JPS5980714A - 高靭性、高耐摩耗性を有する鋳鉄部品の製造法 - Google Patents
高靭性、高耐摩耗性を有する鋳鉄部品の製造法Info
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- JPS5980714A JPS5980714A JP19161382A JP19161382A JPS5980714A JP S5980714 A JPS5980714 A JP S5980714A JP 19161382 A JP19161382 A JP 19161382A JP 19161382 A JP19161382 A JP 19161382A JP S5980714 A JPS5980714 A JP S5980714A
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- cooling
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D5/00—Heat treatments of cast-iron
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高靭性、高耐摩耗性を有する鋳鉄部品の製造
法に関するものである。
法に関するものである。
従来より、この種鋳鉄部品の製造法としてアシキュラー
鋳鉄による製造法が周知である。このものは、組成がN
i : 1.0〜8.0重量%と、Mo:0.5〜1.
0重量%と、残部が鋳鉄とからなる合金鋳鉄を鋳造後鋳
放して基地組織をベイナイト化することにより、工数の
多い恒温変態処理を施すことなく高硬度の鋳鉄部品を製
造するようにしたものである。しかるに、上記従来の製
造法では鋳放し後の硬度はHRC28〜44と機械加工
を施すには硬く、加工性、靭性が劣るという問題があっ
た。一方、耐摩耗性を必要とする場合には硬度不足であ
り、このため、通常の組成では焼入れ処理を必要とし、
その結果、水、オイル、ソルト等の冷媒を要して設備が
複雑化するという欠点があった。さらに、肉厚が一定し
ない部品を鋳造する際、冷却速度のばらつきによって均
一なベイナイト地か得られず、そのため硬度にむらがで
きるという不具合も生じた。
鋳鉄による製造法が周知である。このものは、組成がN
i : 1.0〜8.0重量%と、Mo:0.5〜1.
0重量%と、残部が鋳鉄とからなる合金鋳鉄を鋳造後鋳
放して基地組織をベイナイト化することにより、工数の
多い恒温変態処理を施すことなく高硬度の鋳鉄部品を製
造するようにしたものである。しかるに、上記従来の製
造法では鋳放し後の硬度はHRC28〜44と機械加工
を施すには硬く、加工性、靭性が劣るという問題があっ
た。一方、耐摩耗性を必要とする場合には硬度不足であ
り、このため、通常の組成では焼入れ処理を必要とし、
その結果、水、オイル、ソルト等の冷媒を要して設備が
複雑化するという欠点があった。さらに、肉厚が一定し
ない部品を鋳造する際、冷却速度のばらつきによって均
一なベイナイト地か得られず、そのため硬度にむらがで
きるという不具合も生じた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、上記
アシキュラー鋳鉄域の組成を有する合金鋳鉄を素材とし
、該素材に熱処理を施して一旦基地組織を粒状パーライ
ト化して加工性、靭性の改善および空気焼入性の確保を
図った後機械加工し、その後、再度熱処理を施して基地
組織を均一にベイナイト化することにより耐摩耗性を向
上させ、よって恒温変態処理を施すことなく加工性(靭
性)と耐摩耗性とを両立させることに成功したものであ
る。
アシキュラー鋳鉄域の組成を有する合金鋳鉄を素材とし
、該素材に熱処理を施して一旦基地組織を粒状パーライ
ト化して加工性、靭性の改善および空気焼入性の確保を
図った後機械加工し、その後、再度熱処理を施して基地
組織を均一にベイナイト化することにより耐摩耗性を向
上させ、よって恒温変態処理を施すことなく加工性(靭
性)と耐摩耗性とを両立させることに成功したものであ
る。
この目的を達成するため、本発明の鋳鉄部品の製造法は
、組成がCu : 0.5〜2.0重量%と、Mo:1
.0〜2.0重量%と、Ni:1.O〜3.0重量%と
、残部が鋳鉄とからなる素材に対し、800〜1000
°Cで0.5〜6時間加熱保持した後大気放冷し、つぎ
に再度670〜760°Cで0.5〜6時間加熱保持し
た後大気放冷ないし炉冷する組織調整熱処理を施し、そ
の後該素材を製品形状に機械加工し、次に800〜10
00°Cに加熱して基地組織をオーステナイト化した後
、大気放冷してベーナイト化するようにしたものである
。
、組成がCu : 0.5〜2.0重量%と、Mo:1
.0〜2.0重量%と、Ni:1.O〜3.0重量%と
、残部が鋳鉄とからなる素材に対し、800〜1000
°Cで0.5〜6時間加熱保持した後大気放冷し、つぎ
に再度670〜760°Cで0.5〜6時間加熱保持し
た後大気放冷ないし炉冷する組織調整熱処理を施し、そ
の後該素材を製品形状に機械加工し、次に800〜10
00°Cに加熱して基地組織をオーステナイト化した後
、大気放冷してベーナイト化するようにしたものである
。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に用いる素材は、その組成は、Cuが0.5〜2
.0重量%と、MOが1.0〜2.0重量%と、Niが
1.0’ 〜3.0重量%と、残部がC,Si、Mn。
.0重量%と、MOが1.0〜2.0重量%と、Niが
1.0’ 〜3.0重量%と、残部がC,Si、Mn。
P、Sを通常の組成範囲内で配合する片状黒鉛鋳鉄とか
らなるものである。 − ここで、上記各元素の配合比率の限定理由について説明
するに、Cu 、 Mo 、 Niの各元素とも下限値
以下にすると、後述の3次熱処理における大気放冷時に
上記3元素の併用効果によるベイナイト化が達成できな
いため、耐摩耗性に優れた硬度の高いベイナイト地が得
られず、特にCuを0.5重量%以下にすると、後述す
る1次、2次熱処理において粒状パーライトを得る際、
パーライト分解抵抗が低下するためである。一方、各元
素とも上限値以上にすると、上記併用効果が飽和するた
め、配合した元素のうち無駄になる量が増えその分コス
トアップとなり、特にCuを2,0重量%以上にすると
、粒界に多量の偏析が生じて靭性の低下を招くという理
由による。
らなるものである。 − ここで、上記各元素の配合比率の限定理由について説明
するに、Cu 、 Mo 、 Niの各元素とも下限値
以下にすると、後述の3次熱処理における大気放冷時に
上記3元素の併用効果によるベイナイト化が達成できな
いため、耐摩耗性に優れた硬度の高いベイナイト地が得
られず、特にCuを0.5重量%以下にすると、後述す
る1次、2次熱処理において粒状パーライトを得る際、
パーライト分解抵抗が低下するためである。一方、各元
素とも上限値以上にすると、上記併用効果が飽和するた
め、配合した元素のうち無駄になる量が増えその分コス
トアップとなり、特にCuを2,0重量%以上にすると
、粒界に多量の偏析が生じて靭性の低下を招くという理
由による。
上記素材に対し、先ず800〜1000°Cで0.5〜
6.0時間加熱保持した後大気放冷する1次熱処理と、
その後、再度670〜760°Cで0.5〜6.0時間
加熱保持した後大気放冷ないし炉冷する2次熱処理とに
よる組織調整熱処理を施して、基地組織の30〜65%
(面積率)を粒状iR−ライト化する。このことにより
硬度が大巾に低下して加工性、靭性を高めるとともに調
質を行って3次熱処理における空気焼入性を確保するこ
とができる。
6.0時間加熱保持した後大気放冷する1次熱処理と、
その後、再度670〜760°Cで0.5〜6.0時間
加熱保持した後大気放冷ないし炉冷する2次熱処理とに
よる組織調整熱処理を施して、基地組織の30〜65%
(面積率)を粒状iR−ライト化する。このことにより
硬度が大巾に低下して加工性、靭性を高めるとともに調
質を行って3次熱処理における空気焼入性を確保するこ
とができる。
この場合、1次熱処理での加熱温度を800〜1000
°Cの範囲に限定するのは、800°C以下では鋳造組
織の均一化が図れず、一方、1000°C以上では結晶
粒が粗大化して靭性が低下するためである。また、その
加熱保持時間を0.5〜6.0時間の範囲に限定するの
は、0.5時間以下では鋳造組織の均一化が図れず、一
方、6.0時間以上では鋳造組織の均一化が飽和すると
ともに生産性力(低下するという理由による。また、そ
の際の冷却方法は大気放冷としたが、これは、徐冷(炉
冷も含む)にすると2次熱処理において必要量の粒状パ
ーライトが得られないためである。
°Cの範囲に限定するのは、800°C以下では鋳造組
織の均一化が図れず、一方、1000°C以上では結晶
粒が粗大化して靭性が低下するためである。また、その
加熱保持時間を0.5〜6.0時間の範囲に限定するの
は、0.5時間以下では鋳造組織の均一化が図れず、一
方、6.0時間以上では鋳造組織の均一化が飽和すると
ともに生産性力(低下するという理由による。また、そ
の際の冷却方法は大気放冷としたが、これは、徐冷(炉
冷も含む)にすると2次熱処理において必要量の粒状パ
ーライトが得られないためである。
一方、2次熱処理での加熱温度を6.70〜760°C
の範囲に限定するのは、670 ’C以下ではノ々−ラ
イトの分解に長時間を要するので生産性が低下するとと
もに硬度が低下し難いため加工性、靭性の大巾な低下を
招き、一方、760°C以上では/’−ライトが粒状化
せず2相混合組織となり空気焼入′れ性は向上するもの
の加工性、靭性が大巾に低下するためである。また、そ
の加熱保持時間を0.5〜6.0時間の範囲に限定する
のは、0.5時間以下ではパーライトの分解が不充分と
なり3次熱処理でのオーステナイト化に要する時間は短
くてすむが加工性、靭性が大巾に低下し、一方、6,0
時間以上ではパーライトの粒状化が一層進んでフェライ
ト化してしまい空気焼入れ性が低下するという理由によ
る。また、その際の冷却方法は、大気放冷および炉冷の
いずれでも良いが生産性の面から大気放冷が望ましい。
の範囲に限定するのは、670 ’C以下ではノ々−ラ
イトの分解に長時間を要するので生産性が低下するとと
もに硬度が低下し難いため加工性、靭性の大巾な低下を
招き、一方、760°C以上では/’−ライトが粒状化
せず2相混合組織となり空気焼入′れ性は向上するもの
の加工性、靭性が大巾に低下するためである。また、そ
の加熱保持時間を0.5〜6.0時間の範囲に限定する
のは、0.5時間以下ではパーライトの分解が不充分と
なり3次熱処理でのオーステナイト化に要する時間は短
くてすむが加工性、靭性が大巾に低下し、一方、6,0
時間以上ではパーライトの粒状化が一層進んでフェライ
ト化してしまい空気焼入れ性が低下するという理由によ
る。また、その際の冷却方法は、大気放冷および炉冷の
いずれでも良いが生産性の面から大気放冷が望ましい。
そして、上記のように熱処理が施されて加工性、靭性が
高められた素材を製品形状に機械加工する。
高められた素材を製品形状に機械加工する。
この場合、この機械加工を容易に行うことができる。
しかる後、上記機械加工された素材に対し800〜10
00°Cに加熱して基地組織をオーステナイト化した後
、大気放冷して均一なベーナイト化を図る3次熱処理を
施す。そのことにより、硬度が大巾に高められて耐摩耗
性を高めることができる。
00°Cに加熱して基地組織をオーステナイト化した後
、大気放冷して均一なベーナイト化を図る3次熱処理を
施す。そのことにより、硬度が大巾に高められて耐摩耗
性を高めることができる。
その際、3次熱処理の加熱温度を800〜1000°C
の範囲に限定するのは、800°C以下では充分な硬度
のベイナイト地が得られず耐摩耗性が劣り、一方、10
00°C以上では結晶粒の粗大化により靭性が低下する
という理由による。
の範囲に限定するのは、800°C以下では充分な硬度
のベイナイト地が得られず耐摩耗性が劣り、一方、10
00°C以上では結晶粒の粗大化により靭性が低下する
という理由による。
したがって、本発明の製造法では、1次および2次熱処
理によって基地組織を粒状パーライト化することにより
硬度を下げることができるので、加工性、靭性を高めて
機械加工を容易に行うことが可能な上、最終的に得られ
る鋳鉄部品は、3次熱処理により工数の多い恒温変態処
理を施すことなく硬度を均一に上げて耐摩耗性を高めた
ものにすることができる。
理によって基地組織を粒状パーライト化することにより
硬度を下げることができるので、加工性、靭性を高めて
機械加工を容易に行うことが可能な上、最終的に得られ
る鋳鉄部品は、3次熱処理により工数の多い恒温変態処
理を施すことなく硬度を均一に上げて耐摩耗性を高めた
ものにすることができる。
尚、本発明の製造法によりギヤ等疲労強度を必要とする
鋳造部品を製造する場合は、上記3次熱処理を施した後
、ショットピーニング処理を施して疲労強度を向上させ
ることが望ましい。
鋳造部品を製造する場合は、上記3次熱処理を施した後
、ショットピーニング処理を施して疲労強度を向上させ
ることが望ましい。
次に、具体的実施例について説明すると、供試材として
下記第1表に示す組成を有する本発明材I〜■と比較材
としての浸炭材とを用意した。
下記第1表に示す組成を有する本発明材I〜■と比較材
としての浸炭材とを用意した。
このうち、本発明材■は、920 ’Cの温度に3.5
時間保持した後大気放冷し、その後再度720 ’Cの
温度に4.5時間保持した後大気放冷する1次および2
次熱処理を施した。この状態で硬度はHRc15〜19
にまで下がっており、加工性、靭性を高めて機械加工の
容易化が可能であることを示している。尚、基地組織中
黒鉛の体積率は10%10yx”、粒状バーライトの面
積率は50%)/cm 2であった。
時間保持した後大気放冷し、その後再度720 ’Cの
温度に4.5時間保持した後大気放冷する1次および2
次熱処理を施した。この状態で硬度はHRc15〜19
にまで下がっており、加工性、靭性を高めて機械加工の
容易化が可能であることを示している。尚、基地組織中
黒鉛の体積率は10%10yx”、粒状バーライトの面
積率は50%)/cm 2であった。
つぎに、この供試材を900 ’Cの温度に15秒間保
持した後強制空冷する3次熱処理を施した。
持した後強制空冷する3次熱処理を施した。
その結果、硬度はHRC52〜54となり従来のアシキ
ュラー鋳鉄の)(RC28〜44を大きく上回る値を示
している。また、基地組織中ベイナイトの面積率は60
〜70%、残留オーステナイトの面積率は20〜30%
であり、それぞれ均一に分布していた。
ュラー鋳鉄の)(RC28〜44を大きく上回る値を示
している。また、基地組織中ベイナイトの面積率は60
〜70%、残留オーステナイトの面積率は20〜30%
であり、それぞれ均一に分布していた。
また、上記本発明材Iに対して3次熱処理における冷却
方法を強制空冷に代えて自然放冷にしたところ、硬度(
よやはり従来のアシキュラー鋳鉄を上回る。HRC47
〜49を示した。
方法を強制空冷に代えて自然放冷にしたところ、硬度(
よやはり従来のアシキュラー鋳鉄を上回る。HRC47
〜49を示した。
これら2通りの3次熱処理を施した本発明材■と浸炭材
Scr 22 (HRC62)とにより耐摩耗性テスト
を行った。テストは、第1図に示すように2つの供試材
を用い、一方の供試材により形成し一定速度で回転する
回転軸1上に固定したディスク2と、他方の供試材によ
り形成し上記回転軸1とオフセットして固定しかつディ
スク2上面に荷重P (Kg)で押圧されるピン3とか
らなる試験機Tによるものである。尚、テスト条件とし
ては、摩擦速度は2.761 m/secで一定とし、
摩擦面積は9mm2、テスト時間は5分間、回転軸1と
ピン3とのオフセット量は4 Q 7nmであり、接触
状態は乾式とした。そのテスト結果を、荷重Pに対する
ピン3の摩耗量により第2図に示す。
Scr 22 (HRC62)とにより耐摩耗性テスト
を行った。テストは、第1図に示すように2つの供試材
を用い、一方の供試材により形成し一定速度で回転する
回転軸1上に固定したディスク2と、他方の供試材によ
り形成し上記回転軸1とオフセットして固定しかつディ
スク2上面に荷重P (Kg)で押圧されるピン3とか
らなる試験機Tによるものである。尚、テスト条件とし
ては、摩擦速度は2.761 m/secで一定とし、
摩擦面積は9mm2、テスト時間は5分間、回転軸1と
ピン3とのオフセット量は4 Q 7nmであり、接触
状態は乾式とした。そのテスト結果を、荷重Pに対する
ピン3の摩耗量により第2図に示す。
第2図において特性線Aは、ディスク2およびピン3を
ともに浸炭材により形成した場合を示すが、荷重Pが4
Kifの時に焼付きを起している。
ともに浸炭材により形成した場合を示すが、荷重Pが4
Kifの時に焼付きを起している。
これに対して、特性線BおよびBは、ディスク2および
ピン3をともに本発明材Iにより形成した場合を示し、
3次熱処理における冷却方法をそれぞれ強制空冷および
自然放冷としたものである。
ピン3をともに本発明材Iにより形成した場合を示し、
3次熱処理における冷却方法をそれぞれ強制空冷および
自然放冷としたものである。
これによると、強制空冷の場合と自然放冷の場合とでは
その特性上大差はなく、上記ディスク2およびピン3を
ともに浸炭材により形成した場合に比べて双方とも耐摩
耗性は同程度であるが、焼(−1きを起す限界の荷重P
が大巾に上っている。さらに、特性線CおよびC′は、
ディスク2を浸炭材により形成するとともに、ピン3を
本発明材1により形成した場合を示し、3次熱処理にお
ける冷却方法をそれぞれ強制空冷および自然放冷とした
ものである。これによると、やはり強制空冷の場合と自
然放冷の場合とではその特性上大差はないが、上記ディ
スク2およびピン3をともに本発明材■により形成した
場合に比べて双方とも耐摩耗性が向上し、しかもディス
ク2およびピン3をともに浸炭材により形成した場合に
比べて双方とも焼付きを起す限界の荷重Pが大巾に上っ
ている。
その特性上大差はなく、上記ディスク2およびピン3を
ともに浸炭材により形成した場合に比べて双方とも耐摩
耗性は同程度であるが、焼(−1きを起す限界の荷重P
が大巾に上っている。さらに、特性線CおよびC′は、
ディスク2を浸炭材により形成するとともに、ピン3を
本発明材1により形成した場合を示し、3次熱処理にお
ける冷却方法をそれぞれ強制空冷および自然放冷とした
ものである。これによると、やはり強制空冷の場合と自
然放冷の場合とではその特性上大差はないが、上記ディ
スク2およびピン3をともに本発明材■により形成した
場合に比べて双方とも耐摩耗性が向上し、しかもディス
ク2およびピン3をともに浸炭材により形成した場合に
比べて双方とも焼付きを起す限界の荷重Pが大巾に上っ
ている。
さらに、第3図は本発明材1〜■および浸炭材による耐
摩耗テストのテスト結果を2種類の荷重Pに対するピン
3の摩耗量により示したものである。
摩耗テストのテスト結果を2種類の荷重Pに対するピン
3の摩耗量により示したものである。
本発明品■〜■は、それぞれ上記本発明材■に施した場
合と同一の条件で1次〜3次熱処理を施し、3次熱処理
における冷却は自然放冷によった。
合と同一の条件で1次〜3次熱処理を施し、3次熱処理
における冷却は自然放冷によった。
また、ディスク2およびピン3の材料はともに同一材料
を用いてテストした。これによると、本発明品I−II
Iによる摩耗量は、浸炭材による摩耗量と同等もしくは
それ以下であることが判る。
を用いてテストした。これによると、本発明品I−II
Iによる摩耗量は、浸炭材による摩耗量と同等もしくは
それ以下であることが判る。
以上説明したように、本発明の製造法によれば、アシキ
ュラー鋳鉄域の組成を有する合金鋳鉄の素材に熱処理を
施して一旦基地組織を粒状パーライト化した後製品形状
に機械加工し、その後再度熱処理を施して基地組織を均
一にベイナイト化するようにしたので、工数の多い恒温
変態処理を施すことなく加工性、靭性と耐摩耗性という
相反する要件を両立させ、高靭性、高耐摩耗性を有する
鋳鉄部品の製造を簡易に行うことができるという優れた
効果を奏するものである。
ュラー鋳鉄域の組成を有する合金鋳鉄の素材に熱処理を
施して一旦基地組織を粒状パーライト化した後製品形状
に機械加工し、その後再度熱処理を施して基地組織を均
一にベイナイト化するようにしたので、工数の多い恒温
変態処理を施すことなく加工性、靭性と耐摩耗性という
相反する要件を両立させ、高靭性、高耐摩耗性を有する
鋳鉄部品の製造を簡易に行うことができるという優れた
効果を奏するものである。
第1図は耐摩耗テストの試験機を示す概略図、第2図お
よび第3図は荷重Pに対するピンの摩耗量を表わしたグ
ラフである。
よび第3図は荷重Pに対するピンの摩耗量を表わしたグ
ラフである。
Claims (1)
- (1)組成がCu : 0.5〜2.0重量%と、Mo
: 1.0〜2.0重量%と、Ni : 1.0〜3
,0重量%と、残部が鋳鉄とからなる素材に対し、80
0〜1000°Cで0.5〜6.0時間加熱保持した後
大気放冷し、つぎに再度670〜760′cで0.5〜
6.0時間加熱保持した後大気放冷ないし炉冷する組織
調整熱処理を施し、その後該素材を製品形状に機械加工
し、次に800〜1000 ’Cに加熱して基地組織を
オーステナイト化した後、大気放冷してベーナイト化す
ることを特徴とする高靭性、高耐摩耗性を有する鋳鉄部
品の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19161382A JPS5980714A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 高靭性、高耐摩耗性を有する鋳鉄部品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19161382A JPS5980714A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 高靭性、高耐摩耗性を有する鋳鉄部品の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5980714A true JPS5980714A (ja) | 1984-05-10 |
Family
ID=16277542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19161382A Pending JPS5980714A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 高靭性、高耐摩耗性を有する鋳鉄部品の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5980714A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61288011A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-18 | Kubota Ltd | 高強度球状黒鉛鋳鉄鋳物の製造方法 |
| JPH01136932A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-30 | Kurimoto Ltd | ベイナイトダクタイル鋳鉄管の製造方法 |
| CN113355495A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-09-07 | 东风商用车有限公司 | 一种调质蠕墨铸铁、蠕墨铸铁调质方法及其应用 |
-
1982
- 1982-10-30 JP JP19161382A patent/JPS5980714A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61288011A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-18 | Kubota Ltd | 高強度球状黒鉛鋳鉄鋳物の製造方法 |
| JPH01136932A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-30 | Kurimoto Ltd | ベイナイトダクタイル鋳鉄管の製造方法 |
| CN113355495A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-09-07 | 东风商用车有限公司 | 一种调质蠕墨铸铁、蠕墨铸铁调质方法及其应用 |
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