JPS602785Y2 - 蒲鉾板 - Google Patents

蒲鉾板

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JPS602785Y2
JPS602785Y2 JP1981160432U JP16043281U JPS602785Y2 JP S602785 Y2 JPS602785 Y2 JP S602785Y2 JP 1981160432 U JP1981160432 U JP 1981160432U JP 16043281 U JP16043281 U JP 16043281U JP S602785 Y2 JPS602785 Y2 JP S602785Y2
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JP
Japan
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kamaboko
board
foam
linear grooves
water absorption
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981160432U
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English (en)
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JPS5865888U (ja
Inventor
基滋 林
直人 田島
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Kasei Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、蒲鉾板に関する。
さらに詳しくは、熱可塑性樹脂発泡押出製板材かなる製
造容易で吸水性に優れかつ充分な密着性を有する蒲鉾板
に関する。
従来から、−9蒲鉾材料を密着させて蒲鉾を製造するた
めの蒲鉾板としては、天然の木製板が使用されていた。
しかし、天然の木製板は生産量に成度があり、殺菌や消
毒処理を必要とし、さらに蒲鉾原料に殺菌剤や保存剤等
の添加物を添加しない場合には蒲鉾が変質及び/又は腐
敗し易く、長時間に亘って新鮮な状態で保存できないと
いう欠点を有していた。
加えて、木の臭味、やに、渋味等が蒲鉾に移行して蒲鉾
の品質を劣化せしめたり木製板自体が変形し易いという
点からも問題を有していた。
上記木製板の欠点を解消すべく、代替品として従来から
種々の合成樹脂製板材、ことに発泡押出製板材を用いる
試みがなされているがこれらの板材は上記木製板と異な
り表面に発泡層と外気とを遮断するスキン層(非発泡層
)を有するため吸水性をほとんど示さない。
一般的に、蒲鉾の日持ちを良くするためや、蒲鉾板との
密着性を向上させるためには蒲鉾中の遊離成分を蒲鉾板
でで吸収する必要がある。
従って上記のごとき合成樹脂製板材を用いた場合には蒲
鉾板の吸水効果はほとんど期待できず、蒲鉾の保存や貯
蔵の点や蒲鉾板との密着性の点で不利であり大きな問題
を有していた。
これらの点に関連して、発泡押出製板材の表面に直径1
11rIi以下、深さ1m++以下の無数の凹陥部を設
けてなる蒲鉾板がこの考案の考案者らによって提案され
ている(実公昭55−23349号)。
しかし、この提案による蒲鉾板は密着性の点では充分な
ものであったが、蒲鉾の保存や貯蔵の点からは未だ不充
分なものであった。
これらの点に鑑み、この考案の考案者らは長期の保存や
貯蔵に耐えうる程度までの吸水性を蒲鉾板に付与すべく
種々検討を行なった。
まず、前記提案のごとき凹陥部の直径を大きくすること
により発泡層を外気と充分に接触させて吸水性を上昇さ
せることを想着したが、大きな直径の凹陥部を合成樹脂
製板材の表面に多数設ける装置自体作製が困難であり、
言い換れば連続製造が困難であり不適当であった。
一方、合成樹脂製板材の表面をブラッシング等で粗面化
させることも考慮したが粗面が簡便にかつ均一に得られ
るとは限らず、さらに外観上表面荒れのため悪く見え商
品としては不利であり、高い吸水性が得られたとしても
不適当であった。
この考案の考案者らは、さらに検討を重ねた結果、合成
樹脂の発泡押出製板材の表面に特定の線状溝を設けるこ
とにより、充分な密着性と優れた吸水性を有する蒲鉾板
が得られ、かつこの蒲鉾板が連続製造に適していること
を見い出しこの考案に到達した。
かくしてこの考案によれば熱可塑性樹脂発泡押出製板材
の表面に、幅0.02〜2mmで深さ0.1〜4簡の線
状溝が設けられてなることを特徴とする蒲鉾板が提供さ
れる。
この考案に使用される熱可塑性樹脂はポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン
、メチルスチレン重合体等のポリスチレン系樹脂、或い
はスチレンとアクリル酸エステルとの共重合体、スチレ
ンとメタクリル酸エステルとの共重合体、スチレンとブ
タジェンとの共重合体等のスチレン共重合体でもよい。
また、架橋したスチレン共重合体も使用することができ
る。
例えばスチレンが99.99〜99.75%とジビニル
ベンゼンが0.01〜0.25%の共重合体でもよい。
また、2種以上の重合体を混合して得られる混合重合体
でもよい。
例えば、ポリスチレンとポリアクリル酸エステルまたは
ポリメタクリル酸エステルとの混合重合体、或いはポリ
エチレンまたはポリプロピレンとポリスチレンとの混合
重合体等を挙げることができる。
ことに、ポリオレフィン系樹脂及び/又はポリスチレン
系樹脂10唾量部に対し、ポリアクリル酸ナトリウム及
び/又はポリエチレンオキサイド0.1〜2.唾量部を
混合してなる混合重合体を基材とした場合には、樹脂自
体が吸水性に富むためこの考案の効果がより発揮される
点好ましい。
この考案の発泡押出製板材は上記熱可塑性樹脂を種々の
押出発泡成形に付すことにより得られる。
例えば、上記の熱可塑性樹脂を押出機内で加熱溶融し1
、脂肪族炭化水素の発泡剤を加えて押出機の先端に設け
られた口金から板状に押出成形された板材、または上記
押出機において、押出機の先端に多数の細孔を有する口
金を使用し、発泡剤を含有した熱可塑性樹脂溶融体を前
記口金の細孔から押出し、押出された多数の発泡樹脂細
条体が互いに平行に隣接して合着せしめられて形成され
た板状体等が挙げられる。
これらのうち吸水性や圧縮強度の点から後者の板状体を
用いることが好ましい。
上記発泡押出製板材を適宜切断することによりこの考案
の長方体状の蒲鉾板の原板が得られる。
該原板の厚みは5〜20ytxt程度とすることが望ま
しい。
厚みが5顛未満であると蒸し蒲鉾、リテーナ−蒲鉾等に
おいて、水蒸気加熱処理時に膨張、収縮、反り等の変形
を生じるので好ましくない。
ま′た厚みが約2−を越えると不経済であり外観上から
も好ましくない。
上記原板の表面に幅0.02〜2mで深さ0.1〜4園
の線状溝を設けることによりこの考案の蒲鉾板が得られ
る。
幅が0.0加以下であると吸水性の点で不充分であり2
txm以上であると外観、強度の点で不適当である。
また深さが0.1mm以下であると発泡押出製板材の表
面に存在するスキン層(わずかな非発泡層)を線状溝が
つき破って内部の発泡層を外気に接触させることができ
ず、吸水性がほとんど改良されないので適さない。
さらに深さが4mを越えると板材が割れ易くなって不適
当である。
上記線状溝は通常、前記発泡押出製板材の表面に間隔的
1〜l−で並行線状に多数設けられていることが適当で
あるが、これ以外にも相対間隔的1〜l0IIEIで基
盤目状や菱目状にい形成されていてもよい。
また線状溝は破線状のごとき断続的なものであってもよ
い。
間隔が約121!I11以下であると表面の発泡層自体
の強度が不充分となって好ましくなく、約10+yo+
+を越えると全体的な吸水性が不充分となって好ましく
ない。
なお、線状溝は片面に形成されていてもよく両面に形成
されていてもよい。
ことに工業上両面に形成された方が仕分は等する必要が
なく便利である。
上記線状溝は例えば工業的には鋭い回転刃の下を発泡押
出製板材をわずかに接触させて通過させることにより連
続的に得られ、これ以外に固定刃の下をわずかに接触さ
せて通過させることによっても得られる。
以下、添付図面によりこの考案の蒲鉾板を説明する。
第1図は、この考案の蒲鉾板の一具体例を示す斜視図で
あり、第2図は第1図における部分拡大斜視図である。
第1図において蒲鉾板1は熱可塑性樹脂発泡押出製板材
からなる長方体状の原板2の表面3に前記で特定した線
状溝4が間隔的7mで長手方向に平行で平行線状に多数
設けられている。
第3図は多数の熱可塑性樹脂発泡体の細条体をそれぞれ
平行に隣接して合着せしめて板材に成形した熱可塑性樹
脂発泡押出製板材からなる長方体状の原板2′の表面に
第1図と同様な線状溝を設けてなる他の具体例を示す。
第4図はこの考案のさらに他の具体例を示し、両面に線
状溝を有する蒲鉾の製造上便利な第3図相当の蒲鉾板を
示す。
この蒲鉾板を用いて蒲鉾を製造する例を説明すれば、例
えば、魚肉すり身に食塩、澱粉、卵白等の補助材料を加
え、水を加えてよく混練し、混練物を蒲鉾板の上に密着
せしめて所定の形状に成形する。
これを型に入れて水蒸気で蒸煮するとりテーナー蒲鉾が
得られる。
水蒸気蒸煮は一般に80〜100℃で3紛ないし1時間
処理される。
ポリプロピレン、高密度ポリエチレンまたはこれらの樹
脂を含有する混合重合体樹脂の発泡体からなる蒲鉾板は
耐熱性が良好であるので、比較的高温で処理しても変形
を生ずることはない。
得られた蒲鉾は板によく密着しており、包丁で蒲鉾を切
断したとき蒲鉾全体が板から分離することはなかった。
この考案の蒲鉾板はその表面に特定の線状溝を有するた
め、蒲鉾中の遊離水分を蒲鉾板肉に充分吸収でき、蒲鉾
の日持ちが長くなり保存や貯蔵の点から有利である。
さらにその特定の構造及び吸水性から蒲鉾材料との密着
性も良好である。
また製造も容易であり、連続製造に適している。
以下、この考案を実施例によって説明する。
実施例 1 ポリプロピレンと高密度ポリエチレン(重量比10:3
)の混合樹脂10唾量部に対して気泡調整剤として微粉
末タルク1.5重量部及び顔料0.05重量部を加え均
一に混合した原料を押出機のホッパーから投入して発泡
剤約5重量部と共に溶融、混練し多数の小孔を有するグ
イより160〜170’Cで押出発泡して多数の発泡樹
脂細条体とし、続いてこれらそれぞれの細条体を枠型及
び成形ガイドで融着一体化させて合着し冷却することに
より、発泡倍率約7倍、厚み14閣の板状の発泡成形体
を得た。
この発泡成形体は長手方向に各細条の合せ目が茶色の線
条として現われて木目模様が形成されており、長手方向
に垂直な断面には各細条がマス目のように現われていた
上記発泡成形体を幅50111、長さ12−に切断して
原板とし、この両面に厚さ11aRのカミソリを用いて
7篇間隔に深さ2鴫の線状溝を長手方向に平行線状に設
けて、第4図に示すごときこの考案の蒲鉾板を得た。
この蒲鉾板の吸水性を確認するために、界面活性剤(ア
ニオン系)を0.01%含む常温の水を多量に含んだ幅
40順、長さ10−の軟質ポリウレタンフォームの上に
前記蒲鉾板を線状溝を有する一面が接するように載置し
、2日間放置して蒲鉾板の吸水量を測定したところ5.
41の吸水を示した。
なおこれに対し同様な発泡成形体を用い、線状溝を全く
設けないものの吸水量はOfであった。
このことから、この考案の蒲鉾板が優れた吸水性を有し
ていることが判る。
実施例 2 実施例1と同様にして吸水量と経時時間との関係を測定
した。
この結果を比較例と共に第5図に示した。
なお、各配合ならびに条件は下表の通りであった。
この結果から明らかなように、この考案の蒲鉾板の吸水
性は従来に比較して優れていることが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の蒲鉾板の一具体例を示す斜視図で
ああり、第2図は第1図における部分拡大斜視図である
。 第3図は、この考案の他の具体例を示す斜視図である。 第4図は、この考案のさらに他の具体例を示す部分斜視
図である。 第5図は、この考案の蒲鉾板の吸水性の一例を示すグラ
フである。 1・・・・・・蒲鉾板、2,2′・・・・・・原板、3
・・・・・・表面、4・・・・・・線状溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂発泡押出製板材の表面に、幅0.02
    〜2mで深さ0.1=4mの線状溝が設けられてなるこ
    とを特徴とする蒲鉾板。 2 線状溝が、間隔約1〜10mで並行線状に設けられ
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の蒲鉾板。 3 熱可塑性樹脂発泡押出製板材が、押出機から押出さ
    れた多数の細条体が板状に合着されたものである実用新
    案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の蒲鉾板。
JP1981160432U 1981-10-27 1981-10-27 蒲鉾板 Expired JPS602785Y2 (ja)

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JP1981160432U JPS602785Y2 (ja) 1981-10-27 1981-10-27 蒲鉾板

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JP1981160432U JPS602785Y2 (ja) 1981-10-27 1981-10-27 蒲鉾板

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Publication Number Publication Date
JPS5865888U JPS5865888U (ja) 1983-05-04
JPS602785Y2 true JPS602785Y2 (ja) 1985-01-25

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ID=29952836

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