JPS59501358A - 塩化アルミニウム六水和物(ach)の塩素化によりアルミニウムを製造する方法 - Google Patents

塩化アルミニウム六水和物(ach)の塩素化によりアルミニウムを製造する方法

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JPS59501358A JP58502648A JP50264883A JPS59501358A JP S59501358 A JPS59501358 A JP S59501358A JP 58502648 A JP58502648 A JP 58502648A JP 50264883 A JP50264883 A JP 50264883A JP S59501358 A JPS59501358 A JP S59501358A
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ル−トフイ・レイオフ・オ−
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アルミナム・カンパニ−・オブ・アメリカ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 塩化アルミニウム六水和物(ACH)の塩素化によりアルミニウムを製造する方 法発明の背景 (1)発明の分野 本発明はアルミナ質原料から塩化アルミニウム六水和物(ACH)を経由してア ルミニウムを製造する方法に関し、より詳しくは、アツベニウムへの電解還元に 適した無水塩化アルミニウムにACHを還元塩素化するのに先立ってACHを処 理する改良された方法に関する。
(2)先行技術の説明 バイヤー・ホール・エル−法は既に約90年間ボーキサイト鉱石をアルミニウム に還元するために使用されて来て(・る。これはアルミニウム製造のための唯一 の工業的方法である力;、またきわめてエネルギー消費の大きい方法である。鉱 石の採掘力・らアルミナのアツベニウムへの電解還元までの全工程にお(・ては 、アルミニウム1トンあたり約2.11X10“Jou、le (約200 X  106BTU)が消費され、エネルギー効率をま約10チに過ぎない。
主として赤道地帯で産出するボーキサイト鉱石をま、採掘してから78イヤー法 の工程に送る前に乾燥させて細く粉砕される。
バイヤー法(ボーキサイト鉱石にしか適用できな(・)レマ、アルミニウム分を アルミン酸ナトリム(NαA102)として溶解させる高温高圧苛性ソーダ(N (ZOH)浸出を含んで(・る。他の不純物例えばヘマタイト(Fe203)、 チタニア(TiO2)およびシリカ(S t O2) は不溶性であり、濃縮お よびろ過によって浸出前液から分離される。アルミナ三水和物(A1203・3 H20)は該水和物結晶を接種し、冷却と希釈を行うことによってアルミン酸ナ トリウムから析出させる。析出したアルミナ三水和物は洗浄して大部分の苛性ソ ーダを除去してから、1100C以上でか焼してアルミニウム製錬所への供給原 料として低水素含有量のAl2O3を生成させる。アルミナは約9600で融解 して溶融氷晶石となり、炭素陽極で電気分解されてアルミニウムと主要排ガスC O2を生じる。一般に、電解工程では、約132kwA/kg(約6 kwh/ 1lh(63,000BTU/4h) )で運転される最近式電解槽の場合、約 165hwh/′に9c約7.5 kwh/lh(78,750BTU/11h ) )のエネルギーが必要である。最新式の最もエネルギー効率の高い、採掘、 乾燥およびバイヤー法の各工程を最良の精練工程と組合わせた場合、全エネルギ ー消費量は約1.85 X I Q ” Joule/lon (約175 M BTU/l!on )となる。エネルギー消費量の73以上は電解工程で使用さ れるので、この大エネルギー消費工程を変形することが努力目標になって来た。
公知の通り、無水塩化アルミニウムは、8.F3kwh/kg(4k’l’h/ l!hc 42,000 BTU/7A))以下ノエネルギースナわちホール沫 の場合よりも35〜45%少いエネルギーで、約700〜750Cの低温におい て、−電解還元して、アツベニウムと塩素を生成させることができる。しかし、 正味エネルギー節約量を算出するためには無水塩化アルミニウム製造のエネルギ ーをこのエネルギー節約量から差引かなければならな(・。
無水塩化アルミニウムの電解により達成し5るエネルギー節3 約効果を活用するために、無水塩化アルミニウムを経済的に製造する方法が数多 く提案されて(・る。A71IC13供給原料に必須なことは、実質的に水分を 含まないということである。そのため、非常に感湿性の高いAlCl3の製造は 、輸送中の水分取込みを防ぐために電解槽の近くで実施することが必要になる。
無水AlCl3製造のために提案されている方法は、鉱石、フライアッシュおよ び精製バイヤーアルミナの直接塩素化を含んでいる。鉱石またはフライアッシュ の塩素化においては、金属不純物例えば鉄、チタン、シリコン、ナトリウムその 他も塩素化されるので、これらの塩化物をAlCl3がら分離してAlCl3が 電解槽供給原料として満足すべきものとなるようにしなければならない。しかし 、十分な分離方法は今のところ利用できない。塩化物成分の分離が可能になれば 、不純物塩化物を処理し利用価値のある塩素分を回収して再度塩素化に使用する ことも必要になるであろう。さらに、鉱石を直接に塩素化できるようになれば、 製練装置を鉱山に置くことが必要になるであろう。
なぜならば、無水AlCl3はうま(輸送することができないからである。通常 、好ましい電気定格は鉱山において使用することができない。したがって、最も 成功を納めている公知の塩素化法においては、ホール電解槽で使用するものと同 じ精製バイヤーアルミナが使用される。
バイヤーアルミナは一般に約0.5のナトリウムをNα20として含んでいる。
これは、アルミン酸ナトリウムを三水和物として沈殿させるときのアルカリ溶液 から取込まれるものである。
ナトリウム成分はホール電解槽電気分解において有害な作用をおよぼすものでは ない。なぜならば、電解浴はナトリウムを氷晶石中にNaFとして含んでいるか らである。しかし、バイヤーアルミナを還元塩素化するとき、ナトリウムも塩素 化されてNakllC:134を生じる。この物質は約150Cの融点を有する 。
この低融点化合物は他が気相である系において液体を生じ、代表的なアルミナ塩 素化温度700〜1000tZ’において大きな腐食損傷を引起す。さらに、塩 素が消費される。したがって、経済上の面から実行可能な方法においてはNaA lCl4を分離、酸化し再循環のために塩素を回収して、NaAlO2を廃棄し なければならない。
ホール電解槽供給原料のバイヤーアルミナ製造に一般に使用する高いか焼温度( 1000〜1280C)では、還元塩素化における活性が比較的に小さい粒子が 生成される。したがって、合理的な塩素化速度を得るためには、高い塩素化温度 が必要になる。固体還元体を使用するバイヤーアルミナ塩素化温度は、700C 以上、一般に800〜1000rである(A。
Landsherg、 ”Some Factors Affecting t he ChlorinationofKaoハnic C1ay”、 Met、  Trans、B、 AIME 8B。
Septemher 1977、 p、 435)。高温の必要とNtzAIC Il 4存在に伴う腐食の問題とのため大きな資本が必要となる。また、高温に おいてはGOの生成量が大きくなるので、この反応においては大量の炭素が必要 である。例えば、7000以下では、炭素とアルミニウムとのモル比は0.75 程度、すなわち0.33に9G/kglJ (0,331h C/llh A4 )程度であるが、900Cにおいては、このモル比は1.5程度、すなわち0. 67 kgCAgAA程度である( Alder et at、、”TAg C hlorination of Alxn1ntt :A compariso n of the Kinetics with D乙fferentRedu ction Agents ”、Li9ht Metctl、 1979.p、 337)。
700Cにおける反応速度は小さすぎて実用に適さず、900C以上においては 炭素にかかる費用が法外なものになる。
米国特許第4,264,569号明細書には、電解槽で使用するための無水塩化 アルミニウムの製造方法が記載しである。該方法においては、実質的に脱水され るまで200〜450Cの温度範囲でACHを加熱してから、このように脱水さ れた材料を塩素、−酸化炭素、二酸化炭素および水素の気相混合物存在下で反応 させて気相無水塩化アルミニウムを生成させる。この方法はアルミナの高温塩素 化に伴う問題の多くを解決するものであるが、先行技術で指定されている温度範 囲内でACHをか焼する場合には高濃度の残留水素を含む材料が生成されると見 ・う欠点が認識されていない。ACHに含まれるこの残留水素は塩素の無効消費 を引起し、また無水塩化アルミニウム製造工程を不経済なものとする。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の好ましい実施態様の流れ図である。
第1図において、粘土その他のアルミナ質原料に酸浸出処理が加えられ、アルミ ナ含有分が原料の不活性分から溶解分離されるα0)。任意のアルミナ質鉱石ま たは原料が使用できるが、粘土またはフライアッシュが好ましい原料である。通 常のボーキサイトも使用できるが、好ましいものではない。なぜならば、大部分 のボーキサイトはかなりの鉄分を含み、鉄分は酸浸出液から分離するのが難しい がらである。しかし、当業者に周知の方法によってボーキサイトを苛性ンーダ浸 出処理してから、生成されるアノベナ三水和物をH(J で洗浄したものを処理 してAlCl3・6H20すなわち塩化アルミニウム六水和物(ACH)を生成 させ、このACHを本発明の方法に従ってか焼して電解還元によるアツベニウム 製造に適した無水AlCl! 3を生成させることは可能である。好ましい鉱石 はカオリナイト例えばアメリカ産のカオリン粘土である。どの粘土も硝酸、硫酸 または塩酸で酸浸出処理することができる。(K、 B、 Bengtson、 ”ATechrLology Comparison of Six Proc esses for theProdwction of Reduction −Crrade Alwmina From Non−BaLLxitic R aw Material ” 、L乙$t Metal、 Feb、 1979 ゜7)、217.およびこの論文に引用しである文献を参照されたし・。)浸出 処理に硝酸または硫酸を使用する場合、後続の工程では塩化アルミニウム六水和 物(ACH)を生成させるために塩酸を使用しなければならない。一つの酸で浸 出処理をしてから次にHCl に変える方法は周知である。(フランス特許出願 第76.0206号明細書を参照されたし・。)以下説明する好ましい実施態様 においては粘土鉱石の浸出処理にHGlを使用する。
好ましくは、浸出処理10に先立って粘土をか焼しく9)、最小限の時間で浸出 処理できるように該粘土を活性化する。粘土ばか焼しなくても浸出処理すること ができるが、浸出速度はずっと小さくなる。
鉱山からの粘土は必要であれば乾燥させて、取扱いと粒径制7 御とが容易になるようにし、連続作業の場合、通常そのあとでふた付きの貯蔵庫 に送る。貯蔵庫からとり出した粘土は必要に応じて粉砕するがまたは凝集させる 。次にか焼工程9を実施する。か焼は任意の普通の燃料例えば粉炭で直火焼きに よって実施することができる。
粘土の浸出速度はどの酸を使用する場合でも649〜816C(1200〜15 00’F)で約01〜2時間のが焼を行うことにより著しく増大する。か焼工程 9の必要滞留時間は粒径と個々の粒子の熱移動速度とに強(依存する。また、が 焼によって、遊離水および化合水が除去され、採掘されたままの粘土に存在しう るすべての有機物質が破壊される。
代表的採掘粘土は大体において次の組成を有している。
水分 22.0% 全A12o3 35.0%(乾量基準)利用可能Al2O332,2係 全F6203 i、i5%(乾量基準)利用可能FC2031,08% 強熱減量 1175%(乾量基準) 火格子キルン装置に供給する粘土は予熱、乾燥する。予熱に引続いて、乾燥粘土 片を石炭焼きキルン装置で2時間か焼する。
高温のか焼粘土は移動火格子冷却装置で冷却し、浸出タンクへの供給のために約 29.5tl’(約85’F)のとり出し温度にする。
あるいは、石炭焼き流動床反応器を粘土か焼のために使用することもできる。湿 った粘土は貯蔵のために二重ロールカッターで30.5cm(12インチ)以下 から5.1crrL(2インチ)以下に粒径を減少させる。このようにした原料 をノンクログハンマーミルに送り、該ミルにおいて粒径を1.9 cm (3/ 4インチ)以下にする。それから、乾燥粉砕のために、が焼排ガスを用いて回転 乾燥機内で約10〜15%水分になるまで乾燥させる。このようにして得られる 部分乾燥粘土を、解放回路ロッドミルまたはケージミルを用いて乾燥粉砕により さらに小さくして2゜メツシュ以下としてから貯蔵する。
粘土のか焼処理9は粉炭を用いて三段階流動床反応器により実施することができ る。上段床は1211c(250′F′)で運転され、粘土を受取って完全に乾 燥させる。乾燥温度が維持されるように、この床には熱を補給することができる 。乾燥済み粘土は約649tl’(約1200’F)で反応器の中段床において 約1時間石炭燃焼によりか焼する。第3段(底部)床において粘土を燃焼用空気 導入により冷却して熱を回収する。粘土は約482.2C(約900’F)でか 焼装置を出て、粘土乾燥機からの排ガスにより65.6tZ’(150’F)ま で冷却される。
か焼工程10においては、塩酸を用いて可溶アルミナ分をか焼粘土の不活性分か ら溶解分離する。いくつかの不純物も溶解するので、この工程においては不溶性 残留物を含むスラリー内に塩化アルミニウムと他の塩化物がら成る粗製溶液また は原料溶液11が生成される。鉄が最も重要な不純物である。浸出中に起る主要 な化学反応は次の通りである。
(A7203+2S乙0゜)+6HC7−+2AAC43+3H20−1−2S z○2Fe203+6HCl→2FeC13+3H20FgO+2HCA!−+ Fg(J2+H20貯蔵庫からのが焼粘土7は、例えば秤量スクリューコン(ヤ 一によって連続計量し、第1段浸出タンクに送る。同時に、濃度約10〜26重 量%好ましくは約20〜26重量%の塩酸を計量しながら、浸出タンクに送る。
通常、最終浸出タンクを出る浸出液11内には1. Og/1以上のHClが含 まれている。
必要であれば、はいってくる酸を60.Ot?(140’F″)に加熱するため のグラファイト熱交換器をとりつける。あるいは、この酸は水蒸気または浸出タ ンクから排出される1 07.2 U(225’F)のスラリーによって間接加 熱することができる。
各浸出タンク系列は固体の懸濁を維持するのに十分な攪拌がなされる機械的攪拌 容器から成る。各系列において、浸出スラリーはタンクからタンクへ連続的に流 れる。全滞留時間は約3時間であり、この時間に約92%の抽出が行われる。以 上の浸出工程は連続工程であるが、浸出は一括処理工程としても実施することか できる。
精製浴液11(通常、約1072C(約225’F)で沸騰しているスラリー) は最終浸出タンクを出て二段階の真空フラッシュ冷却装置にはいる。次に、浸出 スラリーは固液分離処理12を受けて塩化アルミニウム溶液からすべての固型分 13が分離されて、後続処理工程に送られる。フラッシュ冷却装置から出てくる 冷却浸出スラリーは通常凝集剤と混合され、約462C(約115’F)で運転 される一つ以上のシックナーに送られる。最終シックナーからのオーバーフロー は、最終浴液清澄化のために、直列運転されろ二組のフィルタープレスの第1の ものに送られる。第2段のフィルタープレスは作業条件不良のため第1段フィル タープレスから不透明浴液が送り出されるときの保証のためにとりつけである。
分析によれば、ろ液すなわち前液15は次の代表的組成を有する。
成 分 重量係 その他 011 この表において鉄含有成分は鉄(2)の形で書いであるが、該成分の約246ま 鉄(IDの形で存在する。30チの固型分を含む最終シックナーからのアンダー フローは回転フィルターにポンプで送られる。フィルター冷却剤が、浴液清澄化 で得られるものとともにテールに送られる。
ここで鉄分を除去し、鉄分が晶出工程にはいらないようにして最終生成物から鉄 分が排除されるようにするのが望ましい。
鉄分除去工程16の第1工程は鉄を元素塩素により鉄(3)の状態に酸化して、 鉄分が溶剤抽出されやすいようにする。塩素は鉄(IDイオンを次の反応により きわめて迅速に酸化する。
塩素は、最終清澄化フィルタープレスから塩素化前液用ゴム張りタンクに置数を 運ぶパイプラインに注入される。液体イオ11 ン交換有機溶剤を使用して、三段階の対向流ミキサー/沈降装、直向で鉄分を前 液から抽出する。前液流の鉄含有量は0.46重量%から34.5p−に低下す る。必要な接触時間は数秒である。
液体イオン交換有機溶剤はデシルアルコール、ケロシン、および鉄のストリッピ ングを行う第2または第3高分子アミンの混合物から成る。この浴剤は2容量チ アミン、9容量デシルアルコール、および89容量係ケロシンから成っている。
この混合物を20%の塩酸で処理してアミンを溶剤抽出に必要な塩化アミンの形 に転換させる。連続作業の場合、実質的に鉄を含まない前液を貯蔵タンクにポン プで送る。このタンクは晶出帯18となる。鉄を含む有機浴剤は再生のために処 理することができる。
浸出溶液を残留物から分離し、鉄分抽出のために浴剤抽出工程で処理したあとで 生成される前液17は通常約25〜35%の塩化アルミニウム六水和物(ACH )を含んでいる。実質的に鉄を含まないACH結晶を得るのに使用しうる二つの 方法は蒸発またはHCl ガス散布である。蒸発晶出の場合、再循環熱交換器お よび真空フラッシュ装置を使用して蒸発により鉄非含有前液の塩化アルミニウム を濃縮する。蒸発装置において塩化アツベニウム濃度は約187重量%から約2 90重量%に増大する。この処理により飽和した前液流は晶出装置にはいり、該 装置においてフラッシュされて88.9tr(192’F)に温度が下がる。晶 出装置において塩化アルミニウム六水和物(ACH)の結晶が生成される。晶出 装置を連続運転する場合、標準的な沈降試験において底部の結晶濃度は33容量 チに維持される。このような運転により10〜20メツシユの高品質結晶が製造 される。
ACH結晶は分離帯2oにおいて真空ろ過または遠心機により晶出装置の母液か ら分離することができる。そのあと、結晶は付着している母液を除去するために 35係の塩酸で洗浄する。
35%塩酸に対する塩化アルミニウムの溶解度はきわめて小さい。遠心機からの 母液は分割して一部を晶出装置供給原料タンクに戻す。母液の残りはパージ晶出 装置に送る。該装置は系における不純物濃度を制御するために運転する。
さらに好ましい実施態様の場合、晶出は工程浴液中のACH浴解度を低下させる 共通イオン効果を用いるガス導入(散布)法によって実施する。鉄非含有工程浴 液を、蒸発晶出で使用するものと類似の再循環熱交換器および真空フラッシュ装 置を使用することによって飽和濃度に近くなるまで蒸発させる。この蒸発により 塩化アルミニウム濃度は約18.7M量チから約31重量%に増大する。
塩化アルミニウム濃縮液と塩化水素ガスを晶出装置(711C(160’F)で 運転)の循環ループに導入し、ACH過飽和塩酸溶液を生成させる。循環溶液は 降下管から晶出装置マグマチャンバーの底部にはいり、それから流動結晶床を通 って上方に流れる。溶液の過飽和状態は既存結晶表面におけるACHの成長と新 しい核の生成により解消される。
塩化アルミニウム飽和溶液においては、塩化水素の溶解につれて、塩化物の溶液 中の重量モル濃度が実質的に一定に維持される(25.6%H(Jの存在下での 塩化アルミニウム溶解度が3 約65%になる)ようにACHが晶出する。塩化アルミニウムの溶解度は355 %HC1の場合さらに小さくなって07%におさえられる。HClの添加速度は 再循環溶液の所望の過飽度を生成し、一定に維持することだけを目標に制御する 。
各晶出工程からの結晶スラリーは遠心分離機にポンプで送って分離してから洗浄 する。洗浄済み結晶は部分か焼帯22に送り、活性アルミナに転換させる。晶出 装置から得られるHC7含有清澄化母液は粘土浸出工程に再循環させることがで きる。
母液流の残りの部分は採取処理帯に送って、さらにACH結晶を回収してから蒸 発装置供給原料液に戻すようにすることができる。
塩化アルミニウム六水和物(ACH)晶出の主目的は酸溶性不純物からアルミニ ウムを分離することである。しかし、ACHは純粋成分として晶出する傾向を有 するけれども、溶液中の他の元素例えばリンおよびマグネシウムがある程度析出 または同時晶出してACHにとり込まれうる。生成物中のマグネシウムおよびリ ンの存在は本発明の実施に対して有害な作用をおよぼすものではない。しかし、 注意すべきことは、アルミニウムのホール電解槽電解製造用の供給原料としてア ルミナを製造するために本発明の酸浸出工程を使用する場合、そのような不純物 は許容されず、本発明の実施においては不要な第20晶出工程が必要となる。
従来、粘土の酸浸出処理の最終目的はホール電解槽用供給原料用のアルミナを製 造することであった。したがって、従来高純度アルミナを得るために、晶出AC Hを再処理して高純度のものを製造していた。第1工程または単一工程晶出AC Hは洗浄し、溶液は鉱石浸出工程に戻す。次に、洗浄済みACH結晶を純粋のH (J溶液で溶解してから前と同じようにして再晶出させる。再晶出により精製し たACHは乾燥し、約1000〜1280trでか焼してホール電解槽供給原料 用のアルミナを生成させ、AlCl3・6H20のか焼工程から放出されるHC lガスは通常古液で捕集して鉱石の浸出処理に使用する。表Aに、単一工程AC Hおよび再晶出ACH中の代表的不純物濃度を比較用のバイヤーアルミナ中の不 純物濃度とともに示す。
表A 単一工程晶出および二工程晶出ACHの代表的不純物濃度と電解槽供給原 料用バイヤーアルミナの不純物濃度P2O5,024,0009,001 Mho 、013 .0009 .002Or 0 .004 .00024  .002M7L0 .0014 .0009 .002NL0 .005 .0 05 .005Cu、0 .0014 .0014 .01’lno ’、00 09 .0015 .02Ca0 .004 .004 .04 Nα20 .0028 .0014 .4※ ACHの不純物濃度はAl2O3 に対する重量%で示す。
15 表Aかられかるように、単一工程晶出ACHをか焼するとバイヤーアルミナより も高濃度のP2O52Mg0およびCr2o3を含むアルミナが生成される。そ のためこのアルミナはホール電解槽用の供給原料としては許容されない。それは 主として高濃度のP2O5のためである。なぜならば、ホール電解槽におけるア ルミニウム電解電流効率は電解質に含まれる0、01%のリンあたり約1%低下 するということがはっきりしているからである。か焼した再晶出ACHからはホ ール電解槽用供給原料として許容しうるアルミナが生成されるが、再晶出装置の ために余分の資本とエネルギー経費が必要である。単一工程晶出ACHは本発明 による無水AlCl3の製造の供給原料として使用することができ、電気分解に 使用したときリンの有害作用を伴わな℃・。
本発明におけるか焼工程22は、450C以上好ましくは約1000C以下さら に好ましくは約500〜800C1最も好ましくは約600〜750Cにおいて 、部分か焼に十分な時間すなわちACHがかなり脱水される時間通常約30分〜 4時間好ましくは約2時間実施する。か焼工程22においてACH結晶生成物2 1のかなりの部分が熱分解されて活性アルミナ質材料と塩酸−水蒸気流となる。
このときの反応は次の通りである。
放出されるHCl は浸出工程での再使用のために回収するのが有利である。
一般に、ACHはか焼ACHの残留水素含有量(式(1)のXに対応)が約0. 45%水素以下好ましくは約0.3%以下に減少するのに十分な時間と温度加熱 し、一方固体生成物中の残留塩化物濃度ができるだけ大きくなる。すなわち式( 1)におけるyが005以上になるようにする。言換えると、単一工程晶出AC Hは、回転キルン、流動床またはフラッシュか焼装置を用いて、残留水素濃度を 許容値以下に下げ、残留塩化物濃度を最大の値に維持し、かつ後続の塩素化のた めの活性の大きい生成物を生成させる温度で脱水する。残留水素含有量を小さく する必要があるのは、塩素化工程中に次の反応で塩素が塩化水素になって損失す るのを最小限におさえるためである。
水素と塩素の化合比から1kgの残留水素あたり35kgもの塩素が転換されて 塩化水素になると計算される。したがって、か焼生成物中の水素量は本発明の経 済上の実施可能性を左右するきわめて重要な因子である。残留塩化物量を大きく するのが望ましいのは、後続の塩素化工程において価値の高い塩素分の消費を少 くするためである。前述の二つの因子は電解槽からの塩素再循環をより効率的に するものである。したがって、式(1)に示すように、ACHの脱水工程では水 とHClの主要部分をACHから除去し、塩基性塩化アルミニウム化合物(アル ミナと脱水塩化アルミニウムの混合物)と思われるものを生成させる。HCl  は第1工程である浸出工程に再循環させる。
米国特許第4,264,569号明細書には、200〜450C7 の温度範囲におけるACHの低温熱分解が記載しである。しかし、本発明で見出 したところでは、か焼ACH中の残留水素濃度は、か焼温度が600C以上でな い場合には、許容レベルすなわち約0.45%以下好ましくは約0.3%以下の 水素まで減少しない。450C以下の温度では残留水素は046〜2.0%以上 の範囲にある。か焼ACH中の残留水素濃度ばか焼温度の関数であると思われる 。後続の塩素化工程で許容しうる供給原料を製造するためには、450C好まし くは600C以上のACHさらに、予想されるように、塩化物濃度ばか焼温度の 上昇とともに減少するが、やはり本発明で見出したところによれば、450〜7 50Cにおいて残留塩化物はゆっくりとしか減少せず、約750C以上で塩化物 濃度は急激に減少し、800〜1000Cでは低い濃度になる。残留塩化物の残 留水素に対するモル比の計算により、最適か焼温度の存在が明らかであり、この 温度は500〜800C1好ましくは600〜750C1さらに好ましくは65 0〜750Cである。最後の温度範囲ではC1/Hモル比は1に近づく。したが って、米国特許第4.264,569号明細書に開示しであるような先行技術の 方法は、か焼を本発明の温度範囲で実施することによって改良することができる 。すなわち、前述の温度範囲は、後続の塩素化工程における塩素利用度との関連 において、生成物を最適化するものである。
ACH結晶生成物は、か焼のために多炉床炉に送ることができる。この場合、A CH結晶は上向きのガス流と対向して炉内を通過する。塩化アルミニウム結晶は 炉の上段炉床に送られ、炉床から炉床へとゆっくりと落下し、同時に乾燥され、 分解する。作業中、中心軸がゆっくりと回転し、各炉床上の材料はとり出し点に 集められる。炉床から送り出されるアルミナは冷却され、最終生成物貯蔵ビンに 送られる。
あるいは、ACH結晶は二段階の分解装@/か焼装置で加熱することができる。
この分解装置は200〜400Cで運転される間接加熱流動床反応器である。間 接加熱分解装置の排出ガスは浄化、冷却され、酸回収帯に送られる。冷却された ガスの約25%はACH床の流動状態を維持する送風機によって分解装置に再循 環させられる。か焼装置は450〜100OCで運転される直火流動床反応器ま たは多炉床口〜スターである。分解装置において約90%のACHが分解し、残 りばか焼装置で分解する。これらの装置からのガス流は酸回収帯に送られる。
第3の実施態様として、ACHは間接加熱フラッシュか焼装置または回転キルン でか焼することができる。ACH分解工程の目的はアルミナを分解生成させかつ 冷却し、また効率的なHGII ガス処理と再循環とを可能にすることである。
ACHの熱分解の次に、本発明においては、次の一般式に従って、生成物を還元 塩素化し、所望の無水塩化アルミニウムを生成させる。
0 19 この式において還元体(Cまたはco)、酸素(o3(1−31)、幻)および 酸化炭素(CO9CO2)の平衡は温度の関数なので、平衡は達成されない。し かし、上記式から、が焼ACHの還元塩素化に必要な全塩素量は残留水素2x、 および残留塩化物6yに依存することが明らかである。例えば、Xが零に近づく と、電解槽から再循環させる必要のある全塩素量ばか焼ACH中の残留塩素6y のために少くなる。還元塩素化工程で生成されるHCl 26は通常公知の方法 例えばKel−Chlor法で処理して塩素分を回収する。回収された塩素27 は塩素化装置に再循環させるために電解槽からの塩素31と混合される。脱水ま たは部分か焼ACH23は一つ以上の還元体の存在下で塩素化剤としての塩素ガ スと反応させることによって反応器24において還元塩素化される。
一般に、本発明の方法で製造される部分か焼ACHは十分に活性化されており、 還元塩素化に使用できると当業者に知られている還元体のうち実質的に任意のも のの存在下で塩素化を実施することができる。本発明の方法でか焼された脱水A CHの塩素化に使用できる還元体には、気相還元剤例えば米国特許第4.264 ,569号明細書に記載しである一酸化炭素および発生炉ガス(すなわち−酸化 炭素、二酸化炭素および水素の混合物)、COCl2.CCl4またはこれらの 混合物、および/または固相還元体(例えば米国特許第4,284,607号明 細書に記載しである部分か焼グリーンコークス、米国特許第4,105,752 号明細書に記載しである石炭から得られる活性炭、活性化完全か焼コークス)か 含まれ、完全か焼コークスでさえも使用できる。
従来、アルミナ質原料の還元塩素化に完全が焼コークスを使用すると、塩素化速 度が小さく特に低塩素化温度の場合にはそうであるということが当業者に広く信 じられていた( Landsberg。
1℃htorination Kinetics of Alurninu、m  BearingMaterials”、 Met、 Trans、 B、 A IME 5B Jwne 1975. p−207)が、本発明の方法でか焼し たACHとともに完全が焼コークスを使用することは可能である。それぞれの還 元体には長所と短所がある。したがって、特定還元体の選択は所望の全工程環境 に依存する。本発明の方法でか焼したACHを還元体とともに使用することによ り、該還元体をバイヤーアルミナ供給原料(完全か焼または部分が焼したもの) とともに用いた場合に較べて塩素化速度が改善される。
本発明の塩素化は約01〜15kg/cTL2(約01〜15気圧)好ましくは 約1〜5 kgA7rL” (約1〜5気圧)の圧力、および約500〜950 U好ましくは約550〜750rの温度で実施することができる。当業者には公 知でありまた容易に理解されるように、エネルギーの節約という点から、可能で あれば、塩素化は低い温度で実施するのが好ましい。温度は塩素化すべき原料の 活性化の程度によって決定される。
600〜750Cのが焼温度の場合、低残留水素濃度と高残留塩化物濃度とに対 応して、塩素化速度は最も太き(なる。が焼温度が600C以下になると、塩素 化速度ばか焼生成物中の残留水素濃度の増大のために低下する。か焼温度が5o ot:”よりも高い場合にも、塩素化速度は低下するが、この低下ばが焼供給原 料の失活によるものである。
1 塩素化を650Cよりも高い温度で実施すると、三塩化リン(PCl3)ガスが 生成されるが、これはAlc13凝縮に際してAt1C13から容易に分離する ことができる。塩素化を650cよりも低い温度で実施すると、リン酸アルミニ ウム(AlPO4)が生成されるが、これは固体であり、AlCl3が反応帯を 出たあとに残留する。単一工程晶出ACH中のMgOとCr2o3は最終AlC e3に何ら有害な作用をおよぼさない。なぜならば、これらの物質の塩化物はA lCl3とは太き(異なる沸点と蒸気圧とを有し、したがって容易に分離できる からである。単一工程晶出ACHは少量のナトリウム(これは前述のようにバイ ヤーアルミナの場合には有害である。ノミイヤーアルミナは通常約0.5%のナ トリウムを含む)を含んでいるが、ACH中のそのような少量のナトリウムは本 発明の実施において問題となるものではない。
か焼した単一工程晶出ACHまたはバイヤーアルミナのどちらであっても、アル ミナに含まれるすべての酸化物不純物は、還元塩素化工程中に塩素化されてそれ ぞれの塩化物を生成する(ただし、前述のようにリン酸化物の場合は例外)。約 650C以下の塩素化温度の場合、Na2Oおよびに20は塩素化されて、それ ぞれNctfi、lGl 4. Na、 3klGl 6およびKAlCl4゜ KAlCl4を生成する。単一工程晶出ACHおよびバイヤーアルミナ中の不純 物濃度をもとに計算した不純物による全塩素損失を表Bに示す。
表B 単一工程晶出ACHおよびバイヤーアルミナ中の不純物による塩素損失( kgC1ykg生成A4)アルミナ供給原料 650C以上での 650cより もの種類 塩素化 高温での塩素化 単一工程晶出ACHO,00340,004バイヤーアルミナ 0.037 0 .037表Bかられかるように、単一工程晶出ACHはホール電解槽用の供給原 料を製造するときには許容されない低純度原料であると考えられるにもかかわら ず、該ACHを供給原料として用いた塩素化工程中の塩素損失は約10分の1に 低下してしまう。
前述の方法によるか焼ACH22の還元塩素化で生成される無水AlCl325 は電気分解してアルミニウム3oと塩素とを生成させることができる。塩素は塩 素化装置に再循環させる。電気分解は標準的な密閉式単電極電解槽例えばマグネ シウム製造に使用するものまたは二電極電解槽例えばHau、pinが示してい るもの(米国特許第3,755,099号明細書)および石川らによるもの(米 国特許第4,135,994号および第4,151,061号明細書)を用いて 実施できる。
無水塩化アツベニウムは、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の塩化物塩混合 物から成る融解電解液中に溶解する。一般に、電解液は2〜15%AlCl3. 15〜17%CcLC12オヨび/またはMgCl2、並びに15〜83%Na Clおよび/またはLi(Jlから成る。電解槽は通常約700c、電流密度0 5〜1、0 A/cm2、電極間隔約15儂で運転する。アルミニウムは陰極に 析出し、サイフオンにより電解槽からとり出されて鋳込ま23 れる。非消耗炭素陽極において、塩素31が放電し、該塩素は電解槽排出ガスと して捕集される。電解槽排出ガスは凝縮器34で冷却され、とり込まれている金 属塩化物を凝縮させてから、塩素31はKel−Ghlorタイプの工程から回 収される塩素27と混合され、塩素化装置24に再循環される。通常、凝縮塩化 物33は通常AlCl3供給原料とともに送り込まれる少景の塩とともに電解槽 32に戻される。過剰のハロゲン化物塩35は排出される。
本発明の方法によりか焼したACHを出発原料としたことによるこの電解工程の 改良点は次の通りである。
(a)ACH中のナトリウム濃度が小さい(表A)ので、電解槽32への無水A lCl3供給原料25のナトリウム汚染が小さく、したかつて高価なハロゲン化 物塩35の排出量が少くなり、電解液組成の変化が最小限におさえられる。その ため、高電流効率運転ができ、したがって電力消費が小さくなる。
(A) さらに重要なことは、ACHから製造されるAlCl3を使用する場合 、バイヤーアルミナ供給原料を出発原料とする場合よりも、電解槽からの再循環 のために、高価な塩素の物質収支がずっと好ましいものになるということである 。
一般に、バイヤ一工程からの金属グレードアルミナは、式(2)のXが011の ときに対応する0、22重量%相当の水素を含み(米国特許第4,235,86 0号明細書参照)、有意の量の残留塩化物を含まず、式(2)のyは0.0とな る。還元塩素化において、バイヤーアルミナ中の残留水素は当量の塩素の無効消 費をもたらして、生成A11kgあたり0.16kgのC12をH(J に転換 させる。しかし、HCl中の塩素の90%近くはKel3− Ch l o r タイプの工程で回収することができる。したがって、全塩素損失はH(Jから回 収されないC12と金属塩化物不純物(表B)として失われるC12 とを加え たものがら供給原料中の残留塩化物に含まれるC12を引いたものとである。こ の損失量はに9 Cl 、、/に9生成AIlを単位として0.1421−0. 0637+CLLIと表わすことかできる。ここでXおよびyは式(2)で与え られるもの、CLLI は塩化物不純物(例えば表Bに示すようなもの)として の損失である。したがって、通常のバイヤーアルミナ供給原料には、A71kg あたり0.053kgのC12の補充が必要である。しがし、供給原料として、 残留水素濃度が0.24重量係(式(2)のXが0.12のときに相当)、残留 塩化物濃度が6重量%(式(2)のyが2のときに相当)、CCLIが表Bに示 すものである、本発明のが焼ACHを使用すると、塩素補充量の計算結果は−o 1kg(J 2AgAlすなわち逆に塩素が生成されるということになる。した がって、電解槽32およびKelj−chlorタイプ回収装置27かも塩素化 装置24への再循環の効率が高められ、またこの再循環条件はゆるやかなものと することができる。
以下に示す実施例は本発明を説明するためのものであり、本発明の限定を意図す るものではない。
実施例1 100gの単一工程晶出ACHを、キャリアガスとして空気を使用して回転キル ン内でか焼した。が焼温度は400〜5 1000Cの範囲で変化させた。排出ガス、水およびH(Jはスクラビングした 。が焼は各実験において、それぞれの温度で2時間実施した。さらに、アルミナ 三水和物(A1203・3H20)を同じ温度範囲で同じ手順に従って部分が焼 した。
本実施例で使用したACHは次の不純物を含んでいる。
残留水素および残留塩化物濃度測定結果を第1表に示す。
第1表 試料 か焼温度(5)残留水素(重量%)残留塩化物(重量%)C,l//H比 A 400 0.68 7.5 .31A’ 1.10 0 0 B 450 0.48 − − C5000,337,10,6 0’ 0.70 0 0 D 550 ’ 0.34 − − E 600 0.3 7.0 0.66E’ 0.54 0 0 F6500.26 − − F’ 0.56 0 0 G 700 0.24 6.7 0.79H7500,24−−− ■ 800 026 3.0 0.33I ’ 0.34 0 0 J 900 0.21 2.1 0.28J’ 0.34(0,42) −− に’ 0.13 0 0 試料A−JはACH,試料A’ 、 C’ 、 E’ 、 F’ 、 工’ 、  J’ 、 K’はAl3O3・3H20゜ 第1表にばか焼温度の関数としてか焼ACH中の残留水素濃度が示しである。第 1表に示す結果から明らかなように、後続の塩素化工程で許容される供給原料す なわち約0.45%水素以下の脱水ACHを製造するためには、450C以上の ACHか焼温度を使用すべきであり、また0、3%以下の残留水素を含むか焼A CHを製造するためには約600C以上の温度が必要で27 ある。
さらに、第3表のデータによれば、部分か焼したバイヤーのアルミナ三水和物は 、部分か焼ACHよりも高濃度の残留水素を含んでおり、特に、塩素化において 高い活性が得られると期待される800C以下の温度範囲においてそうである。
実施例2 本実施例においては、キャリアガスとして空気を使用しても回転キルンにおける か焼実験の結果が変わらないということを示す。
100gのACH結晶を流動ガスとして窒素を使用して回転キルンで2時間か焼 した。400Cか焼の場合、残留水素濃度は0.76重量%であった。650C か焼の場合は0.27重量%であった。これらの数値はキャリアガスとして空気 を使用して回転キルンでか焼した実施例1の結果と同程度である。
実施例3 第1表の試料A、D、Jを次のようにしてか焼した。2!9のか焼ACH試料を 、還元体として一酸化炭素、塩素化剤として塩素ガスを使用して管状炉内で塩素 化した。温度と対比してか焼ACH塩素化速度を第2表に示す。
さらに、1000Cで部分か焼したバイヤーアルミナ、および完全か焼したバイ ヤーアルミナ(すなわち電解槽または金属グレードのバイヤーアルミナ)をも同 じ手順で塩素化した。結果はやはり第2表に示す。
第2表 塩素化 Al2O3の生成 (400C) 45 .048 60 .051 75 .048 .049 (650C) 45 .049 60 .053 75 .044 .048 (1000C) 45 .026 1000C部分か焼 20 .005 バイヤーアルミナ 45 .023 60 .02j 00017 完全か焼バイヤー 20 .0007 アノペナ(電解槽 45 .0064 または金属グレード) 75 .0045 0.0039第2表のデータかられ かるように、本発明に従ってACHか焼温度を400〜650Cに上昇させても 、実質的に同じ塩素化速度が得ら゛れていることから明らかなように、ACHの 塩素化における活性には有意の有害作用はない(全くないとは言えないにしても )。さらに、第1表かられかるように、550〜800C好ましくは650〜7 50Cの温度範囲におけるか焼により、klcIl 3への効率的還元塩素化に 適した最小限の水素9 と最大限の塩素とを含む高活性の生成物が得られる。
米国特許第4,264,569号明細書の記載事項により、400Cか焼ACH を使用したとき大きい塩素化速度を与える高活性生成物が得られるということも わかる。しかし、前述のように、この活性生成物はまた許容できないほど多量の 残留水素を含んでいる。しかし、650CでACHをか焼すると、低残留水素で 最大限の残留塩素を含むACHが生成され、この生成物の塩素化に対する活性に も重大な変化は生じない。
高温(1000r)てACHをか焼すると、生成物の塩素化活性が低下する。そ れでも、100.0Cか焼ACHの塩素化速度は、バイヤ一工程で得られる部分 か焼供給原料(三水和物、Al2O3・3H20)よりもまだ大きい。また、金 属グレードアルミナ(通常ホール電解槽供給原料として使用され、またAlCl 3製造者にも知られている原料である)は許容しうる低残留水素濃度であるが、 ACHに較べると塩素化速度が非常に小さい。
これは、主として、金属グレードアルミナ製造に必須の高か焼温度(>zooo C)に起因する低粒子活性のためである。
実施例4 400Cおよび700Cでか焼したACH(15,9)を流動床反応器で還元塩 素化した。還元体はGOとし、塩素化温度は550Cとした。塩素化の結果を単 位時間あたりに生成される塩化アルミニウム量で示す(第5表)。
流動床におけるAlCl3生成速度が管状炉における生成速度よりも太きいとい うことは薦くにはあたらない。これは流動床においては気体一固体接触が良(な るためである。
第3表 Al2O3生成速度 30−60 .087 .095 60−90 .07” 、096 ※ 反応器からのリークがあったと思われる一外挿すると約0088〜0093 になる。 =この表かられかるように、塩素化速度は400Cか焼AC)Iより も700Cか焼ACHの方が大きい。したがって、最適水素および残留塩素とな るように、ACHを第1表の好ましい温度範囲でか焼することはACH粒子を不 活性化して高速塩素化を不可能にするものではない。400C塩素化の場合より も700C塩素化の方が塩素化速度が太きいという事実は、先行技術の400C か焼ACHの残留水素濃度の方が大きいということによって最も良く説明される 。ACH中の残留水素は、塩素損失により工程を不経済なものにする(第1表) ばかりでな(、塩素化速度にも影響する。
浸出液を用いて単一工程で晶出させたACHを、400〜750Cの温度範囲で 2時間、回転キルン中でか焼してから、塩素化剤として塩素、還元体として完全 か焼石油コークスの固体粒子を用いて、550〜800Cで60分間、2.5c IrL(1インチ)の流動床反応器内で塩素化した。金属グレードのアルミ31 すも同じ手順で塩素化した。第4表に単位時間あたり生成されるklc13C1 /)を示す。
第4表 A 550 0.039 A’ 0.0 8 600 0.059 B’ 0.015 C6500,045 E 750 0.070 E/ − F 800 0.081 F’ 0.05 ※ 試料A−FはACH1試料A′〜F′はバイヤ一工程からの金属グレードア ルミナ(MGA)。
第4表かられかるように、本発明の温度でか焼したACHは十分に活性化されて いて、後続塩素化における固体還元体の使用を可能にするものであり、またその ような還元体を金属グレードアルミナとともに使用した場合よりもすぐれた生成 速度を与えるものである。
以上、本発明の明確化と理解のために、実施例を用いである程度詳しく説明した が、明らかに、請求の範囲のみによって限定される本発明の範囲を逸脱すること なくある程度の変形と修正を行うことができる。
J!斜まHt8 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)約450C以上の温度で加熱することによって塩化アルミニウム六水和物 (ACH)を実質的に脱水してから、該ACHを還元剤および塩素ガスの存在下 で還元塩素化して無水塩化アルミニウムを生成させることを特徴とする無水塩化 アルミニウムの電解によりアルミニウムを製造する方法。 (2)前記加熱を約500〜800Cの温度で実施する請求の範囲第1項に記載 の方法。 (3) 前記電解を約600〜750Cの温度で実施する請求の範囲第2項に記 載の方法。 (4) 前記電解を、塩素ガスが遊離する二電極電解槽において実施する請求の 範囲第1項に記載の方法。 (5)前記遊離塩素ガスを前記ACHの還元塩素化で使用することをさらに含む 請求の範囲第4項に記載の方法。 (6)アルミナ質原料の浸出処理によって前記塩化アルミニウム六水和物を製造 することをさらに含む請求の範囲第1項に記載の方法。 (7)前記アルミナ質原料が粘土であり、前記浸出処理が塩酸浸出処理から成る 請求の範囲第6項に記載の方法。 (8)前記塩酸浸出処理が、 (α)前記粘土を乾燥、か焼して該粘土のアルミナ分を活性化させ、 (b)このように処理した粘土を塩酸浸出溶液で浸出処理して前記アルミナ分を 可溶性塩化アルミニウムとして溶解させ、(C)このようにして得られる酸浸出 溶液を固液分離してアル(d)該貴液からACH結晶を晶出させることから成る 請求の範囲第7項に記載の方法。 (9) (d)で得られる塩酸含有溶液を前記浸出処理で使用するために再循環 させることをさらに含む請求の範囲第8項に記載の方法。 α0)前記ACHが単一工程晶出ACHである請求の範囲第1項に記載の方法。 αυ(a) アルミナ質原料をHC7酸浸出液で酸浸出処理し、(h) このよ うにして得られる溶液からACH結晶を晶出させ、(C) 前記結晶を実質的に 脱水し、かつ前記結晶の残留水素を約0.45重量%以下に低下させるのに十分 な時間、十分な温度で加熱することによって前記ACH結晶を部分か焼し、(d ) 塩素化剤と還元剤との存在下で前記結晶を還元塩素化してAlCl3を生成 させ、 (e)該AlCl3を電解してアルミニウムと塩素ガスを生成させること から成ることを特徴とするアルミナ質原料からアルミニウムを製造する方法。 αり 前記晶出がHCl ガス散布によるものである請求の範囲第11項に記載 の方法。 0 前記部分か焼を約500〜800Cの温度で実施する請求の範囲第11項に 記載の方法。 ■ 前記温度が約600〜700Cである請求の範囲第13項に記載の方法。 35 05)前記結晶の残留水素が約03重量%以下である請求の範囲第14項に記載 の方法。 α6)前記酸浸出処理に先立って前記アルミナ質原料をか焼することを含む請求 の範囲第11項に記載の方法。 α力 前記アルミナ質原料がカオリン粘土である請求の範囲第16項に記載の方 法。 08)前記還元剤が少くとも一つの気相還元体を含む請求の範囲第11項に記載 の方法。 (19+ 少くとも一つの気相還元体が一酸化炭素である請求の範囲第18項に 記載の方法。 (20)前記還元剤が固体である請求の範囲第11項に記載の方法。 (211前記還元剤を部分か焼石油コークスおよび完全か焼石油コークスから成 るグループから選択する請求の範囲第20項に記載の方法。 Qツ 前記晶出工程(h)が単一工程晶出から成る請求の範囲第11項に記載の 方法。 (23)工程(C)で生成される塩素を工程(dlの塩素化剤としての使用のた めに再循環させることをさらに含む請求の範囲第11項に記載の方法。 Ci’41 工程(a)の酸がHO2であり、工程(h)の晶出において得られ るHGl含有溶液を工程(α)の浸出処理での使用のために再循環させることを さらに含む請求の範囲第11または23項に記載の方法。 (251塩化アルミニウム六水和物結晶を、該結晶を実質的に脱水し、かつ該結 晶の残留水素濃度を約0.45%以下に低下させるのに十分な時間、十分な温度 に加熱することがら成ることを特徴とするアルミニウムと塩素に電解還元するの に適した無水塩化アルミニウムを製造する方法。 (26)前記時間と温度が、残留水素濃度を約03%以下に低下させるのに十分 なものである請求の範囲第25項に記載の方法。 (27)前記温度が約600〜750tl”である請求の範囲第25項に記載の 方法。 (至)前記塩化アルミニウム六水和物結晶を酸浸出により製造する請求の範囲第 25項に記載の方法。 (29)前記塩化アルミニウム穴水和物結晶が単一工程で晶出させたものである 請求の範囲第28項に記載の方法。
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