JPS6024751B2 - 拡散溶接における改良法 - Google Patents
拡散溶接における改良法Info
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- JPS6024751B2 JPS6024751B2 JP5807979A JP5807979A JPS6024751B2 JP S6024751 B2 JPS6024751 B2 JP S6024751B2 JP 5807979 A JP5807979 A JP 5807979A JP 5807979 A JP5807979 A JP 5807979A JP S6024751 B2 JPS6024751 B2 JP S6024751B2
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- diffusion
- diffusion welding
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は拡散接合の改良法に関する。
拡散接合は接合材料を再結晶温度以上、溶融点以下に加
熱し、真空、不活性ガスなどの雰囲気中で加圧し、原子
の拡散によって接合を行なうものである。
熱し、真空、不活性ガスなどの雰囲気中で加圧し、原子
の拡散によって接合を行なうものである。
拡散接合の接合メカニズムは第1図及び第2図の如く考
られており、図中1,2,3に示す過程に沿って接合が
進行する。すなわち第1図の1の過程では接合界面とな
る部分の表面凹凸が温度上昇、加圧の効果を受けて降伏
クリープ現象を起こし、これにより部分的に金属綾舷が
生じ、第1図の2の過程ではこの金属接触した部分が平
面状粒界(P1aMrGrainBo肌daび)となり
、主に第2図に示す原子拡散すなわち粒界拡散(第2図
中矢印A)および粒内拡散(第2図中矢印B)により空
隙bが減少し、第1図の3の過程では前記2の過程の拡
散が更に進行して空隙bが消失すると同時に粒界移動(
第2図中矢印C)が生じ、前記1の過程での接触界面が
消えて接合が完了する。なお図中、aは接合金属、bは
空隙である。従釆の拡散接合は第3図に示す如く、接合
材料を、その再結晶温度以上に加熱し、その加熱温度保
持期間中、加圧を行なって接合を遂行するもので、大気
、不活性ガス、真空等の雰囲気下で接合を行なう。この
方法では第1図の1,2,3の全過程が、同一温度、同
一加圧力下で進行しており、2,3の過程を完全に進行
させるべく接合温度を上げると、変形が著しくなって接
合体の原形が保ち得なくなる。この問題があるため、従
来接合法には接合性の上昇に本質的な限度が存在してい
た。本発明者等は先に、第1図の1,2,3に示す過程
に着目して拡散接合の改良につき研究した結果、第1図
の1の過程での金属接続は全接合面に亘つて完全に生ず
るのでなく、金属接合表面に存.在する凹凸に依存する
ことを知り、その金属接触面の改善につき、袴頭昭50
一121278号「超塑性材料を用いる金属の拡散法」
および袴鰯昭51一私79号「金属粉挿入拡散溶接法」
を提案した。
られており、図中1,2,3に示す過程に沿って接合が
進行する。すなわち第1図の1の過程では接合界面とな
る部分の表面凹凸が温度上昇、加圧の効果を受けて降伏
クリープ現象を起こし、これにより部分的に金属綾舷が
生じ、第1図の2の過程ではこの金属接触した部分が平
面状粒界(P1aMrGrainBo肌daび)となり
、主に第2図に示す原子拡散すなわち粒界拡散(第2図
中矢印A)および粒内拡散(第2図中矢印B)により空
隙bが減少し、第1図の3の過程では前記2の過程の拡
散が更に進行して空隙bが消失すると同時に粒界移動(
第2図中矢印C)が生じ、前記1の過程での接触界面が
消えて接合が完了する。なお図中、aは接合金属、bは
空隙である。従釆の拡散接合は第3図に示す如く、接合
材料を、その再結晶温度以上に加熱し、その加熱温度保
持期間中、加圧を行なって接合を遂行するもので、大気
、不活性ガス、真空等の雰囲気下で接合を行なう。この
方法では第1図の1,2,3の全過程が、同一温度、同
一加圧力下で進行しており、2,3の過程を完全に進行
させるべく接合温度を上げると、変形が著しくなって接
合体の原形が保ち得なくなる。この問題があるため、従
来接合法には接合性の上昇に本質的な限度が存在してい
た。本発明者等は先に、第1図の1,2,3に示す過程
に着目して拡散接合の改良につき研究した結果、第1図
の1の過程での金属接続は全接合面に亘つて完全に生ず
るのでなく、金属接合表面に存.在する凹凸に依存する
ことを知り、その金属接触面の改善につき、袴頭昭50
一121278号「超塑性材料を用いる金属の拡散法」
および袴鰯昭51一私79号「金属粉挿入拡散溶接法」
を提案した。
本発明者等は上記の接合メカニズムについて、更に検討
した結果、加圧を必要とするのは1の過程であり、2,
3の過程は加熱温度に依存する原子拡散の過程で、必要
とするのは高温の加熱であることが判った。
した結果、加圧を必要とするのは1の過程であり、2,
3の過程は加熱温度に依存する原子拡散の過程で、必要
とするのは高温の加熱であることが判った。
即ち、原子拡散の度合いを示すパラメータとして拡散係
数があるが、これは次の温度依存式、DニDのXp−Q
/RT D=拡散係数(地/sec) Do=拡散の振動数項(地/sec) Q=拡散の活性化エネルギー(ca〆/mol)R=気
体定数(caZ/deg/mol)T=絶対温度 で示され、温度の高低で決まる。
数があるが、これは次の温度依存式、DニDのXp−Q
/RT D=拡散係数(地/sec) Do=拡散の振動数項(地/sec) Q=拡散の活性化エネルギー(ca〆/mol)R=気
体定数(caZ/deg/mol)T=絶対温度 で示され、温度の高低で決まる。
接合界面より空隙の残存をなくし、完全な接合を得るに
は、このように高温に加熱することが最も有効であり、
この段階では加圧の効果はないことが判った。本発明方
法は上記知見に基いて為されたものであり、第4図に示
すように接合材料の再結晶温度(異材継手では低い方の
再結晶温度)以上に加熱し、その温度下で加圧を行った
のち、引続き〔第4図、1〕又は一旦降溢したあと〔第
4図、2〕、再度これより高温に加熱昇温し、加圧を行
なわないでその温度に一定時間保持して接合を遂行する
ものである。本発明方法では加圧を解放したのち高温(
融点以下)に再加熱するため接合体の変形は起こらず、
上記接合メカニズムの2,3の過程を十分に進行させて
完全な接合を成就しうる。本発明方法のうち、Ti,T
a,Aそ等、高温で酸化、窒化を起こすものは第4図1
のサイクルとして、加熱雰囲気■を一貫して真空して真
空、不活性ガスのもとで行なう。一方、高温での変化を
受けにくい材料の場合には、第1図の1のうち密な冶金
的金属接触を得るために、接合初期の金属表面を清浄保
護し、最初の加熱サイクル雰囲気を真空、不活性ガスの
高級図気■とし、接合面内部に存在する空隙を加熱によ
る原子拡散で消失させていく第1図の2以降の加熱サイ
クル雰囲気■は大気等で行う第4図の2のサイクルを用
いることができ、溶接費の節減にも役立つ。以上のよう
に、本発明方法では接合性を助長するインサート材等を
全く使用せず直接接合で、変形を起こすことなく極めて
すぐれた接合結果を得ることができる。
は、このように高温に加熱することが最も有効であり、
この段階では加圧の効果はないことが判った。本発明方
法は上記知見に基いて為されたものであり、第4図に示
すように接合材料の再結晶温度(異材継手では低い方の
再結晶温度)以上に加熱し、その温度下で加圧を行った
のち、引続き〔第4図、1〕又は一旦降溢したあと〔第
4図、2〕、再度これより高温に加熱昇温し、加圧を行
なわないでその温度に一定時間保持して接合を遂行する
ものである。本発明方法では加圧を解放したのち高温(
融点以下)に再加熱するため接合体の変形は起こらず、
上記接合メカニズムの2,3の過程を十分に進行させて
完全な接合を成就しうる。本発明方法のうち、Ti,T
a,Aそ等、高温で酸化、窒化を起こすものは第4図1
のサイクルとして、加熱雰囲気■を一貫して真空して真
空、不活性ガスのもとで行なう。一方、高温での変化を
受けにくい材料の場合には、第1図の1のうち密な冶金
的金属接触を得るために、接合初期の金属表面を清浄保
護し、最初の加熱サイクル雰囲気を真空、不活性ガスの
高級図気■とし、接合面内部に存在する空隙を加熱によ
る原子拡散で消失させていく第1図の2以降の加熱サイ
クル雰囲気■は大気等で行う第4図の2のサイクルを用
いることができ、溶接費の節減にも役立つ。以上のよう
に、本発明方法では接合性を助長するインサート材等を
全く使用せず直接接合で、変形を起こすことなく極めて
すぐれた接合結果を得ることができる。
実施例 1
1父て鋼と1*r鋼の溶接を、第1加熱を真空下(V)
で1050qo×1時間とし、その間の加圧を2k9/
柵としたのち、加圧を解放し、一旦降溢して続いて第2
加熱を大気下(A)で1200q0×1時間とした本発
明法(1)と、真空下(V),1050q0に1時間加
熱、その間の加圧を2k9/磯とした従釆法(0)とに
ついて、その接合サイクルと接合結果を示す写真とを第
5図1,2及び1′,2′に示す。
で1050qo×1時間とし、その間の加圧を2k9/
柵としたのち、加圧を解放し、一旦降溢して続いて第2
加熱を大気下(A)で1200q0×1時間とした本発
明法(1)と、真空下(V),1050q0に1時間加
熱、その間の加圧を2k9/磯とした従釆法(0)とに
ついて、その接合サイクルと接合結果を示す写真とを第
5図1,2及び1′,2′に示す。
写真から明らかなように従来法に比べ本発明方法では、
接合境界(C)が全く判別できないほどの良好な接合結
果が得られている。実施例 2Ni−Cて一Mo鋼とN
i−Cr−Mo鋼の溶接について接合サイクル並びに接
合結果の写真を実施例1と同様に第6図1,2及び1′
,2′に示す。
接合境界(C)が全く判別できないほどの良好な接合結
果が得られている。実施例 2Ni−Cて一Mo鋼とN
i−Cr−Mo鋼の溶接について接合サイクル並びに接
合結果の写真を実施例1と同様に第6図1,2及び1′
,2′に示す。
実施例 3TiとTiの溶接について実施例1と同様に
第7図1,2及び1′,2′に示す。
第7図1,2及び1′,2′に示す。
実施例 4
ステンレス(SUS304)とステンレス(SUS30
4)の溶接について実施例1と同様に第6図1,2及び
1′,2′に示す。
4)の溶接について実施例1と同様に第6図1,2及び
1′,2′に示す。
実施例 5
Cuとuの溶接について実施例1と同様に、第9図1,
2及び1′,2′に示す。
2及び1′,2′に示す。
実施例 6
Cuと鋼の溶接について実施例1と同様に第10図1,
2及び1′,2′に示す。
2及び1′,2′に示す。
第1図および第2図は拡散接合のメカニズムを示す図で
あり、第3図は従釆の拡散接合法のサイクルを、第4図
は本発明方法のサイクルを示すものであり、第5,6,
7,8,9および10図は本発明方法および従釆法によ
る接合サイクルおよび接合結果を示す金属組織の顕微鏡
写真である。 なお第5〜10図において、1,2は本発明方法及び従
来法の接合サイクル、1′,2′はそれに対応する上記
顕微鏡写真である。オー図 矛2図 矛3図 オム図 矛5図 氷6図 矛7図 オ8図 オ9図 オー0図
あり、第3図は従釆の拡散接合法のサイクルを、第4図
は本発明方法のサイクルを示すものであり、第5,6,
7,8,9および10図は本発明方法および従釆法によ
る接合サイクルおよび接合結果を示す金属組織の顕微鏡
写真である。 なお第5〜10図において、1,2は本発明方法及び従
来法の接合サイクル、1′,2′はそれに対応する上記
顕微鏡写真である。オー図 矛2図 矛3図 オム図 矛5図 氷6図 矛7図 オ8図 オ9図 オー0図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 拡散溶接法において、接合材を同材継手ではその再
結晶温度以上、異材継手では低い方の再結晶温度以上に
加熱し、その温度下で加圧を行なつた後、引続きこれよ
り高く、かつ融点以下に加熱昇温し、加圧を行なわない
でその温度に一定時間保持することからなる拡散溶接法
。 2 拡散溶接法において、接合材を同材継手ではその再
結晶温度以上、異材継手では低い方の再結晶温度以上に
加熱し、その温度下で加圧を行なつた後、一旦降温し、
再度、先の加熱温度より高くかつ融点以下に加熱昇温し
、加圧を行なわないでその温度に一定時間保持すること
からなる拡散溶接法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5807979A JPS6024751B2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | 拡散溶接における改良法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5807979A JPS6024751B2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | 拡散溶接における改良法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55149787A JPS55149787A (en) | 1980-11-21 |
| JPS6024751B2 true JPS6024751B2 (ja) | 1985-06-14 |
Family
ID=13073901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5807979A Expired JPS6024751B2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | 拡散溶接における改良法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024751B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013103271A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼拡散接合製品の製造方法 |
| JP2013173181A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼拡散接合製品およびその製造法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6105993B2 (ja) * | 2013-03-25 | 2017-03-29 | 日新製鋼株式会社 | 抵抗熱により接合されたステンレス鋼箔製成型品 |
-
1979
- 1979-05-14 JP JP5807979A patent/JPS6024751B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013103271A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼拡散接合製品の製造方法 |
| JP2013173181A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼拡散接合製品およびその製造法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55149787A (en) | 1980-11-21 |
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