JPS6036421B2 - α−スルホ脂肪酸エステル塩の高濃度溶液の製法 - Google Patents

α−スルホ脂肪酸エステル塩の高濃度溶液の製法

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JPS6036421B2
JPS6036421B2 JP55080119A JP8011980A JPS6036421B2 JP S6036421 B2 JPS6036421 B2 JP S6036421B2 JP 55080119 A JP55080119 A JP 55080119A JP 8011980 A JP8011980 A JP 8011980A JP S6036421 B2 JPS6036421 B2 JP S6036421B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/42Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C303/44Separation; Purification

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はQ−スルホ脂肪酸ェステル塩溶液の製法に関す
るものであって、Q−スルホ脂肪酸塩の含有量が少なく
、しかもQースルホ脂肪酸ェステル塩を高濃度で含有す
る溶液の製造法に係る。
Qースルホ脂肪酸ェステル塩溶液が脂肪酸ェステルをス
ルホン化物し、得られたスルホン化物を好ましくは漂白
後、苛性アルカリ水溶液にて中和するという方法で製造
できることは公知である。そしてこの方法ではスルホン
化、漂白及び中和の各工程でェステル結合の切断が起り
やすいこともまた知られている。ェステル結合の切断は
必然的にQ−スルホ脂肪酸塩の副生をもたらすが、Q−
スルホ脂肪酸塩は水に数溶であるばかりでなく、界面活
性能も貧弱であるため、これがQースルホ脂肪酸ェステ
ル塩溶液に含まれていることは好ましくない。従って従
来技術はェステル結合の切断を防止してQースルホ脂肪
酸塩の創生を抑える目的で、幾つかの提案を行なってい
る。しかしそれらは何れもスルホソ化工程乃至は漂白工
程を対象としたものであって、中和工程については殆ど
改良が試みられておらず、僅かに中和を比較的温和な条
件で実施して中和に際してのェステル結合の分断(加水
分解)をできるだけ阻止する配慮がなされているに過ぎ
ない。ところで、界面活性剤溶液は一般に高濃度である
ことが好ましく、Q−スルホ脂肪酸ェステル塩の溶液も
その例外ではない。
低濃度であると、溶液の貯蔵乃至輸送に不利を来たすか
らである。Qースルホ脂肪酸ェステル塩の高濃度溶液は
、理屈のうえでは、その低濃度溶液を加熱濃縮するか、
あるいは高濃度の苛性アルカリ水溶液を使用して脂肪酸
ェステルのスルホン化物を中和する方法で取得すること
ができる。しかしながら、前者の方法は加熱によってェ
ステル結合が切断される結果、Q−スルホ脂肪酸塩が増
加してしまう点で推奨できない。一方、高濃度の苛性ア
ルカリ水溶液で中和する方法について言えば、比較的稀
薄な苛性アルカリ水溶液で中和する場合でさえ、中和工
程の途中で粘度が急激に上昇して均一な頚拝が困難にな
り、その結果局部的にアルカリ過剰城が出現しやすく、
これに原因してェステル結合の加水分解が起るのが通例
であるから、高濃度の苛性アルカリ水溶液を用いた場合
は前記の加水分解が一層助長され、従って高濃度の苛性
アルカリ水溶液にて中和する方法も賞用できないのであ
る。つまり、従来技術では不純物たるQースルホ脂肪酸
塩の含有量を少なくすることと、界面活性剤たるQ−ス
ルホ脂肪酸ェステル塩を高濃度溶液で取得することを両
立させることは極めて難しいのである。本発明はこうし
た従来技術の現状を打破するものであって、脂肪酸ェス
テルのスルホン化物を中和する際の条件を規制すること
により、Q−スルホ脂肪酸塩の含有量が少ないQースル
ホ脂肪酸ェステル塩の高濃度溶液を製造する方法を提供
する。而して本発明によれば、脂肪酸ェステルのスルホ
ン化物は、このスルホン化物の5〜2の重量%に相当す
るC,〜C4のアルコールの存在下に、濃度15〜50
重量%の苛性アルカリ水溶液にて中和され、pH2.5
〜4の酸性中和物が取得される。
この中和工程は本発明にとって重要な意義を有するもの
であり、従ってその内容については改めて詳述するが、
それに先立ち中和の対象となる脂肪酸ェステルのスルホ
ン化物について説明すると次の通りである。脂肪酸ェス
テルは本発明の最終製品を界面活性剤として使用する関
係で、炭素数10〜24の脂肪酸と炭素数1〜4のアル
コールとのェステルであることを可とする。
この場合、脂肪酸は飽和脂肪酸であれば直鎖状でも分岐
鎖状でも差支えない。好個の脂肪酸ェステルを例示する
と、カプリン酸メチル、ラウリン酸メチル、ラウリン酸
エチル、ミリスチン酸メチル、ミリスチン酸プロピル、
パルミチン酸メチル、パルミチン酸エチル、ステアリン
酸メチル、ステアリン酸エチル、アラキン酸エチル、べ
へン酸メチル、リグノセリン酸メチル、硬化ャシ油脂肪
酸メチル、硬化牛脂脂肪酸メチルなどを挙げることがで
きる。脂肪酸ェステルのスルホン化は、典型的にはSQ
をスルホン化剤に用いる方法で行なわれる。
このスルホン化は回分式操作でも連続式操作でも実施で
きるが、何れの場合ともェステル結合の切断ができるだ
け起らないようなスルホン化条件が選択されることは勿
論である。そうしたスルホン化条件の一例を示せば、窒
素又は空気などの不活性ガスで0.5〜20容量%に稀
釈したS03ガスを使用して、S03対脂肪酸ェステル
のモル比を0.9〜1.5とし、反応温度を30〜10
び0に保持するのがその例である。脂肪酸ェステルのス
ルホン化は2段階で反応が進むので、反応混合物を50
〜100oo程度の温度で熟成させることが好ましい。
脂肪酸ェステルのスルホン化物は、これをそのまま本発
明の中和工程に供することができるが、このスルホン化
物に予め漂白処理を施しておくことは、最終的に得られ
るQ−スルホ脂肪酸ェステル塩溶液の色調改善に役立つ
ばかりでなく、本発明の中和工程にも好ましい影響を与
えるので、大いに推奨される。
漂白方法としては脂肪酸ェステルのスルホン化物をC,
〜C4のアルコールの存在下、50〜100℃の温度で
過酸化水素にて漂白する方法が好ましい。この場合、過
酸化水素及びアルコールの使用量は、それぞれスルホン
化物100重量部当り0.5〜10重量部及び1〜20
重量部とし、前者の過酸化水素は濃度1の重量%以上の
水溶液で使用することを可とする。またアルコールとし
ては、脂肪酸ヱステルがメチルェステルであれば、メタ
ノールを、エチルェステルであればェタノ−ルを使用す
るのがよい。好ましくは漂白処理を受けた脂肪酸ェステ
ルのスルホン化物は、次いで本発明の中和工程に供せら
れるが、既述した通り、この中和工程は脂肪酸ェステル
のスルホン化物の5〜2の重量%に相当するC,〜C4
のアルコールの存在下、濃度15〜50重量%の比較的
高濃度の苛性アルカリ水溶液を使用して行なわれる。
アルコールの存在下にスルホン化物と苛性アルカリ水溶
液とを均一に混合し、混合物のpHが2.5〜4になっ
た時点で中和工程は終了し、これによって酸性中和物を
得ることができる。本発明者らの知見によれば、上記の
中和工程で得られるpH2.5〜4の酸性中和物では、
Q−スルホ脂肪酸ェステルが実質的にすべて中和されて
び−スルホ脂肪酸ェステル塩に転化しており、しかもp
H2.5〜4の酸性中和物を得るまでの過程では、ェス
テル結合が加水分解を受けることもなく、また粘度も均
一混合に全く支障を釆たごなし、程低い粘度を維持する
のである。
本発明の中和工程は、脂肪酸ェステルのスルホン化物の
5〜2の重量%に相当するC,〜C4のアルコールの存
在下で行なわれるが、このアルコールは中和工程開始時
に、中和反応系に添加されなければならない。
つまり、中和前のスルホン化物中にC,〜C4のアルコ
ールが残存している場合(例えば漂白時に用いたアルコ
ールが残っている場合)でも、そのアルコールで中和工
程時に必要なアルコールをまかなうことはできない。中
和工程時に添加されるアルコールにはC,〜C4のアル
コールの何れを用いても差支えない。しかし、脂肪酸ェ
ステルのアルコール成分と同種のアルコールを使用し、
例えばメチルェステルの場合はメタノールを、エチルェ
ステルの場合はエタノールを使用することが好ましい。
中和工程で使用される苛性アルカリ水溶液は、その濃度
が15〜5の重量%の範囲にある。
15重量%に満たない低濃度苛性アルカリ水溶液の使用
は、中和の途中で粘度が上昇し、均一礎梓が困難になる
結果、ェステル結合の加水分解を招くアルカリ過剰城が
局部的に出現するため回避すべきである。
苛性アルカリとしては、NaOH,KOH,Mg(OH
)2,Mg0などが何れも使用可能である。中和温度は
30〜8000とすることが適当である。本発明によれ
ば、上記の中和工程で得られるpH2.5〜4の酸性中
和物は、次いで濃度1〜5重量%の苛性アルカリ水溶液
にてpH6〜7の範囲にpH調整される。酸性中和物の
ままだと、保存中にQ−スルホ脂肪酸ェステル塩が加水
分解してQースルホ脂肪酸塩が副生されるからである。
pH調整用の苛性アルカリ水溶液は、中和工程で用いた
苛性アルカリ水溶液と必ずしも同種である必要はなく、
通常はNaOH又はKOHの稀薄水溶液が使用される。
しかし、苛性アルカリ水溶液が余りに稀薄であると、最
終的に得られるQースルホ脂肪酸ヱステル塩溶液の濃度
が低下し、余りに濃厚であると、pH調製時にェステル
結合の切断が起るので、pH調製用苛性アルカリ水溶液
の濃度は、1〜5重量%の範囲とする。そしてpH調製
時の温度は30〜80oo程度である。以上説明した来
た本発明の中和工程と、これに引続くpH調整工程によ
れば、濃度50〜65重量%程度の高濃度はースルホ脂
肪酸ェステル塩溶液を取得することができる。
そしてこのェステル塩溶液は比較的高濃度の苛性アルカ
リ水溶液を用いる中和工程を経て製造されるにも拘らず
、その中和を低級アルコールの存在下に行なって、ェス
テル結合の加水分解を抑制しているので、本発明によれ
ばQ−スルホ脂肪酸塩含有量の少ない高純度(95%以
上)のQ−スルホ脂肪酸ェステル塩溶液を得ることがで
きる。さらにまた本発明方法の実施に際して、脂肪酸ェ
ステルのスルホン化物を過酸化水素にて予め漂白してお
けば、天分解の過酸化水素が中和時に分解して漂白効果
を高めるので、色調を一層改善することもできる。以下
に本発明の実施例を示すが、それに先立ち実施例で用い
た脂肪酸ェステルのスルホン化物について、その内容を
説明する。
〔脂肪酸ヱステルのスルホン化〕
ガス導入管、温度計および頚梓機を備えた槽型反応器に
、極度硬化牛脂脂肪酸メチル(平均分子量290)29
0の重量部を入れて80ooに加温し、これを縄拝しな
がら、窒素ガスで5容量%に稀釈した三酸化硫黄104
0重量部(ェステルに対し1.3倍モル)を6び分を要
して導入後、さらに20分間80qoで熟成してスルホ
ン化物Aを得た。
次にスルホン化物A50増車量部を蝿梓機付きの容器に
取り、メタノール75重量部と35%過酸化水素21.
4重量部(日202として7.5重量部)を加え、温度
80ooで6び分間燈拝して漂白を行なった。
得られた生成物をスルホン化物Bする。同様にしてスル
ホン化物Aを漂白条件を変えて漂白し、スルホン化物C
〜Dを得た。
さらに上記の極度硬化牛脂脂肪酸メチルに代えて極度硬
化パーム油脂肪酸メチルおよびステアリン酸メチルをそ
れぞれ用いた以外はスルホン化物Bと全く同様にしてス
ルホン化物EおよびFを得た。
スルホン化物A〜Fの製造条件および性状をまとめて表
−1に示す。
−1 注)1:スルホン化反応率は石油エーテル抽出法により
求めた。
2:色調は5%エタノール溶液の波長420の仇の光の
吸光度を求め、(‐logT)×103として表わした
3:エステル含有率はo−スルホ脂肪酸エステル塩とo
‐スルホ脂肪酸塩との含水エタノールに対する溶解度の
差を利用して分離し、各々の量を測定してo‐スルホ脂
肪酸エステル塩の割合をエステル含有率として求めた。
実施例 1極度硬化牛脂脂肪酸メチルのスルホン化物A
〜Dを用いて、種々の中和条件を選んで中和を行ない、
Qースルホ極度硬化牛脂脂肪酸メチルソーダ溶液を得た
スルホン化物A〜DはいずれもpH3.針寸近に滴定曲
線の変曲点を示したので、中和に用いる苛性ソーダ量を
この変曲点までに使用した苛性ソーダ量から計算して使
用量を定めた。種々の濃度の苛性ソーダ水溶液の計算量
を容器に取り、4000に加溢して、スルホン化物A〜
DIOO重量部と所定量のメタノールとの均一混合物を
加え、激しく燭拝して中和した。中和終了後の温度は5
5〜65qoの範囲にあった。中和物のpHがほぼ中性
の実験No.2のものを除き、中和物の温度を50〜5
5ooに冷却した後、十分に燈拝しながら6%又は12
%の苛性ソーダ水溶液を30分かけてゆっくり添加し、
pHを約6.5に調整した。
中和に用いた苛性ソーダの濃度と使用量、メタノールの
使用量、州調整に用いた苛性ソーダの濃度、中和物の性
状およびpH調整後の最終生成物の性状をまとめて表−
2に示す。
ヱステル含有率、スルホン化反応率および色調はスルホ
ン化物の場合と同様の方法で測定した。表−2 表−2の結果から、スルホン化物をpH6.5まで一工
程で中和する例(実験No.2)は、加水分解によりェ
ステル含有率が低下することがわかり、中和時にメタノ
ールを添加しない例(実験No.5と7)は変曲点まで
の中和であっても、加水分解が起きてェステル含有率が
低下し、またpH調時に稀苛性ソーダを使用しない例(
実験No.4)もまた加水分解によりェステル含有率が
低下していることがわかる。
実験M.1,3,6,8および9は中和反応の際にェス
テル結合の加水分解はほとんどなく、本発明の効果が得
られている。
特にェステル含有率の高いスルホン化物を用いた実験N
o.3,6および8はQ−スルホ極度硬化牛脂脂肪酸ジ
ソーダの含有率が非常に低く、界面活性剤として好まし
いものである。実施例 2 極度硬化パーム油脂肋酸メチルのスルホン化物EIOの
重量部とメタノール15重量部の均一混合物を、温度4
000の23%苛性ソーダ水溶液47.4重量部に加え
、激しく絹拝して中和した。
中和物の温度は60〜6500に上昇し、pHは約3.
5 ェステル含有率は99.5%、活性成分濃度は50
.2%であった。次に中和物を50〜55qoに冷却し
、十分に渡洋しながら5%苛性ソーダ水溶液を30分か
けてゆっくり添加し、pHを約6.5に調整した。得ら
れた最終生成物の性状は、活性成分濃度48.4%、ヱ
ステル含有率99.5%、スルホン化反応率97.8%
および色調18であった。実施例 3ステアリン酸メチ
ルのスルホン化物FIOの重量部とメタノール15重量
部との均一混合物を、温度40ooの23%苛性ソーダ
水溶液45.母重量部に加え、激しく櫨拝して中和した
中和物の温度は60〜65℃に上昇し、pHは約3.5
、活性成分濃度は50.6%、ェステル含有率は100
%であった。次に中和物を50〜5yoに冷却し、十分
に蝿拝しながら5%苛性ソーダ水溶液を3雌肋)レナて
ゆっくり添加し、pHを約6.5に調整した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 脂肪酸エステルのスルホン化物を、このスルホン化
    物の5〜20重量%に相当するC_1〜C_4のアルコ
    ールの存在下に、濃度15〜50重量%の苛性アルカリ
    水溶液で中和してpH2.5〜4の酸性中和物を得た後
    、この酸性中和物に濃度1〜5重量%の苛性アルカリ水
    溶液を加えて中和物のpHを6〜7に調整することを特
    徴とするα−スルホ脂肪酸エステル塩の高濃度溶液の製
    法。 2 脂肪酸エステルのスルホン化物がC_1_0〜C_
    2_4の脂肪酸とC_1〜C_4のアルコールとの反応
    生成物のスルホン化物である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
JP55080119A 1980-06-16 1980-06-16 α−スルホ脂肪酸エステル塩の高濃度溶液の製法 Expired JPS6036421B2 (ja)

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