JPS60176909A - セレンの精製方法 - Google Patents

セレンの精製方法

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JPS60176909A
JPS60176909A JP3142584A JP3142584A JPS60176909A JP S60176909 A JPS60176909 A JP S60176909A JP 3142584 A JP3142584 A JP 3142584A JP 3142584 A JP3142584 A JP 3142584A JP S60176909 A JPS60176909 A JP S60176909A
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JP
Japan
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selenium
temperature
vacuum
distillation
crude
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JP3142584A
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Junichi Tanaka
順一 田中
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高純度セレンの製造に係り、特に粗七レンの真
空蒸留による精製方法の改良に関するものである。
近年、増大した需要をもつ電子写真用感光体、撮像管な
どの光半導体素子形成その他の用途としてセレンの高純
度化が要請されている。セレンは銅電解精製のアノード
スライム中に含有され、通常、該スライムを焙焼して酸
化セレンとし、次いで面セレン酔水溶液に書換後、亜硫
酸ガスで還元して粗セレンとして得られる。この段階で
得られる粗セレンはその純度が99〜999%程度で更
に精製処理を加えなければ実用に供し得ない。このよう
にして得られる粗セレンは水分が多量に含まれているの
で、真空乾燥、温風乾燥などの方法で乾燥した後、真空
蒸留あるいは大気圧蒸留で精製して高純度化が行われる
。粗セレンの形状はコークス状あるいは粉末状であって
、多量の水分が吸着されているので、乾燥には長時間を
要し、しかも完全乾燥は困難である。したがって、精製
蒸留工程においては高真空をこ到達するのに長時間を要
するなどのため安定した操業は阻害される。含水分によ
るトラブルの解消のため粗セレンを微細に粉砕して乾燥
する方法も考えられるが、乾燥時間の短縮は得られず、
反って粉砕時の不純物混入のおそれがあり、損失はまぬ
がれない。
粗セレンの精製法の改良として、粗セレンを連続的に装
入、溶解して、真空蒸留に付する方法が、例えば特開昭
56−129604号あるいは特開昭56−16030
7号として提案されている。
しかし、これらの方法によると、溶解炉、蒸留器、貯留
槽の各内部圧力がバランス良く設定されなければならな
い。また、蒸留器の内圧も1ト一ル以下程度の比較的低
真空度とならざるを得ないので、不純物の除去、もバッ
チ式蒸留で得られるような10〜゛10ト一ル程度の高
真空の場合程の不純物の除去が困難である。しかも、そ
れらの方法では前記の粗セレンの吸着水分の問題は考慮
されていない。
本発明は従来技術の欠点を改善し、短時間で効率的に粗
セレンの高真空下に安定して蒸留操業でき、しかも99
.999%以上の高純度セレンを得ることのできるセレ
ンの精製方法を提供することを目的とする。
本発明者は粗セレンに装置に吸着して含まれる水分が真
空蒸留に際して蒸留器の真空度の上昇速度、したがって
蒸留時間の延長を左右する主な原因であることに着目し
て粗セレンの融解物に対する前処理について種々検討し
た。その結果、粗セレンの融解槽中の滞留時間、加熱温
度を選択することによって、上記の問題が解消するのみ
ならず生成するセレンの′純度が予想外に向上すること
を見出した。
本発明は、粗セレン融解槽中の粗セレン融解物を330
℃ないし500℃の温度範囲で少くとも30分間加熱処
理し、次いで該融解物の温度を250℃ないし320℃
の範囲の均一温度に冷却した後、250℃ないし300
℃に予熱された真空蒸留装置を用いて蒸留することを特
徴とする。
粗セレン原料は前述の如く粉末状で、約5%程度の吸着
水分のほか、硫黄、ナトリウム、アルミニウム、鉄など
のWi鍛の不純物を含有する。本発明による融解槽内に
おける粗セレン融解物の熱処理はこれらの不純物中の揮
発分を蒸発除去し、あるいは熱分解によって難揮発物に
変化させるものと思われる。したがって、この熱処理は
上記の揮発分の除去または熱分解反応が充分に行われる
ような時間持続することが必要である。熱処理温度は真
空蒸留時の最低必要温度を考慮して約330℃以上が必
要である。上限温度は約500℃が適当であり、500
℃以上の温度ではセレン自体の蒸気圧が高くなり、操業
困難となるので好ましくない。上記範囲の熱処理温度で
粗セレン原料の品位にもよるが、少くとも30分間、一
般には2〜3時間で充分な所期効果が得られる。
熱°処理の終了した粗セレン融解物は充分に高温である
から、突沸を防ぐため蒸留器装入前に冷却されなければ
ならない。真空蒸留器の操業は普通、10−2〜1O−
6)−ルの高真空で好ましく行りれ、その温度範囲は3
30〜450℃であるから、粗セレン融解物の温度は3
20℃以下にする必要がある。しかし、余り温度を下げ
すぎると、昇温に時間を要し、また凝固点が約220℃
付近であることを考慮して250℃以上に保持すること
が必要である。その際、冷却温度の調整は融解物温度の
均一分布を得るため徐々に行う必要がある。短時間では
部分的な冷却によって融解物の均一温度が得られない。
通常、10分間以上、好ましくは30分間一定温度に保
持しておけばその目的は達成さ−h’ x − 適温となった粗セレン融解物は真空蒸留装置に供給され
るが、その際、該真空蒸留器は予め予熱しておく必要が
ある。これは、短時間で効率よく蒸留操作を行い、それ
によって高純度セレンを得るため必要な条件である。予
熱温度は装入セレン融解物の温度と同じ理由で250〜
300℃である。
融解槽における粗セレンの熱処理は大気中でも可能であ
るが、酸素その他の不純物の混入のおそれもあり、窒素
ガス等の不活性ガス雰囲気中で行うのが好ましい。また
、原料粗セレンが不純物を多く含む場合には、融解炉の
底部にヘドロが生じあるいは浮上物が形成される場合が
あるが、かか □る場合に備えて融解槽にはヘドロ抜き
機構または浮上物の掻き取り手段を設けるのが好ましい
融解槽を別に設けずに、真空蒸留器中で予備が。
に融解熱処理を行い、冷却後、真壁蒸留操作を行っても
実質的に同じ効果が得られるが、真空蒸留器中での融解
、冷却は熱効率が悪く、また上記ヘドロの処理など操作
上の難点のため精製セレンの純度にも影響するので融解
物の加熱、冷却処理は分離して行う方が都合がよい。
本発明の実施により、従来技術に較べて次の利点が得ら
れる。
(1) 予め融解槽で粗セレン融解物の熱処理を行うこ
とにより、水分、硫黄などの低沸点不純物が除去されて
いるので、蒸留器における10 〜10トールの高真空
が短時間で達成され、安定した高真空蒸留操作ができる
+21 10−10 )−ルの高真空蒸留により不純物
の除去が効率化し、精製精度が著しく向上する。
(3) 多少水分の多い原料粗セレンでも熱処理できる
ので長時間の予備乾燥を必要としないと同時に粉砕工程
などによる不純物の混入のおそれがない。
以下、実施例(比較例を含む)をもって本発明を更に説
明する。
実施例 銅電解精製のアノードスライムから常法によって回収し
た粗セレンを原料として本発明を実施する。粗セレンは
粒径5〜20/ の湿潤(水分約5%)粒状であり、そ
の不純物濃度は乾燥物基準で下記表に示した通りである
該原料粗セレン8kgを石英製容器に入れ、ニクロム線
加熱装置を有する融解槽中で500 mg/分の割゛合
で窒素ガスを流しながら融解した。融解槽温度400℃
で2時間保持した後、300℃に降温させ、この温度で
更に30分間保持させた。次いで粗セレン融解物を石英
容器ごと融解槽から取り出し、約300℃に予熱しであ
る真空蒸留器に装入して真空蒸留に付した。蒸留器の加
熱温度は340℃であって、真空度は真空ポンプ作動直
後にO05トールを示し、蒸留中変化はなかった。
分析試料の採取は、融解槽の加熱処理後の融解物および
蒸留受器の精製セレンについて行い、原料粗セレンの不
純物濃度と比較した。また、下記比較例で得られた真空
蒸留時間(蒸留開始前および蒸留時間)との比較で操業
時間の短縮度を比較した。
比較例の実施条件は次の通りである。
実施例で使用したものと同じ原料粗セレン8 kgを3
0〜40℃で10時間、温風乾燥(30m’/分)した
後、予熱していない真空蒸留器の蒸留槽に装入し、34
0℃で蒸留した。蒸留器の真空度は真空ポンプ作動時か
ら2時間は01〜o、2ト一ル程度であり、その後、鰻
高0.08)−ルまで上昇した。
上表の結果から、本発明による原料粗セレンの加熱処理
(400℃、2時間)で既に不純物の大部分が除去され
ていることが判る。そして、蒸留精製された精製セレン
の不純物を合計lnnm1l&に低減させることができ
た。これは従来技術の比較例で得た精製セレンの半分以
下であり、その再蒸留セレンの分析値よりもすぐれてい
ることを示している。更に蒸留に要する時間は、本発明
の融解物の加熱処理によって得られる高真空度ならびに
到゛達時間の短縮により著しく改善されることが実証さ
れた。
特許出願人 : 住友金属鉱山株式会社代 理 人 :
 弁理士 海 津 保 玉量 : 弁理士 平 山 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粗セレン融解槽中の粗セレン融解物を330℃ないし5
    00℃の温度範囲で少くとも30分間加熱処理し、次い
    で該融解物の温度を250℃ないし320℃の範囲の均
    一温度に冷却した後、250℃ないし300℃に予熱さ
    れた真空蒸留装置を用いて蒸留することを特徴とするセ
    レンの精製方法。
JP3142584A 1984-02-23 1984-02-23 セレンの精製方法 Granted JPS60176909A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3142584A JPS60176909A (ja) 1984-02-23 1984-02-23 セレンの精製方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP3142584A JPS60176909A (ja) 1984-02-23 1984-02-23 セレンの精製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60176909A true JPS60176909A (ja) 1985-09-11
JPH0353241B2 JPH0353241B2 (ja) 1991-08-14

Family

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JP3142584A Granted JPS60176909A (ja) 1984-02-23 1984-02-23 セレンの精製方法

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JP (1) JPS60176909A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155144A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Mitsubishi Materials Corp セレンの蒸留方法および蒸留装置
JP2009263212A (ja) * 2008-03-29 2009-11-12 Mitsubishi Materials Corp 結晶質セレンとその結晶化方法および粉末化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155144A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Mitsubishi Materials Corp セレンの蒸留方法および蒸留装置
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JPH0353241B2 (ja) 1991-08-14

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