JPS596872B2 - プロスタグランジンケイカゴウブツ ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

プロスタグランジンケイカゴウブツ ノ セイゾウホウホウ

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JPS596872B2
JPS596872B2 JP6988173A JP6988173A JPS596872B2 JP S596872 B2 JPS596872 B2 JP S596872B2 JP 6988173 A JP6988173 A JP 6988173A JP 6988173 A JP6988173 A JP 6988173A JP S596872 B2 JPS596872 B2 JP S596872B2
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誠二 郡
弘久 若塚
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロスタグランジン類似化合物の新規な製造方
法に関する。
さらに詳しくいえば、本発明は医薬の合成中間体として
有用なプロスタグランジン系化合物の製造方法に関する
。プロスタグランジンは動物の組織中に広く分布して存
在し、生体内で分泌され、微量で平滑筋収縮、血圧、脂
質代謝、血小板凝集等に影響を与える脂溶性物質として
知られている。
したがつてこれらは降圧利尿剤、血栓治療剤、気管支拡
張剤、カイヨウ治療剤、陣痛促進剤、妊娠中絶剤、動脈
硬化予防剤などの医薬として有用である。天然プロスタ
グランジンは、式 で示される基本骨格構造を有し、次に示すごとくその炭
素5員環の構造に基きPGE群、PGF群およびPGA
群に分類されている。
これはさらに側鎖における二重結合の位置により、PG
−1群(トランス−△13)、PG−2群(シス一△5
トランス一△13)、PG−3群(シス一△5、ト
ランス−△13、シス一△17)に分けられている。
これらの環構造や二重結合の位置の差異によつて生ずる
種々の種類のプロスタグランジンは、それぞれ特異的な
薬理作用を示す。プロスタグランジンの化学的合成法と
して多くの方法が知られているが主な合成法の一つとし
て5員環のC−12位の側鎖をウイテイヒ反応により形
成する方法がある。この方法はイ一・ジエーコーレイ(
E.J.COrey)により最初に開発された方法であ
り、先に本発明者等により、これらの方法の一部改良法
およびよりすぐれた効果を有するプロスタグランジン類
似化合物の合成等がおこなわれている。しかし、これら
の方法を適用する場合、ウイテイヒ試薬の原価が非常に
高価となる欠点を有している。以上の見地より本発明者
等は先にエテニルホルミル基−CH=CH−CHOをウ
イテイヒ反応により形成し、これに種々の有機金属試薬
を反応させてプロスタグランジン様化合物を得る合成方
法を計画し、種々検討の結果本発明を完成した。
この方法によればC−16位以下の炭化水素側鎖を変化
させる原料を節約する事が可能であり、さらに以前の方
法に比し、C−15位のカルボニルの還元を省略する事
が出来る。更にC−16位以下の側鎖部分の完成はグリ
ニヤール反応でなされる為にウイテイヒ反応よりも広範
囲の誘導体を形成し得る利点を有する。
なおプロスタグランジンには、天然型とラセミ型(すな
わち天然型とエナンチオマ一の等量混合物)の2種類が
存在するが、本発明方法にいうプロスタグランジンはこ
のいずれをも包含するものである。すなわち、本発明に
従うと、一般式 (式中R1は2−テトラヒドロピラニル基、2テトラヒ
ドロフラニル基あるいは1−エトキシエチル基を表わす
)で表わされる脂環式アルデヒドと、一般式R2MgX
で表わされるグリニヤール試薬()(R2は炭素数4〜
8の直鎖または分枝鎖アルキル基であり、Xは臭素、ヨ
ウ素または塩素を表わす)を反応させることにより、一
般式(式中R1、R2は前記と同じ意味を衣わす)で表
わされるプロスタグランジン系化合物を製造することが
できる。
本発明の原料である脂環式アルデヒド(1)は、2−オ
キサ−3−オキソ一6シンーヒドロキシメチルーJャAン
チーアセトキシーシスビシクロ〔3・3・O〕オクタン
から次の経路に従つて製造される。
(式中R1は前記と同じ意味をもつ) 前記のラクトン()はすでに公知化合物であり、ラセミ
型はジヤーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ベ
サイエアイ一(J.Am.Chem.SOc.)第91
巻5675ページ(1969年)に、天然型は同志第9
2巻397ページ(1970年)に記載されている。
ラセミ型または天然型のアセチルアルコールを用いると
、それぞれからラセミ型または天然型のプロスタグラン
ジン系化合物が得られる。前期のラクトン()を一般的
加水分解試薬で加水分解後、酸性化するか、または無水
アルコール溶媒中弱いアルカリで加水分解するとジオー
ル(V)になる。ジオール(V)を緩和な条件でアセチ
ル化すると、第一アルコールだ)1*けがアセチル化さ
れてアセチルアルコール()9になる。アセチルアルコ
ール()は、反応に不活性な溶媒中、ジヒドロピラン、
ジヒドロフランまたはエチルビニルエーテルと触媒量の
酸縮合剤、たとえばp−トルエンスルホン酸で反応させ
ると、アセチルエーテル()になる。アセチルエーテ5
ル()は、ラクトン()の場合と同様に加水分解してヒ
ドロキシエーテル()になる。またヒドロキシエーテル
()のうち、R1が2−テトラヒドロピラニルであるも
のは、下に示す方法で、イ一・シュー・コーレイらによ
つて合成されOている〔ジヤーナル・オブ・ザ・アメリ
カン・ケミカル・ソサイエテイ一(J.Am.Chem
.SOc)第93巻1490頁(1971年)〕。選択
的に酸化されて高収率で一般式()の脂環式アルデヒド
が得られる。
これと下に示す経路に従つて製造される式(X)のホル
ミルメチレンジメチルフエニルホスホランとを、二塩化
メチル中、(0℃で約40時間かきまぜることによつて
一般式(1)の脂環式アルデヒドが得られるが、これは
すでに本発明者らが合成している。もう一方の原料とし
て用いられる一般式()のグリニャール試薬は公知の方
法に従つて、・・ロゲン化アルキルと金属マグネシウム
より得ることができる。
このものと一般式(1)の脂環式アルデヒドとの反応は
いわゆるグリニャール反応であり、それ自体公知の手段
に従つて容易に行なうことができる。すなわち一般式(
1)の脂環式アルデヒドをエーテルに溶かして、一般式
()のグリニャール試薬をエーテルにとかしてゆつくり
加える。5℃で1時間かきまぜたのち、塩化アンモニウ
ムの飽和水溶液を加えて加水分解することにより、目的
とする一般式()のプロスタグランジン系化合物が得ら
れる。
この際形成されるヒドロキシル基は、α一配位とβ一配
位の両方をとるが、これは所望に応じシリカゲルカラム
などを用いて両者を分離することができる。また、混合
物のまま後続工程を行ない、最終生成物が分離精製する
こともできる。本発明の方法により得られる化合物は、 PGF,a、PGF2a、PGE,、PGE2の側鎖が
変化した有用な化合物を合成するための共通の中間体と
して使用することができる。
次に本発明の方法により得られた化合物から、PGF2
a、PGFl。
、ジヒドロPGFla、PGE,、PGEl、ジヒドロ
PGEl、PGA2、PGAl、ジヒドロPGAlおよ
びそれらの側鎖置換体を製造する反応式を下記に示す。
(式中R1、R2は前記と同じであり、R3は2−テト
ラヒドロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル基ある
いは1−エトキシエチル基であり、XとYは−CH2C
H2−または−CH−CH−である)この反応式に示す
ように、一般式()の化合物を、反応に不活性な溶媒中
、ジヒドロピラン、ジヒドロフラン、エチルビニルエー
テルと触媒量の酸縮合剤、たとえばp−トルエンスルホ
ン酸で反応させて化合物(XII)を形成する。
この化合物(X)のうちR1とR3がテトラヒドロピラ
ニル基でR2がn−ペンチル基であるものはイ一・シュ
ー・コーレイらによつて合成されている〔ジヤーナル・
オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサイエテイ一(J
.Am.Chem.SOc)第92巻397頁(197
0年)〕。またR1とR3が上と同じでR2が1(R)
メチルペンチル又は1(S)−メチルペンチルであるも
のはすでに本発明者らが合成している。
(特開昭48−54068号)これらの化合物より前記
文献中に記載の方法により種々のプロスタグランジン及
びその類似化合物を得ることができる。
すなわちこの化合物()を不活性溶媒中、ジイソブチル
アルミニウムハイドライドで還元するとラクトール(X
IV)が得られる。
さらにこの化合物(X)と4−カルボキシ−n−ブチリ
デントリフエニルホスホランとをウイテイヒ反応によつ
て縮合させるとカシレボン酸(XVI)が得られる。こ
の化合物(X)は、比較的活性の弱い触媒、たとえば種
々の形のパラジウムニツケルを触媒にして接触還元する
とシスニ重結合のみが飽和されて化合物(XM[)にな
る。また活性の強い触媒、たとえば酸化白金などを用い
て接触還元すると、すべての二重結合が飽和されて化合
物(XVl)になる。化合物(X)(XVl)および(
X)は酢酸のような有機酸、または塩酸のような無機酸
の水溶液に必要ならばメタノール、エタノール、テトラ
ヒドロフランのような水と混和する有機溶媒を加えて、
室温あるいは加温下で加水分解を行なうと化合物(XI
X)すなわち、PGF2a、PGFlO、ジヒドロPG
Fl。およびそれらに類似した化合物が合成される。次
に化合物(X)(X)および(X)を おだやかな酸化剤、たとえば種々の方法によるクロム酸
酸化によつて酸化し、化合物(XX)を得る。
この化合物(XX)を前述の酸性条件で加水分解すると
、化合物○αDすなわち、PGEl、PGE2、ジヒド
ロPGE,およびそれらに類似した化合物が得られる。
化合物(XXI)を加水分解の場合よりさらに強い酸性
条件で処理すると、化合物(XX[I)すなわち、PG
Al、PGA2、ジヒドロPGAlおよびそれらに類似
した化合物が得られる。この様にして得られたPG類似
化合物は、さらに現在プロスタグランジンについて知ら
れているような種々の方法により、それぞれの特徴をも
つ誘導体に変換できる。
例えば当量の塩基または有機アミンと共に処理すると、
PG類似化合物の金属塩または有機アミン塩を形成し、
水に溶けやすくなる。またシクロデキストリン等の包接
化合物成能のある分子とともに包接化合物を形成し、安
定なプロスタグランジンになる。エステルは(1)ジア
ゾアルキルでエステル化する方法;(4)シンクロヘキ
シルカルボジイミドを縮合剤にして、アルコールまたは
チオールと反応させる方法;(1i1)はじめに第3級
アミンとハロゲン化ピバロイルまたはハロゲン化アルキ
ルスルホニルを加えて、混合酸無水物を形成させ、次に
アルコール類を反応させる方法(特公昭49−2076
6号、同.4924911号)により合成される。
またプロスタグランジンのカルボキシル基のアルコール
への変換は日本特許公告昭45−13332号に示され
るようにPGE類のメチルエステルをオキシムにして、
次にリチウムアルミニウムハイドライドで還元して、オ
キシムアルコールにし、次にオキシムを加水分解するこ
とにより目的のアルコールが得られる。またPGA類の
15位の水酸基をトリアルキルシリルエーテル化し、接
触還元し、次に加水分解することによつて11−デスオ
キシPGEl類似化合物が得られる。次に下記実施例に
よつて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1 2−オキサ−3−オキソ一6シン一(2−ホルミル−1
トランスーエテニル)−JャAンチ一(2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ)−シスビシクロ〔3・3・O]オクタ
ン560ワを無水エーテル207n1に溶かし、これへ
通常の方法により合成されたアミルマグネシウムプロマ
イドのエーテル溶液(0.7モル濃度)3.15m1を
、5℃に保ちながら徐々に滴下した。
更に5℃で1時間かきまぜたのち塩化アンモニウムの飽
和水溶液30m1を加えてエーテル100m1で抽出し
た。エーテル層を飽和食塩水で洗い、乾燥後、減圧濃縮
した。残留物をシリカゲルカラムで、溶出溶媒にエーテ
ル:酢酸エチル:n−ヘキサン(2:1:1)を用いて
分離を行ない、2−オキサ−3−オキソ一6シン 1−
(3α−ヒドロキシ−1トランスオクテニル)一JャAン
チ一(2−テトラヒドロピラニルオキシ)一シスビシク
ロ〔3.3.0〕オクタンと、その側鎖の水酸基の異性
体をそれぞれ1407ngと150T!Zg(収率合わ
せて41%)づつ無色油状物 1として得た。赤外吸収
スペクトル(以後Rと略す)(液膜法)α体:3450
、292012840、1765、1180、1130
11075、10201970?−1 (β体もほとん
ど同じ) 2核磁気共鳴スペクトル(以後NM
Rと略す)(重クロロホルム)α体:δ=5.54〜5
.19(2H、多重線)、5.03〜4.64(1H、
多重線)、4.64〜4,37(1H1多重線)、4.
22〜2.98(4H、多重線)、2.80(1H、一
重 2線)(β゛体もほとんど同じ)TLC〔酢酸エチ
ルリベンゼン(1:4)〕α体:Rf=0.33、β体
:Rf−0.27この例で使用した脂環式アルデヒドは
次のようにして合成した。
こ2−オキサ−3−
オキソ一6シンーヒドロキシメチルーJャAンチーアセト
キシーシスビシクロ〔3・3・O〕オクタン957を無
水メタノール750m1に溶かし、炭酸カリウム65y
を加えて室温で1時間かきまぜ、次に氷冷しつつ塩酸で
中 5和し、生じた結晶を▲過し、▲液を減圧濃縮した
。残留物をエタノール、次に酢酸エチルで洗つたのち、
完全に乾燥させて2−オキサ−3−オキソ一6シンーヒ
ドロキシメチルーJャAンチーヒドロキシーシスビシクロ
〔3・3.0〕オクタンを得た、4白色粉末状結晶、収
量62y(収率81%)、融点119℃。IR(KBr
錠剤法):3350、2970〜2880、17401
1480、1440、14101138011335、
1305、1270、1205、1100110801
10601104011020、10001975?−
1 NMR(重クロロホルム+重ジメチルスルホキサイド)
:δ−5.1.0〜4.60(1H1多重線)、4,2
9(2H、1重線)、4.13〜3.77(1H、多重
線)、3.38(2H、2重線)TLC〔二塩化メチル
リメタノール(20:1)〕:Rf−0.27次に得ら
れたジオール627を無水ピリジン700m1にとかし
−40℃に冷却して無水酢酸37yを滴加し、さらに−
40〜−20℃で5時間、O℃で一晩かきまぜた。
ピリジンを減圧で留去し、酢酸エチル500m1に溶か
した後硫酸水素ナトリウム100yを加えて激しくかき
まぜた後、減圧▲過し、▲液を減圧濃縮して、残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイ一で溶出溶媒にベン
ゼン:酢酸エチル(1:3)を用いて精製し、2−オキ
サ−3−オキソ一6シンーアセトキシメチルーJャAンチ
ーヒドロキシーシスビシクロ〔3・3・O〕オクタン5
67(収率68%)を得た、無色針状結晶、融点36〜
37℃0R(KB濫剤):3450、29601177
5、174011420、1370112501119
0、1120、1090110401980CTII−
1NMR(重クロロホルム):δ=5.15〜46(1
H、多重線)、4.3〜3.75(3H、多重線)、3
.50(1H、一重線)、2.02(3H、一重線) TLC〔二塩化メチルリメタノール(20:1)〕:R
f−0.50次にこのアセチルアルコール21.57を
二塩化メチル260m1にとかしジヒドロピラン12.
57とP−トルエンスルホン酸0,26yを加え、室温
で20分かきまぜた。
次に炭酸水素ナトリウム水溶液で中和したのち、酢酸エ
チルで希釈し、水洗乾燥後減圧濃縮し、2−オキサ−3
−オキソ一6シンーアセトキシメチルーJャAンチ一(2
′−テトラヒドロピラニルオキシ)シスビシクロ〔3・
3・70〕オクタン287を得た(収率98%)、無色
油状物。
IR(液膜法):2950〜2840、1775、17
4011465、144011390〜1340112
4011180、1140〜1120、1080110
401980?−1NMR(重クロロホルム):δ−5
.2〜4.72(1H1多重線)、4.72〜4.30
(1H1多重線)、4.7〜3.2(5H、多重線)、
2.01(3H、一重線)TLC〔二塩化メチルリメタ
ノール(20:1)〕Rf−0.74次にこのアセチル
エーテル16.47を無水メタノール200m1に溶か
し、炭酸カリウム22.8Vを加えて室温で30分かき
まぜ、次に氷冷しつつ塩酸で中和して生じた結晶を▲別
し、▲液を減圧濃縮した。
残留物を酢酸エチルで抽出して乾燥し減圧濃縮したのち
、シリカゲルカラムで酢酸エチルを用いて精製して、ヒ
ドロキシエーテルを無色油状物として10.9y(収率
78%)得た。IR(液膜法):3450、2920、
2850、〜2300、1780〜173011460
11440、13801135011305、1240
、1180、107011030、1020、9701
950CTI1−1NMR(重クロロホルム):δ=5
.13〜4.74(1H1多重線)、4,74〜4.3
5(1H1多重線)、4.0〜3.3(6H、多重線)
、2.92〜2.32(3H1多重線)、2.32〜1
.80(3H、多重線)、1.80〜1.08(6H、
多重線)TLC〔酢酸エチル〕:Rf−0.42 次に二塩化メチル300m1にピリジン4。
35m1と無水クロム酸2.74yをとかし、20〜2
5℃で15分間かきまぜてクロム酸−ピリジン複合体を
作つた。
次に乾燥したセライト10yを加えて5〜0℃に冷却し
、上で得たヒドロキシエーテル700ワの二塩化メチル
6dの溶液を加え、0℃で15分間かきまぜ、次に酸性
亜硫酸ナトリウム10yを加えさらに10分間かきまぜ
た後、▲過し、r液を減圧濃縮し、精製することなく二
塩化メチル20m1に溶解してただちに後続工程で使用
した。トリメチルフエニルホスホニウムプロマイド2.
327を無水テトラヒドロフラン15dに懸濁させ、O
℃に保ちながらn−ブチルリチウム1.0モル濃度のエ
ーテル溶液10m1を徐々に加えたのち、20分間かき
まぜると透明な黄色のメチレンジメチルフエニルホスホ
ランを生じた。
この溶液を蟻酸エチル2.4m1と無水テトラヒドロフ
ラン10Tf11の混合溶液中に加えると、その瞬間は
多量の白色固体が析出したが、さらに30分間かきまぜ
ると白濁混合溶液となつた。これに、O℃の1N一塩酸
水溶液25m1とO℃のエーテル15m1を加えて、水
層を分取しO℃の3N−カセイソーダ水溶液を徐々に加
えてO℃の二塩化メチル20TIIIで数回抽出した。
二塩化メチル層を合わせて氷水で一回洗滌し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、O℃以下で溶媒量が20m1になる
迄濃縮して、−78℃において保存した。これらの反応
は一貫してO℃以下を保つて行なつた。なお生成したホ
ルミルメチレンジメチルフエニルホスホランは分解しや
すく、20時間以上の保存は不可能である。次いで2−
オキサ−3−オキソ一6シンーホルミルーJャAンチ一(
2−テトラヒドロピラニルオキシ)−シスビシクロ〔3
・3・O〕オクタン432ヮ々二塩化メチル20m1に
溶かして、O℃で先に合成したホルミルメチレンジメチ
ルフエニルホスホランの二塩化メチル溶液の半量の10
m1を加えた。O℃で15時間かきまぜたのち、残りの
10m1を加えてさらに8時間かきまぜた。再び前と同
じ操作によりトリメチルフエニルホスホニウムプロマイ
ド700ηから新しく合成したてのホルミルメチレンジ
メチルフエニルホスホランを追加して、さらに15時間
0℃でかきまぜた。反応混合溶液をO℃以下で濃縮した
後、シリカゲルカラムで溶出溶媒に二塩化メチルリメタ
ノール(200:1)を用いて精製して本発明の原料の
2−オキサ−3−オキソ一6シン一(2−ホルミル−1
トランスーエテニル)−JャAンチ一(2テトラヒドロピ
ラニルオキシ)−シスビシクロ〔3・3.0〕オクタン
2907r19を無色油状物として得た、収率61%0
R(液膜法):29301177011685、135
0、1173、1120、1070、10301967
?−1NMR(重クロロホルム):δ−9.78〜9.
27(1H、二重線)、6。
90〜6.41(1H1二重線−[ワd線)、6.31〜
5.78(1H、二重線−[ワd線)、5.17〜4,3
5(2H、多重線)、4.35〜3.14(3H1多重
線)、314〜1.99(6H、多重線)実施例 2 2−オキサ−3−オキソ一6シン一(3−ヒドロキシ−
4−メチル−1トランスオクテニル)7アンチ一(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)−シスビシクロ〔3・3
・0〕オクタンの合成2−オキサ−3−オキソ一6シン
一(2−ホルミル−1トランスーエテニル)−JャAンチ
一(2一テトラヒドロピラニルオキシ)−シスビシクロ
〔3・3・O〕オクタン560ηを無水エーテル20m
1に溶かし、これへ通常の方法により合成された2−ヘ
キシル−マグネシウムブロマイドのエーテル溶液(0.
65モル濃度)3.40m1を5℃に保ちながら徐々に
滴下した。
さらに5℃で1.5時間かきまぜたのち塩化アンモニウ
ムの飽和水溶液30m1を加えてエーテル100m1で
抽出した。エーテル層を飽和食塩水で洗い、乾燥後、減
圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムで溶出溶媒にエ
ーテル:酢酸:n−ヘキサン(2:1:1)を用いて分
離を行ない、2−オキサ−3−オキソ一6シン一(3α
−ヒドロキシ−4−メチル−1トランスオクテニル)−
JャAンチ一(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−シス
ビシクロ〔3・3・O〕オクタンと、その側鎖の水酸基
の異性体をそれぞれ117W!9と132ワ(収率合わ
せて34%)ずつ無色油状物として得た。IR(液膜法
)α体:3400、2960、2840、177011
18011140、1080、1040、980Crf
L−1〔β体もほとんど同じ〕NMR(重クロロホルム
)α体:δ−5.61〜5.04(2H1多重線)、5
.04〜4,75(1H1多重線)、4.62〜4。
37(1H、多重線)、4,20〜3,00(4H1多
重線)、1.82〜0.60(19H1多重線)〔β体
もほとんど同じ〕TLC〔酢酸エチルリベンゼン(1:
4)〕α体:Rf−0.31、β体:Rf−0.25次
に本発明により得られた化合物を用いて、天然のプロス
タグランジンおよびその類似化合物を製造することので
きる重要な中間体の製造法を参考例として示す。
参考例 1 2−オキサ−3−オキソ一6シン一〔3α−ヒドロキシ
−1トランスオクテニル〕−JャAンチ(2−テトラヒド
ロピラニルオキシ)−シスビシクロ〔3・3・0〕オク
タン2.1yを二塩化メチル30m1にとかし、ジヒド
ロピラン870ηとp−トルエンスルホン酸30T11
gを加え、室温で20分間かきまぜた。
次に重ソウ水で中和して酢酸エチルで抽出し、水洗乾燥
後、減圧濃縮し、2−オキサ−3−オキソ一6シン一〔
3α−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−1トラン
スオクテニル〕−JャAンチ一(2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)−シスビシクロ〔3・3・0〕オクタンを無
色油状物として2,66叩(収率100%)得た。IR
(液膜法):2950、2860、1775、1740
11660,1440113501126011200
,1040,10801980礪−1NMR(重クロロ
ホルム):δ=5.74〜5.32(2H、多重線)、
4.82〜4.59(2H、多重線)、4.28〜3.
68(5H、多重線)、3.68〜3630(2H、多
重線)TLC〔二塩化メチルリメタノール(20:1)
〕:Rf=0.83参考例 2 2−オキサ−3−オキソ一6シン一〔3α−ヒドロキシ
−4−メチル−1トランスオクテニル〕−JャAンチ一(
2−テトラヒドロピラニルオキシ)−シスビシクロ〔3
・3・O〕オクタン1.877を参考例1と同様に反応
および後処理を行なつて2−オキサ−3−オキソ一6シ
ン一〔3α一(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−4
−メチル−1トランスオクテニル〕−JャAンチ一(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)−シスビシクロ〔3・3
・O〕オクタンを無色油状物として2、32y(収率9
9%)得た。
IR(液膜法):2950、2860、1780、14
60、14401138011240、1180〜11
30、1030、980CTIL−1NMR(重クロロ
ホルム):δ=5.64〜5.22(2H1多重線)、
5.16〜4,68(2H、多重線)、4.25〜3.
86(5H、多重線)、3。
86〜3,24(2H1多重線)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕(式中R_
    1は2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラヒドロフ
    ラニル基あるいは1−エトキシエチル基を表わす)で表
    わされる脂環式アルデヒドと、一般式R_2MgX (R_2は炭素数4〜8の直鎖または分枝鎖アルキル基
    であり、Xは臭素、ヨウ素または塩素を表わす)で表わ
    されるグリニャール試薬を反応させることを特徴とする
    一般式▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕(R
    _1、R_2は前記と同じ意味をもつ)で表わされるプ
    ロスタグランジン系化合物の製造方法。
JP6988173A 1973-06-22 1973-06-22 プロスタグランジンケイカゴウブツ ノ セイゾウホウホウ Expired JPS596872B2 (ja)

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