JPS601909Y2 - 熔接缶体の側部熔接継目形成装置 - Google Patents
熔接缶体の側部熔接継目形成装置Info
- Publication number
- JPS601909Y2 JPS601909Y2 JP8700279U JP8700279U JPS601909Y2 JP S601909 Y2 JPS601909 Y2 JP S601909Y2 JP 8700279 U JP8700279 U JP 8700279U JP 8700279 U JP8700279 U JP 8700279U JP S601909 Y2 JPS601909 Y2 JP S601909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welded
- oxide film
- forming device
- welding
- seam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、溶接缶体の側部溶接継目を樹脂粉末塗料によ
り被膜して該溶接継目を補正するのに好適な側部溶接継
目を形成するための装置に関する。
り被膜して該溶接継目を補正するのに好適な側部溶接継
目を形成するための装置に関する。
熔接部は現在までナツツ等の乾燥用果実の缶もしくはニ
アゾル缶の分野で一部使用されているが熔接部の被膜を
完全にすれば一般食缶や飲料缶にも用いられ適用範囲の
広い缶体となるものである。
アゾル缶の分野で一部使用されているが熔接部の被膜を
完全にすれば一般食缶や飲料缶にも用いられ適用範囲の
広い缶体となるものである。
しかしながら、この熔接部を完全に被覆するためには次
のような問題がある。
のような問題がある。
即ち、熔接部に金属素材が高温となるため溶接部金属に
厚い酸化皮膜が形成され、この酸化皮膜の上から塗料に
よって被膜するときには、酸化皮膜層が一般に脆い性質
をもっているため、衝撃や振動によって被膜した塗料が
酸化皮膜と共に剥離し、金属が露出し腐蝕して穿孔が生
じたり、金属が内容物中へ溶出したりするなどして衛生
上問題となる場合がある。
厚い酸化皮膜が形成され、この酸化皮膜の上から塗料に
よって被膜するときには、酸化皮膜層が一般に脆い性質
をもっているため、衝撃や振動によって被膜した塗料が
酸化皮膜と共に剥離し、金属が露出し腐蝕して穿孔が生
じたり、金属が内容物中へ溶出したりするなどして衛生
上問題となる場合がある。
更に缶体のフランジ加工、2重巻締加工によって大きな
外力が加えられる部分において酸化皮膜の破壊がおこり
上述のような問題が顕著となる。
外力が加えられる部分において酸化皮膜の破壊がおこり
上述のような問題が顕著となる。
この酸化皮膜層は外観上からも一般に黒色を呈するので
望ましくないことは勿論である。
望ましくないことは勿論である。
本考案はかかる従来の欠点を解消するために種々の研究
の結果、特にブリキ材から威る溶接缶体の溶接継目に形
成される酸化皮膜の特質に着目して完成されたもので、
樹脂粉末塗料により被覆して該溶接継目を補正するのに
好適であり且つ美麗な溶接継目を形成する装置を提供す
るもので、ブリキ材1の側端縁を重合して缶胴体に形成
する缶胴形成装置2と該重合側端縁を熔接して溶接継目
とする溶接装置3と該溶接継目の熔接完了位置の近傍に
設けた溶接継目に形成される酸化皮膜を除去する酸化皮
膜除去装置4とから戊る。
の結果、特にブリキ材から威る溶接缶体の溶接継目に形
成される酸化皮膜の特質に着目して完成されたもので、
樹脂粉末塗料により被覆して該溶接継目を補正するのに
好適であり且つ美麗な溶接継目を形成する装置を提供す
るもので、ブリキ材1の側端縁を重合して缶胴体に形成
する缶胴形成装置2と該重合側端縁を熔接して溶接継目
とする溶接装置3と該溶接継目の熔接完了位置の近傍に
設けた溶接継目に形成される酸化皮膜を除去する酸化皮
膜除去装置4とから戊る。
本考案の実施の一例を図面に従って説明すれば、次の通
りである。
りである。
ブリキ材1から戒る缶胴素材はZ状のガイドレールによ
って構成される缶胴形成装置2によって両側端縁が重合
されて缶胴を形成する。
って構成される缶胴形成装置2によって両側端縁が重合
されて缶胴を形成する。
該重合側端縁は次いで上下一対の熔接ロール5,5と該
熔接ロール5,5に装着された銅線電極6,6とから構
成される溶接装置3に移送され、該銅線電極6,6への
交流溶接電流の通電により挟圧されつつ発熱溶接され熔
接継目が形成される。
熔接ロール5,5に装着された銅線電極6,6とから構
成される溶接装置3に移送され、該銅線電極6,6への
交流溶接電流の通電により挟圧されつつ発熱溶接され熔
接継目が形成される。
この際、該熔接継目には黒色の酸化錫皮膜が形成される
が、前記溶接ロール5,5の近傍に設けた酸化皮膜除去
装置4によって除去される。
が、前記溶接ロール5,5の近傍に設けた酸化皮膜除去
装置4によって除去される。
酸化皮膜除去装置4は第2図示の如く、溶接されて移送
される熔接継目の進行方向に対して逆転しつつ接触する
上下一対の耐熱性ブラシ7.7と該ブラシ7.7に付着
する酸化皮膜を取り除くためのスフレバー8,8と該ス
フレバー8,8の下方に設けた酸化皮膜受皿9,9とか
ら構成される。
される熔接継目の進行方向に対して逆転しつつ接触する
上下一対の耐熱性ブラシ7.7と該ブラシ7.7に付着
する酸化皮膜を取り除くためのスフレバー8,8と該ス
フレバー8,8の下方に設けた酸化皮膜受皿9,9とか
ら構成される。
従って、熔接継目の酸化皮膜の除去について詳述すれば
、溶接直後において缶胴を形成するブリキ材1の表面の
錫が溶融状態となり、融点が1327°Cの酸化錫は皮
膜を形成するが、内部の金属錫は融点が220℃と低い
ため溶融状態にあり、この状態において耐熱性ブラシ7
.7により溶融状態の金属錫と共に酸化錫皮膜を機械的
に容易に剥離除去し得る。
、溶接直後において缶胴を形成するブリキ材1の表面の
錫が溶融状態となり、融点が1327°Cの酸化錫は皮
膜を形成するが、内部の金属錫は融点が220℃と低い
ため溶融状態にあり、この状態において耐熱性ブラシ7
.7により溶融状態の金属錫と共に酸化錫皮膜を機械的
に容易に剥離除去し得る。
酸化皮膜を除去された缶胴は第1図示の如く次いで塗装
位置に押え杆10によって接地されつつ移送され、該位
置において該熔接継目は高圧印加電極11によって帯電
された噴出孔12から噴出される樹脂粉末塗料で被覆す
るように静電気的に付着せしめられ、次いで加熱バーナ
ー13によって外側から加熱されて粉末塗料を焼付硬化
せしめる。
位置に押え杆10によって接地されつつ移送され、該位
置において該熔接継目は高圧印加電極11によって帯電
された噴出孔12から噴出される樹脂粉末塗料で被覆す
るように静電気的に付着せしめられ、次いで加熱バーナ
ー13によって外側から加熱されて粉末塗料を焼付硬化
せしめる。
かかる被覆までの工程にあって一度、酸化皮膜が除去さ
れた熔接継目は急激に温度が低下し、再度、有害な酸化
皮膜は生じない。
れた熔接継目は急激に温度が低下し、再度、有害な酸化
皮膜は生じない。
図示した前記実施例にあっては酸化皮膜除去装置4を耐
熱性ブラシ7.7で構成したものを示したが、逆転する
フェルトローラー又は固定されたブラシ若しくはウェス
等の如く材質が軟く耐熱性のあるもので構成したものを
使用しても、本考案の目的を妨げない。
熱性ブラシ7.7で構成したものを示したが、逆転する
フェルトローラー又は固定されたブラシ若しくはウェス
等の如く材質が軟く耐熱性のあるもので構成したものを
使用しても、本考案の目的を妨げない。
本考案装置によって酸化皮膜を除去した側部溶接継目を
形成した溶接缶体に樹脂粉末塗装した缶体(実施品)と
酸化皮膜を除去することなく同様に構成した缶体(比較
例)との品質試験の結果は次の通りである。
形成した溶接缶体に樹脂粉末塗装した缶体(実施品)と
酸化皮膜を除去することなく同様に構成した缶体(比較
例)との品質試験の結果は次の通りである。
■ 品質試験に使用した缶体の構成
1)缶胴素材 ブリキ材2)缶胴
塗料 エポキシフェノール系塗料3)溶接継目補正
塗料 エポキシ系塗料4)補正塗装方法
粉末静電塗装5)缶底蓋
ブリキ材6)缶底蓋塗料 エポキシ・フェノール系塗
料(7)缶天蓋 アルミニューム(8
)缶天蓋塗料 エポキシ・フェノール系塗料、熱硬化ビニール系塗料の
ダブルコート ■ 鉄溶出量比較試験 充顛物:コーラ飲料 保存期間:6ケ月 試験缶数:各2晧 試験缶体: 202D、 250胞 保存状態:缶天蓋を下方にして放置 ERV値比較試験 試験缶体: 202D 測定方法:缶天蓋を下方にして30%食塩水を充顛して
ステンレス電極を挿入し て缶体をプラスとし、6.2V電圧 における通電電流値(mA)を測 定 かくして、本考案によるときは、熔接継目の溶接完了位
置の近傍に熔接継目表面に形成される酸化皮膜の除去装
置4を設けたので、ブリキ材から戒る缶胴の熔接継目表
面の酸化錫皮膜下にある金属錫が溶融状態にあるうちに
容易に金属錫と共に酸化錫皮膜を除去することができ、
従って、該溶接継目上に補正塗装した際、補正塗膜がフ
ランジ加工や2重巻締加工時に剥離したり亀裂が生じた
りすることがなく、食缶や飲料缶等に好適であり、該溶
接継目に酸化皮膜が存しないのでブリキ材地金の鉄の光
沢面が現れ美麗な側部溶接継目を形成できる構造簡単な
装置を提供するの効果がある。
塗料 エポキシフェノール系塗料3)溶接継目補正
塗料 エポキシ系塗料4)補正塗装方法
粉末静電塗装5)缶底蓋
ブリキ材6)缶底蓋塗料 エポキシ・フェノール系塗
料(7)缶天蓋 アルミニューム(8
)缶天蓋塗料 エポキシ・フェノール系塗料、熱硬化ビニール系塗料の
ダブルコート ■ 鉄溶出量比較試験 充顛物:コーラ飲料 保存期間:6ケ月 試験缶数:各2晧 試験缶体: 202D、 250胞 保存状態:缶天蓋を下方にして放置 ERV値比較試験 試験缶体: 202D 測定方法:缶天蓋を下方にして30%食塩水を充顛して
ステンレス電極を挿入し て缶体をプラスとし、6.2V電圧 における通電電流値(mA)を測 定 かくして、本考案によるときは、熔接継目の溶接完了位
置の近傍に熔接継目表面に形成される酸化皮膜の除去装
置4を設けたので、ブリキ材から戒る缶胴の熔接継目表
面の酸化錫皮膜下にある金属錫が溶融状態にあるうちに
容易に金属錫と共に酸化錫皮膜を除去することができ、
従って、該溶接継目上に補正塗装した際、補正塗膜がフ
ランジ加工や2重巻締加工時に剥離したり亀裂が生じた
りすることがなく、食缶や飲料缶等に好適であり、該溶
接継目に酸化皮膜が存しないのでブリキ材地金の鉄の光
沢面が現れ美麗な側部溶接継目を形成できる構造簡単な
装置を提供するの効果がある。
図示するものは本考案の実施の一例を示すもので、第1
図は全工程を説明するための線図、第2図は第1図の■
−■線截線面断面図る。 1・・・・・・ブリキ材、2・・・・・・缶胴形成装置
、3・・・・・・溶接装置、4・・・・・・酸化皮膜除
去装置。
図は全工程を説明するための線図、第2図は第1図の■
−■線截線面断面図る。 1・・・・・・ブリキ材、2・・・・・・缶胴形成装置
、3・・・・・・溶接装置、4・・・・・・酸化皮膜除
去装置。
Claims (1)
- ブリキ材1の側端縁を重合して缶胴状に形成する缶胴形
成装置2と、該重合側端縁を熔接して溶接継目とする溶
接装置3と溶接継目の熔接完了位置の近傍に設けた溶接
継目表面に形成される酸化皮膜を除去する酸化皮膜除去
装置4とから成る溶接缶体の側部溶接継目形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8700279U JPS601909Y2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 熔接缶体の側部熔接継目形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8700279U JPS601909Y2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 熔接缶体の側部熔接継目形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS566567U JPS566567U (ja) | 1981-01-21 |
| JPS601909Y2 true JPS601909Y2 (ja) | 1985-01-19 |
Family
ID=29320242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8700279U Expired JPS601909Y2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 熔接缶体の側部熔接継目形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601909Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62120614U (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-31 |
-
1979
- 1979-06-27 JP JP8700279U patent/JPS601909Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS566567U (ja) | 1981-01-21 |
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