JPS6032497B2 - 蛋白質吸着用物質 - Google Patents
蛋白質吸着用物質Info
- Publication number
- JPS6032497B2 JPS6032497B2 JP51155057A JP15505776A JPS6032497B2 JP S6032497 B2 JPS6032497 B2 JP S6032497B2 JP 51155057 A JP51155057 A JP 51155057A JP 15505776 A JP15505776 A JP 15505776A JP S6032497 B2 JPS6032497 B2 JP S6032497B2
- Authority
- JP
- Japan
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- adsorbent
- monomers
- protein
- nitrile
- adsorption
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蛋白質用の新しい吸着物質に関するものである
。
。
従来蛋白質吸着用物質としては活性炭、ベントナィト、
アルミナ、酸性白土、リン酸カルシュームゲル、ヒドロ
キシアパタイト、デンプンなどが知られている。
アルミナ、酸性白土、リン酸カルシュームゲル、ヒドロ
キシアパタイト、デンプンなどが知られている。
これらの吸着用物質は、たとえば活性炭、アルミナなど
では蛋白質が変性する場合がある。
では蛋白質が変性する場合がある。
また吸着力が弱い、蛋白質が遊離しやすい、機械的強度
が十分でない、操作性が悪い〜 また製造や成形が難か
しいなどの欠点を持っていた。本発明者らはこれらの点
を解決し、一段と操作性のよい工業用吸着用物質の開発
を目ミーして鋭意努力した結果、2の重量%以上のニト
リル基を含み、カサ密度が0.35タ′の、好ましくは
0.28夕/桝以下のニトリル含有モノビニル重合体粉
末が、驚くべき高吸着能をすることを見出し、この知見
に塞いて本発明を完成するにいたつた。
が十分でない、操作性が悪い〜 また製造や成形が難か
しいなどの欠点を持っていた。本発明者らはこれらの点
を解決し、一段と操作性のよい工業用吸着用物質の開発
を目ミーして鋭意努力した結果、2の重量%以上のニト
リル基を含み、カサ密度が0.35タ′の、好ましくは
0.28夕/桝以下のニトリル含有モノビニル重合体粉
末が、驚くべき高吸着能をすることを見出し、この知見
に塞いて本発明を完成するにいたつた。
すなわち、ニトリル含有モノビニル重合体を製造するに
あたって特定の条件下にて重合することによってカサ密
度の低い粉末を得、その粉末がそのまま高吸着能を吸着
剤となるという製造上、使用上ともにすぐれた経済性が
得られた。
あたって特定の条件下にて重合することによってカサ密
度の低い粉末を得、その粉末がそのまま高吸着能を吸着
剤となるという製造上、使用上ともにすぐれた経済性が
得られた。
本発明の蛋白質吸着用物質(以下吸着剤という)は、ア
クリロニトリル、メタクリルニトリル、シアン化ビニリ
デン等のニトリル含有モノビニルモノマ−(本願におい
ては「モノビニルモノマ−なる語をエチレン性二重結合
を含む単官能軍合性モノマーの総称として用いる。
クリロニトリル、メタクリルニトリル、シアン化ビニリ
デン等のニトリル含有モノビニルモノマ−(本願におい
ては「モノビニルモノマ−なる語をエチレン性二重結合
を含む単官能軍合性モノマーの総称として用いる。
)を単独で、もしくはこれと共重合可能なエチレン性二
重結合を含む他のモノビニルコモノマ−とを共重合する
ことによって得られるが、本発明の目的を達成するため
には、吸着剤である粉末は20Wt.%以上のニトリル
基を含みかつそのカサ密度が0.35夕/地(好ましく
は0.28夕/地)以下であることが必要である。粉末
のニトリル基舎量が20Wt.%未満であるかもしくは
カサ密度が0.35タ′のを越えると、吸着能の者るし
い低下がおこり、本発明の目的を十分に達成することが
できない。本発明の吸着剤を得るためには通常上記のモ
ノビニルモノマーをラジカル開始剤を用いて単独重合も
しくは共重合するわけである。
重結合を含む他のモノビニルコモノマ−とを共重合する
ことによって得られるが、本発明の目的を達成するため
には、吸着剤である粉末は20Wt.%以上のニトリル
基を含みかつそのカサ密度が0.35夕/地(好ましく
は0.28夕/地)以下であることが必要である。粉末
のニトリル基舎量が20Wt.%未満であるかもしくは
カサ密度が0.35タ′のを越えると、吸着能の者るし
い低下がおこり、本発明の目的を十分に達成することが
できない。本発明の吸着剤を得るためには通常上記のモ
ノビニルモノマーをラジカル開始剤を用いて単独重合も
しくは共重合するわけである。
得られる粉末のカサ密度を0.35夕/械以下にするた
めには、重合溶媒、開始剤等を適当に選択する必要があ
る。カサ密度が低い粉末を得る手段としては、通常、得
られる重合体粉末をほとんど膨潤させない重合溶媒中で
、溶媒に可溶な開始剤を用いた溶液重合ないいま懸濁重
合が採用される。この際、溶媒や開始剤の種類のみでな
く、重合温度、モノマー濃度、開始剤濃度等の重合条件
が粉末粒子の形状に影響を及ぼす。本発明の吸着剤製造
に用いられるアクリロニトリル、メタクリロニトリル、
シアン化ビニリデン等のニトリル含有モノビニル単量体
と共重合可能なモノビニルモノマーとしては、具体的に
は以下のものを挙げることができる。たとえば、エチレ
ン、プロピレン等のオレフィン類;エチルビニルェーテ
ル、n−ブチルビニルェーテル類のビニルェーテル類;
塩化ビニル、塩化ビニリデン、テトラフルオロェチレン
等のハロゲン化オレフィン類;(メタ)アクリル酸メチ
ル(メタ)アクリル酸ブチル、2・ヒドロキシヱチル(
メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)
アクリレート等の(メタ)アクリレート類;酢酸ピニル
、安息香酸ビニル等のビニルェステル類;スチレン、Q
ーメチルスチレン等の芳香族ビニル化合物;(メタ)ア
クリルアミド、N・Nージメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−ビニルピロリドン等のァミド系ビニルモノマ−
;マレィンィミド誘導体;(メタ)アクリル酸、無水マ
レィン酸等のカルボキシル基含有モノマ−およびその塩
;スチレンスルホン酸、メタリルスルホン酸等のスルホ
ン酸基含有モノマーおよびその塩:2ーヒドロキシェチ
ル(メタ)アクリレートリン酸ェステル等のリン酸基含
有モノマーおよびその塩:ビニルピリジン、ビニルイミ
ダゾール、N・N−ジエチルアミノェチル(メタ)アク
リレート等の塩基性モノマーおよびその塩等があり、こ
れらコモノマ−は単独でないし二種以上を併用して用い
られるが、特にスルホン酸基含有モノマー、カルボキシ
ル基含有モノマー、塩基性モノマー、リン酸基含有モノ
マーおよびこれらの塩ならびにアミド系モノマ−、ポリ
オキシアルキレングリコール含有モノマーをコモノマ−
として0.3〜3.5Wt.%含むと吸着能が一層向上
する。本発明の吸着剤は、これをそのまま用いることが
できるが、必要に応じて、このカサ高い構造をそのまま
保持した状態で、各種の成型をほどこして用いることも
できる。
めには、重合溶媒、開始剤等を適当に選択する必要があ
る。カサ密度が低い粉末を得る手段としては、通常、得
られる重合体粉末をほとんど膨潤させない重合溶媒中で
、溶媒に可溶な開始剤を用いた溶液重合ないいま懸濁重
合が採用される。この際、溶媒や開始剤の種類のみでな
く、重合温度、モノマー濃度、開始剤濃度等の重合条件
が粉末粒子の形状に影響を及ぼす。本発明の吸着剤製造
に用いられるアクリロニトリル、メタクリロニトリル、
シアン化ビニリデン等のニトリル含有モノビニル単量体
と共重合可能なモノビニルモノマーとしては、具体的に
は以下のものを挙げることができる。たとえば、エチレ
ン、プロピレン等のオレフィン類;エチルビニルェーテ
ル、n−ブチルビニルェーテル類のビニルェーテル類;
塩化ビニル、塩化ビニリデン、テトラフルオロェチレン
等のハロゲン化オレフィン類;(メタ)アクリル酸メチ
ル(メタ)アクリル酸ブチル、2・ヒドロキシヱチル(
メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)
アクリレート等の(メタ)アクリレート類;酢酸ピニル
、安息香酸ビニル等のビニルェステル類;スチレン、Q
ーメチルスチレン等の芳香族ビニル化合物;(メタ)ア
クリルアミド、N・Nージメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−ビニルピロリドン等のァミド系ビニルモノマ−
;マレィンィミド誘導体;(メタ)アクリル酸、無水マ
レィン酸等のカルボキシル基含有モノマ−およびその塩
;スチレンスルホン酸、メタリルスルホン酸等のスルホ
ン酸基含有モノマーおよびその塩:2ーヒドロキシェチ
ル(メタ)アクリレートリン酸ェステル等のリン酸基含
有モノマーおよびその塩:ビニルピリジン、ビニルイミ
ダゾール、N・N−ジエチルアミノェチル(メタ)アク
リレート等の塩基性モノマーおよびその塩等があり、こ
れらコモノマ−は単独でないし二種以上を併用して用い
られるが、特にスルホン酸基含有モノマー、カルボキシ
ル基含有モノマー、塩基性モノマー、リン酸基含有モノ
マーおよびこれらの塩ならびにアミド系モノマ−、ポリ
オキシアルキレングリコール含有モノマーをコモノマ−
として0.3〜3.5Wt.%含むと吸着能が一層向上
する。本発明の吸着剤は、これをそのまま用いることが
できるが、必要に応じて、このカサ高い構造をそのまま
保持した状態で、各種の成型をほどこして用いることも
できる。
このようなニトリル基を含有するモノビニル重合体とし
てはカシミロン(旭化成工業■製)のようなアクリロニ
トリル系合成繊維が容易に入手できる。
てはカシミロン(旭化成工業■製)のようなアクリロニ
トリル系合成繊維が容易に入手できる。
しかし、このような繊維はその構成が本発明の吸着剤と
大きく異なるばかりでなく、その吸着能も箸るしく小さ
い。上述のようにして製造された粉末と蛋白質との複合
体を形成させるには、温度0℃〜90qo好ましくは5
℃〜6び○、pHI〜11の範囲で吸着剤と蛋白質とを
接触させればよい。
大きく異なるばかりでなく、その吸着能も箸るしく小さ
い。上述のようにして製造された粉末と蛋白質との複合
体を形成させるには、温度0℃〜90qo好ましくは5
℃〜6び○、pHI〜11の範囲で吸着剤と蛋白質とを
接触させればよい。
接触時間は蛋白質の種類、濃度、温度、餌、吸着剤の量
、接触方法によって一定しないが、特に振濠または縄拝
によって促進することは可能である。吸着操作は最も簡
単には蛋白質含有液に本吸着剤を加えることによって行
うことができる。また必要なら吸着剤を層状に充てんし
、蛋白質含有液を流すことでも目的を達することができ
る。本吸着剤は細かい粉末状であるので、良い懸濁状態
を作り出すことができ、蛋白質との接触吸着の効率を格
段に向上させることができるという予想を越えた効果を
発揮した。蛋白質と吸着剤とを接触させて複合体を形成
させるに際し、その目的によってはグルタルアルデヒド
、ヘキサメチレンジイソシアナート、N・N′ーヱチレ
ンビスマレィンィミド等の結合剤を用いることは、本吸
着剤の効果をなんら妨げないばかりでなく、より強固な
複合体を形成させ好ましい複合体を得る方法となる。本
発明の吸着剤と複合体を形成する蛋白質は分子量100
0〜100万の蛋白質であれば特にその種類を問わない
が、たとえば血清タンパク質であるアルプミン、グロブ
リン、特に抗体yーグロブリン、ヘモグロビン、プロテ
アーゼ類、アミラーゼ、グルコアミラーゼー、インベル
ターゼ、ラクターゼ、ベクチナーゼ、8ーガラクトシダ
ーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、ェステラーゼ、ウレアー
ゼ、ナリンギナーゼ、ヌクレオシドフオスフオリラーゼ
、トランスフオスフオリラーゼ、キナーゼ、トランスア
ミナーゼ、リアーゼ、アルドラーゼ、カルボキシラーゼ
、デカルボキシラーゼ、マリツクエンザイム、トリプト
フアナーゼ、ヒドラターゼ特にフマラーゼ、アスバルタ
ーゼ、システインデスルフヒドラーゼ、アルギニンデイ
ミナーゼ、デヒドロゲナーゼ、パーオキシダーゼ、カタ
ラーゼ、オキシゲナーゼ、チトクローム、キサンチンオ
シダーゼ、アミノ酸オキシダーゼ、ラセマーゼ、キシロ
ースイソメラーゼ、トロンビン、アデニルデイミナーゼ
、ベニシリナーゼ、ウリカーゼ、コレステロールオキシ
ダーゼ等の酵素蛋白質、インシュリン、ゴナドトロピン
、バンプレツシン、成長ホルモン等の蛋白性ホルモン、
バシトラシン、コリスチン等べプタィド抗生物質、Q−
フエトプロテイン、カルシノエンブリオニツクアンチゲ
ン、ヒストン、プロタミン、プロラミン類等多くの蛋白
質が上げられる。
、接触方法によって一定しないが、特に振濠または縄拝
によって促進することは可能である。吸着操作は最も簡
単には蛋白質含有液に本吸着剤を加えることによって行
うことができる。また必要なら吸着剤を層状に充てんし
、蛋白質含有液を流すことでも目的を達することができ
る。本吸着剤は細かい粉末状であるので、良い懸濁状態
を作り出すことができ、蛋白質との接触吸着の効率を格
段に向上させることができるという予想を越えた効果を
発揮した。蛋白質と吸着剤とを接触させて複合体を形成
させるに際し、その目的によってはグルタルアルデヒド
、ヘキサメチレンジイソシアナート、N・N′ーヱチレ
ンビスマレィンィミド等の結合剤を用いることは、本吸
着剤の効果をなんら妨げないばかりでなく、より強固な
複合体を形成させ好ましい複合体を得る方法となる。本
発明の吸着剤と複合体を形成する蛋白質は分子量100
0〜100万の蛋白質であれば特にその種類を問わない
が、たとえば血清タンパク質であるアルプミン、グロブ
リン、特に抗体yーグロブリン、ヘモグロビン、プロテ
アーゼ類、アミラーゼ、グルコアミラーゼー、インベル
ターゼ、ラクターゼ、ベクチナーゼ、8ーガラクトシダ
ーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、ェステラーゼ、ウレアー
ゼ、ナリンギナーゼ、ヌクレオシドフオスフオリラーゼ
、トランスフオスフオリラーゼ、キナーゼ、トランスア
ミナーゼ、リアーゼ、アルドラーゼ、カルボキシラーゼ
、デカルボキシラーゼ、マリツクエンザイム、トリプト
フアナーゼ、ヒドラターゼ特にフマラーゼ、アスバルタ
ーゼ、システインデスルフヒドラーゼ、アルギニンデイ
ミナーゼ、デヒドロゲナーゼ、パーオキシダーゼ、カタ
ラーゼ、オキシゲナーゼ、チトクローム、キサンチンオ
シダーゼ、アミノ酸オキシダーゼ、ラセマーゼ、キシロ
ースイソメラーゼ、トロンビン、アデニルデイミナーゼ
、ベニシリナーゼ、ウリカーゼ、コレステロールオキシ
ダーゼ等の酵素蛋白質、インシュリン、ゴナドトロピン
、バンプレツシン、成長ホルモン等の蛋白性ホルモン、
バシトラシン、コリスチン等べプタィド抗生物質、Q−
フエトプロテイン、カルシノエンブリオニツクアンチゲ
ン、ヒストン、プロタミン、プロラミン類等多くの蛋白
質が上げられる。
中でもQーキモトリプシン、バシトラシン、チトク。ー
ム、C卵白アルブミン、カタラーゼ、ッーグロブリンヘ
モグロビン、ウレアーゼ、血清アルブミン、トリプシン
などがその吸着量と強さ、用途などの点で好ましい複合
体を与える。これらの蛋白質は水や燐酸バッファーなど
通常の洗液では遊離せず、強固な複合体を形成している
ことが知られた。これらの蛋白質と本発明の吸着剤とか
らなる複合体は新規なものであって、特に蛋白含量が吸
着剤1夕当り40の9以上におよぶものは公知のニトリ
ル含有重合体にはみられなかったものである。これらの
新規複合体は吸着、除去、回収の目的には無論のこと、
固定化酵素として優れた反応効率が縛られる。また抗体
または抗原との複合体はアフィニティ分離の担体として
優れている。近年、蛋白質の工業的利用技術の開発が著
しく進み、蛋白質の吸着、回収、濃縮、除去、さらに固
定化などの技術に対する要求が極めて高い。
ム、C卵白アルブミン、カタラーゼ、ッーグロブリンヘ
モグロビン、ウレアーゼ、血清アルブミン、トリプシン
などがその吸着量と強さ、用途などの点で好ましい複合
体を与える。これらの蛋白質は水や燐酸バッファーなど
通常の洗液では遊離せず、強固な複合体を形成している
ことが知られた。これらの蛋白質と本発明の吸着剤とか
らなる複合体は新規なものであって、特に蛋白含量が吸
着剤1夕当り40の9以上におよぶものは公知のニトリ
ル含有重合体にはみられなかったものである。これらの
新規複合体は吸着、除去、回収の目的には無論のこと、
固定化酵素として優れた反応効率が縛られる。また抗体
または抗原との複合体はアフィニティ分離の担体として
優れている。近年、蛋白質の工業的利用技術の開発が著
しく進み、蛋白質の吸着、回収、濃縮、除去、さらに固
定化などの技術に対する要求が極めて高い。
本発明の吸着剤はこれらのいづれの分野に対しても応用
が可能な吸着剤である。すなわち食品や醸造製品からの
混入たんぱく質の除去、血液からの蛋白質の除去や濃縮
、酵素製造液からの濃縮、回収、廃液からの蛋白質の回
収、抗原、抗体、酵素などの固定化蛋白の製造、またそ
れによるアフイニティー分離、酵素反応への応用など驚
くべき広い利用分野を持っている。つぎに実施例によっ
て本発明をさらに詳細に説明する。
が可能な吸着剤である。すなわち食品や醸造製品からの
混入たんぱく質の除去、血液からの蛋白質の除去や濃縮
、酵素製造液からの濃縮、回収、廃液からの蛋白質の回
収、抗原、抗体、酵素などの固定化蛋白の製造、またそ
れによるアフイニティー分離、酵素反応への応用など驚
くべき広い利用分野を持っている。つぎに実施例によっ
て本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1および2アクリロニトリル95Wt.%、n
−ブチルアクリレート5Wt.%からなる単量体組成物
を単量体組成物:水=1:4.5の割合で水に分散させ
、m 過硫酸アンモニウム・重亜硫酸ソーダ‘21 過
酸化水素・塩化第1鉄 ‘3} アゾビスィソブチロニトリル(比較例)の三種
ラジカル開始剤を用いて、N2雰囲気下で‘1’、‘2
雌55℃、‘捌ま65℃の温度で縄拝を行いながら重合
し、粉末を得た。
−ブチルアクリレート5Wt.%からなる単量体組成物
を単量体組成物:水=1:4.5の割合で水に分散させ
、m 過硫酸アンモニウム・重亜硫酸ソーダ‘21 過
酸化水素・塩化第1鉄 ‘3} アゾビスィソブチロニトリル(比較例)の三種
ラジカル開始剤を用いて、N2雰囲気下で‘1’、‘2
雌55℃、‘捌ま65℃の温度で縄拝を行いながら重合
し、粉末を得た。
これらの粉末の平均粒径はいずれも20〜30rであっ
た。これらの粉末および粉末活性炭のそれぞれ乾燥重量
0.15夕をヒト血清アルブミンを1の【当り3.0の
o含む溶液1ow上(冊6.0)に加え、30qoで1
時間燈拝し、アルブミンと粉末との複合体を得た。
た。これらの粉末および粉末活性炭のそれぞれ乾燥重量
0.15夕をヒト血清アルブミンを1の【当り3.0の
o含む溶液1ow上(冊6.0)に加え、30qoで1
時間燈拝し、アルブミンと粉末との複合体を得た。
上燈の中の蛋白質をローリーらの方法(Lowひ、0.
日.etal.J.Bjol.Chem.193巻、2
65頁、1951年)で測定し、成型物(粉末)を入れ
ない対照との差を吸着量とした。結果をまとめて第1表
に示した。蛋白質の吸着量は乾燥した成型物(粉末)1
00岬当り‘こ吸着した蛋白質重量で示した。第1表実
施例に〈らべてカサ密度の高いアゾビスイソブチロニト
リルを用いた粉末では、3分の1以下の吸着量しか示さ
なかった。
日.etal.J.Bjol.Chem.193巻、2
65頁、1951年)で測定し、成型物(粉末)を入れ
ない対照との差を吸着量とした。結果をまとめて第1表
に示した。蛋白質の吸着量は乾燥した成型物(粉末)1
00岬当り‘こ吸着した蛋白質重量で示した。第1表実
施例に〈らべてカサ密度の高いアゾビスイソブチロニト
リルを用いた粉末では、3分の1以下の吸着量しか示さ
なかった。
また無機吸着剤活性、炭の場合はさらに低い吸着量であ
った。実施例 3 本発明の吸着剤と比較するためにポリアクリロニトリル
系海綿状体、および薄片状体を以下のように製造した。
った。実施例 3 本発明の吸着剤と比較するためにポリアクリロニトリル
系海綿状体、および薄片状体を以下のように製造した。
海綿状態は前述の比較例1の粉末をジメチルホルムアミ
バこ溶解し、これに空気を混入しながらゲル化させるこ
とによって得た。見掛け比重は0.16であった。薄片
状体は海綿状体の製造に用いたのと同じ粉末をジメチル
ホルムアミドに5%の濃度で溶解し、この溶液を高速蝿
梓下で水に注入して得た。この薄片状体のカサ密度は0
.36比表面積は36〆/夕であった。これらの重合体
のそれぞれ乾燥重量0.15夕をQーキモトリプシンを
1の【当り3.1雌含む溶液10w‘(pH6.0)に
加え30qoで3時間燈拝し、1時間毎に各サンプルの
吸着量を実施例1の方法で測定した。
バこ溶解し、これに空気を混入しながらゲル化させるこ
とによって得た。見掛け比重は0.16であった。薄片
状体は海綿状体の製造に用いたのと同じ粉末をジメチル
ホルムアミドに5%の濃度で溶解し、この溶液を高速蝿
梓下で水に注入して得た。この薄片状体のカサ密度は0
.36比表面積は36〆/夕であった。これらの重合体
のそれぞれ乾燥重量0.15夕をQーキモトリプシンを
1の【当り3.1雌含む溶液10w‘(pH6.0)に
加え30qoで3時間燈拝し、1時間毎に各サンプルの
吸着量を実施例1の方法で測定した。
結果は第2表に示した。この発明の吸着剤は単に吸着量
が多いだけでなく、吸着効率の点でもすぐれていること
が示された。第2表 実施例 4 m アクリロニトリル85Wt.%、メチルメタクリレ
ート15Wt.%■ メタクリロニトリル90Wt.
%、スチレンlOWt.%‘3’ アクリロニトリル8
5Wt.%、ポリエチレングリコール(重合度8)モノ
メタクリレート15Wt.% {4} アクリロニトリル50Wt.%、テトラエチレ
ングリコールジアクリレート5Wt.%、スチレン25
Wt.%、アクリル酸20Wt%(5) アクリロニト
リル85Wt.%、N・Nージメチルアクリルアミド1
5Wt.%の5種の共重合体粉末をラジカル重合開始剤
として過硫酸アンモニウム一重亜硫酸ソーダの組合せを
用いて水溶媒中で重合し、カサ密度の低い粉末状吸着剤
を得た。
が多いだけでなく、吸着効率の点でもすぐれていること
が示された。第2表 実施例 4 m アクリロニトリル85Wt.%、メチルメタクリレ
ート15Wt.%■ メタクリロニトリル90Wt.
%、スチレンlOWt.%‘3’ アクリロニトリル8
5Wt.%、ポリエチレングリコール(重合度8)モノ
メタクリレート15Wt.% {4} アクリロニトリル50Wt.%、テトラエチレ
ングリコールジアクリレート5Wt.%、スチレン25
Wt.%、アクリル酸20Wt%(5) アクリロニト
リル85Wt.%、N・Nージメチルアクリルアミド1
5Wt.%の5種の共重合体粉末をラジカル重合開始剤
として過硫酸アンモニウム一重亜硫酸ソーダの組合せを
用いて水溶媒中で重合し、カサ密度の低い粉末状吸着剤
を得た。
これらの粉末状吸着剤と第3表の各蛋白質との複合体を
実施例1の方法で形成させ、その蛋白質吸着量を測定し
た。
実施例1の方法で形成させ、その蛋白質吸着量を測定し
た。
第3 ,
最も吸着量の少し・ものでも5のp、大きいものは13
のcに達した。
のcに達した。
実施例 5
○} アクリロニトリル30Wt.%、スチレン70W
t.%■ アクリロニトリル50Wt.%、スチレン5
0Wt.%■ アクリロニトリル80Wt.%、スチレ
ン20Wt.%■ シアン化ビニリデン70Wt.%、
スチレン30Wt.%の4種類の共重合体粉末をアゾビ
スィソブチロニトリルを開始剤として製造した。
t.%■ アクリロニトリル50Wt.%、スチレン5
0Wt.%■ アクリロニトリル80Wt.%、スチレ
ン20Wt.%■ シアン化ビニリデン70Wt.%、
スチレン30Wt.%の4種類の共重合体粉末をアゾビ
スィソブチロニトリルを開始剤として製造した。
この際重合溶媒として{1’一脚ではメタノール(80
%)−水(20%)混合溶媒を用い、{4}の場合はア
セトンを使用した。実施例1と同様の方法でこれらの粉
末とトリブシンとの複合体を形成させ、吸着蛋白量を測
定した。
%)−水(20%)混合溶媒を用い、{4}の場合はア
セトンを使用した。実施例1と同様の方法でこれらの粉
末とトリブシンとの複合体を形成させ、吸着蛋白量を測
定した。
なお使用したトリプシン溶液は3.3の9/似(pH6
.2)であった。第4表に示されたように実施例はいず
れも5の9を上まわる吸着量を示した。さらに本実施例
の共重合体■をトリプシンとの複合体(固定化トリプシ
ン)を0.01Mの燐酸バッファーで3回洗瓶した。洗
液後の相対活性は85%であった。2回目以降活性の低
下がなく、複合体を形成していることが知られた。
.2)であった。第4表に示されたように実施例はいず
れも5の9を上まわる吸着量を示した。さらに本実施例
の共重合体■をトリプシンとの複合体(固定化トリプシ
ン)を0.01Mの燐酸バッファーで3回洗瓶した。洗
液後の相対活性は85%であった。2回目以降活性の低
下がなく、複合体を形成していることが知られた。
第4表
洗総した固定化トリプシンにペンゾイルアルギニンェチ
ルェステル塩酸塩の0.09Mトリスバツフアー溶液(
34夕/そ、pH8.0)を10w‘加え、25qoで
振浸し反応を行った。
ルェステル塩酸塩の0.09Mトリスバツフアー溶液(
34夕/そ、pH8.0)を10w‘加え、25qoで
振浸し反応を行った。
反応後固定化トリプシンを遠心分離によって回収し、新
しい基質溶液を加えて反応を繰り返した。反応液はジ・
ダブリュ・シュベルト(G.W.Schwert)らの
方法によった。(BiMhim.Bioph侭icaA
cね16巻、570頁 1955年)反応を7回繰り返
した結果を図面に示した。
しい基質溶液を加えて反応を繰り返した。反応液はジ・
ダブリュ・シュベルト(G.W.Schwert)らの
方法によった。(BiMhim.Bioph侭icaA
cね16巻、570頁 1955年)反応を7回繰り返
した結果を図面に示した。
相互活性は第1回目の活性に対する割合を百分率で示し
た。2回目以降は1回目の反応の70%を維持いまとん
ど活性の低下はなく、本発明の複合体が固定化酵素とし
てすぐれたものであることが知られた。
た。2回目以降は1回目の反応の70%を維持いまとん
ど活性の低下はなく、本発明の複合体が固定化酵素とし
てすぐれたものであることが知られた。
図面はトリプシンー吸着剤複合体を繰り返し反応させた
場合の相対活性の変化を示すグラフである。
場合の相対活性の変化を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ニトリル含有モノビニル単量体のみ、又はこれらの
単量体とアクリル酸エステル、アクリル酸アミド及びス
チレンからなる群から選ばれる少なくとも一つの単量体
との混合物から得られる、20重量%以上のニトリル基
を含む単独重合体又は共重合体の、カサ密度が0.35
g/cm^3以下である粉末からなることを特徴とする
蛋白質吸着用物質。 2 ニトリル含有モノビニル単量体のみ、又はこれらの
単量体とアクリル酸エステル、アクリル酸アミド及びス
チレンからなる群から選ばれる少なくとも一つの単量体
との混合物から得られる、20重量%以上のニトリル基
を含む単独重合体又は共重合体の、カサ密度が0.35
g/cm^3以下である粉末からなる蛋白質吸着用物質
と、蛋白質含有溶液を、温度0℃〜90℃、pH1〜1
1において接触させることを特徴とする蛋白質の吸着方
法。 3 温度が5℃〜60℃である特許請求の範囲第2項記
載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51155057A JPS6032497B2 (ja) | 1976-12-24 | 1976-12-24 | 蛋白質吸着用物質 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51155057A JPS6032497B2 (ja) | 1976-12-24 | 1976-12-24 | 蛋白質吸着用物質 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25925784A Division JPS60155200A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 蛋白質複合体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5379782A JPS5379782A (en) | 1978-07-14 |
| JPS6032497B2 true JPS6032497B2 (ja) | 1985-07-29 |
Family
ID=15597718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51155057A Expired JPS6032497B2 (ja) | 1976-12-24 | 1976-12-24 | 蛋白質吸着用物質 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032497B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5548392A (en) * | 1978-02-17 | 1980-04-07 | Toyo Jozo Co Ltd | Novel immobilizing material combined with biologically active substance, its preparation, device comprising it, method, and preparation of support |
| JPS59187694U (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-12 | 株式会社アイチコーポレーション | 高所作業車の作業範囲規制装置 |
| JPS61234783A (ja) * | 1986-04-01 | 1986-10-20 | Toyo Jozo Co Ltd | 液体成分の改良定量法 |
-
1976
- 1976-12-24 JP JP51155057A patent/JPS6032497B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5379782A (en) | 1978-07-14 |
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