JPS5938466B2 - 油圧変速機の制御装置 - Google Patents
油圧変速機の制御装置Info
- Publication number
- JPS5938466B2 JPS5938466B2 JP10581578A JP10581578A JPS5938466B2 JP S5938466 B2 JPS5938466 B2 JP S5938466B2 JP 10581578 A JP10581578 A JP 10581578A JP 10581578 A JP10581578 A JP 10581578A JP S5938466 B2 JPS5938466 B2 JP S5938466B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- motor
- circuit
- pump
- port
- Prior art date
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- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油圧変速機の油圧閉回路に設けたクラッチ弁を
開閉して、油圧モータを作動させるクラッチ・オン状態
およびそれを不作動にするクラッチ・オフ状態が得られ
るようにした制御装置に関する。
開閉して、油圧モータを作動させるクラッチ・オン状態
およびそれを不作動にするクラッチ・オフ状態が得られ
るようにした制御装置に関する。
入力軸に連なる斜板式油圧ポンプと出力軸に連なる斜板
式油圧モータ間に油圧閉回路を形成し、その油圧閉回路
は、前記油圧ポンプの吸入および吐出ポート、並びに前
記油圧モータの複数の連絡ボートを一端面に開口し前記
油圧モータのモータソリンダと共に回転する分配盤と、
固定軸に支持されて前記分配盤の一端面に、前記吐出ポ
ートと高圧側の前記連絡ポート間を連通する高圧室、お
よび前記吸入ポートと低圧側の前記連絡ボート間を連通
する低圧室を画成する分配環とより構成される、油圧変
速機は従来既に知られている。
式油圧モータ間に油圧閉回路を形成し、その油圧閉回路
は、前記油圧ポンプの吸入および吐出ポート、並びに前
記油圧モータの複数の連絡ボートを一端面に開口し前記
油圧モータのモータソリンダと共に回転する分配盤と、
固定軸に支持されて前記分配盤の一端面に、前記吐出ポ
ートと高圧側の前記連絡ポート間を連通する高圧室、お
よび前記吸入ポートと低圧側の前記連絡ボート間を連通
する低圧室を画成する分配環とより構成される、油圧変
速機は従来既に知られている。
本発明は、かゝる変速機において、前記固定軸に、前記
低圧室と高圧室間の連通を制御するように摺動するピス
トン形クラッチ弁とそれを作動する油圧サーボモータを
内蔵させ、油圧モータを作動させるクラッチ・オン状態
およびそれを不作動にするクラッチ・オフ状態が容易、
確実に得られるようにした、構成が簡潔な前記制御装置
を提供することを目的とする。以下、図面により本発明
の一実施例について説明すると、1は長手方向に分割さ
れた二つのケース半体1a、lbを結合してなるミッシ
ョンケースで、それに装備される変速機は油圧ポンプP
と油圧モータMとより構成される。
低圧室と高圧室間の連通を制御するように摺動するピス
トン形クラッチ弁とそれを作動する油圧サーボモータを
内蔵させ、油圧モータを作動させるクラッチ・オン状態
およびそれを不作動にするクラッチ・オフ状態が容易、
確実に得られるようにした、構成が簡潔な前記制御装置
を提供することを目的とする。以下、図面により本発明
の一実施例について説明すると、1は長手方向に分割さ
れた二つのケース半体1a、lbを結合してなるミッシ
ョンケースで、それに装備される変速機は油圧ポンプP
と油圧モータMとより構成される。
油圧ポンプPは、入力軸2に貫通されると共にそれにス
プライン結合3されたポンプシリンダ4を有し、そのポ
ンプシリンダ4にその回転中心を囲むように設けられた
環状配列の多数のシリンダ孔5,5・・・にはポンププ
ランジャ6,6・・・がそれぞれ摺合している。
プライン結合3されたポンプシリンダ4を有し、そのポ
ンプシリンダ4にその回転中心を囲むように設けられた
環状配列の多数のシリンダ孔5,5・・・にはポンププ
ランジャ6,6・・・がそれぞれ摺合している。
入力軸2には図示しないエンジンからの動力がフライホ
ィール7を介して伝達される。一方、油圧モータMは、
ポンプシリンダ4を同心上で囲繞してそれと相対的に回
転し得るように配設されたモータシリンダ8を有し、そ
のモータシリンダ8にその回転中心を囲むように設けら
れた環状配列の多数のシリンダ孔9,9・・・にはモー
タプランジャ10,10・・・がそれぞれ摺合している
。
ィール7を介して伝達される。一方、油圧モータMは、
ポンプシリンダ4を同心上で囲繞してそれと相対的に回
転し得るように配設されたモータシリンダ8を有し、そ
のモータシリンダ8にその回転中心を囲むように設けら
れた環状配列の多数のシリンダ孔9,9・・・にはモー
タプランジャ10,10・・・がそれぞれ摺合している
。
モータシリンダ8の軸方向両端面には一対の支軸11,
1Vが突設されており、一方の支軸11はボールベアリ
ング12を介して右ケース半体1bの端壁に、また他方
の支軸1Vはニードルベアリング13を介して左ケース
半体1aの端壁にそれぞれ支持される。
1Vが突設されており、一方の支軸11はボールベアリ
ング12を介して右ケース半体1bの端壁に、また他方
の支軸1Vはニードルベアリング13を介して左ケース
半体1aの端壁にそれぞれ支持される。
そして一方の支軸11の外端に、モータシリンダ8と共
にボールベアリング12のインナレース12aを挾持す
る止環14が係止され、またそのアウタレース12bの
外周外端部に係止した別の止環15が右ケース半体1b
の端壁外面の環状凹部16に係合され、さらにアウタレ
ース12bの外端に当接する押え板17かボルト18に
より右ケース半体1bに着脱可能に固着され、かくして
ボールベアリング12および支軸11の右ケース半体1
bに対する軸方向移動が阻止される。他方の支軸1Vは
歯車19を一体に形成されて出力軸とされ、油圧モータ
Mの出力は上記歯車19から取出され、中間歯車20を
介して差動歯車装置21へと伝達されるようになつてい
る。
にボールベアリング12のインナレース12aを挾持す
る止環14が係止され、またそのアウタレース12bの
外周外端部に係止した別の止環15が右ケース半体1b
の端壁外面の環状凹部16に係合され、さらにアウタレ
ース12bの外端に当接する押え板17かボルト18に
より右ケース半体1bに着脱可能に固着され、かくして
ボールベアリング12および支軸11の右ケース半体1
bに対する軸方向移動が阻止される。他方の支軸1Vは
歯車19を一体に形成されて出力軸とされ、油圧モータ
Mの出力は上記歯車19から取出され、中間歯車20を
介して差動歯車装置21へと伝達されるようになつてい
る。
モータシリンダ8の内側には、各ポンププランジャ6に
対し一定角度傾斜したポンプ斜板22が固定されており
、このポンプ斜板22の表面を滑らかに摺動し得る摺動
片6aが各ポンププランジャ6の球状端部に首振り自在
に付設され、かくしてポンプ斜板22はポンプシリンダ
4の回転に伴い各ポンププランジャ6に往復動を与えて
吸入および吐出行程を繰返させることができる。
対し一定角度傾斜したポンプ斜板22が固定されており
、このポンプ斜板22の表面を滑らかに摺動し得る摺動
片6aが各ポンププランジャ6の球状端部に首振り自在
に付設され、かくしてポンプ斜板22はポンプシリンダ
4の回転に伴い各ポンププランジャ6に往復動を与えて
吸入および吐出行程を繰返させることができる。
またミッションケース1には解モータプランジャ10に
対向するモータ斜板23がその両外側から突出する一対
のトラニオン軸24を介して傾動自在に枢支されており
、このモータ斜板23の表面を滑らかに摺動し得る摺動
片10aが各モータプランジャ10の球状端部に首振り
自在に付設され、かくしてモータ斜板23はモータシリ
ンダ8の回転に伴い各モータプランジャ10に往復動を
与えて膨脹および収縮行程を繰返させることができる。
対向するモータ斜板23がその両外側から突出する一対
のトラニオン軸24を介して傾動自在に枢支されており
、このモータ斜板23の表面を滑らかに摺動し得る摺動
片10aが各モータプランジャ10の球状端部に首振り
自在に付設され、かくしてモータ斜板23はモータシリ
ンダ8の回転に伴い各モータプランジャ10に往復動を
与えて膨脹および収縮行程を繰返させることができる。
その際、モータプランジャ10のストロークは、モータ
斜板23を各モータプランジャ10に対し垂直となる直
立位置から図示の最大傾斜位置へ傾動することにより零
から最大に無段階に調節することができる。油圧ポンプ
Pと油圧モータM間には後述する分配盤Dおよび分配環
25により油圧閉回路が形成される。
斜板23を各モータプランジャ10に対し垂直となる直
立位置から図示の最大傾斜位置へ傾動することにより零
から最大に無段階に調節することができる。油圧ポンプ
Pと油圧モータM間には後述する分配盤Dおよび分配環
25により油圧閉回路が形成される。
而して入力軸2よりポンプシリンダ4を回転したとき、
吐出行程のポンププランジャ6を収容するシリンダ孔5
から吐出される高圧の作動油が膨脹行程のモータプラン
ジャ10を収容するシリンダ孔9に給送される一方、収
縮行程のモータプランジャ10を収容するシリンダ孔9
から排出される作動油が吸入行程のポンププランジャ6
を収容するシリンダ孔5に還流し、その間、吐出行程の
ポンププランジャ6がポンプ斜板22を介してモータシ
リンダ8に与える反動トルクと、膨脹行程のモータプラ
ンジャ10がモータ斜板23から受ける反動トルクとの
和によつてモータシリンダ8は回転される。この場合、
ポンプシリンダ4に対するモータシリンダ8の変速比は
次式によつて与えられる。
吐出行程のポンププランジャ6を収容するシリンダ孔5
から吐出される高圧の作動油が膨脹行程のモータプラン
ジャ10を収容するシリンダ孔9に給送される一方、収
縮行程のモータプランジャ10を収容するシリンダ孔9
から排出される作動油が吸入行程のポンププランジャ6
を収容するシリンダ孔5に還流し、その間、吐出行程の
ポンププランジャ6がポンプ斜板22を介してモータシ
リンダ8に与える反動トルクと、膨脹行程のモータプラ
ンジャ10がモータ斜板23から受ける反動トルクとの
和によつてモータシリンダ8は回転される。この場合、
ポンプシリンダ4に対するモータシリンダ8の変速比は
次式によつて与えられる。
上式から明らかなように、油圧モータMの容量を零から
或る値に変えれば、変速比を1から或る必要な値まで変
えることができる。ところで、油圧モータMの容量はモ
ータプランジャ10のストロークにより決定されるので
、モータ斜板23を前述のよ″うに直立位置から或る傾
斜角まで傾動させることにより変速比をlから或る値ま
で無段階に調節することができる。モータ斜板23の傾
動操作のために油圧サーボモータS1がミッションケー
ス1に設けられている。モータシリンダ8は、その軸方
向に分割された第1〜4部分8a〜8dより構成される
。
或る値に変えれば、変速比を1から或る必要な値まで変
えることができる。ところで、油圧モータMの容量はモ
ータプランジャ10のストロークにより決定されるので
、モータ斜板23を前述のよ″うに直立位置から或る傾
斜角まで傾動させることにより変速比をlから或る値ま
で無段階に調節することができる。モータ斜板23の傾
動操作のために油圧サーボモータS1がミッションケー
ス1に設けられている。モータシリンダ8は、その軸方
向に分割された第1〜4部分8a〜8dより構成される
。
第1部分8aはカップ状をなし、その外端に前記出力軸
1Vを一体に備え、そして前記ポンプ斜板22を支持し
ている。
1Vを一体に備え、そして前記ポンプ斜板22を支持し
ている。
第2部分8bは円筒状をなし、その周壁には前記シリン
ダ孔9のうちモータプランジャ10の支承孔9aが全長
に亘り設けられ、またその中空部には前記ポンプシリン
ダ4が収容される。
ダ孔9のうちモータプランジャ10の支承孔9aが全長
に亘り設けられ、またその中空部には前記ポンプシリン
ダ4が収容される。
第3部分8cは円盤状を、また第4部分8dは環状をな
し、これらに前記シリンダ孔9のうち支承孔9aより若
干大径の一連のモータ油圧室9bが設けられ、さらに第
3部分8cの中心盤状部により分配盤Dが構成される。
第1部分8aには第2部分8bとの対向端部に連結フラ
ンジ26を一体に突設し、そのフランジ26を、それに
対向する第2部分8bの端面の位置決め凹部27に密合
すると共に複数本の結合ボルト28により第2部分8b
に固着する。
し、これらに前記シリンダ孔9のうち支承孔9aより若
干大径の一連のモータ油圧室9bが設けられ、さらに第
3部分8cの中心盤状部により分配盤Dが構成される。
第1部分8aには第2部分8bとの対向端部に連結フラ
ンジ26を一体に突設し、そのフランジ26を、それに
対向する第2部分8bの端面の位置決め凹部27に密合
すると共に複数本の結合ボルト28により第2部分8b
に固着する。
また第2、第3および第4部分8b,8c,8dは、そ
れらの各接合部にノックピン29,30を嵌入して相互
に位置決めし、そして複数本の結合ボルト31により第
2および第4部分8b,8d間を緊締連結すると共にそ
れらにより第3部分8cを強固に挟持し、かくして第1
〜4部分8a〜8dは一体に結合される。
れらの各接合部にノックピン29,30を嵌入して相互
に位置決めし、そして複数本の結合ボルト31により第
2および第4部分8b,8d間を緊締連結すると共にそ
れらにより第3部分8cを強固に挟持し、かくして第1
〜4部分8a〜8dは一体に結合される。
前記押え板17にはモータシリンダ8の支軸11を貫通
する固定軸35がピン36を介して連結されており、こ
の固定軸35の内端に、分配盤Dに接する分配環25が
偏心的に嵌合して支持され、この分配環25によつてモ
ータシリンダ8の第4部分8dの中空部37が内側の高
圧室37aと外側の低圧室37bとに区画される。
する固定軸35がピン36を介して連結されており、こ
の固定軸35の内端に、分配盤Dに接する分配環25が
偏心的に嵌合して支持され、この分配環25によつてモ
ータシリンダ8の第4部分8dの中空部37が内側の高
圧室37aと外側の低圧室37bとに区画される。
一方、分配盤Dには吐出および吸入ボート38,39を
穿設してあり、その吐出ボート38により吐出行程にあ
るポンププランジャ6のシリンダ孔5と前記高圧室37
a間が連通され、また吸入ボート39により吸入行程に
あるポンププランジャ6のシリンダ孔5と前記低圧室3
7b間が連通される。また分配盤Dには放射状に延びる
多数の連絡ボート40,40・・・を有し、それらはモ
ータシリンダ8の第2および第3部分8b,8cの分割
面側のモータ油圧室9b端部内側より穿孔され、これら
によつてモータシリンダ8のモータ油圧室9b,9b・
・・のうち高圧側のものが前記高圧室37aに、また低
圧側のものが前記低圧室37bにそれぞれ連通される。
したがつて、ポンプシリンダ4の回転時、ポンププラン
ジャ6の吐出行程により生成された高圧の作動油を吐出
ボート38から高圧室37aへ、さらにそれと連通状態
にある連絡ボート40を経て膨脹行程のモータプランジ
ャ10のモータ油圧室9bに流入してそのプランジャ1
0にその推力を与え、一方、収縮行程のモータプランジ
ャ10により排出される作動油は低圧室37bに連通す
る連絡ボート40および吸入ボート39を介して吸入行
程のポンププランジャ6のシリンダ孔5に還流し、この
ような作動油の循環により前述のような油圧ポンプPか
ら油圧モータMへの伝動が行われる。
穿設してあり、その吐出ボート38により吐出行程にあ
るポンププランジャ6のシリンダ孔5と前記高圧室37
a間が連通され、また吸入ボート39により吸入行程に
あるポンププランジャ6のシリンダ孔5と前記低圧室3
7b間が連通される。また分配盤Dには放射状に延びる
多数の連絡ボート40,40・・・を有し、それらはモ
ータシリンダ8の第2および第3部分8b,8cの分割
面側のモータ油圧室9b端部内側より穿孔され、これら
によつてモータシリンダ8のモータ油圧室9b,9b・
・・のうち高圧側のものが前記高圧室37aに、また低
圧側のものが前記低圧室37bにそれぞれ連通される。
したがつて、ポンプシリンダ4の回転時、ポンププラン
ジャ6の吐出行程により生成された高圧の作動油を吐出
ボート38から高圧室37aへ、さらにそれと連通状態
にある連絡ボート40を経て膨脹行程のモータプランジ
ャ10のモータ油圧室9bに流入してそのプランジャ1
0にその推力を与え、一方、収縮行程のモータプランジ
ャ10により排出される作動油は低圧室37bに連通す
る連絡ボート40および吸入ボート39を介して吸入行
程のポンププランジャ6のシリンダ孔5に還流し、この
ような作動油の循環により前述のような油圧ポンプPか
ら油圧モータMへの伝動が行われる。
前記固定軸35は中心孔41を穿設して中空に形成され
、その側壁には複数個(図では2個)の短絡ボート42
,43が穿設される。
、その側壁には複数個(図では2個)の短絡ボート42
,43が穿設される。
これら短絡ボート42,43の内端は中心孔41を介し
て前記高圧室37aに連なり、またそれらの外端は固定
軸35の外側溝44,45を介して前記低圧室37bに
連なり、そしてこれら短絡ボート42,43は中心孔4
1に摺合するピストン形クラッチ弁48の右動と左動に
より開閉されるようになつている。即ちクラッチ弁48
が右動位置にあるときは、短絡ボート42,43は開放
されて両室37a,37b間を連通し、分配盤Dの吐出
ボート38から吐出される作動油が直ちに吸入ボート3
9に短絡して油圧モータMへの作動油の給送が行われな
いので、油圧モータMを不作動にした、所謂クラッチ・
オフ状態となり、次にクラッチ弁48を左動して短絡ボ
ート42,43を共に閉塞したときは、油圧ポンプPか
らモータMへの作動油の循環作用が生起するのでクラッ
チ・オンの状態となる。その間のクラッチ弁48の中間
位置では、短絡ボート42,43の開度に応じて作動油
の循環が生起して半クラッチ状態となり、クラッチ弁4
8の摺動ストローク内でこの半クラッチ状態の区域を広
く取ることは車輌のスムーズな発進を得る上で有効であ
る。そのために図示例では、短絡ボート42,43の中
心孔41への開口中心をクラッチ弁48の摺動方向に互
いに偏位させてある。さらに図示例ではクラッチ弁48
の端部外周にテーパ面49が形成され、これにより短絡
ボート42,43の開閉が緩除に行われ、クラッチの切
換操作を一層スムーズに行うことができる。クラッチ弁
48の先端には弁杆50が螺着され、その球状端部50
aに傘状弁体51が首振り可能に連結され、この弁体5
1は、クラッチ弁48がクラッチ・オンの位置を越えて
左動したとき吐出ボート38を閉塞するように分配盤D
に密着することができる。この弁体51による吐出ボー
ト38の閉塞はモータ斜板23を直立状態にして変速比
をl:1にしたときに行うもので、これによりポンププ
ランジャ6を油圧的にロックしてポンプシリンダ4から
ポンププランジャ6群およびポンプ斜板22を介してモ
ータシリンダ8を機械的に駆動することができ、したが
つてモータプランジャ10のモータ斜板23に与える推
力が消失し、その推力による各部の負担を軽減すること
ができる。前記クラッチ弁48の摺動操作のために、固
定軸35に油圧サーボモータS2が内蔵される。
て前記高圧室37aに連なり、またそれらの外端は固定
軸35の外側溝44,45を介して前記低圧室37bに
連なり、そしてこれら短絡ボート42,43は中心孔4
1に摺合するピストン形クラッチ弁48の右動と左動に
より開閉されるようになつている。即ちクラッチ弁48
が右動位置にあるときは、短絡ボート42,43は開放
されて両室37a,37b間を連通し、分配盤Dの吐出
ボート38から吐出される作動油が直ちに吸入ボート3
9に短絡して油圧モータMへの作動油の給送が行われな
いので、油圧モータMを不作動にした、所謂クラッチ・
オフ状態となり、次にクラッチ弁48を左動して短絡ボ
ート42,43を共に閉塞したときは、油圧ポンプPか
らモータMへの作動油の循環作用が生起するのでクラッ
チ・オンの状態となる。その間のクラッチ弁48の中間
位置では、短絡ボート42,43の開度に応じて作動油
の循環が生起して半クラッチ状態となり、クラッチ弁4
8の摺動ストローク内でこの半クラッチ状態の区域を広
く取ることは車輌のスムーズな発進を得る上で有効であ
る。そのために図示例では、短絡ボート42,43の中
心孔41への開口中心をクラッチ弁48の摺動方向に互
いに偏位させてある。さらに図示例ではクラッチ弁48
の端部外周にテーパ面49が形成され、これにより短絡
ボート42,43の開閉が緩除に行われ、クラッチの切
換操作を一層スムーズに行うことができる。クラッチ弁
48の先端には弁杆50が螺着され、その球状端部50
aに傘状弁体51が首振り可能に連結され、この弁体5
1は、クラッチ弁48がクラッチ・オンの位置を越えて
左動したとき吐出ボート38を閉塞するように分配盤D
に密着することができる。この弁体51による吐出ボー
ト38の閉塞はモータ斜板23を直立状態にして変速比
をl:1にしたときに行うもので、これによりポンププ
ランジャ6を油圧的にロックしてポンプシリンダ4から
ポンププランジャ6群およびポンプ斜板22を介してモ
ータシリンダ8を機械的に駆動することができ、したが
つてモータプランジャ10のモータ斜板23に与える推
力が消失し、その推力による各部の負担を軽減すること
ができる。前記クラッチ弁48の摺動操作のために、固
定軸35に油圧サーボモータS2が内蔵される。
左ケース半体1aの外側には補給ポンプFが装備され、
そのポンプは入力軸2により1駆動され図示しない油溜
から油を吸入して一定圧力の作動油を生成するようにな
つており、そしてこのポンプVの吐出ボート52は、入
力軸2内の油路53を介し、さらに逆止弁54,55を
介して分配盤Dの吐出ボート38および、前記低圧室3
7bにそれぞれ連通している。したがつて油圧ポンプP
と油圧モータMの油圧閉回路から作動油が漏洩したとき
、その分を補給ポンプFから自動的に補給することがで
きる。以上のように本発明によれば、分配環を支持する
固定軸を中空に形成すると共にその側壁に低圧室と高圧
室間を連通する短絡ボートを穿設し、前記中空部に、前
記短絡ボートを開閉する摺動ピストン形クラッチ弁とそ
れを作動するサーボモータとを配設したので、サーボモ
ータに対する入力を加減することによりクラッチ弁を軽
快且つ希望通りに作動でき、したがつて短絡ボートの開
閉のみならず開度調節を自由に行うことができ、クラッ
チ・オン、クラッチ・オフおよび半クラッチ等の希望す
る状態が的確に得られ、自動車に適用した場合、その発
進、停止を極めてスムーズに行うことができ、また固定
軸へのクラッチ弁およびそのサーボモータの内蔵によつ
てそれらがユニット化され、その結果、変速機の組立が
容易になると共にその小型化を図ることができる。
そのポンプは入力軸2により1駆動され図示しない油溜
から油を吸入して一定圧力の作動油を生成するようにな
つており、そしてこのポンプVの吐出ボート52は、入
力軸2内の油路53を介し、さらに逆止弁54,55を
介して分配盤Dの吐出ボート38および、前記低圧室3
7bにそれぞれ連通している。したがつて油圧ポンプP
と油圧モータMの油圧閉回路から作動油が漏洩したとき
、その分を補給ポンプFから自動的に補給することがで
きる。以上のように本発明によれば、分配環を支持する
固定軸を中空に形成すると共にその側壁に低圧室と高圧
室間を連通する短絡ボートを穿設し、前記中空部に、前
記短絡ボートを開閉する摺動ピストン形クラッチ弁とそ
れを作動するサーボモータとを配設したので、サーボモ
ータに対する入力を加減することによりクラッチ弁を軽
快且つ希望通りに作動でき、したがつて短絡ボートの開
閉のみならず開度調節を自由に行うことができ、クラッ
チ・オン、クラッチ・オフおよび半クラッチ等の希望す
る状態が的確に得られ、自動車に適用した場合、その発
進、停止を極めてスムーズに行うことができ、また固定
軸へのクラッチ弁およびそのサーボモータの内蔵によつ
てそれらがユニット化され、その結果、変速機の組立が
容易になると共にその小型化を図ることができる。
図面は本発明装置を備えた油圧変速機の縦断側面図であ
る。 4・・・・・・ポンプシリンダ、8・・・・・・モータ
シリンダ、25・・・・・・分配環、35・・・・・・
固定軸、37a・・−・・・高圧室、37b・・・・・
・低圧室、38・・・・・・吐出ボート、39・・・・
・・吸入ボート、40・・・・・・連絡ボート、41・
・・・・・固定軸の中空部としての中心孔、42,43
・・・・・・短絡ボート、D・・・・・・分配盤、M・
・・・・・油圧モータ、P・・・・・・油圧ポンプ、S
,・・・・・・サーボモータ。
る。 4・・・・・・ポンプシリンダ、8・・・・・・モータ
シリンダ、25・・・・・・分配環、35・・・・・・
固定軸、37a・・−・・・高圧室、37b・・・・・
・低圧室、38・・・・・・吐出ボート、39・・・・
・・吸入ボート、40・・・・・・連絡ボート、41・
・・・・・固定軸の中空部としての中心孔、42,43
・・・・・・短絡ボート、D・・・・・・分配盤、M・
・・・・・油圧モータ、P・・・・・・油圧ポンプ、S
,・・・・・・サーボモータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 斜板式油圧ポンプと斜板式油圧モータ間に油圧閉回
路を形成し、その油圧閉回路は、前記油圧ポンプの吸入
および吐出ポート、並びに前記油圧モータの複数の連絡
ポートを一端面に開口し前記油圧モータのモータシリン
ダと共に回転する分配盤と、固定軸に支持されて前記分
配盤の一端面に、前記吐出ポートと高圧側の前記連絡ポ
ート間を連通する高圧室、および前記吸入ポートと低圧
側の前記連絡ポート間を連通する低圧室を画成する分配
環とより構成される、油圧変速機において、前記固定軸
を中空に形成すると共にその側壁に前記低圧室と高圧室
間を連通する短絡ポートを穿設し、前記中空部に、前記
短絡ポートを開閉する摺動ピストン形クラッチ弁とそれ
を作動する油圧サーボモータとを配設してなる、油圧変
速機の制御装置。 2 前記短絡ポートを複数個とすると共に、それらのポ
ートを前記クラッチ弁の摺動方向に互いに偏位させた、
特許請求の範囲第1項記載の油圧変速機の制御装置。 3 前記クラッチ弁は、前記短絡ポートの閉塞後の前進
限で前記吐出ポートを閉塞する弁体を先端に備えている
、特許請求の範囲第1項記載の油圧変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10581578A JPS5938466B2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | 油圧変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10581578A JPS5938466B2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | 油圧変速機の制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14134677A Division JPS602547B2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | 油圧式無段変速装置におけるモ−タシリンダの支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5490449A JPS5490449A (en) | 1979-07-18 |
| JPS5938466B2 true JPS5938466B2 (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=14417575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10581578A Expired JPS5938466B2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | 油圧変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938466B2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-30 JP JP10581578A patent/JPS5938466B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5490449A (en) | 1979-07-18 |
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