JPS6027737B2 - 板温制御方法 - Google Patents
板温制御方法Info
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- JPS6027737B2 JPS6027737B2 JP3498780A JP3498780A JPS6027737B2 JP S6027737 B2 JPS6027737 B2 JP S6027737B2 JP 3498780 A JP3498780 A JP 3498780A JP 3498780 A JP3498780 A JP 3498780A JP S6027737 B2 JPS6027737 B2 JP S6027737B2
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- JP
- Japan
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- furnace
- plate temperature
- zone
- cooling
- air volume
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D11/00—Process control or regulation for heat treatments
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属鋼帯の連続加熱炉もしくは連続冷却炉に
おける板温制御方法に関するものである。
おける板温制御方法に関するものである。
金属鋼帯の蓮続焼錨炉は、一般に加熱帯、均熱帯および
冷却帯で構成されており、被処理鋼帯の品質から定めら
れた特有の熱サイクルを高精度に保持することを要求さ
れている。
冷却帯で構成されており、被処理鋼帯の品質から定めら
れた特有の熱サイクルを高精度に保持することを要求さ
れている。
冷却帯における冷却方式には大別して、ガスや水などの
冷煤を被処理鋼帯に直接に接触させる直接冷却方式と、
パイプなどの流路の中に冷煤を通しその軽射伝熱により
間接的に彼処理鋼帯を冷却する間接冷却方式とがあるが
、一般には直接冷却方式の方が能力的に優れているため
採用されることが多い。また連続暁鎚炉では品質面の制
約から還元性雰囲気中での雰囲気照鞠が一般的であるか
ら冷却装置としては循環式ジェットクーラーが多用され
ている。この循環式ジェットクーラー(以下単にジェッ
トクーラーと称す。)は、炉体内あるいは完全密閉され
た状態で炉体内とダクトにて結合された炉体内に熱交換
器と循環用ガスプロァーと雰囲気ガスの流路となるダク
トを設けて該ダクトの鋼帯に対向する面には雰囲気ガス
を鋼帯に吹きつけるための穴を設けた装置であり、炉内
の雰囲気ガスは循環用ブロアーにより吸引側ダクト内に
一旦吸引され、熱交換器を通過する際に温度降下し、吹
出し側ダクトの吹出し穴より鋼帯に吹きつけられその後
吸引側ダクトに再度吸引され、以下これを繰り返す。鋼
帯はジェットクーラーから吹き付けられた冷たい雰囲気
ガスにより主として対流伝熱により冷却される。かかる
ジェットクーラーを用いた連続暁鈍炉冷却帯の板温制御
は従釆次のようにして行なわれていた。
冷煤を被処理鋼帯に直接に接触させる直接冷却方式と、
パイプなどの流路の中に冷煤を通しその軽射伝熱により
間接的に彼処理鋼帯を冷却する間接冷却方式とがあるが
、一般には直接冷却方式の方が能力的に優れているため
採用されることが多い。また連続暁鎚炉では品質面の制
約から還元性雰囲気中での雰囲気照鞠が一般的であるか
ら冷却装置としては循環式ジェットクーラーが多用され
ている。この循環式ジェットクーラー(以下単にジェッ
トクーラーと称す。)は、炉体内あるいは完全密閉され
た状態で炉体内とダクトにて結合された炉体内に熱交換
器と循環用ガスプロァーと雰囲気ガスの流路となるダク
トを設けて該ダクトの鋼帯に対向する面には雰囲気ガス
を鋼帯に吹きつけるための穴を設けた装置であり、炉内
の雰囲気ガスは循環用ブロアーにより吸引側ダクト内に
一旦吸引され、熱交換器を通過する際に温度降下し、吹
出し側ダクトの吹出し穴より鋼帯に吹きつけられその後
吸引側ダクトに再度吸引され、以下これを繰り返す。鋼
帯はジェットクーラーから吹き付けられた冷たい雰囲気
ガスにより主として対流伝熱により冷却される。かかる
ジェットクーラーを用いた連続暁鈍炉冷却帯の板温制御
は従釆次のようにして行なわれていた。
ジェットクーラー方式の冷却帯は通常多数のジェットク
ーラーが鋼帯通板方向に縦続して配置されることにより
構成されている。第1図にその一例として一般的な縦型
蓮続焼釧路冷却帯の概要を示す。同図において1は冷却
帯2の前面の炉部であり、一般には均熱帯と称る。この
均熱帯1を通過した鋼帯4は冷却帯2に導かれ、複数の
ハースロール3によりつくられた各通板路を通過して炉
外に抜ける。冷却帯2の各通板路には通板方向に沿って
縦続して多数のジェットクーラー5が配置されており、
これらのジェットクーラー5群を通過する際に鋼帯4は
冷却される。冷却帯2における板温制御方法としては一
般に鋼帯4を目標温度まで冷却するに要する操炉設定値
を予測してプロセスに設定する初期設定(以下プリセッ
トと称す。
ーラーが鋼帯通板方向に縦続して配置されることにより
構成されている。第1図にその一例として一般的な縦型
蓮続焼釧路冷却帯の概要を示す。同図において1は冷却
帯2の前面の炉部であり、一般には均熱帯と称る。この
均熱帯1を通過した鋼帯4は冷却帯2に導かれ、複数の
ハースロール3によりつくられた各通板路を通過して炉
外に抜ける。冷却帯2の各通板路には通板方向に沿って
縦続して多数のジェットクーラー5が配置されており、
これらのジェットクーラー5群を通過する際に鋼帯4は
冷却される。冷却帯2における板温制御方法としては一
般に鋼帯4を目標温度まで冷却するに要する操炉設定値
を予測してプロセスに設定する初期設定(以下プリセッ
トと称す。
)と、通板速度や入口板温の変動など予め検出可能な外
乱に対する補償のために動的に操炉設定値を修正する制
御(以下フィードフオヮード制御と称す。)と、出口板
温を検出して目標値との偏差から動的に操炉設定値を修
正する制御(以下フィードバック制御を称す。)とがあ
る。寂来のプリセットは材料情報、目標熱サイクルおよ
び通板速度から演算された所要冷却能力を、炉入口また
は炉出口側からジェットクーラー5群に順次割り振って
いる。このようにして得られたプリセットパターンの一
例を第2図のAに示す。
乱に対する補償のために動的に操炉設定値を修正する制
御(以下フィードフオヮード制御と称す。)と、出口板
温を検出して目標値との偏差から動的に操炉設定値を修
正する制御(以下フィードバック制御を称す。)とがあ
る。寂来のプリセットは材料情報、目標熱サイクルおよ
び通板速度から演算された所要冷却能力を、炉入口また
は炉出口側からジェットクーラー5群に順次割り振って
いる。このようにして得られたプリセットパターンの一
例を第2図のAに示す。
同図は全体で15台のジェットクーラー5にて構成され
た冷却帯2を展開して図示したものであり、炉出口側の
ジェツトク−ラー5から順次番号1〜15を付してある
。本例で示すプリセットパターンは、15台のうち8台
にて所要能力が得られると予側され、その能力を炉出口
側のジェットクーラー1から割り振った場合の例であり
、斜線図示1〜8が稼動している(オン)ジエツトク−
ラー5である。第2図のAに示すパターンでプリセツト
されたジェットクーラー5群でフイードフオワード制御
およびフィードバック制御を特に冷却機能の増加方向で
行なうためには、オンのジェットクーラー5群の先頭位
置(この例では8番)を前方にずらすしかない。
た冷却帯2を展開して図示したものであり、炉出口側の
ジェツトク−ラー5から順次番号1〜15を付してある
。本例で示すプリセットパターンは、15台のうち8台
にて所要能力が得られると予側され、その能力を炉出口
側のジェットクーラー1から割り振った場合の例であり
、斜線図示1〜8が稼動している(オン)ジエツトク−
ラー5である。第2図のAに示すパターンでプリセツト
されたジェットクーラー5群でフイードフオワード制御
およびフィードバック制御を特に冷却機能の増加方向で
行なうためには、オンのジェットクーラー5群の先頭位
置(この例では8番)を前方にずらすしかない。
つまり1〜8のジェットクーラー5は100%の稼動状
態であるから、このジェットクーラー5群では冷却能力
を減少することができても増加することはできないから
、冷却能力を増加するためには9,10・・・・・・と
いうように順次炉入口側のジェットクーラー5をオン状
態に転換していく必要がある。第2図のB‘こ冷却能力
を増強するフィードフオワード制御またはフィードバッ
ク制御により変更されたジェットクーラー5の稼動パタ
ーンの一例を示す。このような板温制御方法を用いた場
合、プリセットに加えて動的にも制御を行っているとは
いいながら、外乱による板温の応答特性やそれに対する
制御操作による応答特性は考慮されておらず、操作端は
プリセットパターンで決まるオンのジェットクーラー5
群の先頭位置(この例では8番)前後に固定されるため
、炉出口の板温が目標値に落ち着くまでは非常に長い時
間を要したり、場合によれば制御不可能な状態(板温の
ハンチング)も生じる可能性がある。
態であるから、このジェットクーラー5群では冷却能力
を減少することができても増加することはできないから
、冷却能力を増加するためには9,10・・・・・・と
いうように順次炉入口側のジェットクーラー5をオン状
態に転換していく必要がある。第2図のB‘こ冷却能力
を増強するフィードフオワード制御またはフィードバッ
ク制御により変更されたジェットクーラー5の稼動パタ
ーンの一例を示す。このような板温制御方法を用いた場
合、プリセットに加えて動的にも制御を行っているとは
いいながら、外乱による板温の応答特性やそれに対する
制御操作による応答特性は考慮されておらず、操作端は
プリセットパターンで決まるオンのジェットクーラー5
群の先頭位置(この例では8番)前後に固定されるため
、炉出口の板温が目標値に落ち着くまでは非常に長い時
間を要したり、場合によれば制御不可能な状態(板温の
ハンチング)も生じる可能性がある。
制御操作による板温の応答特性あるいは外乱による板温
の応答特性は炉の構造あるいは加熱または冷却装置の構
造によって決まるものであり、我々は縦型の連続燐鈍路
の冷却帯2において各種の条件で板温の応答特性を調査
し、従来の板温制御方法では精度良く板溢を制御するこ
とは不可能であるとの知見を得た。調査した応答特性の
一部を摸式的に第3図に示す。第3図のA,BおよびD
はそれぞれ全体で30台のジェットクーラー5を有する
連続暁鎚炉冷却帯2の稼動パターンを示しており、斜線
部は100%能力で稼動しているジェットクーラー5を
示し、斜線を施してない部分は停止している(オフ)ジ
ェットクーラー5を示している。第3図のCおよびEは
炉出口板温の経時的な変化を示している。
の応答特性は炉の構造あるいは加熱または冷却装置の構
造によって決まるものであり、我々は縦型の連続燐鈍路
の冷却帯2において各種の条件で板温の応答特性を調査
し、従来の板温制御方法では精度良く板溢を制御するこ
とは不可能であるとの知見を得た。調査した応答特性の
一部を摸式的に第3図に示す。第3図のA,BおよびD
はそれぞれ全体で30台のジェットクーラー5を有する
連続暁鎚炉冷却帯2の稼動パターンを示しており、斜線
部は100%能力で稼動しているジェットクーラー5を
示し、斜線を施してない部分は停止している(オフ)ジ
ェットクーラー5を示している。第3図のCおよびEは
炉出口板温の経時的な変化を示している。
同図のCは入口板温および通板速度を一定に保ち、ジェ
ットクーラー5を同図のAのパターンで操業している状
態から、時刻tlにジェットクーラー5のパターンを同
図のAに急変した場合の出口板溢の過度的な応答特性を
示しており、出口板温パタ−ン変更後時刻t2までは変
らず、時刻t2を過ぎると徐々に低下しはじめ約15〜
20分後の時刻0になって安定する。時刻tlからt2
までに要する時間は、ジェットクーラー25はから炉出
口までの鋼帯搬送時間と一致する。第3図のEは炉入口
板温および通板速度を一定に保ち、ジェットクーラー5
を同図のBのパターンで操作している状態から、時刻t
lにジェットクーラー5のパターンだけを同図のDに急
変した場合の出口板溢の過渡的な応答特性を示しており
、出口板溢はパターン変更直後から急激に低下し、約1
現砂後には安定する。すなわちジェットクーラー5の稼
動パターンの変位に対する板温の応答時間は、変更する
ジェットクーラ−5の位置によって異なり、炉入口側の
ジェットクーラー5の稼動状態変更に対しては応答時間
は長く炉出口側の変更に対しては短い。第3図ではジェ
ットクーラー5の冷却能力の増加方法を例示しているが
、能力減少方向についても同様の特性が得られている。
第3図のGはジェットクーラー5の稼動パターンと同図
のAに、また炉入口板温を一定に保っておき通板速度を
ステップ状に急変した場合の、炉出口板温の応答特性を
経時的に示しており、第3図のFにはその時の通板速度
Vを同図のGと時間軸を合致させて示している。
ットクーラー5を同図のAのパターンで操業している状
態から、時刻tlにジェットクーラー5のパターンを同
図のAに急変した場合の出口板溢の過度的な応答特性を
示しており、出口板温パタ−ン変更後時刻t2までは変
らず、時刻t2を過ぎると徐々に低下しはじめ約15〜
20分後の時刻0になって安定する。時刻tlからt2
までに要する時間は、ジェットクーラー25はから炉出
口までの鋼帯搬送時間と一致する。第3図のEは炉入口
板温および通板速度を一定に保ち、ジェットクーラー5
を同図のBのパターンで操作している状態から、時刻t
lにジェットクーラー5のパターンだけを同図のDに急
変した場合の出口板溢の過渡的な応答特性を示しており
、出口板溢はパターン変更直後から急激に低下し、約1
現砂後には安定する。すなわちジェットクーラー5の稼
動パターンの変位に対する板温の応答時間は、変更する
ジェットクーラ−5の位置によって異なり、炉入口側の
ジェットクーラー5の稼動状態変更に対しては応答時間
は長く炉出口側の変更に対しては短い。第3図ではジェ
ットクーラー5の冷却能力の増加方法を例示しているが
、能力減少方向についても同様の特性が得られている。
第3図のGはジェットクーラー5の稼動パターンと同図
のAに、また炉入口板温を一定に保っておき通板速度を
ステップ状に急変した場合の、炉出口板温の応答特性を
経時的に示しており、第3図のFにはその時の通板速度
Vを同図のGと時間軸を合致させて示している。
すなわち時刻tllこ通板速度VはVIからV2に急激
に低下し、それに伴って炉出口板温は徐々に上昇いまじ
め、約15〜20分後の時刻t2に到って安定する。本
例では通板速度減少の場合を例として示したが、逆の増
加方向の場合についても同様の板温応答特性が得られて
いる。また通板速度変更に対する炉出口板温の応答時間
は稼動ジェットクーラー群の先端位置により異なり、炉
入口側のジェットクーラー5がオンの場合は長時間を要
しオフの場合は短時間で板温は安定する。これらの実験
により得られた板温の応答特性は、鋼帯4とハースロー
ル3の間での熱伝達を考えると説明がつく。
に低下し、それに伴って炉出口板温は徐々に上昇いまじ
め、約15〜20分後の時刻t2に到って安定する。本
例では通板速度減少の場合を例として示したが、逆の増
加方向の場合についても同様の板温応答特性が得られて
いる。また通板速度変更に対する炉出口板温の応答時間
は稼動ジェットクーラー群の先端位置により異なり、炉
入口側のジェットクーラー5がオンの場合は長時間を要
しオフの場合は短時間で板温は安定する。これらの実験
により得られた板温の応答特性は、鋼帯4とハースロー
ル3の間での熱伝達を考えると説明がつく。
第4図のAはハースロール3に接触する直前の板温Ts
iの、同図のBはハースロール保有熱量QRの、また同
図のCはハースロール接触直後の板温Ts。の経時変化
を時間軸を合致させて図示している。時刻tl以前は鋼
帯4とハースロール3とは熱的に平衡状態にあり、ハー
スロール接触前後の板温Tsi,T鮒ロール保有熱QR
はそれぞれTsi・,Ts。
iの、同図のBはハースロール保有熱量QRの、また同
図のCはハースロール接触直後の板温Ts。の経時変化
を時間軸を合致させて図示している。時刻tl以前は鋼
帯4とハースロール3とは熱的に平衡状態にあり、ハー
スロール接触前後の板温Tsi,T鮒ロール保有熱QR
はそれぞれTsi・,Ts。
,,QR,と一定で推移している。ここで時刻tlにハ
ースロール薮触直前の板温Tsiがジェットクーラー5
のパターン変更や通板速度変更などの理由でTsi.か
らTsi2 に急変した場合、鋼帯4とハースロール3
の間の熱的な変衡関係はくずれて、本例で示すように板
温が低下した場合にはハースロール3から鋼帯4の方へ
熱量は移動し新たな平衡状態になろうとするが、ハース
ロール内部の熱移動速度あるいはハースロール3と鋼帯
4間の熱移動速度は有限であるため、平衡状態間の遷移
には時間を要し、ハースロール保有熱QRおよびハース
ロール接触後板温T的は時間P,だけかかって変化し、
時刻t21こ再び平衡状態に達して安定する。第4図は
1本のハースロール3に着目してハースロール接触前後
の板温の応答遅れを説明ものであるが、実際の蓮続煉鈍
炉は一般に複数パスで構成されており、鋼帯4は多数の
ハースロール3を経て処理される。従って本図に示した
ような現象は各ハースロール3で発生しており、ジェッ
トクーラー5のパターン変更やライン速度変更等で炉内
のある地点で発生した板温の変化に対する炉出口板温の
応答は多重遅れとなってあらわれ、その応答遅れ時間は
板温変化が発生した地点と炉出口までの間に存在するハ
ースロール3の本数によって決まる。通板速度変更の場
合には厳密には炉内のハースロール3全てが応答遅れに
関与するが、オフのジェットクーラによる鋼帯4の冷却
はわずかであることから実際上はオンのジェットクーラ
5群の先頭位置以後炉出口までのハースロール本数で応
答遅れ時間が決まるとしてさしつかえない。このような
板溢応答特性はハースロール3と鋼帯4間の接触面積や
接触圧力がより大きく、ハースロール本数の多い炉にお
いて、また一般には横型炉において顕著にあらわれる。
以上のような各種の条件変化時における炉出口板温の過
渡応答特性をふまえて従来の板縞制御方法を採用した場
合の板溢の制御性を考えてみると、第2図Aのプリセッ
トパターンからライン速度または炉入口板温を検出して
同図のBのパターンにフィードフオワード制御を行った
場合は、所望の通りの制御が行なえるが、炉出口板温を
検出して同図のAからBへフィードバック制御した場合
には、パターン変更による板温の応答遅れ時間は長く(
実炉データでは15〜20分もあり得る。
ースロール薮触直前の板温Tsiがジェットクーラー5
のパターン変更や通板速度変更などの理由でTsi.か
らTsi2 に急変した場合、鋼帯4とハースロール3
の間の熱的な変衡関係はくずれて、本例で示すように板
温が低下した場合にはハースロール3から鋼帯4の方へ
熱量は移動し新たな平衡状態になろうとするが、ハース
ロール内部の熱移動速度あるいはハースロール3と鋼帯
4間の熱移動速度は有限であるため、平衡状態間の遷移
には時間を要し、ハースロール保有熱QRおよびハース
ロール接触後板温T的は時間P,だけかかって変化し、
時刻t21こ再び平衡状態に達して安定する。第4図は
1本のハースロール3に着目してハースロール接触前後
の板温の応答遅れを説明ものであるが、実際の蓮続煉鈍
炉は一般に複数パスで構成されており、鋼帯4は多数の
ハースロール3を経て処理される。従って本図に示した
ような現象は各ハースロール3で発生しており、ジェッ
トクーラー5のパターン変更やライン速度変更等で炉内
のある地点で発生した板温の変化に対する炉出口板温の
応答は多重遅れとなってあらわれ、その応答遅れ時間は
板温変化が発生した地点と炉出口までの間に存在するハ
ースロール3の本数によって決まる。通板速度変更の場
合には厳密には炉内のハースロール3全てが応答遅れに
関与するが、オフのジェットクーラによる鋼帯4の冷却
はわずかであることから実際上はオンのジェットクーラ
5群の先頭位置以後炉出口までのハースロール本数で応
答遅れ時間が決まるとしてさしつかえない。このような
板溢応答特性はハースロール3と鋼帯4間の接触面積や
接触圧力がより大きく、ハースロール本数の多い炉にお
いて、また一般には横型炉において顕著にあらわれる。
以上のような各種の条件変化時における炉出口板温の過
渡応答特性をふまえて従来の板縞制御方法を採用した場
合の板溢の制御性を考えてみると、第2図Aのプリセッ
トパターンからライン速度または炉入口板温を検出して
同図のBのパターンにフィードフオワード制御を行った
場合は、所望の通りの制御が行なえるが、炉出口板温を
検出して同図のAからBへフィードバック制御した場合
には、パターン変更による板温の応答遅れ時間は長く(
実炉データでは15〜20分もあり得る。
)、その間は冷却不足の板温外れとなる。さらにフィー
ドバック制御周期が板温の応答遅れ時間より短い場合に
は制御が発散条件となる可能性もあるため、制御周期は
安全をみて非常に長く選定る必要があり、精度の良いフ
ィードバック制御を行なうことは不可能である。本発明
は上記の欠点を解決するために、連続加熱炉または連続
冷却炉を金属鋼帯の通板方向に沿つて複数のゾーンに分
割し、各ゾーンに加熱装置または冷却装置を設けた連続
炉の板温制御において、炉出口側の1つもしくは複数の
ゾーンをフィードバック制御ゾーンとし、該ゾーンはプ
リセット時には加熱または冷却能力を全能力の50%近
辺に設定し、炉出口板温を検出して目標値との偏差に対
しては制御応答性の速い該ゾーンの能力変更で制御し、
一方上記のゾーン以外の炉入口側の1もし〈は複数のゾ
ーンはフィードフオワード制御ゾーンとしてプリセット
時には所定の加熱またはは冷却能力を発揮するに必要な
能力を該ゾーン内の炉出口側から優先的に設定し、通板
速度あるいは炉入口板温等の予め予測できる板温外乱に
対して該ゾーンのオンゾーン群の最前部の位置を変更す
ることによりプリセットパターンを修正して精度の良い
板温制御をおこなう。
ドバック制御周期が板温の応答遅れ時間より短い場合に
は制御が発散条件となる可能性もあるため、制御周期は
安全をみて非常に長く選定る必要があり、精度の良いフ
ィードバック制御を行なうことは不可能である。本発明
は上記の欠点を解決するために、連続加熱炉または連続
冷却炉を金属鋼帯の通板方向に沿つて複数のゾーンに分
割し、各ゾーンに加熱装置または冷却装置を設けた連続
炉の板温制御において、炉出口側の1つもしくは複数の
ゾーンをフィードバック制御ゾーンとし、該ゾーンはプ
リセット時には加熱または冷却能力を全能力の50%近
辺に設定し、炉出口板温を検出して目標値との偏差に対
しては制御応答性の速い該ゾーンの能力変更で制御し、
一方上記のゾーン以外の炉入口側の1もし〈は複数のゾ
ーンはフィードフオワード制御ゾーンとしてプリセット
時には所定の加熱またはは冷却能力を発揮するに必要な
能力を該ゾーン内の炉出口側から優先的に設定し、通板
速度あるいは炉入口板温等の予め予測できる板温外乱に
対して該ゾーンのオンゾーン群の最前部の位置を変更す
ることによりプリセットパターンを修正して精度の良い
板温制御をおこなう。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第5図は本発明を蓮続焼鎚炉の冷却帯に適用する装置構
成を示すもので第1図と同一部分には同一符号を付して
ある。第6図は冷却帯2のジェットクーラ5の台数を「
30」とした場合の各冷却能力を風量(%)で示したも
ので、炉後面側から順次ゾーン番号(本例ではジェット
クーラ番号)1,2,3……を付してある。プリセット
パターンすなわち初期風量設定は、第6図のAに例示す
るように炉出口側の所定の台数(本例では10台)をフ
ィードバック制御ゾーンとし、このゾーンはどんな場合
にも全てのジェットクーラはその能力の50%風量に設
定されることが好ましく、所定の冷却能力を得るに必要
な風量からフィードバック制御ゾーンのジェットクーラ
群の風量を差し引いた風量を炉入口側のフィードフオワ
ード制御ゾーン内の各ジェットクーラ(本例では11〜
13の20台)に振り分ける。フィードフオワード制御
ゾーンに振り分けられる風量WFF(%)はフィードバ
ック制御ゾーンのジェットクーラ台数をn(台)、所定
の冷却能力を得るに必要な全体風量をWo(%)として
次式で表わされる。WFF(%)=W。
成を示すもので第1図と同一部分には同一符号を付して
ある。第6図は冷却帯2のジェットクーラ5の台数を「
30」とした場合の各冷却能力を風量(%)で示したも
ので、炉後面側から順次ゾーン番号(本例ではジェット
クーラ番号)1,2,3……を付してある。プリセット
パターンすなわち初期風量設定は、第6図のAに例示す
るように炉出口側の所定の台数(本例では10台)をフ
ィードバック制御ゾーンとし、このゾーンはどんな場合
にも全てのジェットクーラはその能力の50%風量に設
定されることが好ましく、所定の冷却能力を得るに必要
な風量からフィードバック制御ゾーンのジェットクーラ
群の風量を差し引いた風量を炉入口側のフィードフオワ
ード制御ゾーン内の各ジェットクーラ(本例では11〜
13の20台)に振り分ける。フィードフオワード制御
ゾーンに振り分けられる風量WFF(%)はフィードバ
ック制御ゾーンのジェットクーラ台数をn(台)、所定
の冷却能力を得るに必要な全体風量をWo(%)として
次式で表わされる。WFF(%)=W。
(%)−nx50(%).・‐‐‐‐【1}第6図のA
の例は、フィードバック制御ゾーンのジェットクーラ台
数が10(台)所要全体風量Woが2030(%)の場
合であり、従ってフィードフオワード制御ゾーンの風量
はWFF=2030一10×50=1530(%)とな
る。
の例は、フィードバック制御ゾーンのジェットクーラ台
数が10(台)所要全体風量Woが2030(%)の場
合であり、従ってフィードフオワード制御ゾーンの風量
はWFF=2030一10×50=1530(%)とな
る。
フイードフオワード制御ゾーン内の各ジェットクーラは
炉出口側より優先的に100%の風量で設定される。1
00%風量設定のジェットクーラ台数mは次式で求める
ことができる。WFF(%)/100(%)=m(台)
余りQ(%) ・・・・・
・【21本例ではフィードフオワード制御ゾーンの風量
WFFが1530(%)であるので、m=15(台)、
Q=30(%)となり従ってフィードフオワード制御ゾ
ーンにおいて炉出口側から15台(11〜25)のジェ
ットクーラは100%の風量が配され、余り風量の30
%はそのさらに前面のジェットクーラ26に配される。
炉出口側より優先的に100%の風量で設定される。1
00%風量設定のジェットクーラ台数mは次式で求める
ことができる。WFF(%)/100(%)=m(台)
余りQ(%) ・・・・・
・【21本例ではフィードフオワード制御ゾーンの風量
WFFが1530(%)であるので、m=15(台)、
Q=30(%)となり従ってフィードフオワード制御ゾ
ーンにおいて炉出口側から15台(11〜25)のジェ
ットクーラは100%の風量が配され、余り風量の30
%はそのさらに前面のジェットクーラ26に配される。
フィードバック制御ゾーンのゾーン台数は、対象ライン
において予期不能な原因(例えば公称原板板厚に対する
実板厚の変動)に起因する板温の変動量とジェットクー
ラ1台あたりの冷却能力から最適台数が選定されるべき
であり、第6図に例示したように10台と限定する必要
はない。またフィードバック制御ゾーンのジェットクー
ラの初期設定風量は必ずしも50%の必要はなく、制御
対象の特性により変更することが出来る。例えば冷却帯
2の出口板温の偏差制限が高い方に厳しく低い方に緩や
かな場合には、板温偏差修正の速さは風量を増加する方
向により高速化されていることが好ましいので、例えば
フィードバック制御ゾーンの初期風量設定を40%にす
ることも可能である。第5図の初期風量演算装置14は
、初期風量設定条件Sに基づいて冷却帯2の出口板温T
oを目標板温Tsにするのに必要な全体風量W。
において予期不能な原因(例えば公称原板板厚に対する
実板厚の変動)に起因する板温の変動量とジェットクー
ラ1台あたりの冷却能力から最適台数が選定されるべき
であり、第6図に例示したように10台と限定する必要
はない。またフィードバック制御ゾーンのジェットクー
ラの初期設定風量は必ずしも50%の必要はなく、制御
対象の特性により変更することが出来る。例えば冷却帯
2の出口板温の偏差制限が高い方に厳しく低い方に緩や
かな場合には、板温偏差修正の速さは風量を増加する方
向により高速化されていることが好ましいので、例えば
フィードバック制御ゾーンの初期風量設定を40%にす
ることも可能である。第5図の初期風量演算装置14は
、初期風量設定条件Sに基づいて冷却帯2の出口板温T
oを目標板温Tsにするのに必要な全体風量W。
(本例では2030%)を演算する。初期風量設定条件
Sとは連続燐鈍炉における冷却帯2の場合であれば冷却
帯2の入口板温Ti、出口目標板温Tsおよび通板速度
Vなどの冷却風量を決定するに必要な外的条件である。
全体風量W。が決定されると、このW。は風量パターン
設定装置15にインプットされる。この設定装置15で
は、m式および■式の演算を行ない、1台,1台のジェ
ットクーラの風量を決定し、それぞれのジェットクーラ
に対するジェットクーラ回転速度基準値J,,J2・・
・・・・としてジェットクーラ回転速度制御装置16,
,162・・・・・・へ出力する。出力するタイミング
の決定には鋼帯位置追跡装置11を利用する。この追跡
装置I1は鋼帯搬送用のロール17に取りつけられたパ
ルス発振器18からのパルスをカウントすることにより
鋼帯4の位置を追跡するものである。風量設定パターン
を新たな初期風量設定パターンに変更する場合には、鋼
帯4の板厚等の変更点を鋼帯位置追跡装置1 1で追跡
し、その変更点が各ジェットクーラ5を通過する毎に新
たな風量パターンで決定された各ジェットクーラ回転速
度基準J,,J2・・・・・・を出力してゆき、変更点
が冷却帯2を通過し終った時点で初期風量パターンの設
定が完了するようにする。以上の方法を用いることによ
り、プリセット時の過渡的な板温変動は極力抑制するこ
とが可能となる。フィードバック制御は、冷却帯2の出
口板温計7によって検出した出口板温Toをフィードバ
ック板温制御装置10で目標板温TSと比較しその偏差
を解除すべき風量変更量WBに換算して風量パターン設
定装置15に入力することで行なう。
Sとは連続燐鈍炉における冷却帯2の場合であれば冷却
帯2の入口板温Ti、出口目標板温Tsおよび通板速度
Vなどの冷却風量を決定するに必要な外的条件である。
全体風量W。が決定されると、このW。は風量パターン
設定装置15にインプットされる。この設定装置15で
は、m式および■式の演算を行ない、1台,1台のジェ
ットクーラの風量を決定し、それぞれのジェットクーラ
に対するジェットクーラ回転速度基準値J,,J2・・
・・・・としてジェットクーラ回転速度制御装置16,
,162・・・・・・へ出力する。出力するタイミング
の決定には鋼帯位置追跡装置11を利用する。この追跡
装置I1は鋼帯搬送用のロール17に取りつけられたパ
ルス発振器18からのパルスをカウントすることにより
鋼帯4の位置を追跡するものである。風量設定パターン
を新たな初期風量設定パターンに変更する場合には、鋼
帯4の板厚等の変更点を鋼帯位置追跡装置1 1で追跡
し、その変更点が各ジェットクーラ5を通過する毎に新
たな風量パターンで決定された各ジェットクーラ回転速
度基準J,,J2・・・・・・を出力してゆき、変更点
が冷却帯2を通過し終った時点で初期風量パターンの設
定が完了するようにする。以上の方法を用いることによ
り、プリセット時の過渡的な板温変動は極力抑制するこ
とが可能となる。フィードバック制御は、冷却帯2の出
口板温計7によって検出した出口板温Toをフィードバ
ック板温制御装置10で目標板温TSと比較しその偏差
を解除すべき風量変更量WBに換算して風量パターン設
定装置15に入力することで行なう。
風量パターン設定装置15では風量変更量WBをジェッ
トクーラ回転数に換算してその変化分だけをその時点で
のフィードバック制御ゾーン内の各ジェットクーラ回転
速度基準値J,,J2・・・・・・を変更して出力する
。フィードバック制御では操作量(この場合にはジェッ
トクーラ回転速度)を変更してからその操作結果(この
場合は出口板温T。)が現われる迄の遅れ時間が短い程
その制御が高速応性を有して高精度に行なわれるので、
フィードバック制御による操作量の変更は可能な限り炉
出口側のジェットクーラ5から行なう。第6図のBは2
030%の初期の全体風量設定から120%の風量を減
じて全体風量W。
トクーラ回転数に換算してその変化分だけをその時点で
のフィードバック制御ゾーン内の各ジェットクーラ回転
速度基準値J,,J2・・・・・・を変更して出力する
。フィードバック制御では操作量(この場合にはジェッ
トクーラ回転速度)を変更してからその操作結果(この
場合は出口板温T。)が現われる迄の遅れ時間が短い程
その制御が高速応性を有して高精度に行なわれるので、
フィードバック制御による操作量の変更は可能な限り炉
出口側のジェットクーラ5から行なう。第6図のBは2
030%の初期の全体風量設定から120%の風量を減
じて全体風量W。
を1910%となるようにフィードバック制御した例を
示したもので、炉出口側より3台の、つまり1〜3のジ
ェットクーラ5の調整を行っている。即ち1,2のジェ
ットクーラ5の風量が50%から0%にまた3のジェッ
トクーラの風量が50%から30%に低減されることで
全体として120%の風量がこのフィードバック制御に
より低減されている。風量変化量が増方向の場合にも同
様にして炉出口側のジェットクーラ5から操作する。本
発明ではフィードバック制御ゾーンを炉出口側に設け、
さらに該ゾーンの風量設定が50%近辺になるように初
期風量パターンが設定されているために、制御操作にお
ける高速応性が得られ、操作方向も増減の両方向共に炉
出口側から行なうことができ、その結果、鋼帯4の板温
制御遅れを最小限に留めることができる。
示したもので、炉出口側より3台の、つまり1〜3のジ
ェットクーラ5の調整を行っている。即ち1,2のジェ
ットクーラ5の風量が50%から0%にまた3のジェッ
トクーラの風量が50%から30%に低減されることで
全体として120%の風量がこのフィードバック制御に
より低減されている。風量変化量が増方向の場合にも同
様にして炉出口側のジェットクーラ5から操作する。本
発明ではフィードバック制御ゾーンを炉出口側に設け、
さらに該ゾーンの風量設定が50%近辺になるように初
期風量パターンが設定されているために、制御操作にお
ける高速応性が得られ、操作方向も増減の両方向共に炉
出口側から行なうことができ、その結果、鋼帯4の板温
制御遅れを最小限に留めることができる。
一方フィードフオワード制御は、冷却帯2の入口板温計
6で検出されるTiおよびライン速度検出器13で検出
される通板速度Vの変動に起因して発生する冷却帯2の
出口板温変動を抑制するために、フィードフオワード板
温制御装置8に入口板温Tiおよび通板速度Vを入力し
初期風量演算時の入口板温Tiおよび通板速度Vとの偏
差が原因で発生する出口板温T。
6で検出されるTiおよびライン速度検出器13で検出
される通板速度Vの変動に起因して発生する冷却帯2の
出口板温変動を抑制するために、フィードフオワード板
温制御装置8に入口板温Tiおよび通板速度Vを入力し
初期風量演算時の入口板温Tiおよび通板速度Vとの偏
差が原因で発生する出口板温T。
の変動を解消すべき風量変更量WBを演算してこれを風
量パターン設定装置15に入力することで行なう。ここ
では風量変更量WBをジェットクーう回転数に換算して
、その変化分だけをその時点でのフィードフオワ−ド制
御ゾーン内のジェットクーラ速度基準J,.,,2…・
・・を変更して出力する。出力するタイミングは、風量
の変更を要するジェットクーラ5を鋼帯上の風量変更点
が通過する時点とすることにより出口板温Toの変動は
最小となる。フィードフオワード制御による操作量の変
更は、該ゾーン内の稼動ジェットクーラ5群の先頭位置
を前後にずらすことにより行なう。第6図のAの203
0%の初期の全体風量設定パターンから風量を320%
増加させて全体風量W。を2350%とした場合のフィ
ードフオワード制御パターンを同図のCに例示する。本
例ではジェットクーラ26の風量が30%から100%
にジェットクーラ27および28の風量がそれぞれ0%
から100%に、またジェットクーラ29の風量が0か
ら50%に増加することで、全体として320%の風量
がこのフィードフオワード制御により増加している。第
6図のDの破線aは同図Aのパターンでジェットクーラ
5が設定された状態で時刻tlに通板速度Vがステップ
的に上昇し、それにもかかわらず何ら補償を行なわなか
った場合の炉出口板溢Toの経時変化を示しており、同
図Dの一点鎖線bは通板速度一定でジェットクーラパタ
ーンが同図のAからCに急変した場合の炉出口板温T。
の経時変化を示している。ここで本発明のフィードフオ
ワード制御が行なわれた場合は、第6図のDの破線aで
示される出口板温T。の変動は、同図Dの実線bで示さ
れる操作影響により補償されるため、炉出口板温T。は
同図0の実線cに示すように目標板溢Tsに保たれる。
風量変化が滅方向の場合も同様にしてオンのジェットク
ーラ5群の先頭位置を炉出口方向にずらすことにより行
なうと良い。本発明では炉入口側にフィードフオワード
制御ゾーンが設けられており、外乱による板溢変化応答
特性に対して同等の応答時間を有した板温補償が可能で
あり、しかもその操作は風量の増減両方向共に制御可能
であるため、外乱によって起る出口板温外れを最小限に
抑制することができる。
量パターン設定装置15に入力することで行なう。ここ
では風量変更量WBをジェットクーう回転数に換算して
、その変化分だけをその時点でのフィードフオワ−ド制
御ゾーン内のジェットクーラ速度基準J,.,,2…・
・・を変更して出力する。出力するタイミングは、風量
の変更を要するジェットクーラ5を鋼帯上の風量変更点
が通過する時点とすることにより出口板温Toの変動は
最小となる。フィードフオワード制御による操作量の変
更は、該ゾーン内の稼動ジェットクーラ5群の先頭位置
を前後にずらすことにより行なう。第6図のAの203
0%の初期の全体風量設定パターンから風量を320%
増加させて全体風量W。を2350%とした場合のフィ
ードフオワード制御パターンを同図のCに例示する。本
例ではジェットクーラ26の風量が30%から100%
にジェットクーラ27および28の風量がそれぞれ0%
から100%に、またジェットクーラ29の風量が0か
ら50%に増加することで、全体として320%の風量
がこのフィードフオワード制御により増加している。第
6図のDの破線aは同図Aのパターンでジェットクーラ
5が設定された状態で時刻tlに通板速度Vがステップ
的に上昇し、それにもかかわらず何ら補償を行なわなか
った場合の炉出口板溢Toの経時変化を示しており、同
図Dの一点鎖線bは通板速度一定でジェットクーラパタ
ーンが同図のAからCに急変した場合の炉出口板温T。
の経時変化を示している。ここで本発明のフィードフオ
ワード制御が行なわれた場合は、第6図のDの破線aで
示される出口板温T。の変動は、同図Dの実線bで示さ
れる操作影響により補償されるため、炉出口板温T。は
同図0の実線cに示すように目標板溢Tsに保たれる。
風量変化が滅方向の場合も同様にしてオンのジェットク
ーラ5群の先頭位置を炉出口方向にずらすことにより行
なうと良い。本発明では炉入口側にフィードフオワード
制御ゾーンが設けられており、外乱による板溢変化応答
特性に対して同等の応答時間を有した板温補償が可能で
あり、しかもその操作は風量の増減両方向共に制御可能
であるため、外乱によって起る出口板温外れを最小限に
抑制することができる。
上記実施例では、各ジェットクーラ5のブロワーモータ
が直流または交流の可変遠モータで駆動されて、風量が
連続調整可能な場合を例示したが、ブロワーモータに誘
導電動機などの定速モータを用いて風量連続調整が不可
能な、つまりオン(100%)もしくはオフ(0%)の
どちらかにしか制御できないジェットクーラ5を用いる
場合には第7図のようにする。第7図は全体で30台の
ジェットクーラ5を有する冷却帯2で炉入口側の20台
をフィードフオワード制御ゾーンとし、炉出口側の10
台をフィードバック制御ゾーンとして構成された場合の
制御例である。同図のAは所要冷却風量が全体で200
0%の場合の初期風量設定パターンの例であるが、フィ
−ドバツク制御ゾーン内のジェットクーラ5は1台おき
にオンまたはオフの設定をすることにより、フィードバ
ック制御時の風量増減の両方向の調整を可能としている
。同図Bは2および4のジェットクーラ5をオフからオ
ンに設定変更し、200%の風量を増加する場合のフィ
ードバック制御パターン例である。同図のCは24およ
び25のジェットクーラ5をオンからオフに設定変更し
200%の風量を減少する場合のフィードフオワード制
御パターン例である。また同様にしてフィードバック制
御フイードフオワード制御共に風量の増方向および滅方
向の両操作が可能である。但し、オンーオフ制御しかで
きないジェットクーラ5を用いた場合は、制御操作の最
4・単位は風量100%となるため、板温の制御精度も
風量100%に相当する板温影響代以上を望むことはで
きない。これまでの実施例は処理能力に余裕のある場合
の例を示して説明してきたが、第8図には、前述のプリ
セットパターン設定の考え方では加熱能力もしくは冷却
能力が不足する場合の設定法を図示する。
が直流または交流の可変遠モータで駆動されて、風量が
連続調整可能な場合を例示したが、ブロワーモータに誘
導電動機などの定速モータを用いて風量連続調整が不可
能な、つまりオン(100%)もしくはオフ(0%)の
どちらかにしか制御できないジェットクーラ5を用いる
場合には第7図のようにする。第7図は全体で30台の
ジェットクーラ5を有する冷却帯2で炉入口側の20台
をフィードフオワード制御ゾーンとし、炉出口側の10
台をフィードバック制御ゾーンとして構成された場合の
制御例である。同図のAは所要冷却風量が全体で200
0%の場合の初期風量設定パターンの例であるが、フィ
−ドバツク制御ゾーン内のジェットクーラ5は1台おき
にオンまたはオフの設定をすることにより、フィードバ
ック制御時の風量増減の両方向の調整を可能としている
。同図Bは2および4のジェットクーラ5をオフからオ
ンに設定変更し、200%の風量を増加する場合のフィ
ードバック制御パターン例である。同図のCは24およ
び25のジェットクーラ5をオンからオフに設定変更し
200%の風量を減少する場合のフィードフオワード制
御パターン例である。また同様にしてフィードバック制
御フイードフオワード制御共に風量の増方向および滅方
向の両操作が可能である。但し、オンーオフ制御しかで
きないジェットクーラ5を用いた場合は、制御操作の最
4・単位は風量100%となるため、板温の制御精度も
風量100%に相当する板温影響代以上を望むことはで
きない。これまでの実施例は処理能力に余裕のある場合
の例を示して説明してきたが、第8図には、前述のプリ
セットパターン設定の考え方では加熱能力もしくは冷却
能力が不足する場合の設定法を図示する。
同図のAは全体で30台のジェツトク−ラ5を有した冷
却帯2で、フィードバック制御ゾーンを炉出口側の10
台とした場合に、全体の風量W。を2660%要求され
た時の初期風量設定パターンである。このような条件で
は通常の初期風量設定パターンを行なおうとすると、フ
ィードフオワード制御ゾーンのジェットクーラ5を全て
100%としても全体風量W。は160%不足する。こ
のような場合冷却能力を確保するためには不足風量はフ
ィードバック制御ゾーンのジェットクーラ5に割り振ら
ざるを得ないが、その際はフィードバック制御の速応性
を考えて該ゾーンの炉入口側(本例では10,9……)
から順に割り振るのが望ましい。同図のBにはAの初期
風量設定パターンに対するフィードバック制御として風
量100%減の場合の制御パターンを同図のCにはAの
初期風量設定パターンに対するフィードフオワード制御
として風量200%減の場合の制御パターンを示してい
る。以上述べたように、金属鋼帯の連続加熱炉もしくは
連続冷却炉における板温制御において、該炉を2つのゾ
ーンに分割し、炉出口側のゾーンにおける加熱能力また
は冷却能力を50%近辺に初期設定してフィードバック
制御を行う一方炉入口側のゾーンにおいては加熱能力ま
たは冷却能力を炉出口側より配分したパターンにて初期
設定してフィードフオワード制御を行なう方法を用いる
ことにより、炉出口板温の目標値との偏差が非常に4・
さし、高精度な板温制御が可能となる。
却帯2で、フィードバック制御ゾーンを炉出口側の10
台とした場合に、全体の風量W。を2660%要求され
た時の初期風量設定パターンである。このような条件で
は通常の初期風量設定パターンを行なおうとすると、フ
ィードフオワード制御ゾーンのジェットクーラ5を全て
100%としても全体風量W。は160%不足する。こ
のような場合冷却能力を確保するためには不足風量はフ
ィードバック制御ゾーンのジェットクーラ5に割り振ら
ざるを得ないが、その際はフィードバック制御の速応性
を考えて該ゾーンの炉入口側(本例では10,9……)
から順に割り振るのが望ましい。同図のBにはAの初期
風量設定パターンに対するフィードバック制御として風
量100%減の場合の制御パターンを同図のCにはAの
初期風量設定パターンに対するフィードフオワード制御
として風量200%減の場合の制御パターンを示してい
る。以上述べたように、金属鋼帯の連続加熱炉もしくは
連続冷却炉における板温制御において、該炉を2つのゾ
ーンに分割し、炉出口側のゾーンにおける加熱能力また
は冷却能力を50%近辺に初期設定してフィードバック
制御を行う一方炉入口側のゾーンにおいては加熱能力ま
たは冷却能力を炉出口側より配分したパターンにて初期
設定してフィードフオワード制御を行なう方法を用いる
ことにより、炉出口板温の目標値との偏差が非常に4・
さし、高精度な板温制御が可能となる。
第1図は連続暁鈍炉の1部を示す構成図、第2図のAお
よびBは従来の板温制御方法に係る冷却能力の設定パタ
ーンの1例を示す説明図、第3図のA〜Gは蓮続焼錨炉
冷却帯におけるジェットクーラパターン変更または通板
速度変更時の炉出口板温の過渡的な応答特性を示す説明
図、第4図のA〜Cは板温の応答遅れを示す説明図、第
5図は本発明を適用した連続燐鈍炉の一部を示す要部更
成図、第6図のA〜Dは本発明の板温制御方法に係る冷
却パターンの一例を示す説明図、第7図のA〜Cは本発
明の板温制御方法を用いた他の異る場合の例を示す説明
図、第8図のA〜Cは本発明の板温制御方法に係る特殊
な場合のパターン設定法の一例を示す説明図である。 2:冷却帯、3:ハースロール、4:鋼帯、5:循環式
ジェットクーラ、6:炉入口板温計、7:炉出口板温計
、8:フィードフオワード板温制御装置、10:フィー
ドバック板温制御装置、11:鋼帯位置追跡装置、13
:通板速度検出器、14:初期風量演算装置、15:風
量パターン設定装置、16,〜16■:ジェットクーラ
回転速度制御装置、18:パルス発振器。 第1図 第2図 第3図 第3図 弟ム図 第5図 第6図 第6図 第7図 第8図
よびBは従来の板温制御方法に係る冷却能力の設定パタ
ーンの1例を示す説明図、第3図のA〜Gは蓮続焼錨炉
冷却帯におけるジェットクーラパターン変更または通板
速度変更時の炉出口板温の過渡的な応答特性を示す説明
図、第4図のA〜Cは板温の応答遅れを示す説明図、第
5図は本発明を適用した連続燐鈍炉の一部を示す要部更
成図、第6図のA〜Dは本発明の板温制御方法に係る冷
却パターンの一例を示す説明図、第7図のA〜Cは本発
明の板温制御方法を用いた他の異る場合の例を示す説明
図、第8図のA〜Cは本発明の板温制御方法に係る特殊
な場合のパターン設定法の一例を示す説明図である。 2:冷却帯、3:ハースロール、4:鋼帯、5:循環式
ジェットクーラ、6:炉入口板温計、7:炉出口板温計
、8:フィードフオワード板温制御装置、10:フィー
ドバック板温制御装置、11:鋼帯位置追跡装置、13
:通板速度検出器、14:初期風量演算装置、15:風
量パターン設定装置、16,〜16■:ジェットクーラ
回転速度制御装置、18:パルス発振器。 第1図 第2図 第3図 第3図 弟ム図 第5図 第6図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 1 金属鋼帯の連続加熱炉もしくは連続冷却炉を、金属
鋼帯の通板方向に沿つて複数のゾーンに分割し、各ゾー
ン毎に独立にオンオフ又は連続調整自在な加熱装置もし
くは冷却装置を設けた連続炉の板温制御方法において、
該炉を制御機能面から炉出口側と炉入口側のゾーンに分
割し、前記炉出口側のゾーンは個々の加熱、冷却装置の
加熱、冷却能力をプリセツト時にそれぞれ全能力の中間
能力に初期設定し、前記炉入口側のゾーンは前記炉出口
側ゾーンを合わせて炉全体の所定加熱、冷却能力をもた
せるとともに加熱もしくは冷却能力をうしろづめにて初
期設定し、炉出口板温の検出値に基づいて前記炉出口側
ゾーンの加熱もしくは冷却能力を制御し、一方通板速度
変動、炉入口板温変動などの炉出口板温に対する外乱を
検出し、この検出変動情報に基づき前記炉入口側ゾーン
の加熱もしくは冷却能力を制御することにより炉出口板
温を一定とすることを特徴とする板温制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3498780A JPS6027737B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 板温制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3498780A JPS6027737B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 板温制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56130435A JPS56130435A (en) | 1981-10-13 |
| JPS6027737B2 true JPS6027737B2 (ja) | 1985-07-01 |
Family
ID=12429486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3498780A Expired JPS6027737B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 板温制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027737B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106119520A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-11-16 | 中国地质大学(武汉) | 一种冷轧热镀锌退火炉板温协调控制系统及方法 |
-
1980
- 1980-03-19 JP JP3498780A patent/JPS6027737B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106119520A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-11-16 | 中国地质大学(武汉) | 一种冷轧热镀锌退火炉板温协调控制系统及方法 |
| CN106119520B (zh) * | 2016-04-13 | 2018-05-01 | 中国地质大学(武汉) | 一种冷轧热镀锌退火炉板温协调控制系统及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56130435A (en) | 1981-10-13 |
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