JPS5946260B2 - N−アルコキシメチルポリアミドの製造法 - Google Patents

N−アルコキシメチルポリアミドの製造法

Info

Publication number
JPS5946260B2
JPS5946260B2 JP10426476A JP10426476A JPS5946260B2 JP S5946260 B2 JPS5946260 B2 JP S5946260B2 JP 10426476 A JP10426476 A JP 10426476A JP 10426476 A JP10426476 A JP 10426476A JP S5946260 B2 JPS5946260 B2 JP S5946260B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
formic acid
alcohol
polyamide
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10426476A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5330692A (en
Inventor
邦夫 影山
重夫 表
節雄 福原
精弘 小路
寛 祖父江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP10426476A priority Critical patent/JPS5946260B2/ja
Publication of JPS5330692A publication Critical patent/JPS5330692A/ja
Publication of JPS5946260B2 publication Critical patent/JPS5946260B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyamides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はN−アルコキシメチルポリアミドの製造法に関
するもので、さらに詳しくはポリアミド樹脂をアルコー
ル中で、ギ酸エステル類またはギ酸塩類を触媒として用
い、昇温下(100℃以上)でホルムアルデヒド処理す
ることを特徴とする方法である。
従来方法として、N−アルコキシメチル化ポリアミドを
製造する際に、ポリアミドをギ酸溶媒に溶解した後、メ
タノール−ホルムアルデヒド溶液を添加して、60〜7
0℃で反応を終了させる方法が知られている。
しかし、従来法では、ギ酸を多量に含む廃液がでるし、
しかも該廃液系がアルコールーホルムアルデヒドーギ酸
という物理化学的に非常に近似した組成を有するため蒸
留分離等の簡単な操作では分離回収が非常に困難である
から、廃液の分離回収再利用のためには、中和、加水分
解等の煩雑な工程が必要であり、ギ酸の回収利用のため
にコストがかかる欠点があつた。また、反応系に多量の
酸を使用するため、耐蝕性の良い機器を使用する必要が
あるため、設備費が非常に高価になる欠点があつた。さ
らに、該従来法は常温で100℃以下の低温反応のため
に、メタノール等の比較的活性の高いアルコール以外の
反応物を得ることは困難であつた。また、前に述べたよ
うに、反応系に多量のギ酸を使用することは技術的、経
済的に種々の問題がある。本発明は、N−アルコキシメ
チルポリアミドを製造するに際し、従来行なわれている
ようにギ酸溶媒中で反応するのではなく、目的とするア
ルコールを溶媒として用い、高温(100℃以上)下で
ホルムアルデヒド処理することにより、目的物を得る方
法である。
この場合、反応触媒としてギ酸エステル類またはギ酸塩
類が使用しうる。この方法によれば、従来のギ酸溶媒系
の反応では、比較的困難なエタノールやプロパノール、
グリコール系等の付加物も容易に製造できる。さらに、
本発明においては、ポリマーの精製と廃液の回収再利用
時の煩雑さとを解決する目的で反応系をアルコール−ホ
ルムアルデヒドとし、ギ酸エステル類またはギ酸塩類を
触媒とし、高温圧力下で反応を終了させるものである。
従つて、未反応薬品の回収は、単に蒸留工程を通すだけ
で完了しうる利点がある。本発明者らは、以上のような
煩雑さを解決すべく、種々研究を重ねた結果、N−アル
コキシメチルポリアミド製造に際し、反応系から、ギ酸
を完全に除外することにより目的の反応を終了させる本
発明に到達したものである。
すなわち、本発明は相当するアルコールとホルムアルデ
ヒドの系を主体とし、ギ酸エステル類またはギ酸塩類の
触媒を加え完全にシールされた系内で高温反応を行なわ
せしめ、反応の進行に従つて、ポリアミドをアルコール
中に溶解させる方法である。
反応式は次の如くである。この場合、使用できるアルコ
ールはメタノール、〕エタノール、プロパノール、ブタ
ノール等の1価のアルコールの外、グリコール、グリセ
リン等の多価アルコールやポリグリコール等も目的に応
じて使用することが可能である。
この際、反応温度は使用するアルコールにより100〜
200℃の j範囲を選択すれば良いが、比較的低級ア
ルコールの場合は100〜150℃の比較的低い温度で
反応を終了させた方がポリアミドの加水分解を防止する
上から良好である。また、反応系内に含有される水分は
特に重要ではないが、少ない方がN−.′置換率を高め
かつ加水分解防止の上からも良好な結果が得られる。さ
らに使用するポリアミドは一般に市販されているナイロ
ン6、ナイロン66、610、12、11等のポリアミ
ド類が目的のポリマーを得るに好適に使用でき、それら
の形状は繊維、フレーク、ペレツト、パウダー等いかな
る状態でも可能である。
また、特に高純度を要しないならば、タイヤ廃棄物から
得られる屑ナイロンコードやプラスチツク加屑ナイロン
等も使用可能である。また、触媒として、ギ酸エステル
類やギ酸塩類を使用することが可能である。
特にギ酸エステル類を使用した場合、反応終了後のポリ
マー精製や廃液からの素材回収に際し、蒸留による簡単
な分離精製工程を通すだけで、充分再使用に耐えうる素
材が回収できる利点があり、ギ酸のような腐蝕性はない
ため、反応装置等に特殊な素材を使用する必要もなく、
経済的にかなり利点がある。この場合、触媒の使用量は
ポリアミドのモル数に対して、1/1000以上〜10
以下のモル数で充分反応が可能であるが、ギ酸エステル
類およびギ酸塩類の量が多くなると、反応生成物の溶解
性が悪くなるため、不均一反応になりやすく、良好な反
応生成物が得られ難くなる。また、これらの触媒量が5
/1000以下の少量になると、反応が充分進行し難い
場合がある。この反応の特徴は高温短時間で終了させる
ことであるが、使用するアルコールの反応性により、例
えばメタノール、イソプロパノール等の低級アルコール
の場合は、120〜150℃で1〜3時間で反応を終了
できるが、グリコール類等の場合はそれ以上の高温ない
しは長時間を要する場合がある。実際に反応を行なう場
合、先ず上述のアルコールとホルムアルデヒド溶液を調
製し、その中へ繊維状、フレーク状等のポリアミド類を
投入した後、必要量の触媒を添加してシール後、目的の
反応温度に高め、必要時間反応後、アルコール溶液とし
て回収する。
この反応を均一に終了させるため、反応中期ないしは末
期に攪拌操作を行なうとさらに好結果が得られる。次に
、アルコール溶液として回収した該ポリマーを、使用し
たギ酸エステル類または、水の多量の中へ投入して、パ
ウダー状ないしはフレーク状のポリマーとして分離精製
する。
この際発生する廃液中には、多量のギ酸エステル類とア
ルコール、ホルムアルデヒドが含有されているから、こ
れは簡単な常圧ないしは減圧蒸留を行なうことにより、
分離回収できる。また、反応系に使用するアルコール−
ホルムアルデヒドの溶液組成は、モル比で1:1前後か
、多少アルコールを多く用いることが可能であるが、ア
ルコキシメチル化反応を良好な状態で行なわせるために
は、好ましくは1:1前後のモル比になるように調整す
る。
また、ポリアミドに対しては、目的の反応にあずかる溶
液量以上あれば充分であるからポリアミドのアルコール
に対する溶解性により反応の均一性が異なるため、好ま
しくはポリアミドのモル数に対して、アルコール、ホル
ムアルデヒドはそれぞれ3〜10倍モルが必要である。
以下実施例に従つて、本発明の詳細について述べるが、
以下実施例は、本発明の内容を何ら拘束するものではな
い。★ ―−実施例 1 ナイロン6の0.1モルを予め調製したメタノール0.
4モル−パラホルムアルデヒド0.4モルーギ酸メチル
0.04モルの溶液中に人れて封管し、約9気圧のもと
130℃で2時間反応させた。
反応液を多量のギ酸メチルに投入して、フレーク状の白
色ポリマーを回収した。この樹脂は冷メタノールに溶解
する柔軟な樹脂であつた。また、赤外線吸収スペクトル
から算出したN一置換率は約34%であつた。実施例
2 ナイロン6繊維0.1モルを予め調製した下記組成のメ
タノール−ホルムアルデヒド溶液中に入れ、封管後約9
気圧のもと130℃で3時間反応させた。
反応終了後、溶液を多量の水中に投入し、反応物を精製
回収した。
得られた樹脂は白色で柔軟性のあるものであつた。実施
例 3〜8 ナイロン66の0.02モルを0.08モルのギ酸メチ
ルを含む下記組成のメタノール−ホルムアルデヒド溶液
中に入れ、封管後約9気圧のもと135℃で2時間反応
させ、反応系内の水の影響を調べた。
反応終了後、溶液を多量のギ酸メチル中に投入し、フレ
ーク状のポリマーを得て乾燥後、1007の1%亜硫酸
ソーダ水で処理した後水洗し、再度乾燥して目的物を得
た。上表でもわかる如く、水の量がかなり多くても一応
の反応は進行するが、水が少い方が良好な反応を期待で
きる。
実施例 9〜12 ペレツト状ナイロン6の0.02モルを次表に示した組
成を有する反応溶液中に入れて封管後、約10気圧のも
と130℃で2時間反応させた後、多量のアセトン中に
投入して白色樹脂を得た。
得られた樹脂はメタノール可溶性の柔軟なものであつた
。上記実施例で示した如く、アルコール−ホルムアルデ
ヒド溶液中に他のホルマリン不活性溶媒を加えることに
より、反応系内の圧力を適当に調整することも可能であ
る。
以上説明したように、この発明はギ酸エステル類または
ギ酸塩類を触媒として使用するために、従来のギ酸を溶
媒とする反応系に比し、次のような効果が期待できる。
1メタノール−ホルムアルデヒド一少量の触媒系による
反応のため、ポリマーの精製、溶媒系の回収再利用を容
易に行ない得る。
また、従来法のように多量のギ酸を含有している場合の
ように煩雑な処理工程を必要としないため、比較的低コ
ストで回収再利用ができる。2ギ酸を多量に使用する従
米法に比べて機器の腐食性が少なく、装置に特殊な素材
を必要としない。
3従つて設備費用が少なくてすむ。
4ギ酸法では、常圧で60〜70℃の反応のため、比較
的活性度の高いメタノール等の反応物以外は得られ難い
欠点があつたが、本発明の方法によれば、前述したごと
く、種々のアルコール付加物をかなり自由に製造するこ
とが可能である。
また、応用分野として、本発明による製品は耐油性に優
れているので、耐油シール材、パツキング類その他繊維
用加工仕上げ剤として使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリアミド類をアルコール−ホルムアルデヒド溶液
    中で、ギ酸エステル類およびギ酸塩類のうち少なくとも
    1種以上を触媒として用い、昇温下で反応させることを
    特徴とするN−アルコキシメチルポリアミドの製造法。 2 前記触媒の使用量がポリアミド類に対しモル比で1
    /1000〜10であり、かつ前記昇温下の反応が10
    0〜200℃で行なわれる、前記特許請求の範囲第1項
    記載のN−アルコキシメチルポリアミドの製造法。
JP10426476A 1976-09-02 1976-09-02 N−アルコキシメチルポリアミドの製造法 Expired JPS5946260B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10426476A JPS5946260B2 (ja) 1976-09-02 1976-09-02 N−アルコキシメチルポリアミドの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10426476A JPS5946260B2 (ja) 1976-09-02 1976-09-02 N−アルコキシメチルポリアミドの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5330692A JPS5330692A (en) 1978-03-23
JPS5946260B2 true JPS5946260B2 (ja) 1984-11-12

Family

ID=14376058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10426476A Expired JPS5946260B2 (ja) 1976-09-02 1976-09-02 N−アルコキシメチルポリアミドの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5946260B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258948U (ja) * 1988-10-20 1990-04-27

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5854376A (en) * 1995-03-09 1998-12-29 Sekisui Kaseihin Kogyo Kabushiki Kaisha Aliphatic ester-amide copolymer resins

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258948U (ja) * 1988-10-20 1990-04-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5330692A (en) 1978-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2642459A (en) Production and purification of amino acids
US3574711A (en) Production of alkyl carbamates
JPS5946260B2 (ja) N−アルコキシメチルポリアミドの製造法
JPS5929180B2 (ja) グリコ−ル酸の製造方法
JPH07116120B2 (ja) シアン化水素の反応生成物の製法
CN115572272B (zh) 非布司他及其醛基酯类中间体的制备方法
JP3057876B2 (ja) ビフェニルテトラカルボン酸二無水物の製法
US3190914A (en) Process for the preparation of amino acids
US2672480A (en) Preparation of beta-alanine
US3799940A (en) Process for producing aromatic aldehydes
US2572842A (en) The n-carboanhydride of 2-amino-4, 6, 6-trimethylheptanoic acid and polymers therefrom
JP3069297B2 (ja) ポリエステルの製造方法
US2560584A (en) N-carboanhydrides
CN1177811C (zh) 使用二甲酰基氨基钠生产甲酰胺的方法
JPS6234030B2 (ja)
KR0124821B1 (ko) 산성 반응 용액중의 메틸글리콜레이트 분리방법
CN115433103B (zh) 一种异佛尔酮腈的合成方法
KR930002964B1 (ko) 살리실산 유도체의 제조방법
US3026352A (en) Process for the production of dialkali metal salts of nitroacetic acid
JPH072661B2 (ja) o−クレゾ−ル2核体のジメチロ−ル化合物の製造法
JP2001506969A (ja) 2―ブチル―2―エチル―1,3―プロパンジオールの製造方法
SU502874A1 (ru) Способ получени м-аминоизофталевой кислоты
JPS62223141A (ja) アリルエ−テル類の製法
US3454609A (en) Poly-(tin alkylene carboxy) containing compounds and the preparation thereof
JP2889019B2 (ja) ポリフルオロビフェニルの製法