JPS598311B2 - 薬液注入工法 - Google Patents

薬液注入工法

Info

Publication number
JPS598311B2
JPS598311B2 JP1497376A JP1497376A JPS598311B2 JP S598311 B2 JPS598311 B2 JP S598311B2 JP 1497376 A JP1497376 A JP 1497376A JP 1497376 A JP1497376 A JP 1497376A JP S598311 B2 JPS598311 B2 JP S598311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cement
water glass
slag
water
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1497376A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5299608A (en
Inventor
一雄 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIMODA GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
SHIMODA GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIMODA GIJUTSU KENKYUSHO KK filed Critical SHIMODA GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP1497376A priority Critical patent/JPS598311B2/ja
Publication of JPS5299608A publication Critical patent/JPS5299608A/ja
Publication of JPS598311B2 publication Critical patent/JPS598311B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的には薬液注入による地盤の改良に係り、
特に水ガラスとセメントと高炉スラグとを組み合わせた
注入薬液及び該薬液を用いる地盤改良方法に係る。
セメント及び水ガラスを主材とする薬液を注入して地盤
の強化又は止水を行なう工法は多種実用化されている。
然し乍ら、従来から用いられてきた薬液は高アルカリ性
(pH=11乃至12)の水ガラスを使用するものであ
り、固結物はpH=約11以上の高アルカリ性を呈し、
固結後長期間にわたつてアルカリを溶出し続け地盤のア
ルカリ汚染の問題を惹き起こすものであつた。本発明者
は、セメントと水ガラスとを主材とし、アルカリ汚染を
惹き起こさない注入薬液の開発に努力し、セメントと酸
性(pH=1乃至4)の水ガラスとアルカリ剤とを粗み
合わせた新規で優秀な特性を持つ注入薬液を開発し、こ
れについては昭和50年11月29日付で別途に特許出
願した。
本発明は、本発明者による前記の先行特許出願に係る注
入薬液及び注入工法の改良発明である。本発明による薬
液の第一成分である酸性水ガラス液は、市販されている
pH=11乃至12の高アルカリ性水ガラス液を強酸性
を示す酸性液材中に激しく撹拌しつつ流入させて調整す
る。酸性水ガラス液の調整に用いるに適した酸性液材は
、硫酸、塩酸、硝酸及び酸性硫酸塩類である。上述の如
くにして調整した酸性水ガラス液をセメントと高炉スラ
グとを含有する懸濁液に混合しても、セメントは硬化し
ない。
これはセメントを水和する水として酸性の水を用いると
、セメントが硬化しないと同様の現象である。然るに、
セメントとスラグとを含有する懸濁液に溶解性アルカリ
剤を混入すれば、現場における注入操作に適するゲルタ
イムを有する注入薬液が得られ、しかも懸濁液中のセメ
ントを硬化させることができることが見い出された。本
発明において好適に使用でき、酸性雰囲気下においてセ
メントを硬化させるという目的を達成できるアルカリ剤
は、例えば炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、第一及
び第二燐酸ナトリウム並びに上記各化合物中のナトリウ
ムをカリウムで置換した化合物類を含む水に易溶性の化
合物類である。
例えば石灰、酸化マグネシウム等の水に難溶性のアルカ
リ剤は本発明におけるアルカリ剤としては不適当である
。pH1乃至4程度に調整した酸性水ガラス液と、セメ
ント懸濁液に易溶性のアルカリ剤を混入した液とを組み
合わせた場合には、セメント粒子を除く溶液のPHはほ
ぼ中性に近い弱アルカリ性(PH8前後)でゲル化する
が、固結物を水中に入れると硬化後のセメントからアル
カリが溶脱し続け、固結物と接触した水は強アルカリ性
を呈する。
溶脱するアルカリの主成分は水酸化カルシウムCa(0
H)2である。本発明の第一の目的は、上記の如きアル
カリの溶脱を未然に防止することである。
即ち、更に硬化後のセメントから離脱するCa(0H)
2と反応するスラグを混入することにより、アルカリの
溶脱を最少限度に抑えるとともに固結物の強度を大幅に
増大させることである。本発明の第二の目的は、水ガラ
スを用いた注入薬液を用いて改良された地盤の案定性を
増大させることである。
水ガラス単独或いは水ガラスとセメントから成る注入薬
液を用いて改良した地盤は安定性に乏しく、3〜6力月
経過後にクラツクが入つてもろくなるという欠陥がある
ことが判明した。本発明の第二の目的は、この欠陥を克
服することである。本発明において使用する高炉スラグ
は、溶解状態から水で急冷され固化した所謂水滓であり
、主要な化学成分はSlO23O〜31%、AI2O3
l4〜20%、CaO38〜42%、MgO3〜8%で
ある。
このスラグはCa(0H)2やNaOll等のアルカリ
塩類を含む水と水和して水和物を形成し凝集・硬化する
という潜在硬化性を有している。高アルカリ性の水ガラ
ス液を利用する従来技術による注入薬液の場合にも、セ
メントとスラグの混合物を水に懸濁させた懸濁懸を利用
する薬液が実用化されている。
然し乍ら、高アルカリ性の水ガラスと、セメントと、ス
ラグとを組み合わせた注入薬液の場合には、水ガラスが
高アルカリ性であるため、スラグによる中和効果は事実
上ほとんど意義のないものであり、固結物全体から溶出
するアルカリの減少には役立たない。本発明の場合には
、上述の従来技術とは異なり、固結物全体が中性に近い
弱アルカリ性であるためセメントから溶出するアルカリ
分を中和するスラグ成分の作用が大きな効果をもたらす
結果になるわけである。
本発明において用いる高炉スラグとしては、市販されて
いるどのスラグを使用してもよく、セメントとスラグの
組合せ及び混合比は所望に応じて任意に選定できる。以
下に実施例を掲げて本発明につき更に詳細に説明する。
特に断わらない限り、以下の実施例において用いた水ガ
ラスは20℃における比重が1.32であり、Na2O
を7.33重量%、SiO2を23.79重量%含有す
るモル比3.55の水ガラスであり、用いたスラグは新
日本製鉄株式会社から市販されている高炉スラグ(商品
名:エスメント)である。又、水ガラスの中和に用いた
酸性液材は、試薬1級品に相当する品質の硫酸1容量部
を水3容量部で稀釈した硫酸液である。実施例 1 上述の水ガラス原液201に水22.51を加えてよく
撹拌した。
上記の硫酸液7.51を激しく撹拌しながら上記の割合
で稀釈した水ガラス液を徐々に添加してPHl.2の酸
性水ガラス液501を得た。別途に、ポルトランド・セ
メント15kgと、スラグ22.51<gと炭酸ナトリ
ウム11<gとを水251に懸濁させた懸濁液を準備し
た。
液温を18乃至20℃に保持し、懸濁液を撹拌しながら
、これに上記の酸性水ガラス液を混入した。混合物のゲ
ルタイムは10〜20分、上澄み液のPHは8.2であ
つた。混合物を4X4×16CTfLの三連型枠に流し
込んで24時間放置して固結させた後、枠から取り出し
供試体Aとした。比較試料として、以下の手順で供試体
Bをつくつた。
ポルトランド、セメント37.51<9と炭酸ナトリウ
ム1kgとを水251に懸濁させた懸濁液を準備した。
液温を18乃至20℃に保持し、懸濁液を撹拌しながら
、これに上記の酸性水ガラス液501を混入した。混合
物のゲルタイムは10〜20分、上澄み液のPHは8.
1であつた。混合物を上述したと同じ三連型枠に流し込
んで24時間放置し固結させた後、枠から取り出し供試
体Bを得た。上記の供試体A及びBを水中で養生し、一
定時間毎に取り出して、JIS−R52Olの強さ試験
法に準じて一軸圧縮強度を測定した。
結果を表1に示す。次に、固結物からのアリカリ溶脱の
差異を調べるために、水中で7日間養生させて充分な強
度を持つようになつた固結物(4X4X16C7fL)
をPH6.lの水121中に浸漬し、水のPHの推移を
調査した。
結果を表2に示す。上の結果から明らかなように、セメ
ントとスラグと酸性水ガラス液とを組み合わせることに
より、固結後にセメントから溶脱するアルカリの量を最
少限度におさえ、注人材による地下水のアルカリ汚染を
防止できる。
又、スラグを添加することにより、初期強度及び最終強
度を著しく増大させることができる。実施例 2 ポルトランド・セメント101<9とスラグ15kgと
炭酸ナトリウム1kgとを水341に懸濁させた。
得られた懸濁液を撹拌し液温を18乃至20℃に保持し
つつ、これに実施例1で用いたと同じ酸性水ガラス液を
混入した。混合物のゲルタイムは20〜30分、上澄み
液のPHは8.5であつた。実施例1と同様にして固結
させて供試体Cを得た。ポルトランド・セメント251
<9と炭酸ナトリウム1kgとを水341に懸濁させた
液を撹拌しながら、これに実施例1で用いたと同じ酸性
水ガラス液を混入した。液温を18乃至20℃に保持し
た場合におけるゲルタイムは20〜20分、上澄み液の
PHは8.7であつた。実施例1と同様にして固結させ
て比較供試体Dを得た。実施例1に記載したと同様にし
て供試体C及びDの一軸圧縮強度を測定し、表3の結果
を得た。
実施例 3実施例1及び2で用いた酸性水ガラス液1容
量部に対し水1容量部を加えて稀釈した酸性水ガラス液
501を準備した。
別に、ポルトランド・セメント10k9とスラグ15k
gと炭酸ナトリウム1k9とを水341に懸濁させた懸
濁液を準備した。
以下の手順及び条件は実施例1と同様にして固結させた
。混合物のゲルタイムは約1分、上澄み液のPHは8.
0であつた。得られた固結物が充分な強度を発現するま
で水中で養生し、養生後の固結物を長期間にわたつて水
中に浸漬し、水のPHの推移を調査したところPHは8
を起えることはなかつた。比較例 モル比3.35の水ガラス原液1容量部に水1容量部を
加えた高アルカリ性(PH+12)の水ガラス液501
を準備した。
別に、上記の各実施例で用いたと同じセメント15kg
とスラグ25kgとを水371に懸濁させた液を準備し
た。
以下の手順及び条件は実施例1と同様にして固結させた
。混合物のゲルタイムは1分10秒、上澄み液のPHは
12以上であつた。水中で養生中の固結物の強度を表4
に示す。表4かられかるように、従来技術による高アル
カリ性水ガラスとセメントとを組み合わせた薬液にスラ
グを添加した場合には、初期強度が低く、本発明による
場合に比べて強度の発現が非常に遅い。従来法による場
合には、施工時に多量の高アルカリ液が放出され、更に
固結後においても水と接触すると固結物からアルカリ分
が溶出し続け、アルカリ汚染の問題を惹き起こすことは
、上述の通りである。以上に述べたように、本発明によ
れば施工時においても施工後長期間経過した後において
も、アルカリ汚染を惹き起こす惧れがなく、本発明によ
つて得られる固結物は強度的にも極めて優れたものであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 pHを1乃至4程度に調整した酸性水ガラス液を主
    材とし、これにセメントとスラグとアルカリ剤との懸濁
    混合液を組み合わせたことを特徴とする注入薬液。 2 pHを1乃至4程度に調整した酸性水ガラス液をA
    液とし、セメントとスラグとアルカリ剤とを懸濁させた
    混合液をB液とし、A液とB液とを注入管内で合流させ
    て地盤内に注入することを特徴とする薬液注入工法。 3 pHを1乃至4程度に調整した酸性水ガラス液をA
    液とし、セメントとスラグとアルカリ剤とを懸濁させた
    混合液をB液とし、A液及びB液と注入対象地盤内の土
    壌とを強制的に撹拌混合しつつ薬液の注入を行なうこと
    を特徴とする地盤固結方法。
JP1497376A 1976-02-16 1976-02-16 薬液注入工法 Expired JPS598311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1497376A JPS598311B2 (ja) 1976-02-16 1976-02-16 薬液注入工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1497376A JPS598311B2 (ja) 1976-02-16 1976-02-16 薬液注入工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5299608A JPS5299608A (en) 1977-08-20
JPS598311B2 true JPS598311B2 (ja) 1984-02-23

Family

ID=11875909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1497376A Expired JPS598311B2 (ja) 1976-02-16 1976-02-16 薬液注入工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS598311B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2629495B1 (fr) * 1988-04-01 1993-04-30 Soletanche Produit d'injection pour l'etancheification et/ou la consolidation pour sols et materiaux de construction et procede pour sa mise en oeuvre

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5299608A (en) 1977-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4328039A (en) High sulphate slag cement and method for manufacturing this cement
CN112500101A (zh) 一种防开裂钻井液岩屑固化剂及使用方法
JPS5914513B2 (ja) 薬液による土質安定方法
JP4505065B2 (ja) 地盤固結改良剤
JPS598311B2 (ja) 薬液注入工法
JPS6118593B2 (ja)
GB2077251A (en) Slag Cement Composition
JPH0711624A (ja) 地盤注入用薬液
JP3205900B2 (ja) 地盤注入用グラウト材
JP4018942B2 (ja) シリカ系グラウトおよび地盤改良方法
JPH081126A (ja) 石炭灰質固化物の製造方法
JPS5840384A (ja) 軟弱土質の安定化方法
JPS58138778A (ja) 土壌硬化剤
JPS6050738B2 (ja) 高硫酸塩スラグセメント及びその製法
JPH05140558A (ja) 微小砂その他の多孔性物質用のグラウト
JP3396789B2 (ja) 地盤注入材
JP2808252B2 (ja) 地盤固結材
JP7308499B1 (ja) 地盤固結材およびそれを用いた地盤注入工法
JPH09165576A (ja) スラグ系高強度グラウト剤
JPH02167848A (ja) 注入材料
JPH0662953B2 (ja) 耐久性に優れた地盤注入剤
JPS5919595B2 (ja) 低アルカリ性グラウト材
JP2000109835A (ja) 地盤注入用薬液
JP2946478B2 (ja) 地盤注入工法
JP2568220B2 (ja) セメント懸濁液組成物の形成方法