JPS6020340B2 - 珪酸カルシウム材料の製造方法 - Google Patents

珪酸カルシウム材料の製造方法

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JPS6020340B2
JPS6020340B2 JP4305478A JP4305478A JPS6020340B2 JP S6020340 B2 JPS6020340 B2 JP S6020340B2 JP 4305478 A JP4305478 A JP 4305478A JP 4305478 A JP4305478 A JP 4305478A JP S6020340 B2 JPS6020340 B2 JP S6020340B2
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silicate material
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卓二 吉村
晧一郎 大友
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス繊維で強化された高密度の低い珪酸カル
シウム料の製造方法に関する。
従来、珪酸カルシウム材料に高密度が0.5夕/めであ
る珪酸カルシウム材料の製造方法は珪酸質原料、石灰質
原料からなるマトリックスに補強繊維としての石綿を添
加し、該マトリックスに対して2〜2の重量倍の水を加
えてなるスラリーを60〜100つ○の温度で加熱した
後成型し、飽和蒸気の下で高温高圧処理する方法により
作成されてきた。
しかし石綿原料の枯渇による価格の上昇並びに石綿繊維
の人体に対する汚染問題、いわゆる石綿公害問題の為に
石綿代替補強繊維の要望が近年高まって来た。この様な
背景の下に耐アルカリ性を有するガラス繊維が開発され
工業的に生産されるようになり、該耐アルカリ性ガラス
繊維で補強された珪酸カルシウム材料、例えば特開昭4
8一25725号公報においてZの2合有耐アルカリ性
ガラス繊維補強珪酸カルシウム材料が提案されている。
しかし、該ガラス繊維補強珪酸カルシウム材料は補強繊
維としてストランド状の耐ァルカIJ性ガラス繊維を適
用せるもので壁材、屋根材、天井材、床村として使用す
る嵩密度が0.7〜1.7夕/地である高密度の珪酸カ
ルシウム材料は容易に製造しうるが保温材となる高密度
が高々0.5夕/地である機械的強度の優れた珪酸カル
シウム材料は得られないことが判明した。即ちガラス繊
維とマトリックスの界面結合力が弱く引張強度が優れる
ガラス繊維による充分な補強効果が付与せしめられない
欠陥を有している。
本発明者等は斯様な状況に鑑み鋭意研究の結果、本発明
を完成したものであり、その目的は補強効率の優れた嵩
密度の低いガラス繊維強化珪酸カルシウム材料を工業的
に容易に且つ安価に製造する方法を提供するにある。即
ち本発明は珪酸質原料と石灰質原料からなるマトリック
スに2〜2の重量倍の水を添加せるスラリーを60〜1
0000の温度で加熱して成型処理するに際し前記スラ
リーを少なくとも0.虫時間加熱した後開繊率が20〜
95%である耐アルカリ性ガラス繊維チョップドストラ
ンドを前記マトリックスに対して0.5〜20重量%添
加して均一に混合せしめた後圧搾成型ならびに蒸熱処理
することを特徴とする珪酸カルシウム材料の製造方法で
ある。
本発明に示す関織率が20〜95%である耐アルカリ性
ガラス繊維チョップドストランドとは珪酸カルシウム材
料製造時の原料スラリー及び蒸熱処理時のアルカリ成分
による侵食に耐えるアルカリ溶解度が高々4%で径が5
〜3呼である耐アルカリ性ガラス単繊縦を20〜400
本集東してなるチョップドストランドである。ここでア
ルカリ溶解度とは、繊維径13±0.2仏のガラス繊維
2夕を95ooの10%NaOH水溶液100タ中に1
時間浸潰したときのガラス繊維の重量減少度合を百分率
で示したものである。該耐アルカリ性ガラス繊維を製造
するのに好適なガラスとしては少なくともZの2を7モ
ル%以上含有する必要があるが、一般に耐アルカリ性は
Zr○2含量と共に増大する傾向を示すので本発明方法
に於けるガラス繊維はZの2を少なくとも10モル%、
好ましくは少なくとも11モル95、最も好ましくは少
なくとも11.5モル%含有するものである。
該条件を満足するガラス組成としては例えば、モル%で
Si02:50〜69%,Zh02:11.5〜13.
5%,R20:10〜22%,K20:0〜7%,RO
:0〜10%,&03:0〜6%,N203:0〜5%
くR20はその3%までがLi20で置換することので
きるNa20である。又R′はアルカリ士金属又はZn
,Mn,Pbである)の如き耐アルカリ性ガラス組成物
である。該ガラス組成物からガラス繊維ストランドの作
成は、常法に従いガラス原料成分をムラィト質ルツボに
入れて1300〜150ぴ0の溶融温度の下、3〜6q
寺間加熱することにより均質なガラスとしこれをロッド
状乃至マーブル状に成型し次いでこれを溶融級糸工程に
導き、一般に白金合金製のブッシングと称されるメルタ
ーを用いて200〜200の固の孔(チップ)から溶融
ガラスを引出しサイズ剤を施しつつ1,000〜4,0
00m/min、の紡糸速度で巻取ることにより作成さ
れる。
本発明における耐アルカリ性ガラス繊維チョップドスト
ランドの単繊維径は5〜3帆であり、好ましくは9〜2
叫である。
5r以下では工業的に生産するに当り、その生産性が低
くコストが高くな.り好ましくない。
また3岬以上ではガラス繊維全体の比表面積が小さくな
り、その為最終製品の強度が低く好ましくない。該チョ
ップドストランドを得る耐アルカリ性ガラス繊維ストラ
ンドは20〜400フィラメントより構成され、好まし
くは20〜100本、最も好ましくは25〜50本のフ
ィラメントより構成される。
20フィラメント禾満では、紡糸操業性が劣り、紡糸時
に糸切れが発生し好ましくなく、またケーキよりのガラ
ス繊維の解除性が劣り、解除時に糸切れや毛羽立ちを生
じ好ましくない。
一方400フィラメントを越えると最終製品にストラン
ド状ガラス繊維が存在する危険があり、最終製品の強度
が低く好ましくない。更に、チョップドストランドの繊
維カット長は6〜5比肋、好ましくは13〜25側であ
る。
6側未満では最終製品の強度が低く好ましくない。
即ちガラス単繊維当りの表面積が小さく、その為マトリ
ックスとの界面結合力が低くなる。一方5仇吻を越える
と、ガラス繊維相互のからみの発生の為、原料スラリー
中でいわゆるボーリング現象を起し、最終製品の物性が
安定せず好ましくない。本発明に係る該耐アルカリ性ガ
ラス繊維チョップドストランドの関織率は20〜95%
、好ましくは50〜80%である。
関織率が該範囲を超えると最終製品の強度が低く好まし
くない。
ここで開繊率とは13助長のガラス繊維ストランドを約
1夕取り出し精秤し、その重量をW,gとする。
該ガラス繊維ストランドを95〜10000の1%Na
OH液1〆中に投入し、14分間放置し次いでラボミキ
サーで1分間櫨拝する。以上のアルカリ処理後のガラス
繊維を蒸留水にて充分洗浄した後、フィラメント数が3
本以上であるストランド形態を保ったものを取出し、こ
れを120℃で6時間乾燥し、空気中で放冷後糟秤し、
その重量をW2gとする。開繊率を‘1l式にて示す。
開繊率(%)=と示ごX・帆‐‐‐‐‐【・’前記せる
耐アルカIJ性ガラス繊維の開綾率を得るにはガラス繊
維ストランドを構成するフィラメントに付着せしめる紡
糸時のサイズ剤の種類及びサイズ剤のガラス繊維に対す
る付着量の調整が重要な因子となる。
例えばサイズ剤としてはポリ酢酸ビニル樹脂、ポリアク
リル酸ェステル樹脂並びにそれらの各種共重合体に代表
される集東剤、ポリオレフィン、酸化ポリエチレン等の
各種ワックス類や各種界面活性剤等の平滑柔軟剤並びに
カップリング剤等より構成される。又該サイズ剤のガラ
ス繊維に対する付着量は0.3〜5重量%、好ましくは
0.5〜4重量%、特に1〜3重量%が最も好ましい。
付着量が0.3重量%未満の場合、ガラス繊維の紡糸操
業性が劣る。
即ち紡糸時に糸切れが発生して好ましくない。一方5重
量%を越えると、開繊率が小さく、マトリックスとの界
面結合強度が弱く最終製品の強度が弱い。又得られたガ
ラス繊維ストランドのケーキよりの解除性が悪く、毛羽
が多く発生し好ましくない。該耐アルカリ性ガラス繊維
チョップドストランドは蓮酸質原料と石灰質原料からな
るマトリックスに2〜2の重量倍の水を添加せるスラリ
ーを60〜10000の温度で少なくとも0.虫時間加
熱することにより珪酸カルシウムのゲルを生成せしめた
スラリー中に添加して均一に蝿枠せしめることにより該
ストランドが部分解緩し単繊維とストランド状繊維が均
一に混在した状態となり、得られる珪酸カルシウム材料
に於て単繊維が曲げ及び引張強度を向上せしめ、ストラ
ンド状繊維が衝撃強度を増大せしめるものであり、該耐
アルカリ性ガラス繊維チョップドストランドの添加量は
0.5〜20重量%、好ましくは0.7〜15重量%で
ある。
添加量が0.5重量%未満の場合は珪酸カルシウム材料
の機械的強度が不充分となり又2の重量%を超えるとガ
ラス繊維相互のからみあいによるボーリング現象を生じ
均質な製品が得られない。又該耐アルカリ性ガラス繊維
チョップドストランドを前記原料スラリーの加熱前或は
加熱初期即ち珪酸カルシウムのゲルを生成せしめないで
添加して均一に縄枠混合した場合部分解繊せるストラン
ド及び単繊維は強アルカリ成分により著しく劣化して前
記せる効果は得られない。
本発明に於て前記加熱して調整せるスラリーは型枠等に
て所定の形状に圧搾成型した後蒸熱処理を行なう。圧搾
成型時のPress圧は通常5〜50【9/仇である。
次に飽和蒸気圧の下で150〜200℃、好ましくは1
70〜190℃で5〜2畑時間蒸熱処理を行ない、珪酸
カルシウム結晶を合成し、嵩密度が0.1〜0.5タノ
地の珪酸カルシウム材料が得られる。前記せる蓮酸質原
料とは、珪藻士、珪酸、石英、無定形珪酸、珪砂、粘土
類、スラグ、長石、白土、フライアツシユ、フヱロシリ
コンダスト、シリコンダスト、バーライト、バーミユキ
ユライト等であり又石灰質原料として例えば生石灰、消
石灰、カーバイト蓬等である。
マトリックスとする前記珪酸質原料と石灰質原料の重量
比は0.6〜1.5の範囲であり該高純度のマトリック
スは蒸熱処理することによりSi02:Ca○の比がほ
ぼ等モル比の場合にゾノトラィト結晶を生成しSi02
:Ca○のモル比が0.8の場合トベルモラィトの結晶
を生成する点から珪酸質原料と石灰質原料のモル比は工
業生産性より0.8〜1.2の範囲である。
又本発明に於て圧搾成型等の作業性改善の為に原料スラ
リーのマトリックスの乾燥重量に対し5重量%以下の割
合でバルブ、合成繊維、石綿、ロックウール等の有機質
及び無機質の繊維を添加してもよく、更に加熱処理時の
スラリーのゲル化反応等の助剤としてペントナィト等の
粘土類や珪酸ソーダ、塩化カルシウム、石膏等を原料ス
ラリ−のマトリックスの乾燥重量に対し2の重量%以下
の割合で置換してもよい。
本発明により曲げ及び引張強度更には衝撃強度に優れ且
つ高密度が高々0.5夕/めである珪酸カルシウム材料
を工業的に容易に製造することができる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例 1 モル%でSi02:67.2%,ZrQ:12%,Li
20:1%,Na20:15%,K20:3%,B20
3:1.5%,山203:0.3%なる組成を有するガ
ラス(アルカリ溶解度1.3%)を白金製ルッボで15
0ぴ0で8時間溶融し、0.8肋?×25助長の。
ツド状に成型した。次いで内径2肌◇のチップを80の
固有する内容積が4Z及びチップを20q固有する内容
積がIその白金ーロジウム(80/20%)合金製のブ
ツシングを用いて1275℃にて分繊数を変化させて繊
維状に押し出し1000の/minの巻取速度で繊維径
13〆のガラス繊維をボビン上に巻取った。メタクリル
酸メチルェステル7モルとメタクリル酸ブチルェステル
2モルより常法に従ってェマルジョン重合して得られた
ポリアクリル酸ェステル樹脂が45重量%、ポリ酢酸ビ
ニル樹脂ェマルジョン(V425蟹肇級NSC社製)が
4の重量%、ポリエチレングリコール(分子量1000
)が1の重量%、ェポキシシラン系カップリング剤(A
I87:日本ュニカ社製)が5重量%のそれぞれ固型分
組成を有する25重量%濃度の水性ヱマルジョン溶液を
作成し、これをサイズ剤とし、エプロンタイプのオィリ
ング装置でガラス繊維に付着せしめた。
ここでサイズ剤のガラス繊維に対する付着量はオィリン
グ装層のローラー回転数を変化させることにより調整し
た。ストランド当りのフィラメント構成本数及びサイズ
剤の付着量を種々変化させて、閥織率の異なるガラス鮫
総を得た。水酸化カルシウムが5の重量%、珪藻士が4
0重量%、ベントナイトが3重量%なる組成を有するマ
トリックスに対しパルプを3重量%及び前記マトリック
スに対して15重量倍の水を添加し、原料スラリーとし
た。
該スラリーの蝿梓下95qoで5時間加熱処理し、ゲル
化反応を行なわしめた後次いでカット長が1劫凧である
ガラス繊維を前記マトリックスに対して4重量%添加し
、20分間の蝿枠を行なった該ガラス繊維含有スラリー
を圧搾成型し、厚さ1仇舷の成型体を作成した。該成型
体を飽和蒸気下、180℃で1幼時間態熱処理したもの
を110℃で2岬時間乾燥し、ガラス繊維強化珪酸カル
シウム板を作成した。得られた材料の曲げ強度及びシャ
ルピー衝撃強度を測定した。又前記ガラス繊維含有スラ
リーの均質性の評価をスラリー中にガラス繊維が均一に
混合している場合を○、ガラス繊維同士の絡みの為不均
一混合の場合を△、ガラス繊維同士が絡み合い、ボーリ
ング現象を生じた場合を×として示した。
該結果を第1表に示す。
第1表 第1表よりストランドのフィラメント数が20〜400
本で且つ開綾率が20〜95%、好ましくは50〜80
%の場合ガラス繊維強化珪酸カルシウム板の曲げ強度は
飛躍的に向上する。
一方開綾率が95%を超えるとスラリーの均質性が劣り
圧搾成型性も若干悪く、得られた製品の衝撃強度が低下
した。実施例 2実施例1で用いたガラスロッドを使用
し、2.5側めのチップを20の固有する白金合金製ブ
ッシングを用いて5分織することにより、フィラメント
構成本数40本のガラス繊維ストランドを作成した。
サイズ剤としてポリ酢酸ビニル樹脂ェマルジョン(VQ
553:鐘紡NSC社製)が40重量%、ポリアクリル
酸ェステル樹脂ェマルジョン(32A−514:鐘紡N
SC社製)が35重量%、ポリエチレングリコール(分
子量1000)が5重量%、カチオン系活性剤(カチオ
ンソフナーX:オニックス社製)が5重量%、ジメチル
フタレートが5重量%及びアミノシラン系カップリング
剤(AIlOO:日本ュニカ社製)が5重量%のそれぞ
れ固型分組成を有する15重量%濃度の水性ェマルジョ
ン溶液を用いた。サイズ剤のガラス繊維に対する付着量
は1.5重量%であり、その開繊率は55%であった。
生石灰を水にて消化した水酸化カルシウムが47重量%
、珪酸土が4立重量%なる組成を有するマトリックスに
対してパルプを3重量%及び水を1の重量倍添加するこ
とにより原料スラリーを作成した。次に実施例1で用い
たカット長13柳繊維蓬1&のガラス繊維チョップドス
トランドを前記マトリックス重量に対して7重量%を以
下の方法で添加して加熱した後実施例1の方法に従って
圧搾成形ならびに簾熱処理を行なってガラス繊維強化珪
酸カルシウム板を製造して嵩密度及び強度を測定した。
その結果を第2表に示す。尚スラリーの均質性評価は実
施例1の方法に準じた。〈ガラス繊維チョップドストラ
ンドストランド添加方法)■ 原料スラリーを蝿梓下9
5℃で0.幼時間加熱した後添加して同温度で2時間縄
梓後更に2時間同温度で加熱した場合。
‘B’ 原料スラリーを凝梓下95℃で0.朝時間加熱
した後添加して前記凶の方法と同様に櫨梓及び加熱した
場合。
‘C} 原料スラリーを縄梓下95℃で2時間加熱した
後添加して更に2時間燈梓下同温度で加熱した場合。
■ 原料スラリーを損梓下9yoで4時間加熱した後添
加して更に10分間燈洋下同温度で加熱した場合。
第2表 第2表より明らかな如くガラス繊維チョップドストラン
ドは原料スラリーを少なくとも0.虫時間加熱した後添
加することにより曲げ及び衝撃強度の優れた珪酸カルシ
ウム板が得られた。
実施例 3 モル%でSi02:67.5%,Zの2:12.5%,
Li20:2%,Na20:14%,K20:4%なる
組成を有するガラス(アルカリ溶解度0.9%)及びエ
チレン−酢酸ビニル共重合体が5の重量%、ボリ酢酸ビ
ニル樹脂ェマルジョン(V一4250:鐘紡NSC社製
)が15重量%、ポリアクリル酸ェステル樹脂ェマルジ
ョン(32A−514:鐘紡NSC社製)が10重量%
、非イオン系活性剤(POEノニルフェニル:n=5)
が5重量%、カチオン系活性剤(カチオンソフナーX:
オニックス社製)が5重量%、ジブチルフタレートが1
の重量%及びビニル系カップリング剤(AI72:日本
ュニカ社製)が5重量%のそれぞれ固型分組成を有する
25重量%濃度の水性ェマルジョン溶液をサイズ剤とし
て用い、実施例1に準じてガラス化及び繊維化を行なっ
た。
尚ガラス繊維の巻取速度、ブッシングへのガラスロッド
の供給量及びブッシングの温度を変化させることにより
、ストランドのフィラメント構成本数及びサイズ剤の付
着量に加えてその繊維径をも異なるガラス繊維を作成し
た。それらのガラス繊維を用いた第3表に示す配合組成
の原料スラリーについて、加熱処理の温度、時間及び圧
搾成型時のPress圧を種々変化させて、各種高密度
の珪酸カルシウム板を作成しその特徴を測定した。尚、
上記原料スラリーへのガラス繊維の添加時期は全て原料
スラリーを90℃4時間加熱した後であり、添加後のガ
ラス繊維含有量スラリーの燈梓時間は2び分間である、
又スラリ−の均質性評価は実施例1の方法に従つた。
第3表 第3表より明らかな如く、開級率が20〜95%である
耐アルカリ性ガラス繊維チョップドストランドをマトリ
ックスに対して0.5〜20重量%の範囲内で原料スラ
リ−を90qC4時間加熱後添加して均一に混合せしめ
ることにより曲げ及び衝撃強度の優れた低高密度の珪酸
カルシウム板が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 珪酸質原料と石灰質原料からなるマトリツクスに2
    〜20重量倍の水を添加せるスラリーを60〜100℃
    の温度で加熱して成型処理するに際し前記スラリーを少
    なくとも0.5時間加熱した後開繊率が20〜95%で
    ある耐アルカリ性ガラス繊維チヨツプドストランドを前
    記マトリツクスに対して0.5〜20重量%添加して均
    一に混合せしめた後圧搾成型ならびに蒸熱処理すること
    を特徴とする珪酸カルシウム材料の製造方法。 2 開繊率が50〜80%である特許請求の範囲第1項
    記載の珪酸カルシウム材料の製造方法。 3 耐アルカリ性ガラス繊維チヨツプドストランドが高
    々4%のアルカリ溶解度である特許請求の範囲第1項記
    載の珪酸カルシウム材料の製造方法。 4 耐アルカリ性ガラス繊維チヨツプドストランドがZ
    rO_2を少なくとも10モル%含有するものである特
    許請求の範囲第1項又は第3項記載の珪酸カルシウム材
    料の製造方法。 5 耐アルカリ性ガラス繊維チヨツプドストランドが径
    5〜30μである単繊維を20〜400本集束せるもの
    である特許請求の範囲第1項記載の珪酸カルシウム材料
    の製造方法。 6 耐アルカリ性ガラス繊維チヨツプドストランドが繊
    維長6〜50mmである特許請求の範囲第1項又は第5
    項記載の珪酸カルシウム材料の製造方法。
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