JPS6025449B2 - 医療用又は飲食用薄葉構造体 - Google Patents

医療用又は飲食用薄葉構造体

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JPS6025449B2
JPS6025449B2 JP50004865A JP486575A JPS6025449B2 JP S6025449 B2 JPS6025449 B2 JP S6025449B2 JP 50004865 A JP50004865 A JP 50004865A JP 486575 A JP486575 A JP 486575A JP S6025449 B2 JPS6025449 B2 JP S6025449B2
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浩 酒井
好彦 竹内
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、医療用又は飲食用薄葉構造体に関する。
更に詳しくは、特定の組成を有し、かつ特定の製造法に
よって重合された透明で軟質のポリエステル・ポリェー
テル共重合体からなる医療用又は飲食用薄葉構造体に関
する。従来、医療用又は飲食用薄葉構造体、例えばチュ
ーブ、ビン、容器等の素材としては、可鰹化ポリ塩化ビ
ニル、ゴムあるいはポリウレタン等が広く用いられてい
る。
しかしながら、ゴムあるいはポリウレタンは、本釆、光
あるいは酸素の影響を受け易く、使用中に次第にその強
度あるいは弾性を消失する煩向があり、またその薄葉構
造体の使用時には熱滅菌消毒あるいはエチレンオキサィ
ドガス滅菌消毒を行うことが多いが、かかる条件下で劣
化を起す危険性が大きい欠点がある。また可塑化ポリ塩
化ビニルは、特に弾性が充分でなく、薄葉状成型物用の
素材としては必ずしも満足のいくものではなく、かつ一
般に可塑剤が多量に含有されているために、使用中に該
可塑剤が浸出して来る欠点があり、更に塩化ビニルモノ
マーの残存する欠点がある。かかる可塑剤及び塩化ビニ
ルモノマーは近時人体に対する有毒性がとみに問題とな
っているものであり、こられを含有しない化合物からな
る薄葉構造体が要望されている。本発明は、かかる従釆
の素材の有した欠点を持たない、透明で柔軟で弾性のあ
る、しかも溶融成形可能な新しい素材を用いた医療用ま
たは飲食用薄葉構造体を提供するものである。
すなわち、本発明は 川 テレフタル酸および/またはそのヱステル形成性議
導体、(o} テトラメチレングリコールおよび/また
はそのェステル形成性誘導体、し一 分子量500〜5
000の炭素原子数対酸素原子数の比が2.0〜4.5
のボリオキシアルキレングリコールおよびノまたはその
ェステル形成性誘導体、及びQ テレフタル酸残基及び
エチレングリコール残基を含有する低分子および/また
は高分子のェステル化合物のうち、先ず上記‘ィ’,‘
o’及びし一成分を反応せしめ、反応生成物の還元粘度
が0.1(d〆′夕)以上となった段階で上託け成分を
添加反応せしめて得られたポリエステル・ポリェーテル
共重合体からなる医療用又は飲食用薄葉構造体に関する
本発明において用いられるポリエステル・ポリェーテル
共重合体は分子内線状のエーテルェステル単位及びェス
テル単位とより実質的になるポリマーである。かかるポ
リマーは以下の如くして製造される。
上記‘ィー,‘ロー及びし一成分を先ず反応せしめ、反
応生成物の還元粘度が0.1(dと/夕)以上となった
段階で上記0成分を添加・反応せしめる。8成分の特に
望ましい添加時期は‘ィ’,{q,し一の3者の反応生
成分の還元粘度が0.15〜2.0(d〆′夕)の段階
である。
還元粘度が0.日(dそ/夕)未満のときに0成分を添
加すると得られるポリマーが白濁し透明性を損うので好
ましくない。
反応温度は反応生成物の融点〜270℃の範囲がよく、
270ooより高すぎるとポリマー劣化が著しくなり好
ましくない。
上記【ィーの成分のテレフタル酸ェステル形成誘導体と
しては、例えばメチルェステルの如き低級アルキルェス
テル、フェニルェステルの如きアリールェステル等を挙
げげることができる。
また(o)成分のテトラメチレングリコールェステル形
成性誘導体としては、例えば酢酸モノー又はジーェステ
ルの如きモノカルボ酸ェステルを挙げることができる。
更にまた、しす成分のポリオキシアルキレングリコール
としては、例えばポリ(オキシテトラメチレン)グリコ
ール、ポリ(オキシプロピレン)グリコール、ポリ(オ
キシエチレン)グリコール、ポリ(オキシヘキサメチレ
ン)グリコール等を挙げることができる。
これらポリオキシアルキレングリコールは上に例示した
如く単一成分からなるものは勿論のこと、共重合された
ものをも包含する。代表的な共重合体としては、エチレ
ンオキシド・プロピレンオキシド共重合体が例示される
。これらは1種のみを用いても良く、また二種以上を併
用してもよいが、ポリ(オキシテトラメチレン)グリコ
ール、ポリ(オキシエチレン)グリコールが好ましく、
特にポリ(オキシテトラメチレン)グリコールが好まし
く用いられる。またこのェステル形成性議導体としては
、例えばモノカルボ酸とのモノェステル、ジェステル等
が挙げられる。
し一成分には種々の改質を目的としてペンタェリスリト
ールの如き3官能以上の多官能性化合物を架橋剤として
用いたものでも用いることができる。8成分のテレフタ
ル酸残基及びエチレングリコール残基を含有する低分子
及び/又は高分子のヱステル化合物としては、一般式 ○ 〇 Xむ《斗 日机昨日 (ここでXはH○一,HO一CH2一CH2一○一であ
り、mは1〜200である)で表わされる化合物を例示
することができる。
これらのうち特に好ましいものは、×=HO−CH2−
CH2−○−,m=1の化合物、すなわちビス(Bーヒ
ドロキシェチル)テレフタレート(以下BHETと略称
することあり)である。0成分がポリマーの場合には必
要に応じて、本発明の目的を損わない範囲で、抗酸化剤
、耐光安定剤、重合促進剤、充填剤、増白剤、着色剤な
どの種々の添加剤を含有せしめることができ、また種々
の改質を目的として、ベンタェリスリトールの如き3官
能以上の多官能化合物を架橋剤として、本発明の目的を
損なわない範囲で共重合せしめることができる。
全く予期せざるきわめて驚くべきことには、上記製造方
法によって製造された本発明のポリエステル・ポリヱー
テル共重合体は、ポリマー中のエチレングリコール成分
として前記(ィ},{o’,し一の3者を反応せしめる
際に同時にエチレングリコールを仕込む通常の重合法に
よって製造されたポリエステル・ポリェーテル共重合体
に較べて極めて優れた透明性を有する。上記製造方法に
おいて用いるのに好適な触媒としては、テトラブチルチ
タネート、テトラメチルチタネート、テトラエチルチタ
ネート、テトラプロピルチタネート、ジーnーブチルー
錫ーラウレート、ジーnーブチルー錫−オキサイド、ジ
ブチルー錫−セバシノェート、酢酸頭鉛と酸化アンチモ
ン、酢酸マグネシウムと酸化アンチモン、酢酸亜鉛と酸
化ゲルマニウム、酢酸マグネシウムと酸化ゲルマニウム
、一酸化鉛、二酸化鉛、酸化マグネシウム、酸化亜鉛な
どを挙げることができる。
その中でも好ましい触媒は有機チタン化合物である。こ
れらの触媒は、生成ポリマー全重量に対し、0.003
〜0.り重量%の範囲であることが好ましい。本発明に
おいて用いられるポリエステル・ポリェーテル共重合体
は‘ィ’成分とげ成分とでソフトセグメントを横造し、
‘ィ’成分と{o’及び8成分とでハードセグメントを
構成している。
ソフトセグメントを構成するし一成分の含量は該共重合
体中において10〜85重量%、好ましくは20〜75
重量%である。し一成分の含量が1の重量%未満のとき
は柔軟性が不足し、また85重量%を越えるときはポリ
マーが極端にやわらかくなりすぎたり、管状体等の薄葉
構造体を成型する際の成形性が悪くなり、また粘着性が
発現したりするので好ましくない。または成分の含量は
、共重合体中において{o}成分とげ成分中のエチレン
グリコール成分の和に対しエチレングリコール成分が5
〜95モル%、更に10〜90モル%を占める割合であ
ることが好ましい。エチレングリコール成分の割合が5
モル%未満になると共重合体の透明性が低下する。かか
るポリエステル・ポリェーテル共重合体には、本発明の
目的を損わない範囲で、抗酸化剤、耐光安定剤、重合促
進剤、充填剤、増白剤、着色剤などを含有せしめること
ができる。
上記ポリエステル・ポリェーテル共重合体は、溶融成形
が可能であり、且つ硬化特性が優れており、しかも弾性
を有する透明で柔軟な素材として成形性がすぐれている
しかして本発明の医療用又は飲食用薄葉構造体は、上記
特定組成の英重合ポリエステル・ポリェーテル共重合体
を素材とし、これを溶融成形して得られたものである。
成形方法としては押出成形、ブロー成形、射出成形等の
任意の方法が採用できる。本発明の薄葉構造体は、肉厚
約5m/m以下の成形品であり、例えばチューブ、ビン
、フィルム、シート、種々の容器、器具、乳首、ビン用
の栓、注射器、飲食品目動販売機の部品、手術用手袋、
コンドーム、採血用用器具、輸血用器具、人工臓器用器
具等の管状体、中空体、薄葉体などを挙げることができ
る。
本発明の薄葉構造体は、例えば肉厚0.5〜1.0脚程
度のチューブは無色で且つ透明性がきわめて高く、その
透明性は医療用可塑性ポリ塩化ピニルのそれに匹敵する
更にこのものは高温スチーム滅菌処理(スチーム、lk
9/仇G、121qo、40分)あるいはエチレンオキ
サイド滅菌〔エチレンオキサイドガス(1瓜ol%、C
〇29びol%)、1E9/嫌G、50〜6び○紬rs
〕処理における透明度保持性及び寸法安定性に懐れ、医
療用可塑化ポリ塩化ビニル製チューブの特性をはかるに
大きく上回る。又、本発明における薄葉構造体は必要に
応じて延伸操作、熱処理操作を行ってもよい。本発明の
医療用又は飲食用の薄葉機造体は、可塑剤を全く添加す
る必要がないから、可塑剤の抽出に基づく人体への毒性
に関しては全く心配がない。
しかも十分に無色透明であり、柔軟であり、かつ弾性を
有すると云う特徴を有する。以下本発明を実施例により
詳述するが、これらにより本発明が限定されるものでは
ない。
尚、例中において「部」は重量部を意味する。
また還元粘度はポリマー1.2夕をオルトクロロフェノ
ール100の‘に溶解し、3yoで測定した溶液粘度か
ら求めた値である。又、軟化点とはビカット軟化点測定
装置で測定した値である。実施例及び比較例 縄枠機、蒸留装置及び窒素導入管を備えた反応器に、表
一1に示す原料を仕込み、180〜220℃に加熱して
、生成するメタノールを理論量の80〜90%蟹出せし
めた後、反応温度を245ooに上げ、10分間常圧で
反応させ、次いで約3仇岬Hgabsの弱真空にて30
分反応させ更に0.1〜0.3肌Hga戊.の高真空下
で30分重合させた。
ここで系内を窒素で常圧にもどしてビス(8ーヒドロキ
シェチル)テレフタレート(BHET)を表一1に示す
量を添加し、更に0.1〜0.3側Hgabs.の高真
空下で7時間反応を行った後、吐出せしめチップ化した
。表−1*チップを乾燥後窒素雰囲気下で溶融し厚さ2
肋の板とし速やかに氷水中で冷却しシートを作製した。
透明度は、日本精密光学株式会社製ポィック積分球式極
微温度計SEP−TU形を用いて測定した。
上記により得られた透明軟質ポリエステルチップを10
0qoの熱風乾燥機で2時間乾燥した後、環状ダイスを
有する押出機を用いて、シリンダー温度160〜165
℃、ダイス温度160℃で表−2に示す外径、肉厚の管
状体を押出し水槽で冷却せしめたロールに巻き取った。
上記ポリマーのチューブ成型性はきわめて良好であり、
又ポリマーの結晶化速度が遠いために押出機から環状ダ
イスを適して水槽に押出したチューブをそのまま即座に
巻き取っても巻き姿にはセットされない。該成型品は粘
着性もほとんど認められず、且つ透明性は抜群に優れて
おり可塑化ポリ塩化ビニル製チュ−ブのそれに匹敵する
。さらに本実施例のチューブは着色がきわめて少〈無色
に近いo上記本発明のチューブと医療用可塑化ポリ塩化
ビニール製のチューブの諸物性は表−2に示すごとくで
あった。
表−2×オラィック式龍分球式砲?地側咳計(前世)で
測定×脇液セット川;販品)に細込れている可塑化ボリ
塩化ビニール製チューブ(日本メディカル・サプライ製
)上記の各チューブを20肌の長さに切り、高温スチー
ム滅菌処理及びエチレンオキサィドガス滅菌処理を行っ
た。
ただし、チューブA及び塩化ビニルチューブについては
そのまま滅菌処理を行い、チュ−ブBについては、滅菌
処理を行う前に130℃×5分の熱処理を行った。尚、
滅菌処理条件は以下の通りである。
1 高温スチーム滅菌処理条件 陸産…も;そのG}のスチ−ム中4粉 2 エチレンオキサィド滅菌処理条件 エチレンオキサイドガス中 6時間 億段州イド 90擬%} 陸産渋総G} 成型品の滅菌処理後の透明度保持性及び長さ方向の寸法
安定性(収縮率)の結果を表−3に示す。
表−3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) テレフタル酸および/またはそのエステル
    形成性誘導体、(ロ) テトラメチレングリコールおよ
    び/またはそのエステル形成性誘導体、(ハ) 分子量
    500〜5000の炭素原子数対酸素原子数の比が2〜
    4.5のポリオキシアルキレングリコールおよび/また
    はそのエステル形成性誘導体、及び(ニ) テレフタル
    酸残基及びエチレングリコール残基を含有する低分子お
    よび/または高分子のエステル化合物、のうち、先ず上
    記(イ),(ロ)及び(ハ)成分を反応せしめ、反応生
    成物の還元粘度が、0.1(dl/g)以上となつた段
    階で上記(ニ)成分を添加反応せしめて得られたポリエ
    ステル・ポリエーテル共重合体からなる医療用又は飲食
    用薄葉構造体。 ここに還元粘度はポリマー1.2gをオルトクロロフ
    エノール100mlに溶融し、35℃で測定した溶液粘
    度から求めた値である。
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