JPS5947843B2 - 高感度感圧抵抗体およびその製造方法 - Google Patents

高感度感圧抵抗体およびその製造方法

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JPS5947843B2
JPS5947843B2 JP10305576A JP10305576A JPS5947843B2 JP S5947843 B2 JPS5947843 B2 JP S5947843B2 JP 10305576 A JP10305576 A JP 10305576A JP 10305576 A JP10305576 A JP 10305576A JP S5947843 B2 JPS5947843 B2 JP S5947843B2
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Japan
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pressure
sensitive resistor
metal particles
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sensitive
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JP10305576A
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JPS5328261A (en
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聡 松本
田久二 天瀬
司臣 福井
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JSR Corp
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゴムプラスチック等の電気絶縁性を有する弾
性体中に導電性粒子を混合せしめてなる感圧抵抗体、お
よびその製造方法に関するものである。
ことに小さな圧力で抵抗値が大幅に減少する感度のよい
感圧抵抗体、およびその製造方法に関するものである。
従来この種の感圧抵抗体の感度を高め、小さな圧力で抵
抗値を大幅に減少させる方法には、特公昭46−617
9などが知られており、また例えば金属粒子のような導
電体表面とシリコンゴムのような弾性体との界面を不完
全硬化してルーズにするかまたその表面を半導体成分で
カバーするといつた方法がとられて来た(特開昭49一
114798)。
し力化、これら従来の技術による感圧抵抗体は外部応力
が加えられた場合、圧縮エネルギーがマトリックス内部
に貯蔵され、ゴム等の弾性体の劣化を速めたり、あるい
は金属粒子がマトリックスから脱落したりするという現
象が起り、−イツチとして使用した場合、その寿命が1
万回以下のON10FFで早くも劣化するというもので
あつた。本発明の目的は、ゴム等の高分子弾性体と金属
粒子からなる系に連続気泡を含ませることによつて、所
定の発泡倍率と硬度を持つた感圧特性のよい発泡感圧抵
抗体を提供することにある。
本発明者らは発泡感圧抵抗体について種々検討の結果、
金属粒子の径と気泡の径の関係が感圧抵抗体の性質に大
きな影響を及ぼすことを見出した。
すなわち、金属粒子の径が気泡の径と比較して著しく小
さい(その10分の1程度以下)場合には、ゴム1と金
属粒子2のつくるマトリックスは第1図のように未発泡
物と比較して大差なく、気泡3の存在は単に材料の密度
を小さくする効果としてしか働かないことがわかつた。
一方気泡3の短径を金属粒子2の径と同程度乃至その1
0分の1程度以上の連続気泡にすると、第2図ク)よう
に金属粒子2の周囲に気泡3が凝縮する形となり、金属
粒子相互の接触が非常に小さな圧力で可能となることが
わかつた。またマトリックスが連続気泡を含むために単
泡のマトリックスに比して容易に体積が変化するため、
マトリツクス内部に貯蔵される圧縮エネルギーを最小に
することが可能となる。その結果、ゴム等の高分子弾性
体の劣化が起らないばかりでなく、マトリツクス内部へ
の負荷が低減されるため、金属粒子の脱落もほとんど見
られず、1万回以上の0N/0FFでも充分使用出来る
ものが得られた。このように金属粒子の径に対して発泡
の径、発泡倍率を適度に調節することによつて所望の感
圧特性を示す感圧抵抗体が得られる。
しかしながら導電性金属粒子の径が大きいと通電パスが
粒子径の小さいものに比べて非常に少くなり、マトリツ
クスの耐電圧、耐電流が小さくなるという欠点があり、
耐電圧、耐電流を要求される場合、粒径の小さなものを
使用する必要がある。しかし従来の技術では1μm程度
の微細な連続気泡を作製することは不可能であつた。そ
こで発明者らは複合材料の性質について種々検討した結
果1μm程度の微細な連続気泡を有した発泡体の製造を
可能にした。
5一般にバインダーと顔料を混合する場合、顔料
濃度を次第に増して行くと、ある濃度に至ると急激に界
面現象として物理的性質が変化することが知られている
。この濃度が限界顔料濃度(CriticalPigm
entVOlumeCOncentratiOn.}以
下CPVCという。
)と定義されている。本発明において高分子弾性体を発
泡させて連続気泡体とする方法としては、通常の発泡剤
を使用することもできるが、より好適な方法としては、
導電性金属粒子と高分子弾性体とから主としてな3る混
合物に不溶な塩(ただし塩の粒径は金属粒子の径と同程
度またはより小さいもの)をそのCPVC以上に加えた
のち、混合物を架橋し、その後塩を架橋物の貧溶媒でか
つ塩の良溶媒に溶解させることにより所望の発泡倍率、
泡径、圧力感5度を持つ感圧抵抗体を、発泡剤などを使
用する場合に比べ非常に精度よく且広い範囲で製造でき
る。特に気泡の大きさが非常に小さい連続気泡体を作製
する場合に適している。上記導電性金属粒子には公知の
ように、鉄、銅、4クロム、チタン、タングステン、白
金、スズ、ステンレススチール、黄銅、銀、金、ニツケ
ル、コバルト、アルミ、亜鉛などを挙げられるが、経済
性と性能の面から鉄、銅、ステンレススチール、ニツケ
ル、アルミ、スズなどが好ましい。
特に本発明の方法によると耐酸化性などが増すので、鉄
、銅、アルミ、ニツケル等比較的安価な導電性金属を有
効に用いうる。本発明1(使用される金属粒子の径は1
μm〜200μmであるものが好ましい。
1μmより小さい場合、気泡をそれ以上小さくする必要
があり製造が著しく困難である。
粒径が200μmより大きい場合には比較的発泡体は作
りやすいが粒子径が大きくなるに従つて金属粒子のマト
リツクスからの脱落が起りやすくなり好ましくない。ま
た、本発明に用いる導電性金属粒子の混合量は10ない
し50体積分率(%)が好ましい。その体積分率が10
%より小さい場合は通常感圧抵抗体とならず、絶縁体又
は半導体になりやすく、一方50(F6より多い場合は
導電体になりやすく、加工法の容易さからその体積分率
が10ないし50%が好ましい。本発明に用いられる高
分子弾性体はそれ自身は高抵抗体であり、例えばポリブ
タジエン、天然ゴム、ポリイソプレン、SBR,NBR
、ネオプレンのようなジエン系ゴム、EPDM,EPM
、ウレタ′ゴム、ポリエステル系ゴム、エピクロルヒド
リンゴム、シリコンゴムなどを用いることができる。
特に耐熱性、耐候性を要求する場合にはシリコンゴムが
好ましい結果を与える。本発明の発泡方法の1つに用い
られる塩としては、金属または陽性の塩基性基(NH4
+など)と陰性の酸基からなる通常の塩または有機塩基
と酸の付加化合物であつて導電性金属粒子と高分子弾性
体とから主としてなる混合物に不溶な塩であり、かつこ
の混合物と化学的に反応を起さないものであれば良い。
特に塩化ナトリウム、臭化カリウム、ヨウ化チタン、硫
酸ナトリウム、炭酸カルシウムなどの無機酸の金属塩が
好適である。また上記の塩を溶出するのに用いられる高
分子弾性体の貧溶媒は、使用する塩の種類に応じて適宜
選択されるが、例えば溶解度パラメーター(Inter
sciencePublishersl967年刊、P
OlymerHandbOOk−341ページ参照;以
下SP値という。)が10.0以上、特に13.0以上
の溶媒が好適に使用される。例えばメタノール(SP値
14.5)、エチレングリコール(SP値14.6)、
メチルホルムアミド(SP値16.1)、水(SP値2
3.4)などが好適である。以下に本発明を実施例でも
つて説明するが、本発明の要旨を越えない限り、本実施
例に限定されるものではない。
実施例 1 粒径1〜3μmのカルボニル・ニツケルの33.3体積
分率%とポリブタジエンゴム(日本合成ゴム製JSRB
ROI)66.7体積分率%をあらかじめニーダ一で1
0分間混練し、これにジクミールパーオキサイドをゴム
100部に対し2部混合し、これにボールミルで粉砕し
た粒径1〜2μmの臭化カリウム(KBr)を徐々に添
加しながらニーダ一のトルクを観察したところ、もとの
混合物の体積100に対してKBrを体積66.7加え
た所で急激にニーダ一のトルクが上昇し、この時点がC
PVCであることを確認した。
この後5分間混練し、取り出し1TrrrrL厚にシー
ト出しを行い、加硫プレスにて160℃で30分架橋を
行つた。架橋物の感圧特性を測定したが絶縁物であつた
。この架橋物の5cm角を取り出し水1ιで1時間煮沸
したところ、KBrはその全量が溶出したが、ニツケル
粒子の脱落は見られなかつた。この小片を脱水後、充分
乾燥し、その後感圧特性を測定した所、無加圧時12M
Ωあつたものが3kv/Cdの加圧によつて5Ωまで抵
抗値が減少し、良好な感圧特性を示した。比較例 1 実施例1の臭化カリウムを除いた系を実施例1と同一条
件で架橋した。
架橋物の感圧特性を測定したところ、無加圧時5MΩあ
つたものが10h/CrA加圧しても980KΩと抵抗
値は若干減少したものの実施例1のような抵抗値の大幅
な変化は見られなかつた。実施例 2 粒径約40μmのガス噴霧法による銅粉40体積分率%
とシリコンゴム(信越化学製KEl3OORTV)60
体積分率%(所定量の触媒を加えたもの)を前もつてニ
ーダ一で15分間混練後、これに粒径10ttmの塩化
ナトリウム(NaCl)を徐々に添加して行つた。
実施例2と同様にニーダ一のトルクを観察したところ、
もとの混合物の体積100に対してNaCtの体積33
.3加えた所で急激にニーダ一のトルクが上昇し、この
時点がCPVCであることを確認した。この後5分間混
練後取り出し、1Tm厚にシート出しを行い、1日室温
で架橋した後130℃で1時間熱処理を行つた。この架
橋物の5cm×5cmを取り出し、水1tで1時間煮沸
したところ、NaCtのほぼ全1が溶出したが銅粉の脱
落は見られなかつた。この小片を脱水後充分乾燥させた
後、感圧特性を測定した。その結果無加圧時5MΩあつ
たものが3k9/CwL−:!)加圧によつて0.5Ω
まで抵抗値が減少し良好な感圧特性を示した。比較例
2 実施例2の塩化ナトリウムを除いた系を、実施例2と同
一条件で架橋した。
架橋物の感圧特性を測定したところ無加圧時300Ωあ
つたものが3h/Cdの加圧によつて0.1Ωとなり、
抵抗値は若干減少したが、大幅な抵抗値の変化は認めら
れず、初期の抵抗値から見て導電ゴムの領域であつた。
以上実施例1,2および比較例1,2で作成したサンプ
ルを3k9/Cdの力で圧縮繰り返しテストを行つた。
5万回の繰り返しを行つた結果は下記の如くなつた。
以上のように実施例1,2については初期の抵抗値と大
差なく、良好な感圧特性を示したが、未発泡の比較例1
,2は次第に抵抗値が上昇することが明らかとなつた。
このようにして得られた高感度感圧抵抗体は、発泡体で
あるため硬度が低く、軟かいことによりタツチ・スイツ
チ、キーボード・スイツチ、マイクロスイツチなどの0
N/0FFの感触がよく、且ストロークがある程度コン
トロールできるため良好なスイツチ感触が得られ、しか
も繰り返し特性のすぐれたスイツチとして工業的に有用
なものであることがわかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の感圧抵抗体の気泡と金属粒子の配置を示
す顕微鏡的拡大図、第2図は本発明による高感度感圧抵
抗体の第1図と同様の図である。 1 ・・・弾性体、2・・・金属粒子、3・・・気泡。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導電性金属粒子と高分子弾性体とから主としてなり
    、高分子弾性体内に気泡を有し、該気泡はその短径が金
    属粒子の径と同程度乃至はその1/10程度以上の連続
    気泡であることを特徴とする高感度感圧抵抗体。 2 上記金属粒子はその径が1μm〜200μmである
    ことを特徴とする特許請求の範囲1に記載の高感度感圧
    抵抗体。 3 上記高分子弾性体がシリコンゴムであることを特徴
    とする特許請求の範囲1に記載の高感度感圧抵抗体。 4 導電性金属粒子と高分子弾性体とから主としてなる
    混合物に、該混合物に不溶な塩をその限界顔料濃度以上
    に加えたのち、混合物を架橋し、ついで塩を架橋物の貧
    溶媒に溶解させることを特徴とする高感度感圧抵抗体の
    製造方法。
JP10305576A 1976-08-28 1976-08-28 高感度感圧抵抗体およびその製造方法 Expired JPS5947843B2 (ja)

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JPS5328261A JPS5328261A (en) 1978-03-16
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