JPS6018570B2 - トロリ線路の凍結防止装置 - Google Patents
トロリ線路の凍結防止装置Info
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- JPS6018570B2 JPS6018570B2 JP7611878A JP7611878A JPS6018570B2 JP S6018570 B2 JPS6018570 B2 JP S6018570B2 JP 7611878 A JP7611878 A JP 7611878A JP 7611878 A JP7611878 A JP 7611878A JP S6018570 B2 JPS6018570 B2 JP S6018570B2
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はトロリ線路の凍結防止装置に関し、特に例え
ば少なくとも2本のき電線の各相に関連して貫通トラン
スを設け、貫通トランスの1次側に交流電圧を印加した
ときに誘起される2次交流電流を各相のき電線と対応す
る相のトロリ線路との閉回路に通電することによって、
トロリ線路の凍結を防止するようにした、トロリ線路の
猿絹防止装置に関するものである。
ば少なくとも2本のき電線の各相に関連して貫通トラン
スを設け、貫通トランスの1次側に交流電圧を印加した
ときに誘起される2次交流電流を各相のき電線と対応す
る相のトロリ線路との閉回路に通電することによって、
トロリ線路の凍結を防止するようにした、トロリ線路の
猿絹防止装置に関するものである。
寒冷地方に架設されたトロリ線路においては、冬期の降
雪時や、周囲気温の低い深夜の電車連休時あるいは運転
本数が少なくなったときなどに、トロリ線路の表面に水
分が凍結し、この凍結層が亀電車のパンタグラフとトロ
リ線路との確実な電気的接触を妨げ、電車への給電不能
やパンタグラフの破損をきたし、電車の運転に障害をき
たすことが往々にしてあった。
雪時や、周囲気温の低い深夜の電車連休時あるいは運転
本数が少なくなったときなどに、トロリ線路の表面に水
分が凍結し、この凍結層が亀電車のパンタグラフとトロ
リ線路との確実な電気的接触を妨げ、電車への給電不能
やパンタグラフの破損をきたし、電車の運転に障害をき
たすことが往々にしてあった。
0 第1図は従来のトロリ線路凍結防止装置の図解図で
ある。
ある。
図において、電車に電力を給電するためのトロリ線路1
1は、複数個のハンガ12,12′で吊架線13に吊着
される。この複数個のハンガ12は吊架線13とトロリ
線路11とを絶縁し、給電点14,14′の近傍の両ハ
ンガー2′,12′は給電点14,14′とトロリ線路
11の両側とを通電可能に接続する。この給電点14,
14′には、トロリ線路11の電圧降下を補償するため
に、或る間隔ごとにトロリ線路11へき竜電圧を与える
き電線(フィーダケーブル)15が接続される。これに
よって、き電線15とトロリ線路11とが給電点14,
14′およびハンガ12′,12′を介して閉回路を構
成する。また、レール16はトロリ線路11から電車の
パンタグラフおよび車輪を介して流れる給電電流の帰線
路として働く。このレール16とき電線15との間には
、変圧器17の1次巻線171が接続される。この変圧
器17は2次巻線172を有し、1次巻線171に印加
されたき霞電圧を降圧して全波整流回路181こ与える
。全波整流回路16はダイオードブリッジ回路から成り
、その直流出力をき電線15とトロリ線路11との閉回
路に給電する。また、全波整流回路18の出力端には、
交流バイパス用ダイオードが並列接続される。このよう
に構成することによって、き電線15とトロリ線路11
との開回路には2経路で直流電流が流れ、この直流電流
がトロリ線路1 1を流れる交流電流に車畳して流れる
ため、トロリ線路11に流れる電流が増加され、それに
よってトロリ線路11がジュール熱を発生し、トロリ線
路の凍結を防止するように働く。ところが、トロリ線路
11に直流電流を加えて凍結を防止するのは、変圧器1
7と全波整流回路18を必要とするため、構成が複雑と
なりかつ高価になる。
1は、複数個のハンガ12,12′で吊架線13に吊着
される。この複数個のハンガ12は吊架線13とトロリ
線路11とを絶縁し、給電点14,14′の近傍の両ハ
ンガー2′,12′は給電点14,14′とトロリ線路
11の両側とを通電可能に接続する。この給電点14,
14′には、トロリ線路11の電圧降下を補償するため
に、或る間隔ごとにトロリ線路11へき竜電圧を与える
き電線(フィーダケーブル)15が接続される。これに
よって、き電線15とトロリ線路11とが給電点14,
14′およびハンガ12′,12′を介して閉回路を構
成する。また、レール16はトロリ線路11から電車の
パンタグラフおよび車輪を介して流れる給電電流の帰線
路として働く。このレール16とき電線15との間には
、変圧器17の1次巻線171が接続される。この変圧
器17は2次巻線172を有し、1次巻線171に印加
されたき霞電圧を降圧して全波整流回路181こ与える
。全波整流回路16はダイオードブリッジ回路から成り
、その直流出力をき電線15とトロリ線路11との閉回
路に給電する。また、全波整流回路18の出力端には、
交流バイパス用ダイオードが並列接続される。このよう
に構成することによって、き電線15とトロリ線路11
との開回路には2経路で直流電流が流れ、この直流電流
がトロリ線路1 1を流れる交流電流に車畳して流れる
ため、トロリ線路11に流れる電流が増加され、それに
よってトロリ線路11がジュール熱を発生し、トロリ線
路の凍結を防止するように働く。ところが、トロリ線路
11に直流電流を加えて凍結を防止するのは、変圧器1
7と全波整流回路18を必要とするため、構成が複雑と
なりかつ高価になる。
また、1本のトロリ線路としールとを用いて電車に電力
を給電するような送受系統においては、非常に高電圧(
例えば数千ボルトから数万ボルト)を送電しなければな
らず、この高電圧をトロリ線路に印加する凍結防止用の
直流電源に必要な電圧まで降圧しなければならないため
、変圧器17が大容量のものを必要とし極めて大型化し
かつ従って高価となる。また、全波整流回路の出力をき
電線とトロリ線路とに印加するために、直流回路用電線
を別途に施設しなければならないZため、工事が面倒と
なり、高価となる。また、従来用いられていたトロリ線
路凍結防止装置の他の例として、従来では、上り線用の
トロリ線路と下り緑用のトロリ線路との終端を接続し、
かつ両トロリ線路に動力用電源を給電する変J電所に凍
結防止用の別電源をさらに設け、上りと下りのトロリ線
路の開回路に変電所から凍結防止用の交流電流を通電す
ることによって行なうものもある。
を給電するような送受系統においては、非常に高電圧(
例えば数千ボルトから数万ボルト)を送電しなければな
らず、この高電圧をトロリ線路に印加する凍結防止用の
直流電源に必要な電圧まで降圧しなければならないため
、変圧器17が大容量のものを必要とし極めて大型化し
かつ従って高価となる。また、全波整流回路の出力をき
電線とトロリ線路とに印加するために、直流回路用電線
を別途に施設しなければならないZため、工事が面倒と
なり、高価となる。また、従来用いられていたトロリ線
路凍結防止装置の他の例として、従来では、上り線用の
トロリ線路と下り緑用のトロリ線路との終端を接続し、
かつ両トロリ線路に動力用電源を給電する変J電所に凍
結防止用の別電源をさらに設け、上りと下りのトロリ線
路の開回路に変電所から凍結防止用の交流電流を通電す
ることによって行なうものもある。
ところが、このような凍結防止装置は、上り線と下り線
の2線路が必要であるため、単線の電車線では用いるこ
とができない。また、変電所間ごとに行なわなければな
らないため、凍結防止を行なわなければならない気象状
態になっている比較的短い区間ごとに凍結防止を施すこ
とができず電力損失が大きいという問題点を含む。それ
ゆえに、この発明の主たる目的は、構成が極めて簡単で
ありかつ安価なトロリ線路の凍結防止装置を提供するこ
とである。この発明の他の目的は、気象状態により凍結
防止を行なわなければならないような比較的短い区間を
選択的に凍結防止できるような、トロリ線路の凍結防止
装置を提供することである。
の2線路が必要であるため、単線の電車線では用いるこ
とができない。また、変電所間ごとに行なわなければな
らないため、凍結防止を行なわなければならない気象状
態になっている比較的短い区間ごとに凍結防止を施すこ
とができず電力損失が大きいという問題点を含む。それ
ゆえに、この発明の主たる目的は、構成が極めて簡単で
ありかつ安価なトロリ線路の凍結防止装置を提供するこ
とである。この発明の他の目的は、気象状態により凍結
防止を行なわなければならないような比較的短い区間を
選択的に凍結防止できるような、トロリ線路の凍結防止
装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、トロリ線路の凍結を防止
するのに必要な電力を低減でき、電力損失が少なくてす
み、極めて効率的に行なえるような、トロリ線路の凍結
防止装置を提供することである。
するのに必要な電力を低減でき、電力損失が少なくてす
み、極めて効率的に行なえるような、トロリ線路の凍結
防止装置を提供することである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は図面
を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
この発明を要約すれば、電車に交流電力を給電する少な
くとも2本のトロリ線路と、各相のトロリ線路の或る間
隔ごとに並列接続されて各相別に開回路を形成しかつト
ロリ線路にき亀電圧を与える少なくとも2本のき電線と
を備えた送電系統において、それぞれのき電線に貫通さ
せるように貫通トランスを設け、該貫通トランスの1次
巻線に2本のトロリ線間の交流電圧を印加することによ
り、貫通トランスの2次導体に誘起された2次交流電流
を或る区間ごとのき電線とトロリ線路との閉回路に通電
することによってトロリ線路にジュール熱を発生させて
凍結を防止するようにしたものである。
くとも2本のトロリ線路と、各相のトロリ線路の或る間
隔ごとに並列接続されて各相別に開回路を形成しかつト
ロリ線路にき亀電圧を与える少なくとも2本のき電線と
を備えた送電系統において、それぞれのき電線に貫通さ
せるように貫通トランスを設け、該貫通トランスの1次
巻線に2本のトロリ線間の交流電圧を印加することによ
り、貫通トランスの2次導体に誘起された2次交流電流
を或る区間ごとのき電線とトロリ線路との閉回路に通電
することによってトロリ線路にジュール熱を発生させて
凍結を防止するようにしたものである。
また、より好ましくは、貫通トランスの1次巻線に、2
本のトロリ線間の交流電圧を選択的に印加しまたは遮断
するように構成し、手動的にまたは気象状態やその他の
条件に応じて自動的に貫通トランスに1次電圧を給電し
または遮断するように構成する。第2図はこの発明の原
理を示す図解図である。
本のトロリ線間の交流電圧を選択的に印加しまたは遮断
するように構成し、手動的にまたは気象状態やその他の
条件に応じて自動的に貫通トランスに1次電圧を給電し
または遮断するように構成する。第2図はこの発明の原
理を示す図解図である。
この発明は貫通トランスの使用により特徴づけられる。
それゆえに、第2図でこの発明の原理を詳細に説明する
に先立ち、この発明に適用される貫通トランスについて
説明する。第3図はこの発明に適用される貫通トランス
30の詳細図である。
それゆえに、第2図でこの発明の原理を詳細に説明する
に先立ち、この発明に適用される貫通トランスについて
説明する。第3図はこの発明に適用される貫通トランス
30の詳細図である。
図において、貫通トランス30は、貫通孔33を有する
ように形成された鉄心32の脚部に1次巻線31を巻回
して構成される。この貫通トランス30は、貫通孔33
にき電線15を挿通して用いられ、1次巻線31に交流
電圧が印加されると鉄心32に交番磁束を発生し、この
交番磁束によってき電線15に交流誘起電流を流すもの
である。次に、第3図を参照して第2図の構成とともに
この発明の動作原理を説明する。
ように形成された鉄心32の脚部に1次巻線31を巻回
して構成される。この貫通トランス30は、貫通孔33
にき電線15を挿通して用いられ、1次巻線31に交流
電圧が印加されると鉄心32に交番磁束を発生し、この
交番磁束によってき電線15に交流誘起電流を流すもの
である。次に、第3図を参照して第2図の構成とともに
この発明の動作原理を説明する。
例えば3相のトロリ線路11R,11S,11Tには、
変電所20から3相のき電線15R,15S,15Tを
介して或る間隔1ごとに並列的にき電離圧が供給される
。そして、トoリ線路11R,11S,11Tと並列接
続されて各相(R,S,T)ごとに閉回路を形成する。
この閉回路を形成した各相のき電線15R,15S,1
5Tのそれぞれは、貫通トランス(以下の説明では第3
図に示す貫通トランス30の末尾に取り付けられた相に
対応するOR,S,Tを付けて述べる)30R,30S
,30Tの貫通孔33に挿速される。この貫通トランス
30R,30S,30Tの1次巻線31には、変電所2
0(または各相のトロリ線路)からの3相交流電源のう
ち2相から与えられる交流電圧がそれぞれ印加される。
また、より好ましくは変鰭所20(またはトロリ線路)
から与えられる交流電圧を各貫通トランス30R,30
S,30Tの1次巻線に選択的に印加するために、スイ
ッチ手段21を介して供給される。このスイッチ手段2
1は、係員が選択的に開閉するような手鰯式の開閉器や
、或る条件で自動的に開閉される電磁開閉器などが用い
られる。次に、この発明の動作原理を説明すると、変電
所20からき電線15R,15S,15Tを介してトロ
リ線1 1R,1 1S,1 1Tにき蚤電圧を供V給
している状態において、例えば周囲温度の低下や雪、水
の存在等の気象条件の悪化により、トロリ線路11R,
11S.11Tが凍結し易い状態になると、係員の手動
操作または或る条件に応じて自動的にスイッチ手段21
が閉成され、各貫通トランス30R,30S,30Tの
1次巻線に交流電圧が印加される。
変電所20から3相のき電線15R,15S,15Tを
介して或る間隔1ごとに並列的にき電離圧が供給される
。そして、トoリ線路11R,11S,11Tと並列接
続されて各相(R,S,T)ごとに閉回路を形成する。
この閉回路を形成した各相のき電線15R,15S,1
5Tのそれぞれは、貫通トランス(以下の説明では第3
図に示す貫通トランス30の末尾に取り付けられた相に
対応するOR,S,Tを付けて述べる)30R,30S
,30Tの貫通孔33に挿速される。この貫通トランス
30R,30S,30Tの1次巻線31には、変電所2
0(または各相のトロリ線路)からの3相交流電源のう
ち2相から与えられる交流電圧がそれぞれ印加される。
また、より好ましくは変鰭所20(またはトロリ線路)
から与えられる交流電圧を各貫通トランス30R,30
S,30Tの1次巻線に選択的に印加するために、スイ
ッチ手段21を介して供給される。このスイッチ手段2
1は、係員が選択的に開閉するような手鰯式の開閉器や
、或る条件で自動的に開閉される電磁開閉器などが用い
られる。次に、この発明の動作原理を説明すると、変電
所20からき電線15R,15S,15Tを介してトロ
リ線1 1R,1 1S,1 1Tにき蚤電圧を供V給
している状態において、例えば周囲温度の低下や雪、水
の存在等の気象条件の悪化により、トロリ線路11R,
11S.11Tが凍結し易い状態になると、係員の手動
操作または或る条件に応じて自動的にスイッチ手段21
が閉成され、各貫通トランス30R,30S,30Tの
1次巻線に交流電圧が印加される。
応じて、各貫通トランス30R,30S,30Tの鉄心
32に交番磁束が発生し、それによって貫通孔33に貫
通されている各相のき電線15R,ョ5S,15Tへ誘
起された交流電流を流す。この各相の貫通トランス30
R,30S,30Tの交番磁束によって生じる交流誘起
電流が、各相のき電線15R.15S,15Tと各相の
き電線に並列接続されたトロリ線路11R,11S,1
1Tとの各相別の閥回路に通電される。このため、トロ
リ線路11R,11S,11Tのそれぞれには、電車運
転中はき電線15R,15S,15Tを介して電車に供
v給される負荷電流と貫通トランスの誘起電流との和の
電流が流れ、増加した電流によって、または電車連休時
には誘起電流のみによって、トロリ線路11R’11S
,11Tがジュール熱を発生し、トロリ線路の着氷を溶
かしてトロリ線路の凍結を防止する。このとき、電車運
転中は各相のトロリ線路311R,11S,11Tに供
給される負荷電流の電流方向と貫通トランス30R,3
0S,30Tの誘起電流との電流方向が同方向であり、
かつ、き電線15R,15S,15Tに流れる鰭流と貫
通トランスの譲起電流とが逆方向であるため、ト4ロリ
線路の方がより多くのジュール熱を発生する。次に、こ
の発明のより好ましい実施例であって、特に例えば気象
状態やその他の条件に応じて自動的にスイッチ手段21
を閉成して貫通トランスに給電する場合について説明す
る。
32に交番磁束が発生し、それによって貫通孔33に貫
通されている各相のき電線15R,ョ5S,15Tへ誘
起された交流電流を流す。この各相の貫通トランス30
R,30S,30Tの交番磁束によって生じる交流誘起
電流が、各相のき電線15R.15S,15Tと各相の
き電線に並列接続されたトロリ線路11R,11S,1
1Tとの各相別の閥回路に通電される。このため、トロ
リ線路11R,11S,11Tのそれぞれには、電車運
転中はき電線15R,15S,15Tを介して電車に供
v給される負荷電流と貫通トランスの誘起電流との和の
電流が流れ、増加した電流によって、または電車連休時
には誘起電流のみによって、トロリ線路11R’11S
,11Tがジュール熱を発生し、トロリ線路の着氷を溶
かしてトロリ線路の凍結を防止する。このとき、電車運
転中は各相のトロリ線路311R,11S,11Tに供
給される負荷電流の電流方向と貫通トランス30R,3
0S,30Tの誘起電流との電流方向が同方向であり、
かつ、き電線15R,15S,15Tに流れる鰭流と貫
通トランスの譲起電流とが逆方向であるため、ト4ロリ
線路の方がより多くのジュール熱を発生する。次に、こ
の発明のより好ましい実施例であって、特に例えば気象
状態やその他の条件に応じて自動的にスイッチ手段21
を閉成して貫通トランスに給電する場合について説明す
る。
第4図はこの発明の好ましい実施例の電気回路図である
。
。
第5図は第4図の実施例に有利に用いられかつ周囲温度
と水分と雪の検出によって気象条件に基づいて自動的に
トロリ線路の凍結防止を行なうか否かの判定を行なうた
めの気象状態判定回路50の詳細な回路図である。次に
、第4図および第5図を参照してこの実施例の構成の概
略を0説明する。前記3相のトロリ線路11R,11S
,11Tは、電流遮断器411を介して前記スイッチ手
段21の一例としての電磁開閉器の各接点の一方端に接
続される。
と水分と雪の検出によって気象条件に基づいて自動的に
トロリ線路の凍結防止を行なうか否かの判定を行なうた
めの気象状態判定回路50の詳細な回路図である。次に
、第4図および第5図を参照してこの実施例の構成の概
略を0説明する。前記3相のトロリ線路11R,11S
,11Tは、電流遮断器411を介して前記スイッチ手
段21の一例としての電磁開閉器の各接点の一方端に接
続される。
この電磁開閉器21の接点の他方タ端は、異なる2相が
それぞれ前記貫通トランス30R,30S,30Tの1
次巻線に接続される。また、き電線15R,15S,1
5Tのうちのいずれかく図示では15S)には過電流を
検出するための変流器431が設けられ、変電所20か
らトロリ線路11R,11S,11Tへ通じるき電線1
50R,150S,150Tのいずれか(ただし、変流
器431と同相:図示では150S)には変流器432
が設けられる。また、この変流器432は夜間等の電車
の連行本数の少ない場合に送電される電流が少ないこと
を検出することによってトロリ線路の凍結を防止する目
的にも使用できるものである。前記電流遮断器411を
介して導出されるトロリ線路11R,11Sの電圧が、
電流遮断器412を介して変圧器42の1次巻線に与え
られる。
それぞれ前記貫通トランス30R,30S,30Tの1
次巻線に接続される。また、き電線15R,15S,1
5Tのうちのいずれかく図示では15S)には過電流を
検出するための変流器431が設けられ、変電所20か
らトロリ線路11R,11S,11Tへ通じるき電線1
50R,150S,150Tのいずれか(ただし、変流
器431と同相:図示では150S)には変流器432
が設けられる。また、この変流器432は夜間等の電車
の連行本数の少ない場合に送電される電流が少ないこと
を検出することによってトロリ線路の凍結を防止する目
的にも使用できるものである。前記電流遮断器411を
介して導出されるトロリ線路11R,11Sの電圧が、
電流遮断器412を介して変圧器42の1次巻線に与え
られる。
この変圧器42の2次巻線には、制御ユニット40が接
続これ、1次巻線に誘起された電源で駆動される。この
制御ユニット4川ま、電源の投入に応じて遅延動作する
遅延リレーコイルIDと、変流器431が過電流を検出
したとき過電流検出出力に応じてリレーコイルIRを付
勢する過電流検出回路44と、温度検知器471、水分
検知器472、雪検知器473、トロリ線路温度計48
、電流検出変流器432のそれぞれの出力に基づいてト
ロリ線路を加熱するのに必要な条件を判定しリレーコイ
ル2Rを付勢する気象・トロリ温度・電流判定回路50
と、電磁開閉器21を開成するりレーコィル21Rと、
電源の供給状態を表示するパイロットランプ491と、
電磁開閉器21の常開補助競点21aに直列接続されて
電磁開閉器21の閉成状態を知らせるランプ492とが
並列接続されて成り、それぞれに変圧器42の2次電圧
が印加される。次に、第4図および第5図を参照して好
ましいタ実施例の具体的な動作を説明しよう。
続これ、1次巻線に誘起された電源で駆動される。この
制御ユニット4川ま、電源の投入に応じて遅延動作する
遅延リレーコイルIDと、変流器431が過電流を検出
したとき過電流検出出力に応じてリレーコイルIRを付
勢する過電流検出回路44と、温度検知器471、水分
検知器472、雪検知器473、トロリ線路温度計48
、電流検出変流器432のそれぞれの出力に基づいてト
ロリ線路を加熱するのに必要な条件を判定しリレーコイ
ル2Rを付勢する気象・トロリ温度・電流判定回路50
と、電磁開閉器21を開成するりレーコィル21Rと、
電源の供給状態を表示するパイロットランプ491と、
電磁開閉器21の常開補助競点21aに直列接続されて
電磁開閉器21の閉成状態を知らせるランプ492とが
並列接続されて成り、それぞれに変圧器42の2次電圧
が印加される。次に、第4図および第5図を参照して好
ましいタ実施例の具体的な動作を説明しよう。
正常状態において、電流遮断器411および412が閉
成されると、制御ユニット40にトランス42の2次電
圧が印加されるため、パイロットランプ491が点灯表
示するとともに、遅延リレZーコィルIDが電源投入後
一定時間遅れてその接点IDaを閉成し、過電流検出回
路44、気象・トロリ・電流判定回路50のリレー駆動
用電源入力端子cに電圧を印加する。
成されると、制御ユニット40にトランス42の2次電
圧が印加されるため、パイロットランプ491が点灯表
示するとともに、遅延リレZーコィルIDが電源投入後
一定時間遅れてその接点IDaを閉成し、過電流検出回
路44、気象・トロリ・電流判定回路50のリレー駆動
用電源入力端子cに電圧を印加する。
このように遅延リレーコイルIDの接点IDaの閉成後
各回路にリレZ−付勢用電源を与えることにより、電源
投入時から定常状態に達するまでの時間において、誤動
作を防止できる利点がある。そして、過電流検出回路4
4は、変流器431,432で検出されたき電線15S
の電流が予め定める電流値以上の過電流でない場合、出
力端子aと端子cとの接続を開放させてリレーコイルI
Rを付勢しない。このため、リレーコイルIRの常閉接
点が開成されたままとなるが、リレーコイル2Rは付勢
されていないため、接点2Raが開成された状態になる
。従って、リレーコイル21Rが付勢されず、電磁開閉
器21を開成状態に保ち、貫通トランス30R,30S
,30Tへの給電を行なわない。次に、この発明の特徴
となるトロリ線路の凍結防止を行なう場合の動作を説明
しよう。まず、周囲の気象状態に応じてトロリ線路の凍
結防止を行なう場合の動作を説明する。前記温度検知器
471は、例えば温度変化によって特性を変化するよう
なトランジスタやサーモカツプルが用いられる。またt
前記水分検知器472は、水が溜ることによりインピー
ダンスを変化し、それによって出力電圧を低下するよう
なものが用いられる。また、前記雪検知器473は、雲
を受ける部分を加熱して降雪した雪を融解し、溶けた雪
を水分検知器472と同様にして水のあることに応じて
インピーダンスを変えて出力電圧を低下するものが用い
られる。また、トロリ温度検知器4811は例えば温度
変化によって出力電圧を変化するようなサーモカツプル
(熱電対)が用いられる。また、電流検出器432は変
流器が用いられる。この温度検知器471、水分検知器
472、雪検知器473、トロリ温度検知器481、電
流検出器432のそれぞれの検出出力は、前記気象・ト
ロリ温度・電流判定回路50に含まれる増幅器511,
512,513,514および判定回路526にそれぞ
れ与えられる。増幅器511で増幅された周囲温度に相
関する電圧出力は、判定回路521,522に与えられ
る。この判定回路522は、周囲温度に相関する電圧値
を或るレベルでレベル弁別し、周囲温度がたとえば十2
℃以下のとき/・ィレベル(以下「H」と称す)信号を
導出してアンドゲート541の一方入力として与える。
また、判定回路523は、水分の存在によって水分検知
器472の出力電圧が所定のの電圧値以下に降下したこ
とを判定し、「H」信号を導出してオアゲート531の
一方入力として与える。また、判定回路524は、雪の
存在によって雪検知器473の出力が予め定める電圧値
以下に降下したとき「H」信号を導出し、オアゲート5
31の他方入力として与える。また、判定回路525は
、トロIJ温度に相関する電圧値を或るレベルでレベル
弁別し、トロリ温度が例えば十200以下のとき「H」
信号を導出してオアゲート532の一夕方入力として与
える。また、判定回路526はトロリ電流を或るレベル
でレベル弁別し、トロリ電流が例えば5船以下のとき「
H」信号を導出してオァゲート532の他方入力として
与える。従って、アソドゲート541は、周囲温度が予
め定め0る設定温度(例えば十2℃)以下でありかつ水
分または雪を検知し、しかもトロリ温度が予め定める設
定温度(例えば十200)以下かまたはトロリ電流が予
め定める値(例えば50A)以下のとき、トロリ線路を
加熱指令するための信号として夕「H」信号を導出する
。また、判定回路521は、判定回路522で設定され
ている設定温度(例えば十200)よりも例えば3℃だ
け低い設定温度(すなわち一100)を予め設定してい
て、周囲温度が設定温度(一1℃)以下になったとき4
0rH」信号を導出する。従って、アンドゲート542
は周囲気温が設定温度(例えば一1℃)以下でありかつ
トロリ温度が予め定める設定温度(例えば十200)以
下かまたはトロリ電流が予め定める値(例えば50A)
以下のときトロリ線賂を加熱指冷するための信号として
「H」信号を導出する。これらのアンドゲート541,
542の各出力は、オアゲート55を介してリレーコイ
ル2Rを付勢指冷する信号として導出される。このため
、オアゲート55から「H」信号が与えられると、気象
・トロリ温度・電流判定回路50は端子cとaとを短絡
させてリレーコイル2Rを付勢することによってその常
開接点2Raを閉成させ、それによってリレーコイル2
1Rが付勢される。応じて、電磁開閉器21が閉成され
る。このようにして、電磁開閉器21が朗成されること
により、各貫通トランス30R,30S,30Tの1次
巻線31に交流電圧が印加され、各貫通トランスの鉄心
32に交番磁束が誘起されて誘起電流が各相のき電線1
5R,15S,16Tとトロ・IJ線路11R,11S
,11Tとの開回路に流れ、トロリ線路にジュール熱を
発生させて加熱させ、凍結を防止させる。これと同時に
、リレーコイル21Rの常開補助接点21aが開成され
るため、ランプ492が点灯表示され、トロリ線路の加
熱状態を知らせる。なお、上述の実施例では、温度検知
器471、水分検知器472、雪検知器473の出力状
態に基づく気象条件と、トロリ温度検知器481の出力
と、電流検出器432の出力との3つの条件の組合せに
基づいてトロリ線路の加熱条件を判定する場合について
説明したが、これらの各検知器の出力を個別に導出して
個別の条件に基づいて加熱条件を判定するようにしても
よい。
各回路にリレZ−付勢用電源を与えることにより、電源
投入時から定常状態に達するまでの時間において、誤動
作を防止できる利点がある。そして、過電流検出回路4
4は、変流器431,432で検出されたき電線15S
の電流が予め定める電流値以上の過電流でない場合、出
力端子aと端子cとの接続を開放させてリレーコイルI
Rを付勢しない。このため、リレーコイルIRの常閉接
点が開成されたままとなるが、リレーコイル2Rは付勢
されていないため、接点2Raが開成された状態になる
。従って、リレーコイル21Rが付勢されず、電磁開閉
器21を開成状態に保ち、貫通トランス30R,30S
,30Tへの給電を行なわない。次に、この発明の特徴
となるトロリ線路の凍結防止を行なう場合の動作を説明
しよう。まず、周囲の気象状態に応じてトロリ線路の凍
結防止を行なう場合の動作を説明する。前記温度検知器
471は、例えば温度変化によって特性を変化するよう
なトランジスタやサーモカツプルが用いられる。またt
前記水分検知器472は、水が溜ることによりインピー
ダンスを変化し、それによって出力電圧を低下するよう
なものが用いられる。また、前記雪検知器473は、雲
を受ける部分を加熱して降雪した雪を融解し、溶けた雪
を水分検知器472と同様にして水のあることに応じて
インピーダンスを変えて出力電圧を低下するものが用い
られる。また、トロリ温度検知器4811は例えば温度
変化によって出力電圧を変化するようなサーモカツプル
(熱電対)が用いられる。また、電流検出器432は変
流器が用いられる。この温度検知器471、水分検知器
472、雪検知器473、トロリ温度検知器481、電
流検出器432のそれぞれの検出出力は、前記気象・ト
ロリ温度・電流判定回路50に含まれる増幅器511,
512,513,514および判定回路526にそれぞ
れ与えられる。増幅器511で増幅された周囲温度に相
関する電圧出力は、判定回路521,522に与えられ
る。この判定回路522は、周囲温度に相関する電圧値
を或るレベルでレベル弁別し、周囲温度がたとえば十2
℃以下のとき/・ィレベル(以下「H」と称す)信号を
導出してアンドゲート541の一方入力として与える。
また、判定回路523は、水分の存在によって水分検知
器472の出力電圧が所定のの電圧値以下に降下したこ
とを判定し、「H」信号を導出してオアゲート531の
一方入力として与える。また、判定回路524は、雪の
存在によって雪検知器473の出力が予め定める電圧値
以下に降下したとき「H」信号を導出し、オアゲート5
31の他方入力として与える。また、判定回路525は
、トロIJ温度に相関する電圧値を或るレベルでレベル
弁別し、トロリ温度が例えば十200以下のとき「H」
信号を導出してオアゲート532の一夕方入力として与
える。また、判定回路526はトロリ電流を或るレベル
でレベル弁別し、トロリ電流が例えば5船以下のとき「
H」信号を導出してオァゲート532の他方入力として
与える。従って、アソドゲート541は、周囲温度が予
め定め0る設定温度(例えば十2℃)以下でありかつ水
分または雪を検知し、しかもトロリ温度が予め定める設
定温度(例えば十200)以下かまたはトロリ電流が予
め定める値(例えば50A)以下のとき、トロリ線路を
加熱指令するための信号として夕「H」信号を導出する
。また、判定回路521は、判定回路522で設定され
ている設定温度(例えば十200)よりも例えば3℃だ
け低い設定温度(すなわち一100)を予め設定してい
て、周囲温度が設定温度(一1℃)以下になったとき4
0rH」信号を導出する。従って、アンドゲート542
は周囲気温が設定温度(例えば一1℃)以下でありかつ
トロリ温度が予め定める設定温度(例えば十200)以
下かまたはトロリ電流が予め定める値(例えば50A)
以下のときトロリ線賂を加熱指冷するための信号として
「H」信号を導出する。これらのアンドゲート541,
542の各出力は、オアゲート55を介してリレーコイ
ル2Rを付勢指冷する信号として導出される。このため
、オアゲート55から「H」信号が与えられると、気象
・トロリ温度・電流判定回路50は端子cとaとを短絡
させてリレーコイル2Rを付勢することによってその常
開接点2Raを閉成させ、それによってリレーコイル2
1Rが付勢される。応じて、電磁開閉器21が閉成され
る。このようにして、電磁開閉器21が朗成されること
により、各貫通トランス30R,30S,30Tの1次
巻線31に交流電圧が印加され、各貫通トランスの鉄心
32に交番磁束が誘起されて誘起電流が各相のき電線1
5R,15S,16Tとトロ・IJ線路11R,11S
,11Tとの開回路に流れ、トロリ線路にジュール熱を
発生させて加熱させ、凍結を防止させる。これと同時に
、リレーコイル21Rの常開補助接点21aが開成され
るため、ランプ492が点灯表示され、トロリ線路の加
熱状態を知らせる。なお、上述の実施例では、温度検知
器471、水分検知器472、雪検知器473の出力状
態に基づく気象条件と、トロリ温度検知器481の出力
と、電流検出器432の出力との3つの条件の組合せに
基づいてトロリ線路の加熱条件を判定する場合について
説明したが、これらの各検知器の出力を個別に導出して
個別の条件に基づいて加熱条件を判定するようにしても
よい。
また、気象条件として、周囲温度と水分および雪の有無
とに基づいてトロリ線の加熱を要する気象条件を判定す
るのみならず、周囲温度と水分の有無または周囲温度と
雪の有無の条件や、その他の気象状態(例えば霧や湿度
等)に基づいて行なってもよい。また、トロリ温度とト
ロリ電流とは或る相関関係を有するため、トロリ温度検
知器481または電流検知器432のいずれか一方を省
略してもよい。次に、トロリ線路に過電流が流れた場合
の動作を説明する。き電線とトロリ線路によたて構成さ
れる閉回路へ、貫通トランス30R,30S,30Tに
よって誘起されたトロリ線路加熱電流が流れているのに
かかわらず、温度検知器471、水分検知器472、雪
検知器473、トロリ温度検知器481のいずれかが万
一故障し正確に検出できなくなったきの対策として、電
流検出器431,432の電流の和が或る設定電流(例
えば60船)以上なければ、過電流検出回路44が端子
cとaとを短絡してリレーコイルIRを付勢するように
回路構成する。これに応じて、リレーコイルIRの常開
接点IRaが閉成されてリレーコイルIRの付勢状態を
自己保持するとともに、常閉接点IRbを開成ごせる。
このため、リレーコイル21Rが消勢され、それによっ
て電磁開閉器21が開成される。このため、貫通トラン
ス30R’30S,30Tの1次巻線に印加されていた
交流電圧が遮断されて、貫通トランスがき電線に誘起電
流を与えるのを停止し、貫通トランスによる加熱を停止
させる。タ 上述のごとく、この実施例によれば、変圧
器や整流回路を用いて直流電源でトロリ線路を加熱する
ことなく、単に貫通トランスを設けることにより交流電
流でトロリ線路を加熱しているため、容量の大きなトラ
ンスや整流回路が不要となり、機0成が簡略化され、保
守が容易となり、しかも極めて安価にしてトロリ線路の
凍結を防止することができる。
とに基づいてトロリ線の加熱を要する気象条件を判定す
るのみならず、周囲温度と水分の有無または周囲温度と
雪の有無の条件や、その他の気象状態(例えば霧や湿度
等)に基づいて行なってもよい。また、トロリ温度とト
ロリ電流とは或る相関関係を有するため、トロリ温度検
知器481または電流検知器432のいずれか一方を省
略してもよい。次に、トロリ線路に過電流が流れた場合
の動作を説明する。き電線とトロリ線路によたて構成さ
れる閉回路へ、貫通トランス30R,30S,30Tに
よって誘起されたトロリ線路加熱電流が流れているのに
かかわらず、温度検知器471、水分検知器472、雪
検知器473、トロリ温度検知器481のいずれかが万
一故障し正確に検出できなくなったきの対策として、電
流検出器431,432の電流の和が或る設定電流(例
えば60船)以上なければ、過電流検出回路44が端子
cとaとを短絡してリレーコイルIRを付勢するように
回路構成する。これに応じて、リレーコイルIRの常開
接点IRaが閉成されてリレーコイルIRの付勢状態を
自己保持するとともに、常閉接点IRbを開成ごせる。
このため、リレーコイル21Rが消勢され、それによっ
て電磁開閉器21が開成される。このため、貫通トラン
ス30R’30S,30Tの1次巻線に印加されていた
交流電圧が遮断されて、貫通トランスがき電線に誘起電
流を与えるのを停止し、貫通トランスによる加熱を停止
させる。タ 上述のごとく、この実施例によれば、変圧
器や整流回路を用いて直流電源でトロリ線路を加熱する
ことなく、単に貫通トランスを設けることにより交流電
流でトロリ線路を加熱しているため、容量の大きなトラ
ンスや整流回路が不要となり、機0成が簡略化され、保
守が容易となり、しかも極めて安価にしてトロリ線路の
凍結を防止することができる。
また、貫通トランスの1次側に交流電圧を印加して、貫
通トランスの2次導体に誘起される譲起電流をき電線と
トロリ線との閉回路に通電することによりトロリ線路を
加熱しているため、トロリ線路凍結防止のための消費電
力を低減でき、極めて効率良く行なえる。また、周囲の
気象条件やトロリ線路の温度、電流などに基づいてトロ
リ線路を加熱する状態を判定し、その判定結果に基づい
て或る区間ごとにトロリ線路を加熱制御しているため、
トロリ線路の加熱が自動的に行なえるとともに、不要な
区間の加熱を防止できる。また、この実施例によれば、
上り線と下り線の複線電車線路でないような、単線の場
合においても用いることができる。なお、上述の実施例
では、トロリ線路および電線として3相交流送電方式の
場合について説明したが、単相交流送電方式やその他の
多相送電方式等であってもこの発明が適用できることは
いうまでもない。
通トランスの2次導体に誘起される譲起電流をき電線と
トロリ線との閉回路に通電することによりトロリ線路を
加熱しているため、トロリ線路凍結防止のための消費電
力を低減でき、極めて効率良く行なえる。また、周囲の
気象条件やトロリ線路の温度、電流などに基づいてトロ
リ線路を加熱する状態を判定し、その判定結果に基づい
て或る区間ごとにトロリ線路を加熱制御しているため、
トロリ線路の加熱が自動的に行なえるとともに、不要な
区間の加熱を防止できる。また、この実施例によれば、
上り線と下り線の複線電車線路でないような、単線の場
合においても用いることができる。なお、上述の実施例
では、トロリ線路および電線として3相交流送電方式の
場合について説明したが、単相交流送電方式やその他の
多相送電方式等であってもこの発明が適用できることは
いうまでもない。
以上のように、この発明によ机ま構成が簡略化されかつ
安化であって、或る区間ごとにトロリ線路を加熱するこ
とができ、しかもトロリ線路の加熱のための消費電力を
低減できるような、トロリ線路の凍結防止装置が得られ
る。
安化であって、或る区間ごとにトロリ線路を加熱するこ
とができ、しかもトロリ線路の加熱のための消費電力を
低減できるような、トロリ線路の凍結防止装置が得られ
る。
第1図は従来のトロリ線路凍結防止装置の図解図である
。 第2図はこの発明の原理を表わす図解図である。第3図
はこの発明に適用される貫通トランスの詳細図である。
第4図はこの発明の好ましい実施例の電気回路図である
。第5図は気象状態判定回路50の詳細な回路図である
。図において、11R,11S,11Tはトロリ線路、
15R,15S,15Tはき電線(フィーダケーブル)
、20‘ま変電所、21はスイッチ手段(電磁開閉器)
、30R,30S,30Tは貫通トランス、411,4
12は電流遮断器、42は変圧器、431,432は電
流検出器、44は過電流検出回路、471は温度検知器
、472は水分検知器、473は雪検知器、48は温度
計、481はサーモカップル、50は気象・トロリ温度
・電流判定回路、IR,2Rはリレーコイルを示す。 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図
。 第2図はこの発明の原理を表わす図解図である。第3図
はこの発明に適用される貫通トランスの詳細図である。
第4図はこの発明の好ましい実施例の電気回路図である
。第5図は気象状態判定回路50の詳細な回路図である
。図において、11R,11S,11Tはトロリ線路、
15R,15S,15Tはき電線(フィーダケーブル)
、20‘ま変電所、21はスイッチ手段(電磁開閉器)
、30R,30S,30Tは貫通トランス、411,4
12は電流遮断器、42は変圧器、431,432は電
流検出器、44は過電流検出回路、471は温度検知器
、472は水分検知器、473は雪検知器、48は温度
計、481はサーモカップル、50は気象・トロリ温度
・電流判定回路、IR,2Rはリレーコイルを示す。 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電車に交流電力を給電する少なくとも2本のトロリ
線路、前記各トロリ線路の或る間隔毎に並列接続されて
閉回路を形成し、かつ各区間の対応するトロリ線路にき
電電圧を与える少なくとも2本のき電線、および前記2
本のトロリ線間の交流電圧が1次入力として印加され、
かつ2次側に誘起される交流電流を対応する前記各き電
線に与えるように各き電線に貫通して配設される貫通ト
ランスを備え、前記貫通トランスの2次側に誘起される
交流電流を前記き電線に与えて該き電線と前記トロリ線
との閉回路に通電することによつて、該トロリ線にジユ
ール熱を発生させて該トロリ線路の凍結を防止するよう
にしたトロリ線路の凍結防止装置。 2 前記トロリ線路の凍結防止装置は、前記各貫通トラ
ンスに対して2本のトロリ線間の交流電圧を該貫通トラ
ンスに選択的に印加するスイツチ手段がさらに設けられ
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトロリ
線路の凍結防止装置。 3 前記トロリ線路の凍結防止装置は、前記少なくとも
1本のトロリ線路の温度を検知するトロリ温度検知手段
と、トロリ温度検知手段出力に応じてトロリ線路の温度
が予め定める温度以下になつたことを判定する第1の判
定手段とをさらに備え、前記スイツチ手段は、前記第1
の判定手段出力に応答して前記2本のトロリ線路間の交
流電圧を前記各貫通トランスに印加することを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載のトロリ線路の凍結防止装
置。 4 前記トロリ線路の凍結防止装置は、前記トロリ線路
の各区間における気象状態を検出する気象状態検出手段
と、該気象状態検出手段出力に基づいてトロリ線路の加
熱を要する周囲気象状態になつたことを判定する第2の
判定手段とを備え、前記スイツチ手段は、前記第2の判
定手段出力に応答して前記2本のトロリ線路間の交流電
圧を前記各貫通トランスに印加することを特徴とする特
許請求の範囲第2項または第3項記載のトロリ線路の凍
結防止装置。 5 前記気象状態検出手段は、周囲温度を検知する周囲
温度検知器であることを特徴とする特許請求の範囲第4
項記載のトロリ線路の凍結防止装置。 6 前記気象状態検出手段は、周囲温度を検知する周囲
温度検知器と、水分の存在とを検知する水分検知器とか
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のト
ロリ線路の凍結防止装置。 7 前記気象状態検出手段は、周囲温度を検知する周囲
温度検知器と、雪の存在を検知する雪検知器とから成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のトロリ線
路の凍結防止装置。 8 前記気象状態検出手段は、周囲温度を検知する周囲
温度検知器と、水分の存在を検知する水分検知器と、雪
の存在を検知する雪検知器とから成ることを特徴とする
特許請求の範囲第4項記載のトロリ線路の凍結防止装置
。 9 前記トロリ線路の凍結防止装置は、前記各区間の少
なくとも1本のき電線に関連して当該き電線に流れる電
流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段出力に
基づいて該き電線に対応する区間のトロリ線路に予め定
める電流値以上の過電流が流れたことを判定する第3の
判定手段とをさらに備え、前記スイツチ手段は、前記第
3の判定手段出力に応答して前記各貫通トランスに印加
されている交通電圧を遮断することを特徴とする特許請
求の範囲第2項ないし第8項のいずれかに記載のトロリ
線路の凍結防止装置。 10 前記トロリ線路の凍結防止装置は、前記各区間の
少なくとも1本のき電に関連して当該き電線に流れる電
流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段出力に
基づいて該き電線に対応する区間のトロリ線路に予め定
める電流値以下の過小電流が流れていることを判定する
第4の判定手段とをさらに備え、前記スイツチ手段は、
前記第4の判定手段出力に応答して前記2本のトロリ線
路間の交流電圧を前記各貫通トランスに印加することを
特徴とする特許請求の範囲第2項ないし第8項のいずれ
かに記載のトロリ線路の凍結防止装置。 11 前記トロリ線路と前記き電線とは、それぞれ3線
路から成り、前記貫通トランスは、3個のそれぞれが前
記3本のき電線のそれぞれに貫通して配設されることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第10項のいず
れかに記載のトロリ線路の凍結防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7611878A JPS6018570B2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | トロリ線路の凍結防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7611878A JPS6018570B2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | トロリ線路の凍結防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS554222A JPS554222A (en) | 1980-01-12 |
| JPS6018570B2 true JPS6018570B2 (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=13595987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7611878A Expired JPS6018570B2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | トロリ線路の凍結防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018570B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02108344U (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-29 |
-
1978
- 1978-06-22 JP JP7611878A patent/JPS6018570B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02108344U (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS554222A (en) | 1980-01-12 |
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