JPS6032098B2 - 冷風装置 - Google Patents

冷風装置

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JPS6032098B2
JPS6032098B2 JP51019939A JP1993976A JPS6032098B2 JP S6032098 B2 JPS6032098 B2 JP S6032098B2 JP 51019939 A JP51019939 A JP 51019939A JP 1993976 A JP1993976 A JP 1993976A JP S6032098 B2 JPS6032098 B2 JP S6032098B2
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expansion
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷風装置に係り、特に冷媒を用いることなく直
接空気を冷却するのに適した冷風装置に関する。
冷房を行なうためには、一般にはフレオンガスのような
冷煤を圧縮液化し、これを膨脹させて気化するときの吸
熱効果により低温部を作り、これに送風機で風を送り冷
風を得ている。
第1図は従釆から一般に用いられている冷風装置で圧縮
機A,蒸発器B「凝縮器C、絞り弁○および送風機Eな
どによって構成されている。
圧縮機Aは蒸発器Bで気体となった低圧の冷媒ガスを吸
入し、圧縮して高温高圧状態とし、そのまま凝縮器Cに
送る。高温高圧の袷媒ガスは凝縮器Cで冷却され液化す
る。液化した冷媒は絞り弁Dで減圧され、膨脹して蒸発
器Bで蒸発し再び気体となる。このとき蒸発器Bの壁か
ら熱を奪い、送風機Eによって蒸発器Bを通過する空気
の温度を下げる。このような冷媒を用いた蒸気圧縮式の
冷風装置は最も広く使用されているものであるが「幾つ
かの問題点が残されている。
すなわち現在使用されている冷線には冷凍能力、安全性
、経済性のすべてを満足するものはなく、いずれかの欠
点を有している。例えば冷凍能力にすぐれ安価な冷蝶は
有毒であり、比較的安全な袷媒は高価であるなどである
。このため完全な漏洩防止が要求され、構造も複雑とな
り、装置全体を高価なものとしている。一方冷媒を用い
ず簡単な構造の冷風装置としては空気を圧縮膨脹させて
冷風を作る方法が考えられている。
第2図は逆プレイトンサィクルとして知られている空気
膨脹式冷凍サイクルの圧力(P)−容積(V)線図であ
る。第2図a点の圧力Pa、容積Vaの空気を断熱的に
圧縮してb点の状態とし、圧力Pbのまま冷却し「容積
をC点のVc迄収縮させる。この状態から断熱的に最初
の圧力Pa迄膨脹させる。このとき膨脹の冷却効果によ
り空気の温度は著しく低下する。第3図は温度(T)ー
ェソトロビ(S)線図で上記の変化は点a,b,c,d
を結ぶ線で示される。
冷却の効率を表わす作業係数は面積a,b,c,dで示
される消費動力と面積d,a,a′,d′で示される吸
収熱量の比で表わされる。従来考えられた逆プレイトン
サイクルの空気膨脹式冷風装置は上記原理に基くもので
あるが、第3図より明らかなように、吸収熱量を増加し
ようとすれば、それ以上に消費動力が大きくなる煩向に
あり、必要な冷却能力を得るためには大量の空気を流さ
ね‘まならず、経済的でない。本発明の目的は、上記の
ような問題点を解決するため、多段のべーン型圧縮機を
用い、圧縮の過種において空気を冷却装置を通して冷却
し、等温に近い状態で圧縮を行なわせ、圧縮に要する動
力を低減し、断熱的な膨脹により効果的に低温を作り出
し、高効率でかつ袷煤を必要としない冷風装置を提供せ
んとするものである。
以下本発明の一実施例を第4図に塞いて詳細に説明する
圧縮装置1は第1段から最終段(第4図では第3段)の
複数個のべーン型圧縮機4,5,6によって構成し、第
1段圧縮機4には吸入口S。を「 また最終段圧縮機6
には吐出口DoJを各1個備えている。第1段圧縮機4
および第2段圧縮機5には中間吐出口○,.,D肌D,
3,D,4およびD2,,D22,D23,D豹を備え
、また第2段圧縮機5および第3段圧縮機6には中間吸
入OS2,,S2,S蟹,S24およびS3,,S細S
33,S34を備えるものである。これらの相互に隣接
する中間吐出口D,.とD2.,D,2と○,3,D.
3とD.4の間およびD2,とD22,D2とD23,
D23とD24の間には常に1枚以上のべーン1亀1お
よび亀12を介在させ、中間吸入OS2,とS2,S2
2とS23,S23とS24の間およびS3,とS32
、S32とS斑とS34との間にも常に1枚以上のべー
ン112および113が介在するようになっている。
また中間吐出口D,.,D,2,D,3,D,4とこれ
に対応する中間吸入口S2,,S22,S23,S滋と
の間および中間吐出口D2,,D22,D23,D滋と
これに対応する中間吸入口S3,,S32,S鮒 S3
4との間は、それぞれ冷却装置7および8に介袋させた
パイプ群P,.,P,2,P,3,P,4およびP幻,
P礎,P23,P24によって連結する。膨脹装置2は
給気□S■と排気口Dooを各1個有するべーン型膨脹
機9を備え、この給気□Sooと最終段圧縮機6の吐出
口DoとはパイプP3によって連結する。
駆動装簿3は圧縮装置1と膨脹装置2とを駆動軸101
こよって連動可能なる如く構成するのである。以上の構
成により、次に作用効果を説明する。
まず駆動装置3が矢印方向に回転すると、駆動軸10を
介して圧縮機4,5,6および膨脹機9が共に矢印方向
に回転を始めるが、第1段圧縮機4から順次説明する。
第1段圧縮機4においては、吸入口Soより空気を吸入
し、逐次圧縮されるが、その圧縮過程にある空気が中間
吐出口D,.,D,2,D,3,D,4より逐次吐出さ
れる。
この吐出口D,.,D,2, D,3,D,4より吐出
された空気は、それぞれパイプP,.,P,2,P,ぷ
P,4を通り、途中の冷却装置7によって冷却され、第
2段圧縮機5の中間吸入口S2,,S22,S柳S24
に導かれる。このとき第1段圧縮機4の中間吐出口D,
.とD,2、D,2とD,3,D,3と○,4の間には
常にべーン111が介在しているので、それぞれ圧縮比
の異なる空気が吐出されるものである。この圧縮比の異
なる空気が第2段圧縮機5の中間吸入口S側S22,S
23,S製に供給され、再び圧縮されて各圧縮段階ごと
に中間吐出口D2,,D22,D23,D24より吐出
される。この第2段圧縮機5においても、中間吸入OS
2,とS22、S22とS23、S23とS滋の間、お
よび中間吐出口D幻とD22、D2とD23、D23と
D24の間には常にべーン1 1 2が介在しているの
で、各圧縮段階の圧縮空気が混合することはない。第2
段圧縮機5の中間吐出口D側 D22,D23,D24
から吐出された圧縮空気は、それぞれパイプP2,,P
22,P23,P24を通り、途中の冷却装置8によっ
て冷却され、第3段圧縮機6の中間吸入OS肌 S概,
S斑,S34に導かれる。
この第3段圧縮機6、つまり最終段圧縮機でも圧縮空気
は各圧縮段階ごとに再度圧縮されて吐出口Doより高圧
の圧縮空気を吐出するものである。このように第1段,
段2段,第3段の各圧縮機4,5,6において、それぞ
れ圧縮比の異なる圧縮空気が独立してパイプに導かれ、
途中の冷却装置7または8を通るので「それぞれの冷却
効果を向上させることができる。
第4図では3個の圧縮機と2個の冷却装置を用いたが、
圧縮機と冷却装置をさらに増加させることにより、理想
的な等温圧縮に極めて近似した圧縮を行なうことができ
るものである。ここで、第2段圧縮機5および第3段圧
縮機6の吐出量は、第1段圧縮機4および第2段圧楓縮
機5の吸入量よりも、目的とする圧縮比で定まる量だけ
少なくなるように設定されているので、空気目的の圧力
に圧縮されて吐出される。
この圧縮機間の容積変化の状況を第5図によって説明す
る。
すなわち第4図における第1段圧縮機4の二つべ−ン1
11とローター121およびケーシング131によって
囲まれる空間容積は、駆動軸10の回転角が0(基準)
のとき最大であり、回転角の増加とともに第5図の点聡
象のように容積が変化し圧縮される。また第2段圧縮機
5の一つのべーン112とローター122およびケーシ
ング132によって囲まれる空間容積は、駆動軸10の
回転角が0のとき最小であり、回転角の増加とともに実
線と点線で囲まれる面積のように容積が変化する。一方
、第1段圧縮機4の中間中間吐出口○,.,D,2,D
,3,D,4と第2段圧縮機5の中間吐出口S幻, S
2,S23,S24とは、それぞれパイプ肴灘,.,P
ね, P,3,P,4によって連結されているため、そ
の合計の容積は実線のように変化する。従って全体とし
て圧縮され、第1段圧縮機4の吸入口Soから吸入され
た空気の全量が第2段圧縮機5の中間吐出口D2,,D
22,D23,D24から吐出される。第2段圧縮機5
と第3段圧縮機6の間における圧縮空気の授受関係も上
記と全く同様である。圧縮は全体として比較的緩やかに
行なわれ、従ってべーンの両側の圧力差は大きくなく摩
耗と摩擦損失を軽減するものである。第4図に基いて冷
却装置7および8の詳細を説明する。
第1段圧縮機4によって圧縮された各氏額段階ごとの圧
縮空気は、それぞれ圧縮比が異なるので温度も当然異な
るものである。すなわち中間吐出口D,.から吐出され
る圧縮空気は常温に近いが、D,2,D,3,D,4か
ら吐出される圧縮空気は圧縮比が次第に増大するので、
パイプP,.,P,2,P,3,P,4内を流通する圧
縮空気の温度も上昇する。従って常温に近いパイプP,
.を最下部に設置し、以下P,2,P,3ついでP,4
を最上部に設置して下方の給水口14から冷水を供V給
し、上方の排水口15から排水すると冷却効果を増大す
ることができるものである。このようにして得られた高
圧の圧縮空気は最終段圧縮機6の吐出口Doから吐出さ
れ膨脹装置2の膨脹機9の給気口Sooへ供給される。
この圧縮空気は膨脹機9内で急激な断熱膨脹を行なうた
め、膨脹の冷却効果により空気の温度は著しく低下して
吐出口○ooより吐出されるものである。膨脹機9は第
4図に示すようにべーン114、o−ター124、ケー
シング134によって構成されているので、給気□So
oに供給された圧縮空気の膨脹作用により駆動軸101
こ回転力を与える働きをなす。つまり急激な断熱楓彰脹
により空気の温度を著しく低下させると同時に、この圧
縮空気のもつエネルギーを有効に活用し駆動力の一部と
して回収しようとするものである。駆動装置3は駆動軸
10を介してローター121,122,123,124
に回転力を伝達するものであるが、この消費動力を第6
図および第7図に基いて詳細に説明する。
第6図は圧力(P)と容積(V)の関係を示すP−V線
図であり、a点の圧力Pa、容積Vaの空気を複数個の
圧縮機および冷却装置を用いて等温的に圧縮しb点の状
態とする。
この状態の圧縮空気を膨脹機によってc点まで断熱的に
膨脹させることによって、空気の温度を著しく低下させ
て吐出するものである。従ってこのときに要する消費動
力はa−b−cで囲まれる面積で表わされ、第2図に示
す従来の消費動力a−b−c−dで囲まれる面積と比較
して著しく低減されていることがわかる。第7図は温度
(T)ーェントロピ(S)線図であり、上記と同じく消
費動力はa,b,cで囲まれる面積によって表わされる
これも前記第3図に示す従来の消費動力a,b,c,d
で囲まれる面積と比較して著しく低減されていることが
明白である。このように等温圧縮に要する消費動力は著
しく低減され、しかも高圧の圧縮空気を断熱膨脹させる
段階で、その圧縮空気のもつエネルギーを回転力に回収
する。
従って駆動装置3は圧縮装置1の消費動力と、膨脹装置
2のなす仕事量の差だけの僅かな駆動力を伝達すること
によって、その目的を達成することができるものである
。以上の説明は冷風装置に配談された複数個の圧縮機の
駆動軸を共通としたもの、つまり複数個の圧縮機のロー
ターがすべて同一回転数で回転するものであるが、以下
複数個の圧縮機の回転数を異ならしめた冷風装置につい
て説明する。
複数個の圧縮機の回転数が同一になるよう構成した圧縮
装置においては、第m段圧縮機の吐出量は第(m−1)
段圧縮機の吸入量よりも、目的とする圧縮比で定まる量
だけ少なくなるように設定されなければならないことは
前述の通りである。
つまり、第1段から最終段に至るまでの圧縮機はすべて
その容量が異なるもので構成しなければ目的を達成する
ことができなかった。しかるに本発明による複数個の圧
縮機の回転数を異ならしめた圧縮装置においては、第1
段から最終段に至るまでの圧縮機の容量を必ずしも異な
らしめる必要はなく、すべて同一容量の圧縮機を用いて
も充分その目的を達成し得るものである。
すなわち同一容量の圧縮機を用いた場合には「第(m−
1)段圧縮機の回転数を第m段圧縮機の目的とする圧縮
比に対応する回転数で回転させることにより目的を達成
することができる。このように同一容量の圧縮機を使用
し得ることは消耗部品の交換あるいは予防保全などの面
において極めて便利である。また複数個の圧縮機の回転
数を異ならしめる方法としては、一駆動源に複数個の変
速装置を用いても良いし、複数個の駆動源を設置するこ
とも勿論可能である。以上説明したべーン型圧縮装置に
配設した圧縮機は、第4図に示す直径方向摺動翼型圧縮
機を対象としたものであるが、これに限定されるもので
はなく、第8図に示す軸万向摺敷翼型圧縮機を用いると
さらに優れた効果を期待することができる。
次に本発明の他の実施例を図面に塞いて詳細に説明する
第8図は藤方向摺動翼型圧縮兼膨脹機16の構成を示し
、第9図および第10図は同じく空気の流通径路を示す
ものである。多段型の圧縮兼膨脹機16は第1段から最
終段(第8〜10図では第3段)の複数個のべ−ン型圧
縮作動室と膨脹作動室とによって構成されている。
第1段圧縮作動室17には吸入口Soを、また最終段圧
縮作動室1 9には吐出口Do各々1個備えている。第
1段圧縮作動室17および第2段圧縮作動室18には中
間吐出口D,.,D,2,D,3,D,4およびD2・
,D22,D23,D概を設け、また第2段圧縮作動室
18および第3段圧縮作動室19には中間吸入OS乳,
S22,S幻,S24およびS3,,S滋,S羽,S3
4を設ける。これらの相互に隣接する中間吐出口D,.
とD,2、D,2とD,3、D,3とD,4の間および
D2,とD22、D2とD23、D23とD24の間に
は常に1枚以上のべーン11を介在させ、中間吸入口S
2,とS22、S22とS23とS泌との間およびS乳
とS班、S32とS33、S33とS34との間にも同
じべーン1 1が介在するようになっている。
また中間吐出口D,.,D側 D.3,D,4とこれに
対応する中間吸入口S2,,S2, S23,S24と
の間、および中間吐出口D2,,D2, D柵 D桝と
これに対応する中間吸入口S3,,S32,S33,S
34との間は、それぞれ冷却装置7および8に介装させ
たパイプ群P,.,P,2,P,3,P,4およびP2
,,P22,P側P24によって連結する。膨脹作動室
20には、給気□Sooと排気口Dooを各々1個設け
、この給気□Sooと最終段圧縮作動室1 9の吐出口
DoとはパイプP3によって連結する。
−駆動装置3は駆動軸10を介してローター12
を回転せしめる如く構成するものである。
以上の構成により、次に作用効果を説明する。
まず駆動装置3が回転すると駆動軸10を介してロータ
ー12を第10図矢印方向に回転せしめる。第1段圧縮
作動室17においては、吸入口Soより空気を吸入し逐
次圧縮するが、その圧縮過程にある空気が中間吐出口D
,.,DB, D,3,D,4より逐次吐出される。
この吐出口D,.,D,2,D,3,D,4より吐出さ
れた空気は、それぞれパイプP,.,P山,P,3,P
,4を通り、途中の冷却装置7によって冷却され第2段
圧縮作動室18の中間吸入口S2,,S物S23,S2
4に導かれる。このとき第1段圧縮作動室17の中間吐
出口D,.とD,2、D,2とD,3、○,3とD,4
の間には常にべーン11が介在しているので、それぞれ
圧縮比の異なる空気が吐出されるのである。この圧縮比
の異なる空気が第2段圧縮作動室18の中間吸入口S幻
, S22,S23,S24に供給され、再び圧縮され
て各圧縮段階ごとに中間吐出口D2,,D22,D23
,D凶より吐出される。この第2段圧縮作動室18にお
いても、中間吸入口S2・とS滋、S22とS23、S
23とS24の間、および中間吐出口D2,とD22、
D22とD23、D23とD24の間には、常にべーン
11が介在しているので、各圧縮段階の圧縮空気が混合
することはない。第2段圧縮作動室1 8の中間吐出口
D2,,D22,D23,D24から吐出された圧縮空
気は、それぞれパイプP2,,P22,P23,P凶を
通り、途中の冷却装置8によって冷却され、第3段圧鮒
縮作動室19の中間吸入口S3・,S32,S側 S3
4に導かれる。
この第3段圧縮作動室19、つまり最終段圧縮機でも、
圧縮空気は各圧縮段階ごとに再度圧縮されて、吐出口D
。より高圧の圧縮空気は吐出するのである。このように
第1段,第2段,第3段の各圧縮作動室17,18,1
9において、それぞれ圧縮比の異なる圧縮空気が独立し
てパイプに導かれ、途中の冷却装置を通るので、それぞ
れの冷却効果を向上させることができる。
第8〜10図では3個の圧縮作動室と2個の冷却装置を
用いたが、圧縮作動室と冷却装置をさらに増加させるこ
とにより、理想的な等温圧縮に極めて近似した圧縮を行
なうことができるものである。ここで、第2段圧縮作動
室18および第3段圧縮作動室19の吐出量は、第1段
圧縮作動室17および第2段圧縮作動室18の吸入量よ
りも、目的とする圧縮比で定まる量だけ少なくなるよう
に設定されているので、空気は目的の圧力に圧縮されて
吐出される。
この圧縮作動室間における空気の容積変化の状況は前記
第5図による説明におけると同一である。
このようにして得られた高圧の圧縮空気は最終段圧縮作
動室19の吐出口Doから吐出され、膨脹作動室20内
で急激な断熱膨脹を行なうため、膨脹の冷却効果により
空気の温度は著しく低下して吐出口Dooより吐出口さ
れるものである。
また膨脹作動室20は第4図に示すようにべーン11、
ロータ−12、ケーシング13によって構成されている
ので、給気□Sooに供給された圧縮空気の膨脹作用に
より、駆動軸10に回転力を与える働きをなす。つまり
急激な断熱膨脹により空気の温度を著しく低下させると
同時に、この圧縮空気のもつエネルギーを有効に活用し
、駆動力の一部として回収しようとするものである。駆
動装置3は、駆動軸10を介してローター12に回転力
を与えるものである。
その駆動装置3は等温圧縮に要する消費動力と、圧縮空
気のもつエネルギーから回収される仕事量の差だけの僅
かな駆動力を伝達することによって、その目的を達成す
ることができるものである。詳細については、前記第6
図および第7図に基いて説明した通りである。以上第8
図〜第10図に示す実施例は3段の圧縮作動室と2個の
冷却装置によって構成したものであるが、圧縮作動室と
冷却装置をさらに増加することにより、茎費想的な等温
圧縮に極めて近似した圧縮を行なうことができるのであ
る。
また第8図は軸方向摺動翼型であるため、冷風装置その
ものを極めてコンパクトな装置とすることができたが、
第11図に示すようにべーンが直径方向に摺動する型式
の並列多段型の装置であっても同一の目的を達成するこ
とができるのである。以下本発明による冷風装置を構成
する圧縮装置1、膨脹装置2それぞれの有する特長を要
約すると次の通りである。
【1} 圧縮装置1は、圧縮比の異なる圧縮空気が、各
段階ごとに多段圧縮を繰り返し、途中に設置した冷却装
置によって効果的に冷却される。
従って等温圧縮に極めて近似した緩やかな圧縮が可能と
なり、消費動力を著しく低減し、高圧の圧縮空気を得る
ことができる。■ 膨脹装置2は、供給された圧縮空気
を急激に断熱膨脹させて極めて低温の空気を吐出すると
ともに、圧縮空気のもつエネルギーを有効に活用し得る
つまり一部を回転力として回収し、消費動力の低減に寄
与することができる。このように多くのすぐれた特長を
備える諸装置を。
主要構成要素とする本発明の冷風装置は、次のような綜
合効果を有するものである。‘1} 冷媒を用いないの
で、製造、使用、廃却後のすべての期間に亘つて安全か
つ清潔である。
‘21 高価な冷煤を用いないので経済的である。‘3
1 絞り弁、蒸発器、送風機などがなく構造簡単であり
故障が少ない。(41 装置全体がコンパクトであり、
占有面積が小である。
■ 絹霧による効率低下の悪影響がない。
{6’逆プレイトンサイクルの2倍の効率が期待できる
以上の説明で明らかなように本発明による冷風装置は多
くのすぐれた効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の冷風装置の構成説明図、第2図および第
6図はP−V線図、第3図および第7図はT−S線図、
第4図は本発明の実施例を示す構成説明図、第5図は圧
縮空気の容積変化説明図、第8図は本発明の他の実施例
を示す構成部分の縦断面図、第9図および第10図は同
菱部断面図、第11図は直径方向摺動翼型並列多段圧縮
兼膨脹機の縦断面図である。 1・・・圧縮装置、2・・・膨脹装置、3・・・駆動装
置、4,5,6・・・圧縮機、7,8・・・冷却装置、
9・・・膨脹機、16・・・圧縮兼膨脹機、17,18
,19・・・圧縮作動室、20…膨脹作動室。 オr図 汁2図 オ3図 才4図 オク図 オ0図 オ7図 オa図 矛守図 才〃図 オ/0図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧縮装置、膨脹装置および駆動装置とからなり、上
    記圧縮装置は第1段〜最終段を構成する複数個のベーン
    型圧縮機を配設し、第1段圧縮機には吸入口をまた最終
    段圧縮機には吐出口を各々1個以上設け、第m段圧縮機
    には中間吐出口を、第(m+1)段圧縮機には中間吸入
    口を夫々複数個設け(mは1,2…の整数)、相互に隣
    接する前記中間吐出口間および中間吸入口間には常に1
    枚以上のベーンを介在させ、前記中間吐出口とこれに対
    応する中間吸入口との間は夫々冷却装置に介装させたパ
    イプ群によつて連結して構成し、上記膨脹装置には給気
    口と排気口とを各1個有するベーン型膨脹機を配設し、
    上記圧縮装置の吐出口と上記膨脹装置の給気口とをパイ
    プによつて連結し、上記駆動装置は上記圧縮装置と上記
    膨脹装置とを連動可能なる如く構成したことを特徴とす
    る冷風装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の冷風装置において、圧
    縮装置および/または膨脹装置の回転数を異ならしめた
    ことを特徴とする冷風装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の冷風装置において、圧
    縮装置、膨脹装置の何れかの駆動軸を共通したことを特
    徴とする冷風装置。 4 特許請求の範囲第1項〜第3項の何れかに記載の冷
    風装置において、圧縮装置および/または膨脹装置を軸
    方向摺動翼型としたことを特徴とする冷風装置。 5 圧縮装置、膨脹装置および駆動装置とからなり、上
    記圧縮装置は第1段〜最終段を構成する複数個のベーン
    型作動室を有する多段型圧縮機を配設し、第1段作動室
    には吸入口をまた最終段作動室には吐出口を各々1個以
    上設け、第m段作動室には中間吐出口を、第(m+1)
    段作動室には中間吸入口を夫々複数個設け(mは1,2
    ,…の整数)、相互に隣接する前記中間吐出口および中
    間吸入口間には常に1枚以上のベーンを介在させ、前記
    中間吐出口とこれに対応する中間吸入口との間は、夫々
    冷却装置に介装させたパイプ群によつて連結して構成し
    、上記膨脹装置には給気口と排気口とを各1個有するベ
    ーン型作動室を備え、上記圧縮装置の吐出口と上記膨脹
    装置の給気口とをパイプによつて連結し、上記駆動装置
    は上記圧縮装置と上記膨脹装置とを連動可能なる如く構
    成したことを特徴とする冷風装置。 6 特許請求の範囲第5項記載の冷風装置において、圧
    縮装置および/または膨脹装置を軸方向摺動翼型とした
    ことを特徴とする冷風装置。
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