JPS60233191A - 地盤注入工法 - Google Patents

地盤注入工法

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JPS60233191A
JPS60233191A JP8922984A JP8922984A JPS60233191A JP S60233191 A JPS60233191 A JP S60233191A JP 8922984 A JP8922984 A JP 8922984A JP 8922984 A JP8922984 A JP 8922984A JP S60233191 A JPS60233191 A JP S60233191A
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JP
Japan
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liquid
water glass
aqueous solution
injection
ground
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JP8922984A
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English (en)
Inventor
Shunsuke Shimada
俊介 島田
Kenji Kashiwara
栢原 健二
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Kyokado Engineering Co Ltd
Original Assignee
Kyokado Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は軟弱あるいは漏水地盤に固結薬液を注入して前
記地盤を固結あるいは小水(以下学に固結という)する
地盤注入工法に係り□、特に固結薬液として非アルカリ
性珪酸水溶液を用い、注入工程が簡素化されるとともに
注入液のpH値が注入後に自動調整されて中性方向に移
動し、しかも固結後の強度が大である地盤注入工法に関
する。
〔従来技術とその問題点〕
近年、止水工事等においては薬液注入工法が広く用いら
れておシ、この工法に用いられる固結薬液として水ガラ
スグラウトを主成分とした配合液が知られている。前記
水ガラスグラウトは水ガラスに硫酸等の酸性液、あるい
はアルカリ金属塩を混合させてなるものであるが、この
ような水ガラスグラウトを用いた注入工法では第1図か
らもわかるように混合液のpHが中性領域に入る前にゲ
ル化してしまい、注入不可能となる。
一般に地盤注入の目的である固結効果を得るためには水
ガラスグラウト中の水ガラス濃度は10重量%以上であ
る事が必要であるとされているが、このような濃度では
pHが8〜9付近で瞬結してしまうため一般に水ガラス
グラウトはpHが9以上の領域で用いられ、従って水ガ
ラスの当量が完全に反応する事は困難で地盤中には未反
応の水ガラスが生ずる事をさけられない。(第1図に水
ガラスのゲル化時間とpHの関係を示す)また、近年、
非アルカリ性珪酸水溶液を固結薬液として用いる地盤注
入工法が開発されている。
この工法はまず酸性液中に水ガラスを添加混合し、ある
いは酸性液と水ガラスを合流混合して、pH値が1〜2
付近の強酸性珪酸水溶液を調製する第一工程と、次いで
この強酸性珪酸水溶液に水ガラス、炭酸塩等のアルカリ
剤をpH調整剤として添加混合し、あるいは合流してゲ
ル化時間を調整する第二工程とを経て、所望の配合液を
調製した上て注入を行う工法である。
しかし、上述の工法には次の(A) 、 (B)および
(C)の欠点が内在する。
(A)強酸性珪酸水溶液を調製する第一工程と、この水
溶液にアルカリ剤を添加する第二]工程とを必要とする
ため、工程が複雑である。
(B)強酸性珪酸水溶液にアルカリ剤を添加する第二工
程では、微量の配合のちがいによりゲル化時間が大幅に
変動してし壕い、容易に瞬結状態になって地盤中への浸
透が阻害される等の問題が生じる。
(3) (0)前記強酸性珪酸水溶液は第二工程においてアルカ
リ剤水溶液によってうすめられること、になり、このた
め、配合液濃度は最終的には相当に低くなシ、高強度の
固結体を得ることができない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は非アルカリ性珪酸水溶液を注入するにあ
たり、pH調整剤によるゲル化時間の調整が省略されて
注入工程が簡素化され、かつ注入液のpH値が注入後に
自動調整され、中和方向に移動して公害防止に役立ち、
しかも固結後の強度が向上される、前述の公知技術に存
する欠点を改良した地盤注入工法を提供することにある
〔発明の要点」 前述の目的を達成するため、本発明によれば、水ガラス
水溶液および酸性液を注入管を通して地盤中に合流注入
する地盤注入工法において、前記水ガラス水溶液および
酸性液は前記注入管内の混合部で酸過剰に保持されるよ
うな合流比率で合流され、次いでそのまま直ちに地盤中
に注入される(4) ことを特徴とし、前記水ガラス水溶液は遅効性アルカリ
剤を含むことを特徴とする。
〔発明の詳細な説明〕 ・ 本発明は非アルカリ性珪酸水溶液の配合を従来のように
二工程に分けて行なうのではなく一度に行なう。したが
って、配合された前記非アルカリ性珪酸水溶液は注入ポ
ンプ等を用いて注入したのでは途中でゲル化してしまう
から、そのまま直ちに地盤中に注入されることが必要で
ある。このためには、水ガラス水溶液および酸性液はそ
れぞれ注入管内の別々の管路を通して該注入管内に設け
られた混合部(混合室)に導入され、ここで両者は酸過
剰を保持するよ・うな合流比率で合流されることが必要
であり、この結果得られる注入液はその′!ま・直ちに
地盤中に容易に注入される。しかも注入液は一度地盤中
に注入されてしまうと注入液中の遅効性アルカリ剤が徐
々に反応して注入液を中性方向に郡内せしめ、最終的に
は中性領域でゲル化する。
このため、本発明は次の(1) 、 (2)、(3)な
らびに(4)の利点を奏しうる。
(1) 非アルカリ性珪酸水溶液を一工程で調製するの
で工程が簡素化される。
(2)非アルカリ性珪酸水溶液が注入管内の混合部で調
製され、かつこの混合部は注入管内に存在して地盤に相
当に接近した位置であるので、前記水溶液の混合部から
地盤中への送液時間は非常に短くてすみ、このため、前
記水溶液は混合部から容易にそのまま直ちに地盤中に注
入される。したがって、従来のように強酸性珪酸水溶液
を調製の後、アルカリ剤によりゲル化時間を調整すると
いう工程は必要とせず、この困難性が除去される。
(3)非アルカリ性水溶液は地盤中に注入された後、そ
のpH1値が自動調整されて中性方向に移動し、公害防
止に役だつ。
(4)非アルカリ性珪酸水溶液を調製の後直ちに地盤中
に注入されるので、高い濃度の水ガラスを用いることが
でき、またがって、固結後の強度が向上される。
なお、本、発明において、遅効性アルカリ剤を含む水ガ
ラス水溶液および酸性液の混合部での合流はいずれか一
方が他方よシも高い圧力で吐出合流させるのが好ましく
、特に水ガラス水溶液が酸性液よりも高い吐出圧で合流
混合されることが水ガラス濃度の濃い非アルカリ性珪酸
水溶液を調製する際に一層好ましい。
さらに、本発明における酸過剰を保持するような合流比
率とは合流液が不安定になってゲル化時間が短く々る電
気化学的中和点、すなわちpH8,5付近好ましくはp
H7付近よりも酸性側の非アルカリ性領域を常に保持す
るような合流比率をいう。
したがって、遅効性アルカリ剤をあらかじめ水ガラス中
に混合しておくと、ゲル化物のpH値がアルカリ側に整
向することもあるが、合流時に非アルカリ性領域にあれ
ば、塊状シリカ分を析出せずに均質な注入液を形成する
ことが可能である。
本発明における酸性液(酸性反応剤)とは無機酸(硫酸
、塩酸、硝酸、リン酸等)、有機酸(ギ(7) 酸、酢酸等)のような酸、酸性塩(リン酸1カルシウム
、リン酸1ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、硫酸アル
ミニウム、塩化アルミニウム等)、アルカリの存在のも
とに加水分解して酸基を生ずる物質(エステル類例えば
多価アルコール酢酸エステル、エチレンカーボネート、
α−ブチルラクトン等:アルデヒド類例えばグリオキザ
ール等;アミド類例えばホルムアミド等)をいう。
以上は一例を示したものであるが、本発明はこれらの例
によって制限されるものではないのは勿論である。
また、本発明における遅効性アルカリ剤とはMg (O
J 、p、y (OH)3のような難水溶性アルカリあ
るいはMgCO3、CaCO3のようなアルカリとして
作用する難溶性塩等をいう。
これらのうち、特にMgXAQ 等の塩またはアルカリ
はB液として硫酸等を用いた場合、溶解度の大きい硫酸
塩を生成するため、注入液の浸透性が良好となる。これ
らのうちでも特にMg(OH)2やAx(OH)s、0
aOO,、MgC0,等は水ガラスと多量に混(8) 合しても水ガラスをゲル化せしめず、B液と混合しては
じめて反応が活性化されるため本発明に最適である。
又、本発明における水ガラスとしては、モル比n(S1
02/M20)=1.5〜5.0液状水ガラス、無水水
ガラス、和水水ガラス、結晶性水ガラス等を含めた任意
のモル比の珪酸のアルカリ金属塩、或は珪酸のアルカリ
金属塩と珪酸の混合物が用いられる。
さらに本発明は次の添加剤を併用することもできる。
無機塩: 酸性塩、中性塩、塩基性塩など、 塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、
塩化カリ、塩化アルミニウムなどの塩化物、硫酸カルシ
ウム、硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウムなどの硫酸塩
、アルミン酸ソーダ、アルミン酸カリウムなどのアルミ
ン酸塩、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム等のアル
ミニウム塩、塩化アンモニウム、塩化亜鉛、塩化アルミ
ニウムなどの塩酸塩、塩素酸ナトリウム、塩素酸カリウ
゛ム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウムなどの塩
素酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニ
ウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、重炭酸アン
モニウムなどの炭酸塩、重硫酸ナトリウム、重硫酸カリ
ウム、重硫酸アンモニウムなどの重硫酸塩、重亜硫酸ナ
トリウム、重亜硫酸カリウム、重亜硫酸アンモニウムな
どの重亜硫酸塩、ケイフッ化ナトリウム、ケイフッ化カ
リウムなどのケイフッ酸塩、珪酸のアルカリ金属塩、ア
ルカリ士金属塩、アルミニウム塩等の珪酸塩、ホウ酸ナ
トリウム、ホウ酸カリウム、ホウ酸アンモニウムなどの
ホウ酸塩、リン酸水素ナトリウム、リン酸水素カリウム
、リン酸水素アンモニウムなどのリン酸水素塩、ピロ硫
酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム、ピロ硫酸アンモニウ
ムなどのピロ硫酸塩、ピロリン酸ナトリウム、ピロリン
酸カリウム、ピロリン酸アンモニウムなどのピロリン酸
塩、重クロム酸ナトリウム、重クロム酸カリウム、重ク
ロム酸アンモニウムなどの重クロム酸塩、過マンガン酸
カリ、過マンガン酸ナトリウムなどの過マンガン酸塩等
アルカリ: 苛性ソーダ、或は酸化カルシウム、酸化マグネシウム等
の金属酸化物。
有機塩: 酢酸ソーダ、コハク酸ソーダ、ギ酸カリ、ギ酸ソーダ等
以下、遅効性アルカリ剤を用いた本発明の具体例につい
て説明する。
一般に酸性−中性領域でゲル化させる注入工法において
、従来の方法では前述したとおり、A液として水ガラス
、B液として酸性液を用い、まずB液中にA液を添加し
て、或は常に酸過剰の状態を保持するようにA、B両液
を合流しながらまずpHが1〜2付近の強酸性珪酸水溶
液をつくり、その後、この水溶液にpH調整剤を加えて
pHを中性方向に移向して注入するという二工程の方法
がとられた。
酸性液に水ガラスを加えてpHが1〜2の強酸性珪酸水
溶液を調製することは第1図から明らか(11) なとおり容易であるが、pH値を2ないし7の中間値に
定めることはきわめてむづかしい。そこで前記強酸性珪
酸水溶液にはじめから遅効性アルカリ剤を混入しておけ
ば、強酸性珪酸水溶液をそのまま注入してもpH値が中
性領域に移向するから施工がきわめて簡便になることが
推考され、本発明ではあらかじめ水ガラス中に遅効性ア
ルカリ剤を混入したものをA液とし、酸性液をB液とし
、これらA、B液を注入材として用いる。
この場合、上述の本発明にかかる利点(1) + (2
)ならびに(3)のほかに、さらに注入された非アルカ
リ性珪酸水溶液が地盤中で自動的に中和方向に移動する
ため、より一層公害防止に役立つという利点が生じる。
(利点(4)) さらに本発明ではA液ないしはB液にpH緩衝剤を添加
することもできる。この場合、A液およびB液の合流比
率がばらついても、pH緩衝剤の作用でpHが大幅に変
化し々いため、安定した、所望のpH値の配合液を得る
ことができる。このようなpH緩衝剤として、例えばリ
ン酸2ナトリ0の ラム、硫酸アルミニウム等が挙げられる、。
また、さらに本発明において、A液ないしはB液に遅効
性アルカリ剤ならびにpH緩衝剤の両方を組み合わせて
用いることもできる。この場合、A、B合流液のpH値
は変化しに<<、かつ時間の経過とともに除々に中性方
向に移向する。
以下、本発明を次の実験例によって具体的に説明する。
実験−1 (A) A液およびB液として表−1のNαAに示す配
合のものを用いた。A液には遅効性アルカリ剤としてM
g(oH)2 を添加した・。この添加量は第2図のグ
ラフの横軸に示す各量である。以下の実験、 方法によ
りA液およびB液を合流し、得られた合流液、のゲル化
時間ならびにpHの挙動を測定し、結果を第2図に示し
た。 □ 〔実験方法〕 第11図の二重注入管の内管吐出口にバルブを設けて内
管流路からの吐出圧力が外管流路からの吐出圧力よりも
高くなるようにして、混合室a内にA液およびB液をそ
れぞれ等量づつ送液し、混合した。内管および外管の流
路からの混合室への吐出圧力の差はそれぞれ0.5 、
1.0 、2.0 K9/c、rlと定めた。混合室は
注入管末端部の注入口よF)1mの位置に配置した。吐
出圧力の差を生じさせるためには、例えば、一方の吐出
口に1hf/dlの圧力が加わってはじめて開口するバ
ルブを取9つけるか、あるいは一方の吐出口の径を吐出
量に対して小さくしたり、あるいはノズル状にして行な
う。
なお、A液、B液の吐出圧力の差がゼロの場合、水ガラ
ス濃度が40%近くになると塊状シリカ分を析出しやす
くなる。本発明では吐出圧力差がある方が望ましく、特
に水ガラス液が酸性液中により高い圧力で吐出混合され
る場合には水ガラス濃度が濃くても均質な配合液を得る
ことができるが、逆の場合には吐出圧力が小さいと水ガ
ラス濃度が40%以上では塊状シリカ分を析出しやすく
なる。
(B) A液およびB液として表−1のNαBに示す配
合のものを用いた。A液には0.49のMg(OH)2
のほかに、pH緩衝剤としてNa2HPO,を添加した
この添加量は第3図のグラフの横軸に示す各号である。
前記(A)と同様な方法でA液およびB液を合流し、得
られた合流液のゲル化時間ならびにpHの挙動を測定し
、結果を第3図に示した。
(C) A液およびB液として表=1のNaCに示す配
合のものを用いた。A液の水ガラス濃度ならびにB液の
酸濃度はそれぞれN[LAのものよりも濃厚である。A
液には遅効性アルカリ剤としてMg(OH)2を、第4
図のグラフの横+III+に示す各量添加した。A液お
よびB液を前記(A)と同じ方法で合流し、得られた合
流液のゲル化時間ならびにpHの挙動を測定し、結果を
第4図に示した。
(D) A液およびB液として表−1のNlIDに示す
配合のものを用いた。A液には0.49のMg(OH)
2のほかに、pH緩衝剤としてNa2HPO,を、第5
図のグラフの横軸に示す各量添加した。A液の水ガラス
濃度ならびにB液の酸濃度はそれぞれNaBの ・もの
よりも濃厚である。前記(A)と同様な方法でA液およ
びB液を合流し、得られた合流液のゲル化時間ならびに
pHの挙動を測定し、結果を第505) 図に示した。
(E) A液およびB液として表−1のN(LEに示す
配合のものを用いた。A液には遅効性アルカリ剤として
MgCO3を、第6図のグラフの横軸に示す各量添加し
た。前記(A)と同様な方法でA液およびB液を合流し
、得られた合流液のゲル化時間ならびにpHの挙動を測
定し、結果を第6図に示した。
(F) A液およびB液として表−1のN(LFに示す
配合のものを用いた。A液には遅効性アルカリ剤として
0.62のMgCO3を添加し、B液には3.52の7
5%H2SO4のほかに、pH緩衝剤としてAg3(”
04)3を、第7図の横軸に示す各量添加した。
前述のA液およびB液を前記(A)と同様な方法で合流
し、得られた合流液のゲル化時間ならびにpHの挙動を
測定し、結果を第7図に示した。
06) 上述の実験−1における第2図ないし第7図かられかる
ように、A液に遅効性アルカリ剤を添加しておけば、A
−3合流液は合流時にはpH値2ないし5の弱酸性を呈
するが、その後、除々に増大して中性方向に移向してゲ
ル化し、ゲル化後にははソ中性領域を呈している。
また、pH緩衝剤をA液またはB液に添加すると、第3
図、第5図あるいは第7図かられかるようにゲル化時間
の曲線がゆるやかになり、ゲル化時間の調整が容易とな
る。
なお、第8図は酸性珪酸水溶液に遅効性アルカリ剤(難
溶性アルカリ剤)を添加したときのpH値の経時変化を
示す。第8図から、酸性珪酸水溶液は遅効性アルカリ剤
を添加する場合にはpH値がゆるやかに中性方向に移向
することがわかる。
第9図は水ガラス水溶液および酸性液の合流液の合流時
とゲル化後のpH漸移状況を示したグラフである。第9
図から、合流液のpH値は合流時にはpH2ないし5の
値を示すが、ゲル化後では中性方向に移向していること
がわかる。
実験−2 本発明工法における固結標準砂の一軸圧縮強度を試験し
、結果を第12図に示した。第12図において、試験N
α17ないし2】の試料はそれぞれ、第2図ないし第6
図における番号Nα17ないしNα21の配合であシ、
また、横軸は水中養生日数、たて軸は一軸圧縮強度(K
y/c4)である。
第12図から、養生日数が増加するにつれて、また、水
ガラス濃度が濃厚になるにつれて各試料にがかる固結標
準砂の一軸圧縮強度が増大することがわかる。
実験−3 さらに、本発明工法は複合注入工法に応用することもで
きる。複合注入工法は特に不均質層が互層となっている
地盤に有効である。以下、この応用例について述べる。
まず、次のA、B、C液を調製する。
A液:(507当り) 3号水ガラス 20t Mg (OH)2 0.5 Kg (19) 水 残り B液:(50を当り) 75%H2SO44,1を 水 残り C液:(50を当#)) 重炭酸カリウム 5 Kf 水 残シ 前述のA、B、C液において、AB等量合流液のゲル化
時間は10分であシ、また、AC等量合流液のゲル化時
間は10秒(pH= 10.9 )であった。
前述のA、B、C液を用いてA液にB液ならび的 にC液をそれぞれ間欠孝に合流すると、第10図に示す
ようにA、0合流液による瞬結性−次グラウドおよびA
−3合流液による浸透性二次グラウトの変換が簡便に行
われ、これを第11図に示す二重注入管を用いて複合注
入を行なうことができる。
すなわち、まず、第11図(a)に示すように二重注入
管の内管を通してA液を、外管を通してC液をそれぞれ
送液して注入管内の混谷′室aに導き、ここで両液を合
流の後、瞬結性−次グラウドとして地(至) 盤中に注入し、地盤の粗い部分や、注入管まわシのすき
間を該グラウトで填充固結する。次いで、第11図(b
)に示すようにC液の代りにB液を送液して混合室aに
おいてA、3合流液による浸透性二次グラウトを調製し
、これをそのまま直ちに地盤中に注入してA、0合流液
では浸透しきれなかった細い部分を浸透固結する。
前述の複合注入工法において、第11図(b)の工程は
本発明工法であり、本発明工法はこのような複合注入工
法に応用することによって地盤をより一一強固に固結す
ることができる・ 施工例−1 実験−1ならびに実験−3の方法にしたがい、A液(実
験−3のもの)をパルプを通して酸性液(B液(実験−
3のもの))よりもI Kg /crA高い圧力で混合
室(a)に吐出して非アルカリ性珪酸水溶液を形成し、
この水溶液を東京部内の均質々細砂地盤中に注入した。
A、3合流液を1ステージ当り100tづつ50Crn
毎のステージとして10ステージ注入した。10日後に
掘削調査したところ、直径はぼ1mの円筒状均質固結体
の形成をみた。固結土の一軸圧縮強度は6−5に9/c
Jであった。透水係数はk = 3.2 X 10″″
6m/θθc、pH値は7.5を示した。
施工例−2 細砂層とレキ層が互層になっている東京部内の地盤中に
本発明工法にかかる注入を行った。実験方法は施工例1
と同様である。A、BならびにCは実験−3と同じであ
る。
前述(7) A 、 B 、 C液を用い、第11図(
a) 、 (b)の注入工程にしたがって注入を行った
まずA、C合流液を第11図(a)のように100を注
入の後、次いで第11図(b)に示すようにA、3合流
液を300を注入し、注入ステージを50cntづつ引
き上げながらこの注入を繰シ返した。
注入10日後に掘削調査を行ったところ、レキ層にはA
g0合流液が主として填充され、細い砂層にはA、3合
流液が土粒子間浸透し、全体として均質に固結していた
。固結体の一軸圧縮強度は9.5Kg/cdであった。
透水係数試験結果は注入前にはk = 2.4刈0−2
−6.8 X 10−” cli〆secであったもの
が、注入後ではに=3.5xlo−”−2,3X10 
’crn/e8Cにまで改善されていた。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明は非アルカリ性珪酸水溶液を注入
するにあたり、遅効性アルカリ剤を含んだ水ガラス水溶
液および酸性液を注入管中の混合部で、酸過剰に保持さ
れるような合流比率で合流し、次いでそのまま直ちに地
盤中に注入するようにしたから、注入が一工程ですみ、
したがって注入工程が簡素化されるとともにpH調整剤
によるゲル化時間の調整が省略されて注入工程が簡素化
され、かつ注入液のpH値が注入後に自動調整され、中
性方向に整向して公害防止に役立ち、しかも水ガラス濃
度が稀釈されることがないので高強度の固結体を得るこ
とができる等の利点を奏し得、このため実用上極めて有
用な発明であるということができる。
(23)
【図面の簡単な説明】
第1図は水ガラスのpHとゲル化時間との関係を表わし
たグラフであり、第2図、第3図、第4図、第5図、第
6図および第7図は、それぞれ、酸性珪酸水溶液に遅効
性アルカリ剤、ないしはさらにpH緩衝剤を含んだ場合
のゲル化時間とpHの関係を表わしたグラフであり、第
8図は酸性珪酸水溶液に遅効性アルカリ剤を添加したと
きのpH値の経時変化を表わしたグラフであり、第9図
は氷ガラス水溶液と酸性液の合流液の合流時とゲル化後
のpH漸移状況を表わしたグラフであり、第10図は複
合注入工法の適用例を表わしたグラフであり、第11図
(a) 、 (b)は複合注入工法の施工例を表わした
図面であり、第12図は固結標準砂の水中養生日数に対
する一軸圧縮強度を表わしたグラフである。 a・・・混合室、 A液・・・水ガラス水溶液、B液・
・・酸性液、C液・・・急結剤配合液。 c24) 洛10 ノブI 箋2目 −M9(0ツリー−? αA頂しし50ccン隻θ目 149003 (lj/A”;uOec)A122(S
Ox)s rg/13敏栃e)ト地刹涜(勺 す 梱 苓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水ガラス水溶液および酸性液を注入管を通して地盤中に
    合流注入する地盤注入工法において、前記水ガラス水溶
    液および酸性液は前記注入管内の混合部で酸過剰を保持
    するような合流比率で合流され、次いでそのまま直ちに
    地盤中に注入されることを特徴とし、前記水ガラス水溶
    液は遅効性アルカリ剤を含むことを特徴とする地盤注入
    工法。
JP8922984A 1984-05-07 1984-05-07 地盤注入工法 Pending JPS60233191A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8922984A JPS60233191A (ja) 1984-05-07 1984-05-07 地盤注入工法

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JP8922984A JPS60233191A (ja) 1984-05-07 1984-05-07 地盤注入工法

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JP8922984A Pending JPS60233191A (ja) 1984-05-07 1984-05-07 地盤注入工法

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JP (1) JPS60233191A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531863A (en) * 1978-08-30 1980-03-06 Mitsui Toatsu Chem Inc Soil improving process
JPS57164187A (en) * 1982-03-01 1982-10-08 Kyokado Eng Co Ltd Grouting by use of aqueous non-alkaline silicate solution
JPS60231786A (ja) * 1984-05-01 1985-11-18 Kyokado Eng Co Ltd 地盤注入工法
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Patent Citations (4)

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