JPS603287B2 - キヤベツジユ−ス中より突然変異原性物質の突然変異性を阻害する因子を分離精製する方法 - Google Patents

キヤベツジユ−ス中より突然変異原性物質の突然変異性を阻害する因子を分離精製する方法

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JPS603287B2
JPS603287B2 JP53028840A JP2884078A JPS603287B2 JP S603287 B2 JPS603287 B2 JP S603287B2 JP 53028840 A JP53028840 A JP 53028840A JP 2884078 A JP2884078 A JP 2884078A JP S603287 B2 JPS603287 B2 JP S603287B2
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cellulose
supernatant
fraction
cabbage
mutagenicity
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恒夫 賀田
正 井上
和良 森田
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、キャベツジュース中より突然変異原性物質の
突然変異性を阻害する因子を分離精製する方法に関する
Nーブチル−Nーアセトキシメチルニトロンアミン、ソ
ルビン酸と西硝酸との反応生成物、2ーアミノアントラ
セン、エチジウムブロマイド、トリプトフアンやオルニ
チン等のアミノ酸の加熱分解産物などが突然変異原性物
質であることは知られている。
従来自然界にもサルノコシカケ、ヒラタケ、シイタケ等
制ガン効果があるといわれるものがいくつかあり、この
ほかにも未知の制ガン作用を有するものがあると考えら
れる。
本発明者らは、自然界から制ガン作用ある物質を探索す
る目的で研究を行なった結果、食生活の身近かなキャベ
ツにトリプトフアンの加熱分解産物の突然変異性を阻害
する因子が存在することを知った。
本発明により、前記の突然変異性阻害物質を分離精製す
るには、該阻害物質を含有するキャベツを水洗し、低温
例えば0℃に保ってジューサーにかけ、キャベツジュー
スとし、これを遠心して組織片を除去し、その上清をさ
らに超遠心して上清を採取し、該上蒲を陰イオン交換セ
ルロースと接触し、陰イオン交換セルロースに吸着しな
い画分について腸イオン交換セルロースに適用し、低塩
濃度で溶出する活性画分を採取し、場合により限外ロ過
を行った後該画分を分子ふるいに吸着することによって
達成される。
前記上蒲を超遠心する工程と、前記陰イオン交換セルロ
ースと接触する工程の間に、透析か、または分子ふるい
に吸着して吸着される低分子を除去する工程を含むこと
もできる。
また全工程を通じ、操作は5℃以下で行うのが好ましい
。透析は、例えばセロフアン膜を使用し、50mMのH
EPES(N−2ーヒドロキシエチルピベラジン−N′
−2−ェタンスルホン酸)またはリン酸緩衝液で行う。
また分子ふるいは、分子量1000以下の低分子を吸着
するものが選ばれる。使用し得る陰イオン交換セルロー
スとしては、DEAEーセルロース、TEAE−セルロ
ース、AE−セルロースがある。
陽イオン交換セルロースとしては、CMC、Pーセルロ
ース、PPM−セルロースがある。
最後の工程で使用し得る分子ふるいとしては、セフアク
リル、セフアデツクスG一7iバイオゲルP−30カギ
ある。(セフアクリル、セフアデツクスはスウェーデン
Pha肌acia社の、バィオゲルは米国Bio−Ra
d社の商品名である。以下同じ。)限外ロ過膜は、UM
−10、UM−2庇、PM−30等の分子量30000
以下の分子を透過する限外ロ過膜が使用できる。(UM
−10、UM−2皿、PM−30は米国Amicon社
の商品名である。以下同じ。)本発明方法によって得ら
れる突然変異性阻害因子は28加川および404nのに
特徴的な吸収スペクトルを有し、熱に安定でタンパク分
解酵素で失活する。これをドデシル硫酸ナトリウムーゲ
ル電気泳動法により測定すると、分子量約43000の
タンパク性物質である。該物質は、後記のヒスチジン要
求性サルモネラTA9玖珠のトリプトフアン熱分解産物
による突然変異試験において、突然変異を顕著に阻害し
た。該因子の構成アミノ酸のモルパーセントは次のとお
りである。
Asp 1
3.22Thr
843Ser
6.70GIu
6.38Pro
6.56GIy
7.物AIa
9.89C$
1.73Va1
5.7
7Met l.
29lieu
3.44Leu
ll.64Tyr
l.31Phe
5.36Lys
2.59Hig
l.07Arg
7.40以下実
施例によって本発明方法をさらに詳細に説明する。
キャベツ1000〜2000夕を十分水洗し、0℃に保
ってジューサーにかけ、キャベツジュースを得た。
このジュースを4℃において900ので30分間遠心し
、クロロプラスト、ミトコンドリア核等の組織残澄を除
去し、その上清を4℃にて20000的で2時間超遠心
し、ミクロソーム、リボンーム等を除去した。ここで得
られた528の‘の上情をセロフアン透析膜を用い、5
0mM HEPES緩衝液(pH6.8)にて透析した
。透析液は2回交換した。透析によって分子量約100
0以下の低分子化合物は除かれる。透析したキャベツジ
ュースは、次にDEAE−セルロースの力ラムクロマト
グラフイにかけた。カラムサィズは4×37肌で、流速
は122の【/時、溶出量は試験管当り15の【づつ採
取した。溶出液は50のM HEPES緩衝液(pH6
.8)中、塩化カリウム濃度が0〜500mMに段階的
に変化する溶液を使用した。溶出は4℃で行う。得られ
る各画分について28仇肌のタンパク吸収を調べたとこ
ろ、5つの分離ピークが認められた。これら各画分につ
いて、トリプトフアンの加熱分解物に対する阻害効果を
後述の試験方法で調べたところ、DEAEーセルロース
に吸着しない函分、すなわち塩化カリウム濃度0の画分
にのみ強い活性を認めた。この溶出曲線を第1図として
示す。このようにして強い阻害効果を認めた画分110
0Mで得られ、これをカルボキシメチルセルローズの力
ラムクロマトグラフイにかけた。カラムサイズは2.5
×8肌で、流速69叫/時、溶出量は試験管当り3の‘
づつ採取した。溶出緩衝液は、50mM HEPES緩
衝液120羽と、0〜0.8MKC1 120叫(Na
CIでもよい)とでKCIにつき濃度勾配を作成し、K
CI濃度を連続的に変化させて溶出した。
操作はすべて4℃で実施した。得られた各画分について
28加川のタンパク吸収を調べたところ、4つの分離ピ
ークが認められた。これら各画分について、後述の試験
方法によって阻害効果を調べたところ、KCI濃度0.
09M‘こ最大溶出ピークを有する画分にその活性を認
めた。このKCIの低濃度で溶出される試験管7本分の
画分を集めたところ、21Mを得た。この熔出曲線を第
2図に示す。この高活性画分をUM−10フィル夕を用
いて限外o過し、さらに濃縮した。濃縮した画分2.0
の‘をセフアクリルS−200カラムにてさらに分離精
製を行った。カラムサイズは1×92肌、溶出液は50
mMトリス一日CI(pH8.0)緩衝液で、溶出速度
は試験管当り40滴づつ採集した。操作はすべて4℃で
行った。これら各画分について前述同様28仇肌のタン
パク吸収を調べたところ、大きく4つに分離ピークが認
められた。これら各画分について後述の試験法により阻
害効果を調べたところ、2番目の熔出した画分に強い阻
害活性が認められた。精製の各段階における精製度を知
るため、ローリー法で測定したタンパク量を基準とし、
50%変異阻害度の活性比を求めたところ、もとのキャ
ベツジュースを1とすれば、DEAEセルロース処理に
より約2倍、CMCカラムクロマトグラフィーにより約
20ぴ音、セフアクリルカラム処理により約45ぴ音活
性が高められていることがわかった。
このキャベツから分離精製した突然変異性阻害因子は、
loo。C9粉ごの加熱において50%が失活するに過
ぎないが、プロナーゼにより失活することが判明した。
ドデシル硫酸ナトリウム電気泳動法により、分子量約4
3000のタンパク性物質であることがわかった。該因
子は404nのに特徴的な吸収を有しているが、この吸
収はへムタンパクに特有なSoretbandを示すも
のであり、該因子は原子吸光分析により、タンパク量1
の2当り、鉄0.鼠2ムタ含有し、本因子の分子量43
000からタンパク1モル当り鉄は0.4班モルと計算
された。
また重亜硫酸ナトリウムを加えると該Soret舷nd
が436.則肌にシフトし、吸収強度が減少する等の現
象からして、酸化型(Fe3十)から還元型(Fe2十
)への変化によるものと認められることからへムタンパ
クの性質を有することが判明した。トリプトフアン加熱
分解産物に対する突然変異阻害効果試験:ジメチルスル
ホキシド0.02の‘に溶解したトリプトフアン熱分解
産物10〃のこ、前述の方法で分離した各画分0.5の
‘を加え、37q0で30分間反応させ、その後系中の
阻害因子をすべて不活性化するため100qoにて10
分間加熱処理する。
加熱処理後、ソフトアガー(0.5%DjfcoA鞍r
、米国DiにoLaboratories社製)3の‘
を加え、サルモネラTA蛾(ヒスチジン要求性)の菌液
0.1肌を加える。これにSD系ラットより、PCBに
て酵素活性を高めた肝臓を摘出し、ホモジネートおよび
遠○して得られた肝ミクロソームと以下の組成からなる
緩衝液を加えたS−9ミックス0.3の‘を、以下の寒
天塔地へ流し、37o0で2日間培養し、ヒスチジン非
要求性の復帰変異コロニー数を教える。S−9に加えら
れる無機塩:肝ミクロソーム 3私 〇.28MNa2HP。
4 4の‘〇.laMMgC
12 0.5の‘0.68
MKCI O‐5凧【〇
.〇8M G一6一p l.〇泌
〇.〇山MNADP I.〇
のZ選択用寒天塔地:MN(X20)
50の【40%グルコース
10叫D的o NuUient Brotho.8
%(米国DifcoLaboratories社製)
10の【ビオチン(10比′泌)
1m【アガー
15夕蒸留水 930叫M
N(×20)の組成:(N比)2S04
2.0%KH2P04
20.0%MgS04・7日20
0.2%クエン酸ナトリウム
1.0%KOHにてpH7.0に調節阻害効果は
、キャベツジュース処理をしない突然変異原物質である
トリプトフアンの加熱分解産物の復起変異コロニー数が
300〜40の固であり、これと比較してキャベツジュ
ースで処理したトリプトフアン加熱分解産物の復帰コロ
ニー数を計数し、復帰コロニー数がどの程度減少するか
を調べた。
【図面の簡単な説明】
第1図はDEAE−セルロースカラムクロマトグラフィ
における溶出曲線図、第2図はCMC力ラムクロマトグ
ラフィにおける溶出曲線図である。 図一 蝦 図 N 幸船

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 突然変異原性を有する物質の突然変異性を阻害する
    因子を含むキヤベツジユースを遠心する工程その上清を
    超遠心する工程、その上清を陰イオン交換セルロースと
    接触する工程、陰イオン交換セルロースに吸着しない画
    分に陽イオン交換セルロースに適用する工程、低塩濃度
    で溶出する活性画分を採取する工程、該画分をさらに分
    子ふるいに吸着して精製する工程とを含むことを特徴と
    する280nmおよび404nmに特徴的な吸収スペク
    トルを有し、熱に安定でタンパク分解酵素で失活する前
    記の突然変異性阻害因子を分離精製する方法。 2 前記上清を超遠心する工程と前記陰イオン交換セル
    ロースと接触する工程との間に、透析を行うか、または
    分子ふるいに吸着して吸着される低分子を除去する工程
    を含む特許請求の範囲第1項の方法。 3 全工程を5℃以下の温度で行う特許請求の範囲第1
    項または第2項の方法。
JP53028840A 1978-03-09 1978-03-14 キヤベツジユ−ス中より突然変異原性物質の突然変異性を阻害する因子を分離精製する方法 Expired JPS603287B2 (ja)

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JP2000041624A (ja) * 1998-08-04 2000-02-15 Koba Kazuaki キャベツ汁の乾燥食品及びそれを利用した魚の調理方法

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