JPS6031817B2 - 高純度ベンゼンポリカルボン酸エステルの製造法 - Google Patents
高純度ベンゼンポリカルボン酸エステルの製造法Info
- Publication number
- JPS6031817B2 JPS6031817B2 JP15797978A JP15797978A JPS6031817B2 JP S6031817 B2 JPS6031817 B2 JP S6031817B2 JP 15797978 A JP15797978 A JP 15797978A JP 15797978 A JP15797978 A JP 15797978A JP S6031817 B2 JPS6031817 B2 JP S6031817B2
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- JP
- Japan
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- alcohol
- polycarboxylic acid
- benzene polycarboxylic
- acid ester
- production method
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、分子中にカルボキシル基を3もしくは4個有
するベンゼンポリカルボン酸または該カルボン酸の無水
物と炭素数7〜11個の脂肪族一価アルコールとよりベ
ンゼンポリカルボン酸ェステルを製造するに際して、ェ
ステル化反応を行ない、次いで中和および過剰の原料ア
ルコールの除去操作ののちに、ェステル層中に溶解して
存在する、ェステル化反応中間体のベンゼンポリカルボ
ン酸のアルカリ塩、あるいはベンゼンポリカルボン酸ア
ルキルのアルカリ塩を効率良く除去して、高純度ベンゼ
ンポリカルボン酸アルキルェステルを得るものである。
するベンゼンポリカルボン酸または該カルボン酸の無水
物と炭素数7〜11個の脂肪族一価アルコールとよりベ
ンゼンポリカルボン酸ェステルを製造するに際して、ェ
ステル化反応を行ない、次いで中和および過剰の原料ア
ルコールの除去操作ののちに、ェステル層中に溶解して
存在する、ェステル化反応中間体のベンゼンポリカルボ
ン酸のアルカリ塩、あるいはベンゼンポリカルボン酸ア
ルキルのアルカリ塩を効率良く除去して、高純度ベンゼ
ンポリカルボン酸アルキルェステルを得るものである。
ェステル化反応は、硫酸、パラトルェンスルホン酸等の
酸触媒、あるいはNa−ALMg−釘等の両性金属触媒
を用いて行なうが、有限の反応時間で反応を完結させる
ことはむつかしく、反応後の液には、微畠といえども反
応中間体のカルボン酸化合物が含まれている。カルボキ
シル基が2個のフタル酸又はその無水物を原料とする場
合には、フタル酸モノアルキルが中間体として存在する
。これは、中和時に例えばカセィソーダを用いた場合に
はフタル酸ジナトリゥムあるいはフタル酸モノアルキル
ナトリウム塩等となって水層に除くことができる。とこ
ろがカルボキシル基を3または4個有するベンゼンポリ
カルボン酸を原料とした場合の反応中間体はベンゼンポ
リカルボン酸ナトリウム塩、あるいはベンゼンポリカル
ボン酸アルキルナトリウム塩等となると考えられるもの
であるが、これらは水層に除くことができず油層に溶け
て残存するものであった。ェステル化反応の中間体のア
ルカリ塩の除去方法としては不揮発生化合物であるから
、蒸留により蒸留残澄として除去する方法が考えられる
が0.1Tom位の高真空で蒸留しても、2000以上
の加熱を要し、それがために蒸留時にェステルが一部分
解し、新たにカルボン酸化合物が生成するという欠点が
あり、この欠点をなくするために200℃以下で蒸留す
るにはさらに高真空にする必要があり、工業的に得策と
はいえない。
酸触媒、あるいはNa−ALMg−釘等の両性金属触媒
を用いて行なうが、有限の反応時間で反応を完結させる
ことはむつかしく、反応後の液には、微畠といえども反
応中間体のカルボン酸化合物が含まれている。カルボキ
シル基が2個のフタル酸又はその無水物を原料とする場
合には、フタル酸モノアルキルが中間体として存在する
。これは、中和時に例えばカセィソーダを用いた場合に
はフタル酸ジナトリゥムあるいはフタル酸モノアルキル
ナトリウム塩等となって水層に除くことができる。とこ
ろがカルボキシル基を3または4個有するベンゼンポリ
カルボン酸を原料とした場合の反応中間体はベンゼンポ
リカルボン酸ナトリウム塩、あるいはベンゼンポリカル
ボン酸アルキルナトリウム塩等となると考えられるもの
であるが、これらは水層に除くことができず油層に溶け
て残存するものであった。ェステル化反応の中間体のア
ルカリ塩の除去方法としては不揮発生化合物であるから
、蒸留により蒸留残澄として除去する方法が考えられる
が0.1Tom位の高真空で蒸留しても、2000以上
の加熱を要し、それがために蒸留時にェステルが一部分
解し、新たにカルボン酸化合物が生成するという欠点が
あり、この欠点をなくするために200℃以下で蒸留す
るにはさらに高真空にする必要があり、工業的に得策と
はいえない。
また中和前のカルボン酸の状態で酸吸着能をもつ吸着剤
と接触させ除去する方法が考えられるが、この方法は多
量の吸着剤を必要とするものであった。
と接触させ除去する方法が考えられるが、この方法は多
量の吸着剤を必要とするものであった。
例えば無水トリメリット酸の2−エチルヘキシルェステ
ルを製造する際に存在するベンゼントリカルポン酸ジー
2ーェチルヘキシルを除くに酸吸着能をもつ吸着剤で処
理したところ細t%の吸着剤で処理しても鞍価は1.2
の夕/夕から0.5m9/ターこしか下らなかった。本
発明者らは、反応中間体の除去方法を鋭意検討した結果
、反応中間体のアルカリ金属塩加水を含む低級脂肪族ア
ルコールに溶解することを見し、出し本発明方法に到達
した。
ルを製造する際に存在するベンゼントリカルポン酸ジー
2ーェチルヘキシルを除くに酸吸着能をもつ吸着剤で処
理したところ細t%の吸着剤で処理しても鞍価は1.2
の夕/夕から0.5m9/ターこしか下らなかった。本
発明者らは、反応中間体の除去方法を鋭意検討した結果
、反応中間体のアルカリ金属塩加水を含む低級脂肪族ア
ルコールに溶解することを見し、出し本発明方法に到達
した。
本発明方法のェステル化反応に用いられるベンゼンポリ
カルボン酸あるいはその無水物としては、例えば、無水
トリメリツト酸、トリメリツト酸、メロフアニ酸、無水
ピロメリツト酸が挙げられる。
カルボン酸あるいはその無水物としては、例えば、無水
トリメリツト酸、トリメリツト酸、メロフアニ酸、無水
ピロメリツト酸が挙げられる。
また炭素数7〜11個の脂肪族一価アルコールとしては
、例えば、n−オクタノール、ィソオクタノール、2ー
エチルヘキサノール、カプリルアルコール、ノニルアル
コール、nーデゞシルアルコール、イソデシルアルコー
ル、トリデシアルコール、ラウリルアルコール、ウンデ
シルアルコール等が挙げられる。ェステル化反応触媒は
、通常のものでよく、例えば硫酸、パラトルェンスルホ
ン酸等の酸触媒あるいはNa−N等の両性金属触媒でよ
い。
、例えば、n−オクタノール、ィソオクタノール、2ー
エチルヘキサノール、カプリルアルコール、ノニルアル
コール、nーデゞシルアルコール、イソデシルアルコー
ル、トリデシアルコール、ラウリルアルコール、ウンデ
シルアルコール等が挙げられる。ェステル化反応触媒は
、通常のものでよく、例えば硫酸、パラトルェンスルホ
ン酸等の酸触媒あるいはNa−N等の両性金属触媒でよ
い。
本発明の含水低級脂肪族アルコール洗浄を行う対象であ
るェステルは、ェステル化反応後、反応液を苛性ソーダ
水あるいは炭酸ナトリウム水等のアルカリ水で洗浄する
中和操作および過剰の原料アルコールの除去操作を行な
った後の液である。
るェステルは、ェステル化反応後、反応液を苛性ソーダ
水あるいは炭酸ナトリウム水等のアルカリ水で洗浄する
中和操作および過剰の原料アルコールの除去操作を行な
った後の液である。
なお中和操作、過剰原料アルコールの除去操作の順序は
ェステル化反応触媒の種類により前後する。洗浄に用い
られる含水低級脂肪族アルコールとしては、メタノール
、エタノール、インプロピルアルコールが挙げられる。
ェステル化反応触媒の種類により前後する。洗浄に用い
られる含水低級脂肪族アルコールとしては、メタノール
、エタノール、インプロピルアルコールが挙げられる。
含水率は5〜50%、好ましくは10〜20%である。
又、使用量は、粗ェステルに対し0.1倍量〜10倍量
で好ましくは0.2〜1倍量である。洗浄温度は通常、
室温〜60こ0程度で充分である。また接触時間は特に
限定するものではない。十分な蝿拝があれば数分で十分
である。本発明方法を以下の実施例をもってさらに説明
する。実施例 1 無水トリメリット酸 154部、2−エチルヘキサノー
ル 34$部およびNa20・祉203 1.44部を
仕込み170〜22y0で3時間反応させ、ほぼ所定量
の生成水を採取した。
又、使用量は、粗ェステルに対し0.1倍量〜10倍量
で好ましくは0.2〜1倍量である。洗浄温度は通常、
室温〜60こ0程度で充分である。また接触時間は特に
限定するものではない。十分な蝿拝があれば数分で十分
である。本発明方法を以下の実施例をもってさらに説明
する。実施例 1 無水トリメリット酸 154部、2−エチルヘキサノー
ル 34$部およびNa20・祉203 1.44部を
仕込み170〜22y0で3時間反応させ、ほぼ所定量
の生成水を採取した。
反応液をロ過したのち、過剰の2ーェチルヘキサノール
を留去し、次に反応液と同量の10%NaOH水で洗浄
した。洗浄後の油層にはベンゼントリカルボン酸トリナ
トリウムが0.004mol/X9含まれてし、た。こ
の油層と同量の10%含水エタノールで室温下で洗浄し
た。
を留去し、次に反応液と同量の10%NaOH水で洗浄
した。洗浄後の油層にはベンゼントリカルボン酸トリナ
トリウムが0.004mol/X9含まれてし、た。こ
の油層と同量の10%含水エタノールで室温下で洗浄し
た。
含水エタノール層は上層に、トリメリツト酸トリー2−
エチルヘキシル層は下層であった。下層中より回収した
トリメリット酸トリ−2ーェチルヘキシルからベンゼン
トリカルボン酸トリナトリウムは検出されなかった。実
施例 2 メロフアニ酸 127部、2ーェチルヘキサノール 3
25部、およびNa20・AI2031.2部を仕込み
170〜230午0で4時間反応させ、ほぼ所定量の生
成水を採取した。
エチルヘキシル層は下層であった。下層中より回収した
トリメリット酸トリ−2ーェチルヘキシルからベンゼン
トリカルボン酸トリナトリウムは検出されなかった。実
施例 2 メロフアニ酸 127部、2ーェチルヘキサノール 3
25部、およびNa20・AI2031.2部を仕込み
170〜230午0で4時間反応させ、ほぼ所定量の生
成水を採取した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 分子中にカルボキシル基を3もしくは4個有するベ
ンゼンポリカルボン酸または該カルボン酸の無水物と炭
素数7〜11個の脂肪族一価アルコールとよりベンゼン
ポリカルボン酸エステルを製造するに際して、エステル
化反応を行ない、次いで中和および過剰の原料アルコー
ルの除去操作を行なつた後、該エステルを含水低級脂肪
族アルコールで洗浄することを特徴とする高純度ベンゼ
ンポリカルボン酸エステルの製造法。 2 5〜50wt%の水を含む低級脂肪族アルコールを
用いることから成る特許請求の範囲第1項記載の製造法
。 3 炭素数1〜3個の低級脂肪族の一価アルコールを用
いる特許請求の範囲第1または2項記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15797978A JPS6031817B2 (ja) | 1978-12-21 | 1978-12-21 | 高純度ベンゼンポリカルボン酸エステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15797978A JPS6031817B2 (ja) | 1978-12-21 | 1978-12-21 | 高純度ベンゼンポリカルボン酸エステルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5583733A JPS5583733A (en) | 1980-06-24 |
| JPS6031817B2 true JPS6031817B2 (ja) | 1985-07-24 |
Family
ID=15661590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15797978A Expired JPS6031817B2 (ja) | 1978-12-21 | 1978-12-21 | 高純度ベンゼンポリカルボン酸エステルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031817B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62183714U (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-21 | ||
| JPH02139518U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-21 |
-
1978
- 1978-12-21 JP JP15797978A patent/JPS6031817B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62183714U (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-21 | ||
| JPH02139518U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5583733A (en) | 1980-06-24 |
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