JPS59500B2 - クレアチンの製造法 - Google Patents

クレアチンの製造法

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JPS59500B2
JPS59500B2 JP7736478A JP7736478A JPS59500B2 JP S59500 B2 JPS59500 B2 JP S59500B2 JP 7736478 A JP7736478 A JP 7736478A JP 7736478 A JP7736478 A JP 7736478A JP S59500 B2 JPS59500 B2 JP S59500B2
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creatine
sarcosine
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alkylisourea
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富郎 岩井
富保 角田
一郎 山本
正夫 黒沼
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サルコシンと0−アルキルイソ尿素との反応
により、クレアチンを製造する方法に関するものである
クレアチンはアミノ酸の一種であり、を椎動物の筋肉組
織中に大部分クレアチンリン酸として存在し、筋収縮の
エネルギーに関与する重要な役割を演じている。
筋肉疾患、神経筋肉疾患、内分泌疾患では筋肉のクレア
チン保持力が低下して、尿中に多く排泄されてくる。し
たがつて、クレアチンリン酸の生成素材として生理学士
重要な物質であり、筋ジストロフイーやクレアチン代謝
異常症の臨床用や尿検査の試薬として有用である。古く
は強心剤、消化強壮剤に用いられた例があり、また食品
工業面で調味料の風味改良剤としての報告もある。近時
は酵素関係に、培地およびその他に活用される気運にな
りつゝある。クレアチンの合成法としては、従来より、
サルコシンを(1)S−アルキルイソチオ尿素か、また
は(2)O−アルキルイソ尿素でグアニジル化反応させ
ることにより得られることが知られている。
H2NC(=NH)N(CH3)CH2C00H+CH
35HH2NC(=NH)N(CH3)CH2C00H
+ CH3OH純粋なクレアチン5.45y(理論値の
83%)が得られる。(匂の場合は、0−メチルイソ尿
素塩酸塩を当量のナトリウムメチラート中に溶解して得
られる0.1モルの遊離の塩基の溶液中に、4.45f
7のサルコシン(0.05モル)を溶解する。
吸湿しないように二週間貯蔵すると、針状結晶が析出す
る。さらに二日冷蔵庫中で保存した後、F別し、アルコ
ールで洗浄、水から再結晶する。1.35Vのクレアチ
ン(理論値の20.6%)が得られる。
S−アルキルイソチオ尿素を使用した(1)の場合は、
かなりの好収率でクレアチンが得られるが、副生するメ
ルカプタンを如何様に処理するとも、痕跡の残分ですら
強烈な臭気を発生し、これを防止することが極めて困難
であつて、実験室的に少量を調製する目的ならばともか
くも、工業的に大量生産することは不可能に近い。(2
)の場合のO−アルキルイソ尿素によるグアニジル化反
応においては、副生するのはアルコールであつて、上記
のような弊害はない反面、収率約20%では如何にも不
満足であり、また経済的にも著しく不利である。本発明
は、サルコシンの水溶液中でO−アルキルイソ尿素の塩
によりグアニジル化して、S−アルキルイソチオ尿素を
使用して得られるような好収率で、高純度のクレアチン
を得ようとするものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
一般にチオ尿素に比較して尿素の場合、イソ型は極めて
不安定であつて、特に水溶液中では速やかに分解して、
尿素とアルコールとを生成する。
一方、グアニジル化の反応速度は非常に緩やかであつて
、反応完結までにかなりの時間を必要とする。それ故に
、公知法においては遊離のO−アルキルイソ尿素を無水
アルコール中でサルコシンに作用させ、極めて長時間を
かけて反応を完結するような方法をとつているが、反応
に預かるO−アルキルイソ尿素は一部分のみで、他は分
解してしまうために低収率という結果しか得られない。
本発明の特徴は、第一にサルコシンの水溶液中で反応を
行い、特殊の溶媒を使用しないことであり、第二にグア
ニジル化剤としてO−アルキルイソ尿素の塩を使用して
可及的に分解を防止し、第三に常にPHlO〜12のア
ルカリ性に保持してグアニジル化の反応速度を高め、第
四にO−アルキルイソ尿素塩を反応速度に応じて逐次添
加することにある。サルコシンは、一般にそのナトリウ
ム塩として30〜38%水溶液として市販されており、
そのまkの状態で使用することができるが、中和、脱水
等の操作をした上で使用してもよい。
0−アルキルイソ尿素塩はその製造方法と使用原料によ
り、一般にアルキル基がメチル基、エチル基、プロピル
基等であり、また用いた酸により塩酸、硫酸、メチル硫
酸、エチル硫酸等の塩の型で得られるものであるが、何
れでも同様に使用することができる。
PHを調整するアルカリは、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウムが一般的であるが、所定のPHに調整できれば
他のものでもよい。
PHlO以下の酸性側の場合は、反応速度が低下して、
反応は長時間を要することになり、その間にイソ尿素の
分解が加速される。PHl2以上のアルカリ側では、生
成したクレアチンが再び尿素とサルコシンに分解して、
共に収率の低下という結果を招く。0−アルキルイソ尿
素塩の逐次添加は、初期に多く終期になるにしたがつて
少なくなるような漸減方法でも、あるいは一定量ずつ平
均に添加する方法でもよいが、約3〜4時間以上かけて
添加を終了することが好ましい。
反応温度は5℃から常温までが適当であり、それ以下の
場合は反応時間が長くなり、30℃以上ではクレアチン
の加水分解による収率の低下をきたし、特に50〜60
℃では分解が甚だしいため好ましくない。
サルコシン水溶液はかなり粘度が強く、0−アルキルイ
ソ尿素塩も粘稠であるために、撹拌はできるだけ激しく
効果的に行なうことが必要である。
本発明によれば、従来法の(1)の場合のようにメルカ
プタンを発生することもなく、また(2)の場合のよう
に低収率に甘んじることもなく、高収率で、高純度のク
レアチンを製造することができる。その効果は、以下に
挙げる実施例に具体的に示される。なお、本発明は、以
下の実施例に限定されるものではない。実施例 1 攪拌装置および冷却用ジヤケツトを装備した反応槽に、
37%サルコシンナトリウム水溶液30kg(100モ
ル)を仕込み、激しく撹拌しながら、15〜20℃で、
3kgの苛性ソーダを51の水に溶解したアルカリで常
にPHll.Oに保持するようにして、30k9(15
0モル)のO−メチルイソ尿素メチル硫酸塩を約4時間
かけて逐次添加して反応させる。
添加終了後、さらに一時間撹拌を続け、一夜放置する。
析出した結晶を沢別し、121の水で洗浄後、101の
メタノールで洗浄し、105℃で乾燥する。
無水クレアチン10.51<g(収率80%)が得られ
る。実施例2〜4、比較例1〜4 37%サルコシンナトリウム水溶液、苛性ソーダおよび
O−メチルイソ尿素メチル硫酸塩の使用量を下表のとお
りにして、その他は実施例1と同様にして反応させた。
得られたクレアチンの収量および収率は表のとおりであ
り、PH値によつて顕著に差異があることが明らかであ
る。なお、上記実施例と比較例に基くPH値とクレアチ
ンの収率との関係を図面に示した。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例と比較例に基くPH値とクレアチ
ンの収率との関係を示す図表である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 サルコシンの水溶液に、常にpH10〜12のアル
    カリ性を保持しながら、O−アルキルイソ(1)CH_
    3SC(=NH)NH_2+CH_3NHCH_2CO
    OH(2)CH_3OC(=NH)NH_2+CH_3
    NHCH_2COOH従来法の一例として、(1)と2
    の場合につき、具体的なデーターを挙げる。 (1)の場合は、4.45gのサルコシン(0.05モ
    ル)を15ccの濃アンモニア水(比重0.912=2
    4%NH_3)に溶解し、12.0gのS−メチルイソ
    チオ尿素硫酸塩を25ccの濃アンモニア水に溶解して
    加える。 1時間以内に12℃でメルカプタンが発生し、結晶が析
    出する。 一夜放置して濾別し、アルコールで洗浄する。水から再
    結晶すると尿素塩を逐次添加して反応させることを特徴
    とするクレアチンの製造法。
JP7736478A 1978-06-28 1978-06-28 クレアチンの製造法 Expired JPS59500B2 (ja)

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JPS554349A JPS554349A (en) 1980-01-12
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DE19526236A1 (de) * 1995-07-18 1997-01-23 Sueddeutsche Kalkstickstoff Verfahren zur Herstellung von Kreatin bzw. Kreatin-monohydrat
DE19748694A1 (de) * 1997-11-04 1999-05-06 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von substituierten Guanidinderivaten
DE19748696A1 (de) * 1997-11-04 1999-05-06 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von substituierten Guanidinderivaten
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