JPS5962543A - 2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパンの製法 - Google Patents

2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパンの製法

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JPS5962543A
JPS5962543A JP57169859A JP16985982A JPS5962543A JP S5962543 A JPS5962543 A JP S5962543A JP 57169859 A JP57169859 A JP 57169859A JP 16985982 A JP16985982 A JP 16985982A JP S5962543 A JPS5962543 A JP S5962543A
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藤尚 松永
Tadahiko Nishimura
西村 忠彦
Etsuo Miyake
悦夫 三宅
Kiyotaka Baba
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フェノールとアセトンとを塩酸含有触媒の存
在下に反応させることにょシ高品質の2.2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下、−1)、 T
)’−’BPAと略記する。)を製造する方法に関する
。更に詳しくは、反応したフェノール及びアセトンに対
して高品質のT)+ T’)’−BPAを高収率でしか
も経済的に製造する方法に関する。
1)、 T)’ −BPAはポリカーボネート又はエポ
キシ樹脂の原料として従来から使用されている。これら
の樹脂の用途及び需要が拡大するにつれて高品質の樹脂
が求められるようになり、その結床こ力らの樹脂原料で
あるpl pr −BPAに対しても1量純度でかつ色
相が良好な高品質の製611が要求さhるようになって
いる。特に、ポリカーボネートの原料として用いられ’
r D、D’ −BPAは高品質であること、例えば純
度か99.9モル%以」二であり力・つ溶融色相が30
 APHA以下である高品質のp、ρ’−BPAが要求
さIt、ている。しかも、このような高品ηのD+l)
’  BPAを経済的に製造することも要求さり、てい
る。これら要求を満たり、 %j p、 o’ −BP
A否−製造するためには、原料のフェノール及O・アセ
トンを反応させる際VC1回の接触により高い変化率で
反応させかつ反応した原料に対し2で選択的シこpr 
D’ −BPAを生成させることが必要でろシ、また生
成したpo pl −BPAは谷易な方法で精製できる
ことが必要であり、更vコ最終的に得られるp、 p’
 −BPA→が高品質であり、高収率であシかつ低コス
トであることも要求されている。更に詳細には、原料の
フェノールとアセトンとを酸性触媒の存在下に反応させ
ろと、目的とするp、 D’ −BPAのほかに、2−
(2−ヒドロキシフェニル)−2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン(以)、o、 p’ −BPAト略記
する)、2.2−ビス(2−ヒドロキシフェニル)プロ
パン(以下% 010’ −BPA ト略記−する)な
どの異性体Mll生物;4−(4−ヒドロキシフェニル
) −2F2.4− ) v )チルクロマン(以下、
共2量体と略記するL2,4−ビス(α、α−ジメチル
ー4−ヒドロキシベンジル)フェノール(以下、BPX
と略記する)、2−(2−ヒドロキシフェニル) −2
,4,4−トリメチルクロマン(以下、b−2量体と略
記する)、5−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェ
ニル)=1.1.3−トリメチルインダン(以下、IP
EP環式2量体と略記する)、2.4−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)−4−メチル−1−ペンテン(以下、
TPEP線状2量体と略記する)などの高沸点副生物;
構造が不明の着色性副生物などが生成するので、これら
の副生物のうちでpl pr−BP八に転移可能な副生
物からは容易にかつ効率的に変換さ七る方法を採用9′
ることか要求されている。
従来、フェノール及びアセトンを酸性触媒の存在下に反
応させることによりp、1)’ −BPAを製造する方
法として多くの方法が提案されていて公知である。例え
ば、フェノール及びアセトンを反応させる際に触媒とし
て塩化水素又は塩酸を使用して反応させる方法及び前記
方法で反応させた後の反応混合物からp、 p’ −B
PAを精製分離する方法は、特公昭27−5567号公
報、特公昭36−25555号公報、特公昭38−48
75号公報、特公昭40−7186号公報、特公昭42
−6333号公報、特公昭43−3379号公報、特公
昭47−10384号公報、特公昭50−12428号
公報、特開昭48−97853号公報、特開昭49−9
3347号公報、特開昭49−82651号公報、特開
昭53−101347号公報、特開昭54−98748
号公報、特開昭54−98749号公報、その他などに
提案されている。これらのいずれの公知文献に記載され
た方法で反応を行い、p。
p’ −BPAを製造しても、前記異性体副生物、高沸
点副生物、着色性副生物などの多量の副生物が生成し、
これらの副生#/)娃、目的とするpl p’ −BP
Aへの選択性を低下させ、しかも目的生成物中に混入し
て品質を低下させかつその精製が困難であるので、前述
の要求を満足した高品質のp、 p’ −BPAを高収
率で選択的にしかも経済的に製造することはできない。
壕だ、前記接触反応で得られた反応混合物を前記先行技
術文献に記載されたいずれの方法で処理し精製を行って
も、前記副生物の除去が困難であり、同様に高品質のp
、 p’ −BPAを選択的に高収率でかつ経済的に製
造することはできない。例えば、塩化水素又は塩酸を触
媒として使用して反応を行うことを記載した前記先行技
術文献の中で、特公昭42−6353号公報には、フェ
ノールとアセトンを反応させた反応混合物からp、 p
’ −BPAを分離した後の副生物(樹脂状副産物)か
らp、p’−BPAを回収し、p、 p’ −BPAへ
の実質上の選択率及び収率を向上させる目的で、該副生
物及びフェノールを塩化水素又は塩酸からなる触媒の存
在下i7に処理し、この反工し、混合物からp、 p’
 −BPA弦回酸回収方法か提案されている。しかし、
この方法を採用し、塩化水素又は塩酸の存在下にフェノ
ール及びアセトンヶ反応させて得られる反応′6L合物
からp、 p’ −BPAを分離し、その結果得らh−
る削生成物を前記公報に記載された方法に従い、副生物
の処理反応とアセトンとフェノールとの縮合反応とをそ
れぞれ別個の反応器で行うと、反応系が複雑(4−なる
ことのほかに、副生物の異性化反応系で処理される副生
物の量か著しく多くなシ、しかもこの処理における副生
物の異性化反応は平衡組成1でであるので、tdll生
物のp、 p’ −BPAへの異性化効率は低い。した
がって、最終的なp、 p’ −BPAへの選択率及び
その収率が低く、経済的にp、 p’ −BP八を製造
1′ることはできない。
1)ζ、塩化水素又は塩酸を触媒として使用して反応を
行うことを記載した前記先行技術文献の中で、特公昭4
2−26787号公報には、反応終了後の反応混合物か
ら塩化水素を除去し更にこの混合物から高純度σ) p
l p’ −BPAを得る方法として、該反応混合物に
熱を加えることなく減圧下に処理するかあるいは不反応
性ガスの吹込みを行うことにより塩化水素ガスを除去し
7’を二混合物からp、 p’ −BPAのフェノール
付加物(以下、p、 p’ −BPA−PhOHと略記
する。)を晶出させ、該p、 p’ −BPA−PhO
Hを分解させることにより P、 P’ −13PAを
回収する方法が提案されている。その実施態様において
該p、 p’ −BPA −PhOHを戸別して得られ
る反応母液を反応器に循環再使用できることが記載され
ている。しかし、この方法に従って反応を行い、該反応
混合物を同様に処理しても、塩化水素の除去を効率的に
行うためには、反応系内での塩酸の形成を抑制する必要
があシ、そのためには同公報の実施例からも明らかなよ
うに反応生成水の量を少なくする必要があるのでアセト
ンの変化率を約so%以下に低く維持しモ反応を行わな
ければならないこと、また反応母液を循環用使用しても
塩化水素ガスが除去されているので塩化水素の有効な再
利用が回前tであることなどの理由〃・ら経済的に高純
度p、 p’ −BPAを得ることはできないという欠
点がある。また、同公報の実施例1の対比実験では該反
応混合物を苛性ンーダ溶液で中和し/こ後の有機相から
p、 p’ −BPAを分離する方法が開示されている
か、この方法ではp、p’−BPAは品質が悪くしかも
触媒である塩化水素を循環再使用することができないと
いう欠点がある。
また、フェノール及びアセトンを反応させる際に触媒と
して酸性イオン交換樹脂又はその変性物を使用して反応
を行う方法、及び前記方法で反応させた後の反応混合物
からp、 p’ −BPAを精製分離する方法に関して
、特公昭36−23334号公報、特公昭37−147
21号公報、特公昭37−981号公報、特公昭41−
4454号公報、特公昭45−10337号公報、!)
’r公昭46−19953号公報、特公昭48−713
89号公報、特公昭49−48319号公報、特開昭5
2−42861号公報、特開昭54−19951号公報
、特開昭54−19952号公報、その他などの多くの
提案がある。
これらの提案の方法で反応を行い、融媒活性を充分に発
揮させるためには、反応系中のp、 p’ −BPA 
−PhOHが結晶として晶出してスラリー性反応混合物
を形成しないようにその濃度を低濃度に維持し、反応混
合物が均一溶液であることが必要である。そのためには
、原料アセトンの変化率を55モルチ以下に低く保つか
あるいはアセトンに対するフェノールのモル比を大きく
することが必要である。したがって、これらの提案では
いずれも1回の接触光/こりの原料の変化率が低く、反
応混合物から多量の未反応原料を回収し、更に反応系に
循環使用しなければならないので、これらの方法ではこ
の原料の回収及び循環使用に多くの用役費が必要となり
、効率的又は経済的に反応を行うことかできないという
欠点がある。まだ、これらの酸性イオン交換樹脂を使用
した反応においても、前記塩化水素又は塩酸を用いた場
合と同じようにp、 p’ −BPAの?・1かに同様
の異性体副生物、高沸点副生物及びオ′1色件副生物が
より多く生成する。更に、酸f+、イオン交換樹脂を触
媒とじて反応きせる方法においても、これらの副生物を
p、 P’ −BPAに異性化きゼーることV(より該
p、 p’ −BPAの収率を向上き→r−ようとする
試みも種種提案されている。例えば、この目的のために
該反応混合物から未反応原料及びp、 p’ −BPA
又はp、 p’ −BPA−PhOHを回収して残つ/
こ副生物をフェノール及びアセトンと共に前記酸性イオ
ン交換樹脂を含む反応器に角循環芒せる方法が特公昭3
7−981号公報に提案されている。祉だ、該公報vC
は、反応混合物から未)!応原料を留去した生成混合物
を冷却することによってり、 Tl’ −BPA−Ph
OHを晶出Δ−1この結晶をr別することによって得ら
れる前記副生物を含有する反応母液を同様に該反応器に
再循環をぜる実施態様をも包含しているっ しかしなが
ら、d亥公報に提案式れだ方法に従い、副生物を含む反
応母液を反応器に循環させる方法を採用して連続反応7
行つ′Cも、前述の酸性イオン父換樹脂る・触媒として
用いた欠点を排除することは不可能であるばかりでなく
、その他に反応母液中の1)11記副生物の1.I、 
l)’ −BPAへの異性化速度が小芒いために副生物
か反応系に蓄稍するようになり、反応の円滑な進行か損
われるはがりでなく、高品質のp、 p’ −BPAが
得られなくなるという欠点がある。また、長時間の連続
反応を行った場合には、この傾向は更に著し7くなシ、
酸性イオン交換樹脂触媒の活性低下が著しいので、この
方法はp、 p’ −BPAの工業的規模による製造方
法として有利在方法とは百い難い。
本発明は、p、 p’ −BPAの製造技術分野におけ
る先行技術か前記現状にあることにがんがみてなづれた
ものであり、その目的(l」、フェノールとアセトンと
を塩酸含有触媒妙・らなる酸性触媒の存在1に反応きせ
ることによりp、 p’ −BPAを製造する方法にお
いて、高品質のp、 p’ −BPA≠やミダを選択的
に高収率でしかも経済的に製造することのできる合理的
なプロセスを提供することである。史に詳細には、塩酸
の存在下にフェノールとアセトンを反応器せることによ
って生成するスラリー性反応混合物を分別してp+ p
/ −BPA −pH0Hと反応母液とに分離12、該
反応母液を反応系に循環させ、該p、 p’ −BPA
−Pk10HVrC%定の処理を施すことにょシ、前記
目的が達成できることを見出したことに基つくものであ
る。
オ・発明について概説すると、本発明は、フェノール及
びア+トンを塩酸含有斤1(媒のイを注下に連続法で反
応させることにより13+ p’ −I3.PAを製造
中7、方法において、 (A)  反応器に補充フェノール、後記循環フェノー
ル、補充アセトン、補充塩化水素又は塩酸、後記循環油
相IU液及び後記循環水相母液を連続的r(装入し7て
該反応を行い、反応系内の反応混合物として粗p、 p
’ −BPA−PbOHの結晶及び油相母液と水相母液
よりなる二液相反応母液から存るスラリー性反応混合物
を形成させる工程、 (13)  反応器から該スラリーぐf反応混合物を抜
出し1、こノ1〜をNIL p、 p′−BPA−pb
orq と該二液相反応母液とに分離する工程、 (C)  前記(B)工程で得た該二液相反応母液を油
相母液と水相母液とに分液し、該油相母液を循環f:i
相母液として反応器に循環させ、該水相母液として反応
器に循環させる]′、程、(D)  前記工程(B’)
テ得た粗p、 p’ −BPA −PhOHをフェノー
ル溶媒に溶解させ、核粒p、 p’ −BPA・PhO
H中に含まれる塩化水素又は塩酸を塩基で中和した後、
pl pl −BPA −PhOHを晶出さぜ、こ汎を
分離することにより精製p、 p’ −BPA・PhO
Hを得る工程、 (E)  前記工程(D)で得たfi11′製p、 p
’ −BPA、 −PhOHを加熱することによりフェ
ノール及びpl pl −BPA Vc分解する工程、 (F)  前記工程(E)の熱分解の生成物からフェノ
ール及びp、 p’ −BPAを回収する工程及び、(
G)  前記工程(F゛)で回収したフェノールを、循
環フェノールとして前記工程(A)の反応器又はフェノ
ール溶媒として前記中和精製工程(D)に循環させる工
程、 の各程を含有することを特徴とする高純度p、 p/−
BPAの製造方法である。
本発明の方法によれば、フェノール及びアセトンは塩酸
含有触媒の存在下に連続法によって反応させ、生成した
スラリー性反応混合物から粗p、 p’ −BPA−P
bOHの結晶を分離し、副生物及び塩酸含有触媒の大部
分を含む反応母液を反応器に循環再使用し、核粒p、 
p’ −BPA−PhOHの結晶を中和*i:製−ノる
ことにより精製p、 p’ −BPA・Ph0FI  
を得、これを分解することにより高品質のp、 p’ 
−BPAが選択的にかっ高収率で得られる。
という利点がある。更に幻1、蒸留操作を加えることな
く反応母液中の塩酸含有触媒が不動に循環再利用され、
′−!、た再循環した副生物からp、 p’−BPAが
イ1効に回IIyできるという利点があり、(,5かも
他の従来のいすtlの製造プロセスにくらべても合理的
であシ、低コストで高品質のρ、p′−BPAが製造で
きるという利点がある。
本発明の方法において1 フェノール及びアセトンの縮
合反応における酸性触媒は塩酸含有触媒であり、J+7
1常は過飽和の塩化水素が存在し、反応系内では塩酸と
塩化水素とが共存している場合が多い。本発明の方法に
おいて、酸性触媒としては前記塩酸又は前記塩酸と塩化
水素からなる触媒のみを使用することもできるが、塩酸
と他の助触媒成分とを組合わせて使用することもできる
。この助触媒成分としでは従来から公知のものが使用さ
iLる。通常は反応混合物に可溶性の硫黄含有化合物か
使用され、ガス状の硫黄化合物、液状の硫黄化合物ある
いけ固体状の硫黄化合物のいずれでも使用することかで
きる、これらの助触媒として具体的にV、12、−塩化
硫黄、二塩化硫黄、チオ硫酸ソーダ、チオ硅酸カリ、硫
化水素などの無機硫黄化合物;メチルメルカプタン、エ
チルメルカプタン、f〕−プロピルメルカプタン、n−
ブチルメルカプタンなどのアルキルメルカプタン類;チ
オフェノール、p−メチルチオフェノール、p−エチル
チオフェノール、p−クロロチオフェノール、チオヒド
ロキノン、チオナフト−ルなどのチオフェノール類;チ
オグリコール酸、チオ酢酸、チオプロピオン酸などのメ
ルカプト1ド換脂肪族カルボン酸類;前記アルキルメル
カプタン類、前屈チオフエノール類、前記メルカプト置
換脂肪族カルボン酸類のアルカリ金属塩;前記メルカプ
タン類から誘導されるメルカプタール類及びメルカプド
ール類などを例示することができる。これらの硫黄化合
物を助触媒として使用する場合の使用割合は反応系内の
HCZに対するモル比として通常1/ 2000  な
いし1/30 の範囲である。
本発明の方法の反応工程(A)において、反応器への原
料供給は反応あるいは抜出しで消費されたフェノールを
補給する補充フェノール、後記精製p、 p’ −BP
A−PhOHの分解工程(E)から回収された循環フェ
ノール、反応系における抜出しあるいはその他で消費さ
れた塩化水素又は塩酸を補給するだめの補充塩化水素又
は塩酸、後記母液循環工程(C)から送られてきた循環
水相母液が連続的に装入される。その際、反応器に供給
される全アセトンに対する全フェノールのモル比は通常
4ないし20の範囲であシ、反応系をスラリー系に保ち
かつ反応を円滑に進行させしかもスラリー性反応混合物
のかくはん全X円滑に行い、油水の接触を充分に行うた
めには5ないし10の範囲にあることが好ましい。
また、反応系内の塩化水素及び塩酸のHClとしての量
は反応器内の反応混合物1000り中に含まれる全HC
jのモル数として通常0.5ないし5モルの範囲となる
割合で供給さtl、更に縮合反応及び副生物のp、 p
’ −BPAへの変換反応を円滑に進行させかつ副生物
の反応系内への蓄積を抑制するだめには1ないし5モル
の範囲となる割合で供給することが好ま[7い。反応器
に有(給さ11る前記各原料は反応器に連続的に供給さ
れるが、ここで連続的な供給とは反応器内の各原料が前
記範囲を維持する範囲内で脈流として供給する方法を採
用することもできるし、間欠的な供給方法を採用するこ
ともできる。また、本発明の反応を実施するだめの反応
器としては一槽型反応器を採用することもできるし、多
槽反応器を採用するこ−とも−できる。
本発明の方法において、反応工程(A)ではフェノール
とアセトンとの縮合反応、循環母液中の副生物のp、 
p’ −BPAへの変換反応及び縮合反応て生成したp
、 p’ −BPA−PhOHの形成反応が起る。フェ
ノール及びアセトンの縮合反応では、p、 p’ −B
PAのほかに前述の異性体副生物、少量の高沸点副生物
及び微量の混色性副生物が生成する。丑た、循環反応母
液〔循環油相母液及び循環水相母液、特に循環油相母液
〕中に含壕れる前記異性体副生物のみならず、前記高沸
点副生物か1・p、 p’ −BPAが生成する。その
際、前記副生物を含む反応母液を反応系に循環し7なが
ら前記縮合反応及び前記変換反応を行った場合には、p
、 p’ −BPAが油相反応母液に溶解する均−反応
条件大王で実施するよりも、p、 p’ −BPAがp
、 p’ −BPA−PhOH結晶として晶出するスラ
リー性反応混合物を形成しかつ反応母液が二液相を形成
する不均一反応条件下で実施すると、反応混合物中プノ
も分離したp、 p’ −BPA−PhOH中に含才れ
るいずtlの副生物成分の含有率も低下し、しかも)Q
応系での前記副生物のp、 p’ −BPAへの変換率
は極めて高いという利点がある、すなわち、前記副生物
はフェノールと付加物を形成し難いので、その大部分は
スラリー性反応混合物中の油相に溶解し7、異性化反応
位び変換反応が平衡濃度まで進行11生成したp、 p
’ −BPAはフェノールと付加物を形成して晶出する
ので、その結果として前記異性化反応及び変換反応が選
択的に進行するようになり、前記目的生成物であるp、
 p’ −BPAの収率が実質的に向上する。したがっ
て、本発明の方法では、反応混合物は粗p、 p’ −
BPA −PhOHが結晶として晶出したスラリー性反
応混合物を形成していることが必要であり、甘たそれを
構成する反応母液は油相母液及び水相母液からなる二液
相母液であることが必要である。このようなスラリー性
反応混合物を形成させるためには前記反応工程(A)に
おける反応器への原料供給の条件を前述のとおりに設定
し、しかもアセトンの変化率は通常次のように設定され
る。すなわち、縮合反応の際にはアセトンの変化率が9
0%以上に達する壕で反応が行われ、更に良好な性状の
スラリー性反応混合物を形成させかつこの混合物から高
品質のp。
p’ −BPAを選択的に高収率−〇得るだめには、ア
セトンの変化率が95%以上に達する笠で反応を・行う
ことが好ましい。丑だ、反応の際の温度t;1通常25
ないし70℃、好ましくは30ないし60℃の範囲であ
る。
本発明の方法において、スラリー性反応混合物の分離工
程(B)では反応器中で生成しンにスラリー性反応混合
物は反応器から排出される。排出さi″I−たスラリー
性反応混合物は濾過、遠心分離、液体サイクロン、戸別
などの通常の手段によシ粗p、 D’ −BPA −P
h、OHの結晶と該二液相母液と(4二分離される。こ
こで、この分離]二程で得られる粗p、 p’ −BP
A−PhOHの結晶は、p、 p’ −BPA・PhO
Hを主成分とするものであるが、その他にo、 p’ 
−BPA 、 o、 o’ −BPAなとの異性体副生
成物、共2量体、BPX、o−2量体、インプロペニル
フェノールの二量体、IPEP環式2量体、IPEP線
状2量体などの高沸点副生成物及び構造不明の着色性副
生物等の少量の副生物並びに微量の塩酸等が含まれてい
る。前記粗p、 p’ −BPA −PhOHに含まれ
る前記副生物はフェノール、含水フェノール又は塩酸な
どで洗浄することにより更に低減できる。
本発明の方法において、前記分離工程(B)で得らオ]
た二液相反応母液は更に母液循環工程(C)で油相母液
と水相母液とに分液される。ここで、分液された油相母
液には過剰に使用されて未反応で回収された原料フェノ
ール、未反応アセトン、該フェノールに溶解したp、 
p’ −BPA 、前記異性体副生物、前記高沸点副生
物及び前記着色性副生物などの副生物、溶解許容量の塩
酸、助触媒として使用し、た硫黄化合物などが含凍れて
いる。水相母液には、反応器から回収された大部分の塩
酸、未反応アセトン、微量のp、 p’ −BPA 。
微量の前記異性体副生物、過剰に使用されて未反応で回
収された原料フェノールなどが含まれている。ここで、
分液された該油相母液は循環油相#:1eLとして反応
器に循環される。その場合に、該油相母液の全量を循環
油相母液として循環させることもできるが、長時間の連
続反応を?jつ際にケ、j反応系内への前記着色性副生
物の蓄積を避けるために、必要ンこ応じて該油相母液の
一部分、例えば通常2ないし50重量%、好ましく L
J、5ないし71515重量%出した残部を反応系に循
環させることが好捷しい。前述の抜出された一部分の油
相母液は任意の方法によって処理されるが、通常該抜出
油相匂液に不活性ガスの吹込み処理あるいは減圧下の留
去処理を施すことによシ塩化水素を回収するか又C,I
、アルカリを作用させることによシ中和し7だ後に、次
のいずれかの方法によって処理することができる。
なお、回収された塩化水素は反応工程(A)の反応器に
補充用塩化水素として再使用することも司能である。
〔1〕  該抜出油相母液を蒸留等Vζよりフェノール
の大部分を留出させて回収した後の缶残物をクランキン
グし、留出したp−インプロペニルフェノールとタール
分に分離し、タール分I:1、廃棄する。回収し/ζp
−インプロペニルフェノールは塩酸の存在下にフェノー
ルと付加反応(付加反応工程)させることによりpl 
pl−BPA−PhOHの結晶が晶出する。これを分離
して得たp、 p’ −BPA −PhOHは前記スラ
リー性反応混合物の分離工程(B)で得られる粗p+ 
pl−BPA−PhOHに加えて一緒に処理するか、又
は同様に処理することができる。一方、分離された母液
は前記抜出母液と同様に処理し、て前記伺加反応工程に
循環再使用することができる。
〔2〕  該抜出油相母液を蒸留等によりフェノールの
一部分を留出させて濃縮し、p、 p’ −BPA・P
h0F(を結晶として晶出させる。これを分離しで得た
p、 p’ −BP八・PhOHは前記〔1〕と同様に
処理される。一方、分離された母液は廃棄するか、前記
〔1〕と同様にクランキング処理及び付加反応を実施し
てもよい。
〔3〕  該抜出油相母液を蒸留等によりフェノールの
大部分を回収した後の缶残物な・クランキンクシ、留出
シたp−インプロペニルフエノールとタール分に分離し
、クール分はj発臭する。
回収L fr T+−インプロベニ人フェノールハ塩酸
の存在]・にフェノールと伺加反尾;(伺加反応71程
)させることによりp、 p’ −BPA−PhOHの
結晶を晶出さゼ、スラリー性伺加混合物を反応ニ1−程
(A)の反応器に装入うる力、凌・るいは分li#l’
、オ゛+1(B)の反応器から排出されたスラリー性反
応混合物と混合し、−緒に処理1゛ることもできるー。
〔4〕  前記〔1〕、〔2〕及O: [3]における
クラッキング留出物を直接前記縮合反応工程に戻してp
、 p’ −BPAに変換してもよい。
また、前記母液循環工程(C’)におい′て分液された
該水相母液tよ縮合反応によつで生成した水を含み、全
量循環すると反応系内Vこ水の蓄積が起るので、該水相
母液の一部分を抜出した残部が循環水相母液として反応
器に循環される。その際、反応工程(A)の反応器への
循環油相母液に対イ;環水相母液の重量比は通常帆01
ないし2の範囲、好ましくは0.03ないし1.2の範
囲に維持することが好ましい。重縮合反応及び転移反応
の反応速度を適度の範囲に維持し、反応槽単位容積当シ
のp、 p’ −BPA−PhOHの生産量を大きく維
持し、かつ生成したスラリー性反応混合物のスラリー濃
度を適度の範囲に維持し、しかも副生物含有量が少なく
高品質のp、 p’ −EPA −PhOHを経済的に
製造するためには、循環油相母液に対する循環水相母液
の重量比は前記範囲にあることが好ましい。なお、前記
抜出水相母液から塩化水素又は濃縮された塩酸を回収し
、これを前記反応]二程(A)への補充用塩化水素又は
塩酸とし7て有効に再利用する方法を採用することもで
きる。
本発明の方法において、粗p、 p’ −BPA−Ph
OHの中和精製工程(D、)では、前記スラリー性反応
混合物の分離工程(B)で得られた核粒p+ p’ −
BPA −Ph0)T中に含まれる塩化水素又は塩酸、
及び前記副生物不純物が除去される。そのためには、核
粒p、 p’ −BPA−PhOHはフェノール溶媒に
溶解させる。ここで、フェノール溶媒の使用割合#″、
L、L該粗p’ −BPA−PhOHに対する重量比と
して通常0,1ないし10の範囲、好寸し7くにL o
、 5ないし5の・7;は囲である。溶解処理の際の温
度は′帛温でイ)よいか、加熱下に溶解させることが好
′ましい。丑だ、使用されるフェノール溶媒はフェノー
ル単独溶媒でもよいが、含水フェノールを使用すること
か好′ましい。該フェノール溶媒としてUl、核粒p、
 p’〜BPA −PhOHを溶解させた際の混合物か
油相溶液及び水相溶液からなる二液相溶液を形成する組
成の含水フェノールを使用すると中和操作が容易となり
かつ精製効果も人キくする、この含水フェノール中のフ
ェノールの含有″4.′、に:j、]1¥l常10ない
し765重量係、好ましくは20ないし60重量係の範
囲である。ここで、フェノール溶媒が含水フェノールで
ありかつその含水率が高い場合には、該含水フェノール
は油相及び水相の二液相を形成していても差支えない。
との含水フェノールによる溶解処f’Fを行う際に最初
にフェノールに溶解させた後に前記含水フェノールとな
る割合の水を加える方法を採用することもできる。この
溶解処理の際に、該溶液か二液相を形成する場合にはフ
ェノール、目的生成物のp、 p’ −BPA及びp、
 p’−BPA・P hOHの水相への溶解による損失
を抑えるために、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸
ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、塩化カ
ルシウム、塩化アンモニウム、塩化マグネシウム々どの
中性塩化合物を水相に溶解させておくことも好ましい。
前記溶解処理を行うことによシ、粗p、 p’ −BP
A−PhOH中に含捷れている塩化水素又は塩酸は溶液
中に溶解する。核粒p。
p’ −BPA−PhOHの該フェノール溶媒溶液が均
一溶液である場合には、粗p、 p’ −BP八・Ph
OH及び塩化水素又は塩酸はいずれも溶解している。壕
だ、核粒p、 p’ −BPA−PhOHのフェノール
溶媒溶液が油相溶液と水相溶液からなる二液相溶液を形
成している場合には、塩化水素又は塩酸の大部分は水溶
液相に抽出されかつ残りの少部分が油相溶液に溶解して
おシ、他方大部分の粗p、 p’−BPA−PhOHは
油相溶液に溶解している。該粗p、 p’ −BPAの
フェノール溶媒溶液中に溶解し7ている塩化水素又は塩
酸を塩基で中和処理することにより、塩化水素又(d塩
酸が除去される。ここで、塩基d核粒p、 p’ −B
PA−PhOHを溶解させる前に加えておく方法を採用
することもできるし、溶解させた後に加える方法を採用
す兄こともできる。いずれの場合にも中和後の該溶液の
pHは通常2ないし5、好ましくは乙ないし4.5の範
囲に調整される。核粒p、 p’ −BPA−PhOH
のフェノール溶媒溶液が前述のように二液相混合物を形
成している場合には、との二液相混合物に塩基を加えて
同時に中和する方法を採用することもできるし、二液相
混合物を油相溶液と水相溶液とに分液し、それぞれの溶
液(/C別態別塩基を加えて中和する方法を採用するこ
ともできるが、後者の方法を採用することか好ましい、
ここで、塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、リン酸ナトリウム、リン酸マ
グネシウム、リン酸カリウム、アンモニア、水酸化アン
モニウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリ
ウム、リン酸水素二マグネシウム、水酸化マグネシウム
、水酸化カルシウムなどの無機塩基、ナトリウムフェノ
ラート、カリウムフェノラート、ナトリウムエトキシド
、ナトリウムエトキシド、p、 p’ −BPAのアル
カリ金属塩などの有機塩基等の塩基性化合物の水溶液か
通常使用される。中和処理を施し、た後の核粒p、 p
’ −BPA−PhOHの溶液を冷却あるいは濃縮など
の通常の手段によって処理することによシ、p、 p’
 −BPA−PhOHが晶出する。その際、粗p、 p
’ −BPA−PbOHの溶液が二液相溶液を形成して
いる場合には、該二液相溶液に対して前述の晶出処理を
実施することもできるし、該二液相溶液を分液した油相
溶液に対して前記晶出処理を実施することもできるが、
後者の方法によって晶出処理を実施するのが好ましい。
このようにして晶出したp、 p’ −BPA・PhO
Hを分離することによシ、前記異性体副生物、高沸点副
生物及び着色性副生物などの不純物の含イ1率が少なく
、高純度の精製p、 p’ −BPA・PhOHが得ら
れる。このように(て得られる1)、 p’ −BF’
A−PhOHはこの壕\でも充分に高純度であるが、更
にこれに必要に応じて洗浄あるい?:L Nj結晶など
の精製処理操作を加えても差支えない。
本発明の方法において、精製1)、 D’ −BPA 
−PhOHの分解工程(E )では該精製p、 p’ 
−BPA−PhOト1は加熱によってフェノールとp、
 p’ −BPAとに分解する。この分解反応は通常1
00ないし200℃、好“ましくは130ない1,18
0℃の範囲の温度に加熱1′ることにより起る。また、
この分解反応の際の圧力は分解温#:に」:つても異な
るが、通常は反応によって生成したフェノールが気化1
7得る減圧条件下であり、一般には1々いに500 m
m%、好ましくは5ないし300 mmHyの範囲であ
る。
本発明の方法において、回収工程(F’)では前記分解
下(u(g)で得られた生成物からフェノール及びp、
 p’ −BPAが回収され、通常は前記分解反応の缶
残物から回収される。該精Mp、 p’−BPA・Ph
OHの分解反応を留出塔、蒸留塔などで実施した場合に
は、フェノールは塔頂から回収され、p、 p’ −B
PAは溶融状態で塔底から回収される。
υ1収さitたρ、 p’ −BPA /d伺らの精製
処理を施さなくとも充分に高品質であるが、必要に応じ
て水、熱水、弱酸性熱水又はその他の溶媒で洗浄するか
、更に再結晶化処理4どの精製処理を施すこともできる
本発明の方法において、回収フェノール循環工程(0’
)では前記回収工程(F)で回収されたフェノールが前
記反応工程(A)の反応器に循環フェノールとし、て循
環されるか、又は前記中和精製工程(D)のフェノール
溶媒として循環される。
その際、前記分解反応を減圧条件下で行った場合には、
フェノールは通常気体で回収され、これを凝縮させるこ
とによシ液体として回収される。
次に、本発明の方法を実施するだめの工程図の概略を添
付の第1図によって説明する。第1図の(イ)は本発明
の方法を実施するだめの連続縮合反応装置の1例である
。補充原料タンク1、補充原料タンク2、循環油相母液
タンク3及び循環水相母液タンク4は反応工程(A)の
第1反応槽11、第2反応槽12及び第3反応槽13か
ら彦る直列型多段反応器へ原料を連続的に供給するため
の装置であυ、前記直列型多段反応器において反応工程
(A)の連続縮合反応が実施され、スラリー性反応混合
物が形成され、該スラリー性反応混合物を受器14に集
める。スラリー性反応混合物を次の分離工程(B)の遠
心分離器15で粗p、 p’ −BPA −PhOHと
二液相反応母液とに分離し、更に該二液相反応母液を次
の循環ゴー程(C)の油水分離器16で油相母液と水相
母液とに分液する。分液した油相IB: *及び水相母
液の一部をそれぞれ必要に応じて17及び18から排出
し5だ後、残部の各母液を反応工程(A)の反応器に循
環使用する。水相母液の循環の際、Hct吸収槽5にお
いで供給Hctガス6で飽和またけ過飽和とした後循環
させた。
遠心分離器15において30から分離した粗p、 p’
 −EPA−PhOHを第1図1(ロ)の連続中和晶析
装置の中和精製工程(0)の溶解槽40にフェノール溶
媒と共に連続的に供給し、溶解さゼると油相溶液と水相
溶液とからなる二液相溶液を形成するので、これをタン
ク41に受けでかくはんする。中和槽42にタンク41
からの油相溶液及びタンク31からのアルカリ水溶液を
連続的に加えて混合し、水相溶液のpHが所定の値にな
るように調整した後に油水分離槽43で油水分離する。
水相溶液の一部を33よシ排除し、残部を溶解槽40に
循環さゼた。丑だ、油相溶液及び32からの新フェノー
ルを晶析槽44に送つで晶出さぜ、スラリー性混合物を
形成させ、これを遠心分離器46でP別し、p、 p’
 −BPA・PhOHのケーキと母液とに分離する、更
に、このp、 p’ −BP八・Ph0i(のケーキを
フェノール水溶液で洗浄し、洗浄液を該母液と混合した
後、油水分M槽47で晶析油相母液及び晶析水相母液と
に分液し、それぞれ必要に応じて34及び35から一部
を排出させ、残部をそれぞわ晶析槽44及び溶解槽40
に循環させる。
分離した精製p、 +1’ −BPA・Pb0F(を第
1図(ハ)の連続熱分H装置の溶融イト:(7r)に祷
続的に供給L2、脱水塔71の塔頂61から水を留出さ
せて脱水し/、:後、分解塔72に供給し、フェノール
とp、 p’ −13PAの溶融化残物1ri1分解沁
ぜ、フェノールを塔jyi I52から回収し、塔底か
らp、 p’−BPAの溶融物を回収ターる。回収フェ
ノールの循環工程(G)では、回収したフェノールを循
環フェノール吉して反応工程(A)のル応槽に循環さぜ
るか、フェノール溶媒として中和精製工程(D)に循環
させる。分解塔の塔底から得られるp+ p’ −13
PA (1)溶融化残物を回収]“程(F)の油水混合
槽73で弱酸性に調整した熱水と混合し、熱水洗浄槽7
4で洗浄後、晶析WI75で晶出させ/こ後、遠心分離
器76で分離し、真空乾燥器77で乾燥さぜ、80より
精製p、 p’ −BPAの結晶が得られる。
次に、本発明の方法を実施例によって具体的に説明する
。なお、実施例及び比較例においてアセトンの変化率、
ル応系内における反応混合物10001F中に含1れる
HCtの量、反応系内のスラリー性反応混合物中の油相
母液に対する水相母液の重量比dぞれそり、次の方法に
よって測定した。首だ、粗p、 p’ −BP八・Ph
OH、循環油相母液、循環水相母液中に含tわるP、 
p′−BPA。
フェノール、水、Hctl  副生物の組成はそれぞれ
次の方法で求めた。更に、精製p、 p’ −BPAの
品質を次の方法で求めた。
1 未反応アセトンの定量法 アセトン変化率は反応混合物をエタノール溶媒に溶解し
、中和処理した後、未反応アセトンをガスクロマトグラ
フィーを用いて定量した。
2、 フェノール及びp、 p’ −BPAの定量フェ
ノール及びp、 p’ −BPA f、士ガスクロマト
グラフィーを用いて定量し/こ。
五 HCtの定量法 HCtは試料をエタノール溶媒に溶解した後、通常の中
和滴定法に従って定量シフ/こ。
4. 副生成物の定量法 副生成物は試料をエタノ°−ルに溶解し中和処理した後
、高速液体クロマトグラフィーを用いて内部標準法によ
シ定量した。
5、 循環油相母液及び粗p、 p’ −BPA−Ph
ol()着色用の測定 試料をメスフラスコに入れエタノールで希釈後、この希
釈液を1ocrn円筒ガラスセルに満たしスペクトロニ
ック(5pectronic’) 70分光光度劃〔バ
ウシュアンドロムブ(Baush&nomb)社製〕で
360 nm 及び480 nmにおける吸光度(又は
透過率)を測定した。
測定に供しまた試料濃度は試料の着色度に応じて適宜変
えた。
試料の着色度は次式によって表示した。
ここで、A=吸光度 C−試料の濃度(w/v係) b−セルの長さく光路長) (crn’)なお、以下の
実施例及び比較例に表記しだEuo及びE480は、そ
れぞれ測定波長360 nm。
1% A 80 nm  におけるE  を示ず。
1(7) 第2図は、後記本発明の実施例1における循環油相母液
及び粗p、 p’ −BPA−PhOHの着色度の経時
変化について、反応時間(時)(横軸)と4 B On
m における着色度(E”X10’)Crn (鞭軸)との関係を示すグラフである。
(昔)  ロバート、Ml シルバーシュタイン(Ro
bert。
M、 8i1verstein )、  o、クレイト
ム、バラスラー(G、 C1ayt、Om、 Ba5s
ler )  著、荒木峻、益子洋一部訳(東京化学同
人)、[有機化合物のスペクトルによる同定法」 6、 スラリー性反応混合物中の油相母液に対する水相
母液の重量比の測定 反応槽から流出したスラリー性反応混合物を反応槽と同
じ温一度に保った貯槽に受ける。
反応混合物が、貯槽に一定量だ捷ったら、これを反応槽
と同一温度に保った遠心分離器に装入し、ケーキかほと
んど乾燥するまで回転させた。遠心分離器から排出する
母液を静置槽に導き、油水分離した。ついで、各相の容
楚及び比重測定を行い、油相母液に対する水相母液の重
量比を求めた。
Z 精製p、 p’ −BPAの品質検定法(1)  
溶融色 溶融色は試料を250℃において溶融後、11′jちk
tlハーゼン標準液と比較して求めた。
(2)  凝固点 611j定管に試料と浸線伺温度i1(ASTM 10
2 )を入れ、140℃の恒温槽で冷却して通常の方法
に従って測定した。
(3)  有機不純物の分析 前記4と同じ高速液体クロマトグラフィーにより分析し
た。
(4)着色度E 360及びE480のd11]定試料
をエタノールで20 W/V %に希釈し、前d125
と同様に吸光度(透過率)を測定して求めた。
実施例1 (1)第1図に示した反応装置を使用して連続反応を行
つグζ。
第1反応槽、第2反応槽及び第3反応槽の温度を50℃
に保ち、遠心分離器並びに油水分離槽の温度を50℃に
保った。第1反応槽に補充アセトン24.6 f/hr
 、  袖布フェノール145f/hr %  15 
%メテルメルカブタンナトリ ラム水溶液L o y/
hr、  循環油相母液269 f/hr 1循環水相
母液128 y/hr及び補充H(lガスs t/hr
 の速度でそれぞれを連続的に供給した。第3反応槽か
ら流出してくるスラリー性反応混合物は間欠的に遠心分
離器に装入して、固液分離した。得られた遠心分離ケー
キd後記中和精製実験に供し、油相母液と水相母液につ
いては前記所定供給量よシも過剰分は系外へ抜出し、そ
の残余を反応槽へ循環し再使用しまた。この連続反応に
おける循環油相母液と循環水相母液の組成及び反応条件
を表1Vこ示し/ζ、。
表   1 この実験を350時間にわたって継続した結果、油イ1
1母液及び遠心分離ケーキの着色度を示すE 4110
  値は第2図に示したように反応時間が500時間ま
では経時的に増加し、母液の循環使用を繰返えすと増し
ていく傾向を示すが、反応時間が300時間を越えると
頭打ちになりも目やそれ以十には増加しないことがわか
る。陳た、同様に油相母液及び遠心分離ケーキ(粗p、
 p’ −BPA−PhOH)に含まれる副生酸物濃度
も一定の値に落着いた。この時の循環油相母液と遠心分
離ケーキに含捷れる副生成物、HCj及びH20#度は
そわそれ表2とおシであった。
表2 循環油相母液及び遠心分離ケーキの組成また、こ
の反応′の際のアセトン転化率は99%、350時間に
わたるアセトン基準のp、 p’ −BPAの通算収率
は99.5モル%であった。
(2)一方、連続縮合反応で得られた粗p、 p’−B
P八・PhOHを次のように連続中和晶析した。該p。
p’ −BpA−phon s o o r/hrを7
0℃に保った済解槽に仕込み、これに後記中和系循環水
相10 D 09/hr、  及び後記晶析油相母’1
320り/hr  を装入1−て充分妙・くにi″んし
た。前記p。
p’ −BPA−PhOHが完全に溶解した油相溶液及
び水相溶液からなる二液相溶液を中和槽へ供給した。中
和槽では18%NaOH水溶液37me/ brを連続
して流し、中和後の水相のpH値か4(弱酸性)となる
ように調節した。ついで中和物を油水分離槽へ送り、油
相と水相とに分液した。分液した水相を前記中和系循環
水相として再使用した。その際、再使用に供する循環水
相量は前述のとと< 1ooo r/hrであるので、
残余の水相を排水として中和系から排出した。
一方、油水分離槽から出た油相、新フェノール及び後記
晶析母液油相を晶析槽へ連続的に注入混合し、晶析槽に
おけるp、 p’ −BPAとフェノール・のモル比が
2.5となるように調整した。丑た、晶析槽にはもう一
方の供給口がら後記晶析母液水相を連続的に供給した。
保温した晶析槽で連続晶析をイボい、生成しノこスラリ
ー混合物を受器に集め、30分間に1度の割合Tスラリ
ー混合物を保温した遠心分離器で固液分離した。戸別さ
れたp、 p’ −BPA・PhOHに更にフェノール
水溶液を振りかけてケーキリンスを行い、精製p、 p
’ −BPA −Ph0H237SF(、!10分毎に
)を得た。一方、前記スラリー性混合物の固液分離によ
って生じた晶析母液と洗浄液を油水分離槽に集めて油相
、水相に分け、前記晶析油相母液及び前記晶析水相母液
として循環再使用した。
ここで裂取した該精製p、 p’ −BPA −PbO
H(7:)品質を表3に示しだ。
表3  精製p、 p’ −EPA −PhOHの品質
(3)  次に、前記精製p、 p’ −BPA−Ph
OHがらの脱フェノール及びp、 p’ −BPA−P
hOHの裂取を次のとおシ行っだ。まず、精製p、 p
’〜BPA −Ph0Hsooy/ハrを窒素下フラス
コ中で溶融させ、保温(−だ二重管式シリンダーの中へ
仕込んだ。
ついで、この溶融物を2 s o v/hrの速度で脱
水塔へ導いて140℃、100 mmHgの条件下で脱
水を行い脱水された溶融物を脱水塔のボトムから連続的
に抜出し直ちにフェノール回収塔へ供給した。フェノー
ル回収塔として1゜段のオールダーショウ型蒸留塔を用
い、脱水塔からの原料を下〃・ら4段目の棚段に供給t
7た。71/−ル回収蒸留を塔底のフラスコ内温が20
 ++m+Hy下163℃となるよう操作した。
ここで、塔頂から回収フェノール67.2 ?/hrを
得たが、これは前記連続縮合反応の補充フェノールとし
て供給し/ヒ。
一方、フェノール回収塔のボトムからは溶融p、 p’
 −BPAが174.8 y/hr 7′得られた。
次いで、該溶融p、 p’ −BPA及び弱酸性に調製
した熱水を油水混合槽に連続的に供給し、油水を混合し
た。このようにして得られた混合油水を充分かくけんし
ながら熱水洗浄槽へ送り、充分かくはん洗浄後、静置室
で油相と水相に分液し、分液し2−た油相233.3 
r/hr を連続的に抜出した。熱水洗浄槽から抜出し
たp、 p’ −BPAを主成分とする油相及び弱酸性
の熱水を混合しながら、保温し/こ晶析槽へ送り、〃・
くはんしながら連続晶析を行った。このようにして、得
らI′I/+スラリー性混合物全混合物導き、1時間毎
に保温した遠心分離器により固液分離した。得られたウ
ェットケーキは173、3 r/hr であった。
次いで、このウェットケーキを真空乾燥器に入れ、加熱
減圧条件下に乾燥12、精製p+ pl−1n)A 1
67、 s y/hr  f得た。
このようにして得た精製p、 p’ −BPAの品質を
表4に示した。
表4  精製p、 p’ −BPAの品質実施例 2〜
11 第1図に示しまた反応装置を使用し、各実施例において
以下に示した条件(表5参照)を変更した以外は実施例
1と同様の方法によって一連の連続実験を行い、製造し
た精製p、 p’ −BPAの品質を評価した。以下に
示す実施例においては実施例1の連続反応条件を一部を
表5に示したもので、粗p、 p’ −BPA−PhO
Hから精製p、 p’−BPAの製造実験に、実施例1
と同様に実施した。
実施例2及び実施例3においては、反応系内の全アセト
ンに対する全フェノールのモル比がそれぞれ/1〔実施
例2)及び1−(実施例3)になるように条件を設定し
て実施例1と同様に反応母液の循環を行いながら連続実
験を行った。
実施例4及び実施例5においては、反応系内のJy応混
合物1000y中に含まれるHCtのモル数をそれぞれ
1モル(実施例4)及び5モル(実施例5)となるよう
に条件を設定[7て、実施例1と同様に反応母液の循環
を行いながら連続実験を行った。
実施例6及び実施例7においては、反応系内の反応温度
を60℃(実施例6)及び40℃(実施例7)となるよ
うに条件を設定して、実施例1と同様に反応母液の循環
を行いながら連続実験を行った、 実施例8及び実施例9においては、反応器内の平均滞留
時間をそれぞれ4時間(実施例8)及び6時間(実施例
9)となるように条件を設定して、実施例1と同様に反
応母液の循環を行いながら連続実験を行った。
実施例10及び実施例11においては、反応槽内に供給
する塩酸水相の割合を変えることによってスラリー性反
応混合物中の油相母液に対する水相母液の重量比をそれ
ぞれO,O3(実施例10)及び1.2(実施例11)
となるように条件を設定して、実施例1と同様に反応母
液の循環を行いながら連続実験を行った。
前記実施例2ないし実施例11について350時間の連
続反応を行った際の反応結果、及び精製p、 p’ −
BPA−PhOHの品質評価及び精製p+ p’ −B
PAの品質評価を表5.に示しだ。
比較例1 第1図に示し2だ連続縮合反応装置を使用し7て以下の
実馳を行った。連続反応で得られる水相母液を系外へ抜
出し、をせずに、全量循環再使用し、こi1以外の反応
条件を実施例1と同じ条件に設定して母液循環を行いな
がら、連続縮合反応を実施しfr、 nその結果、縮合
反応で生成した水が系内に次第に蓄積してきたため、所
定の反応条件を維持しながら連続反応を続行することが
事実」二不可能になった。そこで、反応開始30時間後
から水相母液の循環量をその増加率に応じて漸次増加さ
せて連続反応を続行した、その結果、次の表6に示した
ように反応系内の滞留時間か除徐に短くなシ、それに伴
ってアセトンの転化率iJ低下しfr0 表6 連続運転の結果 表6に示したように、水相母液の循環量を増加しながら
連続反応を続けると、運転時間が500 hrに達した
頃には滞留時間は2.6 hr  で実施例1の約%に
短縮されており、そしてアセトンの転化率は86%Vこ
低下(また。更に反応混合物中の水相と油相の1量比は
2.1となった。
このようにして運転時間か500hrK達するともはや
好適な条件下で反応を続行することができなくなった。
比較例2 実施例1の連続縮合反応において、300時間以降に得
られた粗p、 p’ −BPA−PhOHを中和精製せ
ずにそのまま溶融し、実施例1と同じ方法を用いてp、
 p’ −BPAを製造し、た。製造したp、 p’−
BPAの品質は表7のとおりであった。
表 7    品  質 v上の各側を対比すれば明らかなように、本発明によれ
ば、比較例の場合に比べて、より高品質のp、 p’ 
−BP八を、選択的に上り高収率で、しかも紅済的に製
造することができることがわかる。これは、p、 p’
 −BPAの用途、従来の多くのq◇良方法を考慮ずれ
は、格別顕著な効果であ
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施の態様において使用する母液
循環式連続縮合反応装置の系統図である。第2図は、本
発明の実施例1における循環油相母液及び粗p、 p’
 −BPA−PhOHの反応時間と、480 nm に
おける着色度との関係を示すグラフである。 1及び2:補充原料タンク、6:循環油相母液タンク、
4:循環水相母液タンク、11〜13:反応槽、 14
:受器、 15:遠心分離器、16:油水分離器、 4
0:溶解槽、 42:中和槽、43及び47: 油水分
離槽、 44:晶析槽46:遠心分離器、 70:溶融
槽、71:脱水塔、 72:フェノール回収塔(分解塔
)、76:油水混合槽、 74:熱水洗浄槽、75:晶
析槽76:遠心分離器、77:真空乾燥器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 フェノール及びアセトンを塩酸含有触媒の存在下
    に連続法で反応さぜることにより2.2−ビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)プロパンを製造する方法において、 (A)  反応器に補充フェノール、後記循環フェノー
    ル、補充アセトン、補充塩化水素又は塩酸、後記循環油
    相母液及び後記循環水相母液を連続的に装入して該反応
    を行い、反応系内の反応混合物として粗2.2−ビス(
    4−ヒドロキシフェニル)プロパンのフェノール付加物
    の結晶及び油相母液と水相母液よりなる二液相反応母液
    からなるスラリー性反応混合物を形成させる工程、 (B)  反応器から該スラリー性反応混合物を抜出し
    、これを粗2.2−ビス(4−ヒト30キシフエニル)
    プロパンのフェノール付加物と該二液相反応母液とに分
    離する工程、(C)  前記(B)工程で得た核二液相
    反応W液を油相母液と水相母液とに分液し、該油相母液
    を循環油相母液として反応器に循環させ、該水相母液の
    一部分を抜出した残部を循環水相母液として反応器に循
    環させる工程、(D)  前記工程(B)で得た粗2.
    2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのフェノ
    ール伺加物をフェノール溶媒に溶解させ、核粒2.2−
    ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのフェノール
    伺加物中に含1れる塩化水素又は塩酸を塩基で中和した
    後、2゜2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
    のフェノール付加物を晶出させ、これを分離することに
    よシ精梨2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
    パンのフェノール付加物を得る工程、 (E)  前記工程(D)で得た精製2,2−ビス(4
    −ヒドロキシフェニル)フロパンのフェノ−ル付加物を
    加熱することにょジフェノール及と)−2,2−ビス(
    4−ヒドロキシフェニル)プロパンに分解すZ、工程、 (F)  前記工程(E)の熱分解の生成物からフェノ
    ール及び2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
    パンを回収する工程、及び(G)  前記工8(F)で
    回収したフェノールを、循環フェノールとして前記工程
    (A)の反応器又はフェノール溶媒として前記工程(D
    )に循環させる工程、 の各工程を含有することを特徴とする高純度2.2−ビ
    ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンの製造方法。 2、 工程(C)において、該油相母液を循環する際に
    、該油相母液の一部分を抜出した残部を循環油相母液と
    する慣許請求の範囲第1項に記載の方法。 & 工程(D)のフェノール溶媒が、該粗2,2−ビス
    (4−ヒドロキシフェニル)プロパンのフェノール付加
    物を溶解した際に油相及び水相からなる二液相を形成す
    る組成の含水フェノールである特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。 4、 工程(F)において、回収された2、2−ビス(
    4−ヒドロキシフェニル)プロパンを更に熱水洗浄する
    特許請求の範囲第1頓に記載の方法。
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