JPS5940808B2 - 塩化ビニル単量体の回収方法 - Google Patents
塩化ビニル単量体の回収方法Info
- Publication number
- JPS5940808B2 JPS5940808B2 JP50007307A JP730775A JPS5940808B2 JP S5940808 B2 JPS5940808 B2 JP S5940808B2 JP 50007307 A JP50007307 A JP 50007307A JP 730775 A JP730775 A JP 730775A JP S5940808 B2 JPS5940808 B2 JP S5940808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- packed column
- vcm
- adsorbent
- primary
- Prior art date
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低沸点成分を含む塩化ビニルモノマーから塩化
ビニルモノマー(以下VCMという)を通常VCMを重
合するさい、重合がある程度進行した時点で重合反応を
止め、未反応VCMを回収し、これを加圧液化して再使
用するか、又は蒸留等の手段を用いてVCMを精製し再
使用する。
ビニルモノマー(以下VCMという)を通常VCMを重
合するさい、重合がある程度進行した時点で重合反応を
止め、未反応VCMを回収し、これを加圧液化して再使
用するか、又は蒸留等の手段を用いてVCMを精製し再
使用する。
重合原料であるVCM中にはその製造過程で微量のエチ
レン、プロピレン、アセチレンおよびメチルクロライド
などの低沸点成分が含まれる。又、塩化ビニル重合中に
VCMとエチレン、プロピレン等が共重合し、これらが
未反応VCM中に混在する。さらに、例えば懸濁重合反
応に使用する水中には少量ながら酸素ガスなどが溶存し
ており、これらが未反応VCM中に混在する。したがつ
て、これらVCMを再使用した場合、混在物が重合反応
を阻害するのみならず、重合した塩化ビニル重合体の品
質にも悪影響を及ぼす。前記した低沸点成分を除去する
には、これらが混在蓄積したVCMを系外に廃棄して焼
却するか、又は蒸留によつてVCMと分離する方法があ
る。
レン、プロピレン、アセチレンおよびメチルクロライド
などの低沸点成分が含まれる。又、塩化ビニル重合中に
VCMとエチレン、プロピレン等が共重合し、これらが
未反応VCM中に混在する。さらに、例えば懸濁重合反
応に使用する水中には少量ながら酸素ガスなどが溶存し
ており、これらが未反応VCM中に混在する。したがつ
て、これらVCMを再使用した場合、混在物が重合反応
を阻害するのみならず、重合した塩化ビニル重合体の品
質にも悪影響を及ぼす。前記した低沸点成分を除去する
には、これらが混在蓄積したVCMを系外に廃棄して焼
却するか、又は蒸留によつてVCMと分離する方法があ
る。
しかし、焼却する方法は経済的にも不利であるばかりで
なく燃焼部ガスは環境汚染の源となるなど好ましくない
。又、蒸留によつて分離する方法は例えば比較的多く混
在するメチルクロライドなどはVCMと比揮発度がかな
り近いため高性能の精留が必要である。本発明者等は、
前述の低沸点成分を含むVCMからVCMを効果的に分
離回収する方法を研究した結果、固体吸着剤に対する各
混合成分の吸着能の差を利用することにより効果的に目
的を達することを見出した。すなわち本発明は低沸点成
分を含む塩化ビニルモノマーを固体吸着剤を充填したl
次充填塔に導入し該吸着剤にVCMを吸着させ、該吸着
剤がVCMで破過される前に前記VCMの導入を止め不
活性ガスをキャリアガスとして導入してl次充填塔に直
列に連結し、かつ1次充填塔より少ない断面積の2次充
填塔にさらに導入して低沸点成分をガスクロマト的に展
開分離して除去し、吸着剤からVCMを回収する方法お
よびその装置を要旨とするものである。本発明で用いる
1次、2次充填塔に用いる固体吸着剤は合成ゼオライト
、活性アルミナ、活性炭などがあるが、VCMを吸着し
かつVCMと低沸点成分例えばメチルクロライドとの吸
着能において差の大きい活性炭を用いることにより、特
に好ましい結果を得た。活性炭はその活性炭を製造する
さいの原料により性能が異なるが、本発明に用いる活性
炭は特に制限されるものではない。次に本発明の一実施
態様である活性炭を用いた、窒素ガス、メチルクロライ
ド、VCMの混合物の分離について図面により順次説明
する。
なく燃焼部ガスは環境汚染の源となるなど好ましくない
。又、蒸留によつて分離する方法は例えば比較的多く混
在するメチルクロライドなどはVCMと比揮発度がかな
り近いため高性能の精留が必要である。本発明者等は、
前述の低沸点成分を含むVCMからVCMを効果的に分
離回収する方法を研究した結果、固体吸着剤に対する各
混合成分の吸着能の差を利用することにより効果的に目
的を達することを見出した。すなわち本発明は低沸点成
分を含む塩化ビニルモノマーを固体吸着剤を充填したl
次充填塔に導入し該吸着剤にVCMを吸着させ、該吸着
剤がVCMで破過される前に前記VCMの導入を止め不
活性ガスをキャリアガスとして導入してl次充填塔に直
列に連結し、かつ1次充填塔より少ない断面積の2次充
填塔にさらに導入して低沸点成分をガスクロマト的に展
開分離して除去し、吸着剤からVCMを回収する方法お
よびその装置を要旨とするものである。本発明で用いる
1次、2次充填塔に用いる固体吸着剤は合成ゼオライト
、活性アルミナ、活性炭などがあるが、VCMを吸着し
かつVCMと低沸点成分例えばメチルクロライドとの吸
着能において差の大きい活性炭を用いることにより、特
に好ましい結果を得た。活性炭はその活性炭を製造する
さいの原料により性能が異なるが、本発明に用いる活性
炭は特に制限されるものではない。次に本発明の一実施
態様である活性炭を用いた、窒素ガス、メチルクロライ
ド、VCMの混合物の分離について図面により順次説明
する。
固体吸着剤(活性炭)を充填した1次充填塔に不活性ガ
ス(窒素ガス)、VCM以外の低沸点成分(メチルクロ
ライド)およびVCMの混合物を原料ガス導入口2より
好ましくは常温で導入すると、まず窒素ガスが流出し、
次いで濃縮されたメチルクロライドが流出する。
ス(窒素ガス)、VCM以外の低沸点成分(メチルクロ
ライド)およびVCMの混合物を原料ガス導入口2より
好ましくは常温で導入すると、まず窒素ガスが流出し、
次いで濃縮されたメチルクロライドが流出する。
ここで更に原料ガスの導入を続けると流出物中のメチル
クロライド濃度が減少し、ついには原料ガスと同じ組成
のガスが流出する。したがつて、吸着剤がVCMによつ
て破過される前に、好ましくはCMによる破過点が充填
層の1/2〜2/3の点に達した時(1次充填塔中に設
置した温度計3で検知する)原料ガスの流入を止め、次
いで窒素ガスなどの不活性ガスをキヤリアガスとしてガ
ス入口8より充填層に流して2次充填塔4に導入する。
このように不活性ガスを導入すると、吸着剤層に残存す
るメチルクロライドなどの低沸点成分は、ガスクロマト
的に展開され、効率良く、VCMと分離できる。2次充
填塔は、1次充填塔で大部分VCMは吸着されるので、
又経済的な面から1次充填塔に比較して塔断面積は1/
5〜1/20、塔長は1/2〜2が好ましい。
クロライド濃度が減少し、ついには原料ガスと同じ組成
のガスが流出する。したがつて、吸着剤がVCMによつ
て破過される前に、好ましくはCMによる破過点が充填
層の1/2〜2/3の点に達した時(1次充填塔中に設
置した温度計3で検知する)原料ガスの流入を止め、次
いで窒素ガスなどの不活性ガスをキヤリアガスとしてガ
ス入口8より充填層に流して2次充填塔4に導入する。
このように不活性ガスを導入すると、吸着剤層に残存す
るメチルクロライドなどの低沸点成分は、ガスクロマト
的に展開され、効率良く、VCMと分離できる。2次充
填塔は、1次充填塔で大部分VCMは吸着されるので、
又経済的な面から1次充填塔に比較して塔断面積は1/
5〜1/20、塔長は1/2〜2が好ましい。
吸着したCMを吸着剤から回収するには、VCMを吸着
した吸着剤をCMが離脱しない程度の減圧下におき、残
存するキャリアガスを除去し、吸着剤充填層を減圧下に
外部から加熱するか又は加熱した不活性ガスを流通させ
ることによりVCMを回収することが出来る。
した吸着剤をCMが離脱しない程度の減圧下におき、残
存するキャリアガスを除去し、吸着剤充填層を減圧下に
外部から加熱するか又は加熱した不活性ガスを流通させ
ることによりVCMを回収することが出来る。
しかしより好ましい方法は、加熱水蒸気を水蒸気導入口
5を通して充填層に流通させ、充填層を加熱する方法で
ある。回収したVCMは必要とあれば水と分離し再使用
する。VCMを除却回収した吸着剤は乾燥し再度使用に
供する。VCMに混合する低沸点ガスがエチレン、プロ
ピレン等の場合でも前述の方法で分離出来る。
5を通して充填層に流通させ、充填層を加熱する方法で
ある。回収したVCMは必要とあれば水と分離し再使用
する。VCMを除却回収した吸着剤は乾燥し再度使用に
供する。VCMに混合する低沸点ガスがエチレン、プロ
ピレン等の場合でも前述の方法で分離出来る。
本発明の方法は効率よく低沸点成分を含むVCMからV
CMを分離回収することができる。
CMを分離回収することができる。
次に本発明を実施例で詳述する。実施例 1
直径2,5c7n長さ25cTrLのガラス製カラムに
活性炭(コーワCG−410A)を50gr充填し(1
次充填塔)、これに直径1CTL長さ15CTLのガラ
ス製カラムに活性素5grを充填して(2次充填塔)直
列に接続し、窒素35.8%、メチルクロライド0.5
2%、VCM63.68%からなる原料ガスを常圧で、
吸着熱は自然放熱させて、0.51/分の流速で通し、
1次充填塔の出口側に装着した温度計で吸着熱を測定し
、1次充填塔におけるVCMの破過点を検知し、破過直
後原料ガスを止め、次いで窒素ガスを0.5.e/分の
流速で導入して2次充填塔に通した。
活性炭(コーワCG−410A)を50gr充填し(1
次充填塔)、これに直径1CTL長さ15CTLのガラ
ス製カラムに活性素5grを充填して(2次充填塔)直
列に接続し、窒素35.8%、メチルクロライド0.5
2%、VCM63.68%からなる原料ガスを常圧で、
吸着熱は自然放熱させて、0.51/分の流速で通し、
1次充填塔の出口側に装着した温度計で吸着熱を測定し
、1次充填塔におけるVCMの破過点を検知し、破過直
後原料ガスを止め、次いで窒素ガスを0.5.e/分の
流速で導入して2次充填塔に通した。
2次充填塔の出口におけるガス組成を分析した。
結果を表1に示した。実施例 2直径1.5?長さ10
CT!Lのカラムに活性炭5grを充填して2次充填塔
として用いた以外は実施例1と同様に試験した。
CT!Lのカラムに活性炭5grを充填して2次充填塔
として用いた以外は実施例1と同様に試験した。
結果を表2に示した。実施例 3直径1.0CTIL長
さ7.5CTLのカラムに活性炭2,57rを充填し、
2次充填塔として用いた以外は実施例1と同様に試験し
た。
さ7.5CTLのカラムに活性炭2,57rを充填し、
2次充填塔として用いた以外は実施例1と同様に試験し
た。
結果を表3に示した。比較例 1実施例1で用いた1次
充填塔のみを用い、実施例1と同様に試験した。
充填塔のみを用い、実施例1と同様に試験した。
結果を表4に示した。実施例 4実施例1において窒素
ガスを導入して低沸成分を除去後充填塔内温度を50℃
とし、170〜190℃に加熱した水蒸気を導入した。
ガスを導入して低沸成分を除去後充填塔内温度を50℃
とし、170〜190℃に加熱した水蒸気を導入した。
塔を通過した水蒸気は冷却し水分を疑縮させVCMと分
離しVCMは回収した。この操作を繰返して試験した。
結果を表5に示した。
離しVCMは回収した。この操作を繰返して試験した。
結果を表5に示した。
第1図は本発明の一実施態様に用いる装置の経路図であ
る。 第1図中1は1次充填塔、2は原料ガス導入口、3は温
度計、4は2次充填塔、5は水蒸気導入口、6は冷却器
、7は分離器、8はキヤリヤーガス導入口を示す。
る。 第1図中1は1次充填塔、2は原料ガス導入口、3は温
度計、4は2次充填塔、5は水蒸気導入口、6は冷却器
、7は分離器、8はキヤリヤーガス導入口を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 メチルクロライドを含む塩化ビニルモノマーを固体
吸着剤を充填した1次充填塔に導入し該吸着剤に塩化ビ
ニルモノマーを吸着させ、1次充填塔の吸着剤が塩化ビ
ニルモノマーで破過される以前に前記塩化ビニルモノマ
ーの導入を止め、次いで不活性ガスを1次充填塔および
、1次充填塔に直列に連結した、1次充填塔より少ない
断面積の2次充填塔に導入してメチルクロライドを展開
して分離除去し、吸着剤から塩化ビニルモノマーを回収
することを特徴とするメチルクロライドを含む塩化ビニ
ルモノマーから塩化ビニルモノマーの分離回収方法。 2 固体吸着剤を充填した1次充填塔とこれに直列に連
結し、かつ1次充填塔より少ない断面積の2次充填塔か
らなる低沸点成分を含む塩化ビニルモノマーから塩化ビ
ニルモノマーを分離回収する装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50007307A JPS5940808B2 (ja) | 1975-01-16 | 1975-01-16 | 塩化ビニル単量体の回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50007307A JPS5940808B2 (ja) | 1975-01-16 | 1975-01-16 | 塩化ビニル単量体の回収方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51105006A JPS51105006A (ja) | 1976-09-17 |
| JPS5940808B2 true JPS5940808B2 (ja) | 1984-10-03 |
Family
ID=11662342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50007307A Expired JPS5940808B2 (ja) | 1975-01-16 | 1975-01-16 | 塩化ビニル単量体の回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940808B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017029868A1 (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | ダイキン工業株式会社 | ハロゲン化不飽和炭素化合物の分離方法 |
-
1975
- 1975-01-16 JP JP50007307A patent/JPS5940808B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51105006A (ja) | 1976-09-17 |
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