合物()/フツ素化オレフイン化合物()の
モル比が、好ましくは5/95〜70/30、特には1
0/90〜60/40にするのが好適である。また、フ
ルオロビニルエiテルやジビニルエーテルなどを併用す
る場合にも、共重合体中30モル%以下、好ましくは2
〜20モル%程度の使用割合とするのが好適である。本
発明では、イオン交換容量は、0.5〜4ミリ当量/グ
ラム乾燥樹脂という広い範囲から選択されるが、特徴的
なことは、イオン交換容量を大きくしても、生成共重合
体の分子量を高くでき、従つて共重合体の機械的性質や
耐久性は低下することがないのである。
イオン交換容量は、上記の範囲でも、共重合体の種類に
応じて異なるが、好ましくは0.8〜3ミリ当量/グラ
ム乾燥樹脂、特に1.0〜2.2ミリ当量/グラム乾燥
樹脂の場合が、イオン交換膜としての機械的性質及び電
気化学的性能上好ましい。また、本発明で得られるフル
オ口重合体の分子量は、イオン交換膜としての機械的性
能及び成膜性と関係するので重要であり、TQの値で表
示すると、150℃以上、好ましくは170〜340℃
、特に180〜300℃程度とするのが好適である。本
発明においては、官能性単量体とフツ素化オレフイン化
合物との共重合反応を、不活性有機洛媒を特定量で使用
し又は使用しないで実施することが重要である。
応じて異なるが、好ましくは0.8〜3ミリ当量/グラ
ム乾燥樹脂、特に1.0〜2.2ミリ当量/グラム乾燥
樹脂の場合が、イオン交換膜としての機械的性質及び電
気化学的性能上好ましい。また、本発明で得られるフル
オ口重合体の分子量は、イオン交換膜としての機械的性
能及び成膜性と関係するので重要であり、TQの値で表
示すると、150℃以上、好ましくは170〜340℃
、特に180〜300℃程度とするのが好適である。本
発明においては、官能性単量体とフツ素化オレフイン化
合物との共重合反応を、不活性有機洛媒を特定量で使用
し又は使用しないで実施することが重要である。
即ち、不活性有機溶媒を使用しない、所謂バルク重合方
式が好適であるが、不活性溶媒を使用する際には、その
使用量を官能性単量体1モル当り10モル以下、好まし
くは5モル以下に制御して実施することが重要である。
不活性有機溶媒の使用量が多すぎる場合には、共重合反
応速度が著しく低下し、高い共重合体収量を得ることが
難しく、また場合により共重合体が得られないこともあ
る。また、不活性有機溶媒が多すぎると、高イオン交換
容量にした場合に高い分子量を達成することが出来ない
。更に、不活性有機溶媒の多量使用には、次の如き難点
が認められる。例えば、反応装置の大型化あるいは洛媒
回収の煩雑性など作業操作面の不利があげられる。従つ
て、本発明においては、官能性単量体1モル当り不活性
有機溶媒を5モル以下、特に3モル以下の可及的少量に
して共重合反応を実施するのが好ましい実施態様である
。特に、本発明では、不活性有機洛媒を使用しない、即
ち官能性単量体1モルに対して不活性有機溶媒0モルの
実施態様が、所期の目的に対して最良の結果を与え得る
ものである。次に、本発明においては、6kg/Cd以
上の共重合反応圧力を採用することが重要である。共重
合反応圧力が低くすぎる場合には、共重合反応速度を実
用上満足し得る高さに維持することができず、高分子量
の共重合体の形成にも難点が認められる。又、共重合反
応圧力が低くすぎると、生成共重合体のイオン交換容量
が極端に高くなり、含水量増大などによる機械的強度、
イオン交換性能の低下傾向が増大することになる。尚、
共重合反応圧力は、工業的実施における反応装置上又は
作業操作上などを考慮して、50k9/Cd以下から選
定されるのが望ましい。かkる範囲よりも高い共重合反
応圧力の採用は可能であるが、本発明の目的を比例的に
向上せしめ得るものではない。従つて、本発明において
は、共重合反応圧力を6〜50k9/Cdl好ましくは
9〜30kg/Cdの範囲から選定するのが最適である
。本発明において使用され得る不活性有機洛媒としては
、フツ素化オレフイン化合物と特定官能性単量体の共重
合反応を阻害しないもので連鎖移動の少ないものであれ
ば、種々のものが例示され得るが、通常は所謂フロン系
洛媒として知られている弗素化系又は弗素化塩素化系飽
和炭化水素からなる溶媒が好ましい具体例である。
式が好適であるが、不活性溶媒を使用する際には、その
使用量を官能性単量体1モル当り10モル以下、好まし
くは5モル以下に制御して実施することが重要である。
不活性有機溶媒の使用量が多すぎる場合には、共重合反
応速度が著しく低下し、高い共重合体収量を得ることが
難しく、また場合により共重合体が得られないこともあ
る。また、不活性有機溶媒が多すぎると、高イオン交換
容量にした場合に高い分子量を達成することが出来ない
。更に、不活性有機溶媒の多量使用には、次の如き難点
が認められる。例えば、反応装置の大型化あるいは洛媒
回収の煩雑性など作業操作面の不利があげられる。従つ
て、本発明においては、官能性単量体1モル当り不活性
有機溶媒を5モル以下、特に3モル以下の可及的少量に
して共重合反応を実施するのが好ましい実施態様である
。特に、本発明では、不活性有機洛媒を使用しない、即
ち官能性単量体1モルに対して不活性有機溶媒0モルの
実施態様が、所期の目的に対して最良の結果を与え得る
ものである。次に、本発明においては、6kg/Cd以
上の共重合反応圧力を採用することが重要である。共重
合反応圧力が低くすぎる場合には、共重合反応速度を実
用上満足し得る高さに維持することができず、高分子量
の共重合体の形成にも難点が認められる。又、共重合反
応圧力が低くすぎると、生成共重合体のイオン交換容量
が極端に高くなり、含水量増大などによる機械的強度、
イオン交換性能の低下傾向が増大することになる。尚、
共重合反応圧力は、工業的実施における反応装置上又は
作業操作上などを考慮して、50k9/Cd以下から選
定されるのが望ましい。かkる範囲よりも高い共重合反
応圧力の採用は可能であるが、本発明の目的を比例的に
向上せしめ得るものではない。従つて、本発明において
は、共重合反応圧力を6〜50k9/Cdl好ましくは
9〜30kg/Cdの範囲から選定するのが最適である
。本発明において使用され得る不活性有機洛媒としては
、フツ素化オレフイン化合物と特定官能性単量体の共重
合反応を阻害しないもので連鎖移動の少ないものであれ
ば、種々のものが例示され得るが、通常は所謂フロン系
洛媒として知られている弗素化系又は弗素化塩素化系飽
和炭化水素からなる溶媒が好ましい具体例である。
フロン系溶媒としては、例えば、ジクロロジフルオロメ
タン、トリクロロモノフルオロメタン、ジクロロモノフ
ルオロメタン、モノクロロジフルオロメタン、クロロト
リフルオロメタン、トリクロロトリフルオロエタン、ジ
クロロテトラフルオロエタン、フルオロクロロプロパン
、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロブタンの
如き炭素数1〜4個のものをあげることができ、これら
は一種又は二種以上の混合物で使用され得る。本発明で
は、分子中に水素原子を含まない弗素化系又は弗素化塩
素化系飽和炭化水素よりなる浩媒が好ましく、特にトリ
クロロトリフルオロエタンが好適である。その他、本発
明では、第三級ブタノール、メタノール、酢酸の如き有
機溶媒を使用することが可能である。本発明の共重合反
応に際しては、前記反応条件の他の条件や操作は、特に
限定されることなく、広い範囲にわたつて採用され得る
。
タン、トリクロロモノフルオロメタン、ジクロロモノフ
ルオロメタン、モノクロロジフルオロメタン、クロロト
リフルオロメタン、トリクロロトリフルオロエタン、ジ
クロロテトラフルオロエタン、フルオロクロロプロパン
、パーフルオロプロパン、パーフルオロシクロブタンの
如き炭素数1〜4個のものをあげることができ、これら
は一種又は二種以上の混合物で使用され得る。本発明で
は、分子中に水素原子を含まない弗素化系又は弗素化塩
素化系飽和炭化水素よりなる浩媒が好ましく、特にトリ
クロロトリフルオロエタンが好適である。その他、本発
明では、第三級ブタノール、メタノール、酢酸の如き有
機溶媒を使用することが可能である。本発明の共重合反
応に際しては、前記反応条件の他の条件や操作は、特に
限定されることなく、広い範囲にわたつて採用され得る
。
例えば、共重合反応温度は、重合開始源の種類や不活性
有機洛媒の有無あるいは反応モル比などにより最適値が
選定され得るが、通常は余りに高温度や低穂度は工業的
実施に対して不利となるので20〜90℃、好ましくは
30〜80℃程度から選定される。而して、本発明にお
いて重合開始源としては、前記の好適な反応温度におい
て高い活性を示すものを選定するのが望ましい。例えば
、室温以下でも高活性の電離性放射線を採用することも
できるが、通常はアゾ化合物やパーオキシ化合物を採用
する方が工業的実施に対して有利である。本発明で好適
に採用される重合開始源は、前記共重合反応圧力下に2
0〜90℃程度で高活性を示すアゾビスイソブチロニト
リルの如きアゾ化合物、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイドの如きアシルパーオキサイド、
t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパー
オキシピバレートの如きパーオキシエステル化合物、ジ
イソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ一2一エチ
ルヘキシルパーオキシジカーボネートの如きパーオキシ
ジカーボネート、ジペンタフルオロプロピオニルパーオ
キサイド、ジテトラフルオロプロピオニルパーオキサイ
ドの如き含フツ素開始剤などである。その他、従来より
公知乃至周知の各種油溶性パーオキシ化合物なども有利
に採用され得る。本発明においては、重合開始剤濃度は
、全単量体に対して0.001〜3重量%、好ましくは
0.003〜1重量%程度である。
有機洛媒の有無あるいは反応モル比などにより最適値が
選定され得るが、通常は余りに高温度や低穂度は工業的
実施に対して不利となるので20〜90℃、好ましくは
30〜80℃程度から選定される。而して、本発明にお
いて重合開始源としては、前記の好適な反応温度におい
て高い活性を示すものを選定するのが望ましい。例えば
、室温以下でも高活性の電離性放射線を採用することも
できるが、通常はアゾ化合物やパーオキシ化合物を採用
する方が工業的実施に対して有利である。本発明で好適
に採用される重合開始源は、前記共重合反応圧力下に2
0〜90℃程度で高活性を示すアゾビスイソブチロニト
リルの如きアゾ化合物、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイドの如きアシルパーオキサイド、
t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパー
オキシピバレートの如きパーオキシエステル化合物、ジ
イソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ一2一エチ
ルヘキシルパーオキシジカーボネートの如きパーオキシ
ジカーボネート、ジペンタフルオロプロピオニルパーオ
キサイド、ジテトラフルオロプロピオニルパーオキサイ
ドの如き含フツ素開始剤などである。その他、従来より
公知乃至周知の各種油溶性パーオキシ化合物なども有利
に採用され得る。本発明においては、重合開始剤濃度は
、全単量体に対して0.001〜3重量%、好ましくは
0.003〜1重量%程度である。
開始剤濃度を下げることによつて、生成共重合体の分子
量を高めることが可能であり、高イオン交換容量を保持
することが可能である。開始剤濃度を余りに高くすると
、分子量の低下傾向が増し、高イオン交換容量で高分子
量の共重合体の生成に対して不利となる。本発明の共重
合反応は、通常次の通り実施される。
量を高めることが可能であり、高イオン交換容量を保持
することが可能である。開始剤濃度を余りに高くすると
、分子量の低下傾向が増し、高イオン交換容量で高分子
量の共重合体の生成に対して不利となる。本発明の共重
合反応は、通常次の通り実施される。
即ち、耐圧反応容器にカルボン酸型官能性単量体と重合
開始剤と場合により不活性有機溶剤を仕込み、充分脱気
した後、所定温度とし、更に弗素化オレフインを所定圧
力迄導入することにより反応を行なわしめる。反応終了
後、未反応弗素化オレフインをパージした後、共重合体
スラリーをヘキサン等へ沈澱させ共重合体を回収する。
而して、本発明においては、生成共重合体濃度を30重
量%以下、好ましくは25重量%以下に制御して実施す
るのが好適である。余りに高濃度にすると、攪拌負荷の
増大、除熱困難、弗素化オレフインガス吸収不良などの
難点が認められる。本発明のフルオロ重合体は、適宜手
段にて製膜され得る。例えば、必要により官能基を加水
分解でカルボン酸基に転換するが、力八る加水分解処理
は製膜前でも製膜後でも可能である。通常は製膜後に加
水分解処理する方が望ましい。製膜手段には種々のもの
が採用可能であり、例えば加熱熔融成形、適当な洛液に
溶解させての注型成形など公知乃至周知の方法が適宜採
用し得る。本発明のフルオロ重合体からのイオン交換膜
は、種々の優れた性能を有するために、各種分野、目的
、用途などに広範囲に採用され得る。
開始剤と場合により不活性有機溶剤を仕込み、充分脱気
した後、所定温度とし、更に弗素化オレフインを所定圧
力迄導入することにより反応を行なわしめる。反応終了
後、未反応弗素化オレフインをパージした後、共重合体
スラリーをヘキサン等へ沈澱させ共重合体を回収する。
而して、本発明においては、生成共重合体濃度を30重
量%以下、好ましくは25重量%以下に制御して実施す
るのが好適である。余りに高濃度にすると、攪拌負荷の
増大、除熱困難、弗素化オレフインガス吸収不良などの
難点が認められる。本発明のフルオロ重合体は、適宜手
段にて製膜され得る。例えば、必要により官能基を加水
分解でカルボン酸基に転換するが、力八る加水分解処理
は製膜前でも製膜後でも可能である。通常は製膜後に加
水分解処理する方が望ましい。製膜手段には種々のもの
が採用可能であり、例えば加熱熔融成形、適当な洛液に
溶解させての注型成形など公知乃至周知の方法が適宜採
用し得る。本発明のフルオロ重合体からのイオン交換膜
は、種々の優れた性能を有するために、各種分野、目的
、用途などに広範囲に採用され得る。
例えば、拡散透析、電解還元、燃料電池の隔膜などとし
て、特に耐蝕性が要求される分野で好適に使用される。
なかでも、アルカリ電解用の陽イオン選択性隔膜として
使う場合には、従来のイオ7交換膜では得られなかつた
高い性能を発揮し得るものである。例えば、本発明のフ
ルオロ重合体からの陽イオン交換樹脂膜にて、陽極と陰
極とを区画して陽極室と陰極室とを構成し、陽極室に塩
化アルカリ水洛液を供給して電解し、陰極室から水酸化
アルカリを得る所謂二室型槽の場合でも、2規定以上の
濃度の塩化ナトリウム水洛液を原料にして5〜50A/
DTrlの電流密度で電解することにより、40%以上
の高濃度の水酸化ナトリウムが90%以上の高電流効率
で長期にわたつて安定して製造できる。更に、4.5ボ
ルト以下の低い摺電圧での電解が可能である。次に、本
発明の実施例について、更に具体的に説明するが、かX
る説明によつて本発明が限定されるものでないことは勿
論である。
て、特に耐蝕性が要求される分野で好適に使用される。
なかでも、アルカリ電解用の陽イオン選択性隔膜として
使う場合には、従来のイオ7交換膜では得られなかつた
高い性能を発揮し得るものである。例えば、本発明のフ
ルオロ重合体からの陽イオン交換樹脂膜にて、陽極と陰
極とを区画して陽極室と陰極室とを構成し、陽極室に塩
化アルカリ水洛液を供給して電解し、陰極室から水酸化
アルカリを得る所謂二室型槽の場合でも、2規定以上の
濃度の塩化ナトリウム水洛液を原料にして5〜50A/
DTrlの電流密度で電解することにより、40%以上
の高濃度の水酸化ナトリウムが90%以上の高電流効率
で長期にわたつて安定して製造できる。更に、4.5ボ
ルト以下の低い摺電圧での電解が可能である。次に、本
発明の実施例について、更に具体的に説明するが、かX
る説明によつて本発明が限定されるものでないことは勿
論である。
尚、以下の実施例におけるイオン交換容量は、次のよう
にして求めた。即ち、H型の陽イオン交換樹脂膜を、1
Nf)HCl中で60℃、5時間放置し、完全にH型に
転換し、HClが残存しないように水で充分洗浄した。
その後、このH型の膜0.5yを、0.1NのNaOH
25mlに水を25d加えてなる溶液中に、室温で2日
間静置した。次いで膜をとり出して、溶液中のNaOI
V)量を0.1NのHClで逆滴定することにより求め
るものである。実施例 1 内容種100dのステンレス製耐圧反応容器に、100
fのメチルパーフルオロ一5−オキサ−6−ヘペテノエ
イト及び10rf19のアゾビスイソブチロニトリルを
仕込む。
にして求めた。即ち、H型の陽イオン交換樹脂膜を、1
Nf)HCl中で60℃、5時間放置し、完全にH型に
転換し、HClが残存しないように水で充分洗浄した。
その後、このH型の膜0.5yを、0.1NのNaOH
25mlに水を25d加えてなる溶液中に、室温で2日
間静置した。次いで膜をとり出して、溶液中のNaOI
V)量を0.1NのHClで逆滴定することにより求め
るものである。実施例 1 内容種100dのステンレス製耐圧反応容器に、100
fのメチルパーフルオロ一5−オキサ−6−ヘペテノエ
イト及び10rf19のアゾビスイソブチロニトリルを
仕込む。
液体窒素で充分脱気を行なつた後、系を70℃に昇温す
る。次いで、ガス導入口より四弗化エチレンを21k9
/Cd迄仕込み、反応を開始させる。四弗化エチレンの
連続導入により共重合反応圧力を211<f!/Cdに
保持して、6.1時間の共重合反応を行なつた。得られ
た共重合体スラリーは、16.3重量%の共重合体濃度
であり、このスラリーに充分なヘキサンを加えた後、濾
過により共重合体を回収した。その結果、18.0f7
の白色共重合体が得られた。該共重合体は、TQ235
℃であり240℃でプレス成形した後加水分解すること
により、イオン交換容量1.38ミリ当量/y−ポリマ
ーのイオン交換膜を得た。か匁る陽イオン交換樹脂膜を
用いて、陽極と陰極とを区画し、二室型電解槽を形成し
た。
る。次いで、ガス導入口より四弗化エチレンを21k9
/Cd迄仕込み、反応を開始させる。四弗化エチレンの
連続導入により共重合反応圧力を211<f!/Cdに
保持して、6.1時間の共重合反応を行なつた。得られ
た共重合体スラリーは、16.3重量%の共重合体濃度
であり、このスラリーに充分なヘキサンを加えた後、濾
過により共重合体を回収した。その結果、18.0f7
の白色共重合体が得られた。該共重合体は、TQ235
℃であり240℃でプレス成形した後加水分解すること
により、イオン交換容量1.38ミリ当量/y−ポリマ
ーのイオン交換膜を得た。か匁る陽イオン交換樹脂膜を
用いて、陽極と陰極とを区画し、二室型電解槽を形成し
た。
陽極にはロジウム被覆チタン電極、陰極にはステンレス
をそれぞれ使用し、両極の極間距離を2,2cm、隔膜
の有効面積を25Cdとし下記の条件で食塩の電解を行
なつた。陽極室には4Nの食塩水溶液、陰極室には8N
の力性ソーダを仕込み、陽極室には4Nの食塩水洛液を
150CC/時、陰極室には0.1Nの力性ソーダをそ
れぞれ供給しつつ、電流密度20A/dイ、液温92℃
、陽極液のPH3にて電解を行なつた。陽極室から食塩
醇液を溢流せしめる一方、陰極室から溢流する力性ソー
ダ水洛液を捕集し、生成力性ソーダから、その電流効率
を求めた。その結果14Nの力性ソーダが93%の電流
効率で得られた。摺電圧は4.1ボルトであり、長期に
わたり安定した性能を示した。実施例 2内容積500
m1のステンレス製耐圧反応容器に5007のCF2=
CFO(CF2)3C00CH,と50W9のアゾビス
イツブチロニトリルを仕込む。
をそれぞれ使用し、両極の極間距離を2,2cm、隔膜
の有効面積を25Cdとし下記の条件で食塩の電解を行
なつた。陽極室には4Nの食塩水溶液、陰極室には8N
の力性ソーダを仕込み、陽極室には4Nの食塩水洛液を
150CC/時、陰極室には0.1Nの力性ソーダをそ
れぞれ供給しつつ、電流密度20A/dイ、液温92℃
、陽極液のPH3にて電解を行なつた。陽極室から食塩
醇液を溢流せしめる一方、陰極室から溢流する力性ソー
ダ水洛液を捕集し、生成力性ソーダから、その電流効率
を求めた。その結果14Nの力性ソーダが93%の電流
効率で得られた。摺電圧は4.1ボルトであり、長期に
わたり安定した性能を示した。実施例 2内容積500
m1のステンレス製耐圧反応容器に5007のCF2=
CFO(CF2)3C00CH,と50W9のアゾビス
イツブチロニトリルを仕込む。
充分脱気した後70′CVCし、四弗化エチレンを19
.31<g/Cd迄仕込み、反応を開始させた。反応中
は四弗化エチレンを導入し、圧力を19.31<9/C
dに保持した。6.5時間後に87.57のポリマーが
得られた。
.31<g/Cd迄仕込み、反応を開始させた。反応中
は四弗化エチレンを導入し、圧力を19.31<9/C
dに保持した。6.5時間後に87.57のポリマーが
得られた。
ポリマー濃度は16.0重量%であつた。該共重合体は
TQ=210℃であり、210℃でプレス成形し加水分
解することにより、厚さ300μでイオン交換容量1.
51ミリ当量/f−ポリマーのイオン交換膜を与えた。
該イオン交換膜を用い、実施例1と同様の条件で電解を
行なつたところ、14Nの力性ソーダを92%の電流効
率と3.7ボルトの摺電圧で与えた。実施例 3 100m1のステンレス製反応容器に72VのCF2=
CFO(CF2)3C00CH3と221のトリクロロ
トリフルオロエタン及び190〜のアゾビスイソブチロ
ニトリルを仕込む。
TQ=210℃であり、210℃でプレス成形し加水分
解することにより、厚さ300μでイオン交換容量1.
51ミリ当量/f−ポリマーのイオン交換膜を与えた。
該イオン交換膜を用い、実施例1と同様の条件で電解を
行なつたところ、14Nの力性ソーダを92%の電流効
率と3.7ボルトの摺電圧で与えた。実施例 3 100m1のステンレス製反応容器に72VのCF2=
CFO(CF2)3C00CH3と221のトリクロロ
トリフルオロエタン及び190〜のアゾビスイソブチロ
ニトリルを仕込む。
70℃にて四弗化エチレンを20kg/Cwt迄仕込み
、反応を開始させる。反応中は四弗化エチレンを導入し
反応圧力を20kg/Cdに保持する。3時間後に18
.2Vの共重合体が得られた。該共重合体はTQ=22
0℃であり、イオン交換容量1.20ミリ当量/V一ポ
リマ一の陽イオン交換膜を与えた。該イオン交換膜は、
14Nの力性ソーダを93%の電流効率と4.3ボルト
の摺電圧で与えた。実施例 4 のアゾビスイソブチロニトリルを仕込む。
、反応を開始させる。反応中は四弗化エチレンを導入し
反応圧力を20kg/Cdに保持する。3時間後に18
.2Vの共重合体が得られた。該共重合体はTQ=22
0℃であり、イオン交換容量1.20ミリ当量/V一ポ
リマ一の陽イオン交換膜を与えた。該イオン交換膜は、
14Nの力性ソーダを93%の電流効率と4.3ボルト
の摺電圧で与えた。実施例 4 のアゾビスイソブチロニトリルを仕込む。
脱気した後70℃で四弗化エチレンを19.5kg/C
wL迄仕込み反応を行なわしめた。反応中は四弗化エチ
レンを連続的に導入し圧力を19.5kg/Cwtに保
持した。6.8時間後に17.6Vの共重合体が得られ
た。該共重合体は190℃のTQを有し、190℃でプ
レス成形し加水分解することにより、厚さ300μでイ
オン交換容量1.31ミリ当量/1−ポリマーの陽イオ
ン交換膜を与えた。
wL迄仕込み反応を行なわしめた。反応中は四弗化エチ
レンを連続的に導入し圧力を19.5kg/Cwtに保
持した。6.8時間後に17.6Vの共重合体が得られ
た。該共重合体は190℃のTQを有し、190℃でプ
レス成形し加水分解することにより、厚さ300μでイ
オン交換容量1.31ミリ当量/1−ポリマーの陽イオ
ン交換膜を与えた。
該イオン交換膜は14Nの力性ソーダを93%の電流効
率と4.1ボルトの摺電圧で与えた。実施例 5 100ゴの耐圧反応容器に100VのCF2=CFO(
CF2)4C00CH3と40〜のアゾビスイソブチ
ロニトリルを仕込み、70℃において四弗化エチレンの
反応圧力を15.8k9/CwLに保持して反応を行な
わせた。
率と4.1ボルトの摺電圧で与えた。実施例 5 100ゴの耐圧反応容器に100VのCF2=CFO(
CF2)4C00CH3と40〜のアゾビスイソブチ
ロニトリルを仕込み、70℃において四弗化エチレンの
反応圧力を15.8k9/CwLに保持して反応を行な
わせた。
11時間後に13yの共重合体が得られた。該共重合体
のTQは185℃であり、190℃でプレス成形し、加
水分解することにより厚さ300μでイオン交換容量1
.64ミリ当量/V−ポリマーの陽イオン交換膜を与え
た。該イオン交換膜は14Nの力性ソーダを91%の電
流効率と3.6ボルトの摺電圧で与えた。
のTQは185℃であり、190℃でプレス成形し、加
水分解することにより厚さ300μでイオン交換容量1
.64ミリ当量/V−ポリマーの陽イオン交換膜を与え
た。該イオン交換膜は14Nの力性ソーダを91%の電
流効率と3.6ボルトの摺電圧で与えた。
実施例 6
100m1の反応容器に100VのCF2=CFO(
CF2)3C00CH3と80〜のt−ブチルパーオキ
シイソブチレートを仕込む。
CF2)3C00CH3と80〜のt−ブチルパーオキ
シイソブチレートを仕込む。
脱気した後70℃において四弗化エチレンとエチレンの
混合ガスを19.0k9/CTi迄仕込んで反応を行な
わせた。反応中に系内に四弗化エチレン/エチレン混合
ガス(モル比90/10)を導入し重合圧力を19.0
kg/Cwtに保持した。
混合ガスを19.0k9/CTi迄仕込んで反応を行な
わせた。反応中に系内に四弗化エチレン/エチレン混合
ガス(モル比90/10)を導入し重合圧力を19.0
kg/Cwtに保持した。
4.0時間後に16.5Vの共重合体を得た。該共重合
体のTQは205℃であり、210℃でプレス成形して
厚さ300μでイオン交換容量1.62ミリ当量/V−
ポリマーの陽イオン交換膜を得た。該イオン交換膜は4
0wt%の力性ソーダを91%の電流効率と3.6ボル
トの摺電圧で与えた。比較例 1 100m1のステンレス製反応容器に10yのCF2=
CFO( CF2)3C00CH3と90Vのトリク
ロロトリフルオロエタン及び190〜のアゾビスイソブ
チロニトリルを仕込む。
体のTQは205℃であり、210℃でプレス成形して
厚さ300μでイオン交換容量1.62ミリ当量/V−
ポリマーの陽イオン交換膜を得た。該イオン交換膜は4
0wt%の力性ソーダを91%の電流効率と3.6ボル
トの摺電圧で与えた。比較例 1 100m1のステンレス製反応容器に10yのCF2=
CFO( CF2)3C00CH3と90Vのトリク
ロロトリフルオロエタン及び190〜のアゾビスイソブ
チロニトリルを仕込む。
脱気した後70℃にて四弗化エチレンを5k9/Cwl
迄仕込んで反応を行なわせる。反応圧力を5kg/Cw
lに保持して20時間反応を行なわせた所、2.IVの
共重合体が得られた。該共重合体のTQは80℃であり
、加水分解することによりイオン交換容量1.20ミリ
当量/1−ポリマーのイオン交換樹脂を与えたが、自己
支持するフイルムを得ることは出来なかつた。比較例
2 100m1のステンレス製反応容器に8yのCF2=C
FO(CF2)3C00CH3と92yのトリクロロト
リフルオロエタン及び190〜のアゾビスイソブチロニ
トリルを仕込む。
迄仕込んで反応を行なわせる。反応圧力を5kg/Cw
lに保持して20時間反応を行なわせた所、2.IVの
共重合体が得られた。該共重合体のTQは80℃であり
、加水分解することによりイオン交換容量1.20ミリ
当量/1−ポリマーのイオン交換樹脂を与えたが、自己
支持するフイルムを得ることは出来なかつた。比較例
2 100m1のステンレス製反応容器に8yのCF2=C
FO(CF2)3C00CH3と92yのトリクロロト
リフルオロエタン及び190〜のアゾビスイソブチロニ
トリルを仕込む。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弗素化したエチレン系不飽和単量体とカルボン酸基
もしくはカルボン酸基に転換しうる官能基を含有する重
合能ある官能性単量体とを、重合開始源の作用により共
重合せしめ、前記官能性単量体含有量1〜50モル%の
共重合体を生成せしめることからなる交換基含有フルオ
ロ重合体の製法において、前記官能性単量体1モル当り
不活性有機溶媒0〜10モルの割合で、共重合反応圧力
6kg/cm^2以上にて前記共重合反応を行なわしめ
、本文中に定義するT_Qが150℃以上でイオン交換
容量が0.5〜4ミリ当量/グラム乾燥樹脂の共重合体
を生成せしめることを特徴とするイオン交換基含有フル
オロ重合体の製法。 2 官能性単量体として一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中のlは0〜3、mは0〜1、nは0〜12
の整数であり、Xはフッ素原子又は−CF_3であり、
Y、Y′はフッ素原子又は炭素数1〜10のパーフルオ
ロアルキル基であり、Aは−CN、−COF、−COO
H、−COOR_1、−COOM又は−COONR_2
R_3であり、R_1は炭素数1〜10のアルキル基、
R_2、R_3は水素原子又はR_1であり、Mはアル
カリ金属又は第四級アンモニウム基である)で表わされ
るフルオロビニル化合物を使用する特許請求の範囲第1
項記載の製法。 3 弗素化したエチレン系不飽和単量体として一般式C
F_2=CZZ′(但し、Z、Z′はフッ素原子、塩素
原子、水素原子、又は−CF_3である)で表わされる
フッ素化オレフィン化合物を使用する特許請求の範囲第
1項記載の製法。 4 官能性単量体として一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中のlは0〜1、mは0〜1、nは0〜8の
整数であり、Aは−COF又は−COOR_1であり、
R_1は低級アルキル基である)で表わされるフルオロ
ビニル化合物を使用する特許請求の範囲第2項記載の製
法。 5 弗素化したエチレン系不飽和単量体として四弗化エ
チレンを使用する特許請求の範囲第3項記載の製法。 6 共重合反応温度20〜90℃で実施する特許請求の
範囲第1項記載の製法。 7 生成共重合体スラリー中の共重合体濃度を30重量
%以下に制御して共重合反応を実施する特許請求の範囲
第1項記載の製法。 8 不活性有機溶媒を使用しないバルク重合方式で実施
する特許請求の範囲第1項記載の製法。 9 不活性有機溶媒として炭素数1〜4個の弗素化系又
は弗素化塩素化系飽和炭化水素よりなる溶媒を官能性単
量体1モル当り5モル以下で使用する特許請求の範囲第
1項記載の製法。 10 不活性有機溶媒としてトリクロロトリフルオロエ
タンを使用する特許請求の範囲第9項記載の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51117244A JPS5930165B2 (ja) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | イオン交換基含有フルオロ重合体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51117244A JPS5930165B2 (ja) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | イオン交換基含有フルオロ重合体の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5343793A JPS5343793A (en) | 1978-04-20 |
| JPS5930165B2 true JPS5930165B2 (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=14706947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51117244A Expired JPS5930165B2 (ja) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | イオン交換基含有フルオロ重合体の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930165B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529519A (en) * | 1978-08-22 | 1980-03-01 | Asahi Glass Co Ltd | Preparation of fluorocopolymer |
-
1976
- 1976-10-01 JP JP51117244A patent/JPS5930165B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5343793A (en) | 1978-04-20 |
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