JPS5936679B2 - 冷間圧延油 - Google Patents
冷間圧延油Info
- Publication number
- JPS5936679B2 JPS5936679B2 JP1800375A JP1800375A JPS5936679B2 JP S5936679 B2 JPS5936679 B2 JP S5936679B2 JP 1800375 A JP1800375 A JP 1800375A JP 1800375 A JP1800375 A JP 1800375A JP S5936679 B2 JPS5936679 B2 JP S5936679B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- oil
- acid
- rolling oil
- oils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼板および鋼帯の冷間圧延における潤滑圧延油
(以下単に圧延油という)に関するものである。
(以下単に圧延油という)に関するものである。
更に詳しくは冷延鋼板は一般に酸洗−冷間圧延一電気清
浄一焼鈍一調質圧延一検査の各工程を経て製造されるが
、本発明はこれらの工程のうち電気清浄工程を省略する
ことの可能な改良された圧延油に関するものである。
浄一焼鈍一調質圧延一検査の各工程を経て製造されるが
、本発明はこれらの工程のうち電気清浄工程を省略する
ことの可能な改良された圧延油に関するものである。
一般に圧延油は動植物油脂を基油とする圧延油と鋼物油
を基油とする圧延油とに大別される。
を基油とする圧延油とに大別される。
一般に冷間圧延における被圧延材の圧下率((入側板厚
−出側板厚)/入側板厚)は40%程度から90%以上
にも及び、また圧延荷重も800Ton〜1500To
nの高荷重となる。
−出側板厚)/入側板厚)は40%程度から90%以上
にも及び、また圧延荷重も800Ton〜1500To
nの高荷重となる。
このような高負荷条件下で圧延用ロールと被圧延材が直
接接触することを防ぐ潤滑の役目を圧延油は有している
。
接接触することを防ぐ潤滑の役目を圧延油は有している
。
さらに冷間圧延は生産性を上げるために、圧延速度の高
速化が進んでおり、従来の1000m/mの圧延速度に
対して最近では2500m/mの圧延速度を有する圧延
機も出現している。
速化が進んでおり、従来の1000m/mの圧延速度に
対して最近では2500m/mの圧延速度を有する圧延
機も出現している。
このような高負荷、高速に耐えうる圧延油としては、動
植物油脂を基油とする圧延油が適している。
植物油脂を基油とする圧延油が適している。
動植物油脂としては牛脂、豚脂、鯨油、大豆油、ナタネ
油、綿実油、パーム油、カカオ油、ヤシ油等がある。
油、綿実油、パーム油、カカオ油、ヤシ油等がある。
しかし、動植物油脂を基油とする圧延油を用いて冷間圧
延した鋼板をそのまま焼鈍工程に送り焼鈍すると、鋼板
上には0.2〜0.5P/m程度の圧延油が残留付着し
ているので、この圧延油が焼鈍中に化学反応してカーボ
ンエツジ、油焼付等のオイルステンを形成し冷延鋼板と
しての品質を低下させる。
延した鋼板をそのまま焼鈍工程に送り焼鈍すると、鋼板
上には0.2〜0.5P/m程度の圧延油が残留付着し
ているので、この圧延油が焼鈍中に化学反応してカーボ
ンエツジ、油焼付等のオイルステンを形成し冷延鋼板と
しての品質を低下させる。
従って動植物油脂を基油とした圧延油で冷間圧延した場
合は、圧延機の最終スタンドで鋼板を洗滌するか、また
は別の電気清浄工程で鋼板を洗滌するかして、鋼板表面
に耐着した圧延油を除去してから焼鈍するのが一般であ
る。
合は、圧延機の最終スタンドで鋼板を洗滌するか、また
は別の電気清浄工程で鋼板を洗滌するかして、鋼板表面
に耐着した圧延油を除去してから焼鈍するのが一般であ
る。
これに対して鉱物油を基油とする圧延油を用いて冷間圧
延した鋼板をそのまま焼鈍してもオイルステンを形成し
ないが、高負荷、高速に耐える圧延性に欠けるのが普通
である。
延した鋼板をそのまま焼鈍してもオイルステンを形成し
ないが、高負荷、高速に耐える圧延性に欠けるのが普通
である。
そこで鉱物油を基油とする圧延油の圧延性を高めるため
に、動植物油脂や脂肪酸、例えばカプリル酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リルン
酸、リシノール酸等の油性向上剤を添加する方法が一般
に用いられているが、その添加量は焼鈍后のオイルステ
ンの発生を抑えるために、相当狭い範囲に制限される。
に、動植物油脂や脂肪酸、例えばカプリル酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リルン
酸、リシノール酸等の油性向上剤を添加する方法が一般
に用いられているが、その添加量は焼鈍后のオイルステ
ンの発生を抑えるために、相当狭い範囲に制限される。
本発明は、上記の鉱物油を基油とする圧延油の圧延性を
高めるための油性向上剤の添加量を増やしても、焼鈍層
のオイルステンの発生を抑制し、且つ圧延性をも相乗的
に高める全く新しいミルクリーン圧延油(冷間圧延后の
鋼板の洗滌工程を省略して鋼板を焼鈍することの可能な
圧延油)を提供することを目的とするものである。
高めるための油性向上剤の添加量を増やしても、焼鈍層
のオイルステンの発生を抑制し、且つ圧延性をも相乗的
に高める全く新しいミルクリーン圧延油(冷間圧延后の
鋼板の洗滌工程を省略して鋼板を焼鈍することの可能な
圧延油)を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明の圧延油はアミン基、ニトロ基、アル
キル基、ハイドロオキシ基、エトキシ基、メトキシ基お
よびカルボキシル基等の1種または2種を安息香酸のパ
ラ位或はオルト位およびパラ位の2位置に置換基を有す
る安息香酸誘導体0.1〜2.0%を含有し、残り鉱物
油および油性向上剤を主体とする圧延油である。
キル基、ハイドロオキシ基、エトキシ基、メトキシ基お
よびカルボキシル基等の1種または2種を安息香酸のパ
ラ位或はオルト位およびパラ位の2位置に置換基を有す
る安息香酸誘導体0.1〜2.0%を含有し、残り鉱物
油および油性向上剤を主体とする圧延油である。
本発明の圧延油に用いられる安息香酸誘導体は全組成に
対して0.1〜20%、望ましくは2〜15%添加され
る。
対して0.1〜20%、望ましくは2〜15%添加され
る。
こ又で添加量が0.1%未満では所望する潤滑性が得ら
れず、また添加量が20%超になると安息香酸誘導体の
もつ高融点によって分離しやすい傾向を示す。
れず、また添加量が20%超になると安息香酸誘導体の
もつ高融点によって分離しやすい傾向を示す。
次に本発明の圧延油を用いその圧延性、ミルクリーン性
についての実験例を示し、その結果を第1図、第2図に
示す。
についての実験例を示し、その結果を第1図、第2図に
示す。
使用した冷間圧延機
圧延機:4重式5スタンドミル
ロール寸法:ワークロール、径660φ×ロール胴長2
080mm、バックアツプロール径1520φ×ロール
胴長2180mm ミル馬カニ40000KW ミル最高速度: 1800m/mix。
080mm、バックアツプロール径1520φ×ロール
胴長2180mm ミル馬カニ40000KW ミル最高速度: 1800m/mix。
使用した焼鈍炉
型式:直火式 137T炉
雰囲気ガス:Mixガス(N295%、N25%)、1
5m3/H 焼鈍条件:炉温800℃、コイル温度700℃、保定時
間8Hr 試験材 板厚:圧延機入側2..3−6.0m111、圧延機出
側O54〜3.2mm 板巾:900〜2000mrIL 材質:JIS規格5PCC 対象量:約100000Ton 試験に供した圧延機、焼鈍炉、材料については上述の通
りである。
5m3/H 焼鈍条件:炉温800℃、コイル温度700℃、保定時
間8Hr 試験材 板厚:圧延機入側2..3−6.0m111、圧延機出
側O54〜3.2mm 板巾:900〜2000mrIL 材質:JIS規格5PCC 対象量:約100000Ton 試験に供した圧延機、焼鈍炉、材料については上述の通
りである。
第1図の横軸は油脂、脂肪酸等の油性向上剤の圧延油組
成中の含有量、縦軸は圧延機最終スタンド出側の圧延速
度である。
成中の含有量、縦軸は圧延機最終スタンド出側の圧延速
度である。
第2図の横軸は第1図と同様であり、縦軸は冷延鋼板製
品のオイルステンの不良発生率である。
品のオイルステンの不良発生率である。
第1図の曲線1かも油脂、脂肪酸等の油性向上剤を添加
することにより圧延性は向上し、圧延機出側速度も添加
量20%で1200m/Tninまで向上するが、第2
図の曲線3に示すように鋼板表面のオイルステンの不良
発生率が高くなる。
することにより圧延性は向上し、圧延機出側速度も添加
量20%で1200m/Tninまで向上するが、第2
図の曲線3に示すように鋼板表面のオイルステンの不良
発生率が高くなる。
すなわち、安息香酸誘導体を含有しない従来の圧延油で
は、圧延油中の油脂、脂肪酸等の含有量はオイルステン
の不良発生率の点から5%程度に抑えられる。
は、圧延油中の油脂、脂肪酸等の含有量はオイルステン
の不良発生率の点から5%程度に抑えられる。
これに対して安息香酸誘導体を2〜15%添加すれば、
従来の油性向上剤20%の添加量で第1図曲線2に示す
ように圧延機出側速度も1700m /minと約40
%の圧延性向上を示し、しかも、第2図の曲線4に示す
ように、オイルステンの不良発生率も殆んどなく冷延鋼
板としての品質を損わない。
従来の油性向上剤20%の添加量で第1図曲線2に示す
ように圧延機出側速度も1700m /minと約40
%の圧延性向上を示し、しかも、第2図の曲線4に示す
ように、オイルステンの不良発生率も殆んどなく冷延鋼
板としての品質を損わない。
すなわち、安息香酸誘導体を含有する圧延油は従来の油
脂、脂肪酸等の油性向上剤の添加量を増やしてもオイル
ステンの発生を抑制し、且つ圧延性をも相乗的に高める
特性を有する。
脂、脂肪酸等の油性向上剤の添加量を増やしてもオイル
ステンの発生を抑制し、且つ圧延性をも相乗的に高める
特性を有する。
安息香酸誘導体がこのような優れた性能を圧延油に与え
るのは、従来の油性向上剤である動植物油脂、脂肪酸に
比較して熱安定性が優れ、それ放熱重合が少なくミルス
クリーン性を有利にすると共に、吸着性が優れているた
め潤滑性をも向上させるからである。
るのは、従来の油性向上剤である動植物油脂、脂肪酸に
比較して熱安定性が優れ、それ放熱重合が少なくミルス
クリーン性を有利にすると共に、吸着性が優れているた
め潤滑性をも向上させるからである。
安息香酸誘導体を含有する圧延油の実施例を下記に示す
。
。
実施例 1
パラニ1口安息香酸 5 %エチルア
ミン 5 〃オレイン酸
3 〃牛脂
5 〃精製鉱油
79.5//ホリオキシエチレンノニルエーテル
2 it酸化防止剤
0.5〃実施例 2 パラアミノ安息香酸 2 %オレイル
アミン 2 〃牛脂脂肪酸
3 //精整鉱油
9111ポリオキシ1チ′ンノー″フ1
ノー 1.5□ルエーテル 酸化防止剤 0.5/l実施
例 3 パラオキシ安息香酸 7 %モノエタ
ノールアミン 7 〃タイマ酸
10 〃ポリオキシエチレンオ
レイルエステ 2 、。
ミン 5 〃オレイン酸
3 〃牛脂
5 〃精製鉱油
79.5//ホリオキシエチレンノニルエーテル
2 it酸化防止剤
0.5〃実施例 2 パラアミノ安息香酸 2 %オレイル
アミン 2 〃牛脂脂肪酸
3 //精整鉱油
9111ポリオキシ1チ′ンノー″フ1
ノー 1.5□ルエーテル 酸化防止剤 0.5/l実施
例 3 パラオキシ安息香酸 7 %モノエタ
ノールアミン 7 〃タイマ酸
10 〃ポリオキシエチレンオ
レイルエステ 2 、。
ル
酸化防止剤 0.5/精製鉱
油 73.5//実施例
4 没食子酸 5 %トリエタ
ノールアミン 511ンルビタンラウリ
ルエス斗ル 2 〃ナタネ油
10 、/精製鉱油
77.5//酸化防止剤
0.511実施例 5 3・5ジアミノ安息香酸 12 %ラウリル
アミン 12 /lヤシ油脂肪酸
5 //パーム油
2 〃ポリオキシエチレンソルビタン
ブチ 7ウエ、、、7−72 ′ 〃酸
化防止剤 0.511精製鉱
油 66.5%実施例 6 2・4ジターシヤルブチル安息香酸 15 %トリエチ
ルアミン 7.51ノモノエ
タノールアミン 7.511精製鉱油
68.5//ポリオキシエチ
レンノニルフエノ−1,5,。
油 73.5//実施例
4 没食子酸 5 %トリエタ
ノールアミン 511ンルビタンラウリ
ルエス斗ル 2 〃ナタネ油
10 、/精製鉱油
77.5//酸化防止剤
0.511実施例 5 3・5ジアミノ安息香酸 12 %ラウリル
アミン 12 /lヤシ油脂肪酸
5 //パーム油
2 〃ポリオキシエチレンソルビタン
ブチ 7ウエ、、、7−72 ′ 〃酸
化防止剤 0.511精製鉱
油 66.5%実施例 6 2・4ジターシヤルブチル安息香酸 15 %トリエチ
ルアミン 7.51ノモノエ
タノールアミン 7.511精製鉱油
68.5//ポリオキシエチ
レンノニルフエノ−1,5,。
ルエーテル
実施例 7
バラオクタデシル安息香酸 10 %ヘギシル
アミン 10 〃精製鉱油
775〃ホリオキシエチレンオレ
イルエステ 0,5ttル 実施例 8 1・3ジノニル安息香酸 83モルホリン
8 〃牛脂
2 〃ポリオキシエチレンラウリル
エステ 1.0//ル 精製鉱油 80.511酸化
防止剤 0.511実施例
9 バラエトキシ安息香酸 5%ブチルア
ミン 5 //牛脂脂肪酸
21/ナタネ油
3 //ホリオキシ1チレン
ノ=ルフ1ノール 2,7エーテル 精製鉱油 831/実施例
10 パラターシャルブチル安息香酸 3 %牛脂
3 〃牛脂脂肪酸
0.5〃トリエタノールアミン
3 〃ホリオキシエチレンノニノげエ
ノー 2 //ルエーテル 酸化防止剤 0.5%精製鉱
油 887
アミン 10 〃精製鉱油
775〃ホリオキシエチレンオレ
イルエステ 0,5ttル 実施例 8 1・3ジノニル安息香酸 83モルホリン
8 〃牛脂
2 〃ポリオキシエチレンラウリル
エステ 1.0//ル 精製鉱油 80.511酸化
防止剤 0.511実施例
9 バラエトキシ安息香酸 5%ブチルア
ミン 5 //牛脂脂肪酸
21/ナタネ油
3 //ホリオキシ1チレン
ノ=ルフ1ノール 2,7エーテル 精製鉱油 831/実施例
10 パラターシャルブチル安息香酸 3 %牛脂
3 〃牛脂脂肪酸
0.5〃トリエタノールアミン
3 〃ホリオキシエチレンノニノげエ
ノー 2 //ルエーテル 酸化防止剤 0.5%精製鉱
油 887
第1図は圧延油中の安息香酸誘導体と圧延機出側速度と
の関係を示すグラフ、第2図は圧延油中の安息香酸誘導
体とオイルステン発生率との関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフ、第2図は圧延油中の安息香酸誘導
体とオイルステン発生率との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 1 安息香酸誘導体を0.1〜20%含有し、残り鉱物
油および油性向上剤を主体とする冷間圧延油。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1800375A JPS5936679B2 (ja) | 1975-02-14 | 1975-02-14 | 冷間圧延油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1800375A JPS5936679B2 (ja) | 1975-02-14 | 1975-02-14 | 冷間圧延油 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5192801A JPS5192801A (ja) | 1976-08-14 |
| JPS5936679B2 true JPS5936679B2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=11959508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1800375A Expired JPS5936679B2 (ja) | 1975-02-14 | 1975-02-14 | 冷間圧延油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936679B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0631392B2 (ja) * | 1985-08-12 | 1994-04-27 | 日本石油株式会社 | アルミニウム冷間圧延油組成物 |
-
1975
- 1975-02-14 JP JP1800375A patent/JPS5936679B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5192801A (ja) | 1976-08-14 |
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