JPS598578B2 - 傾斜弁型タンデムマスタシリンダ - Google Patents
傾斜弁型タンデムマスタシリンダInfo
- Publication number
- JPS598578B2 JPS598578B2 JP55038727A JP3872780A JPS598578B2 JP S598578 B2 JPS598578 B2 JP S598578B2 JP 55038727 A JP55038727 A JP 55038727A JP 3872780 A JP3872780 A JP 3872780A JP S598578 B2 JPS598578 B2 JP S598578B2
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- JP
- Japan
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- valve
- hydraulic pressure
- slave piston
- cylinder
- pressure generating
- Prior art date
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両等においてブレーキ装置に使用される傾
斜弁型タンデムマスタシリンダに関するものである。
斜弁型タンデムマスタシリンダに関するものである。
従来、この種のマスクシリンダは、シリンダ孔を穿設し
たシリンダ本体と、復帰ばねにより復帰位置に付勢して
シリンダ孔に摺動自在に嵌合した主ピストン及び従ピス
トンと、この両ピストン間に形成した第10液圧発生室
と、従ピストンとシリンダ孔閉鎖端との間に形成した第
20液圧発生室と、前記第1の液圧発生室と作動液リザ
ーバとを連通ずる通路に設け、前記従ピストンの一端側
で係合して開弁ずる第1の傾斜弁と、前記第2の液圧発
生室と作動液リザーバとを連通ずる通路に設け、前記従
ピストンの他端側で係合して開弁ずる第2の傾斜弁とを
備え、前記両ピストンが復帰位置から作動位置へ移動す
るとき、両傾斜弁が閉弁するまでの遊びを設けている。
たシリンダ本体と、復帰ばねにより復帰位置に付勢して
シリンダ孔に摺動自在に嵌合した主ピストン及び従ピス
トンと、この両ピストン間に形成した第10液圧発生室
と、従ピストンとシリンダ孔閉鎖端との間に形成した第
20液圧発生室と、前記第1の液圧発生室と作動液リザ
ーバとを連通ずる通路に設け、前記従ピストンの一端側
で係合して開弁ずる第1の傾斜弁と、前記第2の液圧発
生室と作動液リザーバとを連通ずる通路に設け、前記従
ピストンの他端側で係合して開弁ずる第2の傾斜弁とを
備え、前記両ピストンが復帰位置から作動位置へ移動す
るとき、両傾斜弁が閉弁するまでの遊びを設けている。
こうした遊びは、マスクシリンダの不作動時に、各液圧
発生室をリザーバに連通して各液圧発生室に圧力が残存
しないようにし、もってブレーキの引きずり等の現象を
防止している。
発生室をリザーバに連通して各液圧発生室に圧力が残存
しないようにし、もってブレーキの引きずり等の現象を
防止している。
そして更に、こうした遊びは、マスクシリンダの作動初
期において無駄ストロークとなるため、遊びを出来るだ
け小さくすることが必要とされる。
期において無駄ストロークとなるため、遊びを出来るだ
け小さくすることが必要とされる。
このために、従来は、主ピストンと従ピストンとの間に
配置する復帰ばねの不作動時における張力を、従ピスト
ンとシリンダ底部との間に配置される復帰ばねのそれよ
りも太きくし、作動開始時に後者の復帰ばねのみを圧縮
して、主ピストン及び従ピストンを同時に移動開始させ
て、各液圧発生室とリザーバとの連通を同時に遮断し、
その後両復帰ばねを圧縮しつつ各液圧発生室内に圧力を
生起するようにしている。
配置する復帰ばねの不作動時における張力を、従ピスト
ンとシリンダ底部との間に配置される復帰ばねのそれよ
りも太きくし、作動開始時に後者の復帰ばねのみを圧縮
して、主ピストン及び従ピストンを同時に移動開始させ
て、各液圧発生室とリザーバとの連通を同時に遮断し、
その後両復帰ばねを圧縮しつつ各液圧発生室内に圧力を
生起するようにしている。
ところが、実際は、製造時に生じる各部の寸法誤差、例
えば、機械加工、プレス成形等における各部品のばらつ
きによって、両液圧発生室が同時にリザーバとの連通を
遮断されるようにすることが困難であり、上述した第1
0液圧発生室が遅く遮断され、第20液圧発生室が早く
遮断されるといった場合、或は、逆の場合、また或は、
両者が同時である場合と種々のものが生じている。
えば、機械加工、プレス成形等における各部品のばらつ
きによって、両液圧発生室が同時にリザーバとの連通を
遮断されるようにすることが困難であり、上述した第1
0液圧発生室が遅く遮断され、第20液圧発生室が早く
遮断されるといった場合、或は、逆の場合、また或は、
両者が同時である場合と種々のものが生じている。
こうした現象は、上述の第1の傾斜弁と、第2の傾斜弁
とを、従ピストンの両端において開閉するようにした、
換言すれば、従ピストンの移動量に応じて両傾斜弁を閉
弁して各液圧発生室とリザーバとの連通を遮断するよう
にした傾斜弁型タンデムマスタシリンダでは非常に重要
な問題となる.以下、図例を用いて詳細に説明する。
とを、従ピストンの両端において開閉するようにした、
換言すれば、従ピストンの移動量に応じて両傾斜弁を閉
弁して各液圧発生室とリザーバとの連通を遮断するよう
にした傾斜弁型タンデムマスタシリンダでは非常に重要
な問題となる.以下、図例を用いて詳細に説明する。
第1図は、従ピストンの移動量に応じて両傾斜弁を開閉
するようにした型式の傾斜弁型タンデムマスタシリンダ
の側断面を示す図である。
するようにした型式の傾斜弁型タンデムマスタシリンダ
の側断面を示す図である。
第1図に於いて、ブレーキ用傾斜弁型タンデムマスタシ
リンダ全体は、1で示されており、このマスクシリンダ
1は、シリンダ孔2を穿設したシリンダ本体3と、この
シリンダ本体3に蓋部材4を介在してボルト5等により
取付けたリザーバ装置6とを有している。
リンダ全体は、1で示されており、このマスクシリンダ
1は、シリンダ孔2を穿設したシリンダ本体3と、この
シリンダ本体3に蓋部材4を介在してボルト5等により
取付けたリザーバ装置6とを有している。
シリンダ孔2内には、リテーナ7及び復帰ばね8を左方
に備えた従ピストン9と、リテーナ10及びボルト11
により復帰ばね8よりも大きい予負荷を与えられた復帰
ばね12を有する主ピストン13とが各々摺動自在に嵌
合して、両ピストン間に第1の液圧発生室14、従ピス
トン9とシリンダ孔2閉鎖端との間に第20液圧発生室
15を各々区画している。
に備えた従ピストン9と、リテーナ10及びボルト11
により復帰ばね8よりも大きい予負荷を与えられた復帰
ばね12を有する主ピストン13とが各々摺動自在に嵌
合して、両ピストン間に第1の液圧発生室14、従ピス
トン9とシリンダ孔2閉鎖端との間に第20液圧発生室
15を各々区画している。
従ピストン9には、各液圧発生室14,15に対してリ
ッグシール型の密封部材16.17が各各装着され、主
ピストン13には、液圧発生室14に対するリップシー
ル型の密封部材18が装着してある。
ッグシール型の密封部材16.17が各各装着され、主
ピストン13には、液圧発生室14に対するリップシー
ル型の密封部材18が装着してある。
両ピストン9,13は、復帰ばね12により不作動時に
おいて所定の間隔を保持された状態で、復帰ばね8の付
勢力により右方に押圧され、主ピストン13の右端がシ
リンダ孔2の開口端部に設けたC型リング、或はスナッ
プリング等のストッパ19に係合する図示の位置、復帰
位置にある。
おいて所定の間隔を保持された状態で、復帰ばね8の付
勢力により右方に押圧され、主ピストン13の右端がシ
リンダ孔2の開口端部に設けたC型リング、或はスナッ
プリング等のストッパ19に係合する図示の位置、復帰
位置にある。
シリンダ本体3には、開口20 ,21を介して各液圧
発生室14,15に連通する段付円柱状の22 ,23
が各々設げられており、各凹所22,23の上部開口は
、前記蓋部材4によりふさがれている。
発生室14,15に連通する段付円柱状の22 ,23
が各々設げられており、各凹所22,23の上部開口は
、前記蓋部材4によりふさがれている。
蓋部材4には、各四所22.23に対向する部位に、蓋
部材4とシリンダ本体3との間を密封する環状の第1部
分24,25と、後述する傾斜弁の弁座となる環状の第
2部分26 ,27とを各々有する密封部材28 ,2
9が各々取付けられており、かつまた、密封部材28,
290第2部分26,27で囲まれる部位の略中夫に、
各凹所22 ,23をリザーバ装置6の内部に連通する
通孔30,31が各々穿設されている。
部材4とシリンダ本体3との間を密封する環状の第1部
分24,25と、後述する傾斜弁の弁座となる環状の第
2部分26 ,27とを各々有する密封部材28 ,2
9が各々取付けられており、かつまた、密封部材28,
290第2部分26,27で囲まれる部位の略中夫に、
各凹所22 ,23をリザーバ装置6の内部に連通する
通孔30,31が各々穿設されている。
密封部材28,290第2部分26 ,27に着座可能
にほぼ段付円柱状を呈する弁要素32,33が凹所22
,23内に各々配置されており、各弁要素32,33
は、同じく凹所22,23内に配置された比較的軽い弁
ばね34,35により、上記密封部材28 ,29の第
2部分26.27に着座するように付勢されている。
にほぼ段付円柱状を呈する弁要素32,33が凹所22
,23内に各々配置されており、各弁要素32,33
は、同じく凹所22,23内に配置された比較的軽い弁
ばね34,35により、上記密封部材28 ,29の第
2部分26.27に着座するように付勢されている。
密封部材28の第2部分26と、弁要素32及び弁ばね
34とは、第1の傾斜弁36を形成し、密封部材29の
第2部分21と、弁要素33及び弁ばね35とは、第2
傾斜弁37を形成する。
34とは、第1の傾斜弁36を形成し、密封部材29の
第2部分21と、弁要素33及び弁ばね35とは、第2
傾斜弁37を形成する。
また、各傾斜弁36,370弁要素32,33には、開
口20,21を貫通してシリンダ孔2内に突出する軸状
部38,39が各々形成してあり、軸状部38は、リテ
ーナ10の鍔部40の右端側に係合可能であり、軸状部
39は、リテーナ7の鍔部41の右端側と保合可能であ
る。
口20,21を貫通してシリンダ孔2内に突出する軸状
部38,39が各々形成してあり、軸状部38は、リテ
ーナ10の鍔部40の右端側に係合可能であり、軸状部
39は、リテーナ7の鍔部41の右端側と保合可能であ
る。
その他、第1図において、リザーバ装置6は、すでに良
く知られているリードスイッチ使用型の液面警報装置4
2と、フィルタ43及びキャップ組立体44等が組付け
てある。
く知られているリードスイッチ使用型の液面警報装置4
2と、フィルタ43及びキャップ組立体44等が組付け
てある。
また、45は押え具、46は密封部材、47はブーツ、
48はプッシュロツドである。
48はプッシュロツドである。
この上述の傾斜弁型タンデムマスタシリンダ1の作動は
前述した如《、プッジュロッド48で主ピストン13を
押圧すると、復帰ばね8の張力が復帰ばね12の張力よ
りも小さ《してあるため、復帰ばね12が圧縮されるこ
となく復帰ばね8のみが圧縮されることにより、主ピス
トン13と従ピストン9とが左方に同時にかつ一体的に
移動開始する。
前述した如《、プッジュロッド48で主ピストン13を
押圧すると、復帰ばね8の張力が復帰ばね12の張力よ
りも小さ《してあるため、復帰ばね12が圧縮されるこ
となく復帰ばね8のみが圧縮されることにより、主ピス
トン13と従ピストン9とが左方に同時にかつ一体的に
移動開始する。
この際、リテーナ10と従ピストン9とは互いに当接し
たままである。
たままである。
次いで、例えば、リテーナ7と弁要素33の軸状部39
との係合が外れる時期と、リテーナ10と弁要素32の
軸状部38との係合が外れる時期とが同時であるとする
と、各液圧発生室14,15内は同時にリザーバ6内部
との連通を遮断され、各液圧発生室14,15内には、
プッシュロツド48から主ピストン13に作用する押圧
力に応じて、各復帰ばね8,12が圧縮′されつつ液圧
が生起される。
との係合が外れる時期と、リテーナ10と弁要素32の
軸状部38との係合が外れる時期とが同時であるとする
と、各液圧発生室14,15内は同時にリザーバ6内部
との連通を遮断され、各液圧発生室14,15内には、
プッシュロツド48から主ピストン13に作用する押圧
力に応じて、各復帰ばね8,12が圧縮′されつつ液圧
が生起される。
ところが、リテーナ7と弁要素33の軸状部39との係
合が外れる時期が、リテーナ10と弁要素32の軸状部
38との係合が外れる時期よりも早くなると、換言すれ
ば、第2の傾斜弁37が閉弁し、第1の傾斜弁36が開
弁じている状態になると、その後従ピストン9が若干移
動して第20液圧発生室15に液圧が発生してもまだ第
1の傾斜弁36が閉弁せず、更にプッシュロツド48を
押し込んでも、従ピストン9を左方に移動させようと復
帰ばね12を介して従ピストン9に作用する力と、従ピ
ストン9を右方に移動させようと復帰ばね8から従ピス
トン9に作用する力と第2の液圧発生室15に発生しだ
液圧が作用して生ずる力との和とが釣合ってしまい、そ
の時点で従ピストン9の移動が停止して第1の傾斜弁3
6が開弁じたままで第1の液圧発生室14に液圧が生起
されないという問題が生ずる。
合が外れる時期が、リテーナ10と弁要素32の軸状部
38との係合が外れる時期よりも早くなると、換言すれ
ば、第2の傾斜弁37が閉弁し、第1の傾斜弁36が開
弁じている状態になると、その後従ピストン9が若干移
動して第20液圧発生室15に液圧が発生してもまだ第
1の傾斜弁36が閉弁せず、更にプッシュロツド48を
押し込んでも、従ピストン9を左方に移動させようと復
帰ばね12を介して従ピストン9に作用する力と、従ピ
ストン9を右方に移動させようと復帰ばね8から従ピス
トン9に作用する力と第2の液圧発生室15に発生しだ
液圧が作用して生ずる力との和とが釣合ってしまい、そ
の時点で従ピストン9の移動が停止して第1の傾斜弁3
6が開弁じたままで第1の液圧発生室14に液圧が生起
されないという問題が生ずる。
これは、特に第20液圧発生室15に消費液量が小さい
作動器を接続すると生じ易く、すなわち、第2の傾斜弁
37が閉弁した後、従ピストン9が微動しただけで第2
0液圧発生室15に圧力が生じてしまう場合に、第2の
傾斜弁37が第1の傾斜弁36よりも早く閉弁すると、
第10液圧発生室14には液圧が生起されず、結局、2
系統のブレーキ系があっても1系統でしかブレーキをか
けることができないという非常に重大な問題となる。
作動器を接続すると生じ易く、すなわち、第2の傾斜弁
37が閉弁した後、従ピストン9が微動しただけで第2
0液圧発生室15に圧力が生じてしまう場合に、第2の
傾斜弁37が第1の傾斜弁36よりも早く閉弁すると、
第10液圧発生室14には液圧が生起されず、結局、2
系統のブレーキ系があっても1系統でしかブレーキをか
けることができないという非常に重大な問題となる。
更に、こうした問題をもたらすものとして、単なる寸法
誤差によるものだけではなく、各傾斜弁36,370弁
要素32 ,33がこれを配設する凹所22,23内で
シリンダ孔軸方向へ比較的犬きく移動するということが
挙げられる。
誤差によるものだけではなく、各傾斜弁36,370弁
要素32 ,33がこれを配設する凹所22,23内で
シリンダ孔軸方向へ比較的犬きく移動するということが
挙げられる。
すなわち、各弁要素32,33が各弁ばね34 ,35
によって上方に付勢されていても、各弁要素32,33
が係合の際に受ける作用力が比較的大きく、弁要素32
,33が軸方向に移動し、所期の位置からずれてしまう
のである。
によって上方に付勢されていても、各弁要素32,33
が係合の際に受ける作用力が比較的大きく、弁要素32
,33が軸方向に移動し、所期の位置からずれてしまう
のである。
また、こうしたずれにより弁ばねに横方向の比較的大き
な偏倚力が生ずると、弁要素が係合が外れるときに若干
動きシール性を損うという問題も生ずる。
な偏倚力が生ずると、弁要素が係合が外れるときに若干
動きシール性を損うという問題も生ずる。
本発明は、以上の問題に鑑みて成され、全体としての遊
びを小さくしつつ、第1及び第20液圧発生室に確実に
液圧を生起できるようにした傾斜弁型タンデムマスタシ
リンダを提供することを目的とし、この目的を達成する
ために、前記各弁要素の上部側周に、当該弁要素と前記
凹所内面との間に生ずるシリンダ孔軸方向の隙間を小さ
《する突起を設けるとともに、非作動時における各弁要
素の係合部所間の距離を、作動時における各弁要素の中
心間の距離よりも小さ《したものであり、これにより以
下の如き効果を奏するものである。
びを小さくしつつ、第1及び第20液圧発生室に確実に
液圧を生起できるようにした傾斜弁型タンデムマスタシ
リンダを提供することを目的とし、この目的を達成する
ために、前記各弁要素の上部側周に、当該弁要素と前記
凹所内面との間に生ずるシリンダ孔軸方向の隙間を小さ
《する突起を設けるとともに、非作動時における各弁要
素の係合部所間の距離を、作動時における各弁要素の中
心間の距離よりも小さ《したものであり、これにより以
下の如き効果を奏するものである。
すなわち、傾斜弁の各弁要素は、突起により凹所内での
軸方向移動を小さ《制限されるとともに、非作動時にお
ける係合部所間の距離を、作動時における中心間の距離
よりも小さ《しているため、各弁要素が係合する従ピス
トン若し《は従ピストンの移動に応じて移動する部材が
、非作動位置にあるときには、両弁要素が係合して両傾
斜弁を開弁じており、作動時の初期には、第1の傾斜弁
の弁要素の係合が外れても第2の傾斜弁の弁要素の係合
が外れておらず、換言すると、第1の傾斜弁が閉弁して
第1の液圧発生室に液圧が発生可能となり、その後更に
従ピストン等の移動によって、第2の傾斜弁の弁要素の
係合が外れ、換言すると、第2の傾斜弁が閉弁して第2
の液圧発生室に液圧が発生し始め、これに応じ従ピスト
ンの両端に作用する作用力が等しくなるようにして両液
圧発生室の圧力が昇圧されてゆくことになる。
軸方向移動を小さ《制限されるとともに、非作動時にお
ける係合部所間の距離を、作動時における中心間の距離
よりも小さ《しているため、各弁要素が係合する従ピス
トン若し《は従ピストンの移動に応じて移動する部材が
、非作動位置にあるときには、両弁要素が係合して両傾
斜弁を開弁じており、作動時の初期には、第1の傾斜弁
の弁要素の係合が外れても第2の傾斜弁の弁要素の係合
が外れておらず、換言すると、第1の傾斜弁が閉弁して
第1の液圧発生室に液圧が発生可能となり、その後更に
従ピストン等の移動によって、第2の傾斜弁の弁要素の
係合が外れ、換言すると、第2の傾斜弁が閉弁して第2
の液圧発生室に液圧が発生し始め、これに応じ従ピスト
ンの両端に作用する作用力が等しくなるようにして両液
圧発生室の圧力が昇圧されてゆくことになる。
この際、両液圧発生室に液圧が発生されるまでの遊びは
、第1の傾斜弁と第2の傾斜弁とが閉弁するまでの遊び
の和ではな《、主従ピストン間に張設した第1の復帰ば
ねの張力が第2の復帰ばねの張力より犬にしていること
により主従ピストンが同時に移動し始めることによって
、第2の傾斜弁が閉弁するまでの単独での遊びとなり、
しかも、この遊びが無《なる以前に第1の傾斜弁が閉弁
しているため、両液圧発生室に確実に圧力を発生させる
ことが出来る。
、第1の傾斜弁と第2の傾斜弁とが閉弁するまでの遊び
の和ではな《、主従ピストン間に張設した第1の復帰ば
ねの張力が第2の復帰ばねの張力より犬にしていること
により主従ピストンが同時に移動し始めることによって
、第2の傾斜弁が閉弁するまでの単独での遊びとなり、
しかも、この遊びが無《なる以前に第1の傾斜弁が閉弁
しているため、両液圧発生室に確実に圧力を発生させる
ことが出来る。
以下、図示の実施例に基いて、本発明の傾斜弁型タンデ
ムマスタシリンダについて詳説する。
ムマスタシリンダについて詳説する。
第2図は、本発明の一実施例である傾斜弁型タンデムマ
スタシリンダの部分説明図で、2つの傾斜弁と従ピスト
ンとの関係を拡大して示すものである。
スタシリンダの部分説明図で、2つの傾斜弁と従ピスト
ンとの関係を拡大して示すものである。
なお、第2図についての説明は、第1図のものと異なる
点を特に詳細に説明し、第1図とほぼ同一のものについ
ては、第1図の符号と同一ノ符号を記して説明を略す。
点を特に詳細に説明し、第1図とほぼ同一のものについ
ては、第1図の符号と同一ノ符号を記して説明を略す。
第2図において、従ピストン9′には、リテーナ7が復
帰ばね8により当接した状態となるように付勢抑圧され
、また、リテーナ10と従ピストン9′の段部50とが
、復帰位置及び作動位置で常時当接するようにされてい
る。
帰ばね8により当接した状態となるように付勢抑圧され
、また、リテーナ10と従ピストン9′の段部50とが
、復帰位置及び作動位置で常時当接するようにされてい
る。
また、傾斜弁36と傾斜弁37とは全《同様な形状、寸
法とされており、特に弁要素32 ,33の上端側周に
は、凹所22,23との間のシリンダ孔2軸方向に生ず
る隙間を小さくする複数個の突起32a ,33aが各
々形成しあり、軸部38とリテーナ10とが当接する位
置と軸状部39とリテーナ7とが当接する位置とは、シ
リンダ孔20半径方向において同一としている。
法とされており、特に弁要素32 ,33の上端側周に
は、凹所22,23との間のシリンダ孔2軸方向に生ず
る隙間を小さくする複数個の突起32a ,33aが各
々形成しあり、軸部38とリテーナ10とが当接する位
置と軸状部39とリテーナ7とが当接する位置とは、シ
リンダ孔20半径方向において同一としている。
すなわち、リテーナ7とリテーナ10との各々の鍔部4
1 ,40は、外径が等し《、かつ、各鍔部41,40
の右端側外周縁の角部が各々軸状部39 ,38に当接
し、弁要素33 .32を揺動させるようにしている。
1 ,40は、外径が等し《、かつ、各鍔部41,40
の右端側外周縁の角部が各々軸状部39 ,38に当接
し、弁要素33 .32を揺動させるようにしている。
今、弁要素32が第2部分26に着座するときの弁要素
32の軸心をa、弁要素33のそれをb、主ピストン3
とストツパ19とが当接する位置をc,ab間の距離を
X,aC間の距離なY、各ピストン9’,13が復帰位
置にあるとき、各弁要素32,33が各リテーナ10,
7に当接する部所間の距離をZ、弁要素32とリテーナ
10とが当接する部所とCとの間の距離をW、各弁要素
32,33の前述の軸心に対する揺動角を各々α,βと
し、また各軸状部38 ,39の径をdとする。
32の軸心をa、弁要素33のそれをb、主ピストン3
とストツパ19とが当接する位置をc,ab間の距離を
X,aC間の距離なY、各ピストン9’,13が復帰位
置にあるとき、各弁要素32,33が各リテーナ10,
7に当接する部所間の距離をZ、弁要素32とリテーナ
10とが当接する部所とCとの間の距離をW、各弁要素
32,33の前述の軸心に対する揺動角を各々α,βと
し、また各軸状部38 ,39の径をdとする。
すると第2図のものでは、X>Zとしてα〈βとなるよ
うにしている。
うにしている。
すなわち、第2図の実施例では、各ピストン9′,13
が復帰位置にあるときの各弁要素32 . 33の揺動
角を異ならしめて、両傾斜弁36,37が閉弁するまで
の遊びストロークを異なるようにし、特に、弁要素32
が着座するに要するストローク(従ピストン9′の移動
長さ)を、弁要素33が着座するまでのストロークより
小さくし、第10液圧発生室14とリザーバ6との連通
が遮断される時期を、第20液圧発生室15とリザーバ
6との連通が遮断される時期よりも早くしているのであ
る。
が復帰位置にあるときの各弁要素32 . 33の揺動
角を異ならしめて、両傾斜弁36,37が閉弁するまで
の遊びストロークを異なるようにし、特に、弁要素32
が着座するに要するストローク(従ピストン9′の移動
長さ)を、弁要素33が着座するまでのストロークより
小さくし、第10液圧発生室14とリザーバ6との連通
が遮断される時期を、第20液圧発生室15とリザーバ
6との連通が遮断される時期よりも早くしているのであ
る。
今、第2図において、主ピストン13を図示しないプッ
シュロツドで押圧し左方へ移動させようとすると、復帰
ばね12の張力を復帰ばね8の張力より犬としているた
め、復帰ばね8のみが圧縮されて両ピストン1 3 .
9’が一体的に移動する。
シュロツドで押圧し左方へ移動させようとすると、復帰
ばね12の張力を復帰ばね8の張力より犬としているた
め、復帰ばね8のみが圧縮されて両ピストン1 3 .
9’が一体的に移動する。
この際、弁要素32が第2部分26に着座するには弁要
素32が角α揺動するよう従ピストン9′が移動しなけ
ればならず、この移動長さL1 は、リテーナ10の鍔
部40の角部が、ストツパ19からWの距離にあるとこ
ろから、ストツパ19からY++dなる距離まで移動し
なげればならず、結局、L1=Y ++−d −Wとな
り、また、傾斜弁33が着座するには、リテーナ7の鍔
部41の角部が、ストツパ19からW+Zの距離にある
ところから、ストツパ19からX+Y++dなる距離ま
で移動しなければならず、結局L2=X+Y+−}d−
(W+Z )=L,+X−Zとなる。
素32が角α揺動するよう従ピストン9′が移動しなけ
ればならず、この移動長さL1 は、リテーナ10の鍔
部40の角部が、ストツパ19からWの距離にあるとこ
ろから、ストツパ19からY++dなる距離まで移動し
なげればならず、結局、L1=Y ++−d −Wとな
り、また、傾斜弁33が着座するには、リテーナ7の鍔
部41の角部が、ストツパ19からW+Zの距離にある
ところから、ストツパ19からX+Y++dなる距離ま
で移動しなければならず、結局L2=X+Y+−}d−
(W+Z )=L,+X−Zとなる。
以上から明らかな如《、第2図の例によれば、従ピスト
ン9′が移動する際、従ピストン9′がL1だけ移動し
たとき、弁要素32が着座して傾斜弁36が閉弁し、そ
の後更に従ピストン9′がL2−L1 (X−Z)分移
動すると、弁要素33が着座して傾斜弁31が閉弁する
。
ン9′が移動する際、従ピストン9′がL1だけ移動し
たとき、弁要素32が着座して傾斜弁36が閉弁し、そ
の後更に従ピストン9′がL2−L1 (X−Z)分移
動すると、弁要素33が着座して傾斜弁31が閉弁する
。
この結果として、第10液圧発生室14がリザーバ6と
の連通を早期に遮断され、その後に第20液圧発生室1
5がリザーバ6との連通を遮断され、その逆になること
がな《、両液圧発生室14,15に確実に圧力を生起す
ることができるのである。
の連通を早期に遮断され、その後に第20液圧発生室1
5がリザーバ6との連通を遮断され、その逆になること
がな《、両液圧発生室14,15に確実に圧力を生起す
ることができるのである。
この第2図の実施例では、各弁要素32,33と各リテ
ーナ10,7との当接する位置が、シリンダ孔20半径
方向において同一のときに、各弁要素32,33の着座
時の軸心間距離Xを、各弁要素32,33と各リテーナ
10,7との当接する部所間の距離2よりも小さ《する
。
ーナ10,7との当接する位置が、シリンダ孔20半径
方向において同一のときに、各弁要素32,33の着座
時の軸心間距離Xを、各弁要素32,33と各リテーナ
10,7との当接する部所間の距離2よりも小さ《する
。
換言すれば、傾斜弁36が閉弁するまでの弁要素32の
揺動角αを傾斜弁37のそれよりも小さ《する例を示し
ている。
揺動角αを傾斜弁37のそれよりも小さ《する例を示し
ている。
なお、本発明は上述の例に限定されることなく実施可能
である。
である。
すなわち、例えば、第2図のものでは、リテーナ7と従
ピストン9′とを組立構造にしたが、これは一体成形品
を用いてもよく、また、第1の傾斜弁36の弁要素32
を、リテーナ10に当接させ間接的に従ピストン9′に
当接させることにかえ、弁要素32を直接従ピストン9
′に当接させてもよいこと勿論である。
ピストン9′とを組立構造にしたが、これは一体成形品
を用いてもよく、また、第1の傾斜弁36の弁要素32
を、リテーナ10に当接させ間接的に従ピストン9′に
当接させることにかえ、弁要素32を直接従ピストン9
′に当接させてもよいこと勿論である。
更に、第2図の例では、寸法関係を示す際、ストツパ1
9の左面を基準にして説明したが、これらの基準は別の
部所、例えば、シリンダ本体3の左端面或は、取付フラ
ンジの右端面(第2図にeで示す)を基準にマスクシリ
ンダ1を作成してもよい。
9の左面を基準にして説明したが、これらの基準は別の
部所、例えば、シリンダ本体3の左端面或は、取付フラ
ンジの右端面(第2図にeで示す)を基準にマスクシリ
ンダ1を作成してもよい。
また、各弁要素がシリンダ孔内を移動する部材と係合す
るシリンダ孔半径方向の位置を変化させると、これに応
じて揺動量も変化することに着目して、第1の傾斜弁に
おいてはよりシリンダ孔の中心側に、第2の傾斜弁にお
いてはよりシリンダ孔の外方側に係合位置を設定するよ
うにすれば好ましいが、マスクシリンダの内部という限
られた空所であること、弁要素を共用する点に鑑みると
、図例の様にしてもよい。
るシリンダ孔半径方向の位置を変化させると、これに応
じて揺動量も変化することに着目して、第1の傾斜弁に
おいてはよりシリンダ孔の中心側に、第2の傾斜弁にお
いてはよりシリンダ孔の外方側に係合位置を設定するよ
うにすれば好ましいが、マスクシリンダの内部という限
られた空所であること、弁要素を共用する点に鑑みると
、図例の様にしてもよい。
第1図は、従ピストンの移動量に応じて各傾斜弁が閉弁
する型式の傾斜弁型タンデムマスタシリンダの側断面図
、第2図は、本発明を詳細に説明するための部分拡大図
である。 1゜−{1;iN斜弁型タンデムマスクシリンダ、2・
・・・・・シリンダ孔、9,9′・・・・・・従ピスト
ン、13・・・・・・主ピストン、22 ,23・・・
・・・凹所、32 ,33・・・・・・弁要素、32a
,33a・・・・・・突起、36・・・・・・第1の傾
斜弁、37・・・・・・第2の傾斜弁。
する型式の傾斜弁型タンデムマスタシリンダの側断面図
、第2図は、本発明を詳細に説明するための部分拡大図
である。 1゜−{1;iN斜弁型タンデムマスクシリンダ、2・
・・・・・シリンダ孔、9,9′・・・・・・従ピスト
ン、13・・・・・・主ピストン、22 ,23・・・
・・・凹所、32 ,33・・・・・・弁要素、32a
,33a・・・・・・突起、36・・・・・・第1の傾
斜弁、37・・・・・・第2の傾斜弁。
Claims (1)
- 1 シリンダ孔を穿設したシリンダ本体と、シリンダ孔
に摺動自在に嵌合した主ピストン及び従ピストンと、こ
の両ピストン間に形成した第10液圧発生室と、従ピス
トンとシリンダ孔閉鎖端との間に形成した第20液圧発
生室と、前記第10液圧発生室と作動液リザーバとを連
絡する通路に設けられ前記従ピストンの一端側で係合し
て開弁ずる第1の傾斜弁と、前記第20液圧発生室と作
動液リザーバとを連絡する通路に設けられ前記従ピスト
ンの他端側で係合して開弁ずる第2の傾斜弁と、前記両
ピストン間に最大伸張量及び初期張力を制限して張設さ
れる第1の復帰ばねと、該第1の復帰ばねよりも小さい
初期張力で前記従ピストンをシリンダ孔の開口端側に付
勢する第2の復帰ばねとを備え、前記各傾斜弁は、前記
従ピストン若し《は従ピストンの移動に応じて移動する
部材のシリンダ孔開口端側への移動により係合し逆方向
への移動で係合を解除される弁要素を各々有し、この弁
要素を前記シリンダ本体に形成した凹所に配設した傾斜
弁型タンデムマスタシリンダに於いて、前記各弁要素の
上部側周に、当該弁要素と前記凹所内面との間に生ずる
シリンダ孔軸方向の隙間を小さくする突起を設けるとと
もに、非作動時こおげる各弁要素の係合部所間の距離を
、作動時におげる各弁要素の中心間の距離よりも小さ《
した傾斜弁型タンデムマスタシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55038727A JPS598578B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | 傾斜弁型タンデムマスタシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55038727A JPS598578B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | 傾斜弁型タンデムマスタシリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56135361A JPS56135361A (en) | 1981-10-22 |
| JPS598578B2 true JPS598578B2 (ja) | 1984-02-25 |
Family
ID=12533352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55038727A Expired JPS598578B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | 傾斜弁型タンデムマスタシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598578B2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP55038727A patent/JPS598578B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56135361A (en) | 1981-10-22 |
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