JPS602022B2 - 香味増強ココアの製造方法 - Google Patents

香味増強ココアの製造方法

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JPS602022B2
JPS602022B2 JP52094675A JP9467577A JPS602022B2 JP S602022 B2 JPS602022 B2 JP S602022B2 JP 52094675 A JP52094675 A JP 52094675A JP 9467577 A JP9467577 A JP 9467577A JP S602022 B2 JPS602022 B2 JP S602022B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は香味増強ココアの製造方法、さらに詳しくいえ
ばココア製造のためのアルカリ処理工程において、未婚
嵐妙(生豆を単に乾燥したもの)乃至弱熔妙(水分1.
5%程度まで婚妙)のカカオニブに、通常アルカリ処理
で使用されるアルカリ及び水のほかに、蛋白質成分及び
/又はそのべプトンを、加熱によりニブ成分とアルカリ
とを反応せしめるアルカリ処理の開始時、処理中又は処
理終了後に添加混合し、全体をアルカリ性に保って乾燥
、焔妙処理を行ないアルカリ処理曙妙カカオニブを得、
これを常法により磨砕、搾油、粉砕処理してココアとす
ることを特徴とする香味増強ココアの製造方法に関する
ものである。
従来、飲料用ココアは殆どすべて、色相及び香味の改良
を意図してカカオ豆、カカオニブ、カカオマス、カカオ
ケーキの状態でアルカリ成分、水の存在下に加熱してこ
れ等カカオ豆及びその加工物とアルカリ成分とを加熱反
応させるアルカリ処理(alkalization)を
行なって製造されている。
アルカリ処理したこれ等から製造したココアは溶解性が
増加することはないが、水中での分散性、懸濁性を改善
することが認められている。前記アルカリ処理中に起る
化学反応については現在のところ的確に解明されてはい
ない。しかしながら添加したアルカリにより遊離脂肪酸
は中和されるが鹸化される程ではないこと、ポリフェノ
ール物質は色相の変化で示される化学的改変を受けるこ
と及びココア粒子の物理的な膨脹と蛋白質成分の一部の
分解が起ることは知られている。本発明者等はかかるア
ルカリ処理において香味を更に改善する方法について種
々検討の結果、ニブァルカリ処理法において夫秋署妙乃
至弱娼妙(水分1.5%程度)したアルカリ性の含水状
態のニブにアルカリ処理開始時、処理中又は処理終了後
に蛋白質成分及び/又はそのべプトンを添加混合せしめ
、次いで乾燥、煩妙することにより、ニブに通常のアル
カリ処理を行なった後に乾燥、熔妙を行なった場合より
も香味成分が多量に生成し、このアルカリ処理婚妙カカ
オニブを常法により磨砕、搾油、粉砕処理してココアと
した場合に香味が全体として著しく改善、増強されるこ
とを見出し、更に鋭意検討を重ねて本発明を完成するに
到つた。したがって本発明は、ココア製造のためのアル
カリ処理工程において、末熔妙乃至弱熔妙のカカオニプ
に通常のアルカリ処理で使用される少なくとも一種のア
ルカリ又はその塩及び水のほかに、少なくとも一種の蛋
白質成分及び/又はそのべプトンを、アルカリ処理の開
始時、処理中又は終了後に添加混合し、次いで全体をア
ルカリ性に保って乾燥、熔妙して得た婚妙ニブを常法に
より磨砕、搾油、粉砕処理してココアを得ることを特徴
とする香味増強ココアの製造方法を提供するものである
勿論アルカリ処理を行う際に生豆のアルカリ処理、即ち
シェル(外皮のついたままの)生カカオ豆又は極低焔妙
のカカオ豆にアルカリ溶液を適用することも可能ではあ
るが、生カカオ豆の場合シェルに色々の厚さがあるため
に豆中へのアルカリ液の浸透が均一でなく、かつ豆を極
低焔妙した場合でも加熱仮応は豆の中心部まで均一かつ
効果的に行なわれず、いずれにしても得られるココアは
一般的に色が薄く、香りに乏しいものとなる。
又上記ニブをグラインダー等で磨砕したカカオマスの状
態では、粘度を極度に上昇させて遂には塊化せしめるの
でアルカリ処理を行なわせるのに十分な水分を添加し難
く、又石鹸臭をもたらし香味の良好なものは得難い欠陥
を有する。更に良くウィノワー掛けしたニブから水圧プ
レス又はエキスベラーにより搾油した低脂肪カカオケー
キをアルカリ処理する場合には、処理後の乾燥が容易で
なく、かつ微細な粉砕をし難く、更に色は良いが通常香
味が劣ったものとなる。
従って、アルカリ処理はニブに対して行なうのが最も好
適であり、本発明の場合にもニブアルカリ処理法を採用
しているのは上記理由による。
ココア製造のためのアルカリ処理では通常炭酸ナトリウ
ム及び、炭酸カリウムが最も晋偏的に使用され、この他
に炭酸アンモニウム、重炭酸ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、炭酸マグ
ネシウム、酸化マグネシウム等のアルカリ又はその塩も
使用される。本発明においてもアルカリ処理それ自体は
従来法と全く同機に、慣用のアルカリを用いて行なうこ
とができる。また本発明においてはアルカリ処理終了後
に、アルカリ処理に使用したものと別のアルカリ成分を
追加的に添加して蛋白質成分及び/又はべプトンの共存
下にpHを乾燥敷吾妙中アルカリ性に保つことも可能で
はあるが、その場合には少くとも追加的に添加するアル
カリ成分は上記したアルカリ又はその塩のうち悟妙中に
分解、逸散し易い炭酸アンモニウム、水酸化アンモニウ
ム、重炭酸ナトリウム等を除いた非分解、非逸散性のア
ルカリ又はその塩を使用することが好ましい。またアル
カリ処理開始時に当初添加したアルカリ成分により乾燥
燈妙中引き続き柵をアルカリ性に保つにはアルカリ成分
として上記と同じ非分解、非逸散性のアルカリ又はその
塩を使用する。特に炭酸カリウム及び炭酸ナトリウムは
通常のアルカリ処理の場合と同様に最も好適に使用し得
る。カカオニブに添加するアルカリ液は上記アルカリ成
分又は、その塩の一種またはそれ以上を使用して通常p
Hが10〜12陸度になるように水溶液を論製し、これ
を未焔妙又は弱熔妙のニブに対し、通常のニブアルカリ
処理の場合と同じく1.0〜3.0%炭酸カリ相当量程
度を加え、更に蛋白質及び/又はそのべプトンを添加混
合してから600 〜8ぷ0、好ましくは80o 〜8
5『0程度に加熱してアルカリ処理するか、又は加熱し
てアルカリ処理中に撒布、滴下等の方法により蛋白質及
び/又はそのべプトンを添加混合し、或いはアルカリ処
理を終了した後に蛋白質及び/又はそのべプトンを添加
混合し、引き続いて乾燥、熔妙する工程において餌を7
〜8程度、好ましくは7.5〜8.0に保ち、指妙装置
の型式、精妙時間、通風量、カカオ豆のタイプ(フオラ
ステロ種とかクリオロ種とかの)、産地にもよるが、乾
燥後、或いは乾燥に引き続き、通常120o〜16ぴ0
、好ましくは130o〜1580の熱空気中で焔妙し、
焔妙香味を発現させる。
最終ココアの母は通常6.6〜7.の里度とすることが
好ましいので、上記乾燥、精妙処理による賭妙香味の発
現後に更にクエン酸、酒石酸等を使用して舟調整を行な
ってもよい。本発明の方法により得られるココアの香味
は添加する蛋白質成分及び/又はそのべプトンの種類及
び添加の時期により若干異なるが、いずれの場合におい
ても、蛋白質成分及び/又はべプトンを添加せずに通常
のアルカリ処理を行なった後に乾燥、焔妙処理したニブ
から製造したダッチタイプココアよりも香味成分の生成
量が多く、しかも風味上特により好適にミルク成分と調
和するココアが得られる。
蛋白質成分としてはカゼイン、カゼインナトリウム、卵
白、ゼラチン、大豆蛋白質、小麦蛋白質等広範囲の蛋白
質成分を使用することができ、その添加量はニブに対し
通常2〜4%程度で足りる。
本発明の意図する香味成分の増強効果において特にカゼ
イン、カゼインナトリウムが好適である。
脱脂粉乳、ホェー粉末、脱脂大豆粉末等も有効であるが
、同一添加量ではカゼイン、カゼインナトリウムに比し
効果が劣る。全脂粉乳はアルカリ存在下における加熱反
応のために乳脂の変敗臭の発生を伴なう故に、パネル官
能評価によると好ましくない結果を示した。上記した蛋
白質成分のべプトン(蛋白質の軽度の加水分解物で、熱
凝固性を示さずかつ苦味の発現のないものをいう)も上
記蛋白質成分と同機に効果があり、その添加量も同様に
ニブに対し2〜4%程度で足りる。
従来カカオ豆の娼妙時に形成されるチョコレート或いは
ココアの香味の主要成分は、カカオ豆含有タンニン成分
の酸化及び含有糖成分とアミノ酸との反応によ・り生成
するといわれ、事実果糖等の還元糖とアミノ酸とをカカ
オ豆に添加して鱈妙することによりチョコレート香味成
分の一部を増強し得ることが知られている。
しかしながら特定のアミノ酸の添加は、ココアに適用し
た場合には特定の香味成分、特に低級脂肪族ァルデヒド
の増強に止まり、却ってココアの複雑な香味成分のバラ
ンスを失し、ココアとしての調和した香味の増強には不
適当であると考えられる。カカオ豆の焔妙香味の発現に
関与する還元糖、アミノ酸、ベプチド、タンニン質等の
含量を原料カカオ豆のロット毎に詳細に分析して最も望
ましい含量水準並びに比率に調整することは、理論的に
は可能であるが実製造上は困難である。前記した蛋白質
成分及び又はそのべプトンを前記したアルカリ成分の水
溶液と共に矛*吾妙又は弱熔妙のニブに添加、混合しこ
れ等を香味前駆物質を含むニブ成分と加熱仮応せしめる
アルカリ処理を行ない、処理物を更に加熱乾燥して乾燥
状態にした後に橋妙する場合には香味成分が可成り広範
囲に増強されることが認められる。
またこの香味成分の生成はアルカリ処理の諸条件、乾燥
、煩妙の温度条件が同一の場合、蛋白質成分及び/又は
そのべプトンを添加混合した場合にはしない場合よりも
顕著に加速されることが認められる。この場合蛋白質成
分及び/又はそのべプトンの添加時期は、禾燈妙又は弱
娼妙のカカオニブにアルカリ成分と水とを加えた後に加
熱して反応せしめる上記したアルカリ処理の開始時に限
定されず、アルカリ処理中又は終了後のいずれでも良い
。即ち、いずれにしてもアルカリ性の含水状態で弄*旨
妙又は弱賠妙のカカオニブに蛋白質及び/又はべプトン
を添加混合して溶解した状態で存在せしめ、次いで引き
続きpH7〜8、好ましくは7.5〜8.0のアルカリ
性の条件下で加熱乾燥してから樽妙せしめろ過程で、カ
カオニプ成分と蛋白質及び/又はべプトンとを加熱逆反
応せしめることが必要である。
これに反し、カカオ豆又はカカオニブの精妙物に同じく
アルカリ性の含水状態で蛋白質成分及び/又はそのべプ
トンを添加混合してから乾燥、焔妙を行なう場合、又は
個々にアルカリ処理したカカオニブ、蛋白質成分及び/
又はそのべプトンの両者を別々に乾燥、煩妙した後に混
合する場合、或いはアルカリ処理を行なわない未婚妙又
は弱娼妙カカオニブに蛋白質及び/又はそのべプトンを
添加、混合してから乾燥、脂妙を行なった場合には、い
ずれも上記した香味の増強、改善効果は顕著でない。
上記した蛋白質成分は特性として熱凝固性を示すものが
多く、アルカリ処理の加熱逆反応中にカカオニブの粘着
、凝集を起し易いが、麹拝する等によりこれ等粘着、凝
集物を機械的に壊砕すれば反応を十分に遂行せしめるこ
とができる。
混合をより容易にするために蛋白質成分を予め軽度に分
解してべプトンにしておく方法も採用できる。 蛋白質
成分を分解する場合、通常酸又は蛋白分解酵素が使用さ
れるが、本発明の目的達成には後者の使用が適している
。更に蛋白分解酵素にはポリベプチド鎖を末端より切断
するェキソ(exo)型酵素と、高分子に分断するエン
ド(endo)型酵素の一つのタイプがあるが、本発明
の目的達成にはエンド型が適しているb蛋白質成分の分
解の程度は、熱凝固性が失われ、カカオニブが粘着、凝
結しない程度であればよく、フオルモール態窒素の全窒
素に対する比率を1%以下増加させる程度で十分である
。蛋白質を軽度に分解してべプトン化し、粘度を低下さ
せ、熱凝固性を失わせておけば、アルカリ処理工程は一
層容易になる。蛋白質を分解して添加混合することによ
り香気生成のパターンは若干変化し、低沸点部分の生成
が多くなるが、ベプトン化の条件と乾燥、時妙の条件と
を調節することによりバランスの良いココアの香味を発
現することができる。
以下実施例を示して本発明の効果を更に詳細に説明する
未鱈妙カカオ豆を剥皮し、粗砕したニプ10の部に、1
.5部の炭酸カリウムおよび4部のカゼインナトリウム
を25部の水に溶解したものを加え、反応槽中で水分を
蒸散せしめることなく80℃で3時間雛拝反応させた。
反応ニブを取り出し15び○の通風乾燥機にて乾燥、悟
妙したのち、常法により磨砕、搾油、粉砕して含脂量2
2%のココアとした。このココア50夕を50℃で水蒸
気蒸溜し、溜出香気成分を有機溶媒で抽出、一定客とし
たのち0.別〆につきガスクロマトグラムをとり比較し
た。
結果は第1図および第2図のごとくで、第1図は通風乾
燥機中、15ぴ○での保持時間30分、第2図は120
分の場合であり、両図共実線は実施例の配合によりカゼ
インナトリウムを添加した本発明方法による処理品、点
線は従来方法による蛋白質成分及び/又はべプトン無添
加処理品(対照試料)である。なお測定条件はカラム直
径2岬、長さ3肌、充填剤PEG(20M)、キャリャ
ーガス窒素、流速15の【/min、温度60o →2
00qo(300/min)である。図に明らかなよう
に、実線(本発明方法処理品)は点線(従来方法処理品
)に比し、同一の乾燥、時妙条件で香味成分の生成が促
進されることを示している。勿論、図に示したガスクロ
マトグラムがココアの香味の全てを示すものではないが
、2ーメチルピラジン、2,5(又は2,6)−ジメチ
ルピラジン、2ーエチルピラジン、2,3−ジヱチルピ
ラジン、2ーエチルー5ーメチルピラジン、2,3,5
ートリメチルピラジン、2,5ージメチル−3ーエチル
ピラジン、2,5ージメチルピラジン、2ーアセチルピ
ラジン、2,5ージメチル−3ーイソアミルピラジン、
トリメチルアミルピラジンなどのピラジン化合物および
2ーアセチルビロール、2ーホルミルピロール、フエニ
ルアセトアルデヒド等従釆ココアの香味の指標として有
用と考えられている数多くの成分が2倍以上のピーク面
積を示している。
従釆方法ではペンズアルデヒド(第1図、第2図で〇印
で示している)が最大のピークを示すが、本発明方法処
理品ではピラジン系化合物が相対的に増大していること
が特徴として認められる。第1図にガスクロマトグラム
と示した本発明方法および従来方法によるアルカリ処理
ココア4夕を100の‘の熱水に溶解し、専門家パネル
20名により官能検査を行なった結果を第1表に示す。
第1表 本発明方法及び従来方法によりアルカリ処理し
たココアの150C,30分通風乾燥品の官能検査結果 ココアの香味生成は前記した乾燥、悟妙の条件により影
響を受けるが、カカオ豆の品種差の影響もある。
目標とするココアの品質により香味発現を調節すべきこ
とは云うまでもない。第2図に示したココアは第1図に
示したものより、また本発明方法処理品(実線)は従来
法による処理品(点線)より香味が強いが、同時に篤臭
、苦味も強かった。
第2図にガスクロマトグラムを示した本発明方法および
従来方法によるアルカリ処理ココア4夕を熱水100の
‘に溶解した場合およびココア4夕、砂糖10夕を牛乳
100の‘に溶解し、沸騰するまで加熱した場合につい
て専門家パネル20名により官能検査を行った結果を第
2表に示す。
第2表 本発明方法及び従来方法によりアルカリ処理し
たココアの150℃,120分通風乾燥品の官能検査結
果第1表、第2表から明らかなように、本発明方法の処
理を行なったものはココアの香味が強化され、砂糖、牛
乳を加えて飲用する場合にも曙好的に従来法の処理によ
るものより好まれた。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1 (未婚妙カカオニブに対し蛋白.賛成分をアルカリ処理
開始時に添加する実施例)未煩妙カカオニブ560のこ
、5.66%炭酸カリウム溶液148.4夕を添加して
よく混合し、これにカゼインナトリウム11.2夕を撒
布し、密閉型反応槽中で蝿拝しながら80℃で3時間ア
ルカリ処理した。
次いでウェットニブを取出し、150℃に調温した通風
乾燥機に移し、2時間保持して乾燥および橋妙を行った
樽妙ニプ(水分0.9%)を常法に従い石ロールにて磨
砕、更にレフアィナーにて微粒化し、70℃でプレスし
てカカオバターを除き、含脂量22%のプレスケーキを
得た。プレスケーキを高速ミルで粉砕し、香気の強い呈
味良好なココアを得た。
本ココアを従来法のココアと比較した官能試験結果は既
に第2表に示した通りである。実施例 2 (未精妙カカオニブに対し蛋白質成分をアルカリ処理中
に添加する実施例)未焔妙カカオニプ560夕に、5.
66%炭酸カリウム溶液148.4夕を添加し、密閉型
反応槽中で燈拝しながら80こ○で1時間アルカリ処理
を行った後、カゼインナトリウム11.をを撒布して添
加し、更に80ooで2時間アルカリ処理を続行した。
次いでウェットニブを取出し、15000の通風乾燥機
で2時間乾燥、悟妙を行った。時妙ニブを実施例1と同
様に処理してココアを得た。
本ココアをカゼインナトリウムを添加しない従来法のコ
コアと官能試験により比較した結果、専間家パネル20
名中14名が本ココアの方がココア香味強く良好と判定
した。実施例 3 (未焔妙カカオニブに対し蛋白質成分をアルカリ処理終
了後に添加する実施例)未婚妙カカオニブ560のこ、
5.66%の炭酸カリウム溶液148.4夕を添加して
よく混合し、密閉型反応槽中で燈拝しながら80qCで
3時間アルカリ処理した。
このアルカリ処理終了時のウェットニフに22.4夕の
ゼラチン粉末を撒布、5分間鷹梓混合し、ゼラチンが溶
解し透明化したのちニブを取出し、15000の通風乾
燥機で2時間乾燥、焔妙を行なった。悟妙ニブを実施例
1と同様に処理してココアを得た。本ココアをゼラチン
を添加しない従来法のココアと官能試験により比較した
結果、専門家パネル20名中138が本ココアがより香
味良好と判定した。実施例 4 (未煩妙カカオニブに対しべプトンをアルカリ処理開始
時に添加する実施例)カゼインナトリウム11.2夕を
100叫の水に溶解し、これに21%炭酸カリウムを加
えて餌を9.5に調整したのち、エンド型アルカリ性プ
ロテアーゼ溶液5叫(細菌性プロテアーゼ結晶0.7の
oをM/1000モル炭酸カルシウム溶液5泌に溶解)
を加えて、45qoで20分間酵素処理を行なった。
酵素処理液を電子レンジ内で6現抄加熱して酵素を失活
させたのち、21%炭酸カリウム溶液38の‘を加えて
から、未婚妙カカオニブ560のこ混合し、密閉型反応
槽中で燈拝しながら8び0で2時間アルカリ処理を行な
った。次いでウェットニブを取出し、150qoの通風
乾燥機で90分の乾燥、精妙を行なった。焔妙ニブを実
施例1と同様に処理してココアを得た。本ココアをカゼ
インのべブトンを添加しない従釆法によるココアと官能
試験により比較した結果、専門家パネル20名中14名
が本ココアが香味強く良好と判定した。実施例 5 (未婚妙カカオニブに対しべプトンをアルカリ処理開始
時に添加する実施例)分離大豆蛋白粉11.2夕を水1
00の‘に分散し、20%水酸化ナトリウムにてpHを
9.5に調整したのち、エンド型アルカリ性プロテアー
ゼ溶液5の【(細菌性結晶プロテアーゼ0.7の9をM
/1000炭酸カルシウム溶液5の‘に溶解)を加えて
、45q0にて20分間酵素処理を行なった。
酵素処理液に20%炭酸ナトリウム溶液45の‘を加え
てから未焔妙カカオニプ560仇こ混合し、密閉型反応
槽中で櫨拝しながら80℃で3時間アルカリ処理を行な
った。次いでウェットニプを取出し、150午0の通風
乾燥機で90分の乾燥、焔妙を行なった。焔妙ニブを実
施例1と同様に処理してココアを得た。本ココアを大豆
べプトンを添加しない従来法によるココアと比較した結
果L専門家パネル20名中13名が本ココアが良好と判
定した。実施例 6 (弱精妙カカオニブに対し蛋白質成分をアルカリ処理開
始時に加える実施例)頚焔妙カカオ豆(水分1.4%)
から得たニブ560夕に5.66%の炭酸カリウム溶液
148.4夕を添加してよく混合し、これにカゼインナ
トリウム22.4夕を撒布し密閉型反応槽中で燈拝しな
がら80qoで3時間アルカリ処理した。
次いでウェットニブを取出し、150午0の通風乾燥機
で2時間の乾燥、焔妙を行なった。
焔妙ニブを実施例1と同機に処理してココアを得た。本
ココアをカゼインナトリウムを添加しない従来法による
ココアと官能試験により比較した結果、専門家パネル2
0名中13名が本ココアを良好と判定した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明方法によるココアと、対照と
しての従来方法によるココアの水蒸気蒸溜溜分の有機溶
媒抽出物をガスクロマトグラフイ一にかけた結果と示し
、図面においてそれぞれ実線は本発明方法による処理品
、点線は従来方法による処理品のガスクロマトグラムで
ある。 第1図第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ココア製造のためのアルカリ処理工程において、未
    焙炒乃至弱焙炒のカカオニブに通常のアルカリ処理で使
    用される少なくとも一種のアルカリ又はその塩及び水の
    ほかに、少なくとも一種の蛋白質成分及び/又はそのペ
    プトンを、アルカリ処理の開始時、処理中又は終了後に
    添加混合し、次いで全体をアルカリ性に保って乾燥、焙
    炒して得た焙炒ニブを常法により磨砕、搾油、粉砕処理
    してココアを得ることを特徴とする香味増強ココアの製
    造方法。 2 乾燥、焙炒処理の間pHを7〜8程度に保持する特
    許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 蛋白質成分及び/又はペプトンをニブに対し2〜4
    重量%程度添加する特許請求の範囲第1項及び第2項の
    いずれかに記載の製造方法。 4 アルカリまたはその塩として水酸化カリウム、水酸
    化ナトリウム、水酸化アンモニウム、炭酸カリウム、炭
    酸マグネシウム、炭酸アンモニウム、重炭酸ナトリウム
    及び/又は酸化マグネシウムを使用する特許請求の範囲
    第1項ないし第3項のいずれかに記載の製造方法。 5 蛋白質成分としてカゼイン、カゼインナトリウム、
    卵白、ゼラチン、大豆蛋白質、小麦蛋白質、脱脂粉乳及
    び/又はホエー粉末を使用する特許請求の範囲第1項な
    いし第4項のいずれかに記載の製造方法。 6 蛋白質成分をエンド型蛋白分解酵素により分解した
    ペプトンを使用する特許請求の範囲第1項ないし第5項
    のいずれかに記載の製造方法。 7 フオルモール態窒素の全窒素に対する比率を1%以
    下増加させる程度の蛋白分解を行なった蛋白質成分のペ
    プトンを使用する特許請求の範囲第5項に記載の製造方
    法。 8 蛋白質成分をカゼイン又はカゼインナトリウムとす
    る特許請求の範囲第6項及び第7項のいずれかに記載の
    製造方法。
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